雑談です。

当サイトでは有料の催眠音声に対して点数をつけています。
当然良いと思う作品とそうでない作品を頭の中で仕分けているわけですが
判断基準がどのへんにあるかを私なりの方法で説明させていただきます。

といっても催眠はこんな簡単な枠組みで表現できるものではありません。
だから雑談としてあまり鵜呑みにせず面白半分で読んでみてください。
あと催眠に関する知識を要する部分を若干含みます。



催眠音声をアルカノイドに無理矢理当てはめてみる
まずはタイトルの説明から。

催眠音声の概念を視覚的に表現する場合
私はアルカノイドに例えるのが最もわかりやすいと考えています。


アルカノイドはタイトーが1986年に発売したブロック崩しゲーム。
大山のぶ代さんが実機持っててとんでもなく上手いそうです。

アルカノイド4

上の図のように自機を催眠者、ボールを暗示
前面のブロックを意識、奥のブロックを無意識とします。
この上でアルカノイドをプレイする要領で催眠を進めてみます。

※本来の催眠では事前に催眠者への興味を引いたりして
ラポール(信頼関係)を構築する必要がありますが
今回は誠に勝手ながら構築後からのスタートとさせていただきます。

1、導入と深化
催眠者は聴き手の無意識のブロックに働きかけたいのですが
前にある意識のブロックが邪魔をしています。
だからまずは深呼吸をさせたり脱力の暗示を入れることで意識を無力化します。
ボールをぶつけて無意識に届くように準備するのです。
これが終わる頃には聴き手は催眠状態に入っています。

2、運動支配・感覚支配・記憶支配
前面のブロックが壊れたらいよいよ本格的な暗示を入れていきます。
今回は無意識に直接働きかけることができますから
どのブロックにどの方向からボールをぶつけるか(暗示の内容)をよく考えて
ブロックにぶつかって返ってきたボール(その結果生まれた聴き手の反応)を上手に拾い
状況に適した更なる暗示を入れて誘導していきます。

ブロックが全部壊れたら頭の中は空白、真っ白。
つまり絶頂を迎えてクリアとなるわけです。

覚醒部分については…アルカノイドだとうまく表現できません。
すいません。

ここまで読んで
「上の画像だと脇に隙間があるから奥のブロックを直接壊せるんじゃね?」
と思った方もおそらくいるでしょう。
今回敢えてこの画像を選んだのは、催眠でもそういう攻め方ができるからです。

私は前面→奥と順序良くブロックを壊すのが古典催眠
隙間を縫って直接奥のブロックを壊すのが現代催眠と捉えています。

意識をねじ伏せるか、それともやり過ごすか。
もたらされる結果は同じでもアプローチの方法がまったく違うのです。



自機とボールの操作がカギ
催眠音声をアルカノイドに例えたうえで、その共通点について考えます。

アルカノイドの上手なプレイとはどんなものでしょうか?

色々ありますが私は自機とボールの操作が上手いとか
ボールを穴に落とさない(ミスをしない)のがそうだと思ってます。
華麗にブロックを壊していく様子にも美しさを感じます。

これを前項の例えそのままに催眠音声へと照らし合わせてみると
催眠者の暗示のかけ方及び聴き手の反応への対応が上手いとなります。
具体的には暗示の内容、入れるタイミング、表現方法といった文字で表せる要素と
セリフの間、話すスピード、声の抑揚などの音で表せる要素です。

催眠音声の場合暗示のかけ方については作り手がいじれますが
聴き手の反応への対応は対面催眠ではないので基本的にできません。
しかし聴き手がこうなるだろう/こうなってほしいと予想して次の手を打つことはできます。
この部分のクオリティの高さが催眠音声としての質の高さに繋がると考えています。

催眠者が誠意をもってしっかりとした催眠を行えば
聴き手は必ずそれに応えてくれます。
その結果ある程度催眠者が予想した通りの反応が得られて
次に用意した暗示がさらに聴き手を的確に導く。
まさに痒いところに手が届くような絶妙なリードを行ってくれる作品を
当サイトでは名作と表現しています。

導き方はそれこそ無数にあるのであくまで概念として捉えてください。

聴き手が催眠状態に入るのも、エッチシーンで気持ちよくなるのも
すべては催眠者が終始的確に導いてくれるからなのです。
もちろんこれに当てはまらない作品もあると思います。
でもそれはごくごく少数です。

付け加えると、どんな名作でも聴き手が催眠に協力的でなければ催眠状態にはなりません。
催眠音声では催眠にかかりたいと思う心を持っているのが大前提です。


…何やら途中からアルカノイドを出した意味がなくなってきた気もしますが
私が点数を何の根拠もなしに定めているのではないことさえわかっていただければ
それだけで十分です。

異論、反論ある方は遠慮なくコメントください。
私も色々とスッキリしない部分を抱えてますので歓迎します。
できればあまり専門的じゃない表現でお願いします。