お嬢様の奴隷

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

本作品はわがままなお嬢様の繰り出す罵声が特徴的な作品です。
いかにもお嬢様らしいストレートな罵りと
バカにしたような笑い声が聴き手の心に突き刺さります。

エッチの方はラストで3つのパートに分かれており
手コキ、床オナ、そして逆にお嬢様をレイプする面白い展開が聴けます。
特に一番最後のは属性が一気にS向けに逆転しますから
結構守備範囲の広い作品とも言えます。



執事とは名ばかりの主人公
お嬢様にオナニーをさせられたり、逆に犯したりするお話。

「あーーーーーーー 退屈退屈退屈!」
お嬢様はわがままで気が強そうな声の女の子。
資産家の娘である彼女は、退屈を紛らわせるために
主人公をおもちゃにして遊ぶことを思いつきます。

「奴隷なら奴隷らしく ご主人様を喜ばせなさいよ!」
お嬢様が感情を前面に押し出してくるキャラなため
本作品は割と序盤から怒鳴るような罵声を叩きつけてきます。

こういう系統の音声作品自体はそれなりにあるのですが
やんわり苛めてくるようなタイプが割と多く
本当に怒鳴ってくる作品はあまりありません。
傍から見るとスカッとするくらい清々しく罵ってくれます。

「何ぼーっとしてるのよ 犬なら四つん這いにならなきゃダメでしょ?
そんなこともわからないの? バカなの? ねぇバカなの?」

お嬢様はエッチなことをさせる前に、主人公に犬の真似をさせます。
ここでも表裏の無いストレートな言葉で聴き手の心をえぐってきます。

「あっはっはっは ほんとに犬の真似してやんの ばっかみたい」
言葉以外にも小馬鹿にするような笑い声を発するシーンがかなり多く
精神面の弱い方が聴くと普通に傷つくかもしれません。
でもそういう風に思うということは、それだけ演技がしっかりしている証拠でもあります。



罵られながら果てるのも良し、逆に犯すのも良し
エッチシーンは全部で5パートあり、合計で20分30秒ほど。
プレイはオナニー(手コキ、床)、乳首オナニー、手マン、SEXです。
手マンとSEXの際にややリアルなくちゃ音が鳴ります。

エッチは最初の2パートが共通、後の3パートはいずれか1つを選択して聴きます。
3つの内2つは手コキと床オナでの通常エンド
最後の1つは逆にお嬢様を犯す逆転エンドとなっています。
ここまで正反対な内容を持ってきているのは面白いですね。

「その お前のそのグロいやつあるじゃん? それ もっと大きくなるの見たいなぁ」
主人公のおちんちんに興味津々なお嬢様は
とても嬉しそうにそれをおもちゃにして遊び始めます。

「あっはっはっは 何その動き きんもー お前何してんだよ
いやー恥ずかしい 最っ低」

ここでもお嬢様の勢いは止まりません。
「変態」「キモイ」などの言葉を中心に罵りながら笑い転げます。

「ダメだよ もしイキそうになったら 無理にでも止めなさい わかった?」
通常エンドはお嬢様による射精管理の色がとても強く
ペースなどの指示は出ませんが、カウントや合図に合わせてオナニーをします。
適度に焦らしてくるような感じですから、暴発しないようにご注意ください。

そして唯一のイレギュラーである逆転エンドでは
この小生意気なお嬢様を散々に犯し、膣内射精を決める様子が描かれています。
今まで聴いてきて怒りを感じた方はここですべてをぶつけましょう。
時間が通常エンドの倍くらいありますから、ある意味ここがエッチのメインです。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい 奴隷なんて言ってごめんなさい」
ここでのお嬢様は先ほどまでの威勢が消し飛んだかのように
涙交じりの声で主人公にひたすら許しを請い続けます。
でも主人公は絶対に許さないとばかりに
彼女のおまんこが壊れそうなほどに激しく腰を打ち付け、中出しします。

このように、まったく正反対の属性が混在したかなり珍しいエッチが楽しめます。



質の高い言葉責めが楽しめる作品
一番の特徴である罵声やプレイの内容など
尖った部分をいくつか持っている作品です。

私にとって罵声が一番厳しいと思う作品は「ヒプノスレーブ」なのですが
それと結構いい勝負をするレベルの罵声じゃないかなと。
笑い声がある分、コケにされているような要素がやや強いです。

エッチは通常エンドと逆転エンドの違いが際立っています。
逆転エンドは合間に軽く暴力を振るうシーンがあるなど割とダークですから
そういう系統に耐性の無い方が聴くと、後に残るかもしれません。
今までの所業を考えてみれば自業自得な気もしますけどね…
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ちなみに、手コキエンドと床オナエンドはプレイが違うだけで
途中のセリフや構成はほぼ同じです。

CV:八尋 まみさん
総時間 31:25


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
時間に対して価格がやや高いため-1してあります。