ささやき庵 双葉 陸

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

音声作品として非常に有名なささやき庵シリーズの中で
一番最初に、そして現時点で7作品と最も多く登場しているのが双葉です。
(添い寝屋本舗や外伝も合わせると全部10作品)
彼女からこのシリーズを聴き始めた人もそれなりにいるのではないでしょうか。

本作品はその6番目にあたり、満月の夜を舞台に濃厚なエッチを繰り広げます。
過去に5回もサービスを行っているだけあって主人公との仲はとても良く
まるで彼女が恋人にでもなったかのような甘く幸せなひと時を送ることができます。



特別な日に特別な場所で
ささやき庵の小町「双葉」にエッチなサービスをしてもらうお話。

「いらっしゃいませ ささやき庵へようこそ ご指名ありがとうございます」
双葉は明るく清らかな声の女の子。
およそ半年ぶりにお店を訪れた主人公を暖かく出迎えながら
本日のサービスを行う部屋をいつもと違った場所にしようと提案します。

今回の物語のテーマは「満月の夜」
いつもはささやき庵の中にある専用の部屋でプレイを行うのですが
それでは満月を見ることができないということで、挿絵のような天窓のある部屋へ移動します。
ちなみにこの月の間はささやき庵の姉妹店「添い寝屋本舗」にあるそうです。

実際に2人で移動しながら会話をするシーンもあったりと
かなりボイスドラマ色の強い内容になっています。
そしてその際、彼女の声の距離や位置が目まぐるしく切り替わり
彼女がまるで本当に近くにいるかのような臨場感が味わえます。
体験版を聴いていただけばわかるように、バイノーラル録音なのでとんでもなくリアルです。

「月を見ていると なんだか 引き込まれそうな 錯覚を覚えます」
お部屋に移動した後、双葉に添い寝されながらするお話も月に関するものばかり。
2人で持ち寄った月にちなんだ和菓子を食べながら
ささやき庵の元となったお店「紅月庵」のことや
よくウサギの影に似ているといわれる月の模様についての物語をしてくれます。

内容的に聴いてるとちょっぴりホロリとくるかもしれません。
タイトルにもなっているささやき声も相まって、2人だけの落ち着いた空間が形成されています。
ちなみにささやき声は全編でおよそ46分もの間楽しめます。



満月は女を淫らに変える
エッチシーンは3パート43分間。
プレイは双葉への乳揉み、乳首責め、全身舐め、クンニ
主人公への全身舐め、フェラ、SEX(騎乗位)、キス
です。
エッチな効果音はありません。

「今日は 特別な夜です あなたの望み 叶えてあげます」
物語を通じて自分のすべてを捧げることを主人公に打ち明けた双葉は
最初に自分の体を隅々まで好きなように舐めさせてあげます。

エッチは最初のパートが主人公、2・3番目は双葉が責める攻守逆転型です。
お店形式の場合、女性側が終始責めるタイプの作品が多い中で
ささやき庵シリーズだけは必ず女性が責められて乱れるシーンが入っています。

「ほら 双葉のおまんこ よく見てください 目で犯してください」
といってもお店のサービスですから双葉も完全なマグロになるわけではありません。
自分からパンツを下しておまんこを開き、中を見せつけながら舐めてくれるように懇願します。
声質や普段の様子とは打って変わった淫靡な態度に多くの人が興奮を覚えるでしょう。
控え目ながらも徐々に熱さを増す彼女の息遣いもたまりません。

「おちんちん ぺろぺろしてほしいですか? でも だーめ」
そして攻守が逆転すると彼女はわざと焦らすことで興奮を煽ってきます。
唇、頬、おでこ、顎と比較的敏感でない部分を軽く舐めていくソフトなプレイなのですが
ゆっくり、ねっとりしたちゅぱ音がそれを覆すほどのエロのパワーを持っています。
中でも耳舐めが実際に舐められていると錯覚するほどの近さを感じました。

その後のSEXシーンももちろん外せません。
夢の中で行うイメージ的なプレイではなく2人が実際に繋がります。

ささやき庵では本番行為が禁止となっていますから
どういう経緯でこうなったかというのも一つの聴きどころですね。

「出してっ 双葉のおまんこの中に 精子ください いっぱい出して」
彼女自身もこの時を相当に待ちわびていたのでしょう。
挿入した瞬間とても幸せそうな吐息を漏らして喜びを露わにします。
またピストン開始後に一定の間隔で近づいたり遠ざかったりする
熱く切ない喘ぎ声もプレイの様子をリアルに演出しています。
効果音があればもっと抜けるシーンになっていただけに、それだけが残念でなりません。

このように、心の通った恋人同士のような甘く濃厚なエッチが繰り広げられます。



お店のサービスから一歩踏み出している作品
専門店につきものの2人の距離感を敢えて取っ払い
雰囲気をより親密に、プレイをより深く感じさせてくれている作品です。

最初に会った瞬間、久々の再開を心から喜ぶ双葉の様子や
その後の移動からエッチ開始に至るまでの何気ない会話から
2人の関係が単なるお客と店員ではないことが強烈に伝わってきます。

エッチについても彼女は彼がどうしたら喜ぶか、どこが弱いかを知り尽くしており
彼の男を立てながら満足できるようなサービスをたっぷりと行ってくれます。
専門店なのに愛のあるエッチを楽しむことができる作品です。

実は作品を聴き終えた直後、私はこのスタンスに結構批判的でした。
「専門店なのだからお客と店員の立場は守るべき」というのが理由です。
ですが、こうやって記事を書きながら色々考えているうちに
「こういう作品もありなのかな?」とも思うようになっています。

というのも、2人は今回で通算6回も肌を合わせているわけですから
情というか、親しみが湧いてくるのは当たり前だと思うのです。
例えば初めてのサービスでいきなりこういう関係になったらそれはおかしいですけど
何度も通ってくれてるのに余所余所しいというのも逆におかしいですよね?

一人でここまで続いている作品は他にありませんし
双葉に関してはこういう展開になるのもある意味自然なのかなと。
結局は人それぞれなんでしょうがこれが私の今の考えです。

エッチについては最初のパートが吐息中心、2番目と3番目がちゅぱ音中心となっており
後の2つのパートではバイノーラルを生かして小まめに音の距離や位置を変えてきます。

文字数の関係で紹介できなかったフェラに関しても
「ずいりゅっ ずびっ」といった他に比べてかなり下品な音を立てて一気に盛り上げてくれます。
舐めてる最中はセリフが一気に減りますし、かなり抜けるシーンではないかなと。
ただボイスドラマらしくやり取りにもある程度時間をかけていますので
抜きボイスと呼ぶにはちょっと疑問を感じます。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそれなりです。

専門店形式作品としても、ささやき庵シリーズとしてもやや特殊な要素を持った作品です。
小町が恋人になってくれる設定的に没入感がかなり得られますから
最近寂しい思いをしている人に特にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:18:46


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2015年10月18日追記
過去の作品にも本番行為があるとのご指摘をいただいたのを受け、該当部分を訂正しました。
失礼致しました。