女体化系催眠ボイスドラマ 私の彼氏は女装っ娘!!

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

本作品はちょっぴり男性に恐怖を抱いている先輩に女の子の姿に変えられて
その後男女両方の快感を味わうことになります。
メインテーマが女体化なのにおちんちんをしごくシーンがあるのは珍しいですね。
もちろん女体化にかなりシフトした作りですからそっちの快感を大いに楽しめます。

催眠はドラマっぽく若干のストーリー性を持っていて
それに即した違和感のないイメージ中心の催眠法が使われています。



先輩と付き合うための条件とは
先輩の催眠でメスペットになるお話。

「えっと この書類がこっちで これが… ああそうそう ここだったわね」
先輩は明るく利発そうな声の女の子。
生徒会役員を務めている彼女が遅くまで雑務をこなしているところへ
主人公がやってきて彼女に告白するシーンから物語は始まります。

「私の彼氏にふさわしいかどうか 軽くテストしてみましょうか」
本作品には催眠の技法が多数登場しますが「催眠」という単語は一度も出てきません。
彼女が主人公と普通にコミュニケーションをとりながら
少しずつ彼の心と体を作り変えていきます。
やってることは一般的な催眠音声にかなり近いですから
聴いていてどこから催眠が始まるかがわからない、なんてことはおそらくないでしょう。

催眠は2パート55分ほど。
告白をしてちょっぴり興奮した主人公をなだめるために
まずは深呼吸をしたり濡らしたハンカチを額に乗せて心を落ち着かせます。
ちなみに今回は座った状態で催眠を受けています。

「それじゃ 額の上に冷たいのが乗るから 驚かないでね」
催眠は序盤からイメージを中心に進められており
濡れたハンカチで額をひんやり心地よくしたり、コーヒーの匂いを嗅いでリラックスさせたりと
舞台である生徒会室の雰囲気に適した内容で少しずつ催眠状態へと導いてくれます。
物語との整合性を重視したうえで催眠が進められていますから
聴いていて違和感なくその世界に入り込むことができるでしょう。

「私の体温が 君の額に伝わる 温かくなる」
お次は額にハンカチの代わりに彼女の手を乗せることで
先ほどとはまったく逆の感覚をイメージします。
ハンカチは額と一緒に目も覆っていたので冷たくて暗いもの
一方先輩の手は温かくて明るい
そんな対比を通じて催眠を進化させようとしているところが印象的でした。

催眠音声での深化と言うとカウントを刻むのが非常に多いのですが
今回は極力催眠っぽさを出さないようにそれらも控えられています。

「体の筋張ったところが ゆっくりと柔らかくなって 力が入らなくなる」
続く女体化は事前に軽く女体化への抵抗心を削いでから
胸、お腹、手足と体をいくつかに分けながら時間をかけて行います。
女性らしく非力になる暗示を同時に入れられるおかげで
急に体が重くなったように感じるかもしれません。

また途中で女の子からメスペットと呼称を変化させてきたりと
少しずつ彼女の言いなりになるように心の方も作り変えてくれます。
言いなりになることで大好きな先輩とお付き合いできるようになる。
そんなやや遠回りするアプローチで隷属しやすくしているのも見事です。

ただ単に催眠状態にして体を作り変えるのではなく
女体化に取り組みやすくするため女性的な心にも目を向けているきめ細かい催眠です。
最終的なテーマは隷属化にあるようですが、彼女が男性を苦手としていることを考慮して
女体化と上手に絡めながら進められています。

ただ物語との整合性を追い求めるあまり
最も肝心な催眠の威力が弱くなっているように感じました。
特に深化の部分で「額に置かれた私の手のひらは明るい だから頭も真っ白」
みたいなことを言われるのですが、さすがにこの表現は強引過ぎると私は思います。
女体化については変化させる部分がとても丁寧でやりやすいです。



女性としての快感、奴隷としての快感
エッチシーンは2パート17分間。
プレイは女性の服を着ながらのドライ絶頂とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今までは体が変わっただけだったけど ここからは服装も変わる」
先輩の催眠で股間を除いて完全に女の子の姿になった主人公は
女物のパンツやエッチな衣装を着ながら更に感度を高めていきます。

エッチは前半が女性になりきっての絶頂(メスイキ)
後半は男性に戻っておちんちんをしごいて射精するかなり変則的なスタイルです。

「淫らな私を見てほしいって誘っている そんなメスペット」
最初のメスイキは全裸の状態から服を着るわけですが
先輩がかなり意識的に観察していることを伝えてきます。
女体化の部分で軽く肌の感度が上がる暗示も入れられているおかげで
肌がピリピリしたり股間がきゅっと締め付けられるような感覚があるかもしれません。

シチュで興奮させるようなプレイですから想像力がカギになるでしょう。
最後の最後でおちんちんをおまんこに作り変えて
そこから感覚を操る暗示を入れて絶頂へと追い込まれる点も変則的で珍しいです。

「好きな人が目の前にいて したいことがそれなんだね 最低だね」
後のおちんちんオナニーは奴隷としての悦びを叩きこむために
一旦男の体に戻して彼女の罵声を受けながら自分を慰めます。
男の体に戻る前に割と入念な暗示を入れられることから
痴態を見られたり罵声を浴びることに気持ちよさを感じるようになっているかもしれません。
特に女装した状態でオナニーするとも言っていないし至って普通のオナニーと思われます。

このように、男女両方の快感が味わえる独特なエッチが繰り広げられます。



ストーリーと催眠の親和性が高い作品
とても催眠音声に近い作りの催眠風ボイスドラマです。

軽く世間話をするようなスタンスを取りながら合間に暗示を入れることで
少しずつ彼女の声に従うメスペットへと変貌を遂げていきます。
時間が十分にあるおかげでゆっくり、じっくりと進めてくれますし
女体化についても精神的な違和感を取り除きながら行う慎重さが光っています。

しかし催眠中に暗示ではなく解説するような言い回しがそれなりに登場することから
被暗示性の高い人だとやや回りくどい印象を受けると思います。
要は物語としての違和感をなくすためのセリフが多いということです。
それが催眠風ボイスドラマらしいとも言えるのですが…

催眠はできるだけ催眠音声っぽさを抱かせないように表現が工夫されています。
良くも悪くもストレートではないので被暗示性の高低によって評価は分かれるでしょう。
私は高いのでさくっと誘導してほしいと思いました。
低い人にはこれくらいが丁度いいのかもしれません。

エッチは前半は良かったのですが後半がなんとも。
30分もの時間をかけて女体化したのにそれを解除するのは非常にもったいなく感じます。
プレイも罵倒されながらのオナニー、しかもほぼ暗示無しの単なるエロボイスですし
このパートだけはちょっと作品のテーマに合っていないのではないかなと。
女体化したままでのオナニーなら十分有りだったのですが…
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見てエッチの内容や展開に一部疑問を感じるものの
催眠については十分に満足できる作品と言えます。

CV:卯月杏奈さん
総時間 1:26:49


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


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