和み隠れ家 あまえた楼 佳奈

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。
全年齢対象作品になります。

有名な「ささやき庵」シリーズからの派生作品の一つで
「お姉さんに癒してもらう」ことをコンセプトにしていた、ささやき庵とは逆に
「少女に甘えてもらう」ことで癒してくれるのがあまえた楼です。

それ以上に特徴的なのが、少女の話し方。
本作品の少女は京都弁を話してくれます。

方言モノはいつか出て欲しいと思っていましたから
個人的にかなり嬉しいです。



元舞妓さんの少女がお出迎え
妹設定の少女たちが甘えてくれるお店「あまえた楼」で
佳奈という少女にお世話をしてもらうお話。

「この背中に当たる ぷにっぷにのおっぱいの感触は 誰やろ? 誰やろ?」
佳奈は元気いっぱいな女の子。
久々にお店にやってきた主人公を
とても親しげに迎えてくれます。

まだ19歳と若いながらも、舞妓の修業をしていたという
割と珍しい経歴を佳奈は持っています。

本作品の一番の聴きどころはやはり「方言」でしょう。
「今日は佳奈が お兄ちゃんのこと ぬっくぬくに したんねん」
佳奈が関西弁特有のやや砕けた口調で、終始語り掛けてくれます。

私は大阪弁と京都弁の違いについては、よくわかっていませんが
佳奈のその独特なセリフを聴いていると
不思議と心がほっこりとしてしまいます。

ざっくばらんと言えばいいのでしょうか
肩の力を自然と抜いてくれる雰囲気を持った言葉です。



まっすぐに甘えてくる佳奈
あまえた楼の店内では、お客と小町は兄妹になります。
だから佳奈が主人公を呼ぶときは、もちろん「お兄ちゃん」です。

「だって お兄ちゃんは 他のお兄ちゃんとは ちゃうよ」
佳奈は主人公にちょっと違った感情を持っているようで
ほっぺたをすり合わせてきたり、おっぱいを押し付けてきたりと
予想していたよりずっと積極的に、主人公に肉体的な接触をしてきます。

ただ、主人公自体が大人なのか、お互いの立場をわきまえて
うまく受け流しているおかげで、あまりエッチな印象は受けません。
兄妹ならではの、軽いスキンシップといった程度に留まっています。

「うちのこと これからも あんじょうおたの申します」
「あっちゃー だいぶ肩張っとるなー ぱんぱんやわ ちょー肩揉んだるけ」
「ほな お布団に ごろんちょしてええよ」

後半になると、より特徴的な方言が登場してきますが
関西人の声優さんが演じられていることもあって
少なくとも聴いていて不自然には感じません。
可愛い声での方言には、なぜかひきつけられるものを感じます

ラストになるとVOICE LOVERさんお得意の
囁き声を使っての物語を聞かせてくれます。

内容は本当に他愛のないお話なのですが
佳奈が主人公を普通のお客以上に心配する心や
「癒してあげたい」という気持ちが、なんとなく伝わってきました。



方言好きな方にはかなり楽しめる作品
佳奈の明るいキャラと方言に癒されます。
やっぱりいつもと違う言葉を聴くと、新鮮に感じますね。

今回は比較的メジャーな方言でしたから
津軽弁とか、もっとマイナーな方言も聴いてみたいところです。

内容については、もっとささやき庵との差を明確にして欲しかったです。
総時間の約3分の1を囁き声が占めていますが
あまえた楼でまで囁く必要はなかったのではないかなと。

明るくて元気な女の子を囁かせてしまうと
かえってその魅力を削いでしまう気がします。

本作品はシリーズ化されており
2作品目は熊本弁の女の子が登場するそうです。
「和み隠れ家 あまえた楼 夏希」

CV:口谷亜夜さん
総時間 31:10


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります