催眠奴隷館01 さなえ

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。
催眠にかかった女の子が登場する、非催眠の音声作品になります。

同人音声には「催眠術でいつでもどこでも強制H」のように
非催眠でありながらも、催眠をテーマにした作品がそれなりにあります。

本作品もそういった中の一つではあるのですが
同系統の作品のように、終始催眠状態が続くのではなく
登場する女の子が催眠と覚醒を何度も繰り返します。

これによって、催眠状態の時は快感に喜んでいた女の子が
催眠が解けると途端に泣き叫び、絶望するという
表と裏がうまく演出されているのが特徴です。



催眠にすべてを奪われた女の子
催眠奴隷「さなえ」に商品確認としてエッチな事をするお話。

「あはっ♪ いらっしゃいませ ようこそ 催眠奴隷館へ」
さなえはとても元気で明るい声の女の子。
催眠奴隷を求めてやってきた主人公に対して
まずは商品である自分自身の説明をしてくれます。

さなえには事前に強力な催眠術がかけられており
主人公に手渡された装置が発する「ポーン」という音に反応して
催眠と覚醒を繰り返す仕組みになっています。

「あはっ♪ 男性経験もありませんし とっても得な商品ですよ」
催眠状態のさなえは、ネジがぶっ飛んでいるかのように元気で
「あはっ♪」を口癖としているのか、セリフの前後にかなり挟んできます。

ただ、自然な元気さではなく、作られた元気さと言えばいいのでしょうか。
無理矢理元気な状態を作らされているような、そんな無機質感があります。

「あれ… ここ どこ?」
一方で、覚醒状態のさなえはトーンが一気に下がり
ややぼんやりとしながらも、普通の女の子のように振る舞います。

この2つの人格が平行して存在し、時と場合に応じてチェンジするわけです。
声やキャラの落差が際立って面白いですね。



喜悦と絶望を行ったり来たり
エッチシーンは合計して27分30秒ほど。
プレイは乳舐め、フェラ、クンニ、手マン、SEX(正常位、騎乗位、後背位)と多彩です。

効果音は手マンの際に激しくかき回すようなリアル目のくちゃ音
SEXの際には、動くペースに合わせて3パターンほどの
ややリアルさに欠けるピストン音が流れます。

「お待たせいたしました さなえの蜂蜜ローションです」
さなえを購入するかどうかを検討するために
主人公はさなえの体を様々な方法で味見していくことになります。

エッチシーンでは、さなえの
「気持ちいい もっと食べて もっとさなえを食べちゃって」
快楽に溺れる催眠時の顔と
「やめて! 離れて! いやぁぁぁ 誰か 誰か助けて!」
動揺し、泣き叫んで抵抗する覚醒時の顔を同時に楽しめます。

特に手マンとSEXのフィニッシュは覚醒状態で行われており
手マンの時は両手両足を固定された状態で
「イクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイク いや゛ぁぁぁぁぁぁっ!」
見知らぬ男の激しい責めによって、絶頂へと導かれてしまいます。

また、SEXでは
「さなえの膣内に さなえの膣内に出してください」
射精が近いことを自覚した主人公が、すかさずボタンを押して
「お願いですっ 初めてなんです 膣内だけは許してください!」
必死に懇願する素のさなえの希望を打ち砕くように
容赦なく膣内に精液を叩き付けます。

きちんと素の状態にしてから中出ししているのがポイントです。
こういうシチュエーションにはゾクゾクしてしまいますね。

プレイ自体はというと
乳舐めやクンニといった男性側が責める場面においても
きちんとちゅぱ音が入っている
のが特徴的です。

乳舐めはともかく、クンニは音声作品ではあまり見られませんから
珍しいプレイが取り入れられているのはありがたいことです。

ちなみに、SEXシーンは選択式となっています。
正常位、騎乗位、後背位と体位は違いますが
セリフが重複していたり、展開が似たようなものになっていますので
聴く際はお好きな体位を1つだけ選んだ方がいいでしょう。



催眠によって背徳感が見事に演出された名作
聴いている間中、ただただ唸るばかりでした。
「表と裏、2つの顔を持たせることで、こんなにも背徳感が増すのか」と。

催眠を題材にした作品の中でも
ここまで有効に活用されているものはおそらく無いでしょう。

サークルさんの発想力に素直に拍手を送りたいです。

聴いている最中、最初は「アイデア勝利の作品かな?」と思っていたのですが
効果音等の演出にもきちんと力が入れられており
場の雰囲気を盛り上げるのに貢献しています。

ピストン音だけはできれば改善していただきたいとは思いますが…
オナホを手に叩き付けているような音が使われています。
もうちょっと肉のぶつかる感じのある、パンチの効いた音の方がいいかなと。

演者が犬飼あおさんということで、ちゅぱ音もポイントと言えるでしょう。
彼女特有のハイペースで、音の途切れる時間の短い
まさに搾り取られるかのような、激しい唾液音を聴くことができます。

乳首舐めとフェラなど、舐める部位が違う際に
明確に舐め方が使い分けられているのもいいですね。

そして極めつけは価格です。
総時間44分で100円はあり得ない安さと言えるでしょう。

展開がブラックになるため、やや人を選ぶ部分もありますが
総合的に考えると、満点と言えるほどに素晴らしい作品です。

CV:犬飼 あおさん
総時間 39:25(本編) 4:34(フリートーク)


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
シロクマの嫁さん、JONさん、VOICE LOVERさん
この3つのサークルさんで満点を回していく状態が3か月ほど続きましたが
ここにきてようやくその均衡が破られた感があります。

上記3サークルさんのような万人向けの作品ではないのですが
アイデア、演出、演技と内容が素晴らしく、価格もダントツで優れています。
個人的にも最近ブラックな成分が欲しいと思っていました。

シリーズ化されるようですし、次回作も期待しています。
それにしても、心配してしまうほどに安いですね、これ。