【8/20まで500円】ヴァーチャル電気拷問催眠

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。
主に無料の催眠音声を頒布されているサークルさんで
本作品が最初の有料作品になります。

またご自身でも催眠音声について
作り手ならではの辛口のレビューを書かれていました。
(現在はなぜかそのほとんどが削除されており、閲覧はできません)
催眠オナニー・同人音声の日記
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/

本作品はタイトルの通り、電気ショックによる拷問プレイという
他に類を見ない異質なジャンルがテーマとなっています。

また、作中で聴き手側に叫ぶことを要求してきます。
一応心の中で叫ぶだけでもいいとはありましたが
よりよく体感できるようにと、私はそれなりの音量で叫んでみました。



あくまで「ごっこ遊び」
お姉さんに催眠をかけられた後、拷問ごっこをするお話。

「おや どうしたんですか? 初対面みたいな顔をして」
お姉さんはちょっと残虐性の漂う、ねばっこい声の女性。
過去にSMプレイなどをしたことを忘れてしまっている主人公に対して
今回は拷問プレイを提案してきます。

声の担当がみる☆くるみさんということで
お姉さんは「搾精催眠」「ザーメンミルク催眠」とほぼ同じ感じの
嗜虐性を漂わせながらも、口調がとても丁寧なキャラです。

催眠に入る前に、まずは準備運動ということで
作中で実際に使われている、電気の流れる音を聴くことになります。
まさかリアルで電流を流されたことのある人なんていないでしょうから
そのための配慮でしょう。

電流に合わせて反応するように言われますが
うまくできなかったとしても、あまり深くは考えずに
「へーこんなプレイが後で出てくるのか」と
頭に入れておく程度でもいいと思います。

催眠導入はおよそ20分間。
深呼吸をしながら、お姉さんのお話を聴いていく形で進められます。

「拷問は 何か目的があってするもの それに至る 単なる手段なんです」
内容は主に拷問に関する話題で
拷問の意義とか、拷問における人間の心理を説明しながら
自分が実際に拷問に遭う場面をイメージすることになります。

そして、主人公にある「拷問をされたい」という
潜在的な意識を刺激していく。
一種の誘導みたいなもので、お姉さんの声が徐々に心を侵食していき
最後のシーンで、一気にすとーんと落とされることになります。

「聴いてたらいつのまにか催眠にかかっていた」というタイプで
こちらは本当に話を聴くだけという、ある意味都合のいい催眠です。
お話の内容も作品のテーマに沿ったものですから
本作品を聴くような方なら、退屈することはないでしょう。



拷問を受け、叫び声を上げるのは気持ちいい
エッチシーンは25分ほど。
プレイの内容は電気ショックによる拷問プレイです。
前述の通り、電気を流すシーンでは「ビリビリ」というリアルな電気音が流れます。

「それじゃ 拷問ごっこ 始めましょうか」
お姉さんは悪の組織の女幹部という設定で
正義のヒーローである主人公から、秘密を聞き出そうと拷問にかけます。

本作品には、フェラとかSEXといった直接的なエッチシーンはありません。
本当にプレイと呼べるものは拷問だけです。
そのため、淫語が若干出てくるものの
女性の喘ぎ声や吐息やちゅぱ音は一切出てきません。

つまり、実際に自分が拷問をされている所を想像して興奮する
いわゆる「なりきる心」が重要になってきます。

また、これはあくまで「ごっこ」ですから
実際の拷問を思い浮かべるような、どぎつい表現は出てきません。
お姉さんも当初とほぼ同じく丁寧な口調で
雰囲気は思ったよりマイルドになっています。

「言えと言われて それをしない その行為があなたをより深い
精神の坩堝に引きずり込んでいきます」

エッチシーンに入っても催眠は続きます。
彼女の命令に反抗すればするほどに
より意識が混濁していくのを感じるでしょう。

「あなたは 自分の快感のためなら何だってする 人間以下の存在」
お姉さんは「変態」を連呼するなど、やや厳しい言葉責めを交えながら
主人公の体に電流を流していきます。

それに合わせて聴き手は絶叫をすることになるのですが
なんというか、声を出していると不思議な開放感に満たされていきます。
体の中にある悪い空気が外に出ていくかのような…

それに加えて、電気のほとばしる音に脳を犯されていきます。
このへんは音を主体とした催眠音声が好きな方なら
時間が短いながらも大いに楽しめるのではないでしょうか。

このように、エッチ面はかなりぶっ飛んだ内容になっており
正直なところ、言葉にするのが難しい部分が多々あります。



一風変わったプレイや快感を味わえる作品
かなり異色の作品です。

平易な文章で書かれた専門書を読んでいるかのような
部分部分の意味自体はわかるのだけど、全体としてはうまく表現できないといった
とらえどころのないものを感じます。

催眠については、ほぼ全編を通して行われているだけあって
かなり深いところまで入ることができるでしょう。
私自身はエッチシーンの方が催眠要素は強いと思ってます。
相反する思考を要求されることによって
脳味噌をこねくり回されるような感覚を味わうことができました。

エッチについては完全に人を選びます。
直接的なエッチではなく、状況をイメージして
それに浸りきることで感じるという
ドライオーガズムを目指す方向で作られています。
作中には射精シーンも登場しません。
もちろん完全なM向けで、ノーマルな方が聴くのはさすがに厳しいでしょう。
ただ完成度は高いと思います。

総合的に見ると、催眠に特化した面白い作品という印象です。

初心者には…お薦めしません。
色々な意味で上級者向けの作品かなぁと。

本作品にはオプションファイルとして
猿轡を装着するシーン、「拷問2」パートの別バージョンが2パターン
あと別作品の追加ファイルが同梱されています。

CV:みる☆くるみさん
総時間 55:18(本編) 18:49(おまけ特典)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2017年5月28日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/71029775.html

追記
色々と書くのに苦労した作品。
文字にするには難しい部分が多くて
おそらく上のレビューを読んでも「よくわかんね」なんじゃないかと思う。

いい作品なんだけどマニア向けというか
いや、確かにプレイがまさにそうなんですけど…
世で好評を博している作品と比べると
何か曲がりくねったものを感じます。