サークル「妄想研究所」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、人に頼まれると断り切れない性格をしてる世話好きな女の子が
自分に強い恋愛感情を抱いてる男子と色んな場所でエッチします。
最初は拒否してたのが結局は彼に押し切られてエッチを始めたり
後になるほど親しげな態度でやや大胆なご奉仕をするなど
彼女の魅力を出しつつ2人の関係や心情を変化させる初々しいエッチが楽しめます。
付き合いたい男子と断れない女子
「っ、ん? あ、うん。私に用事? なんでしょう?」
安田さんは可愛くて穏やかな声の女の子。
ある日の放課後、主人公に声をかけられて空き教室へ移動すると
突然の告白に驚き、彼を傷つけないよう考えながら返事します。
本作品は良く言えばお人好し、悪く言えば押しに弱い性格をしてる彼女が
同じクラスに所属する彼と学校内や自宅でおよそ120分間のエッチをします。
開始時点の2人は知人あたりの疎遠な関係なのでいきなり濃いプレイはやらず
会話を多めに挟みながら少しずつ親密度を上げるキャラ&雰囲気重視の作りになってます。
「私、どっちかっていうと、好きだよ? いつも、素敵な笑顔で挨拶してくれたりしてくれるの、すっごい嬉しいし」
そして作中では彼女が色んな仕草や反応を見せてくれます。
彼に初めて告白された時は戸惑う表情をしますが別段嫌がってる様子もなく
「どちらかと言えば好き」という思春期の男子が勘違いしそうな返事をします。
そして彼に「1回抜いてくれたら諦める」と言われたらなんだかんだで了承します。
一部で彼がやや強引に迫るシーンがあるものの
どのパートも交渉の末に彼女が折れる断りベタらしいところを見せてくれます。
エッチが始まったら割と普通にお世話してくれますから暗さや重さはありません。
一般的な女の子と一緒で異性の体にそれなりの興味を持ってるのがわかる描写がいくつもあります。
エッチについては手コキ、オナニー、オナホコキと比較的ソフトなプレイで揃えてます。
パートごとにセリフやオプションを変えてきますから
同じプレイでも聴いた時の印象が随分変わるでしょう。
お話が進むほど彼女の態度が柔らかく、責め方が大胆になるのも大きいです。
男をまったく知らなかった彼女がエッチを通じて女として成長する様子も描かれてます。
甘く初々しいエッチ
プレイは手コキ、オナニー、キス、耳舐め、オナホコキです。
手コキ、オナニー、オナホコキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
「…………じゃあ……抜いてあげるから、……脱いで……?」
主人公の告白を断る代わりに1回だけエッチすることに決めた安田さんは
すっかり勃起してるおちんちんの見た目や熱い感触に軽く驚きます。
エッチは終始彼女が着衣のまま責め続けます。
最初の2パート30分間は彼女の魅力を出しつつゆっくり責めるソフト路線のプレイ。
「1.告白とお情け手コキ(約16分)」は空き教室で手コキ
「2.人助けと見抜き(約14分)」は資料室でオナニーを観察して1回ずつ射精させます。
「あはは……つば付いちゃったね……。……、……なんか、すごいひくついてる……。喜んでる……? のかな……」
手コキパートは彼女が生まれて初めてエッチする状況を踏まえて
全体のペースを緩めに設定し彼女の仕草や反応を厚めに描きます。
自分の手や唾液に反応するおちんちんを穏やかな表情で眺め
手コキも彼が痛みを感じないようゆっくり動かす思いやりのある態度を取ります。
彼女が告白を断ったのは彼氏がいたり彼が嫌いなわけではありません。
だから彼の言葉を信じて自分なりに一生懸命ご奉仕します。
手コキも「きゅぷっ」という泡立った水音を鳴らしててなかなかエロいです。
射精後に満足できたか確認するなど、彼女の人の好さが随所に見られて温かい空気が漂ってます。
「前は、びっくりしてまじまじ見れなかったから……。あっ、み、見たかったとかじゃなくてっ……どんなものか、気になった、だけ……。…………見ちゃダメ?」
2番目のオナニーパートは彼女の好奇心旺盛なところがよく出てます。
彼に見抜きをお願いされて「これが最後」と念押すところは前のパートと一緒ですが
開始後は自分から近づいてオナニーやおちんちんの様子を興味深そうに観察します。
中盤からはキスが加わりますし、彼女も少しずつ彼に対して心を開き始めます。
本当に少しずつ変えていくところにサークルさんのこだわりを感じました。
同じ手を使うプレイでも手コキとオナニーで音やリズムが微妙に違うことも含めて
できるだけ自然な会話やエッチを味わえるように制作されてます。
妄想研究所さんは元々そういうスタイルのサークルさんなので表現するのが上手です。
続く3パート51分間は2人が友達になった後のお話。
「3.秘密交換と囁き手コキ(約18分)」は囁き声や耳舐めを交えた手コキ
「4.好きな人の話題とキス手コキ(約14分)」はキス+手コキ
「5.俺の部屋とオナホ(約19分)」はオナホコキで合計4回射精させます。
「ねえねえ、聞かせて? くす、いいじゃん。友達にナイショごとですか?」
恋人になるのは抵抗があるけど彼女も彼と一緒に過ごすのが楽しいようで
序盤よりもずっと気さくな態度で接する友達らしいところを見せます。
エッチも今までは彼に言われた通りこなす受け身の姿勢だったのが
ここからは自分で考え行動することが増えてきます。
プレイ自体は手コキメインでキスや耳舐めもする感じですからそこまで大きくは変わりません。
彼女の態度やセリフといった別の部分で成長してることを表現します。
例えば囁き手コキパートは耳への責めに結構力を入れてます。
耳元で「とてとてとてとて」などのオノマトペを言う、コリコリしたちゅぱ音をひたすら鳴らすなどです。
これらをしてる最中はセリフを一切挟まないので音に集中しやすく
結果的に彼女にお世話されてる感覚をよりリアルに味わえます。
彼女がエッチ慣れしてきたことも表現してるのかもしれませんね。
本作品の中で最も抜きやすいのは最後のオナホコキパート。
彼の自宅にお邪魔した彼女があれこれやり取りした結果再びおちんちんをスッキリさせます。
「大好き……だいすき……、だぁいすき……だいすき……。んちゅ……ふふふ、すき……すき……」
「イッて……? イッて……? 中にだぁして……。わたしのおまんこ、中にぴゅっぴゅぅ~ってぇ……注いでみて……?」
抜きやすいと言える一番の理由は彼女が言葉責めをしてくれるから。
彼に頼まれる形とはいえ、今まで一度もストレートに言わなかった愛の言葉を囁く
オナホを彼女のおまんこに例えて中出しする快感を煽る、と結構大胆に動きます。
このパートだけ射精時にぴゅっぴゅのセリフを言ってくれたりと
最初のパートに比べて男性の責め方がずっと上手くなってるのがわかります。
キャラ重視の作品と言っても最初から最後までマイルドだったら消化不良になりますから
最後くらいは刺激をやや強めたプレイを用意するのは良いと思います。
オナホコキのペースに強弱を加えてるのもリアリティと実用性の両方に貢献してます。
このように、友達の関係を崩さない範囲でイチャイチャする独特なエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の甘酸っぱい作品
安田さんは自分に強い好意を持ってる主人公と恋人にならずに仲良くしようと
最初はややおぼつかない様子で男性の体を確認するようにゆっくり責め続けます。
そしてある程度慣れた後はキス、耳舐め、言葉責めといったご褒美を与えてより気持ちいい射精に導きます。
頼まれたら断れない性格の女の子と色んな場所でエッチするノーマル~ややS向けのシチュ
エッチを始める前のやり取りも厚めに描いて彼女らしさを出す演出
おちんちんへの責めは比較的ソフトにしたうえで
それ以外を後になるほど踏み込んだものに変えていく距離感を大事にしたエッチ。
彼女が何を思い、感じてるかが聴き手にわかりやすく伝わるように作品を組み立ててます。
中でも3番目は友達以上恋人未満な2人の関係を強く意識してます。
彼はおちんちんを見せて射精もするのに彼女が肌を見せることは一切ありません。
フェラもやらなかったりと18禁作品の中では控えめな部類に属します。
それなのにエロいと感じるのは彼女の存在感や心情の変化をしっかり描いてるからです。
好きな子にご奉仕してもらえたら男なら誰だって興奮するわけで
それを作品の中で実現させて幸福感を伴う快感を味わわせてくれます。
お話が進むほど彼女が大胆な行動を取る展開も、初心な女の子を開発してるような満足感が得られます。
純粋な快感とそれ以外の快感をいくつも組み合わせて射精へ追い込むところがすごく良いなと。
思春期に多くの人が体験した甘酸っぱい感覚を上手く形にしてます。
彼女もなんだかんだで楽しんでますし、事務的感や無理矢理感を抱かずに聴くことができます。
あとはエッチを始める前のやり取りを長めにするのも大きな特徴です。
18禁音声作品は前置きを割と手早く済ませる傾向がありますから
そこに力を入れる着眼点は面白いし本作品の作風にも合ってます。
逆にサクッと抜きたい人には不向きな構造なのでその点はご注意ください。
射精シーンは6回。
くちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。
おまけは耳舐めと次回作予告です。
CV:安田さん…縁側こよりさん 生徒…柴山ちずさん 生徒&先生…森野めぐむさん ゲスト…みもりあいのさん
総時間 2:21:42(本編…2:04:59 おまけ…16:43)
オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点
体験版はこちらにあります
追記
2020年11月6日まで10%OFFの1188円で販売されてます。