セラ先生のドキドキマインドヒーリング

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

本作品は柔らかな物腰と魅力的な体を持つサキュバスの女医さんが
とある病にかかった少年たちにエッチな治療を施します。
詳しい説明は後ほどしますが、やや独特な世界観を持った作品でして
エッチをする前に心を通い合わせるシーンが随所に登場します。



マインディアに蔓延する病とは?
マインドサキュバスのセラ先生が少年たちを癒すお話。

「はーい 次の患者さんどうぞ」
セラ先生は明るく穏やかな声の女性。
物騒な剣を持って入室してきた主人公に対して
子供をあやすような穏やかな物腰で事情を聞き出します。

この作品は同じくネイティファスさんが作られたRPG
幻想世界マインディア ~ドキドキ誘惑マインドバトル~」のスピンオフ作品で
マインディアという人々に肉体が無く精神のみが存在する世界が舞台だったり
その世界を侵略せんとする謎の種族「マインドサキュバス」(=セラ先生)が登場したりと
元作品の設定をある程度踏まえながら進められているのが特徴です。

といってもマインディアについては作中で何を指しているかが語られていますし
マインドサキュバスも普通のサキュバスとほぼ変わらない感じですので
そちらをプレイしないと楽しめないわけではありません。
現に私はプレイをせずにこの記事を書いています。

「リアリティ」という単語だけがよく登場する割には説明が特に無くて
RPGの作品説明を読んだ方が良いかな?というくらいです。
ちなみにそこでは「マインディアにおいての現実感」と説明されています。

「思春期にありがちな病気でね 悪い奴らをやっつけちゃうぞーっていう いけない気持ちになっちゃう 大変な病気なのよ」
今回少年たちがかかっている病気は「勇者病」。
勇者になってセラ先生をはじめとするモンスターを討伐したくなる一種の精神病です。
リアルでの中二病に近い感じでしょうか。

そしてそんな彼らをセラ先生は巧みな話術と魅力的な肉体で魅了するわけです。
サキュバスと言うと肉体とフェロモンなどのエッチな能力で男を落とすイメージが強いのですが
彼女の場合はまず説得してある程度相手に心を開かせてからエッチに持ち込みます。
ここが他のサキュバスモノとの大きな違いの一つです。
ちょっとした心理戦が随所で繰り広げられる、会話を非常に重視した作品と言えます。



心を絡め取りながらのエッチ
エッチシーンは3パートあり、合わせて27分30秒ほど。
プレイはパイズリ、パイズリフェラ、尻尾コキ、手コキです。
エッチな効果音はありません。

「ねぇ ボク ボクッて どうして勇者になろうと思ったの?」
この病気を治すには患者を射精させなければいけない事を知っているセラ先生は
エッチに持ち込むための下準備として彼らの相談に乗りながら
お互いの心をより近づけるように働きかけます。

エッチは1人の患者、複数の患者、異世界の患者と3つのシチュで
彼女がまずは治療を受けるように説得し、それが成功した後にプレイが始まります。
これもRPG特有の設定で、マインディアでは人同士が通常時に触れ合うことができません。
しかしお互いがある程度理解する(作中では「共有」と表現)ことができれば可能になります。
つまりこの説得はエッチをするために行うわけです。

「これ おっきいおっぱい 見て じっと ほら 見るんでちゅよー」
そしてセラ先生はその説得の決め手として大きなおっぱいを見せつけたり
お尻をフリフリして性に初心な少年たちの心を釘付けにします。
比較的早い段階から赤ちゃん言葉を使い始めるのもポイント。
残念ながら授乳プレイは無いのですが、女性に甘やかされる感覚は十分に味わえます。
(赤ちゃん言葉で話しかけられる時間はおよそ55分間あります)

「じゃあ初めは 大好きな先生のおっぱいで パイズリしてあげまちゅね」
プレイの方は事前のやり取りに大幅な時間を割いていることもあって
序盤から貪るような激しい責めで一気に興奮を高めてくれます。
サキュバスだからある意味当たり前なのですが、セラ先生は割とおっとりしたキャラなため
ハイペースかつ下品なちゅぱ音にはグッとくるものがあります。

また射精回数はどのパートもインターバルほぼなしで2回以上と結構ハード。
自慢のおっぱいを中心に、尻尾を使った人外ならではのプレイも登場するなど
要所をきちんと押さえながら優しく、それでいて激しく搾精してくれます。

このように、エッチそのものだけでなくそこへ至る道のりも重視した珍しいエッチが楽しめます。



ストーリーを楽しむ作品
80分近い総時間に対するエッチの時間の短さを見ていただければわかるように
エッチそのものよりもそれ以外の部分に力が入れられている作品です。

敢えて相手を少年ばかりに絞り込み、おねショタ色を強く持たせながら
セラ先生は徹底的に甘やかす態度で彼らに接し
同時に女性の魅力もちらつかせて興味関心を持たせようとしてきます。
所謂色仕掛けにあたるわけですが、赤ちゃん言葉などにある程度カムフラージュされており
あからさまでない分彼女により好感が持てます。

「リアリティ… これなら キルエ様もお喜びに うふふっ」
しかし一見善人そうなセラ先生がなぜ人々から精液を集めているのか
その謎がシーンを重ねるにつれて徐々に明らかになっていきます。
私はゲームをプレイしていないのでこの作品だけでは目的を確定できていません。
しかしある程度予測できるくらいの情報は得られます。

勇者病の治療も結局は自分を脅かす存在を排除することに他なりません。
そういったややダークな部分もほんの少し織り交ぜて作品に深みを与えています。

エッチはネイティファスさんだからそこまでボリュームは無いだろうと予想していたのですが
他の作品に比べてもかなり短くなっています。
そういう意味ではぶっちゃけ抜きにはあまり向いていません。
でもシナリオ力は非常に高く、終始熱中して聴ける面白さを持っています。
赤ちゃん言葉が好きな人ならさらに楽しめるでしょう。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はごく僅かです。

総合的に見てエッチがややパワー不足に感じるものの
ボイスドラマとしてはかなりレベルの高い作品と判断しました。

CV:葉市憂さん
総時間 1:17:29


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります