サークル「Novel-Trance-Lab」さんの催眠音声作品。
まず最初に、この作品は全年齢向けの作品です。
エロの要素は一切ありません。

このサークルさんは、実用的な「癒し」のツールとしての
催眠音声作品を作られているようです。
それだけに、他と比べるとかなり本格的な作りになっています。



「催眠にかかる」ための作品
この作品の最大の特徴は
催眠の導入部分のみで構成されていることです。

作品の説明にもあるように、まず本作品を聴いて
それから好きな音声を聴くという形で使います。

また余計な前振りなども一切なく
開始15秒で早速催眠の指示が始まります。
おかげで総時間が23分28秒と短めながらも
たっぷりと催眠を楽しめることでしょう。



催眠にかかりやすい作品
基本的には案内役のお姉さんの指示に従う形で進められています。
聴き手側は余計な事を考える必要がないため
頭を空っぽにしやすく催眠に集中できるでしょう。

私の場合開始3分ほどで意識がぼんやりとなり
9分ほどで手足が重くぴりぴりとした感覚が生まれました。
催眠にまったく触れたことのない方でも
日常とは違った感覚を味わいやすいと思います。



シューマン共振SE
開始から1分ほどすると
音声の裏に「ブオンブオン」といった感じの、変な音が聞こえてきます。
これが「シューマン共振」の音というやつで
よりリラックスした状態を生み出す手助けをしています。

シューマン共振を簡単に言うと
人間が脳波を出しているのと同様に、地球も微弱な電磁波を出していて
この周波数の電磁波に触れていると
まるで大自然の中にいるような感覚が味わえるそうです。

また人間が瞑想をしたり睡眠をしたりという
「リラックスした状態」にある時の周波数とも非常に近いため
結果大きな癒しの効果が生まれるとか。

確かに実際に聴いてみると
無音の時に比べてトランス状態になるのが早かった気はします。

このへんは個人差があるでしょうからなんとも言えませんが
同人音声でシューマン共振が使われているのは、この作品くらいですので
それだけでも聴いてみる価値はあると思います。



催眠にかかってみたい人には是非聴いてほしい作品
「催眠にかかるってどんな感じ?」
「自分はどうも催眠にかかれない」

そんな方に強く薦めたいです。

催眠にかかりたくない、という強い意思を持たずに聴いていただければ
かなりの確率でトランス状態に入れます。
個人的にはこの作品1本だけでも十分にリラックスできるので
別の作品を後に聴く必要性は感じません。

値段もたったの300円とコスパも抜群。
内容も満点な作品です。

CV:美咲さゆりさん
総時間 25:52(解除パートを含む)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年8月21日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/62122221.html