ひぷのせっくす。

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

本作品は男女で行う最高の行為「SEX」を、色っぽいお姉さんと存分に楽しみます。
1時間以上に及ぶエッチシーンで行うプレイをキスとSEXの2つに絞り込み
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声といったエロ要素を多く交えながら
少しずつ性的絶頂へと導いてくれるエロ重視な展開が売りです。

今回は総時間が短いショートバージョンでのレビューとなります。



いつもよりずっと気持ちいいSEXをするために
お姉さんに催眠誘導されてからSEXをするお話。

「私の声 聞こえてる? このくらいの声の大きさで 大丈夫かな?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
2人だけの世界に主人公を連れ込んだ彼女は
催眠状態でのSEXをしてお互い幸せになろうと言います。

催眠は25分30秒ほど。
4分程度の間じっくりと深呼吸をして軽くリラックスしてから
彼女の言う色にちなんだものをできるだけ多くイメージします。

「まずは 赤色 はい 赤いものをたくさんイメージしてね」
赤、青、黄、緑、白と様々な色を指定してきますので
パッと思いつくものをイメージしてみてください。
彼女もいくつか具体的なもの提示して手助けしてくれます。

最後の最後、とある色をイメージしている最中に
何かに吸い込まれていくかのように体がずーんと重く感じるかもしれません。
イメージしやすい要素を使用して催眠を深めていく流れですね。

「私の言う通りにしていれば 君は幸せに 気持ちよくなれることを知っている」
そして適度な催眠に入ったところで、この後のSEXをより楽しめるようになるために
彼女の声に対して気持ちよさや幸福感を覚える暗示を入れてくれます。

彼女の声自体がすごく魅力的と言いますか、男性からすれば好ましいタイプのものですし
その声を聴くことに対して嫌悪を感じる人はほとんどいないはずです。
彼女も押し付けるような言い回しを極力避けて受け入れやすいように誘導しています。

リラックス→イメージ誘導→暗示と続くオーソドックスな催眠です。
時間に対する工程数の少なさを活かしてそれぞれをゆっくり、じっくりと進めており
催眠にとって必要なリラックスと集中力を育みやすい環境を整えています。

「体の中のスイッチを切り換えたみたいに 無意識に ゆったりと 心が落ち着いて とっても心地いい状態」
要所で隠喩を使って聴き手にイメージをわかりやすく伝えているのも
催眠の世界に浸りやすくする良い要素と言えます。
深呼吸や色のイメージをさせる際に特に暗示を入れてこないのが残念ですが
標準よりやや浅いくらいの深さの催眠に入ることができました。



長時間に及ぶ濃厚なSEX
エッチシーンは4パート59分30秒間。
プレイはキスとSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「君のガチガチに硬くなったおちんぽを 私のとろっとろのおまんこに入れるの」
主人公をほどほどな催眠状態へと導いたお姉さんは
本題のSEXを始める前に、暗示を使って主人公の感度を更に高めます。

エッチは事前に感度を高めてから騎乗位でじっくり愛し合います。
プレイをたった2つにまで絞り込んでいるのが一番の特徴で
前戯にあたるシーンがないから彼女との交わりがガッツリ楽しめます。

「君の頭の中が SEXのことでいっぱいになっていく なんだか 体が火照ってくる」
一番最初に行う感度上昇はとある単語をキーワードに設定し
それをセリフに数多く織り交ぜながら強烈に印象付けます。

キーワードを設定するところまではいいのですが、これ自体が淫語に該当するため
私は今回の催眠に用いるには不適と考えています。
催眠の結果なのか、それとも単なる性的興奮の結果なのかがわかりにくいからです。
エッチと直接関係ない単語で興奮させる方がより催眠らしいかなと。

「ほら ここが 君のチンポが入っていく 穴だよ このままゆっくり 入れてあげるね」
エッチ開始から21分後、準備が整ったところでいよいよ彼女と一つになります。
挿入シーンだけにおよそ3分もの時間を費やし
おちんちんが少しずつおまんこに飲み込まれていく様子を
イメージしやすいようにと非常にわかりやすく描写しています。

そして本作品のエッチは他に催眠音声に比べると
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声といったストレートなエロの要素が豊富なのも大きな特徴です。

色っぽいお姉さんが熱っぽく「チンポ」などのやや下品な淫語を連発するだけでも
自然に股間が盛り上がってくるのではないでしょうか。
ちゅぱ音や喘ぎ声を集中的に聴かせてくれるシーンもありますし
催眠以外の純粋なエロさも十分に持ち合わせています。

「ほら キスするだけで 君の体が おちんちんが敏感になっていく」
SEXと並ぶもう一つの柱であるキスも忘れてはいけません。
前半はピストンをせずに、後半はピストンしながら何度も何度も唇を重ねてます。
まさにディープキスと呼ぶにふさわしい、ねっとりとしたいやらしいちゅぱ音でした。

「私の中に 君がいっぱい とっても熱い君の精液で 私の中が いっぱいになってる」
絶頂は最後の最後に1回だけ行います。
ここまで長時間に渡るプレイや様々なエロ要素
さらに長めの復唱といった催眠らしい要素を交えながら焦らされてきただけに
適度に性感が蓄積されていると思います。
そのうえでの絶頂はいつもと一味違ったものになるでしょう。

このように、プレイを極端に絞った濃厚なエッチが繰り広げられます。



エロさに溢れた作品
作品のコンセプト通りエッチシーンが耳を惹く作品です。

キスとSEXという花形プレイを長時間に渡って存分に楽しめます。
音声作品全体を見てもここまでSEXに傾倒した作品はなかなかありません。
お姉さんの妖艶な喘ぎ声や乱れっぷりが股間を熱くしてくれます。
同人音声として見てもかなり抜きに向いた作品と言えます。

その反面催眠音声として見た場合、色々な問題を抱えていると言わざるを得ません。
催眠誘導についてはそこまで致命的な問題は無いと思うのですが
エッチに入ると催眠的な要素がやや薄くなってしまっています。

「入れては抜いて 抜いては入れて とっても単純なこと でもそれが気持ちいい」
ちゅぱ音や喘ぎ声だけが何度も登場することもそうですが
エッチで得られる感覚をすべて「気持ちいい」の一言で表現しているのは甚だ疑問です。

SEXの気持ちよさを言葉で上手に表現しながら
聴き手の無意識に伝えるのが催眠ではないでしょうか?
「私が腰を動かすたび おちんちんにビリビリとした心地よい電流が走る」とか
「股間にマグマが煮えたぎるような熱さがこみ上げてくる」など
もう一歩踏み込んだ表現が欲しかったところです。

絶頂の寸前まで来たところで約10分間復唱のみをさせたり
絶頂シーンで0カウントの後に追い込み暗示が一切入らないなど
プレイの流れにもいくつか腑に落ちない点がありました。
エッチの客観描写が優れているだけに残念でなりません。

催眠はシチュなどをあまり踏まえずストレートな誘導を行っています。
深呼吸が長いおかげで意識がぼやける感覚は得やすいでしょう。

エッチは「かなりエロい」というのが率直な感想です。
彩音まりかさんの声が作品に見事にマッチしています。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

催眠音声の弱点とも言える純粋なエロさを前面に押し出した意欲作です。
一部でかなり手厳しいことも言わせていただきましたが
それはせっかく良い素材を扱っているのに活かしきれていないと思ったからです。
テーマのチョイスはすごく良いので、より催眠を活かしたプレイを今後に期待したいです。

CV:彩音まりかさん
総時間 ショート…1:55:21 ロング…2:13:19


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
コスパで+1してあります。

ロングは時間的に催眠状態の維持が困難です。
まずはショートを聴くのをお薦めします。