【実験】単純な妹に睡眠薬と銘打った砂糖菓子を手渡して寝たふりを続けてみた一ヶ月のお話

サークル「妄想研究所」さんの同人音声作品。
昨年の5月から活動をされている比較的新しいサークルさんです。

本作品は純真無垢な妹に兄がとある思い込みをさせて
その後どうなるかを1か月にわたって見届ける様子が描かれています。
音声作品としてはボイスドラマに近い内容なのですが視点が斬新で面白いですね。

妹は兄に対してほのかな想いを寄せており
それが今回の実験を通して徐々に大きくなっていきます。
「自分の願望は叶えたいけど兄にだけは絶対に嫌われたくない」
2つの思いに挟まれて少し悩む彼女を彼がどう受け止めてあげるか。
そんな心の推移をほのぼのとした雰囲気で描いているのが特徴です。



いもうとの密かな願い、それは…
お菓子を睡眠薬と信じ込んだ妹の動向を観察するお話。

「あっ お兄ちゃん んもー 早く『でかでかドリルマン』のDVD返してよー」
妹はちょっぴり舌足らずな可愛い声の女の子。
主人公である兄のことが大好きで、何かにつけて彼にちょっかいを出してきます。

タイトルに「実験」とあるように、本作品には一つのテーマが設けられています。
それは「妹に錠剤型のお菓子を睡眠薬と思い込ませて渡したらどんな反応を示すか」
実験の様子は1話あたり10~15分の8つのパートに分かれており
日が進むにつれて彼女がどのような行動に出るかを聴いて楽しみます。

「はずれってことは 当たりがあるの? もしかして 当たりが睡眠薬?」
妹はあまり疑うことを知らない性格に加えて、特に兄には絶大な信頼を寄せています。
最初のパートで「ただのお菓子じゃないか?」と若干疑うシーンがあるものの
お菓子と睡眠薬が混ざっていると説明した後に彼が飲んで寝たふりをすると
その後は一切疑問を感じることなく彼にそれを使って眠らせようとします。

なぜあれこれ手を尽くして兄を寝かせようとするのか。
彼女には「猫のようになって彼にとことん甘えたい」という願望があるからです。
面と向かって甘えさせてと言うのはさすがに恥ずかしい。
だから彼を意図的に眠らせてその間に楽しもう。
そんな軽い気持ちで始めた行為をきっかけに、彼女の想いはどんどん強くなっていきます。



少しずつエスカレートしていくプレイ
エッチシーンは8パート合計で52分ほど(1パートあたりのプレイ時間4~12分)。
プレイはパートごとに耳舐め、乳首舐め、キス、手マン/性器の擦りあわせ、手コキ、フェラ(舐め)、妹の乳揉み/フェラ(咥え)、フェラ/性器の擦りあわせ/SEX(騎乗位)です。
手コキや手マンなど音の鳴りそうなシーンでややリアルな効果音が流れます。

「今ならいたずらし放題 あー なんかワクワクしてきた」
睡眠薬という名のお菓子を口にして寝たふりを始めた兄に対して
妹は胸に秘めていた願望を叶えるためにエッチな事を始めます。

「にゃん にゃん にゃー ごろごろー」
妹は兄が寝ている間は「~にゃ」と語尾が猫っぽくなります。
元々のキャラも十分可愛いのですがやっぱり猫語の破壊力は抜群。
聴いていると悶えたくなるくらいに可愛いです。

エッチシーンのポイントはやはり妹の心の移り行くさまでしょう。

「さすがに唇はまずいかな しょうがない 今日はこっちで我慢だにゃー」
初日は軽く好奇心を満たす程度に留まっていた彼女が
「(唇の)端っこ 端っこなら (キスをしても)セーフだよね」
だんだんと己の欲望を抑えられなくなっていき
「お兄ちゃんに たくさんエッチな事 教えて 欲しいよ」
最後は兄と一緒に気持ちよくなることを願うようになります。

「これ…なんだろ? 白くて濁ってて どろってして 熱くて」
こうやって書くとやや背徳感のある作品のように思うかもしれませんが
妹の性に対する知識が皆無だったり、異性を好きになる感覚をよく知らないおかげで
単なるいたずらをしているようなぼのぼのとした雰囲気に描かれています。
寝ている兄を使って男の体を勉強するような感じですね。
ちなみに兄は7パート目までは終始寝たふりを通します。

「お兄ちゃん 起きてる…でしょ?」
そして最後のパートでようやく2人は結ばれます。
大好きな兄と一つになれたことを喜び、彼を気持ちよくできたことに幸せを感じながら
女として初めて味わう快感に浸っている様子が印象的でした。



ストーリーが秀逸な作品
どちらかというと抜くことよりもキャラやお話を楽しむことを目的として聴く作品です。

妹は本当に純真無垢で発想や行動が子供そのもの。
兄を眠らせるために考えるお菓子を食べさせる方法も稚拙なものが多く
それが逆に彼女の可愛さ、愛らしさをより引き立てています。
かなり放っておけないオーラに溢れた女の子と言えるでしょう。

兄もそれをわかっているのか彼女の思惑に自らはまったり
若干めんどくさそうに振る舞いながらもきちんと相手をしてあげたりと
肉親としての愛情をもって接しています。
一線を越えたことについてはさすがに計算外だったでしょうが
彼女の想いを踏みにじりたくないと思っていたのも事実でしょう。
その証拠に作中では彼が自発的に動く形でSEXが始まっています。

エッチは段階的にプレイをハードにしていくことで
妹の兄に対する心境の変化を表現しています。
「なんだかいけない事をしている気がする。でもやめられない。」
人を愛することをまだよく知らない女の子だからこそ
その感覚に驚きながらも欲望に忠実に行動しています。

途中までは「妹自身が楽しみたい・気持ちよくなりたい」と思っていたのが
終盤になると「兄を気持ちよくさせたい」に変化している
のもポイント。
兄に対する彼女の心が恋から愛に変化しているのを如実に表しています。

ただ残念ながら一部で何をしているのかを音声だけでは掴み切れないプレイがあります。
シナリオのテキストがついているのでそれを読めばわかるのですが
できればもう少し状況がわかるセリフを加えて欲しかったかなと。

前々から作品を聴こう聴こうと思っていたサークルさんだっただけに
期待通りテーマがしっかりとしていて非常に楽しめました。
時間が長い割に聴いていてダレなかったのは
作品の世界に没入できる光るものを持っていたからだと思います。

長時間の作品が多いため当サイトでまた記事を書けるかどうかはわかりませんが
今後のご活躍を期待しております。

おまけは本編の後日談です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 本編…1:46:50 おまけ…18:42


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります