同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2020年09月





サークル「アザレア」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声や態度は落ち着いてるけど性格はとっても積極的なメイドが
自分を救ってくれた男性にエッチな恩返しをします。

序盤は初めての体験にたどたどしい様子で一生懸命責める健気な姿
中盤はキスの気持ちよさと彼を甘やかす幸福感に目覚める女としての成長
そして終盤は彼と身も心もひとつになり一緒の絶頂を目指す恋人っぽい姿といった具合に
彼女の心情・反応・魅力を描きながらイチャイチャする純愛系のエッチが楽しめます。
ダウナーメイドが親身にご奉仕
メイドと5種類のエッチをするお話。

「お帰りなさいませ ご主人様 今日もお疲れ様です」
メイドは可愛くて落ち着いた声の女の子。
帰宅した主人公に挨拶し、掃除中にあるものを発見したことを報告すると
いつもお世話になってるお礼に性欲処理の手伝いがしたいと言います。

本作品は以前孤児だったところを彼に拾われた彼女が
およそ90分に渡るエッチで恩返ししながら彼とより親密な関係になります。
耳舐め+手コキ、フェラ、キス+手コキ、授乳手コキ、SEXとパートごとに別のプレイを用意し
それらをやりながら彼女が何を思い、感じてるかを厚めに表現して魅力を引き立てます。

「普段の家事だけではなく もっとご主人様のお役に立てるようなことを してあげたいんです」
彼女は挿し絵の通りまだ若いですが性格はしっかりしており
家事全般をこなして外で仕事を頑張ってる彼をサポートします。
しかしある日彼がエッチな漫画でオナニーしてることに気づき、そちらのお世話もしたいと思ってました。

音声作品のメイドには色んなタイプがいますけど
彼女の場合は家族もしくは恋人にかなり近い存在です。
メイドをやってるのも志願したからで彼に強制されたわけではありません。
その証拠に物語が進むにつれて主従よりも恋人っぽい雰囲気になります。

エッチについては物語の開始時点で彼女が未経験なことを踏まえて
序盤、中盤、終盤でプレイの内容や彼女の様子を切り替えながら進めます。
最初はゆっくりペースで責める代わりにたどたどしさや健気さを演出し
それ以降はプレイやシチュを徐々に濃くして2人の繋がりをより強固にします。

「ご主人様が私を求めてくれる限り 私も ご主人様を受け止め続けてあげます」
彼女が感情をあまり表に出さないキャラだからでしょうけど
激しく責めたり大きな喘ぎ声を漏らすことはありません。
しかし思いやりを感じるセリフが多く、胸のあたりに温かいものを感じながら抜くことができます。

癒しを重視する代わりにプレイ時間を長く用意してバランスを取ってます。
年下の女性に愛されたい、もしくは甘やかされたいノーマルな人ほど満足できるでしょう。
心を込めて責めるエッチ
エッチシーンは5パート82分間。
プレイは手コキ、耳舐め、フェラ、キス、授乳、SEX(騎乗位)です。
服を脱ぐ、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「ではご主人様 お召し物のほうを脱いでいただけますか?」
主人公に事情を説明してからズボンとパンツを脱がせると
メイドはひとまずエッチな漫画に描いてあった通りにおちんちんを優しくしごきます。

エッチはどのパートも彼女が責め続けます。
最初の2パート36分間は彼女の初々しさが光るシーン。
「01-甘々手コキ(約18分)」は手コキ、「02-メイド式お掃除フェラ(約18分)」はフェラで1回ずつ射精させます。

「ぎゅって握ると おちんちんが跳ね返してくるみたいで 不思議な感触です」
この時点の彼女は男性と一度もエッチしたことがありません。
だから初めて触れるおちんちんの感触に興味深そうな表情を見せたり
射精後は精液を舐めてどんな味がするか確かめます。

不得手さが聴き手に伝わるように彼女視点のセリフがとても多いです。
それ以外は実況を多少するくらいでM向けの言葉責めは一切やりません。
まだ始まったばかりなのでソフトに責めつつ雰囲気作りに力を入れてます。

手コキは「にゅちゅっ」という粘着質な水音を後になるほど少しずつ速くします。
そして耳舐めを加えたり「おちんちん」を多めに言って気持ちを盛り上げようとします。
ペースが速くなるほど音の水分が落ちるのがリアルで良いなと。

「おちんちんを 唇でしごくようにして さらに お口の中でも 舌を おちんちんに絡ませるように」
それに対してフェラは舐め方の種類を多めに用意し
実況を挟みながらちゅぱ音を変えて一生懸命ご奉仕してる様子を表現します。
最初はお掃除フェラのつもりで始めたのに、彼が再び勃起したら通常のフェラに移る点も思いやりに満ちてます。
ちゅぱ音は初めてだからでしょうけどどれも音が控えめでした。

これ以外のシーンでも彼のことを第一に考えながら責めることが多く
彼女自身の性格やメイドらしさを引き立てるのに役立ってます。

中盤の2パート25分間は彼女に変化が表れるシーン。
「03-大好きキス手コキ(約15分)」は翌朝にお目覚めのキス手コキでスッキリさせ
「04-バブみ授乳手コキ(約10分)」は帰宅後に授乳手コキで傷心状態の彼を慰めます。

「キスをしてる間 おちんちんがビクビクってして 気持ちいいんですね」
その大きなきっかけになるのが03パートでするキス。
最初は軽くやってみただけだったのが彼に求められて深いものへと変わり
続けていくうちに彼女もそれを気持ちよく感じるようになります。

最後のSEXシーンでも適度にやるところを見ると気に入ったのでしょうね。
パートの途中から恋人繋ぎをするようになったりと
2人の関係が主従から恋人へと近づいてるのもわかります。
手コキは音を鳴らすだけで実況もほとんどしませんから、キスが大きな聴きどころと言えるでしょう。

「本当に赤ちゃんみたいですね ご主人様 では 頭を撫で撫でしてあげます」
04パートは彼女の優しさと母性に光を当ててます。
仕事で嫌なことがあったのかいつもより疲れてる彼を少しでも元気づけようと
頭を撫でる、控えめなおっぱいを差し出し吸わせる
射精時にぴゅっぴゅのセリフを言うなど手厚いリードをします。

プレイ時間は本作品の中で最も短いですけど
彼が彼女に甘えられるようになった点を見ればこれも大きな前進と言えます。
赤ちゃん言葉は一切言いませんから幼児プレイよりも癒しのサービスと見るのが妥当です。

そんな彼女の気持ちが最高潮に達するのが「05-好き好きエッチ(約21分)」。
ベッドで横になった彼の上に彼女が跨り、そのまま腰を下ろして体のほうもひとつになります。

「ご主人様 好きです ずっと ずっと好きでした」
熱っぽい吐息を漏らしながら「ぱんっ」という軽めの音をリズミカルに鳴らし
さらに耳舐め、キス、愛の言葉を投げかけるあまあまラブラブなプレイです。
彼の耳元で話しかけながら乱れるため喘ぎ声は吐息メインでした。
ピストン音も割と大人しく山場のシーンにしては控えめな印象を受けます。

私はもう少し盛り上げたほうが抜きやすくなると思うのですが
彼女の物静かなキャラを崩さないようにサークルさんがわざと抑えたのかもしれません。
フィニッシュはきっちり中出しを決めるなど、引き続き彼女の愛を感じる要素が多いです。

このように、エッチの経験や2人の親密度に合わせてプレイが変化するキャラ重視のエッチが繰り広げられてます。
癒し系メイド作品
可愛いメイドがエッチなご奉仕をする様子を甘く深く描いた純愛作品です。

メイドは身寄りのない自分を迎え入れて大事に育ててくれた主人公に恩返ししようと
まずは比較的ソフトな手コキやフェラをして男性の喜ばせ方を学びます。
そして中盤以降は自分の気持ちをはっきり伝えながらより深いプレイに挑戦します。

声はダウナーだけど性格はとってもピュアなメイドが年上の男性を甘やかすノーマル向けのシチュ
彼女の心情や反応を多めに描いて少しずつ成長させていく展開
愛情や思いやりを感じる要素をたっぷり盛り込んで責める彼女らしいエッチ。
彼女が彼にどれだけ感謝し愛してるかが聴き手に伝わるように作品を組み立ててます。

「漫画では美味しそうに舐めていたんですが あまりいい味ではないですね」
思ったことを彼にはっきり伝えるところも印象的でした。
大好きな人には自分のすべてをぶつけたいという表裏のない性格をしてます。
ダウナーキャラだから仕草よりもセリフで感情を伝えるようにしたのかもしれません。
彼を気遣う言葉が多く、聴けば聴くほど癒しと安らぎを感じます。

エッチは彼女の経験や属性を活かして少しずつステップアップします。
5パート中3パートで手コキが登場することを踏まえて
耳舐め、キス、授乳と一緒にするプレイを変えたうえで彼女の心情に違いを持たせてました。
純粋なエロさをやや抑えてあるので2~3パートで1回抜くのが丁度いいと思います。

射精シーンは5回。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:36:01

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月23日まで50%OFFの550円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。



サークル「とらいさうんど」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、それぞれに違った個性を持つ双子のお世話係が
屋敷の主にあたる男性に癒しとちょっぴりエッチなご奉仕をします。

キャラと音のバランスを大事にしながら色んなサービスをするのが特徴で
耳かき、マッサージ、キス、耳舐めとR-15の範囲内で幅広く取り揃え
リアルな音と和やかな会話を上手に組み合わせて彼女たちにお世話されてる雰囲気を作ります。
雨の日は双子とのんびり
お世話係の真夜、真凜が色んなご奉仕をするお話。

「あぁー いきなり降ってきちゃったね 土砂降りだよ 土砂降り」
真凜は明るくて可愛い声の女の子。
「のんきなこと言ってないで 早く洗濯物取り込んでよ」
真夜は甘い声の女の子。
突然雨が降り出して急いで洗濯物を取り込むと
その中に可愛いスカートを見つけて誰のものか考えます。

本作品は郊外に建つ大豪邸「円ヶ丘館(まるがおかかん)」で働いてる2人が
家の中でごろごろしてるご主人様をおよそ100分に渡ってお世話します。
物語の前半は非エロ、後半は微エロと全体を大きくふたつのシーンに分け
パートごとにやることを変えながら話しかけたり音を鳴らしてバランスよく癒します。

真凜「耳のお掃除もいいけど こういう耳遊びも面白いかもですね」
真夜「ご奉仕のレパートリーも増えるしね」
2人は名前や見た目でわかるように双子でどちらも彼のことが大好き。
だから雨で暇を持て余してる彼の部屋を訪ねて今回のお世話を志願します。
彼らの関係はメイドとご主人様のはずですが堅苦しさや事務的感はまったくありません。
相談したり掛け合うシーンも多く終始和やかな空気が漂ってます。

真夜はしっかり者、真凜はマイペースと性格に大きな違いを持たせてました。
2人はシリーズの2作目にも登場してるのでキャラ作りや彼との距離感がしっかりしてます。
現在の全年齢やR-15作品はセリフを減らして音を重視するものが増えてますが
「お屋敷づとめ。」シリーズは過去作も含めて会話量を多めに設定しキャラの存在感を出してます。

キャラと同じくらい重要なもうひとつの要素は音。
サービスの様子はもちろん、それ以外の細かな動作も高品質な音を鳴らします。
洗濯物を取り込む音、旅行雑誌を読む音、クリームソーダを作る音など何気ないものが多く
バックで流れ続ける控えめな音量の雨音と相まって落ち着いた空間を作り上げてます。

肝心のサービスも定番のものから珍しいものまで内容が幅広く
さらに同じ器具でも使い方や担当者によって音の質感や動きが変わる凝った演出がされてます。
前作「お屋敷づとめ。SP―お世話係大集結!? ハーレムご奉仕♪―」からおよそ9か月ぶりの新作ということで
ファンの期待に応えられるよう細部までこだわって作られてます。

双子のセリフを多めに盛り込んだキャラ重視の作りとリアルな音の数々。
サークルさんが掲げてる「魅力的なキャラクター×リアルなASMR」をそのまま形にしたような作品です。
後になるほどちょっぴりエッチに
前半の4パート52分間は耳に的を絞ったサービス。
クラウドスライム、泡洗浄、綿棒&梵天、化粧ブラシと異なる手段で綺麗にしたり気持ちよくします。
どのパートも真夜は左、真凜は右に陣取ってお世話します。

真夜「スノーパウダーというもので作ったスライムなんですけど さらさらふわふわもこもこな感触が たまんないんですよね」
この中で一番個性的なのはクラウドスライム(約18分)でしょうね。
右耳→左耳→両耳の順に「じりゅっ」という筋っぽい音をゆっくりペースで鳴らします。
シャンプーの泡に近い質感ですが音にやや重さを感じました。
お世話してない側は耳元で吐息を漏らしてすぐ近くにいる感覚を与えます。

真夜「雨の中ずっとふざけてたのは どこの誰だっけ?」
真凜「あー聞こえない 聞こえなーい」
最中に交わされる2人の会話も癒しに貢献します。
実況ももちろんしますけど、音の質が良いのでそれよりも雑談を多くしてました。
雨が降り出しても遊んでた真凜を真夜がたしなめるシーンもあったりと性格の違いがよく出てます。
前半部分は無言になることがほとんどないのでセリフと音の両方をバランスよく楽しめます。

サークルさんの実力がわかりやすいのは3番目の綿棒耳かき梵天パート(約18分)。
膝枕の状態で真夜(左耳)→真凜(右耳)の順に綿棒でお掃除し
最後に添い寝に変えてから左右同時に梵天で仕上げます。
耳に息を吹きかけることはありません。

綿棒は「ずしゅっ」という乾いててふわふわした音が使われており
耳の壁を優しく撫でるように動きます。
そして梵天は綿棒よりも広くてふわふわした音をゆっくり回転させるように動かします。
音の質感と動きがしっかりしてるし、器具ごとにそれらをはっきり変えて音だけでわかるようにしてます。

真夜「ただ綺麗にするだけじゃなくて 耳の中を気持ちよくする動き 繊細な手さばき とくと感じるがいいさ」
真凜「ぐぬぬ 真夜の手つき 確かに上手くなってるかも」
また真夜が耳かきの鍛錬を積んで以前より上手くなった背景があるので
彼女のほうが動きがスムーズで音もやや滑らかになってました。
真凜は別に下手ではないのですが、真夜に比べると動きがゆっくりしてます。

先に真夜の腕前を見て少しプレッシャーがかかったのかもしれませんね。
会話と音を関連付けて彼女たちにお世話されてることを強く印象づけます。

後半の4パート50分間はR-15らしいちょっぴりエッチなサービス。
ベビーパウダーで手をマッサージするところから始まり
そのままキスや耳舐めをして彼女たちの好意を彼にはっきり伝えます。
そして最後はキャンドルを焚いてから一緒に寛ぎます。

真凜「密着してこういうことしてると やっぱり いけない気分になりますね」
ベビーパウダーハンドマッサージ(約7分)はサービス自体は別にエロくありません。
でも彼女たちが力を入れるたびに至近距離から「んっ」とほんのりエロい声を漏らしたり
上のような思わせぶりなセリフを言って彼をその気にさせます。

ずっと非エロでお世話してたところへいきなり微エロのサービスをしても違和感が出ますから
ここでワンクッション置いて「ここからは大人の時間ですよ」と教えてくれます。
彼女たちが彼を好きなことを考えれば多少大胆なサービスをするのも頷けます。

その色が最も強いのはキス(約10分)と耳舐め(約26分)。
キスは真凜→真夜の順、耳舐めは真凜→真夜→両耳の順にたっぷりちゅぱ音を鳴らします。

R-15なので露骨にエロい音を出すことはありません。
でもゆっくりペースで鳴るしっとりした水音に彼女たちの別の顔が窺えます。
普段無邪気な真凜はとろんとした声に変わるし
真夜も軽く吸い上げるようなややパワフルな音を鳴らします。
この2パートはセリフの量が一気に減るので前よりも静かに感じるでしょう。

耳舐めは声優さんの演技の違いがわかりやすいです。
真凜は控えめな水分と緩いペースで舐めるスタンダードなものだったのが
真夜は舌先でぐりぐりしたり唇で挟んではむはむする変わった責め方をします。
あと真夜はパート終盤に差し掛かると舌の腹を擦りつけるように往復させてました。
どちらが優れてるという意味ではなく、同じ耳舐めでもそれぞれに個性があるということです。

このように、前半と後半で内容や雰囲気を切り替える充実したサービスが繰り広げられてます。
ほのぼのした作品
キャラが立ってるしサービスもしっかりしてる総合力の高い作品です。

真凜と真夜は暇してる主人公に楽しい時間を提供しようと
2人で協力しながらまずは耳を色んな手段でお世話して綺麗にします。
そしてその後はハンドマッサージと一緒にキスや耳舐めをして自分たちの欲求も満たします。

見た目は一緒だけど性格は随分違う双子が多種多様なご奉仕をする癒し系のシチュ
2人の掛け合いを多めに挟みながら進めるキャラを活かした作り
担当者や状況に応じて質感と動きが変わるリアルな音。
音声作品の柱にあたる音と声の両方に力を入れてひとつの世界を作り上げてます。

両方にこだわると中途半端になるケースもあるのですが
お屋敷づとめ。シリーズは既に14本も出てるだけあってそのバランス取りが秀逸です。
前半はキャラの存在感を出すためにセリフを多めに入れ
後半は逆に音の割合を上げて普段よりも大人びた雰囲気を作ります。

サービスも耳かきからクラウドスライムマッサージまで手広く揃えてますし
ひとつの要素に特化させるのではなく全体で表現することを目指してます。
割と欲張りなんだけどそれぞれをきちんと作り込んで高い水準にまとめてます。
私個人は道草屋シリーズに似た特徴を持ってると思います。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:真夜…沢野ぽぷらさん 真凜…柚萌さん
総時間 1:46:22

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月5日まで20%OFFの880円で販売されてます。



サークル「ねこじた結社」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまなお姉ちゃんっぽい風俗嬢が
以前お世話したことのある男性をよりディープなエッチで気持ちよくします。

最初から最後まで乳首をいじりながら色んな手段で絶頂させるのが特徴で
乳首責め手コキ、耳舐め+乳首オナニー、ちんピク遊びなど
パートごとに異なるプレイやルールを用意して複数の性感帯を同時にたっぷり責め続けます。
乳首の快感をさらに追及
乳首いじり専門店で四季咲 春乃(しきざき はるの)から更なるサービスを受けるお話。

「ん、はぁい……ようこそ、乳首性感専門店「ミルキー」へ♪」
春乃は甘く上品な声のお姉さん。
来店した主人公の顔を見てすぐに嬉しそうな表情をすると
彼に今回受けるコースを選んでもらってから部屋へ案内します。

本作品はサークルさんの代表作
【乳首性感】 乳首いじり専門店の甘々囁き乳首オナニーサポートプログラム♪」の続編。
前回のサービスに満足して再びお店を訪れた彼を彼女がおよそ120分に渡ってもてなします。
2人が顔見知りなので前置きは必要最低限まで削り、音声開始から3分後には早速エッチが始まります。

そして彼女はどのパートも必ず乳首を絡めて責め続けます。
自分でいじる、彼女にいじってもらうとパートによってやり方は変わりますが
エッチシーンのほぼ全編でいじる非常に尖った作りをしてます。
指先で撫でる、爪を使って優しく引っかく、2本の指でつまんで押しつぶしたり引っ張るなど
バリエーションを比較的多くして幅広い快感を与えます。

「えいっ、くにっくにっくにぃっ♪ かりっかりっ、かーぁりっ♪ 乳首のスイッチで動いちゃう、お人形さんみたいになっちゃってますね♪」
こんなふうに彼女が掛け声を出しながらプレイの様子を実況しますから
それに合わせて乳首オナニーすれば彼が味わってるのに近い快感が得られます。
爪で引っかくシーンが最も多く、ピリッという鋭い感覚が断続的に伝わってきました。
乳首を開発済みな人や現在開発中の人ならかなり楽しめると思います。

乳首重視なところは前作と今作で一致してますけど
乳首をいじったことのない人でも楽しめるようにリードする前作に対し
今作はその次の段階に進んでより深い快感を与えようとします。

例えば前作では乳首だけで絶頂するパートが終盤に登場しますが
今作では2番目のパートに繰り上がってます。
そして後半では乳首とアナルを同時にいじって絶頂するアブノーマルなプレイが出てきます。
初心者向けの要素が薄れた代わりにやり応えのある内容になってます。

前作と同じことをやっても聴き手は満足しないでしょうから
こういう変化を遂げたのはある意味自然じゃないかなと。
リードは引き続き丁寧なので嗜好や属性さえ合えば十分気持ちよくなれます。

「ほら……お姉ちゃんの指が乳首を一杯責めてますよ♪ えっちな乳首を、こねくり回すように、くにくにくに……きゅぅっ♪」
彼女については近所のお姉さんっぽい優しい性格の女性です。
サービスが始まると自分のことを「お姉ちゃん」と呼んで甘えやすい雰囲気を作り
乳首責めの実況や指示を囁き声で出して密着感を出します。
一部で意地悪するシーンもありますが、彼を喜ばせるためであって悪意があるわけではありません。
アブノーマルなプレイを彼女のキャラや囁き声で柔らかく包み込んでます。

初心者からさらに前進した乳首特化のエッチをする展開と彼女の甘いキャラ。
前作の特徴を継承しつつより深いプレイに挑戦するオナサポ系作品です。
落差の大きいエッチ
エッチシーンは5パート110分間。
プレイは乳首責め、乳揉み、手コキ、耳舐め、キス、乳首オナニー、アナル責め(前立腺マッサージ)、ちんピク遊びです。
手コキ、アナル責め、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「今回は、この体勢でいきます。お客様は寝たまま、たっぷり可愛く感じてくださいね♪」
部屋へ移動した後、主人公に着替えてもらってからベッドに寝かせると
春乃はひとまず最もスタンダードなプレイで乳首とおちんちんを気持ちよくします。

エッチはどのパートも彼女がリードします。
一番最初の「01 【腰振り手コキと、乳首責め】(約22分)」はやや捻りを加えた乳首責め手コキ。
彼女は彼の乳首を、彼は彼女のおっぱいをいじって気持ちを高め
中盤から2種類の手コキを加えて射精に導きます。

「もっと気持ちよくなれるように、お客様が腰を動かすんです♪ へこっ、へこへこって、私のお手てにおちんちん擦りつけるんです……♪」
このパートを「捻ってる」と言える理由は手コキにあります。
彼女が竿をしごく従来のもの以外に彼が腰を突き上げる騎乗位SEXっぽいものが登場します。
彼女は前作で彼の嗜好をある程度把握してますから、それを踏まえてこうしたのでしょう。
言葉責めが弱いハンデを羞恥で補ってると見ることもできます。
効果音が鳴り続けるおかげでペースもわかりやすいです。

乳首責めについては乳輪を爪の先で優しく撫でるところから始まり
そのまま乳首へ移動する、指でつまんでこねると焦らし気味に進めてました。
手コキもやるから乳首の快感をわざと抑えたのかもしれません。
丁寧な指示や囁き声といった本作品の特徴も早速込められてます。

続く2パート46分間は個性の強いプレイ。
「02 【耳舐め焦らしと、乳首オナニー】(約26分)」は乳首オナニー+耳舐めでドライオーガズムを目指し
「03 【連続射精と、乳首責め】(約20分)」は01パートよりもずっと激しい乳首責め手コキをします。

音声「人差し指の爪を、乳首の先に添えてください。それをそのまま、優しく撫でるように……かり、かり。かり、かり」
本体「もっともっと追い込んで。かりかり、乳首をいじめて♪ まだ……まぁだ♪」

02パートは彼女が予め録音した音声とする同時責め。
本体は耳舐めと言葉責め、音声は乳首オナニーの指示と分担して進めます。
このパートでおちんちんに触れることはありません。
耳、乳首、脳だけでイク形になるので割と高難度なプレイだと思います。
乳首オナニーはほとんどが爪の先で引っかく指示になってます。

03パートはプレイ構成だけを見ると01とまったく同じですが
時間内に4回連続射精する大変ハードな内容です。
最初に12分くらいかけて心身を盛り上げた後に8分間ノンストップで射精を繰り返します。
実際にやるのは相当きついでしょうから、2回あたりを目指すのがいいんじゃないかなと。
02はおちんちんにまったく触れない、03はがっつり責めるとパートごとの落差が大きいです。

終盤の2パート42分間はアブノーマル路線のプレイ。
「04 【アナル責めと、乳首オナニー】(約19分)」はアナル責め+乳首オナニーでドライを
「05 【ちんピク遊びと、乳首責め】(約23分)」はゲーム形式の乳首責めで射精を目指します。

「お客様の乳首、気持ちいいですよね♪ その気持ちよさが、アナルにも……お尻にも、繋がってるイメージです。乳首を弄ると、お尻が気持ちいい♪ お尻を弄られると……乳首も気持ちいい♪」
04パートはアナル開発を見据えた丁寧なリードが光ります。
特製のローションを穴の周辺に塗ってほぐし、挿入開始後は前後にゆっくり動かして少しずつ奥へ進みます。
そしてその後は前立腺を刺激しながら乳首と快感をリンクさせてイける状況まで持って行きます。

指を使ってるので自分でやろうと思えばできるかもしれませんが
乳首オナニーと同時にするとなると体勢が結構きつそうです。
ガチでやりたいならアネロス(エネマグラ)等の器具を使うのが無難でしょう。
あるいはPC筋(おしっこを止める時に動かす筋肉)を収縮させるとか。
初めてするプレイだから乳首よりもアナルの実況を多くしてました。

「ルールは簡単。私の合図に従って、おちんちんをひくひくってさせるだけ♪」
05パートはちんピクを乳首責めと連動させてます。
彼女が特定の責め方をした場合はノーハンドでおちんちんを動かし
別の場合は何もしないのを繰り返すかなり乳首に寄せたプレイです。

主人公は最後に射精を迎えてますが、おちんちんへの刺激が非常に弱いことを考えると
ここも絶頂するための難度は高めと言えます。
乳首を完全に開発し終わってる玄人ならイけるのかもしれません。
一番最後ということでチャレンジ要素の強い内容になってます。

このように、乳首を揃えたうえでまったく違う責めを繰り出すM向けのエッチが繰り広げられてます。
幅広い乳首作品
乳首を中心に耳、アナル(前立腺)、おちんちんと色んな性感帯を責めるマニアックな作品です。

春乃は前作でお世話した主人公により充実したひと時を味わってもらおうと
お姉ちゃんのような優しい態度で接しながら乳首を重点的に責め続けます。
そしてあるパートは耳舐めと組み合わせたドライ、別のパートはハードな連続射精と
それぞれで内容を大きく変えて強めの快感を与えます。

甘くて優しい風俗嬢が乳首をテーマにした色んなサービスをするシチュ
どのパートも必ず乳首責めや乳首オナニーを取り入れ
その際に掛け声を出してやりやすくする実用性に配慮した作り
王道のものから珍しいものまで色んなプレイに挑戦する幅広いエッチ。
前作とは趣向や全体の流れを変えて乳首の魅力を追求してます。

中でも3番目は内容がガラリと変わってて驚きました。
4連続射精やアナル責めなど実際にやるのが難しいプレイも混じってることから
少なくとも私は中~上級者向けの作品と見てます。
乳首をたっぷりいじるのでタイトルから脱線してるわけではありません。

乳首を既に開発してる側の視点で見ると歯ごたえがあって面白かったです。
乳首責めや乳首オナニーだけだとできることがどうしても限られてきますし
おちんちん以外の性感帯に目を向けるのは正しいと思います。

その一方で乳首責めは爪で引っかくプレイを極端に多くしてあってやや単調に感じました。
乳首が売りの作品ならこちらも幅広くやってくれたほうが他のプレイとのバランスが取れます。
前作から広がったところと狭まったところが両方あるなと。

絶頂シーンはドライ3回、射精6回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

乳首を既にある程度開発してる人には特におすすめします。

CV:かの仔さん
総時間 2:05:15

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月1日まで15%OFFの1028円で販売されてます。
前作も10月2日まで20%OFFの880円で販売されてます。



サークル「HORNET」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、お店でNo.1の人気を誇る気さくな女の子が
初来店した男性客を耳舐め特化のエッチなサービスでもてなします。

過去3作で好評だった高品質な耳舐めに複数人プレイの要素を加えてるのが特徴で
2番目のパートから最後までをすべて2人体制でお世話しながら
耳舐めする役と指示を出す役を分担したり、両耳舐めをして以前より濃いひと時を提供します。
せんべろがさらにパワーアップ
耳舐め風俗店で道明寺さくら子が4種類のエッチなサービスをするお話。

「さぁさぁ こちらへどうぞー はーい こちらのベッドに横になってくださいね」
さくら子は明るくて可愛い声の女の子。
来店した主人公を部屋へ案内しベッドに寝かせると
初めてのサービスに緊張してるのに気づき、軽く雑談してリラックスさせます。

本作品は「せんべろ」「せんべろ2」「せんべろ3」に続くシリーズ第4弾。
お店に所属する子の中で最も人気のある彼女が、彼をおよそ80分に渡って責め続けます。
タイトル通りこのお店は10分1000円で耳舐めするシステムになっており
手コキやオナサポといった追加サービスが欲しい場合はオプション料金を払います。

作品自体の価格は770円で作中よりもずっと割安です。
シリーズものですが登場人物が一緒なだけでお話の繋がりはありません。
主人公を初来店者に設定して過去作未視聴でも入りやすくしてます。

最大の魅力はもちろん耳舐め。
エッチシーンのほぼ100%を使って質量共に優れた耳舐めをします。

まず質は現在の同人音声における最激戦区だからこそ相当にこだわってます。
耳の外側をちゅぱちゅぱ舐めたり吸うよりも内側をぐりぐりするシーンが多く
後半では穴の入り口に舌先を出し入れする「ピストン耳舐め」も登場します。
そして主に内側を責める時はじょりじょりしたややざらつきのある音を鳴らします。
人間の舌は腹の部分がざらざらしてるので、それを音で表現しリアリティを出すわけです。

耳舐めをテーマにした作品はこのところかなり出てますけど
それらと聴き比べても「明らかに違う」と言える音の個性を持ってます。
HORNET(VOICE LOVER)さんは随分前から耳舐めをする作品を色々制作されてるので
その時の技術や経験を本作品に注ぎ込んで存在感のあるプレイに仕上げてます。

「こんなふうにアプリを操作して そっちの耳から話しかけたり シコシコするペースを指示できるんです」
そして量は今作から実装された新しいシステムが大きく貢献してます。
2番目と3番目のパートに「Neuro JIJU」と呼ばれる仮想のアプリを使うシーンがあり
そこでは片方が耳舐め、もう片方が実況や指示を出す複数人形式でサービスを進めます。
(アプリの声が流れないバージョンも入ってます)

耳舐め以外をアプリに任せて彼女はほぼずっと舐め続ける感じです。
最終パートは後輩と協力して両耳舐めをするなど
1人でお世話することが多かった過去3作よりもサービスに厚みを持たせてます。

私は過去作を全部聴いてるので「さすがにそろそろマンネリ化するかなぁ」と思ってたのですが
実際に聴いてみたらそれを払拭する工夫がきちんとされてて驚きました。
ですから新規の人はもちろん、シリーズのファンも引き続き楽しめると思います。
密度と実用性が高いエッチ
エッチシーンは4パート71分間。
プレイは耳舐め、オナニー、手コキ、両耳舐めです。
射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「さくら子が疲れた心 しーっかりケアしますからね お耳から エネルギー注入しちゃう」
雑談の後に主人公がどんな耳舐めを希望するか確認すると
さくら子はひとまず濡れたおしぼりで両耳を拭いて綺麗にします。

エッチは風俗サービスなので終始彼女が責め続けます。
一番最初の「[01]癒やしの極・耳舐め(約17分)」はR-15あたりのソフトな耳舐め。
右側に密着しゆっくりペースで色んな舐め方をします。

ちなみに本作品の片耳舐め(01~03パート)はすべてどちらか片方だけを舐め続けます。
デフォルトは右ですが左のバージョンも入ってるのでお好みで選んでください。

「もっと感じていいんですよ 我慢しないで 感じてる声 もっとさくら子に聞かせてください」
彼女はお店のNo.1風俗嬢なだけあってお客の扱いをよく心得てます。
彼が緊張してる時に激しい耳舐めをしても楽しめないだろうと判断し
このパートはダイジェスト風に進めながら優しい言葉をかけて場を和ませます。

ひとつの音を固めて鳴らすのではなく、様々なちゅぱ音を繰り出してました。
1~2分耳舐めを続けてから軽く話す形で進めるので音の割合が高いです。
この後のパートも含めてプレイ中はずっと囁き声で話しかけるなど
作品の売りである耳舐めを最大限に楽しめるよう色々調整されてます。
終盤に淫語を軽く言う程度ですからこのパートのエロさは低めです。

アプリが登場するのはその次から。
「[02]オナサポ極・耳舐め(約30分)」は耳舐め+オナサポ
「[03]極・耳舐め手コキ(約10分)」は耳舐め+手コキで射精に追い込みます。
アプリの声質は彼女とまったく一緒です。

アプリ「むき むき むき むき って声をかけるから 同じペースで剥いたり被せたりを繰り返してね」
この2パートは彼女本人よりもアプリのほうが会話量は多くなります。
オナサポは包皮を剥いたり被せるところから始まって
亀頭を優しく撫でる→竿をしごくと焦らし気味にゆっくり進めます。
アプリが責め方に応じた掛け声を常に出してくれますからやりやすく感じるでしょう。

アプリのシコシコボイスと耳舐めのペースが完全に一致してるのが印象的でした。
耳舐めとオナサポには直接的な繋がりがないので、それぞれのリズムを合わせて上手く連携を取ります。
速い→遅い→速いと緩急をつけてきますから早漏な人だと途中で暴発するかもしれません。
シリーズの個性を残したまま過去作よりも抜きやすさをパワーアップさせてます。

アプリ「ほら 舌が入ってきますよ お耳の内側を舌がゾリゾリなぞってる たまんないですね 感じすぎちゃいますね」
それに対して03パートはパワフルな耳舐めが光ります。
先ほど紹介した「ピストン耳舐め」の割合が一気に上がり
耳元至近距離からじょりじょりしたちゅぱ音をリズミカルに鳴らします。
途中でアプリが「耳マンコ」と言うことから舌をおちんちんに見立ててるのでしょう。

手コキはやってることを軽く言うだけで実況はほとんどありません。
効果音も鳴りませんから聴き手は自由なやり方でオナニーする形になります。
射精シーンでカウントを数えてくれるおかげでタイミングを合わせやすいです。
40分間ほぼぶっ通しでオナニーを続ける展開を考えれば割ときついプレイかなと。

最後の「[04]二人がかりでW極・耳舐め(約14分)」は本作品で唯一両耳舐めをするパート。
彼女の後輩にあたる「なぎさ子」が登場し、左右に陣取って時間いっぱい舐め続けます。
途中で脳イキをほのめかすセリフがありますけど射精はしませんでした。
なぎさ子の声はさくら子を多少幼くした感じです。

なぎさ子「ほら 脳汁どぱどぱ出てきてますよー」
さくら子「気持ちいいですね 両耳同時に別の子にしてもらうと まるでハーレム」
これまでと同じくセリフは必要最低限まで削り
両者の水分やペースに差をつけて音がダブらないように責めてました。
特徴的な音が左右同時に流れてくる状況は独特で心地いいです。
本作品固有のテーマである複数人プレイをわかりやすい形で表現してます。

このように、耳舐めをがっつりやりながらおちんちんもケアする安定したエッチが繰り広げられてます。
さらに前進してる作品
シリーズ作品によく見られる弱点を補って成長させてる作品です。

さくら子は耳舐め専門の風俗店を初めて利用する主人公に満足してもらおうと
気さくな態度で接しながら左右の耳を個別に、あるいは同時にたっぷり舐めます。
そして中盤からはオナサポや手コキといったおちんちんの責めも強化して射精を応援します。

明るくて積極的な風俗嬢が耳舐め特化のご奉仕をするシリーズお馴染みのシチュ
耳舐めの質、量、個性にこだわった聴き応えのあるエッチ
アプリや後輩との同時責めといった複数人プレイに力を入れてる作り。
タイトルの「耳舐め特化」をしっかり守ったうえで新要素を盛り込んでます。

中でも3番目はシリーズ作品の宿命であるマンネリ感を打ち消す重要な役割を果たします。
既に3作出てる時点で今回何をするかは聴き手もある程度予測できるでしょうから
その通りのことをやったら少なくとも期待を超えることはできません。
だから作品の雰囲気を崩さない形でさくら子をサポートする役を登場させてます。

私も過去作を聴いた時に「耳舐めは素晴らしいけど射精絡みの部分がやや弱いかなぁ」と思ってたので
それがこういう形で改善されたのは嬉しいです。
これによって耳舐め好きだけじゃなく抜きたい人にも勧められるようになりました。
今まで以上に盤石な耳舐め作品になったと見ています。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音大量、淫語そこそこ、くちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

CV:遊佐ミコトさん
総時間 1:22:03

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月5日まで15%OFFの654円で販売されてます。
過去3作も9月23日まで50%OFFで販売されてます。



サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場するキョンシー「宮古芳香(みやこよしか)」が
上手く寝付けない人間に安眠できる催眠をかけます。

技術と音を組み合わせて癒したり眠気を誘うのが特徴で
深呼吸や脱力といったリラックス系の誘導を小まめにやって眠りやすい状況を作り
さらに風の音、穏やかなBGM、彼女の寝息も流して静けさを演出します。
静かな夜の温かい贈り物
宮古芳香が膝枕や添い寝しながら催眠をかけるお話。

「ちーかーよーるなー この先は お前のような人間が来るところではない」
芳香は明るくて可愛い声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
夜の墓場へやって来た主人公を追い返そうとします。

本作品は現在まで24本も出てる人気シリーズの第2作。
何らかの事情で霊廟を守り続けてる彼女が、そこへ迷い込んだ彼を30分かけて寝かしつけます。
初期の作品ということで催眠の技術はシンプルなもので組み立ててますが
シリーズの特徴が既に導入されおり今のスタイルに近くなってます。

「この先に何があるかって? 何だっけ? うーん 忘れちゃった」
彼女は死人でありながら意志を持ち体も動かせるキョンシー。
この日も初めは彼を追い払おうとしてたのに、そのことをすぐ忘れて彼の相手をしてあげます。
原作では物忘れが酷い以外に「何でも喰う程度の能力」を持ってるそうですが
安眠との相性が良くない要素なので作中では敢えて使わずに進めます。

全年齢向けですから総時間のほとんどが催眠に使われてますし
内容も心身のリラックスを重視してて安眠に適してます。
物語の開始直後から風が吹き抜ける音が流れ、さらに後半では穏やかなBGMも流すのが良い例です。
音楽も制作されてるサークルさんなだけあって品質が高く、作品に個性を与えるのにも役立ってます。
後になるほど静かになる催眠
催眠はおよそ26分間。
芳香に案内されて草原へ移動した後、膝枕の状態でまずは深呼吸と脱力をします。

「土の中に染み込んだ昼の熱が あなたをそっと温めてくれるよ」
深呼吸は「吸ってー 吐いてー」の掛け声を出してリズムを取り
その合間に地面の温かさを意識させて体をぽかぽかにします。
その後にやる脱力もカウントに合わせて各部位をリラックスさせながら体の温かさを伝えます。
温感操作に割と力を入れてるので、後になるほど体が温かくなってることに気づくでしょう。

お次は膝枕から腕枕に体勢を変えて再度深呼吸を繰り返し
さらに全身を軽く流すタイプの脱力もやってリラックスを強化します。

「落ちているとも 浮いているとも言えない浮遊感 ふわふわ ふわふわ 気持ちいい 気持ちいいね」
やってることは先ほどと一緒ですけど、深呼吸の際に入れる暗示は深化を意図したものへ変わってますし
脱力も彼女が実際に手を握ってその温かさを伝える別のアプローチになってます。
やることが分かってればそれだけ頭を空っぽにしやすいですから
本作品の最終目的にあたる安眠に合った誘導と言えます。

音楽が登場するのは終盤から。
ピアノメインの落ち着いた曲を流しながら彼女がゆっくり語りかけて寝かしつけます。

「ん? 聞こえてきた? これはね あなたのための音楽 あなたが眠るための音楽」
彼女がわざわざこう言ってるのは彼に「もう寝る時間だよ」と遠回しに伝えてるのでしょう。
このへんからセリフの量が一気に減り、さらに吐息や寝息も漏らして静かな空間を作ります。
これから寝ようとしてる相手に色々話しかけても邪魔するだけなので
話す時とそうでない時のメリハリをつけてるのは良いことだと思います。

音声を聴いた感想ですが、序盤は会話量が多めだったり話すペースが速めなおかげで
やや慌ただしく感じましたが中盤以降は一気に穏やかになり安眠しやすくなりました。
無理矢理眠らせる展開にならないよう時間に対する暗示の量を抑えてあるのも大きいです。
深呼吸と脱力も1回目と2回目でやり方や方向性を変える工夫がされてます。

このように、基本的な技術と音楽を組み合わせて癒す東方入眠抄らしいサービスが繰り広げられてます。
コンパクトな安眠作品
寝る前のちょっとした時間に聴ける手軽な癒し系作品です。

芳香は寝つきが悪くなってる主人公をぐっすり眠らせようと
まずは深呼吸と脱力をしながら草原の温かさと自分の体温を伝えて体を温めます。
そして終盤は穏やかなBGMや寝息といった音の量を増やして彼が眠りやすい環境を整えます。

物忘れが激しいけど根は優しいキョンシーが人間を寝かしつけるノーマル向けのシチュ
深呼吸と脱力を別のやり方で2回ずつ行うリラックス特化の催眠
風の音、音楽、寝息を流して催眠とは別の癒しを与える演出。
彼女らしさを出しつつちゃんと眠れるように作品を組み立ててます。

これらすべてを30分でこなしてるのも良い点です。
安眠をテーマにした作品なのに長時間だと、もう眠いのに最後まで聴きたいもどかしい状況になります。
でもこの時間なら最後まで聴いても大してかからないので視聴後にすぐ眠れます。
繰り返し聴くのにも向いてたりと機能性を重視してるように感じました。

東方ものですけどそこまでキャラ重視の内容じゃありませんから
興味が湧いた方は是非聴いてみてください。

CV:七條未緒さん
総時間 30:00

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はありません

追記
2020年9月23日まで50%OFFの220円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「防鯖潤滑剤」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、お姫様のイメージにぴったりな穏やかな物腰の女の子が
とある事情で結婚した男性とイチャイチャしながら子作りに励みます。

SEXを多めに盛り込んで彼女がひたすら尽くす甘さの強いエッチが行われており
淫語や全肯定のセリフを積極的に言いながらおちんちんを責めたり
物語が進むほど2人の心の距離が縮まってより深いプレイに変化するなど
エロさを出しつつ女性に甘やかされる感覚を味わわせて心身をバランスよく盛り上げます。
高貴な姫様とたっぷり子作り
ミルタ王国の王女エルネスタ・ミルタと5種類のエッチをするお話。

「こんにちはー♪ 来てくださってありがとうございます♪」
エルネスタは丁寧語で話すお淑やかな声の女の子。
宮殿に突然呼ばれて緊張してる主人公に親しげに話しかけると
ストレートに自分と結婚し赤ちゃんを作って欲しいとお願いします。

本作品は国王の娘としてこれまで大事に育てられてきた彼女が
一般市民に過ぎない彼を夫に迎え、子孫を残そうとおよそ100分間のエッチに励みます。
彼女の家は魔力が強い血筋で人々の傷を癒す回復魔法が使えるそうです。
しかし政略結婚などにより血がだんだん薄まってきたため
調査の結果強い魔力を持つ彼が選ばれ何度もエッチすることになります。

「お・ち・ん・ぽ。……とか。お・ま・ん・こ。……とか♪ そういった言葉に、とっても興奮するんだとか……♪」
お互い恋愛感情なしの状態からスタートするので最初は多少ぎこちないところもありますが
彼女は彼にたっぷり射精してもらおうと積極的にご奉仕します。
「おちんぽ」などやや下品な淫語を適度に言って彼の興奮を誘い
SEXの時は毎回生ハメ&中出しを決めて快感と高貴な女性を征服する喜びを与えます。


彼女が元々温厚な性格だからでしょうけど見下されることは一切ありません。
むしろ自分をオナホ代わりにして存分に犯してくれるようお願いします。
彼を褒めたり受け入れるセリフも多く、全編を通じて甘い空気が漂ってます。

エッチについてはテーマが子作りなので5パート中3パートをSEXに割き
その間に耳舐め手コキや授乳手コキを挟んでメリハリをつけてます。
後になるほど2人の心の距離が縮まるように物語を進めますから
同じSEXでも最初と最後のパートで聴いた時にやや違う印象を受けるでしょう。

お姫様が庶民の男性にとことん尽くす展開とSEXメインの濃いエッチ。
変わったきっかけで知り合った男女が仲良くなる様子を描いたノーマル向けの作品です。
言葉も行為もあまあまなエッチ
エッチシーンは5パート77分間。
プレイはキス、乳揉み、SEX(正常位、バック、騎乗位)、耳舐め、手コキ、授乳、魔法をかけるです。
服を脱ぐ、SEX、手コキ、魔法をかける際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「じゃあ、早速ですけど……こ・づ・く・り♪ いいですか?」
主人公に事情を説明し無事結婚式を挙げたエルネスタは
その日の夜、色々あってお疲れ気味な彼にSEXを持ち掛けます。

エッチは彼女がリードしながらほぼ対等な立場で愛し合います。
一番最初の「1.『子作り、しましょうか♪』(約16分)」は結婚直後のお話。
キスから入ってお互い裸になり、軽い乳揉みを経て正常位で繋がります。

「わたくしの、おまんこ……♪ あなた様のおちんぽをハメハメしていただいて、赤ちゃんミルクをどぴゅどぴゅしてもらう……♪ お姫様オナホ、ですよ……♪」
そして彼女は早速尽くす姿勢を見せます。
初めて見たおちんちんを手放しで褒める、自慢のおっぱいを好きに揉ませる
処女おまんこを指で開いて中を見せつけるなど彼が喜びそうなことをガンガンやります。
サークルさんが得意とされてる淫語で興奮を煽ったりと責め方の種類が豊富です。

彼女が自分からへりくだって彼に接するのが印象的でした。
彼にとって彼女は先日まで絶対に手の届かなかった存在ですから
そんな女性と結婚しエッチすることになったら気後れする可能性があります。
だから彼をひたすら持ち上げて種付けSEXしやすい空気を作ります。

肝心の初SEXは7分程度と短めですけど丁寧に進めます。
彼女に痛みを与えないようゆっくり挿入してから停止してお互いの性器を馴染ませ
その後やや緩いピストンを繰り返して無理なく射精を目指します。
途中でベロチューも加わりますし序盤から雰囲気が本当に甘いです。

「はい♪ ぴゅーっ、ぴゅーっ、ぴゅーっ、ぴゅーーー……♪」
射精シーンでぴゅっぴゅのセリフを多めに言ってくれるのもいいですね。
一番気持ちいい瞬間を言葉で盛り上げつつ彼女に中出ししたことを印象づけます。
事後に嬉しそうな表情を見せたりと心のケアにも力を入れてました。
最終パートを除いた4パートで登場します。

続く2パート29分間は2人の心の距離が近づき始めるシーン。
「2.『飽きないように、違うやり方のほうがいいですよね♪』(約17分)」は耳舐め手コキ
「3.『わたくしの体、いつでもオナホにしてくださいね♪』(約12分)」はバックでのSEXで1回ずつ射精します。

「わたくし、あなた様が旦那様でよかったですよ♪」
2番目のパートは彼女の甘やかしっぷりが光ります。
彼が耳舐めをリクエストしたらすぐさま始め、少し経つとおちんちんも責めて気持ちよくします。
そして耳舐めの合間に彼を褒めたり自分の気持ちを素直に伝えて嬉しそうな表情を見せます。

耳舐めを20秒くらい続けてから少し話すのを繰り返す流れになってるので
音とセリフの両方をバランスよく楽しめます。
耳舐めは外側あたりを前半は舐め、後半は吸い中心に責めてました。
割と激しい音ですけどペースがやや緩かったり水分が抑えられてて上品さがあります。
手コキは効果音を鳴らすだけなので、言葉責めと耳舐めがメインの抜き要素になるでしょう。

3番目のパートは野性味や下品さをやや上げて1回目との違いを出してます。
事前にローションを使ったおかげで「ぎゅぷっ」という空気交じりの音が鳴り
体位もバックを選んで1回ずつ力強く突き続けます。
今までは彼女が部屋を訪れてたのに今回初めて彼が訪問し雑談するなど
体だけの関係じゃなく、2人がお互いをより深く知ろうとする姿勢が見られます。

その部分が最も強くなるのは最後の「5.『も~っとイチャラブな子作り、しましょうね♪』(約18分)」。
以前よりも一緒に過ごす時間がずっと増えたある日
今度は騎乗位SEXで彼の精液をたっぷり受け止めます。

「改めて……思いましたぁ……♪ わたくし……あなた様のこと、好きだなぁって……♪」
彼女の目的は魔力の強い子を産むことなので、適性さえあれば別に彼でなくてもいいはずです。
でも色んなエッチをした結果彼個人に強い好意を抱くようになります。
彼が彼女に優しさを見せるシーンもありますし
2人が愛し合ってることを表現しながらする今までとはやや違うSEXに仕上がってます。

あとこのパートは本作品ならではの要素が加わっており
前の2回よりも彼女の乱れっぷりが激しくなってます。
時間もおよそ13分と十分にあるので幸福感を抱きながら抜けるでしょう。

このように、子作りを通じて2人が本当の夫婦になる温かいエッチが繰り広げられてます。
イチャラブ全開の作品
女性に尽くされたり愛される心地よさを味わいながら抜ける幸せいっぱいの作品です。

エルネスタは強い魔力を持つ主人公の子を孕もうと
結婚した日の夜から積極的にエッチして中出ししてもらいます。
そしてそれを繰り返すうちに彼への愛情が強くなり、より深いプレイに変わっていきます。

上品で献身的なお姫様が庶民の男性と子作りSEXに励む変わったシチュ
SEXシーンを最も多く用意しパートごとに違う体位で責め合うテーマに沿ったエッチ
それらを通じて2人が親密になっていく様子も描く甘い演出。
エッチを重点的にやりながらキャラにも光を当ててイチャラブ感を出してます。

中でもエッチはSEXが一番の聴きどころなのは間違いないですけど
最中に繰り出す言葉責め(淫語、全肯定、ぴゅっぴゅのセリフ)もなかなか強烈です。
本作品の場合、2人の関係が疎遠なところから物語が始まるので
それを少しずつ改善する点でも言葉責めはかなり役立ってます。
どうせ産むなら好きな人との子がいいと思うのは当たり前ですからね。

射精シーンは5回。
くちゅ音多め、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなりです。

女性の愛に飢えてる人には特におすすめします。
おまけは「えっちな言葉、たくさん言っちゃいますね♪」です。

CV:こやまはるさん
総時間 1:50:30(本編…1:44:17 おまけ…6:13)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月8日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「Little Oasis」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、マゾの矯正を専門に行う珍しい病院を舞台に
3人の女性たちがMな男性をエッチに弄んで治療します。

耳舐めとこちらを見下す言葉責めを両方同時にガンガンするのが特徴で
左右中央に陣取り両耳を同時に責めながら囁き声で「変態」「ばーか」と言って軽く見下したり
おちんちんや乳首を責めたうえで射精をギリギリまで我慢させて心と体の両方を鍛えます。

事前にアイマスクを用意しておくとより楽しめます(無しでも可)。
マゾを持ってマゾを制す
すみれ、まゆ、めいながエッチな手段でマゾを治療するお話。

「どうもー。ご苦労さまでーす。ん? あなたは…」
すみれ(挿し絵中央)は丁寧語で話すクールな声の女の子。
マンションの部屋を訪れた主人公を迎えて中に案内すると
治療を始める前にいくつか質問して彼のM度を確認します。

本作品はマゾを病気と定義し治療を施してる彼女たちが
その傾向がある彼をおよそ70分間のエッチで改善させます。
すみれは中央で監督役を務め、左のまゆと右のめいなが彼の性感帯を直接刺激ます。

すみれ「簡単に説明すると、私たちがおにーさんを長い間、性的にいじめ続けます。それに慣れてもらって、免疫を獲得してもらう。という感じです」
彼女たちの治療は至ってシンプル。
彼が大好きなM向けのプレイをじっくり行い耐性をつけさせます。
言葉責め、乳首責め、寸止めと意地悪な要素が充実しており
それらをシーンによって切り替えながら射精をできるだけ遅らせて負けない心を育てます。


3人とも彼が弱いことを理解してるのでいきなり激しく責めません。
心身両面をバランスよく適度に弄んでゆっくり射精へ追い込みます。
囁き声で話しかけるシーンが多いおかげで、いじめられてるシチュの割に雰囲気が穏やかに感じるでしょう。
今回するのはあくまで治療ですから調教との違いをはっきり出してます。

また複数人プレイの持ち味が出るようにエッチのほとんどで耳舐めをします。
序盤は耳の外側を甘噛みしたりキスする、中盤以降は内側を舌先で優しくぐりぐりすると
後になるほどペース・水分・責め方を徐々に上げて変化をつけてます。
質感もリアルで合間に入る吐息に微弱な風圧を感じました。
片方がしゃべる時はもう片方が耳舐めに専念するなど、ちゅぱ音ができるだけ途切れないように工夫してます。

すみれ「うわぁ。体、ぴくってした。罵倒されるの、本当にお好きなんですね。ざーこ」
耳舐めと同時にする言葉責めもなかなか個性的。
「ばーか」「ざーこ」といった軽く見下すセリフを投げかけながら彼を嘲笑します。
Little Oasisさんの作品ではよくやることなので、聴いたことのある人ならお馴染みでしょう。
凹ませるのではなくゾクゾクさせるあたりの強さで聴き手の心を責めてくれます。

まとめると、耳舐めや言葉責めを重視してるややM~M向け作品です。
常に3人で責めるおかげで実時間よりもプレイが濃く感じるでしょう。
おちんちんへの責めは効果音を鳴らすだけですから、それ以外の要素のほうが存在感は大きいです。
役割分担して責めるエッチ
エッチシーンは60分間。
プレイは両耳舐め、おちんちんの愛撫、乳首責め、手コキです。
手コキ、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

すみれ「おにーさん、緊張しいなんですね。じゃあまずは、ほぐしてあげないと。何回か深呼吸、しましょっか」
簡単な問診を済ませてからまゆとめいなを呼び出したすみれは
主人公が緊張してるのを見てまずは深呼吸でリラックスさせます。

エッチは終始彼女たちが責め続けます。
前半の25分間は勃起や興奮を促すことを目的にした緩めのプレイ。
2分ほどの深呼吸で気持ちをリセットしてから、両耳舐めと言葉責めを同時にやって彼の弱さを確認します。
さらに乳首やおちんちんをソフトに責めて体の感度も見極めます。
これらを始める前にアイマスクを装着する指示も出ます。

すみれ「おちんちんはまだ、勃起させないでくださいね。私がいいよって言ったら、むくむく、していいですからね」
めいな「おちんちん、おっきくしちゃっても構いませんよ? すみれちゃんに内緒で、むくむく させちゃいましょうね」
そして彼女たちは早速連携の取れた責めを繰り出します。
すみれは彼を治療する気でいるので勃起しないようお願いする姿勢を取り
他の2人はそれと真逆のことを言って負ける快感をくすぐります。

耳舐めもまだペースは緩いですけど左右同時にガンガンやりますし
本作品の特徴が既に発揮されてて内容が濃いです。
ちなみに彼はこの治療を受ける前に3日間のオナ禁をしてるそうです。
なのでよりリアルに楽しみたい場合は最低でも2日は射精を我慢してから聴くといいでしょう。

まゆ「ふふふっ ちょっと、反応しすぎー うわあ。あははっ。きーもっ」
乳首やおちんちんをいじるシーンに入ると言葉責めがパワーアップします。
彼があまりに弱いので露骨に見下すセリフが増え
これまで彼の味方をしてたすみれもだんだん呆れ始めます。
囁き声でするためどぎつい印象はしませんがセリフの表現は結構容赦ないです。
乳首責めは音を鳴らさず「かりかり」を小まめに言ってました。

今のところ体の責めはソフトして心を重点的に責めてます。
耳舐めの量が多く密度も高めで耳舐め好きな人ほど楽しめるでしょう。
サークルさんの特徴(言葉責め)をきちんと残したうえで現在の流行(耳舐め)を取り入れてます。

後半の35分間は体への責めもハードになります。
めいながおちんちんを握って本格的な手コキを始め
耳舐めも水分が上がったり耳の内側を責めるシーンが増えて音がよりエロくなります。
そして言葉責めはすみれも彼を貶す側に加わりM心をより強烈にくすぐります。

すみれ「大丈夫だよ、めいなちゃん。弱いマゾに言われたところで、何も嬉しくないから。むしろキモいかも」
彼に治療の意志がまったく見られないのが余程不快だったのでしょう。
今まで通りのクールな声と態度できつめの言葉責めを浴びせかけます。
左右の2人は特に変わらないのですみれが一番きつく感じるでしょうね。
途中からあるプレイも加わって射精したくてもできない状況へ追い込みます。

また前半は両耳舐めをすることが多かった左右の2人も
後半は片方が舐めてもう片方が言葉責めするスタイルへ切り替えます。
相変わらず耳舐めもがっつりやりますけど、それ以上に言葉責めを重視してました。
彼を治療するために始めたエッチがそれと違う意味を持ち始めます。

めいな「びゅー、びゅー、びゅー、びゅーー ぴゅる、びゅる、ぴゅーー びゅーー、びゅーー」
それがよくわかるのが終盤の射精シーン。
彼の願いを聞き届けて3人がかりで射精へ追い込みます。
左右は激しい両耳舐め、中央はきつめの言葉責めをして心身の刺激を強化し
出す時はぴゅっぴゅのセリフを言って上手に応援してくれます。

手コキ開始から射精まで32分もありますから
途中の暴発を回避できれば最後に気持ちいい感覚が味わえるでしょう。
射精させるまでが意地悪だからこそ、事後に優しい言葉をかけて後味を良くしてます。

このように、ふたつの大きな柱を組み合わせて盛り上げるエッチが繰り広げられてます。
優しくいじめてくれる作品
治療と呼べる範囲内で色々意地悪してくれる作品です。

すみれ、まゆ、めいなはマゾをこじらせてる主人公をノーマルな性癖に戻そうと
3人で役割分担しながら耳舐めや言葉責めをして耐性をつけようとします。
しかし彼がこの状況を楽しんでると知ると態度が一変し、よりハードな責めを繰り出して惨めな射精へ追い込みます。

穏やかだけどSっ気もある女医と看護師がM男をエッチに治療する魅力的なシチュ
全編を通じて耳舐めと言葉責めを多く盛り込み、シーンによって強度を変える割と尖ったエッチ
囁き声や柔らかいセリフの表現できつさを緩和する聴きやすさに配慮した作り。
いじめや調教との差別化を図ったうえで女性に弄ばれる快感を与えてくれます。

中でも2番目はサークルさんがこだわってらっしゃるようで内容が充実してました。
耳舐めは片耳と両耳を短い間隔で切り替えてますし
舐め方も単調になるのを防いであって聴き応えがあります。
そして言葉責めはすみれを味方→敵にシフトさせて言い回しに大きな落差をつけてます。

女性が3人いれば耳舐めと言葉責めの両方をがっつりやれますから
このいずれか片方、もしくは両方が好きな人が最も楽しめると思います。
それに比べると乳首責めや手コキはおまけに近いかなと。
乳首責めは時間が短いですし、手コキも治療が進むほどペースが速くなるシンプルなものです。
射精シーンが最後の1回しかないので結構焦らされてる感じがするでしょう。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声はありません。

CV:すみれ…山田じぇみ子さん まゆ…MOMOKA。さん めいな…君野りるるさん
総時間 1:09:48

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります



サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第64回目は普段は穏やかだけどエッチになるとSっ気を見せるサキュバスが
催眠を使ってMな男性を自分の世界へ案内してから精気を搾り取ります。

様々な音や音楽を流しながら物語を進めるのが最大の特徴で
水が弾ける音、電子音、神秘的な音楽、やや不穏な音楽とシーンによって内容を切り替え
それと催眠の技術を上手に組み合わせて催眠に落ちる感覚や性的快感を呼び起こします。
音を駆使して気持ちいい世界に
サキュバスのディーナに精気を吸い取られるお話。

「今日は 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動を教えてあげるね」
ディーナはややトーンが低い穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や環境について簡単に説明すると
本編に入る前に体を動かして催眠に入りやすい状態にします。

本作品は男たちを弄ぶのが得意な彼女が
およそ75分に渡るエッチな催眠をかけてM気質な彼をとろとろにします。
物語の開始時点の彼女は声だけの存在で彼に直接触れることはできません。
だからまずは催眠を通じて彼女が住む淫魔の世界まで案内します。

ちなみにディーナという名前は本作品には出てきません。
名前がついたのは後の作品でこれが出た当時は「いやらし系ドSサキュバス」と呼んでました。

そして彼女は聴き手が別世界に移動し自分に精気を吸い取られる感覚をよりリアルに味わえるように
序盤から様々な音や音楽を流して雰囲気を作ります。
基本的には癒しを感じるものばかりですが、終盤のエナジードレインするシーンだけは
他よりもちょっぴり不穏な音にしてスリルを与えてました。

痛みや苦しみ感じたり死に至ることは一切ありません。
サキュバスらしさを出すために怪しくしてるだけなのでMっ気がある人なら誰でも聴けます。
今のF・A・Sさんにとっては当たり前の要素ですけど、それもこの作品から始まってます。
音、技術、イメージを組み合わせた質の高い催眠
催眠はおよそ46分間。
最初の12分間は本編へ入る前の準備として立ち上がったまま足を肩幅くらいに開き
両腕を好きなペースで前後にぶらぶらさせて体の筋肉をほぐします。
「スワイショウ」という気功や太極拳で行われてる準備運動です。

「これから 頭を落ち着ける音を流してあげるから そのまま ぶらーんぶらーんと前後に手を動かしたままでいてね」
そして本作品の売りである音が早速流れ始めます。
このシーンでは水がぶくぶくと弾けるような音が使われており
その清涼な印象のおかげでしばらく聞いてると気分がスッキリしてきます。
腕の運動も肩のあたりを中心にぽかぽかして心地よかったです。

最近の作品では女性が軽めの暗示を入れたり本編のあらすじを語るのですが
本作品ではディーナが一切話さず音だけが流れ続けます。
被暗示性の高い人ならこのシーンだけでも軽く催眠に入れるかもしれませんね。

準備運動が終わった後はいよいよ彼女が淫魔の世界へ案内してくれます。
「ぷっぷっぷっぷっ」という昔のゲームで鳴りそうな電子音が左右へスライドするように動き
それを聞きながらベッドに横になって目を開けたまま数回深呼吸するのを繰り返します。

「目を閉じると 体からも勝手に力が抜けて リラックスしてくる気がする」
最初は深呼吸に合わせて、少し経つと瞼を開閉させながらとスタイルを切り替えながら
彼女は瞼が重くなる暗示を小まめに入れます。
目を開閉するシーンは後になるほど開けるのが辛くなるでしょう。
そうやって自分が催眠に入りつつあることを聴き手が実感できるように進めます。

本作品は結構独特な作りをしてますが初心者向けの配慮も随所でされてます。
例えば深呼吸を始める前には日常生活で催眠の感覚を体験できる具体例を教えて
催眠が我々にとって身近なものだと教えます。
それ以降のシーンも誘導が丁寧ですし、催眠にあまり触れてない人でも普段と違う感覚が味わえるでしょう。

2人が淫魔の世界へ向かうのはその次から。
長めのカウントを数えながら彼女が声の魔法をかけて暗示をより受け入れやすい状況を作り
さらに白い部屋→川のある場所→鏡張りの部屋と移動して催眠状態を深めます。
音楽も穏やかな曲調の神秘的なものに変わります。

「光に包まれて 真っ白になる 真っ白な光に 意識が引っ張られる」
「一段下りると 君の意識と体が 遠くなった気がする」

白い部屋を通る時は「真っ白」、階段を下りるときは「意識が遠くなる」といった具合に
各イメージに合った暗示を入れて少しずつ確実に深めます。
川のある場所では実際に川の音が鳴ったりと作品の特徴も上手く活かしてます。

リラックス運動から始まって40分以上もじっくり誘導してくれるおかげで
鏡のある部屋に到着した頃には意識のぼやけや体の重さが結構強くなってました。
到着後も浮遊感や頭が揺れる感覚を与えるなど、初心者でも入れるように手堅くリードします。

ストーリーに沿った形で様々な技術を行使する個性的でレベルの高い催眠です。
聴き手をディーナが住む淫魔の世界へ案内することを目的に
リラックス運動から入って深呼吸を交えた凝視法、目の開閉法、カウントを使った暗示
色のついた3つの場所を移動しながらする深化と
古典催眠の技術をベースに作品固有の要素を盛り込んで流れを作ります。

サークルさんの中では初期に制作されたものですが完成度は非常に高く
催眠特有の心地よさにどっぷり浸りながら彼女の声や音楽を聴くことができます。
音楽の扱い方も巧みでリラックスやイメージ力の向上を助ける重要な役割を果たしてました。
発売から5年半経った今でも十分聴く価値がある品質と面白さを持ってます。
落差をつけたM向けのエッチ
エッチシーンは24分間。
プレイは疑似手コキ、SEX(体位不明)、おっぱいを押し付けるです。
疑似手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「徹底的に抵抗力を削いで ボクのおもちゃにしてあげるよ」
長めの催眠をかけて主人公を自分の世界へ招待したディーナは
魔力を乗せた音を流して彼の性感をコントロールします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
前半の14分間は音と技術を組み合わせてイかせるプレイ。
手コキ音を鳴らしながらそれに暗示を込めてエッチな感覚を高め
準備ができた後はカウントを数えながら寸止めしてやや意地悪に追い込みます。

「音と一緒に 快感の波が来る 音の波が 頭から足までを愛撫し 全身の毛穴から 精気を噴き出していく」
ここはもう彼女の領域ですから人間の彼が逆らうことなどできません。
それを踏まえて彼女の声と態度が以前よりもやや嗜虐的になります。
音を起点に感度を上げるアプローチも本作品ならではで面白いです。

おちんちんに快感を集中させる方針で進めますから
後になるほど股間が熱くなったりムズムズするでしょう。
カウントもイキそうでイけない状況を維持した後に解放する焦らし気味の内容です。
Mな人が喜ぶように催眠パートよりも言葉と行為の両方にSっ気を持たせてます。

続く10分間は打って変わって連続絶頂。
彼女が直接おまんこで彼のおちんちんを包み込み
ピストンしながら抱きついたり言葉責めを浴びせかけてストレートに興奮を高めます。

「君はどうしようもなく愚かで 惨めで 恥ずかしい変態だね」
前半が催眠重視の内容だったからこそ、こういうセリフに余計ゾクゾクするでしょうね。
SEXしてるのに喘ぎ声を一切漏らさないところにも圧倒的な力の差を感じます。
焦らしや寸止めで1回の絶頂を盛り上げてた先ほどとは違い
終盤にカウントを何度も数えてその都度絶頂させます。

こちらのほうがエナジードレインらしいプレイじゃないかなと。
彼の精気を存分に搾り取ろうとする彼女の気持ちがしっかり込められてます。

このように、前半と後半でスタイルを大きく変える比較的激しいエッチが繰り広げられてます。
安定感のある音系作品
斬新さと堅実さを合わせ持つ高品質な作品です。

ディーナは主人公の中にある精気を無理のない程度に搾り取ろうと
まずは催眠を使ってエナジードレインができる淫魔の世界まで連れて行きます。
そして到着後は2種類の手段で気持ちよくしながら目的を果たします。

穏やかでSっ気もあるサキュバスがエッチな手段で精気をいただくM向けのシチュ
リラックス運動や音楽といった固有の要素と技術を融合させた流れのある催眠
焦らし&寸止め→連続絶頂とほぼ正反対のやり方を組み合わせて責めるドライ系のエッチ。
サークルさんが現在の作品でも取り入れてる様々な要素がここに凝縮されてます。

中でも2番目は他のサークルさんがやられてないことだからでしょうけど
通常の催眠誘導よりもゆっくりじっくり進めてて入りやすいです。
個性的なことをやった結果催眠に入れないじゃ意味がありませんから
初心者から玄人まで誰にでも通用するようにバランスを取ってます。

エッチは前半が催眠重視、後半はそれよりもエロさ重視とタイプが違います。
個人的には準備が丁寧なぶん前半のほうがドライを迎えやすいと思いますけど
後半は言葉責めや連続絶頂によってM向けの要素が強化してます。
このへんも聴き手の相性を考えてふたつ用意したんじゃないかなと。
催眠、エッチいずれも「1人でも多くの聴き手に楽しんで欲しい」という思いが込められてます。

絶頂シーンは6回。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。
おまけは3種類の音楽です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:36:09(本編…1:16:12 おまけ…19:57)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月23日まで50%OFFの550円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。



サークル「脳とりがー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、物静かだけど好きな人には積極的な後輩が
美術室で先輩にエッチな勧誘をします。

多くのシーンで密着しながら耳元へ囁きかけたり
責めるペースを緩くしたうえで彼女の心情や反応を厚めに描写するなど
彼女の性格を忠実に反映させた甘く穏やかなエッチが楽しめます。
大人しい後輩と美術室で
後輩のエミリと4種類のエッチをするお話。

「あっ、先輩みっけ せんぱーい せんぱーいってば」
エミリは声量控えめで穏やかな声の女の子。
お昼の休み時間に主人公へ声をかけると
「声が小さくて聞こえなかった」と言う彼に近づき耳元で囁きます。

本作品はたった1人で美術部に所属し絵を描き続けてる彼女が
好意を寄せてる帰宅部の彼とおよそ100分に渡ってイチャイチャします。
彼女は物静かな女の子ですが割と寂しがり屋で一緒に部活してくれる人を探してました。
そこで彼を美術部に勧誘し色んな意味で幸せな学生生活を送ろうとします。

「もし 知らない人に見られても 私たちが 愛し合ってるんだなーって 学校中に知れ渡るだけですし」
作中で彼女がなぜ彼を好きになったかは特に語られてません。
しかし以前からアプローチをかけてるらしく、この日も軽く耳舐めして彼をドキッとさせます。
声とは随分違う積極的な性格をしてますからそのギャップにグッとくる人がいるでしょう。
そんな彼女の魅力が引き立つように全編を通じて心情や反応の描写に力を入れてます。

ちなみにタイトルについてるヤンデレ成分は非常に薄いです。
終盤に独占欲の強さを感じるセリフが少し出てくるものの
それ以外はごく普通の少女と言っていいくらい優しく接します。
例えば初SEXする時はいきなり挿入して既成事実を作ったりせず、その前に彼の気持ちを確認してました。
「若干重さを感じる純愛作品」あたりに留まってるのでノーマルな人でも普通に聴けます。

エッチについては彼女が処女なことを踏まえてゆっくりじっくり進めます。
全体のペースを緩めに設定し、その中に彼女が驚いたり喜ぶ様子を挟んで一体感を与えます。
終盤のSEXはそこそこ激しいですけど豹変と言うほどではありません。
物静かな彼女のキャラを崩さない程度に乱れさせて幸せな射精に導きます。

エッチシーンの多くを囁き声で話すのも彼女に合ってて良いです。
興奮するにつれて吐息が徐々に熱を帯びたり、喘ぐ時は呼吸のリズムが不規則になるなど
彼女の息遣いを通じて内面を描写することも意識してました。
エミリ役を務める小石川うにさんの演技も本作品の聴きどころと言えます。
愛を込めて責めるエッチ
エッチシーンは4パート65分間。
プレイは筆責め、耳舐め、キス、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
服を脱ぐ、筆責め、手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「それじゃあ まずは 筆の種類と 使い方からですね」
昼休みに主人公を美術部の見学に誘ったエミリは
その日の放課後、やって来た彼の耳と乳首を2種類の筆で優しく撫でます。

エッチは終始彼女がリードします。
前半の2パート34分間は彼女が男の体に慣れていく様子を描いたシーン。
「【2】放課後の美術室。ふたりきりで始まる秘密のレクチャー。(約18分)」は筆責め+耳舐め
「【3】「先輩、なんで勃起してるんですか?徐々に加速していく行為。(約16分)」は手コキをします。

「販売ページに書かれてる各パートの時間より随分短いな」と思う人がいるでしょうから先に説明すると
本作品は発売した時点の音声に不具合があったらしく
その3日後に修正がかかって総時間が約50分短くなりました。
現バージョンの時間配分は最後の追記部分に記載してありますのでご覧ください。

「感触の違いなんて なかなかわからないですよね じゃあ…こうしたらわかるかな」
彼女は最初から彼をモノにする気満々ですから遠慮しません。
丸筆、平筆といった美術用具を使って性感帯をソフトに責めて彼をやる気にさせます。
どちらも乾燥系の摩擦音ですが筆によって質感が微妙に違いました。
美術部員らしさを出す面白いプレイと言えます。

プレイを進めるにつれて彼女の吐息が熱を帯びるのも良いですね。
セリフ以外の要素でも興奮具合を表現して臨場感を出します。
最初のパートはおちんちんに一切触れないので雰囲気作りが目的と見るのが妥当でしょう。

「すごい 手の中で どんどんおっきくなってる」
次の手コキパートは彼女の初々しい反応が印象的でした。
おちんちんを見た時はその凄さを褒め称え、触り始めた後はその独特な感触に驚いた表情を見せます。
手コキ音も最初は「しゅっ」という滑らかな音だったのが、少し経つと水気を帯びる凝った演出がされてます。
射精後は吐き出された精液を興味深そうに舐めたりと
男を知らない女の子がそれに触れていく様子を落ち着いた調子で生々しく綴ってます。

両パートとも責めっぷりはソフトな部類に属します。
でも彼女の反応が自然だったり音がリアルなおかげで、彼女にお世話されてる気分に浸りやすいです。
囁き声で話すシーンが多いことも相まって静かなプレイに感じました。

後半の2パート31分間は彼女がより大胆な行動に出ます。
1回出してもまったく萎えないおちんちんをスッキリさせようと
「【4】止まらない彼女の発情。先輩の、舐めてあげますよ……(約16分)」はフェラで
「【5】誰もいない部室で、誰も知ることのない、二人の秘め事。(約15分)」はSEXで1回ずつ抜きます。

「しょっぱい これが先輩の味 もっと もっと知りたい」
彼の精液を体内に入れてスイッチが入ったのでしょう。
ここからの彼女は前半よりも己の欲望に素直になります。
フェラは顔を近づけておちんちんの匂いを堪能してからキスを始め
少し経つと竿を舐めしゃぶったり金玉を頬張る積極的な責めを繰り出します。

キャラに合わせてちゅぱ音を多少抑えてありましたが
それでも純粋なエロさが明らかに上がってて先ほどよりも抜きやすくなってます。
フィニッシュは口で受け止めそのまま飲み干したりと、独占欲の強さが窺えるシーンもありました。

「先輩 私だけの先輩 ずっと ずっと一緒 絶対 離さないんだから」
最後のSEXパートはその流れを汲み多少ヤンデレっぽく振る舞ってます。
処女なので挿入の時間を通常よりも長めに取り
完了後は「ぱんっ」という乾いた音をリズミカルに鳴らしながら耳舐めやキスもして追い込みます。
場所が美術室だからでしょうけど喘ぎ声は吐息メインで終盤だけ声を漏らしてました。
プレイをほぼSEXに絞り込んでるおかげで描写も濃く、本作品の最後を飾るに相応しいプレイに仕上がってます。

このように、彼女の想いをしっかり表現しながら少しずつ前進する甘いエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の純愛作品
控えめな女の子とゆっくりじっくり愛し合う雰囲気の良い作品です。

エミリは大好きな主人公と今よりも親密な関係になるために
まずは美術部の見学を口実に2人きりになれる状況を作り、まずは軽めのプレイで彼の興奮を誘います。
そしてエッチできる状況になった後はステップアップする形で自分の処女を捧げます。

声や態度は大人しいけど性格は大胆な後輩とエッチするノーマル向けのシチュ
言葉と行為の両方から愛情を伝える彼女の一途で健気なキャラ
囁き声を多めに盛り込んだりやや抑えたペースで責め続ける彼女の経験を考慮したエッチ。
最大の武器である彼女をいかに輝かせるかを意識しながら作品を組み立ててます。

全編を通じて彼女視点のセリフが非常に多く、何を思い感じてるかがわかりやすく描かれてます。
そして吐息を彼女の心情に応じて変化させてすぐ近くにいる雰囲気を作ります。
逆に聴き手に向けた言葉責めは特にないので彼女の様子を眺める作品と言えるでしょう。

エッチはさすがに毎パート抜くのはちょっと厳しいかなぁとは感じましたが
通しで1回抜くなら普通にいけるエロさを持ってます。
前半でキャラ作りをしっかりしてから後半に突入するのが本作品らしいなと。
精液を上下のお口で全部受け止める展開も独占欲が強い彼女のキャラに合ってます。

射精シーンは3回。
くちゅ音と吐息それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

おまけは「今日は耳かきの日」と耳舐めオンリーボイスです。

CV:小石川うにさん
総時間 2:01:53(本編…1:41:12 おまけ…20:41)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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追記
現在のパートごとの時間は以下の通りです。

【1】休み時間、恋人みたいな距離感であなたにおねだりする文化系少女。(14:52)
【2】放課後の美術室。ふたりきりで始まる秘密のレクチャー。(24:54)
【3】「先輩、なんで勃起してるんですか?徐々に加速していく行為。(19:50)
【4】止まらない彼女の発情。先輩の、舐めてあげますよ……(21:04)
【5】誰もいない部室で、誰も知ることのない、二人の秘め事。(20:32)
【6】ボーナストラック/今日は耳かきの日(9:16)
【7】耳舐めオンリーボイス(11:25)

2020年9月19日まで20%OFFの968円で販売されてます。



文化祭限定ギャルハメJK風俗店~隣でもヤってる声が聞こえるドキドキセックス音!~【KU100二台収録×フォーリーサウンド】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「#5.学年主任の先生に発射無制限ダブルフェラ&二人に中出し」以降の様子を中心に紹介します。
相手に合わせて態度を変えるエッチ
後編のエッチシーンは4パート79分間。
プレイはキス、手コキ、SEX(騎乗位)、フェラ、乳首責めです。
手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

Y「先生のも いっぱい気持ちよくしちゃうね」
風俗店で何らかのトラブルが発生し、それを学年主任に解決してもらったJKたちは
そのお礼に代わる代わるSEXして3回連続の射精に導きます。

エッチは前編に引き続き彼女たちが責め続けます。
最初の「#5.学年主任の先生に発射無制限ダブルフェラ&二人に中出し(約29分)」は
本作品で唯一男性側が学生じゃないパート。
2人で交互にキスしてからAさん→Yさん→Aさんの順に騎乗位SEXします。

A「でもおかげでね いっぱい儲かったもんねー」
Y「お小遣いめっちゃ増えたー 何買おっかな」
今回の文化祭で風俗店を営業できたのは彼のおかげなので、感謝の気持ちを込めて存分にご奉仕します。
「ありがとう」「大好き」と言いながらキスを何度もしたり
生徒たちが相手の時と同じく生ハメ&中出しを許すなどプレイもなかなか濃いです。
さらに生徒とエッチしてることを意識するセリフを投げかけて背徳感を軽く煽ります。

パート名からダブルフェラを先にやると思う人もいるでしょうけど
実際は3回目の射精を終えた後に2分くらい軽くやる感じです。
大部分がSEXでそれ以外のプレイはおまけと思ってください。
SEX中のもう1人はキスや乳首責めでサポートしてました。

2番目の「#7.下級生の童貞君とえっちAパート(約14分)」はおねショタ色の強いプレイ。
噂を聞きつけてやって来た2人の下級生が彼女たちに筆おろしをお願いします。
後編部分でAパート、Bパートがあるのはここだけです。

Y「気持ちいっ いいチンポしてんじゃん 丁度いいサイズかも」
口調がギャルなところは他のパートと変わらないものの
相手が年下の童貞ということで気遣ったり褒めるセリフが多めになってます。
彼が緊張してることを察してキスでそれをほぐしたり
軽くフェラしてから手コキでローションをじっくり馴染ませるなど進行ペースも緩めです。

前編と違いこのパートはJKが途中で交代することはありません。
AパートはYさん、BパートはAさんが相手してそのまま終わりを迎えます。
2人がほぼ同じリズムでピストンしながら吐息を漏らすシーンもありますし
ふたつのカップルが連携を取りながら初SEXを丁寧にこなしてました。
普段と違う彼女たちの顔を見ることができて良いパートだと思います。

最後の「#8.一人じめで同級生ギャル3人と連続生えっち(約22分)」は最も濃いプレイ。
浪実みおさんが演じる3人目のJKが加わって4Pを楽しみます。

3人が手分けしておちんちんと乳首を同時に舐めて体を温め
それから1人ずつ騎乗位で順番に繋がり最後に1回だけ射精します。
セリフも多少は入ってますけどちゅぱ音や喘ぎ声のほうが割合は高めでした。

このように、男性側の年齢や属性によってセリフや態度を変える音重視のエッチが繰り広げられてます。
新要素が耳を惹く作品
今回初めて導入されたふたつの視点によるエッチが魅力の作品です。

3人のJKは秘密の風俗店を訪れた男子生徒や教師たちを満足させようと
ギャルらしいフレンドリーな態度で話しながらフェラやSEXを繰り出します。
そして一緒にやる男性側の人数も2人に増やし、両方の視点でエッチの様子を描きます。

明るくてエッチ大好きなJKたちが男性客にたっぷりご奉仕するエロいシチュ
同じプレイをAパートとBパートの2種類でお届けする珍しい作り
囁き声や吐息を多く盛り込んで密着感と静けさを出す演出。
聴き手が主人公やその友達になりきって楽しめるようにリアルな作品作りをされてます。

中でも2番目はたぶん音声作品では初の試みなのではないでしょうか。
1人の男性を複数の女性が責めるお馴染みのスタイルではなく
2対2のパートを4つも用意して二元中継のような形式で行います。
このやり方は工夫次第で表現の幅がもっと広がる可能性を感じました。

エッチは音の質感は良いのだけどプレイがパターン化されてるのが気になりました。
SEXはどのパートも必ず騎乗位にしてますし、それ以外のプレイもキスやフェラで固められてます。
これだけ長時間の作品ならもっと色んなことをやってもいいのではないでしょうか。

複数人いるなら耳舐めを多少入れてみても良かったはずです。
SEXも体位を変えれば声や音の聞こえ方に違いが出るでしょう。
録音環境の都合でこういう形に落ち着いたと見ることもできますが…うーん。

後編の射精シーンは6回。
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声・吐息それなり、淫語そこそこです。

テグラユウキさんの作品をあまり聴いたことがない人には特におすすめします。

CV:秋野かえでさん、柚木つばめさん、浪実みおさん
総時間 5:20:37(Aパート…2:07:44 Bパート…2:07:44 共通パート…1:05:09)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月9日まで30%OFFの1540円で販売されてます。

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