ヒプノルーム

サークル「everestpeak」さんの催眠音声作品。

前作「スク水催眠」から2年ぶりとなる同サークルさんの新作は
不思議な雰囲気を持った女の子にとある館へと連れていかれ
そこでやや手厳しいタイプの射精管理を受けます。
声の担当が紅月ことねさんなのもあって、調教好きにはたまらないシチュと言えます。

催眠は館へ行くための準備という位置づけで短めに行います。
経験の浅い方でもついていきやすいとってもシンプルな作りです。



館に入るのに肉体は不要
謎の少女「凜」にオナニーを操作されるお話。

「こんばんは よく来たわね 歓迎するわ」
凛は幼さを感じる可愛い声の女の子。
主人公を夢の奥深くの館へと案内するために催眠を始めます。

「これからは 私の声だけを聴いてほしいから この特殊なヘッドホンを着けてもらうわ」
本格的に催眠を開始する前に凜は特殊なヘッドホンを渡してきます。
作品の雰囲気に浸るためにも持っている方はヘッドホンで聴いてみてください。

催眠はおよそ15分30秒。
まずは準備運動として手足に力を入れる→脱力を行ってから深呼吸をします。
合間にこれといった暗示は入れずにリラックスのみを目的としたものです。

「数字が小さくなるたびに 目線を右に 左に軽く揺らして」
心身が解れた後は目を瞑って彼女の言う色を順にイメージした後
長いカウントに合わせて目を左右に動かします。
カウント数がかなり長いおかげで目が途中で疲れるかもしれません。
そうなったときは無理せず適度に休んで聞き流して、そして再開しましょう。

「左手の親指と 人差し指を合わせると あなたはすぐに トランス状態になる」
最後に催眠に入るためのトリガーとして上のセリフのようなルールを設定し
彼女についていく形で海岸を通って館へと向かいます。

トリガーは作中ではこの後特に登場しないことから
聴き手が催眠状態を維持するためのおまじないとして用意してくれたようです。
ちなみにこの表現は過去作「ヒプノレスト」でも登場しています。

凜が開始前に「館に入るには一度精神と肉体を分離しなければならい」と言っていたことから
おそらくそれを目的とした催眠と思われます。
しかし催眠中にそれに該当する表現は一切出てきません。

また、例えば上でカウントを刻みながら目を動かすシーンがありますが
彼女はそれらを行えとは言うものの
行った結果聴き手がどうなるかについては何も触れていないのも残念です。
「0に近づくほどあなたの頭と体は重くなり、そして深い催眠状態へと落ちていく」など
聴き手に感じ取ってほしい感覚まで表現してこその催眠音声だと思うのです。



数字が聞こえている間だけ激しくシコシコ
エッチシーンは22分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今から あなたを とっても気持ちよく いじめてあげる」
催眠状態に入った主人公を館へと案内した凜は
そこのとある一室で彼にオナニーをさせながらその心と体を操ります。

実際にオナニーを開始する前に凜は以下の3つのルールを
暗示ではなく命令として告げてきます。

1、凜が数字を数えている間だけオナニーを許可する。
(しごく強さやペースはできるだけ激しく。その方がもだえ苦しむのが見られるから。)
2、射精は凜の許可が下りるまではできない。
3、これは催眠だから凜に操られていることを常に意識する。

数字の数え方は催眠音声らしくカウントダウンで
10とか15から始まって、数字が0になるまで必死にオナニー
それ以降は再びカウントが始まるまで待つ、これがエッチの基本スタイルです。
こういうタイプだと1で寸止めするものが多いので0を数えるのはやや珍しいですね。

もちろんただ単に数えおろすだけでなく
1までいってその次に10を刻み再度数えおろしたり
0のに近いところで踏みとどまったりと凜はカウントに変化を与えてきます。

カウントが長引くほどにオナニーをし続ける時間が長くなりますから
うまく完遂するためには射精感に負けない強い精神力が必要になるでしょう。

「新たな快感だけしか 感じ取れない まるで さっきまでの行為なんて なかったように」
また彼女はある程度プレイを終えた段階で適度に深呼吸をさせたり
暗示を使って射精感を湧きにくくして主人公の苦しむ様子を楽しみます。
射精したいんだけどなんかできない、そんな感覚が味わえるかもしれません。

「もう 解き放っていい 解き放っていい」
そして最後は今までよりも長めのカウントを刻んで射精を迎えます。
時間的にややハードな寸止めを繰り返すことから
いつもよりは多めに精液が出たり、爆発するような大きな感覚が湧く方もいるでしょう。



M男向けの作品
女の子にオナニーを見られ、さらに射精まで操られる
そんな屈辱的なシチュに興奮する方向けの作品です。

プレイを本当にオナニー1本に絞っているおかげでじっくりと取り組めます。
催眠らしく途中でちょっぴり心を縛るようなセリフを入れてくることで
さらに射精に対する危機感や背徳感を煽っている点はいいですね。

しかし、催眠導入の段階で凜が「命令に従え」と言い出したり
催眠によって無意識にどういった働きかけをしたかったのかが不明瞭だったり
わざわざ館の部屋に移動した意味がいまいちよくわからなかったりと
催眠音声として聴いた際にいくつか疑問点があるのも事実です。
面白いテーマを持っている作品なだけに
うまく表現されていない部分があるのが残念でなりません。

催眠は端的に言えば古典系の催眠法を暗示無しで行っています。
そのため深い催眠状態に入れる方はそこまで多くないでしょう。
初心者にもお薦めはしません。

エッチはひたすらしごきながら射精感と戦います。
彼女の言った感覚をダイレクトに得るのは難しいかもしれませんが
肉体的な快感は十分に得られると思います。
淫語少々、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見るとうーん…な作品です。
ヒプノレストは個人的に気に入っている作品ですし
本当に久々の作品ということで私はかなり期待していました。
それだけに今回の結果は残念でなりません。

体験版には全編の台本が収録されています。
本作品のさらに詳しい情報を知りたい方はそちらをご覧ください。

CV:紅月ことねさん
総時間 56:12


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります