もんむすりらー ~ゴースト娘のペット~

サークル「性感ライフハック」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ロリ巨乳でボクっ娘と様々な特徴を兼ね備えた幽霊が
その種族と体型を駆使したエッチで主人公から魂を吸い取ります。

テーマとは正反対のあまあまな雰囲気、エッチでの独特な表現方法など
人外モノの中では非常にとっつきやすい作りになっているのが特徴で
その激しくも愛情たっぷりなプレイが魂を差し出したくなる気分にさせてくれます。



お相手はあなたの理想の女の子
ゴースト娘に精液と魂を吸い取られるお話。

「あれぇ? 扉の開く音がしたから来てみれば 人間… キミ こんなところで何してるの?」
ゴースト娘は幼さの残る可愛い声の女の子。
偶然自分の住処に迷い込んできた主人公を呼び止めると
姿を隠したままその瑞々しい体を触り始めます。

物語は2人が出会った直後とその後の2部構成。
前半は人間の主人公が洋館の門番を務める彼女と出会い
主に手を使って精液と一緒に生気を吸い取られる様子を
後半は彼女のペットになり大きなおっぱいで搾精される様子が描かれています。

こういう風に書くとブラックな作風に思われるかもしれませんが
ゴースト娘の声や口調が終始柔らかくほのぼのとしていますし
主人公が痛みを感じたり苦しんだりするシーンもまったくありません。

普通にエッチをするついでに魂をいただくようなスタイルですから
ちょっと変わったタイプの女の子と純粋にエッチを楽しむ作品と思ってください。
実際に聴いてみると拍子抜けするほど明るい雰囲気を持っています。

「ボクは、この洋館の門番を任されてるゴースト 君みたいな命知らずの子の生命力を貪って生きている 邪な存在」
ゴースト娘はロリ声で巨乳、さらに自分のことをボクと呼ぶ個性的な女の子。
最初は生身の人間である主人公にその姿を見ることはできないのですが
彼の魂を吸い取るにつれてだんだんと彼好みの容姿で実体化していきます。

彼の生気を吸い取る代わりに彼が最も望む女の子になり、エッチをさせてあげる。
一方的に奪うのではなくきちんと対価を払いながらエッチをするのも大きな特徴です。



聴き手を意識したアプローチが光るエッチ
エッチシーンは2パート40分間。
プレイは全身愛撫、乳首舐め、キス、耳舐め、手コキ、パイズリ、フェラです。
手コキとパイズリの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「もう何も考えなくて良いから ボクにキミの体と心と 魂 ちょうだい?」
その瑞々しい肉体を目の前に我慢できなくなったゴースト娘は
彼が強い抵抗をしないのをいいことに、その全身を愛撫し始めます。

エッチは最初のパートと次のパートの前半をゴースト娘が
残りの後半だけは主人公が責める形で進められます。
彼が元々そういう破滅的なプレイを望んで彼女の館に来たこともあって
プレイ中に若干躊躇することはあっても激しい抵抗を見せるシーンはありません。
そんな背景もあって女性優位の比較的穏やかなプレイが楽しめます。

最初のパートは愛撫や乳首責めで軽めの快楽を与え
彼の心をがっちり掴んだ後に背後から手でおちんちんを責め上げます。
先ほど書いたようにこの時点で彼女の姿は見えません。
それを利用し、主人公に責めてる様子をわかりやすく説明しながら
聴き手がイメージしやすい環境を整えてくれます。


「わかる? ボクの見えない手が今 君の上半身をさすってるんだよ?」
「温かくて ふわふわしてて それでいて確かな感覚がキミのおちんちんを擦ってる」

もう少し具体的に言いますと、ゴースト娘はプレイをしながら上のセリフのように
客観的な描写と一緒にその責めで得られる感覚も必ず伝えてくれます。
これによって主人公がどんな感じで責められているかを主観的にイメージしやすくなり
プレイに臨場感が生まれ、尚且つ物語に対する没入感が得やすくなっているわけです。

簡単に言えばゴースト娘は主人公ではなく聴き手に直接語り掛けてくれているんです。
だから彼女の言葉をすごく自分のことのように感じることができます。

「感じる? 君のしこしこに合わせて ボクも一緒にぎゅっぎゅしてるんだよ?」
それを最も実感しやすいのがパートの終盤。
しばらく手コキをした後、ゴースト娘は主人公にも一緒におちんちんを慰めるよう促します。
いわゆるダブル手コキなのですが、聴き手にとってはオナニーになりますよね?
流れを崩さない形で聴き手がしっかり射精できるようにプレイを組み立ててくれています。

対する2番目のパートはメインのプレイをパイズリ1本に絞り込み
先ほど同様その気持ちよさをセリフを使って伝えながら
さらに幽霊しかできない個性的なプレイへと発展させています。

「びっくりした? パイズリしながらディープキスされるのどうかな?」
中でも中盤以降で登場するパイズリしながらのキスやフェラが非常に個性的。
「ずちゅ ぬちゅ」とやや水分の高い効果音をリズミカルに響かせながら
下品なタイプのちゅぱ音を鳴らして一気に気持ちを盛り上げていきます。
射精直前の「びるびるびるびる じりゅるるぅぅぅっ」というバキュームが激しくて一際素晴らしいですね。

「パイズリしながらフェラするのは普通じゃね?」と思われた方もいるでしょう。
でもここでフェラをする時に行っているパイズリは
おっぱいにおちんちんを垂直に突き入れる縦パイズリなんです。
実際どんな感じでやってるかは敢えて描写してないためよくわかりませんが
幽霊にしかできない独特なプレイであるのは間違いありません。

このように、聴き手目線の描写と幽霊らしいプレイを軸にしたエッチが繰り広げられます。



優しく虜にしてくれる作品
個性的なキャラ、個性的なアプローチ、個性的なプレイ
他の作品には無いいくつもの魅力を持っている作品です。

作品のほぼ全編をエッチシーンに割き、その中で常に聴き手に臨場感を持たせながら
内容を絞った密度の高いプレイで質の高い興奮を与えてくれます。
純粋なエロボイスとして見ても効果音・ちゅぱ音の質量共に申し分なく
そのいずれも水分が高いエロさを重視したもので統一されています。
ゴースト娘の声との大きなギャップも興奮を掻き立てるいい素材になっています。

「好きなようにして良いんだよ ボクはキミの欲望が具現化した存在 キミ専用の性処理道具 キミの いやらしい願いは何でも叶えてあげる」
そして何より主人公の変態的な嗜好をすべて受け入れ
その願いを余すことなく叶えてあげる彼女が愛おしいです。
彼女は幽霊の門番という立場上ずっと一人ぼっちだったのかもしれません。
彼をペット扱いしながらとても楽しそうに、幸せそうに相手をしてあげています。

そういう彼女が色々構ってくれる充実感も
最後に訪れる射精の快感にきっとプラスに働くに違いありません。
精神面も結構温めてくれる作品と言えます。

エッチは全体の特徴に力を入れて書いてみましたが
例えば後半のパイズリは横パイズリで1発、その後縦パイズリで1発と
1つのプレイを延々とやるのではなく変化をつけています。
それぞれのパイズリできっちり効果音が切り替わるのもいいですね。
サークルさんが細部にまでこだわりを持って製作をされていように感じられました。

射精シーンは前半1回、後半2回の計3回。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

あまあまな路線を貫いている一風変わった人外作品です。
ブラックな要素やグロい表現がほぼ無くとっつきやすいのもポイント。
彼女のキャラにや声に興味を持った人、少し違った形で愛されたい人にお薦めします。

CV:大山チロルさん
総時間 49:33


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年2月1日まで半額以下の300円で販売されています。
その場合の点数は満点です。