サークル「GREENWAY」さんの同人音声作品。
GWを過ぎた頃から暑くなり、我が家では扇風機が働き始めました。
そんな時期に聴く作品ということで、今回は「怪談」モノになります。

エロと非エロの内容を融合して作品を作る場合
どうしてもバランスを取るのが難しくなります。
本作はそれぞれにホラーストーリーがありますが
あくまでシチュエーションを設定する程度に留め
エロの方にしっかりと力を入れている印象を受けます。



怖くてエッチな物語集
そこそこ怖くて、とてもエッチな5つのお話で構成されています。
作品の説明文にもあるように、本編としての物語は4つで
最後の1話はオカズボイス的な位置づけにあります。

それぞれのお話は完全に独立していますので
通しで聴く必要はまったくありません。
エッチシーンが濃厚なおかげか、1話聴くのも結構疲れます。
実際のところ疲れました…
時間は1話あたり13~20分とお手頃です。

お話は落ち着いた声のナレーションから始まり
物語の場面へ誘導した後、登場人物が話し始めるという流れです。

風鈴の音、襖を開ける音、チャックを下ろす音など
それぞれの場面に合ったリアルな効果音が入っており
物語を進める上での演出面にも力が入れられています。



濃厚で背徳的なエッチ
エッチシーンはそれぞれのお話に1つずつ。
フェラ、手コキ、SEX、尻舐め+手コキ
淫語責めによるオナニーサポート
になります。

各話ともナレーションは最初の数分程度で
残りはすべてエッチシーンに割り当てられていますから
それぞれのプレイはかなり濃厚に仕上がっています。

全体を通して言えることは
責め手の物の怪が性に対して非常に貪欲であること。
己の生を繋ぐため、己の存在価値を示すため、色々と理由はあるのですが
皆異常なまでに主人公の「精」、特に精液に執着します。

そして男に精液を吐き出させるため、ありとあらゆる性技を用いて
男のもっとも弱い部分を徹底的に責め上げます。
男性が責めることはなく基本受けに回りますから
内容的にはM向けではありますね。

他には淫語が多彩であること。
各話に登場する物の怪が違うこともあってか、例えば精液一つを取っても
「あぁ…鈴口からどんどん溢れてくる おいしい雄汁の味!」
「私の手を あなたの臭ーいチンポ汁で べとべとに汚して」
「あなたのチンカスチンポの中に詰まりまくった 極苦スペルマ味わいたいのぉ」
このように複数の呼称が使われています。

様々な淫語を聴くことができますから
自分の心に突き刺さる、新たなキーワードに巡り合えるかもしれません。

肉棒を扱く時は、くちゅくちゅと粘液質な水音。
騎乗位で挿入した時は、パンパンとやや乾いた肉のぶつかり合う音。
セリフを邪魔しないよう、やや抑えた音量の効果音も場を盛り上げてくれます。

もちろんちゅぱ音もばっちりで、特に4話のお尻を舐める場面は
じゅぼじゅぼと盛大に音を立てて、男の未開発な部分を執拗に責めます。



エロとホラーが上手く融合された良作
「イったら殺されてしまうかも でも我慢できない」
そんな背徳感を内包したエッチを存分に楽しめます。

一度射精した後も、物の怪は決して手を休めません。
彼女達は主人公の精液はもちろん
その命までも最後の一滴まで搾り取ろうとします。

といっても、別段グロい表現があるわけではありません。
ホラーがとても苦手な方でもない限りは
途中で聴くのを投げ出してしまう、そんなことにはならないでしょう。

ストーリーがあるおかげで、聴いていて飽きがきません。
エッチシーンも描写がかなり細かく
手コキをする際、まず包茎チンポの皮を剥かずに
包皮と亀頭の間に指を差し入れて刺激する、といった珍しいプレイもあります。

総合的に見て、かなり高品質な作品と言うことができるでしょう。
1作品目の「いやらし怪談娘 ~あなたの子種いただきます~」
追々聴いてみたいものです。

CV:岩清水 椿さん
総時間 1:25:06


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります