わりと親切な催眠音声 -オナホ支援編-

サークル「トランスイノベーション」さんの催眠音声作品。

本作品はいつもより気持ちいいオナニーを体験してもらうために
お姉さんの指示に従いながらオナホを使っておちんちんを慰めます。

サークルさんとしては処女作にあたるのですが
作品のシナリオを催眠音声研究所さんの中の人が担当しており
今からおよそ4年前に発売された「わりと親切な催眠音声 手コキ支援編」の続編として
短時間ながらも比較的強力な催眠を味わわせてくれます。

エッチはほぼすべてのプレイでオナホを絡めています。
オナホを使う催眠音声は非常に少なく、他だと「奴隷属~どれいぞく~」くらいしかありません。
プレイの方もただ単にオナホをしごくのではなく
イメージを使って彼女と一緒に気持ちよくなっていく個性的なものです。



気持ちよくなるためにはまずリラックス
お姉さんに催眠をかけられてからオナホを使ってオナニーするお話。

「それでは準備を進めていきましょう」
お姉さんはやや低く落ち着いた声の女性。
まずは彼女の話を聴きながら、自分が作品を聴ける環境にあるかどうかを確認します。

確認する内容は以下の3点です。

1、オナホの中にローションを垂らす(多めが望ましい)
2、ローションや体液を拭うティッシュやタオルを用意する
3、横になれる場所を確保する(布団やベッド)

こんな感じで本作品はオナホありきでお話が進められます。
一応作中でお姉さんが「想像力で補えるなら無くてもいい」みたいなことを言ってくれますが
催眠はともかくエッチはオナホに何かをするプレイばかりですので
相当な事情でもない限りは用意してから聴くのを強くお薦めします。
(持ってない人用に作品とオナホをセットにしたバージョンもあります)

催眠は2パートあり、合わせて16分ほど。
最初は催眠に関する軽いお話を聴きます。

「漫画の中で催眠術が使われると 体がピクリとも動かなくなったり または 自分の意思とは無関係にエッチな事をしたり そんなお話を読んだことがあるかもしれません」
お話の内容は催眠に対するイメージや催眠状態下で味わえる体験について。
主にテレビのショー的催眠や漫画の事例を具体的に挙げながら
これから聴き手自身もそれらと同様に気持ちいい感覚を味わうと自信を持って語ります。

催眠を知らない人ほど催眠は胡散臭いと思っているでしょうから
相手の疑念を解き、催眠に対して前向きに取り組める環境を整えるのは大事なことです。
この先のシーンでも彼女は暗示の最後に「必ずそうなります」と何度も言っており
とにかく聴き手に不安を抱かせないよう、信じてもらえるように振る舞うことを心がけています。
初心者をかなり意識したアプローチと言えるでしょう。

「左足から力が抜けていきます 左足からすーっと力が抜けていきます 重力に引っ張られるようにして 力が抜けていきます」
その後は催眠音声でよく見かける深呼吸や全身をパーツごとに分けての脱力を行います。
やり方は下から上に少しずつ行っていく割とよくあるタイプなのですが
彼女はそれぞれで少しずつ表現を変えながら何度も何度も「力が抜ける」と言ってきます。

私の場合はまず足がピリピリしてきて、その後言われた部分が順々に重くなっていきました。
暗示の密度が濃いので皆さんも同様の感覚を得られる可能性は高いと思います。

「あなたのおちんちんが暴発しないようにおまじない」
そして最後はカウントを数えてさらに催眠状態を深め
この先にエッチで楽しむためのおまじないをかけられます。
作品のキーとなる部分なだけあって、時間は短いながらも表現は非常に細かく
事前に彼女の声に逆らえなくなる暗示を入れられていることも手伝って
なんとなく抗えないような雰囲気を感じました。

冒頭のお話がちょっと珍しいですが、それ以外は至ってシンプルな催眠です。
エッチで彼女の声に操られながら気持ちよくなれる環境を整えるために
まず信頼関係を築き、それから暗示を使って声に従いやすくなるよう心を導いています。
深呼吸や脱力に半分以上もの時間を費やしていることから
心が落ち着くとか体にうまく力が入らない感覚がかなり得やすいです。

その先、脳みそがとろとろになったり何も考えられなくなる感覚については
時間が短いことやそれらに関する暗示がそこまで強くない関係から
皆さんの素養に左右されることになると思います。

体が動かなくなるだけでも催眠を未体験の方にとっては衝撃的なのではないでしょうか。
器具を使ってプレイを行うため、初心者にはあまりお薦めしません。



オナホをお姉さんと思いながら
エッチシーンはおよそ29分間。
プレイはオナホいじり、オナホでのオナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ほら あなたのすぐそばに あなたの大好きなオナホがありますよ」
催眠によって主人公の体をコントロールできるようになったお姉さんは
彼を半覚醒状態にして目を開かせてから
まずは予め用意したオナホを手で包んで温めるように言います。

エッチは催眠音声らしく彼女の指示に従いながら行います。
プレイは簡単に言えばオナホにおちんちんを挿入してしごくわけですが
それではつまらないだろうと思ってか、お姉さんはイメージを使って
実際に彼女とSEXをしているかのようにプレイを進めていきます。

「あなたがオナホを刺激すると その快感は 私のおまんこへ流れていきます」
暗示を使ってオナホと彼女のおまんこをリンクさせたり
オナホに指を這わせたり指を挿入する際に艶めかしい喘ぎ声を上げるなど
彼女はプレイをしながら常にオナホを彼女自身と思うように仕向けてきます。

最初はただのゴムの塊だと思っていたオナホに対して
それ以上の親しみや愛着がだんだんと湧いてくるかもしれません。
肉体的な面だけでなく精神的にも充実することによって
いつもより気持ちいい射精をさせようとする意図がみられます。

メインとなるオナホでのオナニーは14分間。
1回、3回、5回と回数やペースを徐々に激しくしながら彼女の声に合わせて刺激を与えます。

「私がいいよと言うまで そのまま手を動かしてはいけません 腰だけを使って おちんちんを突き上げてください」
ここでも疑似SEXをしているかのように
手を動かすのではなく腰を持ち上げる指示を与えてくるシーンがあるのが面白いですね。
固定しない状態で腰を振るのは大変でしょうが
そこまでパンパンさせずに1回1回をゆっくりと行ってくれますので
腰の弱い人でもなければ無理なくこなせると思います。

ちなみに挿入後は射精するまでオナホを抜くことはできません。
ですからあまりに溜まっている人が挑戦すると途中で暴発する可能性があります。
手のように強さを自由に制御できるものでもないですし
彼女の声に合わせて射精を迎えるのは難しいように思えます。
私はやや刺激の強いタイプのオナホを使っていたため失敗しました。

このように、オナホでのオナニーではなく疑似SEXを想定したプレイが繰り広げられます。



ちょっと変わったエッチを楽しませてくれる作品
催眠の技術を使ってオナホでのオナニーをいつもより充実したものに変えてくれる作品です。

オナホを使うのだから感度を上げる暗示を入れてくるのだろうと思いきや
まったく違った視点でプレイを進めてくれたことに非常に驚きました。

オナニーを行っている最中は気持ちよさで幸せになれるのですが
射精後はどうしても心に渇きを感じる人がいるのではないでしょうか。
お姉さんは一緒に気持ちよくなるスタイルを取ることでプレイのレベルを一段階上げ
事後の寂しさをある程度和らげようとしてくれます。
プレイをしながら一緒に喘いでくれたり荒い息遣いを聴かせてくれることから
彼女との一体感はかなり得やすいと言えます。

催眠については導入を時間内でしっかりと行い
その後はお姉さんとのSEXを臨場感を持って味わえるように
運動や感覚系の暗示を適度に入れてきます。
彼女がこちらの責めでイクシーンなんかもありますし
一方的に操られるといったタイプとはちょっと異なります。

特に脱力する際の暗示の入れ方が本当に印象的でした。
言い回しはシンプルなのですが心に見事に突き刺さって体が動かなくなります。

エッチはオナホを彼女のおまんこだと思い込ませてくるアプローチが実に入念です。
割と早い段階から彼女が快感に乱れる声が聴けますから
心も体も興奮した状態で聴き続けることができるでしょう。
声優さんも数々のアダルトゲームに出演されているだけあって演技がとても上手です。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

作品を聴いていて個人的に気になった点は2つ。
1つ目は両手の脱力を解除しないままエッチを進めていることです。
今回はやや入念に脱力を行うことから、手を動かしたくない気持ちが結構強くなります。
そこへいきなり「手が勝手に動きます」とさらりと言われても
前の感覚が邪魔をして指示に従いにくいのではないでしょうか。

2つ目はエッチを開始する際に目を開けさせていることです。
本作品のエッチは疑似的なプレイを行うためイメージ力が結構重要になります。
だから目を開けて行うのはマイナスに働くのではないかなと。
やることは寝たままオナホをいじったり挿入するだけですし
別に目を閉じたまま行ってもそれほど危険ではないと思います。
覚えている限りでは途中で目を閉じるような指示はありませんでした。

オナホを使った個性的なプレイが光る作品です。
時間的にも内容的にもエッチを重視している作品ですから
催眠音声にエロさを求めている人には特にお薦めします。

CV:渋谷ひめさん
総時間 52:20


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります