おやすみボイス 伊千花編

サークル「音撫屋」さんの同人音声作品。

サークルさんの18禁処女作にあたるこちらは
メイド・彼女・先生の3人の女性が色んなシチュで癒しと快感を提供します。
発売されたのが今から約1年半前とやや昔なためバイノーラルではありませんが
サークルさんが得意とされている耳かきや耳舐めといった耳への刺激を中心に
様々な音が耳に心地よさや熱さをもたらしてくれます。



三者三様のスタイルでご奉仕
メイドと彼女と先生に1対1でご奉仕されるお話。

「ようこそ ご主人様 私 メイドの伊千花と申します」
メイド版伊千花は穏やかで可愛い声の女性。
お疲れな様子のご主人様を丁寧な耳かきで癒してあげます。

本作品はメイド3パート(非エロ2)、彼女1パート(非エロ)、先生2パートで構成された短編集で
名前は全員同じ伊千花なのですがメイドは礼儀正しく、彼女は親しげといったように
演じるキャラによって若干声質や口調が変化します。
音撫屋さんと言うと現在は癒し系作品で有名なサークルさんですが
先生編だけは軽く意地悪をされたり罵られるややM向けの作りになっています。

「それではご主人様 まずは お耳の周りを 軽くお拭きします」
非エロの目玉となる耳かきはメイド編にのみ登場し、時間は2パート23分30秒。
最初のパートは左→右の順に汚れを拭いてから耳かき棒で外側を
綿棒で奥を掃除して息を吹きかける手の込んだものです。

耳を拭くときは「ズズッ スイー」と布っぽい若干ざらつきのある音
耳かき棒は「ススッ ジイー」とかなり滑らかな音
綿棒は「ジョリ ズリッ」と乾いた若干重みのある音と個々に別々の音が使われており
それが耳の内外の形状に合わせた動きをします。

今だとこれらは当たり前のように行われているのですが
耳かきが流行する前の当時の状況を考えると画期的だったのではないでしょうか。
音の質も十分にそれらしさが伝わってきますし
多くの聴き手がこの耳かきを聴いて驚きを受けたと思います。

「舌で お耳をマッサージしているんですから どうぞ リラックスしていてください」
もう一つの耳かきは彼女が耳を使って綺麗にするちょっぴりエッチなタイプ。
合間にコリッとした音を鳴らしながら、粘性が高めのちゅぱ音が耳に襲い掛かります。
これ以外のパートでも耳舐めや息吹きをするシーンが多いのが特徴で
サークルさんが今でも得意とされている部分がこの作品でも如何なく発揮されています。

※作品説明文だとここはアダルトパートになっていますが
耳舐めは現在全年齢向けとして認定されているため、当サイトでは非エロ側で紹介しています。

「一緒の布団にいるってだけで すごく嬉しい」
彼女が登場する唯一のパートは添い寝。
2人で1つの布団に入って何気ない会話をしながらゆっくりと眠りにつきます。
意識して言葉を区切ったセリフが静かさを演出し、心に落ち着きをもたらしてくれるでしょう。
「嬉しい」「幸せ」などの簡潔でストレートな好意の言葉も心を温めてくれました。



心と体を縛られながら快感を高める
エッチシーンは3パート41分ほど。
プレイは催眠、耳舐め、オナニー、手コキ、SEX(騎乗位)、顔面騎乗、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「あら? どうしたの? もしかして また眠れないのかな?」
エッチのメインとなる先生編では、ちょっぴり嗜虐的な声の伊千花が
やや意地悪に振る舞いながら生徒に性的な気持ちよさを味わわせます。
部分的にせよ催眠を絡めたパートが登場するのが特徴です。

「どう? 意識しただけでも 気になって 触りたくなるでしょ? でもダメ 触っちゃダメよ」
ここでは彼女が体をパーツごとに意識させ、気持ちよくなるように仕向けておきながら
なかなか触る許可を出さず聴き手にもどかしさを感じさせたり
耳元でちゅぱ音を鳴らして興奮を煽ったりする焦らしプレイが繰り広げられます。

…が、結論から言いますと残念ながらこれは催眠とは呼べません。

「決して 体を動かしてはダメ 顔が痒くなったりしても 掻いてはダメよ 絶対に体を動かさないで」
催眠を始める際に彼女が上のようなセリフを言っているのが理由の一つです。
諸々の技術を使って聴き手が体を動かしたくなくなるよう心を誘導するのが催眠であって
最初から押さえつけるようなことを言うものではありません。
このパートで行われている行為は命令もしくは調教にあたります。
理由は他にも色々ありますが、差し当たりこれだけで十分だと思います。

「あら あなたのおちんちん すごく小さいわね 縮こまっちゃってるのかしら?」
催眠を絡めないもう一つのパートは純粋なM向けのエッチ。
裸になった生徒のおちんちんを貶して興奮を煽ったり
男性側にとっては屈辱的な顔面騎乗の体勢が登場したりと
そういう属性を持っている人にはたまらないプレイが繰り広げられます。
終盤に登場するフェラも速めのペースでねっとりとした音をまき散らすエロい音で
女性に自分の大事なところを貪られる感覚が十分に味わえるでしょう。

「おちんちんが ご主人様のおちんちんが 気持ちいい…です」
メイド編唯一のエロパートは夜のご奉仕としてご主人様と一つになります。
耳かきの時は余裕たっぷりだった彼女が裸になると途端に少女らしさを表し
もじもじと恥ずかしがりながら彼のおちんちんを受け入れようとします。

音声作品だと惜しげもなく淫語を連発するようなキャラが多いだけに
こういう初心な女性は珍しく、グッとくる人が多いのではないでしょうか。
私は恥ずかしがるキャラが大好きでかなりツボに入りました。

このように、ノーマル~ややM向けの個性的なプレイが繰り広げられます。



様々なニーズに対応できる作品
1つの作品とは思えないほどに多くの要素が詰まっている、ある意味欲張りな作品です。

献身的なメイド、優しい彼女、Sっ気のある先生と3人の違ったキャラを登場させ
それぞれに合ったサービスを用意することで属性や好みを幅広くカバーしています。
タイトルの通り基本的には安眠へと導くのを目的としている作品ですが
その方向性がまったく違ってパートごとに新鮮さを抱きながら楽しめるでしょう。

中でもやはり耳かきと耳舐め・息吹きのクオリティが高いです。
耳かきはさすがに今の音撫屋さんを含めた一流のサークルさんには及びませんが
標準的なレベルの耳かき音として今でも通用するものを持っています。
当時から耳かきに対するこだわりをかなり持たれていたのでしょう。
耳舐めについても意識的に多く盛り込んで作品としての個性を生み出しています。
もちろん音声作品の主役である鹿乃仔さんの声の使い分けにも注目です。

催眠パートは手厳しいことを言いましたが
本作品におけるメインの要素ではないため私はそこまで気にしていません。
あくまで一つのシチュとして、そういった要素を絡めたものとのみ考えています。
ですが催眠音声のレビューも行ってる者として白黒だけはつけさせていただきました。

エッチはサークルさんの作風からソフトだろうと思っていただけに
顔面騎乗などのややアブノーマルなプレイがあるところに若干驚きました。
言葉責めがソフト系なぶん雰囲気はマイルドで、ややMあたりが妥当に思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

やや癒しを重視した、現在ではあまり見かけないタイプの作品です。
最近サークルさんのファンになった方が聴くと色々驚くかもしれません。

CV:鹿乃仔さん
総時間 1:23:14


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります