ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

こちらはちょっと気の強いゴスロリ少女に命令されながら気持ちよくなる作品です。
時間・内容の両方において催眠よりもエッチを重視した作りとなっており
M向けの罵声とややハードなプレイが心と体をバランスよく責め続けます。

エッチは彼女と一緒にオナニーを楽しむことになりますから
彼女の視線を感じ、彼女の痴態をイメージしながら聴くとより興奮できるでしょう。



体を捨てて心だけの存在に
ゴスロリ少女からエッチな命令を受けるお話。

「さあ始めましょう これから始めるのは 気持ちのいい催眠体験」
ゴスロリ少女は挿し絵よりずっと大人びた穏やかな声の女性。
事前にお話をしながら催眠に適した環境が整っているかを確認すると
主人公を催眠に入りやすいリラックス状態へと導き始めます。

催眠はおよそ9分と短時間。
最初に1回だけ短めのカウントを刻んでから、彼女の声に合わせて深呼吸を行います。

「ほのかに明るさが増し 体が もっと軽くなっていくわ」
深呼吸はイメージを絡めて行うやや珍しいもので
水面に浮かんだ体が息を吐く時に沈み、吸うときに持ち上がるのを意識します。
他の催眠音声でも水中に沈む様子をイメージしながら深化するシーンがありますし
誰にでも思い描けるやりやすい方法ではないでしょうか。
意識を上下させながら徐々に沈んでいく展開も軽い混乱が誘えて良いと思います。

「周りから色が落ちて 深く青い世界に沈んでいく」
ある程度の深さまで沈んだところで彼女は一旦催眠を解除し
すぐさま改めて催眠へと戻すことで、聴き手により催眠状態の感覚を実感させてきます。
被暗示性の高い方ならここでストンと落ちる感じがするかもしれません。
そうやってさらに意識をぼやけさせて己を精神だけの存在へと作り変えていくわけです。

「まずは陶器のように白い肌 黒いフリル付きの服 リボン オーバーニーのストッキングに 薄い色の髪の毛」
そして最後は彼女とエッチをする2人だけの世界をイメージします。
長方形の部屋に窓や家具、そして小物が点在し、目の前には彼女がいる。
挿し絵の通りの姿ですからイメージはとても簡単です。
気持ちよくなる願望を彼女に叶えてもらうために、そのイメージにどっぷり浸かってみてください。

この先のエッチに聴き手を集中させることを目的に
古典系の技法を数種類繋げて誘導しているオーソドックスな催眠です。
およそ半分の時間を深呼吸に費やすリラックス重視の作りで
息を吸う/吐くたびに毎回イメージを絡めた暗示を入れて催眠も同時に深めてきます。

個々のセリフが呼吸に対して長く、言う通りに行うと息が苦しくなるのが玉に瑕ですが
暗示の表現はどれも丁寧でわかりやすく、おかげでその世界に浸りやすいです。
割と早い段階で意識がぼんやりする感覚が味わえました。

しかしその先、カウントで一旦半覚醒させてから再度催眠に戻す際にカウントを刻んでおらず
結果的にどのタイミングで催眠状態に入り直せばいいのかがわかりにくくなっています。
あまり催眠に慣れていない人だと素の状態でエッチを聴く可能性すらあります。
前半が割と良かっただけに残念でなりません。



2人で一緒に気持ちを高めるエッチ
エッチシーンは30分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーの見せ合い、足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ最初に あなたの感度を確認しておきましょう」
催眠を使って主人公と2人きりの環境を作り上げたゴスロリ少女は
さらにエッチな感覚を増幅させるために、主人公に指を舐める指示を与えます。

エッチは終始彼女に指示を受ける形で進められます。
催眠音声だから感覚を操作する系統の暗示で責めてくるのかと思いきや
そうではなく普通のエロボイスのようにプレイそのものを楽しみます。
心身を操られるのを期待して聴くと肩透かしを食らうでしょう。

「あなた手が ペニスをしごくたびに あたしの指が おまんこを出入りしているわ」
プレイの方は前半で乳首や亀頭を撫でまわしながら適度に感度を上げて
後半はオナニーで一気に発散する王道的なものなのですが
同時に彼女もオナニーをして一緒に気持ちよくなるところがやや珍しいです。
自分からおまんこを開いて割れ目を見せつけたり、指を入れながら切ない声を上げたりと
エロがなかなかに強力で、一気に股間が熱くなるのを感じます。

「背骨を駆け上がるような快感を感じたんでしょ? このド変態」
M向けということで罵声の存在も忘れてはいけません。
彼女は「変態」を織り交ぜたセリフを何度も投げかけながら
こちらの羞恥心と興奮を適度に煽ってきます。
演者がこの手のキャラが大得意なことねさんですから、罵声好きならたまらないでしょうね。
語調は詰る程度の比較的ソフトなものです。

そして本作品のエッチにおける最大の特徴は
1回目の射精を迎えた後にも更なるプレイが待ち構えていることです。

「ドMのド変態のくせに あたしの服を汚すなんて許されないわ 罰をくれてあげなきゃ」
オナニーで快感を高めてカウントに合わせて射精した直後に
彼女は罰としてオナニーを続行する指示を出しながら足でおちんちんをいじめ始めます。
人ではなく犬呼ばわりする罵声まで加わるやや厳しい環境下で
痛むおちんちんを必死にしごきながら再度の射精を目指してみてください。
まさにM向けと呼ぶにふさわしいとてもハードな結末となっています。

このように心は適度に、体はたっぷりいじめてくれるプレイが繰り広げられます。



エロボイスとしてなら…な作品
純粋な催眠音声よりも催眠効果のある同人音声に近い作りの作品です。

世に言う催眠音声はエッチに入っても暗示で行動や感覚を操作するのですが
この作品は催眠誘導を行った後はあまり縛らず
聴き手の好きに感じさせようとする意図が見られます。
催眠的な感覚を得にくい一方で純粋なエロさはやや高く
終盤の珍しいプレイも相まって抜ける作品に仕上がっています。

代表作「ヤンデレメイドの監禁催眠」をはじめとする他の作品もこの傾向が強いため
これがサークルさんの作風と考えるのが妥当でしょう。
抜ける催眠風ボイスドラマを目指して作られているように思えます。

しかし、催眠誘導が結局のところ不完全な形で終わっていることから
催眠風ボイスドラマとしても微妙と言わざるを得ません。
内容的にそこまで深い催眠状態へと持っていく必要のない場合においても
聴き手のことを思いやりながらきちんと催眠へと導く必要があります。

「では ゆっくり息を吸いながら 透明な水面を思い浮かべなさい」
また序盤の段階から上のセリフのような命令口調をしてくるところもネックです。
催眠は聴き手にできるだけ抵抗感を抱かせないことが大切になるため
ある程度の深さに入る前の段階では語尾を柔らかくするのが賢明です。

敢えてきつめの言い回しをして、それを逆手に取るような作者さんも中にはいるのですが
そういうタイプの催眠を完成させるためには相当な腕が要求されます。
そして残念ながら本作品においてそういった意図は見られませんでした。

エッチはこちらに指示を与えながら彼女の痴態も描いています。
途中で催眠が解けるかもしれませんが普通に抜ける内容かなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見るとうーん…な作品です。
催眠部分が完成していたらまた違った感想になったのかもしれません。
体験版に全編の台本が入ってますので、もっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はセットをお求めになることを強くお薦めします。
AshCollection 催眠パック

CV:紅月ことねさん
総時間 47:33


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は3点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+1してあります。