ロリっ子の「変態さ~ん、ザーメン出してください」~ワンコインプライス~

サークル「human chair」さんの同人音声作品。

こちらは幼さを感じる声の女の子が耳元で囁きかけてくれる作品です。
音声作品として極めてシンプルな作りなのですが
彼女の演技力によって見事に興奮できる環境を整えています。
特に左右から同時に語り掛けられた際にその感覚が大きく味わえるでしょう。



セリフは1つ、演技は無限大
女の子が左右から囁いてくれるお話。

「変態さ~ん ザーメン出してくださーい」
女の子は優しくて可愛い声の女の子。
これといった挨拶も無しに、冒頭から上のセリフを囁き声で語り掛けてきます。

本作品は右、左、そして左右同時に彼女が何度も
「変態さ~ん ザーメン出してください」を言ってくれます。
ぶっちゃけると作中で登場するセリフはこれ1つのみです。
他のセリフは一切ありません。

これだけだとえらく単調な作品に感じるかもしれませんが
彼女は適度に言い方を変えたり、合間に荒い吐息や喘ぎ声を織り交ぜて
聴き手がだんだんと興奮できるように導いてくれます。
ストーリーが一切無いからこそ彼女の演技力が光るわけです。



テーマ性を持った熱いセリフの数々
エッチシーンは3パート合わせて30分間。
プレイは例のセリフを耳元で囁かれるのみです。
エッチな効果音はありません。

エッチはそれぞれ約10分とほぼ同じ長さで繰り広げられます。
まずは左右を個別に聴いた際の特徴から説明していきます。

「変態さん ザーメン はぁ はぁ 出してくださーい ふぅ んんっ」
女の子は1分程度の間隔でセリフの間、言い方、吐息、喘ぎ声の分量を変えながら
だんだんと気持ちを盛り上げていくようにセリフを言ってきます。

もう少し具体的に言うと、右バージョンの場合は1分の段階で一気に荒い息遣いに変化し
2分に差し掛かるとちょっと落ち着いてセリフをほぼ間を開けずに連打
3分で先ほどの息遣いに小刻みな喘ぎ声が加わり
4分で切なそうに震えながらセリフを言う、といった感じです。
かなり目まぐるしく変化すると思ってください。

聴いた限りだと彼女はこちらに語り掛けながらちょこちょこオナニーをしているようで
時折思いつめた様子を見せたり、セリフを言うのを中断することがあります。
冷めた様子で言われるのではなくて、2人で一緒に上り詰めていくような雰囲気ですね。

またセリフの内容が明らかに変態向け、M向けのものなのですが
彼女はこちらを見下すような素振りは特に見せず
逆に応援しているような元気を感じる声で語り掛けてくれます。
「とっとと出せ!」ではなく「頑張って出してね」な口ぶりから
聴き手の属性はややMがメインターゲットになるでしょう。

「あっ はぁ へん…たい っさん ザーメン あっ 出してっ…ください」
また左バージョンは右に比べて吐息や喘ぎ声の分量がやや多く
こちらの方が彼女の興奮がより強く伝わってくるように感じられました。

最後の左右同時バージョンは個別の音声を合体させたものです。
体験版でも聴けるように無音の時間がほぼ無く
左右でセリフか吐息のどちらかが必ず流れ続ける濃厚なひと時が送れます。

私が個別に聴いた後で両方を試したのもあるのでしょうけど
やはり別々に聴くよりも大きな興奮が得られます。
なんというか、彼女の声に頭の中を軽く犯されるような感覚でした。
でも洗脳と言うほどどぎつい刷り込みではなくて、ちょっとしたトリップ程度に留まっています。

このように、彼女はたった1つのセリフで面白い空間を見事に作り上げています。



気持ちを高めてくれる作品
短時間でそれなりの興奮が得られる作品です。

たった1つのセリフを言い続けているだけなのに
言葉の端々や合間の息遣いでエッチな雰囲気を作り、それを伝えてくれます。
中でも左右同時のバージョンでは荒い息遣いを聴ける機会がかなり多く
囁き声も相まって彼女の存在の近さや声の熱さを感じることができました。

しかしキャラやストーリーが一切無いため
本当にこれ単体で抜けるかと言われるとちょっと疑問を感じます。
ロリ系の画像を見ながら聴いて抜くのが一番有効な使い方でしょう。
普通のボイスドラマだとそういう使い方は割に合わない気もするのですが
この作品はたったの100円とコスパに優れています。

あと作中で明確な絶頂タイミングは設定されていません。
気分が盛り上がったところで任意に射精することになります。

極めてシンプルですが十分な面白さを持っている作品です。

CV:七凪るとろさん
総時間 右耳…10:22 左耳…10:16 両耳…10:16


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります