ダミーヘッドマイクの音声を生配信してみた

サークル「Ak Voice」さんの同人音声作品。

本作品はニコニコ生放送のような形式で女の子がエッチな配信をします。
音声作品ではあまり見かけない面白いコンセプトですね。
ほぼ全編バイノーラル録音なだけあって声の位置や距離感がよくわかり
彼女がまるですぐそばにいるかのような臨場感が味わえます。



個性的なキャラとリアルな声
ネット配信者「まゆっち」の生放送を観るお話。

「みんな お久しぶり― はじめましての方ははじめまして まゆっちです♪」
まゆっちは明るくて可愛い声の女の子。
つい最近バイノーラルマイクを購入したとのことで
そのテストのために今回の配信を行います。

「えーっとね みんな ヘッドホンとかイヤホン持ってる? うん 持ってる あっ 持ってない人もいるみたいだね」
「『ちょっとコンビニでイヤホン買ってくる』? マジ!? 買ってくるんだ」

本作品は生放送らしくリスナーに語り掛けるような形式で進められます。
上のセリフのようにリスナーのコメントを確認したり、それに反応したりと
実際の生放送に近いやり取りがされていて、物語にリアルさと面白さを与えています。
口調がかなり砕けているのもいいですね。

また、実物にできるだけ近づけるためにアドリブで録音されたとのことで
他の作品でのことねさんとはまったく違う、キャピキャピとしたキャラを演じられています。
彼女の作品をこれまで色々と聴いてきましたが、正直こういうキャラは初めてです。
仕草や笑い方が素に近くとっても自然で
彼女のファンならきっと「おおっ!」と驚き喜んでいただけるはずです。
良い意味で音声作品らしくない、和気藹々とした温かい空気を感じました。

お話の方は最初のパートだけは通常の録音がされていて
ここでは今回の放送の目的を話したり、リスナーがイヤホンを用意するまでの暇つぶしとして
ちょっぴりエッチなイメージが湧いてくるクイズを5問ほど出します。
リスナーの心を軽く掴むのと、彼女自身のウォーミングアップが目的でしょう。

「はい 準備完了しましたっと あ あ あー(マイクテスト) ちゃんと聞こえてますか?」
そして2番目のパート、時間にして9分経過したあたりでようやくバイノーラルに切り替わります。
最初は実際のテストらしく声を出したり移動したりして音質を確かめるわけですが
彼女が言った通りの動きを聴いていて確かに実感できるほどにリアルです。

彼女との縦横の遠近感もバッチリで
正面のやや遠くから話しかけられているのがわかるのはもちろん
頭の後ろにいる時の声もそれらしく聞こえてくるのが素晴らしいです。
本作品を通じてバイノーラルの力を改めて思い知らされました。

「えと これが 耳元で しゃべってまーす どうですかー? くすぐったい?」
他にも耳元で話しかけられた時の感覚がたまりません。
耳を軽くくすぐられるような、ぞわぞわとした感じに加えて声の熱さが伝わってきます。
興味のある方は体験版2パート目の4分あたりを聴いてみてください。
軽く耳を温められているような面白い感覚です。



まゆっちのエッチなサービス
エッチシーンは3パート55分ほど。
プレイはオナニー指示、耳舐め、疑似フェラ、まゆっちのオナニーです。
まゆっちがオナニーする際にややリアルなくちゅ音が鳴ります。

「まゆっちが みんなの気持ちいいこと お手伝いしてあげる」
耳元でのエッチな囁きに興奮したリスナーたちを満足させるために
まゆっちは声で彼らのオナニーを手伝ってあげることにします。

エッチはネット放送ということで彼女との接触は一切せず
エッチな声や雰囲気でお互いの気持ちを盛り上げていきます。
簡単に言うとヴァーチャルSEXをするような感じでしょうか。

そしてここからはまゆっちが耳元で囁きかけるシーンが一気に増えます。
他のバイノーラル作品を経験済みの方ならわかるでしょうが
バイノーラルでの囁き声は風圧が耳に伝わってとても心地よい気分が味わえます。
声量が下がる分、吐息を存分に楽しめるのもポイントですね。

「それじゃあ 指を おちんちんの裏側 筋のところに持ってきて」
一番最初のパートは彼女に指示を受けながらオナニーするオナサポスタイル。
包茎の人向けに包皮を剥くところから始まって、漏れているカウパーを亀頭に塗り付けたり
裏筋を撫でたりしてある程度性感を高めてからしごき始めます。

その後は「シコシコ」の声に合わせて行うお馴染みのタイプで
合間に彼女が声を適度に移動させて語り掛けたり耳を舐めて応援してくれます。
声もそうですが耳舐めのちゅぱ音が立体的で大いに興奮を掻き立ててくれるでしょう。

ペースはゆっくり目ですが意図的に焦らしたり寸止めしたりもありませんし
あまあまな雰囲気の正統派なオナサポという印象です。
最後はカウントに合わせて絶頂を迎えます。

「じゃあ 今度は まゆっちと一緒に 気持ちよく…なろ?」
対する最終パートはまゆっちと一緒に気持ちよくなるプレイ。
ここでは興奮した彼女が自分自身を慰める姿をオカズにして射精を目指します。
ネット配信だとこちらのプレイの方が自然でしょうね。

「剥けた 剥けたよ まゆっちの むき出しの クリチンポ」
寄り添って聴き手にわかるようにどこをどういじるか言いながら行うわけですが
最中に漏れる彼女の荒く熱い息遣いがとってもリアルでエロいです。
クリトリスに指が触れると軽く悲鳴を漏らしたりして
一心不乱に自分を慰め続けるまゆっちの存在がとても近くに感じられます。
まさに彼女との一体感が得られるシーンと言えるでしょう。

このように、バイノーラルの長所を最大限に活かしたリアルなエッチが楽しめます。



面白い素材を上手に料理した作品
珍しいテーマにバイノーラルを上手く融合させた興味深い作品です。

ネットでの生放送は近年非常に流行っていて、カリスマ配信者と呼ばれる人も出現し
世間的には割と認知度の高い分野ですが、音声作品ではほとんど登場していません。
そこに目をつけていち早く取り入れた発想力が素晴らしいです。
シナリオも大まかな流れを決めるだけに留めて自然な感じを演出したりと
既存の枠にはまらないスタイルが作品の個性を生み出しています。

あとはやはりことねさんの演技が見事です。
砕けた口調の素人らしい、飾らないセリフがいかにも配信者っぽくて
実際の配信を聴いているような気分に浸ることができます。
ここまでバイノーラルのリアルさを何度も強調してきましたが
シナリオ面でのリアルさもきちんと追及していてレベルの高い作品に仕上がっています。

バイノーラルについては結構聴き慣れているつもりだったのに
「すげぇ」と感動するシーンがいくつもありました。
意識して耳元で話すシーンが多くその凄さを存分に味わえます。
声もそうですが吐息や息遣いに特に優れたものを感じます。

エッチは無茶なプレイを入れずに無難なもので固めて
その代わり演出面で独自性を打ち出しています。

唯一触れなかったフェラについてもちゅぱ音がとてもリアルで
あまりしゃべらず2分程度の間隔で舐め方を変える丁寧なプレイをされていました。
ことねさんの多彩なテクニックがふんだんに盛り込まれていて、サクッと抜かせてくれます。
ただプレイ的に声や音の位置が固定になることから、ややテーマには不向きにも思えます。

数々の美点を持つ新しいタイプの音声作品です。
正直音声作品のネタは出尽くした感があっただけに
こういった新境地を見せてくれたことが何よりも新鮮でした。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:31:09


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
バイノーラル録音のパートには体験版のようなノイズのあるもの以外に
ノイズがほぼ完全に除去されたバージョンが同梱されています。