リミットマリオネット

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。
今から3年半前と比較的初期に作られた作品です。

ドライオーガズムを目指す作品の場合
聴き手を立て続けに絶頂させようとするものがそれなりにあります。
本作品もそのようなタイプなのですが
ぶっ飛んでいると言えるほどに、プレイがとてつもなくハードです。
それこそタイトルの「リミット」を軽く突破してしまうほどに。

しかし、連続絶頂による快感を十分に得るためには
深い催眠状態に入らなければなりません。
その点もしっかりと考慮されており、長めの時間を使って少しずつ沈めてくれます。

今回は女性声(男性用)でのレビューになります。



湧きあがってくる感覚をうまくつかみ取ろう
お姉さんに人形にされて連続絶頂するお話。

「さぁ 今から 私の催眠が始まります」
お姉さんはやや厳かな佇まいを感じさせる、端正な声の女性。
「気持ちよくなりたい」そんな思いを抱く主人公の願いを叶えるために
ゆっくりと時間をかけて彼をお人形に変えていきます。

催眠は2パートに渡っており、合計でおよそ30分。
軽く深呼吸をした後、体の各部分にあるスイッチを切っていくことになります。

スイッチは首、肩、足など部位ごとに細かく設置されており
お姉さんが「切ってみましょう」と言うのに合わせて
力が抜けていくのをイメージしていきます。
基本的によくやる脱力とそれほど違いはありません。

お姉さんの声は穏やかというよりは無機質に近く
その口調は厳しいほどではないものの、何か抗い難いような力を感じます。
この声の性質を今のうちに心と体に叩き込んでおくと
後半の調教時に、体がより彼女の言うことに勝手に従うようになるでしょう。

「心地のいい温度 心地のいい揺れ 心地のいい音が 眠気を誘う」
後半は感覚をイメージすることに重点が置かれています。

自分が電車の席に座って、うとうとしているシーンをイメージするなど
表現が具体的かつ分かりやすくなっていますから
多くの方がやりやすいと感じるはずです。

彼女の言葉によってもたらされるイメージを感じ、うまく心につかみ取る。
それができればできるほど、より深く催眠に入ることができるでしょう。

大まかに言えばリラックスしてイメージする、それだけの催眠なのですが
合間合間に聴き手を納得させるような細かい描写や説明があるおかげで
一般的な作品よりもずっとすんなり頭に入ってきます。
人によっては途中で手足にピリピリするような感覚が走るでしょう。



まだ、イケるよね?
エッチシーンはおよそ22分間。
プレイは全身愛撫、乳首責め、言葉責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「全身をさわさわと 好きなように触ってみて」
全身を不思議な感覚に包まれた主人公は
お姉さんの言われる通りに、敏感になった全身をまさぐり始めます。

冒頭でも触れたとおり、本作品一番の特徴は
このエッチシーンにおける容赦のない連続絶頂です。

物語の途中にキーワードを設定し、それをトリガーとすることで
聴き手に更なる絶頂を促してくるのですが
とにかくいつまで経っても終わる様子がありません。
何度も、何度も、本当に何度も彼女は絶頂を求めてきます。

タイトルの通り、主人公は彼女のお人形にされてしまいます。

「さぁ 私のお人形 イキなさい イキなさい 何度でもイケ!」
お人形だから、人間じゃないから何度でもイケる、だからイカせる。
催眠にうまくかかっていれば、まるで彼女に操られているかのように
自分の意思に関わらず、体が勝手に何らかの反応を示すことになるでしょう。

そしてさらに追い打ちをかけるように
彼女は途中でおちんちんへ刺激を与えるのを絶対に許しません。
「気持ちいいんだけど、なんだかもどかしい」
そんな感覚を味わえる方がきっといるはずです。

私の場合は先の股間がもどかしくなる感覚から始まって
ピリピリするような感覚が股間に集まって熱くなり
その後おしっこを漏らしてしまったかのように
股間から生温かい感覚が全身へ広がっていきました。
いや、本当に漏らしたりとかしてませんからね…

とにかく、そんな複合的な面白い感覚を割と長時間に渡って味わえます。
私は聴いている間に3回絶頂できました。
何回も聴いていけばもっとイケるのではないでしょうか。



ドライオーガズムを嫌と言うほど味わわせてくれる名作
いい意味でとんでもない作品です。
これを聴いた後、10分ほど体を動かすことができませんでした。
股間を中心に色々な感覚が立て続けに走ったおかげで、非常に疲れたからです。
全身がガクガクするような感覚を、本当に体験できた作品です。

たぶんこれを読んでいる方は、表現が大げさだと思うでしょう。
私は普段ここまで大げさなことは書かないし、書きたくない主義なのですが
ちょっとこの作品に関しては書かざるを得ません。
それくらいに素晴らしい作品でした。
これを書いている今でも股間がジンジンしています。

催眠はどちらかというと深化に重点が置かれています。
深化パートでは沈む、ジンジンする、温かくなるなど
聴き手に感覚を誘発させることに力が入れられていますから
その感覚をうまく自分のものにできれば、その後のエッチがやりやすくなるかなと。
作り自体はそれほど難しくありませんから、誰にでも聴ける内容です。

エッチはドライオーガズムに特化しています。
お姉さんに鞭のような声を叩きつけられながら、ドライ特有の感覚に浸ってください。
ドライに慣れていればいるほどに楽しめるでしょう。
未経験者にはちょっとついていけないかもしれません。
もちろんM向けです。

一応最後の最後で射精もさせてはくれますが
個人的には無理に射精させる必要はないような…
時間もかなり短いですし、やっぱりドライがメインです。

価格については時間だけ見ればごくごく標準。
でもこのクオリティなら若干安く感じるくらいです。

「ヒプノドラッグレディ」以来、催眠では実に3か月ぶりの満点となりました。

CV:紗藤ましろさん(女性声)、かずみやさん(男性声)
総時間
女性声(男性用)…1:00:24
男性声(女性用)…48:16
女性声(男女共通)…1:00:19


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2019年6月1日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/79922659.html