Transparent Chorionさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

こちらは久々に再会した幼馴染の女の子と一緒に夏祭りへ行く情景を描きながら
ちょっと変わったスタンスで催眠を行う珍しいタイプの作品です。
催眠音声でよくある「~してください」といった表現がほとんどなく
普通に彼女の話を聞いていくうちに催眠状態に入っていきますから
「いつの間にか頭がぼーっとしていた」みたいな感覚が味わえます。

エッチは初めて同士なこともあって初々しい雰囲気に包まれています。
ちょっぴり痛がりながらもこちらを気持ちよくさせるために頑張る彼女の様子に
可愛さや愛おしさを感じつつも興奮を覚えることでしょう。



女らしくなった幼 馴染と夏祭りへ
幼馴染と一緒に夏祭りに行くお話。

「起きて 起きて ほーら いつまで寝てるのよ?」
幼馴染は温かくて優しい声の女の子。
主人公とは小さい頃一緒によく遊んでいましたがその後転校したため
久々の再会を喜びながら寝ている彼を起こしにかかります。

催眠はおよそ22分間。
浴衣姿の彼女に興奮した主人公を落ち着かせるために深呼吸をしてから
お祭りの会場である神社へと向かいながら彼女のお話を聞きます。

本作品は作中で催眠という単語が特に出てきませんし
彼女が「これから催眠を開始します」なんてことも一切言いません。
でも聴いていると自然と催眠状態に入ってしまう、これが最大の特徴です。
よくある催眠音声とはまったく違った印象を受けることでしょう。

「赤い空がゆっくりと紫に変わりながら 次第に深い闇の色に変わっていくね」
お話は目の前で暮れていく夕日を眺めながら子供の頃の思い出を語ります。
内容自体は本当に世間話のように感じられるかもしれませんが
「深い」「暗い」「落ちる」など催眠と関わりのある単語が非常に多く登場し
かつそれらを強調して発音することで聴き手に無意識的な喚起を促してきます。


意識では「ああなんか色々話してるなぁ」と思いつつも
体の重さや頭がぼーっとする感覚が徐々に広がっていきます。
それは無意識が彼女の言葉を受け入れて催眠状態へと移行しようとしているからです。

「光がすーっと流れて 深い闇にすーっと落ちていく」
お話は2人でペルセウス座流星群を眺めた時のことへと続きます。
次々と流れる流星を描写する彼女の言葉を聞いていると
意識が文字通りすーっと落ちていく/沈んでいく感覚を受けるかもしれません。

「くしゅ っと微かな音がして 甘い綿あめがちぎれる 口の中でふわっと溶けて 君の意識が消えていく」
そして最後はお祭り会場に到着して綿あめを食べるイメージをしながら
残っている僅かな意識をさらに小さくして催眠状態を深めていきます。
こちらは「意識が消えていく」と指示的な表現が使われていますから
催眠に入っていればその言葉通りの感覚が得られるはずです。

物語の雰囲気や内容にあまり催眠らしさを感じさせないような作りではありますが
実は少しずつ確実に催眠状態へと導こうとしている一風変わった催眠が繰り広げられます。

幼馴染は終盤まで聴き手に対して直接的なアプローチは一切せず
ただ彼女の記憶の中にある昔の様子を割と細かい描写で語り続けます。
それを我々が勝手に自分のこととして解釈し、結果催眠へと落ちていく。
そんな非常に独特なアプローチに面白味を感じました。
おそらく被暗示性の低い人ほどより大きな変化を感じられるでしょう。



野外での初エッチ
エッチシーンは16分30秒ほど。
プレイはキス、手コキ、SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ねぇ キス してもいいかな?」
お祭りの後、他に誰もいない境内でお互いの気持ちを確認した2人は
主人公の希望でそのまま初めてのSEXをすることになります。

エッチは2人とも初体験ということであまりプレイに捻りを加えず
2人が愛し合う様子をストレートに描いています。
軽く唇に触れるところから始まって長めに唇を重ね、その後舌を絡めるなど
キスシーンにやや力を入れているところが印象的でした。

「細い指の感触と 柔らかい手のひらの感触 どっちが気持ちいい?」
プレイ中は催眠音声らしく彼女が適度にエッチの感覚をイメージさせてきます。
客観的な描写+感覚の暗示とかなり聴き手を意識した作りになっていて
プレイを自分が主人公になったような視点で味わいやすいです。

「熱く濡れて きゅって締め付けられるような 包み込まれるような気持ちよさ?」
特に山場であるSEXシーンは膣の感触を緻密に描写してくれます。
同時に「幸せ」「大好き」といった心を温めてくれる言葉を浴びせながら
聴き手の心と体を盛り上げてくれているきめ細かいプレイが楽しめます。

ちなみにラストはカウントではなく声に急き立てられるような形で絶頂を迎えます。
ここだけはやや経験が求められる場面かもしれません。



一風変わった催眠が楽しめる作品
催眠誘導の部分がとても珍しく特徴的な作品です。

深呼吸をして、脱力して、カウントするorイメージする、といった型にはまったタイプではなく
普通に会話をしながら徐々に催眠を深めていってくれます。
いわゆる現代催眠の色が濃い催眠で、命令されることに抵抗を感じている人にとっては
比較的取り組みやすく、そして催眠に入りやすい作品と言えます。

幼馴染が心と体をガチガチに操ろうとはしてこないため
脳がぐちゃぐちゃ、とろとろになる感覚はそこまでしないでしょうが
彼女の言葉に自分の体が勝手に反応しているのがわかると思います。
このへんも一般的な催眠音声との違いの1つですね。
私は「深い」と言われた時に体が軽くストンと落ちる感覚を何度も味わいました。

エッチは主人公になりきってダイレクトに感覚を味わってもらうような作りです。
特にSEXシーンでおちんちんが急に温かくなったり
勝手にビクビク動き出す感覚が起こりやすいでしょう。
ドライ絶頂については助走が短めのため初回での成功は難しいと考えています。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

「へー 催眠音声ってこんなのもあるのか」と新しい発見をさせてくれる作品です。
現代催眠の技術自体は大手のサークルさんでそれなりに使用されているのですが
ここまで寄った作品はそれほど多くありません。
聴いていて新鮮味に溢れていてとても良い刺激を与えてくれました。

CV:三森 愛乃さん
総時間 42:46

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11


2019年9月25日追記
現在はこちらからダウンロードできます。
http://blog.livedoor.jp/anmo31min/archives/3577523.html