FEELS

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

本作品は挿し絵とはちょっとイメージの違う癒し系のお姉さんが
催眠状態特有の脳がとろけるような気持ちのいい感覚を味わわせてくれます。
びっくりするくらい催眠に傾倒した作品ですから
日頃催眠にかかりにくいと思っている方には効果的かもしれません。

エッチは温かい雰囲気の中彼女に操られながら絶頂を目指します。
言われた通りの感覚が心と体に湧きあがることにちょっぴり驚きを覚えながら
いつもより少し気持ちのいい射精感を味わうことになるでしょう。



少しずつ丁寧に心を作り変えていく
お姉さんの催眠で心を操られ、気持ちのいいオナニーをするお話。

「目を閉じてみましょう」
お姉さんは穏やかな声の女性。
彼女自身の紹介などは特に行わず、音声開始早々から催眠を始めます。

催眠は2パート53分と長時間。
最初は18分ほどをかけて深呼吸と脱力をじっくりと行います。

「自分のペースで ただ呼吸だけに意識を向けて」
お姉さんは一番最初に深呼吸を行う際のイメージと
常にそれらに意識を向けるように言ってきます。
呼吸は普段は無意識的に行っていますが、意識して行うこともできる行為です。
そして意識して深呼吸したほうがずっとリラックスを感じるはずです。

「気持ちのいい電流が 胸から 背中へ じんわり じんわりと痺れていきます」
脱力は両肩から始まり胸、背中などの上半身
そして下半身をパーツごとに分けて行う丁寧なスタイル。
お姉さんが表現を小まめに変えながら「力が抜ける」と言うのと並行して
その結果湧きあがる感覚まで伝えてくれる
おかげで非常にやりやすいです。

特に手足にじんじん、ぴりぴりとした感覚が湧く方が多いでしょう。
感じなかった方は軽くそうなったフリをしてみてください。
そうすることで実際に感じることもあるでしょうし
感じなかったとしてもお姉さんの声に従う姿勢が無意識的に身に付きますので
この先の催眠がやりやすくなります。

「(お姉さんの声に)身を任せれば 安心感が 体を癒してくれます」
体が十分にリラックスできた後は心のリラックス。
頭をぼんやりとさせながらお姉さんの声に集中することで
声に対して気持ちのいいイメージを育てていきます。

実際お姉さんの声はただ聞いているだけでも眠くなるほどですので
ここまでの時点でなんとなく頭に気持ちいい感覚が湧いていると思います。
彼女の声を聞いていると気持ちがいい、だからもっと聞きたくなる
そして彼女の言うことにも従いたくなる。
声の持つイメージと暗示を巧みに利用して、聴き手を声の奴隷にしていくわけです。

十分な時間を取ってじっくりと暗示を入れてくれますから
頭の中がとろとろになるような気持ちのいい感覚を味わえるでしょう。
まさに催眠状態ならではの感覚です。

「じんわり じんわりと 快感のエネルギーが 体中を熱くしています」
2番目のパートはエッチで気持ちよくなるための準備として
主に感度の強化を行っていきます。
彼女の声を聞き、指示に従っていくだけで体が火照るとか
股間がもやもやと温かく気持ちのいい感覚に満たされるのを感じることでしょう。

聴き手に声に従う姿勢と気持ちよさを感じさせることを目的として
長い時間をかけて何度も繰り返し暗示を入れながら徐々に導いていくきめ細かい催眠です。

何をすればいいのか、何を感じればいいのかをお姉さんが手とり足とり教えてくれますから
こちらはただ声を聞いてその通りに感じてみるだけで自然と気持ちよくなれます。
そしてこれらを終えたとき、自然に声に従う心構えも身に付いているわけです。
女神のように穏やかで安心感のある彼女の声もそれらをうまく助けています。

途中でとあるキーワードを定めて
重要な内容の暗示では必ず文頭にそれをつけて言ってくれるのもいいところ。
彼女が何をより強く伝えたいのかがよくわかりますし
聴き手側の心にも残りやすくなる役割を果たしています。

無意識的に誘導されていく催眠ならではの面白さが味わえるでしょう。



もっともっと気持ちよくなるために
エッチシーンは12分間。
プレイは床オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフもなしですが射精はありです。

「大好きな私のために すべてを捧げなさい」
聴き手を声で操ることができるようになったお姉さんは
オナニーをさせる前に更なる暗示で気持ちよさを増幅させます。

エッチは催眠音声らしく暗示を入れられながら行うスタイル。
まずは彼女に恥ずかしい姿を見られることを思い浮かべながら興奮を高めます。

ここまで来ると思考力や判断力がかなり鈍っているおかげで
「もう見られてもいいや」とか「むしろ見てほしい」といった
彼女の指示に対して前向きに受け止められる気持ちが生まれてくるかもしれません。
少なくとも「嫌だなぁ」みたいなマイナスの感情が湧く可能性はかなり減っているはずです。

「そろそろ おちんちんオナニー 始めましょうか」
実際にオナニーをする時間は7分30秒間。
ベッドにうつ伏せになって股間を擦りつける珍しいタイプのオナニーです。
手を使う指示が一切ないのでフリーハンドが望ましいのですが
慣れないと苦しかったり体を痛めることもありますので
手でおちんちんを握って腰を振るのもありだと思います。

お姉さんが少しずつカウントを数え上げるのに合わせて
己の快感をより高めて射精へと導いていきましょう。
射精のタイミングは基本的に任意で、一定のカウントに合わせる必要はありません。
ただそれだとわかりにくいだろうってことで一応〆のカウントは設けてあります。
皆さんの心と体に合ったタイミングで果ててください。

私は最初から結構高まっていたので序盤で発射して
その後は声が終わるまでゆっくりと動きながら余韻を楽しんでいました。



心の赴くままに気持ちよくなれる作品
サークルさんが作品説明で言われている作品コンセプトの通り
催眠状態特有の心地よさがたっぷりと味わえる作品です。

まずリラックス部分に十分すぎるほどの時間を割いているおかげで
多くの方がお姉さんの暗示を受け入れやすい状態になれます。
暗示を受け入れやすいということはそれだけ催眠に深く、長く浸れることを表します。
そして入れる暗示のテーマを数個に絞って手を変え品を変えながら入れています。
被暗示性の高い方なら本当に脳みそがとろけるような感覚が味わえるでしょうし
低めの方でもいつもとは少し違った、まどろむような感覚が味わえるかもしれません。

そして本作品の何より素晴らしい点は
お姉さんがほぼ100%聴き手の立場に立ってセリフを言っていることです。
入れる暗示がすべて「我々が」どう感じるかで表現されているからやりやすいんです。

同人音声と催眠音声の大きな違いの一つはここにあります。
「あなたのおちんちん気持ちいい」じゃなくて
「私のおまんこあったかくてぬるぬるで気持ちいいでしょ?」なんです。
後者の方がなんとなく感情移入しやすいと思いませんか?
そう思わせることが催眠音声にとっては結構重要なことなのです。

催眠はまず声に対する安心感を与えるところから始め
少しずつ言いなりになるように仕向けています。
言いなり、と表現すると棘を感じる方もいるでしょうが
本作品においては言いなりになっても気持ちよくなるだけで損はありません。
暗示が見事なのもありますが作品に漂う雰囲気にも
「従ってもいいかな」と感じさせるようなものが流れています。
経験の浅い方が聴いても催眠的な感覚は味わいやすいでしょう。

エッチはサークルさん自身がおまけと言われている通りややソフトです。
しかしここまで育ててきた感覚のおかげで
いつもよりは気持ちのいい射精が味わえると思います。
お姉さんも興奮して濡れたおまんこを見せてくれますし
一緒に登りつめて果てるような感じのオナニーです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠重視の良作と言えます。
頭がぽわぽわとか、股間がもやもやする感覚が存分に味わえるでしょう。
エッチな感覚をとことん味わうタイプの作品ではない事だけご注意ください。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:24:46


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2019年10月22日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/81251784.html