はらぺこ吸精姫~Succubus princess~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

こちらはのんびりとした口調の癒し系サキュバスがじっくり時間をかけて搾精してくれます。
エッチの時間が催眠の4倍近くとエッチシーンにとても力が入れられているのが特徴で
乳首責めやフェラといった通常のプレイに加えて、尻尾での責めや尿道責めなど
このキャラでしかできないようなユニークなプレイも登場します。

催眠音声らしく特殊なプレイは特に念入りに暗示を入れたうえで行われます。
股間がむずむずしたりちょっぴり痛むような不思議な感覚が生まれてくるでしょう。



寂しい思いをする男の味方
吸精姫に精液を吸い取られるお話。

「ねぇ お兄さん 一人で寝るの 寂しくないですか?」
吸精姫はのんびりと話す可愛い声の女の子。
寝ている主人公を自分のモノして精液をいただくために早速説得を始めます。

「吸精姫はいいとして はらぺこっていうのは 何だか間抜けで嫌なんですけれど」
吸精姫は精液をもらう男に条件を設けていたり、その際のスタイルにこだわっていたりと
淫魔らしくプライドの高い部分も持ち合わせているのですが
声の方は非常におっとりとしていて聴いていて癒しを感じます。

いきなり力ずくで襲ったりせずまず主人公を説得しようとしているところにも
彼女が日頃相手の気持ちをある程度尊重しながら搾精しているのがわかります。
素朴で人当たりの良いサキュバスと言えばいいのでしょうか。

催眠はおよそ15分間。
最初は深呼吸をしたり手足を脱力しながらリラックスすることで
彼女の暗示を受け入れやすい状態を作ります。

「お風呂に入って じーんわりと 体が温まっていくような そんな感覚」
意識して言葉を区切ったり間を開けてかけられる彼女の声を聞いていると
だんだんと手足がぽかぽかしたり、意識がふわりと浮かび上がる感覚を受けるでしょう。
与えられる指示や暗示だけでなく声の雰囲気によっても彼女は安らぎを与えてくれます。

「ぞくん ぞくん もやが入り込むと 頭の中が ピンク色に 染められていく」
そして最後はピンク色のもやに包まれながら心と体を彼女一色に染め上げます。
ピンク色のいやらしいイメージと彼女の暗示が合わさることで
体が一気にかーっと熱を帯びてくるかもしれません。
それはつまり自分が彼女の声によって操作される存在になりつつあることを表します。

この先のプレイを主人公の視点で楽しませることを目的とした簡素な催眠です。
おそらく他のサークルさんの色々な催眠を経験されている方がこれを聴くと
「え?これで終わりなの?」と意外に思うでしょう。

でも今回のエッチはガチガチに縛って心身を操作されるようなものとは違うため
彼女の言うことに違和感なく従えるくらいに心を誘導すればそれでいいのです。
エッチである程度暗示を織り交ぜて催眠を強化してくれるからというのもありますが。
目的に合わせて適切な催眠を行うのも催眠音声においては大切なことです。
入念に行うとなるとどうしても時間がかかりますしね。

誰得さんは「にゃんこといっしょ」あたりがわかりやすいのですが
目的に適した催眠を施すことにかなり気を使われていて、そのさじ加減が優れています。
短時間の催眠ですが意識がぼんやりとして心地よくなる感覚は大いに得られます。



おちんちんを内と外から同時に刺激
エッチシーンは4パート合わせて55分ほど。
プレイは首筋/耳/乳首舐め、フェラ、尻尾での責め、尿道責めと珍しいものが登場します。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「心も 体も いーっぱい 犯してあげますからね」
催眠を使って主人公の心を掴むことに成功した吸精姫は
彼に極上の快楽を、自分に極上の精液を与えるために責めを開始します。

エッチは無抵抗状態の主人公を彼女が終始責め続けます。
内容はそれなりにハードですが彼女の声のおかげで雰囲気はとっても穏やか。
催眠特有のまどろむような頭がぽわぽわした状態を長時間に渡って堪能できるでしょう。

最初の2パートにあたる乳首責めとフェラはどちらかというとエロボイスに近い作りで
彼女が彼の体の匂いを嗅いだりおちんちんを丹念に舐めまわす様子が
わかりやすい客観描写を中心に描かれています。

「あらあら このおちんちん 我慢できなくて、涎なんて垂らしてますね」
フェラシーンでは亀頭を軽く舐めるところから始まって
にじみ出たカウパーを掬い取ったりたまたまに吸い付きながら
その都度おちんちんがどのようになっているかを彼女は意識的に伝えてきます。
感覚を操作する系統の暗示はあまり入れずにそちらに力を入れたのは
まずは主人公になりきってプレイの雰囲気に浸ってもらいたかったからかもしれません。

「射精が できない できない できない ただただ 快感だけが 暴走する」
それが後半の尻尾責めや尿道責めに入ると比率が逆転して
吸精姫は主人公の感覚を変化させるために様々なタイプの暗示を入れてきます。
聴いてみるとこちらの方がずっと催眠音声らしく感じるでしょう。
これは2つともリアルでは体験できない疑似的なプレイで、想像力がカギになるからです。

「本命は そんな危ないおまんこなんかじゃなくて これ ですよ 悪魔の尻尾」
特に挿し絵のオナホ型尻尾におちんちんを挿入する際には
およそ9分もの時間をかけてゆっくりとイメージと期待感を刷り込んでくれます。
ここまで一切絶頂できない状態が続いていたこともあって
股間のあたりにむずむずとしたもどかしい感覚がさらに強くなるのを感じました。

「おちんちんが ぐちゅぐちゅ ぐちゅぐちゅされるたびに 体全体から 快感が膨れ上がる」
そして最後の尿道責めパートでは先の尻尾に加えて
肉のストローのようなものを尿道に挿入して前立腺を直接刺激してくれます。
男でありながら女性のように体の中を犯される感覚が味わえるわけです。

私の場合は挿入の瞬間に軽く亀頭が熱くなったり痛みが走ったのですが
これは誰得さんの他の作品で似たようなプレイを既に経験していたからかもしれません。
ここにまででどれだけ作品に没頭できているかによって得られる感覚は変わるでしょう。

絶頂回数は尻尾で1回、尿道責め5回と結構偏りがあります。
尿道責めは連続絶頂を狙う感じで立て続けにカウントを刻んできますから
うまく波に乗れていれば少しずつ快感が大きくなっていくのを感じるはずです。

このように、現実/非現実の両方のプレイを織り交ぜた独特なエッチが楽しめます。



癒しもエッチも楽しめる作品
ある程度催眠風ボイスドラマっぽさを持った催眠音声です。

誘導後の2パートを聴いている時は催眠音声らしさが薄くて不安だったのですが
後半の2パートはしっかりとこちらに働きかけながら進めてくれる安心できる作りでした。
最終的にドライの感覚もある程度得られますし、催眠音声として十分楽しめると思います。

吸精姫はちょっぴり間の抜けた癒し系のキャラでなんだかとっても和みます。
エッチもちょっぴり意地悪をする程度で基本的には優しいですし
彼女に対して心身を預けることに抵抗を感じにくい良いオーラが漂っています。
聴き終えた時に幸福感や充足感を感じる方がそれなりにいるのではないでしょうか。

催眠は導入部分は最低限のことだけを行って
その後のエッチを通じて信頼関係と催眠を徐々に強くしていくように進められています。
導入の時点て物足りなく感じた人も最後まで聴いたら納得していただけるかなと。
プレイに抵抗がなければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチは後半の2パートが最大の肝であり山場です。
これらをどれくらい主人公になりきって、彼女の暗示を受け入れて楽しめるかによって
本作品に対する満足度は大きく変わります。
私は女体化より感じ取りやすいと思うんですけどね。
一番最初と最後の絶頂シーンで脳が軽く爆発するような気持ちいい感覚が得られました。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

ちょっと変わったプレイを体験したい方に聴いてみていただきたい作品です。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:40:23


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります