退魔少女アヤ

サークル「テトラポット.C」さんの催眠音声作品。
主に凌辱モノのデジタルコミックを作られているサークルさんで
催眠音声はこちらが処女作になります。

本作品は聴き手が挿し絵の少女アヤになりきって
触手に滅茶苦茶に犯される感覚を味わう催眠風ボイスドラマです。
通常の催眠音声とは違って登場人物の設定があったり
物語の補足としてナレーションが入ったりします。
作りだけを見ればKUKURIさんの作品に似ていますね。

催眠は女体化の方法にオリジナリティを持たせていますし
エッチパートでも暗示を小まめに挟んで聴き手の心を縛ってくるなど
きちんと力を入れた作りになっています。
プレイもアヤが触手に凌辱される様子がかなり細かく描写されていますから
女性として散々に犯される体験を比較的味わいやすい作品と言えるでしょう。



体の中にある女の部分を感じていこう
物語の主人公「華咲綾」になって触手に犯されるお話。

「あなたは今から物語の世界に入り 華咲綾という存在に生まれ変わります」
ナレーターのお姉さんは落ち着いた声の女性。
まずは物語の世界に感情移入するために、彼女の力でアヤに変身していきます。

本作品は音声の他に登場人物のビジュアルCGや人物像のデータ
さらにエッチシーンのプレイ風景を描いたCG8枚が同梱されています。
女体化を聴く場合、変化した後の女性像を思い描くことがかなり重要になることから
音声を聴く前にこれらのデータを頭に入れて、女体化しやすい環境を作りましょう。

催眠は導入・女体化合わせて15分30秒ほど。
導入は深呼吸と脱力によるリラックスに時間のほとんどを割いて
最後に心地よい感覚をイメージさせる暗示を軽くかけます。
時間的に厳しいのと、後に女体化があることを考えればまず妥当でしょう。

ちなみに、催眠中はやや幻想的なBGMが流れ続けます。
BGM無しバージョンは残念ながらありません。

「あなたが生まれる前 生命として誕生した時 あなたは女の子でした」
女体化は最初に男性も最初は女性として生を受け
胎内で男性へと変化していった事を想起させることで
自分の中にも女性的な部分があることを意識させています。

こういった表現を取り入れた女体化作品は他にもあります。
いきなり「あなたは女性になります」よりは
こちらの方が心の準備ができる分いいのではないかなと。

実際の女体化は女性のシンボルである子宮に焦点が当てられていて
聴き手の体内の子宮に当たる位置にそのイメージを育てていきます。
その後はとある別のイメージをさせながら
アヤと心を通わせていく形で締めくくられています。

つまり聴き手が女体化するのではなくて、心だけをアヤと同化させるわけです。
だから女体化とは違うのかもしれません。
かなり珍しいタイプの女体化と言えるでしょう。

聴き手の体の中に子宮をイメージさせるシーンは
心の中に女性としての自覚を植え付けるためと私は考えています。
肉体面はアヤという形が既に出来上がっているわけですから
それになじむ心を育てていく感じですね。



妖魔に前も後ろも奪われる
エッチシーンは共通部分が29分30秒
その後のBパートが2パターンからの選択制で、どちらも8分ほど。
プレイは触手によるイラマチオ、乳首責め、アナルSEX、SEX
佳織とのSEX、ふたなりになってのオナニー、亀頭責め
となっています。

触手のうごめく音やピストン音など随所でややリアルな効果音が流れます。
セルフは一応ありです。

「妖魔の触手が あなたの周りを取り囲みます」
7分ほどの非エロのドラマパートを挟んだ後
アヤは彼女のパートナーである村雨佳織の見る前で触手に滅茶苦茶に犯されます。

プレイは催眠をかなり意識した作りになっており
ナレーターがプレイの様子を客観的に細かく描写してくれたり
カウントを絡めた暗示を交えながら進めてくれます。

催眠風ボイスドラマと言うと、エッチシーンは本当にドラマな作りの作品が多いだけに
この作品はむしろ「ボイスドラマ風催眠音声」と呼んだ方がいいかもしれません。
それくらい暗示やカウントを数多く仕掛けてきます。

また、ナレーションを中心にすると純粋にエロくなくなってしまう点を考慮して
ナレーション中にもややボリュームを小さくした形で
アヤのもがき苦しむ声が聞こえてきます。

プレイ自体は処女のアヤがいきなり触手を口にぶち込まれて苦しい声を上げたり
先にアナルの処女を奪われた上に絶頂したりと、ややアブノーマルな路線です。
もちろんおまんこの処女もしっかり奪われますから
背徳感はかなり高い方と言えるでしょう。

「これ? おちんちん 魔術で生やしてみたの」
選択式のエッチシーンはふたなりになった佳織に犯されるパターンと
佳織によっておちんちんを生やされてオナニーで射精するパターン。
つまりセルフの有無がここで分岐するわけです。
シチュ的にはどちらもほぼ同じですから、プレイ内容でどちらか一方を選択してください。



催眠音声、ボイスドラマどちらでも個性を持っている作品
スクリプト(台本)は催眠音声を、進め方はボイスドラマを意識しているように感じました。

前者はやや入念なリラックスや珍しい視点の女体化、そして暗示を絡めたプレイ
後者は畳みかけるようなナレーションによる切迫感の演出に色濃く表われています。
全体的に描写がかなり細かいおかげでイメージもしやすいです。

ただこの作りだと中上級者向けかもしれません。
前者は女体化の王道から外れるため、ある程度経験があった方がいいし
後者は暗示の多さを考慮すると初心者ではついていくのが難しく思えます。

催眠は導入部分をスマートにして女体化で個性を打ち出しています。
女体化は簡単に言えば女性になりきる心を養う作りで
アヤという器に心がなじむように誘導しています。
挿し絵の少女になった気持ちで臨んでいけば、そこまで難しくはないかなと。
あとはBGM無しバージョンさえあれば良かったのですが…

エッチは細かくカウントを刻む形で連続絶頂を目指します。
何をするにもカウントをするようなタイプで、やや人を選ぶでしょう。
私はカウントは要所で使ってこそ意味があると考えているので
本作品の乱発するようなカウントには疑問を感じます。
ただプレイは背徳的で非常に面白いと思います。
くちゃ音大量、喘ぎ声多め、淫語とちゅぱ音がそれなりです。

ストーリーはオチの部分で明るくまとめられています。
アヤが処女を失うのは紛れもない事実ですが
その後触手の子供を身ごもるとか、そういう突き落とされるような展開にはなりません。
だから少なくとも後味が悪くなるようなことはないでしょう。

CV:みみ。さん、氷室綾乃さん
総時間 共通パート…57:06 Bpart-1…8:16 Bpart-2…8:42


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります