かわいい博多っ娘と濃厚えっち! ~お兄さん、乳首…気持ちよか?~

サークル「山吹堂」さんの同人音声作品。

こちらは博多弁を話す風俗嬢に気持ちいいサービスをしてもらう作品です。
声優さんがバリバリの福岡人なこともあって言葉遣いに淀みが無く
福岡出身あるいは在住の方は親しみを、それ以外の方は新鮮さを感じることでしょう。

エッチは風俗なので終始ご奉仕してくれるのかと思いきや
序盤にこちらが責めて彼女を乱れさせるシーンもあり
そこでは博多弁で恥ずかしそうに振る舞う彼女のエロ可愛い姿が拝めます。



今回のお相手は博多っ娘
福岡出身の風俗嬢「くるみ」とエッチするお話。

「いらっしゃいませ 本日お客様のお相手をさせていただきます くるみです」
くるみは甘く可愛い声の女の子。
旅の途中でお店に立ち寄り彼女を指名した主人公に対して
お店らしく丁寧な口調で挨拶をします。

…といった感じで最初だけは普通の言葉遣いをする彼女なのですが
標準語は苦手なようで、音声開始30秒ほどですぐに地の話し方が出てしまいます。
つまり本作品はほぼ全編で彼女が博多弁を話してくれるわけです。

「でも そげん見つめられると ちょっち照れるばい」
私は九州に行ったことが無いのでこれが本当に正しいかまではわかりませんが
「~と」「~ばい」を文末につけたり、「とても」を「ばり」と言うなど
テレビなどで流れてくるそれらの言葉に非常に似ており
イントネーションも自然で博多弁を違和感なく楽しめます。

方言を扱った他の作品にも言えることですが
なぜか方言を話す女の子には素朴さと言うか、萌えを感じます。
エロ有りの方言モノは数が少ないですし、方言好きならかなり楽しめるでしょう。



彼女を責めたり、逆に責められたり
エッチシーンは8パートあり、合わせて52分30秒。
プレイはくるみの裸体鑑賞、くるみへの乳首責め、手マン、クンニ、乳首責め、手コキ、フェラです。
手マン、手コキ、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「くるみも お兄さんごと人タイプやけん そのな 最初は キ…キスして欲しいっちゃけど」
他愛もない雑談をして親睦を深めた後
くるみはサービス開始の合図として主人公にキスを求めます。

最初の2パートは主人公がくるみを責めるシーン。
全裸になった彼女のおっぱいやおまんこを凝視したり
恥ずかしいセリフを言わせて羞恥心を煽ってからおまんこをいじってあげます。

「これ 隠せんやろ? おっぱいとか 丸見えになっとうやん」
彼女に両手を後ろに組ませておっぱいをねちっこく鑑賞するシーンが特にいいですね。
風俗嬢だから見られるのに慣れているはずなのですが
彼女は明らかに恥ずかしそうにしながら先に進むようにとおねだりします。

この先のくるみに責められるシーンでもそうなのですが
単にいじるのではなく心を責めるシーンを意識して挟んでくるのが特徴です。
彼女が時折質問を投げかけてくることもあり、それらに心の中で答えていくと
作品の世界によりのめり込むことができます。

「や やめてっ や やばかって やめてっち 言いよるやんね」
彼女が博多弁で乱れる姿も新鮮でたまりません。
標準語に比べて砕けている印象があるからか
「やめて」といわれてももっと責めたくなる衝動に駆られます。

一方くるみが責めるシーンに入ると、先ほどのプレイで若干怒った彼女が
焦らしを意識した意地悪な責めで少しずつこちらの性感を高めてきます。
プレイ・雰囲気共にややM~M向けですね。

「これからお兄さんの乳首 くるみに 食べられてしまうとよ」
中でも序盤に行う乳首責めにかなり力が入れられており
15分ほどの時間をかけて乳輪責め→乳首責め→乳首舐めと
乳首系のプレイを一通り流す感じで行ってくれます。

処女作に「メイドさんの逆調教 ~マゾ犬乳首オナニー~」を出されているくらいですから
サークルさん的にかなり乳首に思い入れがあるのでしょう。
フィニッシュを迎える際にもくるみは自分で乳首をいじり続けるように言ってきます。

そうやって十分に興奮を高めたところでようやくフィニッシュを迎えます。
ちなみにフィニッシュはお口と手のどちらか1つを選択する方式で
お口の場合はフェラからの続き、手だと亀頭責めをしてからしごいて果てます。

時間が短いながらもフェラはチュウチュウと吸い付く音をまき散らし
手コキは亀頭と竿で別々のくちゅ音を使うなどきちんと抜ける作りをしており
50分近く射精を我慢させられた状況も手伝って
割とあっさりと普段より1段階上の快感が得られると思います。

「お兄さん いっぱい出してくれて ありがとうね くるみ ばりうれしかよ」
この頃になるとくるみも機嫌を直して優しく射精へと導いてくれますから
心身共に満たされた状態で聴き終えることができるのではないでしょうか。

このように、攻守や雰囲気が目まぐるしく変化する流れのあるエッチが繰り広げられます。



ホッとするけど興奮もできる作品
最大の売りである方言だけでなくエッチにもきちんとこだわっている作品です。

くるみが放つ個性的なセリフの数々が脳にいい感じの刺激を与えてくれます。
方言と言うと土地によっては聞き取りにくかったり意味がわからないこともあるのですが
今回は比較的メジャーな博多弁で、声優さんがまくしたてるような話し方をせず
こちらが普通に聴けるようにと気遣いながらお話を進めています。

おそらくなじみの薄い表現を極力使わないように気をつけながら台本を書かれたのでしょう。
博多にまったくなじみのない人でも問題なく作品を楽しめます。
彼女のあまりきつさを感じない和み系のキャラにも親しみを感じます。

エッチについては実際のサービスに近い表現をするために
数分ごとにプレイを切り替える方式が採られています。
そのため何か一つのプレイをどっぷり楽しみたい人にはやや不向きですが
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声のバランスが良く総合的に抜ける作品に仕上がっています。
一応乳首を扱ったプレイを多めにしてますし、サークルさんの持ち味も出ているかなと。
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

「そういえば お兄さんは このおちんぽの 亀さんと おちんぽの 裏の筋舐められるの どっちが好きと?」
他には上で少しだけ触れましたが視聴者参加型の色を濃くしています。
くるみがこちらに語り掛けて主人公との一体感を持たせ
作品の世界に引きずり込もうとするシーンがいくつもありました。
これも山吹堂さんの作風が出ているところと言えます。

基本的には方言好きにお薦めする作品ですが
エロボイスとしての実用性も十分に持ち合わせています。
属性の幅がややS~Mと広いため、方言嫌いでもなければ誰でも楽しめる作品と言えます。

おまけは九州のローカルトーク&くるみさんのフリートークです。

CV:みる☆くるみさん
総時間 本編…1:02:39 おまけ…8:33


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります