[Halloween-DinnerParty]

サークル「.␣(Dot-Space)」さんの無料の催眠音声作品。

本作品は今の時期にぴったりなハロウィンをテーマに
パーティーの料理に作り変えられて食べられる快感や幸福感を味わいます。
総時間のほとんどを催眠誘導に費やす催眠に特化した作りをしており
お姉さんと食材を買いに行ったり料理するイメージをしながら
暗示を使って少しずつ催眠の世界へと引きずり込んでくれます。

エッチはよくあるプレイとはまったく違い
食事の風景をストレートに描いて無意識的な反応を楽しみます。



ハロウィンの雰囲気を大事にしながら進められる催眠
かぼちゃのスープになってお姉さんとその娘たちに食べられるお話。

「あら お待ちしておりました あなたが お手伝いの方かしら?」
お姉さんは落ち着いた声の女性。
ハロウィンパーティーの手伝いにやってきた主人公に対して
今回の仕事の内容を軽く説明してから2人で一緒に買い物に出かけます。

催眠は2パート43分ほど。
ジャック・オー・ランタンの仮装として事前にかぼちゃを頭に被せられてから
かぼちゃの中に炎が揺らめく様子をイメージします。

「そのきらめく光を発しているのは あなたの意識の炎 魂の炎」
実際にかぼちゃを被っているかのようなやや反響する声で
彼女は「ゆらゆら」と炎の揺らめきを擬態語であらわしながら
まずはその炎が聴き手の意識とリンクしていることを強く印象付けてきます。

最初の時点だといまいちピンと来ないかもしれませんが
十分な時間を使ってじっくりとそう感じるように彼女が誘導してくれます。
だからあまり気にせず作品の雰囲気を感じながらリラックスしてみてください。
また声の音響効果は長時間聴いていても頭が痛くなりにくいレベルに弱めてあります。
しばらく聴いていると眠くなるとか、頭がぽわぽわする感じがするでしょう。

「お鍋の中は まだからっぽ 意識を広げられるスペースが沢山ある あなたの頭と同じ」
買い物を終えて家に戻ったところでいよいよ料理作りに取り掛かります。
今回の料理はかぼちゃのスープ。
空の鍋に鳥の骨、かぼちゃ、ミルクの順に入れる様子を描きながら
鍋と聴き手の意識をリンクさせて催眠状態をさらに強めます。

「お鍋とシンクロした あなたの頭の中も 骨を一つ置くたびに ずん ずんと重みを感じていく 意識が 押しつぶされる」
「ほら 頭の中に カボチャがごろごろ 一つ置くたびに ずぶずぶと頭が重たくなって 意識を広げられるスペースが、さらに減っていく」

カウントを数えながらそれぞれの素材を1つずつ入れていくのを聴いていると
頭が妙に重くなったような気がするかもしれません。
それは彼女が聴き手の無意識に働きかけるような言い回しをしているからです。

「あなたの意識は消え 私の言葉に従う ほら 混ぜる 混ぜる 私と一緒に 混ぜる 頭の中を くるくる混ぜる」
そして最後は満杯になった具材に火をかけてじっくりとかき回します。
何度も繰り返される「ぐるぐる ぐるぐる」という声を聴きながら
根気よく何度も入れられる暗示に頭の中がぐらぐらと揺れる思いがしました。
そうやって彼女は声に従うことに幸せを感じるよう心を誘導していくわけです。

テーマであるハロウィンパーティーの準備を進めながら
主にイメージを利用して段階的に催眠状態を深めてくれる催眠です。
料理の手伝いとして主人公が呼ばれた背景をできるだけ崩さないように
一緒に買い物に出かけたり料理を作るイメージをさせながら
「意識がぼやける」「頭の中がとろける」といった催眠に入る/漂う感覚を刷り込んできます。
催眠と世界観との親和性が非常に高くて浸りやすさを感じました。

催眠の技術面についてもイメージだけでなく沈黙法や揺さぶり法を織り交ぜながら
シーンに適した表現を駆使して焦らずゆっくりと進めてくれます。
一気に落ちるのではなく、ずぶずぶと沈んでいくような感覚が味わえるでしょう。
中が空洞のかぼちゃに入った炎や鍋を例えに用いて
どうイメージすればいいのかをわかりやすく伝えているのもいいですね。

目的となるかぼちゃスープ化についても十分な深さにまで持っていき
きちんと声に従える環境を整えてから行っていてとても丁寧です。
ネタの面白さだけでなく催眠音声初心者にも比較的取り組みやすい催眠だと思います。



無邪気な声でむしゃむしゃ
エッチシーンは5分30秒ほど。
プレイはお姉さんと娘に食べられるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「うん、お腹ぺこぺこー!」
「早くご飯たべたーい!」
「ええ 特別な料理をたくさん作ったわよ すぐに準備しましょうね」

お姉さんの催眠によってかぼちゃスープそのものになった主人公は
彼女と3人の娘に代わる代わる食べられて気持ちよさと幸せを感じます。

エッチはフェラやSEXといった性行為は一切行わず
彼女たちに食べられる様子を聴いて楽しみます。


ちなみに食事は4人が会話を交えながら咀嚼音を鳴らす演出がされており
「彼女たちの体内に吸収されると幸福感が湧いてくる」などの直接的な暗示は入りません。
しかし料理の最中に何度もそう感じるよう仕向けられていることもあって
催眠の入り具合によっては体が熱を帯びるとか、心が盛り上がる場合もあるでしょう。

事前の誘導をしっかり行って、あとは聴き手の無意識に任せているように思えます。
娘たちのちょっぴり行儀の悪い唾液音にゾクッとする人もいるかもしれませんね。
皆さんの好きなようにこのプレイを楽しんでみてください。

このように、他ではあまり見かけない独特なプレイが繰り広げられます。



個性的だが堅実な作品
エロよりも催眠に入る、催眠状態に漂う感覚を重視している作品です。

ハロウィンにちなんだキャラを登場させるだけではなく
実際にパーティーの準備をしながらそれらにうまく催眠を取り入れることで
作品の世界に引き込むのと同時に催眠状態も深めてくれます。
暗示についてもあれこれ詰め込もうとせず内容を数個に絞り
それを何度も叩き込みながら確実にそう感じてもらえるように誘導します。

いきなりがっつりくるタイプではないので
経験の浅い人だと最初は催眠に入っているのが実感しにくいかもしれません。
しかし後半の材料を鍋に入れるシーンや具材をかき混ぜるシーンまで行くと
頭の中を何かがうねっているような違和感を覚えるようになります。
そんな普段とは明らかに違った感覚、それこそが催眠に入った感覚です。

催眠は序盤にかぼちゃの炎をイメージさせてきた時点で凝視法と予想していたのが
まったく違った展開になってそれ以降のめり込むことができました。
イメージもできるだけ具体的にを心がけながらわかりやすく伝えてくれます。
全体的にすごく丁寧に行ってくれているなと。

エッチは誰得催眠製作所さんの「ちょこれーとになっちゃう催眠音声。」みたいに
エッチな表現を使わず雰囲気だけで絶頂へと導きます。
かなりレベルの高いプレイなので人を選ぶ部分もあるのですが
時間が短いですし催眠だけでも十分に楽しめます。
ちなみに明確な絶頂シーンはありません。
ちゅぱ音(咀嚼音)そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

まさしく今の時期にぴったりな作品です。
催眠状態そのものを楽しみたい人が聴くのに一番適していますが
そうでない方も無料ですので是非一度お試しください。

CV:ftnrさん、三森愛乃さん、綾瀬桂吾さん、綾坂めろさん
(後ろの3人はエッチシーン以降で登場します)
総時間 1:03:16

Dot-Space
http://markusdotspace.blog.fc2.com/blog-entry-11.html