一途な双子が耳に蜜塗る夜の睦言

サークル「じゃばらいふ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、主人公のことを好きで好きでたまらない双子が
ちょっぴりエッチな手段で結婚をアピールします。

プレイのほぼ全編で行っているほどまで耳舐めに特化しているのが特徴で
片方はゆっくりと丁寧に、もう片方は速く激しくといったように
彼女たちは自分の性格を反映させた別々の責めを繰り出してきます。

バイノーラル録音ならではの臨場感たっぷりな声や音の数々に
彼女たちの距離の近さや温もりを感じることでしょう。
耳舐めを駆使して自分の魅力をアピール
双子の姉妹「さや」と「うみ」に耳を舐められまくるお話。

「おまたせしましたー いい子に待っててくれましたね?」
さや(挿し絵左)はおっとりとした可愛い声の女の子。
「ほらほらー 早くおいで」
うみ(挿し絵右)は明るく活発そうな声の女の子。
主人公を自分たちしか知らない部屋に閉じ込めると
ベッドで彼に腕枕をさせながら耳を舐め始めます。

彼女たちはその容姿の通り双子でたまたま彼を一緒に好きになりました。
そんな時に学校で「ゆるく閉じ込めて、ひたすら気持ちよくして愛を囁く」と
恋が成就するとの噂が流れたため、彼を監禁し耳を舐めながらどちらかを選ばせようとします。

ヤンデレっぽい要素を含む内容ではありますが、彼が体を拘束されることはなく
彼女たちの声や態度もヤバさを感じる部分がほとんどないため
ちょっぴり刺激的なシチュあたりに留まっています。

そして本作品の最も大きな特徴は耳舐めのボリュームが半端なく多いこと。
具体的にはおよそ83分30秒もの長きに渡って耳を舐め続けます。
ここまで耳舐めに特化している作品はそうそうありません。
しかも今回は2人が同時に舐めてくれるわけですから
当然のように左右で別々の耳舐め音が流れ続けます。

最中はセリフが極端に減ってちゅぱ音に集中しやすいですし
パートごとにテーマを持った舐め方をしてくれますから
耳舐め好きならきっと満足していただけると思います。

さや「今夜も どっちがよりあなたを気持ちよーくできるのか」
うみ「そうだね 勝負だよ?」
今回お相手を務める2人は恋のライバルにあたるわけですが
肉親、しかも双子なだけあってプレイ中もとっても仲良し。
お互いを邪魔したり喧嘩をするシーンは一切無く、競う形で耳を舐め続けます。

大人しい性格のさやはゆっくりと優しく、元気なうみはやや速いペースで力強くと
耳舐め自体に明確な差が設けられているのがいいですね。
おかげで左右に少し違った心地よさが感じられます。
量だけでなく質にもこだわった耳舐めが楽しめるわけです。
心を込めてひたすら耳舐め
エッチシーンは6パート83分30秒ほど。
プレイは耳舐め、キス、オナニーです。
エッチな効果音はありません。

さや「まずは ご挨拶のキスからー」
うみ「私もー」
良いと思ったほうをお嫁さんに選んで欲しいと主人公に告げると
さやが左、うみが右に陣取って早速耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女たちに責められる形で進みます。
エッチの総時間と耳舐め時間が一緒なことからもわかるように
プレイ中はほぼ常に双子のどちらか、もしくは両方が耳を舐め続けます。

今回行われる勝負は全部で3回。
その1本目に当たる最初のパートは比較的ソフトな耳舐めをテーマに
軽く唇をつけながら舐める責め、口ではむはむする責め、甘噛みする責めなど
音として表現できる限りの様々な音を鳴り響かせます。

この後のパートも含めた全体的な印象としては
優しく包み込むような舐めをしながら甘い言葉をかけるさやに対し
うみはコリコリとした刺激が強めの舐めやセリフをぶつけてくれます。
女性に甘やかされたい人もいれば、軽くいじめられたい人もいるはずです。
そのどちらのニーズにも配慮した耳舐めですね。

うみ「穴の中 舌ベロ挿入されちゃったらどうなるかな?」
さや「私も入れちゃいますよー」
中でもパートの中盤に登場する耳の穴に舌をねじ込む責めはとっても刺激的。
今まで以上に舐め音が近くなり「こりゅん」という独特な音を鳴り響かせます。
徐々にハードで下品な音へと変化していく展開もポイントです。

うみ「この酸っぱいグミをもぐもぐして 唾液いっぱい出しながら舐めてあげる」
さや「あまーい飴を舐めて 唾液ねとねとにしながら舐めてあげる」
およそ6分間のご褒美キスパートを挟んだ後の第2ラウンドは
お菓子を口に入れながら耳を舐めるという一風変わった勝負形式。
今度はさやが右手から飴を舐めながら、うみが左手からグミを舐めながら舐めてくれます。

聴いた限りですと第1ラウンドより全体的に水分が高く
特にさやは粘性の高いエッチな雰囲気の唾音を鳴らしてくれていました。
他にも舐め音に弾力や引っ掛かりを感じる気もするのですが
音だけだと彼女たちがお菓子ごと舐めている感じはちょっと掴みにくいです。
イメージで補完しながら楽しむプレイかなと。

再びご褒美キスを挟んで迎える第3ラウンドは最もエロの要素が強い内容。
耳舐め自体が最初からハイペース、かつ下品なのに加えて
彼女たちが意識的に淫語を交えたセリフを投げかけてくれます。

うみ「(耳が)綺麗? まるでおまんこみたいじゃない すごく卑猥な感じ」
さや「男の方におまんこなんて うみちゃんったら」
今までが本当に耳舐め一本に近い責めだったこともあって
この後迎えるオナニーパートの準備とし十分すぎるほどの興奮が得られます。
お淑やかなお嬢様キャラのさやまで言ってくれるところがいいですね。
耳舐めもかなりエロを意識しながら演じられています。

唯一今までとはまったく違うプレイが登場するのが最終パート。
ここまでのプレイですっかり勃起しているのを確認した双子が
耳を舐めながら主人公のオナニーに指示を与えます。

うみ「思いっきり強く握って? その調子でシコシコだよ?」
さや「手のひら全体を動かして なで なで」
2人の耳舐めのペースに合わせて右手で竿をしごき、左手では亀頭を撫でるプレイで
「しこしこ」をずっと言い続けたりするわけではなく、合間に軽めの指示を出す感じです。
あくまで耳舐めをメインに据えているところがこの作品らしいです。
純粋なプレイ時間が17分くらいありますし、1回抜く分には問題ないかなと。

このように、耳舐めにとことんまでこだわったエッチが繰り広げられます。
耳舐め好きなら
プレイの最大の売りである耳舐めに魅力を感じる作品です。

双子は愛する主人公を自分に振り向かせようと
それぞれの性格を反映させながら心を込めて耳を舐め続けます。
勝負からイメージされる殺伐とした雰囲気からは程遠く
耳舐めそのものが持つ効果もあって大きな癒しを感じました。

さや&うみ「寝たフリなんかして 可愛い人」
肝心の勝負の行方も敢えて明確には言いませんが
上のセリフから連想されるほのぼのとした結果に落ち着いています。
彼女たちもこのひと時をもっと長く楽しみたいのかもしれません。
良い意味でヤンデレらしさの薄い、比較的誰でも聴ける作品と言えます。

ただプレイの内容や流れがとにかく耳舐めありきになっているため
耳舐めが好きかどうかで作品に対する印象が大きく変わる点だけご注意ください。
彼女たちが耳や唇以外を直接責めるシーンはほとんどありません。
後半淫語が登場するといってもやっぱりエロさは控えめです。

エッチは何度も言いますがどこを聴いても耳舐めと言えるほどに耳舐め尽くしです。
ここまでボリュームの多い作品は他だとシロクマの嫁さんくらいしか出されていません。
バイノーラル録音なので音質がとても良く、耳を舐められている気分が味わいやすいです。
ちゅぱ音超大量、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

まさに耳舐め好きな人のためだけに作られたかのような突き抜けた作品です。
耳舐め好きはもちろん、左右から別々に責められる双子系作品が好きな人にもお薦めします。

CV:このえゆずこさん
総時間 1:33:52

オススメ度

■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります