少女の世界に弾丸を

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

本作品は女学生であり超常現象対策組織の一員でもある水橋由那になって
悪の組織と対峙する様子を彼女自身になって楽しむことができます。
いわゆる女体化音声の中でもしっかりとしたストーリーがあり
それを楽しみながら催眠も楽しめる、そんな欲張りなところが魅力です。

エッチは女研究者、謎生物、そして親友を相手に様々なプレイが繰り広げられます。
乳首と股間を中心に襲い掛かる激しいプレイの数々を通じて
女性ならではの継続的な快楽を嫌と言うほど味わわせてくれます。



弾丸に思いを乗せて
水橋由那になってミズチやヒルコに犯されるお話。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
お姉さんはのんびりとした調子で話す可愛い声の女の子。
催眠者であり作品の案内役でもある彼女の声に従って
早速催眠の世界に入るための準備を進めていきます。

催眠は4パート38分間。
最初の2パートは純粋に催眠導入・深化と女体化を
後の2パートは作品の世界に浸りながら由那になりきる心を養います。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
導入はまず敢えて目を開けたままの状態で部屋の中の1点を凝視し
同時に瞼が重くなる暗示を聴くことで体を効果的にリラックスさせます。
催眠音声では時々登場する方法ですからご存知の方も多いでしょう。
身体的な疲労を誘発しながら行うので誰にでも通用するのが長所です。

「人差指を曲げて弾丸を発射するたびに あなたの眠りはどんどんと深くなっていきます」
ついで深呼吸、脱力とお馴染みの方法で十分にリラックスした後
タイトルにある弾丸を放つ様子をイメージします。
手を銃を持つような形にして引き金を引くのと同時に
リアルの嫌なことを忘れて心を開放していきましょう。

こういう作品に合ったイメージを上手に織り交ぜてくるのが
KUKURIさんの作品の優れているところだと思います。
見栄や世間体やストレスを的にして撃ち抜く発想も非常に面白いですね。
カウントを何度も刻んで撃つのと同時に催眠を深めていく流れも見事です。

「膣がじわじわと気持ちよくなるのに対して (クリトリスは)直接的な快感がありますよ」
女体化は挿し絵の黒髪の女の子に心を重ねていきます。
体を部分ごとに変化させるのではなく一気に変身するタイプなのですが
エッチで重要になるおまんこの感覚だけは割と入念に刷り込んでくれます。
キャラのイメージが固まっている分取り組みやすいのではないでしょうか。

ミズチ「あっはっはっは 無様な姿ね由那 これですべての鍵は揃ったわ」
そして最後に15分ほどをかけて物語のあらすじや
他の登場人物とのやり取りを聴きながら更に催眠を深めていきます。

ここからは敵役であるミズチや由那の親友の和美なども登場しますが
お姉さんが中心になってお話を進めてくれるスタンスはそのまま
かつほとんどのセリフが由那に語り掛けてくるようなものばかり。
そのため単なるボイスドラマに留まらず、由那になりきらせる役割をきちんと果たしています。

効果的な催眠法で確実に催眠状態へと持って行ってから
体→心の順に少しずつ由那へと作り変えてくれる丁寧で親しみやすい催眠です。

流れ自体はKUKURIさんの他の作品とそれほど変わらないのですが
弾丸を絡めたイメージやドラマパートにおける情景の描写とセリフの内容
そしてそれらにカウントを違和感なく絡めての更なる深化と
催眠とボイスドラマをごく自然に融合させている点に正直驚きました。

ドラマパートがイメージの延長のような形になっているため
催眠状態を維持したまま由那になりきって聴き続けることができるでしょう。
催眠音声としてもきっちり落としてくれていますし
女体化に抵抗さえなければ初心者でも聴ける内容だと私は考えています。



愛銃に処女を捧げる
エッチシーンは3パート46分間。
プレイはミズチとのキス、乳責め、おまんこ愛撫、失禁、手マン、銃挿入
ヒルコの全身愛撫、乳責め、クリトリス責め、触手挿入
和美の全身舐め、クンニ
と様々です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「いい顔してるわね 本番の前に少し楽しませてもらうわ」
悪の女研究者ミズチに敗れ手足を拘束された由那は
まずは彼女に全身を責められて女の快感をたっぷりと味わいます。

本作品のエッチでは由那以外に3人のキャラクターが登場します。
ミズチは上の通りで、ヒルコは触手を持ったスライム的な謎生物
和美は由那と子供の頃からの付き合いで友達と恋人の中間あたりの関係です。
女性からの凌辱、触手との交合、百合が同時に楽しめる作品はなかなかありません。

「全身をヒルコ水で犯されます 体中が熱くなり 胸が おまんこが むずむずしてきます」
エッチはお姉さんの細かい客観描写を中心に進められ
要所でカウントを絡めた感覚操作の暗示を入れてくる催眠音声にとても近い作りです。
特に感度アップを行うケースが非常に多く
体全体だけでなく乳首やおまんことパーツごとに仕掛けてもくれますから
彼女の言われた通りに熱さや気持ちよさを感じていきましょう。

「そろそろいいかしらね どうせ処女なんだろうから 初体験は忘れられないようにしてあげる」
ミズチが由那の愛用している銃口をおまんこにあてがってトリガーを引き
それに恐怖した彼女が失禁したり、銃口で処女を奪われる
シーンなど
本作品でしか味わえないようなプレイが登場するのもポイント。

前者は敵に醜態を見られた恥ずかしさを強烈に煽ってくれますし
後者は男ではなく武器に大切なものを奪われる口惜しさを植え付けてくれます。
体だけでなく心の方もしっかり責め立ててくれるわけです。

「さぁ 舌を伸ばしてみましょう そしてぺろぺろとおまんこを舐めてみてください」
続くヒルコからも過酷な責めを受けた後
最後の最後に和美とのとってもあまあまなエッチが繰り広げられます。
基本的には和美が責めることになりますが
シックスナインの体勢になっておまんこを舐め合うシーンもあったりと
お互いを愛し、気持ちよくなるのを目的としていますから
心も体も満たされるひと時を味わうことができるでしょう。

このように、奇抜なプレイを主観的に体験させてくれるハイレベルなエッチが楽しめます。



催眠風ボイス ドラマの1つの完成形
催眠風ボイスドラマの中ではかなりの良作です。

多くの催眠風ボイスドラマが一時的にせよ作中で催眠を放棄しているのに対して
本作品は終始聴き手の視点に立って何らかの働きかけを行ってくれています。
そうでありながらきちんとストーリーが組み立てられていてボイスドラマとしても楽しめる
両方を最後までしっかりやり遂げているのが実に見事です。

「ヒルコはあなたのいらないものを具現化した生物です」
ストーリーで登場する悪役をリアルでの障害に見立てて
それを打ち破ることで心をリフレッシュさせているのもポイント。
作品としての明確なテーマを持ち、それを催眠にも絡めています。
聴き終えた時には気持ちよさに加えてちょっとした爽快感も味わえることでしょう。

催眠は凝視法、深呼吸、脱力とオーソドックスな形で始まって
その後のイメージやドラマパートで徐々に作品らしさを演出しています。
特にドラマパートの言い回しが催眠を非常に意識していて印象的でした。
ちょっとした回想シーンを入れていてドラマとしての展開にも面白味があります。

エッチはKUKURIさんお得意の触手凌辱だけではなく
お漏らしや器具による処女喪失といった背徳的なプレイも登場します。
一部で開始前に迫ってくる表現を交えているのもいいですね。
処女喪失の際に銃が処女膜へと迫り、突き破る様子などを演出することで
精神的にも程よい刺激を与えてくれています。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見て催眠とドラマの親和性がとても高いハイレベルな作品と判断しました。
催眠風ボイスドラマと呼んでいますがほぼ催眠音声と思ってもらって構いません。
ちょっとしたストーリーを楽しみながら催眠の感覚も味わえる、そんな夢のような作品です。

CV:津軽りんごさん
総時間 1:42:59


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります