ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

当サイトの1周年にあたる本日紹介するこちらの作品は
不思議の世界でエッチな妖精さんたちが激しい快感を味わわせてくれます。
前戯のような軽めのオナニーで助走をつけてから繰り出される奇抜なプレイは
心と体に大きな衝撃を与えてくれるでしょう。

催眠はキャンドルマンさんの作品としてはかなりの正統派。
一つ一つ手順を踏むような分かりやすい進め方と丁寧な暗示で
聴き手を確実に催眠状態へと導いていきます。
エッチの内容に抵抗さえなければ初心者が聴いても大丈夫と言い切れます。



妖精たちの住む森へ
妖精たちからエッチな責めを受けるお話。

「これからあなたを とっても気持ちの良い 妖精の森へとご案内します」
お姉さんは清らかで優しい声の女性。
まずは誘導役を務める彼女の言葉に従って催眠状態に入り
その後妖精の住む森へと足を運びます。

「私は あなたの言葉を 受け入れます」
本格的に催眠を始める前に、お姉さんは上のような言葉の復唱を求めてきます。
この後催眠にきちんと入るための準備みたいなものですから
実際にそうなるように意識しながらきちんと口に出してみてください。

催眠は2パート34分ほど。
自分のペースで呼吸をしながら軽く脱力の暗示を聞いた後
早速物語の舞台となる森のある世界をイメージします。

「生々しい現実から遠く離れた 幻想の世界」
温かい日差しと爽やかな風の吹く草原、手前には草花 奥には山と森
そんなおとぎ話のような世界を思い浮かべていきましょう。
お姉さんの親切丁寧な描写がイメージを助けてくれます。

「私は あなたの言葉に 従います」
一旦覚醒させた後に続く深化部分も先ほどと同じく復唱から始まります。
ここでは「受け入れます」が「従います」に変化しているのがポイント。
先ほどと敢えて同じやり方、同じ言い回しを使うことで
お姉さんの声に自分から従う意思をさらりと引き出している
のです。
これが最初にきちんと口に出してくださいと言った理由です。

「こんにちは お兄ちゃん こんなところでどうしたの?」
その後は森へ行って妖精と出会い、巣穴へと案内されます。
妖精は子供らしい甲高くて甘い声。
小さくて背中に羽を生やしているお馴染みの見た目で人間が大好き。
さらに何やら意識がぼーっとするような甘い香りを放っています。
彼女に連れられながらその香りを吸い込んで深い催眠状態へと落ちていきます。

ちなみに妖精が登場した後もメインの語り手は案内役のお姉さんです。
彼女が話した物語の内容に臨場感を出すために妖精が話す。
この形式を採ることで催眠にとって大切な催眠者と被験者の信頼関係を維持しています。



声に犯されるための入念な準備
「ふわりふわりと漂う ピンク色の光を ただ 追いかけていく」
催眠の後半は妖精の巣穴へ向かいながらエッチの下準備を行います。
暗い森の中に浮かぶピンク色の光(=妖精)をイメージしながら
お姉さんの暗示を聴いて意識をさらにとろんとさせていきましょう。

「言葉が あなたのすべてを 気持ちよく揺らして あなたに 少しずつ 変化を与えていきます」
ここではお姉さんや妖精が話す際に生まれる音そのものを聴くことで
こちらが反応するように刷り込んでいるのが面白いですね。
さすがにすぐには実感できないでしょうが
エッチシーンの後半になると、特に妖精の声で体がビクッと反応するかもしれません。

不思議な世界へ行って冒険をするようなストーリー性が目を引く催眠です。
おかげでとても楽しく取り組むことができました。
催眠に入るための意識作りから始まって、イメージも本当に描写がわかりやすいですし
さらにあらゆる場面において聴き手がどうすればいいかをきちんと伝えてくれるなど
痒い所に手が届く、まさに至れり尽くせりな導きをしてくれます。

ここまで聴き手のことを真剣に考えて作られている催眠音声はあまりありません。
催眠の経験が薄い方でもおそらくがっつり入れます。
特に妖精の甘い匂いを実際に感得できる方は多いのではないでしょうか。
私は中盤あたりから香水のような匂いがしてきてびっくりしました。



股間を覆う熱い感覚
エッチシーンは31分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、妖精による乳首舐め、チンポレイプです。

乳首舐めやチンポレイプのシーンで効果音が鳴ります。
セルフはありますが射精はしません。

「さぁ 片方の手で胸を もう片方の手でチンポを 好きなようにいじってオナニーして」
妖精の巣穴へ到着した後は若干声の違う2人の妖精が加わり
それぞれが左右と中央に陣取って代わる代わる語り掛けてきます。
深い深い催眠状態に入っている主人公には声に抗う力はありません。
それを知っている彼女たちにされるがままに心と体を犯されます。

「いじればいじるほど もどかしさが溜まっていくね だんだん 自分の手じゃ物足りないって感じてくるよ」
最初は乳首オナニーとオナニーを同時に行いながら更に感度を上昇させます。
催眠の後半から少しずつ積み重ねてきているおかげで
この時点でいつものオナニーとは違った感覚が走るかもしれません。
でもここはあくまで序章、本番はもっと後ですから
敢えて発散さずにもどかしい感覚を楽しんでください。

「ここを 責め立てられたら どれだけ気持ちいいだろう」
先のプレイからもわかるように本作品のエッチはかなり焦らしてきます。
それぞれのプレイを開始する前に聴き手に快感を想像させることで
本来より大きな快感を引き出そうとしているのがいいですね。
お姉さんの期待感を煽るようなセリフがさらに興奮を掻き立ててくれます。

プレイで最も特徴的なのはチンポレイプでしょう。
具体的に何をするのかと言うと
妖精の尻尾をおちんちんの形にして、それを主人公の尿道にぶっこみます。
ドM系作品が得意なキャンドルマンさんらしいぶっ飛んだプレイです。

「お兄ちゃんはどうしようもない淫乱 快感にすべてを支配されちゃう 救いようのない変態」
本来女性を責めるためについているおちんちんを逆に犯される。
そんな恥ずかしいシチュと妖精たちの言葉責めが羞恥心を煽ります。
女性が犯されている様子を引き合いに出してくることから
女体化音声を経験している方のほうがより没入できると思います。

絶頂は一番最後に3回連続で行います。
それぞれカウントを刻んでタイミングを合わせやすくなっていますから
お姉さんと妖精の言う通りの感覚を思い浮かべて、それを爆発させてみてください。

私の場合はおちんちんの根元あたりに熱い感覚が集まってきて
それが絶頂と同時に先っぽへと突き上がってきました。
射精に近い感覚だけど時間はずっと長かったです。
いつも味わうドライオーガズムは会陰部に感覚が集中するものだったので
湧きあがる感覚やタイプが違ってとても新鮮でした。

このように、催眠音声らしい仮想的なエッチがたっぷりと楽しめます。



夢中になれる作品
「ヒプノドラッグレディ」とは違ったタイプの素晴らしい作品です。
催眠音声としてはかなりの正統派なおかげで
サークルさんの催眠に対する理解の深さや技術力の高さがよく分かりました。

奇抜なエッチのせいで多くの方の目はプレイそのものにいきそうですが
催眠のかけ方やエッチシーンでの暗示の入れ方がとてつもなく優れています。

最初に2人で共同作業を行うことで彼女との一体感を無意識的に築き上げてから
聴き手のペースで呼吸をさせて無理なくリラックスへと導いたり
流れのある分かりやすいイメージで物語の世界に入りやすくしたりと
至るところに聴き手に対する気配りが感じられます。
しかもそれをこちらに悟らせないように行っているのが素晴らしいですね。

そしてお姉さんのセリフが本当にきめ細かいです。
個々のシーンにおいてまず聴き手にどうして/どうなってほしいかを考え
そのために催眠者としてどう声をかければいいかが考えられています。
催眠音声としてこれは基本的なことなのですが
ここまで洗練されているともはや芸術にさえ感じます。
聴いている最中は何度もため息を漏らして感動しました。

エッチはプレイが仮想的であることを考えて
情景やこちらに感得してほしい感覚をお姉さんが細かく教えてくれます。
といっても深い催眠状態に入っていれば体が勝手に反応するようになっていますから
考えるより先に感じていれば自然と気持ちよくなれます。
チンポレイプの気持ちよさや微かな痛みを実感できる方は意外に多いのではないかなと。
最後のドライも熱が集まってくるのがよくわかりましたし
催眠の凄さを改めて思い知らされたような気がします。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠もエッチも優れた名作と判断しました。
キャンドルマンさんの他の作品に比べるとやや大人しいのですが
催眠音声として非常に分かりやすく作られています。
この後に出された諸々の作品が多くの人々に愛されているのも
基礎がしっかりとできあがっていたからこそなのだと思います。

本作品を催眠音声8本目の満点とさせていただきました。

CV:誘導役…紅月ことねさん 妖精役…椎那天さん
総時間 1:22:13


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります