TS催眠!-女体化エンドレスオーガズム-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

こちらは催眠の力で女性に変身し、男性ではまず味わえない連続絶頂を楽しむ作品です。
よくある女体化作品のように元々の体を変化させるシーンが特になく
とあるタイミングで変身した後、その事実を自覚させるようなアプローチがされています。
また誘導時の進め方がとにかく丁寧で質・量ともに暗示のレベルが高く
意識を失いそうになるほど頭の中がとろとろになる感覚が味わいやすいです。



女体化しやすい静かな世界で
アイミスに女体化の催眠をかけられて女性の快感を味わうお話。

「ようこそ トランスセクシュアルを実現する世界に」
アイミスは礼儀正しく上品な声の女性。
女体化に都合のいい世界の案内人としてここの簡単な説明をしてから
主人公と催眠を行うにあたっての簡単な約束をします。

催眠はおよそ26分30秒間。
まずは深呼吸をしながら彼女の声に耳を傾けます。
ちなみにこの深呼吸は開始から11分程度と結構長い時間に渡って行います。

「あなたの体は もっと もっと安らぎ 穏やかになる」
アイミスは自分自身も呼吸する音を鳴らしながら
全身を落ち着かさせたり、心に軽さを感じさせたり、幸福感を感じさせたりと
一つ一つ順を追って少しずつ違った感覚を刷り込んできます。
呼吸をすると落ち着く、落ち着くと力が抜ける、力が抜けると気持ちいい、気持ちいいから幸せ
こういった違和感のない暗示の連鎖が自然なリラックスを生み出します。

これらの暗示をすべて息を吐いた直後にのみ入れてくるのもポイント。
息を吐いたときは吸うときに比べて心がずっと緩んだ状態で
それはつまり暗示を非常に受け入れやすい状態でもあります。
そこに的確に暗示を入れてくるのだから効果が無いわけがありません。
時間が経つにつれて体に良い意味での違和感を徐々に感じるようになるはずです。

「もう虜 私の声の虜 だから 私の声に 反射的に反応 私の声 気持ちのいい声の言いなり」
十分にリラックスできたところで今度は彼女の声に対する依存心を養っていきます。
彼女の声は気持ちいい、だから彼女の声を聞いていないとなんだか落ち着かない。
合間にわざと無音の時間を設けてその存在感を存分に実感させながら
彼女は表現に気をつけつつ何度も何度も声の虜になるよう暗示を入れてきます。
聴き手が自分からすがりたくなるように誘導しているところが実にいいですね。

「キラキラ キラキラ キラキラの光が あなたを白く 包み込んでいきます」
そして最後はまばゆい光が全身を包み込むイメージを交えながら
意識を少しずつ弱めてさらに深い催眠状態へと導きます。
終盤のアイミスの囁き声が穏やかで優しさに満ちており
セリフの内容だけでなく雰囲気によっても大いに安らぐものを感じました。
ストーンと一気に落ちるのではなく底なし沼に飲み込まれていくような感覚が味わえます。

ほぼ暗示のみで行っている非常に珍しいタイプの催眠です。
事前に聴き手に声をなぞるようにお願いして声への注意を軽く引きつけたうえで
できるだけ違和感や拒絶感を感じさせないように少しずつ表現をシフトさせながら
催眠がより深くなるように心を誘導しています。

特に序盤の深呼吸をしながら暗示を入れていくシーンが本当に丁寧で
1呼吸ごとにわかりやすい表現で何度も語り掛けてきます。
これだけの時間深呼吸をするだけでも十分にリラックス効果が見込めますし
その後の声の虜にするシーンの進め方も緻密で隙がありません。
「声を聞いているとなんとなく落ち着くな」と多くの人が感じるでしょう。

「天使の輪が常に光る 黒髪ロング 楚々とした黒い瞳 それを大きく見せる 長い睫毛」
肝心の女体化についてはアイミスの催眠で意識を失い、その後目覚めた主人公が
起きたら女の子になっていました、という表現がされています。
一種の記憶操作みたいなものでしょうか。
容姿はもちろん生い立ちなんかも事細かに語ってくれていて
聴いた限りだと大和撫子風の巨乳の美少女と思われます。

女体化のタイプとしては変身型が最も近いでしょう。
催眠のかかり具合によってはこの事実を無意識が拒絶してしまう可能性もあることから
ある程度催眠や女体化に慣れ親しんでおいたほうが取り組みやすいと思います。



波が押し寄せるような立て続けに訪れる快感
エッチシーンは14分ほど。
プレイは乳揉み、クンニ、クリ舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほら こんな風に 私があなたの巨乳を ゆさ ゆさ」
言葉を巧みに操って主人公に自分が女だと自覚させることに成功したアイミスは
早速女の悦びを教えるためにその立派なおっぱいへと手を伸ばします。

エッチはアイミスが終始責め続ける形で行われます。
前半の流れから感覚支配の暗示で固めてくるのかと思いきや
主人公のおまんこの形や性癖といった特徴を事細かに語りながら
同時に責めることでさらに自分が女性であることをわからせていきます。

またクンニやクリを舐める際にアイミスがやや下品なちゅぱ音を鳴り響かせます。
プレイの様子を多めに描いてそのイメージで感じさせるスタイルですね。
ちゅぱ音が多めで興奮を高めやすい方だと思います。

「視界が 真っ白く 暗転 波が引いた後に残るのは 幸せの余韻 満ち足りた感覚」
そして「エンドレスオーガズム」の名の通りアイミスは何度も絶頂を促してきます。
最初に刻まれるカウントに合わせて絶頂を迎えた直後に追加で何度も行うややハードなもので
彼女の言う通り波が押し寄せるようなイメージを抱きながら
そのイキ声に合わせて何度も気持ちを盛り上げてみてください。
基本的には最初の1回を頑張って後は追加で行う感じです。

このように、心の女性化もある程度見据えたテーマに沿ったエッチが繰り広げられます。



催眠に浸る心地よさが味わいやすい作品
テーマは女体化なのですが、それよりも催眠の誘導方法に優れたものを感じる作品です。

多くのサークルさんが凝視法、弛緩法、逆算法といった古典系の技術に頼る中
敢えて暗示の連結のみで催眠を深めていくそのスタンスが奇抜で素晴らしいです。
このタイプの催眠はすくりぷてっどこねくしょんさんが得意とされていて
ある種すくりぷさんの専売特許的なものだったのですが
ここにきてカジハラさんも似たような催眠を作られたことに非常に驚きました。

タイプが似ていると言ってるだけでもちろん同じではありません。
細かい部分は色々と違いが見られます。
でも催眠としての独自性は高く一定以上の効果も見込めることから
やはり「優れている」と表現するのが妥当な催眠です。

ただそれ以降の女体化については残念と言わざるを得ません。
男性であることをまず否定して女性らしさを感じさせるアプローチなのですが
記憶操作は催眠の中でもかなり難しい方でして
今回の催眠で果たしてうまくいくかというと私は疑問を感じます。

無難に体を変化させて女性の感覚を刷り込むタイプの女体化の方が
この作品には合っていたのではないかなと。
もしくは最後に一気に深い催眠へと落としてからなら
深度的に記憶支配も何とかなりそうですし、そのどちらかです。
ただし、変化後の女性像は本当にしっかりしていてわかりやすいです。
自分が女性であることをすんなり受け入れられればきっと楽しめます。

エッチはあまり窮屈にせずに聴き手がある程度自由に楽しむ余地を与えています。
女性になりきった気分で聴いていれば自然と股間が熱くなるかもしれません。
ドライは最初の1回が一番狙いやすいです。
その後については自分の無意識に任せて楽しむ感じでしょうか。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

催眠がしっかりしていて催眠状態特有の感覚が楽しみやすい作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 47:56


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
解除音声はあります。