おててレッスン! ~雅でドSなお狐様の早漏防止焦らしオナサポ~

サークル「しらあえプロジェクト」さんの同人音声作品。

約1年ぶりとなる同サークルさんの新作は
早漏訓練をテーマにSっ気の強いロリババアがハードなオナサポをしてくれます。
今回はスタート・アンド・ストップ法というトレーニング法を取り入れており
緩急をつけながら継続的に刺激を与えることで
おちんちんの耐久度を上げる、といったかなり実践的な試みがされています。



お狐様のおもちゃになって
お狐様の指示に従ってオナニーするお話。

「む なんじゃ貴様か 何ぞ用でもあるのか?」
お狐様は厳かに話す可愛い声女の子。
彼女に精液を搾り取ってもらいたいと願う主人公に対して
「満腹だから相手をする気はない」と素っ気ない態度を取ります。

この2人は過去作「Sふぇら! 〜雅でドSなおキツネ様〜」の登場人物で
そこでは彼が彼女の激しいフェラで精液をたっぷり搾り取られています。
しかし今回は早漏トレーニングがテーマですから、そういったプレイはありません。
その代わり彼女が声を使って気持ちのいい射精へと誘導してくれます。

「貴様はわしの所有物だと言ったであろう わしが空腹だと言えば精気を差し出し そうでなければ大人しくしておればよい」
彼女はロリババアらしく声とセリフの落差がとても大きく
普段は割と尊大な態度を取りますが、時折やや幼稚な反応を見せるなど
大人と子供の両方の特徴を兼ね備えたキャラとして描かれています。

最近ロリババア自体がほとんど見かけなくなっていますし
この手のキャラが好きな方なら是非とも押さえておきたい作品と言えます。

本作品で登場する「スタート・アンド・ストップ法」については
ネットで調べた限りだと緩めの寸止めといった感じで
ある程度射精感が高まってきたら手を離して休憩し、引いたら再開する
これを何度も繰り返すことで亀頭部分の皮膚を刺激に強くするそうです。
ちなみに彼女が作中でこの用語を使うことはありません。

実際にオナニーを開始する前に、まずは心身のクールダウンをするために
6分ほどの時間を使って深呼吸と脱力を行います。
これは前作「おててレッスン! ~ドSであまあま? ロリ妹の命令オナサポ~」でもあったのですが
この先の彼女の指示に従いやすくするための環境づくりが目的と思われます。

「両足先から じわり じわりと 力が抜けてゆく ゆっくり 呼吸をするたび 力が抜けていく」
ここでの彼女はとても穏やかな声に変化し、聴き手に穏やかに語り掛けてきます。
セリフの内容も催眠音声の暗示と非常に似ており
聴いているだけでリラックスしたり体の重さを感じることでしょう。
作品の世界に浸る手助けもしてくれる特徴的なシーンです。



前半は優しく焦らすように、後半は激しく搾るように
エッチシーンはおよそ38分間。
プレイはおちんちんの愛撫、乳首いじり、オナニーです。
エッチな効果音はありません。

「さあ 利き手をゆっくり持ち上げてみよ その手で 貴様のイチモツ全体を覆うのじゃ」
オナニーに集中できる状態へと主人公を導いた後
お狐様はようやく彼におちんちんを軽く揉むように言います。

エッチはオナサポらしく終始彼女の指示に従う形で行います。
そして前半と後半でプレイスタイルが大きく変化するのが一番の特徴です。

「円を描くように変化をつけながら イチモツをじっくりと愛撫するのじゃ」
前半は聴き手の感度を上げながらもどかしさを味わわせるのをテーマに
とにかくゆっくりと焦らすようなペースで体に微弱な刺激を与えます。
おちんちんに触れてもしばらくの間は握るだけ、揉むだけだったり
乳首も最初は敢えて乳輪をなぞるだけに留め、その後時折つまんだりと
早漏でも問題なく取り組める極めてソフトなメニューとなっています。

「さあ ゆっくりと手を上下に動かすのじゃ 一擦り 一擦り じっくりと味わうようにな」
おちんちんをしごく許可が出てもそのスタイルは相変わらずで
今回はよくあるオナサポ作品のように「シコシコ」の声をかけるのではなく
合間に「上へ 下へ」と声をかけながら最初は本当にゆっくりと慰めます。
ここでの一番速くなる時のスピードが普段のオナニーでしごくペースくらいですから
射精の心配が無い反面、射精したい衝動が嫌でも高まるでしょうね。

寸止めほどギリギリにならない範囲で意図的にペースを落としているところが
スタート・アンド・ストップ法を利用している部分なのだと思います。
この先でも極端にペースを落として射精を食い止めるシーンが何度も登場します。

「うむ そうじゃ このあたりはいじる程度 この時点であまり速くしてしまうと 後々大変じゃぞ」
対する後半はカウントを刻むスタイル。
20カウントを数えて0になったら射精する催眠音声などでよく見るものなのですが
数が多いほどゆっくり、少ないほどに激しくおちんちんをしごくルールが設定されているため
先ほどとはまったく違う変化に富んだオナニーが楽しめます。

「ほれ 早速(カウントが)飛んだぞ 急に速くなると 肉棒が驚くのう」
当然のように彼女はただ淡々とカウントするのではなく
0の直前までいったら逆に数え上げたり、急に数えるペースを速めたり
カウントを一気に飛ばしたりと意地悪に振る舞います。
そして何より厳しいのが、このシーンに入るとほぼずっとしごき続けなければなりません。

およそ15分間、手で様々な刺激を与えながら決して射精は許されない。
この地獄のようなプレイに耐えられる人はそこまで多くないのではないでしょうか。
敏感な状態なら微弱な刺激でもあっさり射精しますし、暴発を食い止めるのは至難の技です。
しかしそれを乗り越えた先にはきっと気持ちのいい瞬間が待ち構えているはずです。
それを信じてひたすら彼女の責めに耐え続けてみてください。

このように、自分の強さが試される過酷なエッチが繰り広げられます。



一歩進んだオナサポ作品
単に気持ちよくなるだけでなくおちんちんの耐久度アップも想定している
一風変わった作品スタイルに面白味を感じる作品です。

基本的にはお狐様が意地悪そうにあれこれ指示を出してくるわけですが
ある程度のラインまでは本当に誰でも達成できるように考えて設計されています。
具体的にはエッチの前半部分までですね。

後半はその制限を完全に取っ払ったかのように暴発覚悟の指示を出してきます。
ここをどれくらい耐えられるかで自分の早漏具合がわかるでしょう。
私は射精許可の3分前あたりでうっかり漏れてしまいました。
カウントに対するしごくペースの速さを聴き手が任意で決められますから
そのへんを緩めに設定すればある程度難度を下げるのは可能です。

上では触れませんでしたが、彼女は言葉で「射精してもいいよ」と言いながら
結局させてくれないシーンなんかも登場します。
プレイの厳しさを考慮してか淫語責めはしてきません。

しらあえさんの過去作で多用していた「シコシコ」を今回一切使わなかったのは
一つの大きな変化と言えるかもしれません。
私は「シコシコ」のペースを1分単位で変化させるあのきめ細かさが好きなので
それが味わえなかったのが少々残念でした。

エッチは実際におちんちんをしごく時間が27分とかなり長く
多くの人が射精したいのにできない苦しみを味わうことになります。
ですがある程度聴き手側でカスタマイズできる要素を設けて
その環境下でなるたけ完遂できるようにする配慮もされています。
そういう意味では人によって楽しみ方に違いが出る作品とも言えます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

M~ドM向けのあまり見かけないタイプのオナサポ作品です。
普段のオナニーに真新しさが無いとか、単なる性欲処理の手段になっている人には
ちょっとした試練や目的を与えてくれますのでお薦めしたいです。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 50:11


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります