誘惑催眠ガール

サークル「SHARPNELSOUND」さんの催眠音声作品。
東京を中心に活動する2次元ハードコアレイヴ・オーディオビジュアルヒプノティックユニットで
サークルさんとしての音声作品はこちらが2作目になります。

本作品は催眠風ボイスドラマと「誘惑のパルス」という曲がセットになっています。
同人音声ではテーマ曲を入れている作品もぼちぼちありますが
催眠音声ではこのサークルさん以外だとKUKURIさんくらいでほとんど見かけません。

そして「誘惑のパルス」ではなんとことねさんの歌声が聴けます。
これはファンにはたまらないのではないでしょうか。

催眠音声の方は仲のいいお姉さんの家で催眠とエッチを味わいます。
聴き手にイメージをさせるタイプの暗示がかなり多いですから
想像力だとか、妄想力に自信のある方なら特に楽しめるでしょう。



パルスが重なっていく
お姉さんの家で催眠をかけてもらうお話。

「ああもしもし? 突然なんだけど 今日の夜って空いてる?」
お姉さんは活発で元気そうな声の女の子。
家にあるパソコンがインターネットに繋がらないらしく
恋人ではないが親しい間柄の主人公に助けを求めます。

最初の6分ほどはドラマパートとして
催眠を開始するまでのやり取りが描かれています。
街中のガヤ音、電話で話す際のこもった声、外で降る雨の音など
効果音のレベルの高さにおそらく驚くでしょう。
さすが音楽を手掛けられているサークルさんですね。

催眠はおよそ20分間。
最初に軽い運動で体をほぐしてから横になって深呼吸を始めます。

「これは 特殊な周波数が脳に作用して リラックスできる効果が含まれてるの」
開始直後にゲームのダンジョンのBGMに使われるような
低いおどろおどろしい音が流れ始めます。
あくまでリラックスを助長する程度のものですから
あまりそちらには意識を向けずにお姉さんの声を聴いていってください。
ちなみに、ずっと流れ続けるのではなく10分ほど経過した時点で消えます。

「ゼロは 何もない世界 数字が減るごとに ゼロへと近づいていく」
深呼吸の後は軽くイメージをしてから
10のカウントに合わせて少しずつ意識を沈めていきます。
間に暗示を挟みながら何度も繰り返し行いますので
彼女の言うイメージを頭に思い浮かべながら取り組んでみてください。

本作品はイメージに抽象的な表現がやや多いため
人を選ぶ部分があるかもしれません。
ちょっとイメージするのが難しいなと感じた場合は
あまり無理をせずリラックスしたまま聞き流すのもいいでしょう。
それ以外にも催眠に入れそうなシーンはいくつもありますので。

「手のひらを通じて あなたの心臓の鼓動と 私の心臓の鼓動が 重なり始める」
最後は自分の胸に手を当てて鼓動を感じながら
お姉さんの鼓動とそれをリンクさせて意識を一つにします。
2人が一心同体になることで、彼女の言葉に従う環境を整えるわけです。

序盤に効果音を流してきたから音を使うのかと思いきや
「もやもやとした気体を吸い込むと体が重くなる」みたいに
イメージに付随する感覚を思い起こさせながら催眠にかけてきます。

それぞれの工程に個性があり、きちんとしたテーマが設けられているおかげで
順々にこなしていくことで少しずつぼんやりとした感覚に侵されていきます。
お姉さんが何でもやってくれるようなタイプの催眠ではありませんから
積極的にイメージしていく姿勢で取り組むのがいいでしょう。



彼女の体温を近くに感じながら
エッチシーンは25分ほど。
プレイはキス、乳首オナニー、お姉さんが手を添える形でのオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ぬるぬるとした あそこに挿入したい ぐちゅぐちゅと音を立てて 激しく 突き立てたい」
催眠によって主人公の心を支配したお姉さんは
さらに色々とエッチな描写をしていくことで、今度は彼の感度を上げていきます。

エッチはお姉さんが主人公の上に四つん這いにまたがった状態で
彼女に指示を受けながら進められます。
彼女の柔らかさ、温かさがすぐ近くにあることを感じていきましょう。

「小さい乳首が 触れるたびに どんどんと 敏感になる」
実際のプレイも焦らして感度を上げていく流れになっており
お姉さんはおちんちんを意識させながらもずっと触らせないことで
こちらにとてももどかしい感覚を味わわせてくれます。
乳首オナニーのシーンでは乳首にピリッと電流が走るような感覚があるかもしれません。

「しょうがないね 触ってもいいよ 私も一緒に 手を動かしてあげる」
そして快感を溜めに溜めた後でようやくオナニーの許可が下ります。
暗示を絡めたカウントでゆっくりと追い詰めてくれますから
ゼロの瞬間に股間にちょっと弾けるような快感が訪れるはずです。



妄想力が試される作品
サークルさん自身が言われているように、催眠音声風ボイスドラマに近い作品です。

全体的に聴き手にイメージをさせる形で進められているため
その手の力の有無が気持ちよさにかなり影響するでしょう。
暗示も心を縛るほどのレベルではなく意識させる程度の強さで
聴き手の主体性にかなり任されている印象を受けました。

イメージはきちんと説明が行われているおかげで思い浮かべやすいです。
特にカウントを刻む際にカウントそのものにイメージを持たせているのが面白いですね。
カウントは催眠では触媒のような役割にまわることが多いので
ゼロという数字そのものに意味を持たせているところは新鮮でした。

エッチはあくまでプレイの描写がメインで暗示は軽く挟む程度です。
ただ感度を上げるためのエッチなイメージが盛りだくさんですから
性的な興奮が十分に感じ取れると思います。
実際のオナニーシーンは2分30秒と非常に短いながらも
そこまで入念に快感を蓄積してきたおかげで簡単に射精できました。
淫語・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごくわずかです。

正統派の催眠音声としてはやや物足りなく感じましたが
催眠風ボイスドラマとして見るなら十分に楽しめる作品と言えます。

CV:紅月ことねさん
総時間 本編…53:40 歌など…18:16


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
同人音楽の分野で色々と影響を与えている方らしいですし
ストレートに音を使った作品の方がより良いものを作れると思うのですが…
効果音の質や使い方は本当に素晴らしいです。