同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2020年02月

   ● 感度催眠




サークル「パステル×トリップ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて包容力のある幼馴染のお姉さんが
引っ越しで2人きりになった機会を利用し大好きな人に猛アタックをかけます。

質、量、深さにこだわった耳重視のサービスをするのが特徴で
序盤は耳かき、中盤は指と器具を組み合わせた耳マッサージ、終盤は耳舐めと
どのシーンも必ず耳を刺激し、その多くで低く鈍い音を鳴らして実際にされてる雰囲気を出します。
聴覚と触覚を同時に刺激してくれますから軽い圧迫感や閉塞感も味わえるでしょう。
幼馴染の気持ちいいご褒美
佐久間恵梨(さくま えり)が癒しとエッチなサービスで幼馴染を堕とすお話。

「よいしょっと えーと 棚とか小物は全部置いたし ベッドもさっき組み立ててもらったから あとは明日届くソファだけだよね」
恵梨は甘く可愛い声のお姉さん。
新居への引っ越しを終え、その手伝いをしてくれた主人公にお礼を言うと
お礼にベッドで膝枕しながら頭を撫でてあげます。

本作品は相思相愛だけど付き合うチャンスに恵まれなかった男女が
彼女の引っ越しをきっかけに前進する様子を彼の視点で150分近くに渡って楽しみます。
2人が元々仲良しなことを踏まえて序盤からフレンドリーに接し
後になるほど気持ちよさやエロさが高まるようゆっくり丁寧にリードします。
3つのシーンに分かれてるおかげで自由な時間をあまり取れない人でも聴きやすくなってます。

「ふふっ 良かったー お姉ちゃんも 君のこと撫で撫でするの大好きだから」
引っ越しを頑張った彼の頭を撫でながら優しい言葉をかけ
サービス開始後は彼の反応を見ながら嬉しそうな表情をするなど
年上の女性から連想される甘さや温かさに満ちてます。
サークルさんは「お姉さん」と呼んでますけど、「お姉ちゃん」のほうがしっくりくる可愛らしい女性です。

しかし本作品には彼女以上に強烈な魅力が存在します。
それは耳のケアをとことん追求してること。
序盤から終盤まで何かしらの手段で耳を刺激し、その様子をリアルな音で聴き手にそのまま伝えます。

内容は耳かき、耳のマッサージ、耳舐めを交えたエッチと音声で現在流行ってるもので揃えてます。
ですがその質と量が非常に高く、さらに「深さ」という新しい要素を盛り込み個性を出してます。

深さについてわかりやすく説明しますと、耳かきは割と普通にこなすのですが
それ以降の耳マッサージと耳舐めについては耳の内側、穴の入り口、穴の中をメインターゲットにしてます。
耳舐め作品でよく聞くちゅぱちゅぱした音ではなく「ぞりゅっ」みたいな低く鈍い音を鳴らすことが多いです。
音が鳴る位置も非常に近く、実際に舐められてるのとほぼ同じ感覚で聴くことができます。

これらの最中に弱めの振動や圧迫感が伝わってくるのもリアルに感じる要因のひとつです。
特に耳マッサージは指や器具で穴の内外を責めてる様子を3つの手段で表現し
それらが変わるたびに音の面積や耳に伝わる刺激が変化します。
人間は五感で物事を察知しますから、その種類が増えれば当然リアリティも増します。

エッチシーンで登場する耳舐めも舌先で内側を舐めたりぐりぐりすることが多いです。
比較的パワフルな音を長時間に渡って鳴らすおかげで
耳に心地よさやゾクゾク感をたっぷり味わうことができます。
他のサークルさんだとすたぁぱれっとさんやC_Realizationさんの耳舐めに近いです。

世話好きなお姉さんが甘やかしながら耳をケアするシチュと質量深さにこだわったサービス。
キャラと音を組み合わせて癒しと興奮を与える割と刺激的な作品です。
癒しながらちょっぴりエッチな雰囲気へ
6分程度の雑談をした後から始まる最初のサービスは耳かき(約23分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒を使い分けて汚れを取り
最後にどちらも弱めの風圧で2回息を吹きかけます。

耳かき棒は「かり ずり」という乾いてて丸みを帯びた音
綿棒は「ぞすぞす」という面積広めで滑らかな音が使われており
耳の奥から手前に掻き出す、耳の壁を優しくなぞるとそれぞれに合った動きをします。

結構乾燥度が高いのでそういう耳質の人ほどリアルに感じるでしょう。
動きがやや単調に感じますが音質はとても良いです。

「かきかきされればされるほど お顔がとろけちゃってるよ やっぱり可愛い」
最中の恵梨は吐息を漏らしながら無言で手を動かす時間を長めに取り
その合間に彼の様子を実況したり甘やかすセリフを投げかけます。
彼女は過去にも彼に耳かきしたことがあるそうですが、忙しかったからか最近はご無沙汰です。

多少ブランクがあるぶん無言の時間を増やしてあるのかなと。
あとは純粋に音と会話でバランスよく癒したかったというのもあります。
シンプルな耳かきを無難にこなし、そこに彼女らしさを盛り込んで作品の雰囲気を作ってます。

本作品が本領を発揮するのは次のScene2から(約40分)。
耳かきだけでは物足りない主人公を満足させようと
挿し絵で彼女が手に持ってるクリームを指で穴周辺に塗り、さらに右隣の指圧棒で穴の中を刺激します。

「お耳の外側を引っ張りながら 穴を親指の腹で塞ぐように ぐいぐいって」
「ほら この音 なんだか 女の子が気持ちよくなってる時の音みたいで いやらしいことしてる気分になってきちゃうよね」

他の作品ではまずお目にかかれないサービスなので実況を多少挟みながら進めます。
同じ耳のケアでも耳かきとは音の質感や刺激がまったく違って面白いです。
また指圧棒のシーンではそれをおちんちん、耳の穴をおまんこに見立ててちょっぴりエッチなことも言います。
音に若干の水分があったり彼女の吐息が妙に色っぽくなるなど
この後から始まるエッチに向けて遠回しに誘惑します。

彼女はこの機会に彼と恋人になろうと考えてるので
単にお世話するのではなく、より踏み込んだことをするのも見据えてこれらを行います。
でもサービス自体はきっちりこなしててあざとさはありません。
想いをストレートに伝えられない恥ずかしがり屋だからこういう手段に出たのでしょう。
一番の特徴は音ですが、彼女の心情もある程度交えてお世話されてる感じを出してます。
深さと初々しさのあるエッチ
エッチシーンは5パート67分間。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「こうしてると 舌の柔らかさとか あったかさとかいっぱい感じられて とっても気持ちいいね」
耳マッサージの後に自分から告白し、無事主人公と恋人同士になった恵梨は
これまで抑えてた思いをぶつけるかのように甘く濃いキスをします。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
最初の2パート39分間は口を使ったプレイ。
Tr7は短めのキス、Tr8は長めの耳舐めで本番に向けた準備を整えます。

「大好きな君が喜んでくれるなら 何でもしてあげたいと思ってるから」
ずっと好きだった彼と結ばれて彼女も相当に嬉しかったのでしょう。
今まで以上に笑みを浮かべながら唇や耳を一生懸命舐め続けます。
それが聴き手にも伝わるように彼女の内面描写に関するセリフを多めに挟んでました。
耳かきや耳マッサージの時は実況や彼の様子が中心でしたから方向性が大きく異なります。

最中に鳴るちゅぱ音も彼女の心情を色濃く反映してます。
キスはゆっくりペースですが粘性高めのねっとりした音を鳴らしますし
耳舐めも耳マッサージと同じく穴の内外を重点的に責めて彼をゾクゾクさせます。
彼女には変わった特徴があるらしく、それを踏まえて音の位置を通常よりも深いところにしてました。

続く3パート28分間は射精へ追い込むプレイ。
Tr9は4分程度の手コキ、Tr10は騎乗位SEX、Tr11は耳舐めSEXと後になるほど濃いプレイを繰り出します。

「あぁ 本当に いやらしいおちんちん」
彼のおちんちんを見た瞬間にうっとりした声を漏らしたり
挿入時は痛いことを告げてから再びキスしてそれを中和するなど
ここでは彼女の初々しく可愛いところを出しながらゆっくり愛し合います。
SEXだけしてる時は熱っぽい吐息や喘ぎ声もある程度漏らしますが
最後のTr11はほぼずっと耳舐めするテーマに沿った内容です。

初めてらしさを出すために全体のペースを緩め
そのハンデをちゅぱ音の量を増やし、かつ質感をややエロくすることでカバーしてます。
射精シーンは1回しかありませんから抜くのは十分可能です。
エッチの70%以上で耳舐めをすることから、耳舐め好きな人が最も楽しめるでしょう。

このように、甘さや深さを維持したまま少しずつ気持ちよくするラブラブなエッチが繰り広げられてます。
耳責め特化のリアルな作品
全編を通じて行われる耳へのサービスが魅力の作品です。

恵梨は十分仲が良いけど付き合えずにいる主人公と一線を越えるために
まずは引っ越しを手伝ってくれたことへのお礼としてシンプルな耳かきをします。
そして彼がもっとしてほしそうな態度を見せたらよりエッチなものへ進みます。

甘やかし上手で可愛らしさもある幼馴染のお姉さんとイチャイチャするノーマル向けのシチュ
耳かき、耳マッサージ、耳舐めと耳への責めを重視した作り
耳舐めを多めにやりながら彼女の心情描写をして一体感を出す温かいエッチ。
彼女とこの時間を一緒に過ごしてる気分が味わえるように作品を組み立ててます。

中でも2番目は現在の音声作品でかなりの激戦区だからこそ
個性の持たせ方や表現力の高さで明確な差別化を図ってて素晴らしいです。

サークルさんが別々のマイクで収録した音を融合してるらしく
従来の耳舐めや耳責めには出せなかった深みのある音が楽しめます。
そして長時間の視聴でも耳や頭が痛くならないように力加減も丁度良く設定されてます。

やはり一番聴いてほしいのは耳マッサージですね。
親指→小指→指圧棒と責める手段を変えて音の違いを出してます。
どのシーンもやることの種類を少なめにし、ひとつひとつの音をじっくり聴けるようになってます。

エッチは耳舐め好きかどうかで満足度に差が出るのは否定しませんが
プレイが相当にリアルだしキャラも立ってて完成度が高いです。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。
おまけは「寝ている隙にこっそり「両耳"奥"舐め」」です。

CV:みもりあいのさん
総時間 2:42:53(本編…2:29:31 おまけ…13:22)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
163分で1100円とコスパが良いので+1してあります。

2020年3月12日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「霧島性堂」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、エッチにすっかりハマってるJKの妹が
実の兄とラブホで獣のような熱いSEXをします。

「チンコ」「マンコ」といった淫語を序盤からガンガン言ったり
SEXの時はややアヘった低く太い喘ぎ声を上げるなど
エロさと野性味を追求したコンパクトなエッチが楽しめます。
兄妹からオスとメスに
妹とラブホでゴム有りSEXするお話。

「うーん 兄ちゃん 来ちゃったね ラブホテル」
妹は甘い声の女の子。
家でエッチすると声を出せないので初めてラブホに来ると
淫語を多めに交えながらSEXの醍醐味を熱く語ります。

本作品は血は繋がってるけど既に何度もエッチしてるドスケベ兄妹が
誰にも邪魔されない場所で18分程度に渡って短く濃く愛し合います。
サークルさんが「最初からラストスパート!」とおっしゃられてるように
冒頭の3分間で背景を語ったらすぐさまエッチに入ります。

彼女はまだJKですがエッチの魅力にすっかりハマっており
ホテルに着いたばかりで汗をかいてても構わずエッチしようと呼びかけます。
こういう場合近親相姦による背徳感を煽る作品もあるのですが
この作品ではそういう要素は一切入れずストレートに進めます。

「そのガチガチに勃起したチンポを 私のおまんこに ぶっちゅーって 膣の奥までチンポキス おねだりマンコに ずっぷしずぽずぽぶちゅーって チンポとマンコにディープキス してほしくて仕方ないんだから」
彼女の淫乱な性格が最もよく出てるのが最中のセリフ。
こんなふうに淫語を積極的に盛り込んで様々なおねだりをします。
音声を聴いた限りだとこの関係を持ち掛けたのはおそらく主人公のほうなのでしょう。
だから彼女は基本受けにまわり、その代わりガンガン誘惑して彼をやる気にさせます。

プレイについては総時間が短いことを考慮し
事前に3分程度の手コキをしたら早速繋がり連続絶頂を目指します。
タイトルの「獣セックス」らしさが出るよう結構激しいプレイをしてました。
彼女の喘ぎ声も独特ですし、短いながらも明確な個性を持ってます。
獣のように交わるエッチ
エッチシーンは14分間。
プレイは淫語責め、手コキ、キス、SEX(バック)です。
手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「ほら シャワーとかいいから さっさとハメよ?」
シャワーを浴びようとする主人公を止めて早速お互い全裸になると
妹は硬くなり始めてるおちんちんを手でしごいてガチガチにします。

エッチは彼女がリードしつつ彼が責める形で進めます。
前半の7分間はSEXに向けた準備をするシーン。
淫語多めのセリフで軽く興奮させてから手コキとキスでより元気にします。

「兄ちゃんのチンポは最高のチンポなんだから」
彼女はSEX狂いな性格をしてますが彼を異性として深く愛しており
彼自身やおちんちんをしきりに褒めていい気分に浸らせます。
他の男とはエッチしたことないらしいですし、案外一途なのかもしれませんね。
序盤から淫語責めを繰り出すところも含めて彼をもてなす姿勢で接します。

後半の7分間はお待ちかねのSEXシーン。
挿し絵のように彼女がベッドで四つん這いになり
そこへ彼が後ろから挿入してハイペースで腰を打ちつけます。

「んん おぉ あぁっ おまんこ おまんこ おまんこ おまんこっ おまんこが気持ちいい おまんこぎもじいいぃ」
挿入前は普通にしゃべってたのが直後に野太い声を漏らし
さらにややアヘった声で気持ちいいことをしきりにアピールします。
AVなどでよく聞く「あんあん」ではなく「おほぉ」みたいな特徴のある喘ぎ声です。
この日のために1週間もオナ禁したそうですからかなり感度が上がってるのかもしれませんね。

また激しさをわかりやすく表現するために2回連続で射精します。
1回目を迎えた後、ほぼノンストップで再開するところに野性味を感じました。
挿し絵だと中出ししてる感じに描かれてますけど実際はゴム有りなのでその手の描写はありません。

このように、気持ちを高めてから激しく交わるシンプルでややハードなエッチが繰り広げられてます。
コンパクトな抜きボイス
短時間でオナニーするのに向いてる使い勝手のいい作品です。

妹は家とは違う伸び伸びした環境でエッチを楽しもうと
最初から主人公を積極的に誘惑し、さらにおちんちんも軽くいじって準備を整えます。
そしてSEX開始後は主導権を彼に譲り自分はひたすら獣のような喘ぎ声を漏らします。

エッチ大好きな妹が実の兄とラブホでガチSEXするほぼノーマル向けのシチュ
淫語を多めに盛り込んだセリフを投げかけて興奮を誘う彼女に合った演出
激しいピストン音とトーンの低い喘ぎ声を組み合わせたメスらしいエッチ。
「淫語」と「獣」をキーワードにした抜き重視の作品に仕上がってます。

私はこの時間なら前戯一切抜きでいきなりSEXすると予想してたのですが
実際は淫語責めや手コキでしっかり雰囲気を作ってから激しく愛し合います。
割と順序立ててると言いますか、自然な流れを意識してるように映りました。
そして挿入前と後で彼女の様子にギャップを持たせてエロさを引き立ててます。

何度も言ってるように淫語が充実してるので、そのへんを好きな人が最も楽しめるでしょう。
あとはオホ声が好きな人にも向いてます。
価格も330円と手ごろですし、多くの人がオカズに使えるよう配慮してます。

射精シーンは2回。
淫語それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

CV:霜月優さん
総時間 18:36

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年3月4日まで50%OFFの165円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「シルトクレーテ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、現在2人の彼氏と付き合ってるビッチな後輩が
童貞で冴えない部活の先輩を誘惑して自分のおもちゃにします。

とことん持ち上げてから叩き落す落差の大きいエッチが行われており
序盤はキスを多めにしたり中出しSEXまで許す恋人に近い態度を取ってたのが
その後は恥ずかしいプレイをさせながら見下すセリフをガンガン言って惨めな気分を与えます。
どぎつい描写はありませんから女性に優しく弄ばれたい人に向いてます。
可愛い後輩と付き合うはずが
陸上部マネージャーの「ゆり」と6種類のエッチをするお話。

「せんぱーい どうしたんですか? 何か忘れ物?」
ゆりは甘く可愛い声の女の子。
探し物をしてた主人公に声をかけると
その場所を教えてから話したいことがあると言います。

本作品は学年で一、二を争う可愛さを誇る彼女が
同じ部の先輩にあたる彼を110分近くに渡ってエッチに弄びます。
彼女は物語の開始時点で既に2人の彼氏がいるので彼と付き合う気はありません。
ですが序盤は敢えて恋人に近い雰囲気を作り彼を上手に期待させます。

「あのぉ 実は あたし 先輩のこと 好き…なんですよぉ」
ストレートに「好き」と伝えるところから始まり
自分からキスしてそれが本心だとわかりやすくアピールします。
そしてとどめに中出しOKのSEXまでして童貞卒業を応援します。
背景をまったく知らずに聴いたらまず見破れないくらいやってることが手厚いです。

しかしその後は雰囲気が大きく変わり、彼を見下したり凹ませる描写が数多く登場します。
「キモイ」「ざーこ」「変態」といった言葉責めをガンガンしますし
プレイについてもやや距離を取って彼が自分からおねだりするようけしかけます。

こうなる経緯についてはネタバレにあたるので伏せますが
エッチの経験に乏しい男を食いつかせ、離れられなくする巧みな色仕掛けをしてくれます。
惨めな思いをさせたり凹ませる要素が充実してるので、そういうのが好きな人ほど楽しめるでしょう。

もうひとつの特徴は多くのシーンで彼女が囁いてくること。
上下関係が確立した後も普段と同じ丁寧語で密着しながら話しかけます。

「きっしょい先輩らしいイキ顔 見せてくださいね」
彼女にとって彼は単なるおもちゃですが、それでも手放すのは惜しいようです。
だからきつめの言葉責めを丁寧語や囁きで多少中和してバランスを取ってます。
SEXシーンが2パート、しかも両方とも中出しとなんだかんだでご褒美もくれますし
この関係ができるだけ長く続くように飴と鞭を使い分けてます。

女の武器で心をがっちり掴んでから弄ぶ展開と囁き声での言葉責め。
恋人でもない女性に色仕掛けされる様子を疑似体験できるややM向けの作品です。
後になるほど突き放すエッチ
エッチシーンは6パート88分間。
プレイはキス、手コキ、手マン、SEX(正常位)、耳舐め、オナニー、乳揉み、フェラです。
服を脱ぐ、手コキ、SEX、オナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「あのぉ 先輩 目を閉じてもらえませんか?」
主人公に告白しこの場でエッチしたいと言うと
ゆりはすかさず甘いキスをしてその気持ちが本気なのだと伝えます。

エッチは経験豊富な彼女が終始リードします。
一番最初の「1. 部活中」は2人がこの関係になるきっかけを作るパート(約26分)。
キスから始まり性器の相互愛撫、正常位SEXと至ってノーマルなプレイを楽しみます。

「先輩 上手 もっとやって?」
この時点の彼女は猫をかぶってるので態度もあまあま。
初体験の彼を優しくリードしつつ適度に褒めてやる気にさせます。
おまんこをいじられた時は可愛い喘ぎ声を漏らしますし男の扱い方をよく心得てます。

肝心のSEXも主導権を敢えて彼に譲り
ピストンに合わせて熱っぽい吐息と切ない声を漏らして応援します。
自分から生を希望し、中出しまでさせてくれたら童貞が喜ばないわけがありません。
そうやって彼女が彼にとって大事な人になるよう巧みに誘導します。

彼女が本性を現すのは次のパートから。
「2. 昼休み」は図書室での耳舐め手コキ、「3. 登校前」は部室での短いオナニー
「4. テスト後」は彼女の教室での長いオナニーと場所を変えて1回ずつ射精させます。

「先輩のおちんちん 弱すぎ ザコペニス確定ですね」
「先輩のくっさーい初心者マークのついたおちんちんなんて 咥えてあげませーん」

そしてここからは彼女が色んな言葉責めをして彼を存分に弄びます。
大して刺激を与えてもいないのに射精しそうになるおちんちんを雑魚呼ばわりし
彼にリクエストされてもきっちり断って心の距離を取ります。

3パートのうち2パートがオナニーになってることも含めて
最初のパートとは接し方が随分違います。
体への責めはくちゅ音とちゅぱ音を鳴らす程度に留め
彼を見下したり凹ませるセリフにかなり力を入れてました。

M性が最も高いのは終盤の「5. 放課後」(約14分)。
部活が休みの日の放課後、主人公を体育倉庫に呼び出したゆりが
これまで楽しませてくれたことへのご褒美に再度SEXさせてあげます。

「先輩のぎこちない腰の動きとか 全然 これっぽっちも気持ちよくなかったですよ」
プレイだけを見ると確かにご褒美と呼ぶに相応しいです。
しかしここでの彼女は彼にピストンされてもまったく喘ぎません。
それどころか普段と同じ態度で「気持ちよくない」とストレートに伝えます。

最初のSEXが甘かったからこそ、このパートとの落差が引き立ってます。
恋人になったはずがおもちゃにされ、学校内で情けない姿を晒し
さらに本気のピストンまで全否定される。
彼のプライドを完膚なきまでに打ち砕いて二度と逆らえないようにします。

…といった具合に結構ひどいことをされるのですが
丁寧語や囁き声のおかげで実際に聴いてみるとそれほどきつさは感じません。
焦らしや寸止めといった肉体面の意地悪要素が特にないのも影響してます。

サークルさんでは珍しく射精シーンが多めに用意されてたりと
キャラやテーマを大事にしつつ使い勝手が良くなるように調整されてます。
優しく凹ませてくれる作品
視聴後に長く残らない程度に貶してくれる作品です。

ゆりは部活の先輩でまだ童貞な主人公を自分のおもちゃにしようと
まずは一途で健気な女の子を演じながら純愛系のエッチをして彼の心を引き寄せます。
そしてその後は明確な上下関係を定めたまま校内で恥ずかしく情けないプレイをします。

エッチの経験豊富で男を誘惑するのが得意な後輩が先輩を弄ぶややM向けのシチュ
最初はとことんもてなし、それ以降は彼を見下す言葉責めを投げかける落差の大きいエッチ
丁寧語や囁き声できつさを和らげる聴きやすさに配慮した演出。
貞操観念のないビッチな彼女の特徴を活かして作品を組み立ててます。

「あたしのおまんこ 先輩のものですからね いっぱい使い込んでください」
「こうやって お情けで遊んでもらえるくらいが 先輩には丁度いいです」

中でも2番目は彼女がシーンによってまるで違う態度を取るので面白いです。
最初から彼を見下してたら当然相手にしてもらえないのでひとまず持ち上げる姿勢を見せ
女の味をある程度教えたら手のひらを返して主導権を握ります。
彼女が悪女なのは間違いないですけど、男に対する駆け引きが上手なのも事実です。

シルトクレーテさんはオナサポを主に制作されてるサークルさんなので
この作品を聴く前は期待と不安が半々くらいでした。
でも実際に聴いてみるとしっかりM向けの内容になってて安心しました。
どのパートも言葉責めが充実しており、体への責めも積極的で実用性が高いです。
一之瀬りとさんの声と演技も彼女のキャラにぴったり合ってます。

射精シーンは6回。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

CV:一之瀬りとさん
総時間 1:49:31

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年3月22日まで10%OFFの1089円で販売されてます。



サークル「しましま亭」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、違った属性を持つ2人のロリっ子風俗嬢が
初来店した男性客を協力して気持ちよくします。

ソープならではのプレイを盛り込んだ研修形式のエッチが行われており
片方はベテラン、もう片方は新人と2人の業務経験を正反対に設定し
潜望鏡やマットプレイを実際にやりながら協力して何度も射精に導きます。
可愛いロリっ子との二輪車プレイ
しおり、みいなと色んなプレイを楽しむお話。

「ほっ、本日 お相手させていただきます みいなと言います よろしくお願いしますっ」
みいなはやや幼さを感じる可愛い声の女の子。
「はじめまして あなたが私たちを指名してくれたんだよね?」
しおりは甘く落ち着いた声の女の子。
初めてのお仕事に緊張気味なみいなをしおりがフォローすると
主人公の風俗経験を尋ねてから軽く雑談します。

本作品は小さな女の子だけが在籍するソープランドを舞台に
そこで働いてる彼女たちが彼をおよそ60分に渡ってエッチにもてなします。
序盤はフェラ、中盤はマットプレイ、終盤はSEXとシーンごとにメインのプレイを切り替え
彼女たちが交互に、あるいは同時に責めて何度も射精させます。

みいな「でっ、でも 2人でなんてどうすればいいんですか?」
しおり「言ったでしょ? 色々教えてあげるって」
ソープと言えばエッチが得意な子が相手するのが定番ですが
本作品は敢えてみいなを新人、しおりをベテランに設定しご奉仕のやり方を教えるスタイルを取ってます。
勝手がわからないみいなをしおりが引っ張るシーンが何度もあって初々しいです。
そして物語の終盤にはちょっぴり成長した姿を見せてくれます。

しおりが活躍するシーンももちろんありますから両者の存在感はほぼ同じです。
また同じプレイを2人が順にやって違いを楽しむ工夫もされてます。
M性を持つ要素は特になく、最初から最後まで和やかな空気が漂ってます。

私はてっきりロリっ子とエッチする背徳感をくすぐってくると思ってたのですが
声や態度が可愛いだけで責め方は至ってノーマルでした。
終盤には生ハメSEXもあったりして本当に尽くしてくれます。
イチャラブ感の強いエッチ
エッチシーンは5パート43分間。
プレイはフェラ、潜望鏡、キス、耳舐め、手コキ、お掃除フェラ、SEX(騎乗位)、乳首舐めです。
潜望鏡、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

しおり「練習も兼ねて みいなにご奉仕してもらおっか?」
みいな「わ、私ですか?」
主人公の服を脱がし、おちんちんがすっかり元気なのを確認したしおりは
お風呂へ移動する前にみいなへフェラする指示を出します。

エッチはお店なので終始彼女たちがリードします。
最初の2パート18分間は口を使ったご奉仕。
「1.即尺でご奉仕です♪」はみいなのノーマルフェラ
「2.潜望鏡でイカせてあげる♪」はしおりの潜望鏡フェラで1回ずつ射精させます。

しおり「そうそう いい感じ でもおちんぽの先っぽだけじゃなくて もっとおちんぽ全体を舐めたり 気持ちよくしてあげないと」
みいな「おちんぽの 根元まで咥えてほしいですか? ふふっ わかりました」
そして2人の経験の差が早速プレイに反映されます。
みいながフェラする時はひとまず自由にやらせて休憩中にしおりがアドバイスし
一部のシーンで手本を見せてわかりやすく教えます。
みいなも彼のリクエストを受け入れながら、後になるほど下品な責めを繰り出してしおりの期待に応えます。

叱ったりダメ出しするのではなく、褒めながら微調整する優しい先輩ですね。
元々主人公がこの2人を指名したそうなので、彼もこういうプレイを期待してたのだと思います。
一生懸命おちんちんをしゃぶるみいなの姿も愛らしく雰囲気はとても甘いです。

しおり「この体勢だと 体がお湯に浮かんでるから 無重力みたいな感覚になって おちんぽに集中しやすいでしょ?」
それに対して潜望鏡フェラはプロらしい流れるような責めが味わえます。
お風呂に浸かってるのがわかるように湯船の揺れる音をうるさく感じない適度に鳴らし
ちゅぱ音も「ずびびっ」みたいなパワフルに吸い上げる音をメインに据えてます。

みいなはその様子を観察し、射精にぴゅっぴゅのセリフを言うだけですから完全に脇役ですね。
パートごとに主役を切り替えて2人とも活躍できる場を設けます。

3番目の「3.耳舐め手コキでマットプレイだよ♪」は同時責めが光るパート(約11分)。
主人公にマットへ寝てもらい、2人が左右に密着して耳とおちんちんを責めます。

みいな「気持ちいいんですね そんなふうに 素直な反応をしてもらえると 私も嬉しくなっちゃいます」
最初の2パートが一対一だったからこそ、ここで登場する両耳舐めが余計に濃く感じました。
フェラと同じくねっとりしたちゅぱ音を比較的ゆっくりペースで丁寧に鳴らします。
手コキはシコシコボイスで表現してましたからほとんど耳舐めと言って問題ないです。
みいながこれまでよりもリラックスした様子で責めてるところに成長が見られます。

終盤の2パート14分間でするのはSEX。
「4.ナイショで生本番しちゃおっか♪」はしおり
「5.私にも生のおちんぽを挿れて下さい♪」はみいながいずれも騎乗位で繋がります。

しおり「中出しはダメって言いたいけど おちんぽすごすぎて 抵抗できないよぉ」
お店では禁止されてる生ハメを今回だけ特別に解禁し
エロ可愛い喘ぎ声を多めに漏らしながら激しくピストンする実用性高めのプレイです。
体位だけを見ると女性優位ですが、パート中盤から彼が突き上げて彼女たちをイかせる立場逆転要素を含んでます。
風俗嬢とはいえロリっ子と生SEXするシチュも若干背徳的と言えるでしょう。

内容が完全に被らないようしおりの時はほぼ一対一
みいなの時はしおりが乳首舐めで応援する、と多少の変化をつけてます。
くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といったエッチな音声が複数同時に流れる濃いひと時でした。
後のパートに進むほどエロ要素の密度を上げてるのが良いですね。

このように、彼女たちの個性を出しつつイチャイチャする甘いエッチが繰り広げられてます。
ほのぼのした作品
ロリっ子が持つ可愛さとソープを上手く融合させてるノーマル向けの作品です。

しおりとみいなは自分たちを指名してくれた主人公を楽しませようと
まずはみいなにサービスのやり方を教えながら主にお口でご奉仕します。
そして中盤以降は2人で協力してより踏み込んだサービスをします。

エッチの経験が大きく異なる2人のロリっ子が男性客をもてなすシチュ
不慣れなみいなをしおりが引っ張ってサービスするキャラを活かしたエッチ
後になるほどエッチな音声を多く鳴らしてエロさを上げるソープらしい演出。
可愛さとエロさを兼ね備えたエッチになるよう仕上げてます。

中でも2番目は複数人プレイを独自の手段で活用してて面白かったです。
通常ですと複数の性感帯を同時に責めるのですが
本作品はその割合をやや減らし、代わりに2人の違いやみいなの成長っぷりに焦点を当ててます。

純粋にエッチの上手さだけを見ればしおりのほうが上ですけど
みいなには初々しさやアドバイスを受け入れ実行する向上心といった別の魅力が備わってます。
時間配分も2人が同じくらい活躍するように調整してて考えられてるなと。

射精シーンは5回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこです。

M性がまったくないロリものが好きな人には特におすすめします。

CV:しおり…一之瀬りとさん みいな…大山チロルさん
総時間 55:02

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
55分で440円とコスパが良いので+1してあります。

2020年3月4日まで50%OFFの220円で販売されてます。



サークル「graygreed」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、京都あたりの方言で話す上品なサキュバスが
夢の中でエッチしながら男性の精気をゆっくり吸い取ります。

彼女のキャラに相応しい焦らしや寸止めを重視した責めをするのが特徴で
最初の2パートは乳首や耳といった射精に直結しない性感帯を主に刺激し
最後のSEXも中盤までは休憩を適度に挟みながら腰を打ちつけて気持ちよく出せるようにリードします。
搾精死がテーマになってますが描写はかなり柔らかいので、ややMあたりの人でも問題なく聴けるでしょう。
夢の中で上品なサキュバスと
和キュバス(色喰い)と3種類のエッチを楽しむお話。

「はじめまして ようおこしやす」
和キュバスは方言で話す艶っぽい声のお姉さん。
自分の夢の中に来てくれた主人公を嬉しそうに迎えると
ここがどこか、彼女が何者かといった基本的なことを教えます。

本作品は音声作品によく登場するサキュバスとは違った個性を持つ彼女が
偶然迷い込んできた彼を75分程度に渡って優しくもてなします。
彼女は他のサキュバスと同じく男の精が大好物ですが、それを無理矢理奪おうとはしません。
彼に対しても事前に同意を得た後ゆっくり責めて性感を少しずつ高めます。

「ひどいことはなんもせえへん せやから安心して 食われてしまい」
和風サキュバスの名に相応しく京言葉で終始語りかけ
耳、乳首、おちんちんをバランスよく責めるまったりしたエッチです。
強めに焦らしますけど彼女の声や態度が優しいおかげで雰囲気はとても穏やか。
「可愛い」「よーしよーし」といった甘やかすセリフもあって大人の余裕を感じます。

彼女のキャラを大事にしたからでしょうけど
カタカナや英語を極力使わずにセリフを組み立ててました。
耳元至近距離から吐息を漏らすシーンも多く風情のあるエッチが楽しめます。

体への責めについては乳首責めや耳舐めで気持ちを高めてからSEXで搾り取ります。
魔法をかけたり尻尾を使う描写は特になく、人間の女性とするのにとても近いです。
ただそれだとサキュバスっぽさが出ないから終盤に貪欲なところを見せてくれます。

「耳舐めシーンも多い」と販売ページの説明文に書いてありますが
確認したところ合計でおよそ17分でした。
質感は良いですけど量はそれほど多くないのでご注意ください。

京美人と呼ぶのがぴったりなサキュバスがたっぷり焦らしてから一気に搾精する。
サキュバスの特徴と作品固有の要素を組み合わせた落ち着いてる作品です。
いたわりながら責めるエッチ
エッチシーンは3パート57分間。
プレイは乳首責め、足コキ、耳舐め、SEX(対面座位)です。
SEX、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「天国を見せたるさかい 覚悟しーやっ ふふっ」
主人公に事情を説明し帰り道まで教えた和キュバスは
彼がやる気になってるのを見て服を脱いでもらい、まずはソフトに責めます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート32分間は射精に向けて準備するシーン。
「02_乳首責め」は乳輪&乳首責め、「03_乳首責め足コキ」は乳首責め+足コキ+耳舐めをします。

「くるー くるー くるっ すりー すり すりっ」
「お兄さんの乳首 綺麗やね 乳輪も 艶があって撫でやすいわ」

エッチに入っても彼女の上品なキャラはまったく変わりません。
音は鳴らさず「くるくる」「すりすり」といった擬音語で乳首責めの様子を実況し
その合間に彼のことを褒めて心も温めます。
責め方が変化に富んでてエッチ慣れしてる印象を受けました。

実況がとても丁寧ですから、聴くだけよりも一緒にいじったほうが気持ちよくなれると思います。
乳輪を撫でる→乳首に軽く触れる→爪で優しく引っかく→指の腹で撫でる、といった具合に
後になるほど刺激が強くなるように責めて焦らしながら気持ちよくします。

03パートは名前だけを見ると乳首責めや足コキが主役に思うでしょうけど
実際は耳舐めが18分中14分と最も高いウェイトを占めます。

右耳、左耳いずれも外側を大きく舐める→内側で舌先を小刻みに動かす流れで責めてました。

外側の時はクリアだったちゅぱ音が内側に移動すると音の位置が一段階近づき
さらに質感が低く鈍いものへと変化します。
両者で舐め方に明確な違いがありますし、この品質ならサークルさんが推すのも頷けます。
だからこそもうちょっと長くやって欲しかったなって思いますね。

乳首責めや足コキについては02パートと同じくセリフで表現します。
といっても耳舐めを多くやるため前のパートよりも実況が随分減ってます。
この内容なら耳舐めが主役で他のプレイはおまけと呼ぶのがしっくりきます。

最後の「04_居茶臼(対面座位)」はお待ちかねの搾精シーン(約25分)。
主人公の体が十分出来上がったのを見計らって和キュバスのほうからSEXを持ち掛け
その直前にとある約束をしてから対面座位で繋がります。

「よう我慢できたね 偉いな よーしよーし」
このへんから本性を現すのだろうと思いきや
比較的ゆっくりペースでピストンしつつ時折休憩を挟む穏やかなリードをしてくれます。
止まってる最中は耳や乳首を責めて性感を維持するなど男の扱いが本当に上手です。

しかし1回目の射精を迎えた後から彼女の態度が大きく変わります。
こちらのほうがサキュバスのイメージに近いでしょうね。
時間は4分程度とかなり短いですけど「搾り取る」と呼ぶのがぴったりな責めっぷりで強烈でした。

最初から最後までまったりしてたら近所のお姉さんと変わりませんし
少しくらいは性に対する貪欲さを見せたほうがキャラも引き立つと思います。
終盤まで緩く責めてそこから一気に追い込むギャップのあるプレイでした。

このように、心身にできるだけ負担をかけずに精気をいただく彼女らしいエッチが繰り広げられてます。
マイルドなサキュバス作品
従来のサキュバス作品とほぼ真逆の路線を歩んでる作品です。

和キュバスは自分の領域にやって来た主人公から美味しい精をいただこうと
まずは乳首や耳を重点的に責めて興奮させつつ焦らします。
そして最後はおまんこを使って精液を出せなくなるまで搾り取ります。

和風情緒漂うサキュバスが男性からゆっくり搾精するややM~M向けのシチュ
京都あたりの方言で穏やかに語り掛ける彼女の上品なキャラ
1回目の射精まで長めの時間を取り焦らしながら責めるマイルドなエッチ。
サキュバスによくある激しさや下品さを追求する方針とは違うやり方で作品を組み立ててます。

「無理せんと いつでもお声出してええからね」
中でも彼女は本作品を最も特徴づける要素と言えます。
男の精が大好きなのにも関わらず彼を物ではなく対等な相手とみなし
そのうえできっちりもてなしてから精液をいただく無理のない流れで進めます。
最中のセリフも彼をいたわったり褒めるものが多いです。

終盤の数分間だけはかなり激しく責めますけど、全体の雰囲気を覆すほどではありません。
年上の女性に優しくされるシチュが好きな人ほど楽しめるでしょう。

エッチは正直もうちょっとエロさが欲しいかなぁと。
全体的に大人しいので耳舐めをもっと増やすとか
言葉責めをもう少し頑張るなどしたほうが実用性は上がりそうです。
焦らし系のM向け作品の多くは体への責めの弱さを言葉責めで補ってます。

射精シーンは3回。
淫語と吐息それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

EXトラックは「04B_乳首責め足コキ射精」です。

CV:小石川うにさん
総時間 1:22:31(本編…1:16:26 EXトラック…6:05)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

サークル「殊更クリエイト」さんの無料の催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、可愛くて好奇心旺盛な女の子が
街中で偶然見つけた人と協力してエッチな実験に挑戦します。

感度を段階的に上げてから息を吹きかけて絶頂させる変わったエッチが行われており
催眠は古典催眠と現代催眠の技術を組み合わせて少しずつ確実に深化させ
エッチもストレートなエロ要素を敢えて削り、暗示と息を吹く音で快感をコントロールします。
感度上昇の限界に挑戦
女の子が催眠をかけてから息を吹きかけてイかせるお話。

「そこのあなた!あなた!そう!そこのあなたです」
女の子は明るくて可愛い声の女の子。
音声を聴く際の注意事項や環境を説明すると
街中で偶然見かけた主人公に声をかけ、テーマの感度上昇に関するお話をします。

本作品は体への刺激をできるだけ与えずにドライ絶頂させることを目的に
彼女が50分をほぼ半々に分けてそれに沿った催眠をかけたり独特なエッチをします。
フェラやSEXといった18禁だとお馴染みなプレイは特にやりませんが
その代わり感度上昇にとても力を入れて弱い責めでも感じられる心と体を作ります。

「よく同人誌なんかで感度が何倍にもなると空気に触れるだけでも気持ちよくなる、とか書かれてますよね? それってどんな感じなんだろう、って思ったことはないですか?」
催眠音声を聴いてると「感度が2倍になる」といったセリフに出会うことがあると思います。
一見すると大げさな言い回しに感じるかもしれませんが
やり方によっては通常よりもずっと敏感にさせることは可能です。
彼女も1人でも多くの聴き手がそうなれるよう一歩ずつ順を追って進めます。

殊更クリエイトさんは今月の頭に「リラクゼーション催眠」を出されたばかりの新しいサークルさんです。
ですが技術力については現時点でかなりのものを持ってらっしゃいます。
冒頭に簡単な雑談をして興味を引くシーンを用意するなど全体的に進め方が丁寧なので
体がピリピリするとか、特定の部位が妙に熱くなるといった変化を実感できるでしょう。

催眠は2パート19分間。
街中で女の子と軽く会話してからホテルへ移動し、ベッドに寝転んで深呼吸や脱力をします。

「すってー 体中に空気が満ちるように はいてー 体から力が抜けるように」
本作品のエッチは結構思い切ったことをしてるので、深い催眠に入れるかどうかが大きな鍵になります。
それを踏まえて深呼吸は吸う時、吐く時両方に軽い暗示を入れてサポートし
その後の脱力も1回だけですが全身に思い切り力を入れて抜く効果的な手段で行います。

「あなたは今、力が抜けて気持ちいいですよね? 力を抜くことは、気持ちいいですよね?」
この催眠で最も面白いのはその次のシーン。
彼女がする様々な質問に対してすべて同じ返事をします。
今リラックスしてるか、彼女の声が気持ちいいかといった現在の状況を確認するものから始まり
後になるほど催眠状態が深まるように質問の内容を変化させます。
たぶん催眠慣れしてる人ならこのパートだけでも中程度まで入れると思います。

2番目の「[3]一度目を覚ましましょう」は本格的な深化。
彼女がカウントを数え上げたら目を覚まし、数え下ろしたら閉じるのを数回繰り返します。

「はい、目を閉じて すーっと、意識が深いところに落ちていく 深いところへと、落ちていく そして、さっきよりも気持ちよく感じる」
各カウントをストレートに数える代わりに前後の暗示を厚めに入れ
2回目以降は「さっきよりも深いところに落ちる」と言って感覚を徐々に強化します。
最後のシーンでは落ちる感覚を味わいやすくする演出もあったりしてなかなか凝ってました。

私が聴いた時も頭を中心に落下感があって気持ちよかったです。
こういうシンプルな技法はサークルさんの力量によって品質が大きく変わります。

軽くリラックスさせてから二段構えで深化させる比較的質の高い催眠です。
女の子の言葉を素直に受け入れられる心と体にすることを目的に
深呼吸、軽い漸進的弛緩法、質問形式のイエスセット、カウントを交えた揺さぶりと
古典催眠、現代催眠両方の技術を組み合わせてスムーズに進めます。

特に質問するシーンは非常に効果的なアプローチと言えます。
[Enquete]」という作品を聴いたことのある人ならピンと来るのではないでしょうか。
前作が割とガチな古典だったので今回もその線で攻めてくるのかと思いきや
予想外の要素が含まれてて驚いたし面白かったです。
声がVOICEROIDでも気になることなくあっさり入れました。
息だけでイける体に
エッチシーンは2パート23分間。
プレイは感度上昇、息を吹きかけるです。

息を吹きかける際に音が流れます。
セルフはありません。
エッチの途中で服を脱ぐ描写があります。

「あなたの願いって、なんでしたっけ? 感度を上げられること でしたよね? その願い、かなえてあげます」
催眠を使って主人公を自分の虜にした女の子は
いよいよ本題の感度上昇を引き続きゆっくり丁寧に行います。

エッチは体の接触を一切せず声と息だけで絶頂します。
最初の「[4]感度を上げましょう」は感度上昇から1回目のドライを迎えるまでのパート(約19分)。
厚めの前暗示を入れてから短いカウントを数え、さらに追い込み暗示を入れる基本形で徐々に上げていきます。

「足の方から、正座をしてしびれたように足がピリピリする その感覚は腕からも感じる」
「さっきのしびれた感覚が大きくなる ピリピリとしたしびれがビリビリとしたしびれに変化していく」

やることは至ってシンプルですが1回目は手足が痺れる
2回目はそれがさらに強くなる、といった具合に
1セットごとに暗示の内容を多少変えてより強く実感できるようにリードします。
男女両用なことを踏まえて性感帯の描写を「いやらしいところ」とかなりぼかしてました。

ぶっちゃけ全然エロくないのですが、催眠に入っていれば結構気持ちよくなれます。
私が聴いた時は1回目の時点で手のひらや足の裏がピリピリし始め
少し経つとそれがお腹や太ももに広がり、さらにそこがカーッと熱くなりました。
オナニーした時に感じられる純粋な快感とは違うタイプの気持ちよさです。

「全身が少しひんやりとした空気に触れて、なんともいえないぞわぞわが全身に広がる まるで、全身をフェザータッチされているように もどかしい快感が全身に走る」
パート中盤から登場する息を吹きかける責めも同じ要領で進めます。
VOICEROIDにはできないので他サークルさんの音素材を使ってました。
人間が息を吹きかけるのと同じ音が鳴り、その直後に感覚を伝える堅実なアプローチです。
このシーンは音モノを経験してる人のほうが楽しみやすいのではないかなと。
ストレートにやるのではなく、比喩を多少交えてあるのも良い工夫と言えます。

もうひとつの「[5]連続で、何度も」は大幅に尖らせたプレイ(約4分)。
前のパートの最後に行った絶頂を何度も繰り返して限界まで追い込みます。
ちなみにここはオプション扱いで聴く/聴かないを自由に決めていいそうです。

時間が短いのでドM向けと言うほどではないものの
女の子が普段よりもちょっぴり意地悪になってややハードに責めてくれます。
おちんちんを意識させる描写が特にないのに股間の筋肉がずっとビクビクしてました。
同じドライでもふたつのパートで得られる快感にそれなりの違いが見られます。

このように、純粋なエロさではなく技術でイかせる催眠音声らしいエッチが繰り広げられてます。
悶えられる作品
体の感度が上がったことを実感しやすい作品です。

女の子は感度を上げまくったらどうなるかを主人公と協力して解明しようと
まずはやや変わった催眠をかけて自分の声を素直に受け入れられる状態にします。
そしてエッチは感度上昇と息吹きを組み合わせて快感を上げたりドライ絶頂させます。

可愛くてちょっぴりSな女の子が催眠で感度を上げていくノーマル~ややM向けのシチュ
彼女との信頼関係を築きながら少しずつ深化させる堅実な催眠
体への刺激やエロ要素を最低限に留めて快感をコントロールする個性的なエッチ。
テーマ性をしっかり出したうえで気持ちよくなれるように作品を組み立ててます。

中でもエッチは「これぞ催眠音声」と言いたくなるくらい技術に寄せた内容です。
催眠にしっかり入れてないと気持ちよくなれないプレイだからこそ
前段階の催眠誘導や感度上昇をとても丁寧に行います。
2作目でこれだけのものを作れるなら今後のご活躍にも大いに期待できます。

絶頂シーンは7回。
息を吹きかける音それなり、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:VOICEROID2 紲星あかりさん
総時間 52:24

視聴&ダウンロードはこちらから
https://ci-en.dlsite.com/creator/5186/article/214748



サークル「アルファートリル」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段はクールだけど好きな人の前ではデレる風紀委員長が
学校の外や中で熱いエッチをして関係をさらに深めます。

多くのシーンで密着し囁きながらキスを何度もしたり
やや下品な淫語を織り交ぜたおねだりをガンガンして彼をやる気にさせるなど
彼女の一途さやドスケベっぷりをストレートに表現した抜きやすいエッチが楽しめます。
クールキャラですがほとんどデレてるのでM性がない人でも普通に聴けるでしょう。
真面目な風紀委員の素顔は…
恋人の「アサカゼ ミナ」と4種類のエッチをするお話。

「それではこれより 定例の風紀チェックを行います」
ミナは上品で落ち着いた声の女の子。
学校内で生徒たちに風紀の乱れがないか確認すると
その中にいた主人公に所持品や服装のことで軽く叱ります。

本作品は校則が厳しい学校の風紀委員長として日々頑張ってる彼女が
家や委員会室でおよそ100分に渡るイチャラブ系のエッチをします。
彼女は学校にいる時はクールで厳しい態度を取りますが好きな人にはものすごく弱く
叱ったことを謝ってから彼に尽くす姿勢でとことんエッチに振る舞います。

「君とのチュー好き 大好きな君のこと いっぱい感じられるから」
序盤から積極的にキスして愛情をたっぷり注ぎ、その後は耳元に顔を近づけて愛の言葉を囁くなど
彼女が彼をどれだけ深く愛してるかを言葉と行為の両方からわかりやすく伝えます。
彼やおちんちんを褒め称えるセリフがとても多いですから
女性に大事にされるシチュが好きな人ほど満足できるでしょう。

「チンポの中のどろどろのミルク 風紀委員長のお口マンコで処理してあげる」
プレイ中に彼女が淫語責めをガンガンするのも大きなポイントです。
「チンポ」「マンコ」「生ハメ」などやや下品な言い方をすることが多く
状況に応じて表現をやや変えながら小まめに言って興奮を煽ります。

彼女は元々すごく真面目な性格で、彼に告白された時も最初は断ったそうです。
しかしそれでも諦めず何度もアタックしてくる彼の熱意に打たれて恋人になりました。
そんな背景があるから彼に対し深い感謝の気持ちを込めてエッチします。
キスと囁きで甘さを、淫語でエロさを出すキャラを強く意識したプレイに仕上がってます。

体への責めについてはタイトルに「変態」がついてますけどアブノーマル要素はほぼありません。
耳舐め手コキ、ゴム無しSEX、フェラと王道のプレイで固めてます。
各パートの時間を20分程度に揃え、かつ射精シーンを1回だけ用意する実用性に配慮した作りです。
キスやフェラの時にむしゃぶりつくようなちゅぱ音を鳴らすあたりも彼女のキャラに合ってます。

主人公にデレデレな女の子が甘さとエロさを兼ね備えたエッチで存分にもてなす。
18禁音声にとって重要な「抜きやすさ」をストレートに追及した純愛作品です。
音とセリフの両方が濃いエッチ
エッチシーンは4パート87分間。
プレイはキス、手コキ、クリ責め、SEX(正常位)、乳揉み、フェラ、尻揉みです。
服を脱がす、手コキ、クリ責め、SEX、尻揉みの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「だって私 風紀委員だし 君だけ特別扱いするってわけにはいかないもの」
主人公を取り締まった日の夜、その時とはまるで違う甘い声で昼間のことを謝ると
ミナは彼に抱きつき甘いキスをして遠回しにエッチのおねだりをします。

エッチはパートごとに責め手を変えながら対等な立場で愛し合います。
前半の2パート43分間は2人の日常風景。
「【2】夜はあなた大好きドスケベ変態彼女♪」はキスからの耳舐め手コキ&クリ責め
「【3】ドスケベ彼女のセックスおねだりとド直球甘エロ濃密交尾♪♪」は正常位のSEXでお互いに2回絶頂します。

「私のおてては 君専用のおててマンコだよ」
彼女は学校だときつめの性格をしてますが、彼と2人きりの時は優しくて一途な女性に変わります。
プレイ中に笑みを漏らしながら自分の体すべてが彼のものだとはっきり告げ
淫語責め、耳舐め、手コキを組み合わせて興奮と射精感を上手に高めます。

責めっぷりがとてもスムーズなところを見るとかなりの回数エッチしてるのでしょう。
パートの終盤に彼がおまんこをいじり始めると切ない喘ぎ声が加わりますし
最初からエッチな声や音の密度を上げて抜きやすくしてます。

2番目のSEXパートは淫語責めと彼女の乱れっぷりが魅力。
ピストンはすべて主人公に任せ、自分はありのままの姿を晒して幸せな時間を過ごします。

「だいしゅきホールドエッチ 本気の種付け生交尾 幸せだね すごく気持ちいいね」
繋がる前の時点で「今日は生がいい」と告げてオスの欲望をくすぐり
ある程度進むと足を絡めて外に出せなくする姿に強い愛情を感じました。
「この人なら孕んでも構わない」という意思がプレイにしっかり込められてます。
またできるだけ長く楽しめるようピストンのペースは緩めに設定されてます。

人によっては重いと感じるかもしれませんが、彼が特に嫌がらないところを見ると同じ気持ちなのでしょう。
引き続き淫語の量も多く本作品の特徴がわかりやすく表現されてます。
淫語責めや耳舐めを優先した結果、SEX時の喘ぎ声はかなり少なくなってました。

続く2パート44分間は若干背徳的なエッチ。
「【5】真面目な彼女に叱られたい♪」は手コキ&フェラ
「【6】発情彼女と校内生セックスで不真面目濃密求愛♪♪」は再度の中出しSEXをします。

「こんなおちんぽで 学校になんて来ちゃダメですよ 君のこんなかっこいいおちんぽ見たら 学校の女の子みんな 君にメロメロになっちゃいます」
ここを背徳的と言う理由は学校でしてるから。
ある物を持ってきた主人公を躾ける名目で耳とおちんちんを責めます。
といっても彼女は彼に惚れ込んでるのできついことは一切やりません。
前半と同じく甘い声で彼に注意した後ノリノリな様子でご奉仕します。
本来厳しくすべきところでできないあたりに彼女のデレっぷりが窺えます。

できればもうちょっとスリルを出してほしかった気もしますが
サークルさんがそれよりも彼女のドスケベっぷりを強調したかったのかもしれません。
学校内で最も規律を正すべき場所で子作りSEXをする。
そんな状況に酔いしれてる彼女の様子はきちんと描かれてると思います。

このように、彼女のキャラと2人の関係を忠実に反映させた密度の高いエッチが繰り広げられてます。
淫語重視の作品
恋人特有の甘さをしっかり出しつつエロさも押さえた作品です。

ミナは自分に何度も告白した末に付き合い始めた主人公とラブラブな時間を過ごそうと
前半は誰にも邪魔されない場所でデレデレな顔を晒しながら一生懸命尽くします。
そして後半は普段自分がクールになる学校内で種付けプレイを楽しみます。

ツンとデレの落差が大きい風紀委員長が恋人とたっぷりイチャイチャするノーマル向けのシチュ
キスと囁き声で甘さを、淫語責めでエロさを出す演出
同時責めや責め合うプレイを主体にした愛情たっぷりなエッチ。
色んな意味で真面目な女の子とエッチする様子をストレートに表現してます。

中でも2番目は本作品を最も特徴づける要素と言えます。
キスや囁きは恋人モノでは割と定番ですが
そこに大ボリュームの淫語責めを盛り込みドスケベ成分を強化してます。
セリフの表現も単調に感じさせない工夫がされてて質が高いです。
「淫語責めが好きな人が最も楽しめる」と私は考えてます。

リアルサウンドに関してはKU100(100万円のバイノーラルマイク)を使ってるだけあって質が高いです。
ただこの内容なら音よりも淫語で興奮させる側面が強いかなぁと。
ASMRに期待して聴くと肩透かしを食らいそうです。

射精シーンは4回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音多め、喘ぎ声そこそこです。

CV:かの仔さん
総時間 1:43:36

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年3月19日まで10%OFFの1188円で販売されてます。



サークル「あまがみドロップ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、優しくてお世話上手な新妻が
新居に移り住んだ初日に愛する人を癒したり気持ちよくします。

演技しながら効果音をできる限りリアルタイムで録音したり
その際に小さなノイズを敢えて残して臨場感を出すなど
彼女とイチャイチャする様子を彼とできるだけ同じ視点で体験できるように制作されてます。
彼女の愛らしいキャラや他愛もない会話の数々にも癒しを感じるでしょう。
可愛い新妻と2人きりで
嫁と新居で幸せな1日を過ごすお話。

「ただいまー 買い出しから帰って来たよー」
嫁は明るくて優しい声のお姉さん。
新居への引っ越しを済ませ買い出しから帰って来ると
力仕事で疲れた彼に休んでもらい、自分は料理に取り掛かります。

本作品はつい先日結婚し今日から夫婦生活を営み始めた男女が
夕方から夜にかけてイチャイチャする様子を彼の視点で楽しみます。
2人が幸せの絶頂期にいるため彼女のセリフや態度が序盤からとても甘く
頑張った夫を労わりながら色んなことをして新婚気分を満喫します。

「これ以上君を働かせたら 労働…基準法違反?で私がお国に怒られちゃうよ」
ここへ引っ越す際に重い荷物を色々運んでもらったのでしょう。
冒頭シーンで彼女のほうから「あとは全部私がやる」と宣言し
料理、耳かき、本の読み聞かせ、エッチとパートごとに異なるお世話をします。
食事の時はふーふーして食べさせる、エッチはお口でたっぷりご奉仕するなど至れり尽くせりです。

また自然さが出るようにセリフの言い回しを実際の会話にかなり近づけてます。
話題は様々ですが全編を通じて何気ないものが多くぼーっとしながら聴くことができます。
世話好きな嫁が気さくに接しながらあれこれご奉仕する癒しに満ちたシチュです。

しかし本作品にはそれを上回るくらい素晴らしい要素が存在します。
それは最中になる様々な音。
サービスはもちろん、小さな物音に至るまでリアルな音を鳴らして臨場感を出します。

今回はサークル主の陽向葵ゅかさんが自宅で録音されたらしく
特に料理をするシーンは声や音が軽く反響して空間に奥行きを感じます。
音声作品では通常取り除かれる小さなノイズをわざと残してあるのも生々しさを出すための演出です。
車の音など聴いてて気になるものは入ってませんから他の作品とほぼ同じ感覚で聴けるでしょう。

また演技をするのと同時に効果音の収録も行ってるおかげで、彼女の動きと音が完全にマッチしてます。
販売ページの説明文にある「リアルタイムフォーリー」というやつです。
音自体の質感も非常に高く、本作品が目指してる「そこにいる」感じを出すのに大きく貢献してます。
声優さんの個人サークルだからこそできる表現方法ですね。

声も態度もあまあまな新妻が愛する夫へ優しくご奉仕するシチュとリアルな音の数々。
新婚夫婦のイメージを忠実に音声化したリアリティ重視のASMR作品です。
嫁の愛で心も体もぽかぽかに
一番最初の「01ただいま♪ご飯作るから待っててね~♪」は料理&食事をするパート(約44分)。
疲れた主人公が少しでも元気になるよう嫁が鍋を作ります。

「火をつけてー よし お野菜切っていくよ」
そしてここでは料理の一部始終をお届けして彼女との一体感を出します。
買ってきた材料を並べてからお鍋に火をかけ白菜、ネギ、豆腐を包丁で切って投入します。
音だけでも十分わかりますけど、最中は独り言を言う形で簡単な実況もしてくれます。
白菜とネギで切る音にちゃんと違いがあって本作品の持ち味が早速発揮されてます。

音が主役なのは間違いありませんがセリフの量も結構多いです。
新婚初日で終始無言なのは味気ないですし、他愛もない会話を適度に挟んで和やかさを出してます。
少ししゃべって黙り、またしゃべることで両方を聴きやすくしてました。
日常生活でよく聴く音ばかりだからどの音も耳にスッと入ってきます。

「ふふっ ほんとに美味しそうに食べるよね ご飯を美味しそうに食べてくれる人好きだな」
パート後半はお待ちかねの食事。
熱いからでしょうけど通常よりも多めに息を吹きかけ、彼に食べさせるあまあまなやり取りが楽しめます。
途中で彼女が鼻水をすするシーンがあるのですが
そこを敢えてカットせずフォローするセリフを挟んでそのまま続けるのが印象的でした。

たぶん通常の録音だとカットするのでしょうけど、本作品は音も同時進行で録音してるため
ちょっとしたアクシデントでそれをやってしまうと自然さが下がってしまいます。
冬場のお話ならそれくらい普通にあり得ることですから、別に残して問題ないのではないでしょうか。
色んなものをひっくるめてありままをお届けするからその場にいる気分に浸れるわけです。

続く2パート44分間は正統派の癒し系サービス。
「02お耳のお掃除しましょうね♪」は膝枕での耳マッサージと耳かき
「03生朗読!猫の魔法使い♪」はパート名に書かれてる本を読み聞かせます。

耳かきは右耳→左耳の順に耳かき棒のみを使って綺麗にするシンプルなもの。
マッサージは「すすー」という滑らかな摩擦音がゆっくりスライドするように
耳かき棒は「ぞすっ」という乾いてて丸みを帯びた音が
位置を小まめに移動させながら掻き出したり優しく引っかくように動きます。

耳かき棒は通常の耳かき音声よりも音の鳴る位置が幅広く
動き、リズム、手を止めるタイミングも不規則でリアルでした。

このへんはリアルタイム録音の持ち味が出てるなと。
手前と奥で音質が微妙に変わるなど、変化に富んだ耳かきに仕上がってます。
彼女が彼に耳かきするのは初めてだそうですから冒険せずに手堅くまとめたのでしょう。

「小学校の帰り道 私はふと 猫になりたいなと思いました」
もうひとつの読み聞かせは猫になりたい子供が主人公のお話。
詳細を話すとつまらないでしょうから伏せますけど心温まる物語でした。
ページをめくる音を長めの間隔で鳴らしつつ朗読して心の内側から癒します。
猫になりきって熱い交尾を
エッチシーンは45分間。
プレイはキス、耳舐め、フェラ、SEX(騎乗位)です。
SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「ねぇ、知ってる? 猫の毛づくろいって 舌を使うんだよ こうやって…」
朗読を終えた後、何かを思い出して部屋の外に出ていった嫁は
挿し絵に描かれてる猫のコスチュームに着替えて主人公の体を舐め始めます。

エッチは非エロパートに引き続き彼女が責め続けます。
前半の20分間は主に口を使ってご奉仕するプレイ。
左右の耳舐めから入ってフェラへ移り1回目の射精に導きます。

「君のここ おちんちん もっと硬くするにゃ」
エッチシーンでも彼女の甘さと優しさはまったく衰えません。
猫らしく「~にゃ」と可愛い語尾で話しかけながら一生懸命性感帯を舐めます。
サークルさんもおっしゃられてますが耳舐め音が若干ざらついてました。
人間の舌はお腹の部分がざらざらしてるので、それを音にも反映させたのだと思います。

耳舐めは舐め中心、フェラは舐め+吸いとちゅぱ音の鳴らし方に明確な違いが見られます。
露骨に下品な音は鳴らしませんけど適度な水分があってエロく感じました。
フィニッシュは口で受け止め飲んでくれますし、彼女の愛がプレイにしっかり込められてます。

それに対して後半は2人で一緒に気持ちよくなるシーン。
キスで気持ちを高めてから騎乗位でひとつになります。

「あぁっ 気持ちいいにゃ おちんちん中で ビクビクって にゃぁ」
ピストンしてる感じが出るように声の位置を小まめに動かし
熱っぽい吐息交じりの可愛い喘ぎ声を漏らすあまあまラブラブなプレイです。
ピストン音に関してはお馴染みの水音ではなく布団の擦れる音を鳴らしてました。

ここまで音を再現すると実演作品になってしまいますから
それを避けつつ他の音で代用して動きを表現してます。
耳舐めやキスを挟んだり喘ぎ声を適度に漏らしてカバーする工夫もされてます。
音自体はすごくリアルですし、通しで1回抜くくらいなら可能かなと。

このように、猫っぽさを出しながらじっくり愛し合う夫婦らしいエッチが繰り広げられてます。
自然さが売りの作品
新妻と過ごすひと時をそのまま切り取ったような作品です。

嫁は今日から一緒に暮らすことになった主人公と幸せな1日を送ろうと
まずは引っ越しで疲れた彼に休んでもらい
自分は手料理を振る舞ったり耳かきしてその頑張りを労います。
そしてエネルギーを補充できた後は口とおまんこを使ったエッチで濃厚な時間を楽しみます。

優しくて世話好きな人妻が愛する夫を非エロ/エロ両方のサービスでもてなすノーマル向けのシチュ
行為の一部始終をリアルな音によって表現するASMRを意識した作り
彼の喜ぶことを積極的にやり、そのたびに嬉しそうな表情を見せる彼女のキャラ。
すべての要素を甘さや温かさといったポジティブな要素で揃えて彼女と一緒にいる雰囲気を作ります。

中でも音は質感、位置、距離、動き、鳴らし方すべてが高い水準を誇ります。
通常の作品では取り除かれるノイズや鼻水を残してることも含めて
「自分がやりたいことを思い切ってやってみよう」というチャレンジ精神に溢れてます。
陽向葵ゅかさんほど多くの作品に出演されてる声優さんなら音声業界の情勢も把握されてるでしょうし
その流行を捉えつつ、他とは一味違ったことをやって個性と存在感を出してます。

エッチは時間配分の関係で非エロにやや押されてる感もありますが
ちゅぱ音を多めにしたりSEXの表現を独自にして違った良さを持たせてます。
フォーリーでSEXを表現するのはなかなか難しいと思うので今の表現方法が妥当でしょう。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音それなり、淫語・効果音・喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。
癒し重視の構成な点だけご注意ください。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:25:50

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「.␣ [Dot-Space]」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、録音スタジオの店員と声優が
催眠を交えた珍しいサービスで耳と脳を気持ちよくします。

バイノーラルマイクになりきって耳を犯される斬新なエッチが行われており
催眠は頭を空っぽにしたりマイクやメモリを装着して没入感を高め
エッチは前半が収録、後半はそれを流す動作を通じてドライへ追い込みます。
収録するはずがされる側に
バイノーラルマイクになってスタッフや声優に責められるお話。

「いらっしゃいませ ご予約の方でございますね?」
スタッフ(挿し絵左)はトーンが低く穏やかな声のお姉さん。
収録の立ち合いにやって来た主人公を嬉しそうに迎えると
今回彼が受ける「バイノーラル収録おまかせコース」の概要を説明します。

本作品は現在の音声にもう不可欠となったバイノーラルマイクの気分を疑似体験させることを目的に
彼女と後から出てくる声優が協力して50分程度に渡るちょっぴりエッチなサービスをします。
サークルさんの処女作「Recording」のリメイクにあたるらしく
男女がする通常のエッチとはプレイの内容が大きく異なります。

声優「はぁい、『〇〇』 そう、この言葉だけで、幸せで鼓膜がガクガク震える」
具体的には音、キーワード、暗示を組み合わせて感度を上げたり絶頂させます。
エッチ開始時の主人公はバイノーラルマイクになってるので、責める対象は当然耳に絞られます。
そして耳を通じて脳も気持ちよくしてドライさせるわけです。

催眠色の強い内容になってますから深く入っているほど面白い快感が味わえます。
おちんちんは特に無反応で首から上だけ熱くなったり気持ちよくなる不思議な感覚です。
録音はもちろんバイノーラルマイクで行っており実際に話しかけられてる気分にとても近いです。

またサークルさんでは初のダブルキャスト作品ということで
主にエッチシーンで2人が連携を取りながらリードします。
やり方がやや変則的なため通常の双子とは色合いが異なりますが
同じ意味を持つ暗示を左右から別の表現で同時に入れる、カウントと暗示を分担するといった
催眠者が2人以上いなければできないことを積極的にやって個性を出してます。

バイノーラルマイクになって耳をがっつり責められるシチュと準双子形式で進めるエッチ。
原作の特徴を受け継いだまま新しい要素を盛り込んでるややM向けの作品です。
声を受け入れられる空っぽの頭に
催眠はおよそ23分間。
まずは目を開けたまま簡単なストレッチをして収録に向けた緊張をほぐします。
声優はまだスタジオに到着してないのでここはスタッフが1人で進めます。

「ぐーーっ と身体が伸びてー だらーーん と力が抜ける ぽかぽかした感覚が、段々広がっていく」
「私の質問や呼びかけに対しては、心の中で「はい」と答えればいいですからね」

ストレッチは実際に体を伸ばしてから力を抜くのを何度か繰り返し
力が抜けた時に合わせてそれを後押しする暗示を入れます。
演技も力を入れる時と抜く時で声を変えてあって丁寧でした。
より深い催眠に入りやすくなる心構えをさり気なく教えるなど様々な気配りがされてます。

現実世界でバイノーラルマイクになるのは不可能ですから
その分なりきりやすくするための配慮が手厚くなってます。
テーマと技術の親和性も高く、聴けば聴くほどそうなった気分が自然に強くなります。

お次はバイノーラルマイクになるための具体的な作業に取り掛かります。
目を閉じて深呼吸しながら体の中の悪いものを取り除き
カウントに合わせてマイクとメモリを装着し、頭の中のデータを吸い取って空っぽの状態にします。

「さて、貴方がダミーヘッドになって 録音を始めるには、まだ色々と必要なものがあるのですが… 貴方はあまり深く考えず、「よく分からないけれど、次は何かな」くらいに思っていれば、いいですよ」
割とイメージ力が重要になるシーンだからでしょうけど
これらを始める前に彼女が簡単なアドバイスをして考え込まずに済むようにします。
深く考えると意識の力が強まって暗示が無意識に届きにくくなりますから
文字通り頭の中を空っぽにしたままぼーっと聴いてるほうが上手くいきます。

「ほら、意識が弾ける 真っ白、何も考えられない、貴方の耳の中を通って、何かが意識に入ってくる」
マイクやメモリを取り付けるシーンはカウントを数えた直後に深化の暗示を入れて
その後に装着したことを柔らかい表現で説明します。
過去に脳姦をテーマにした作品を制作されてるだけあってこのへんはかなり気遣ってました。
頭が真っ白になる感覚を断続的に伝えてくるおかげで
それに合わせて意識が軽く飛ぶのを何度も味わえました。

データの吸い出しは音を流してそれっぽさを出してます。
マウスの「カチッ」というクリック音に合わせて水がちょちょろ流れていくような音が鳴り
それと並行して頭が真っ白になったりぼーっとする暗示を入れる深化を強く意識した内容です。

ちなみにこのクリック音はエッチシーンでも登場します。
音モノの経験がある人だとこれに合わせて体が反応するかもしれません。

「聞こえますか? 〇〇 吹き込まれると、心も体もゾクゾクして 貴方はとろけてしまう」
そして最後は収録に向けてバイノーラルマイクのチェックをします。
彼女が至近距離で囁くたびに微かな風圧が伝わってきてゾクゾクしました。
最後の最後でさらなる念押しをするなど、エッチに向けて万全の体制を整えます。

テーマのバイノーラルマイク化を着実に進める高品質な催眠です。
聴き手をバイノーラルマイクへ変えることを目的に
簡単なストレッチから入って深呼吸、カウントと機器を装着するイメージを組み合わせた深化
データの吸い出し、テスト形式による暗示とひとつずつ丁寧に進めます。

およそ6年も活動を続けてらっしゃるだけあって技術レベルが高く
イメージとの絡め方も違和感がなくてあっさり催眠に入ることができます。
バイノーラルマイクになれたかどうかはここよりもエッチのほうが実感できますから
この時点では頭がぼーっとするとか、耳が敏感になった感覚さえしてれば十分です。
声や音を流し込まれる快感
エッチシーンは2パート22分間。
プレイは収録、耳への息吹き、耳舐め、録音した音声を流す、電源を落とすです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

声優「…あら、今日は「いいマイク」なんですね」
声優は甘く優しい声の女の子。
スタジオに到着し先ほど完成したばかりのバイノーラルマイクを眺めると
スタッフと協力して早速録音を始めます。

エッチは彼女たちと直接触れず声や音だけで絶頂します。
前半の「2. Rec」はさらなるバイノーラルマイク化と感度の上昇に注力してるパート(約10分)。
スタッフが左、声優は右に陣取って話しかけたり耳舐め音を鳴らして耳と心を温めます。

声優「こうやって話しかけている、私の声が すーっと、ずぶずぶと貴方の頭の中に入り込む」
スタッフ「こうやって話しかけている、彼女の声は クリアに、はっきりと貴方の頭の中に入り込み」
そしてここからは女性が2人いる状況を活かして進めます。
同じ意味を持つ暗示を左右から同時に言って入りやすくする
スタッフはクリック音を鳴らし、声優はとあるキーワードを言うなど内容も多彩です。

声を重ねて言うシーンは両方聴こうとすると疲れますから
どちらかに意識を向けるか聞き流したほうが楽しめると思います。
音やキーワードも少しずつ刷り込んで後になるほど反応できるようにしてくれます。

後半の「3. Play」は絶頂シーン(約12分)。
確認を兼ねて先ほど録音した音声を流し、さらにスタッフがそれを魔改造して追い込みます。

スタッフ「ほら、今から再生ボタンをクリックするだけで、貴方がさっき記録した私達の声が、頭の中を駆け巡る 大好きな声でガクガク震え出して、火花を散らしてチカチカしちゃう」
最初のほうでも説明したように本作品のエッチは催眠色の強い内容なので
絶頂させる時も音やキーワードを起点とした暗示で責め続けます。
ただし、彼女たちの声と録音した音声の両方が流れて声や音の密度が非常に高くなってます。

これらに頭の中を包み込まれる感覚とでも言いましょうか。
催眠パートで行った空っぽになる感覚とほぼ正反対のアプローチをかけてます。
エロさは控えめですけど脳のあたりがジンジンして結構気持ちよかったです。
深い催眠状態に入ってるからこそ味わえる快感ですね。

このように、収録風景をバイノーラルマイクの視点で楽しむ催眠重視のエッチが繰り広げられてます。
変わった耳責め作品
首から上だけを徹底的に責める個性的なドライ系作品です。

スタッフは主人公にバイノーラルマイクの気分を味わってもらおうと
まずは催眠を通じて頭を空っぽにして彼女たちの声や言葉を受け入れられる状況を作ります。
そして声優が到着した後は本題の収録とその確認をしながら感度を上げたり絶頂させます。

バイノーラルマイクになりきって女性たちに責められる奇抜なシチュ
それに向けて一歩ずつ着実に進める親切丁寧な催眠
直接のエロ要素をできるだけ取り除き音、キーワード、暗示でイかせるエッチ。
人間以外の存在になったことを強く実感できるように作品を組み立ててます。

中でも催眠は本作品の鍵となるシーンなだけあってしっかり作り込まれてます。
技術自体は割とシンプルですが違和感のない流れを作ってる点や
各シーンで使用する技術の選定、イメージとの絡め方、暗示の入れ方とその内容など
1人でも多くの聴き手を催眠にかかりやすくする配慮が随所でされてます。

バイノーラルマイク化がテーマなのになりきれなかったら何も始まりませんから
ここを大事にするのは正しいし効果的と言えます。
エッチの序盤でさらに強化するアプローチもされてて普段以上に慎重に進めてる印象を受けました。

エッチは暗示を厚めに入れつつ音やキーワードにも反応できるよう作り変えます。
一般的な18禁作品とはプレイ内容が大きく違うので最初は戸惑うかもしれませんが
一定以上の催眠状態に入れていれば体が勝手に反応してくれます。
股間を刺激せずにドライへ持っていくので、ドライ未経験者がその感覚を掴むのに向いてます。

絶頂シーンは2回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

CV:スタッフ…逢坂成美さん 声優…秋野かえでさん
総時間 55:40

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年2月27日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「スクィーズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るくてサービス精神旺盛な2人のギャルJKが
以前よくお店に来てた男性の乳首を協力して再開発します。

タイトル通り乳首を責めることにとても力を入れており
指、ブラシ、口とパートごとにプレイ内容を変えながら
ギャル特有の砕けた口調で指示を出したりソフトな言葉責めをして上手にリードします。
射精シーンがありますから乳首未開発な人がそれに挑戦するのにも向いてます。
2人のギャルが乳首開発をお手伝い
白ギャルと黒ギャルが5種類のプレイで乳首をとことん責めるお話。

「チクサポ倶楽部へようこそーって あれぇ? お兄さんじゃん」
白ギャルはやや砕けた口調で話す明るい声の女の子。
「あれぇ? 久しぶりじゃん しばらく顔見なかったけど」
黒ギャルは白JKよりも大人びた声の女の子。
久しぶりに来店した主人公を嬉しそうに迎えると
来なかった事情を尋ねてから彼の乳首を再開発します。

本作品は2019年4月に発売された「ギャルJKにチクサポされちゃおう♪」の続編。
仕事が忙しかったせいで乳首開発を疎かにしてた彼を敏感にしようと
彼女たちが左右に陣取り協力しながら45分程度に渡って色んなサービスをします。
キャラは引き継いでますがストーリーは独立してるので今作からでも大丈夫です。

白「カリカリ カリカリ ふふっ お兄さんの乳首 焦らされて立っちゃってるし ぴんっぴん」
最大の特徴は乳首特化のエッチ
最初から最後までほぼずっと乳首をいじり続け
そこに耳舐めやおちんちんオナニーを絡めて2種類の絶頂へと導きます。

乳首オナニーするのは3番目と4番目のパートだけですが
彼女たちが「さわさわ」「かりかり」といった擬音語でリズムを取ってくれるので
他のパートも言われた通りに乳首をいじることが可能です。
開発してるほうが気持ちいいのは否定しませんけど
乳首未開発者でもある程度そうなれるように考えながらリードします。

そう言える理由のひとつがパートごとに責め方を変えてること。
最初は指でソフトにいじるだけだったのが、次のパートに入るとブラシを使って強い刺激を与え
さらに自分でいじる、彼女たちに舐められるとできるだけ幅広い刺激を与える方針で進めます。

既に開発してる人ならわかると思うのですが
乳首は未開発の時点だといじってもくすぐったいだけで性的快感にはなかなか繋がりません。
だから時間内にできるだけ多くプレイを用意しそうなるきっかけを与えます。
単調にいじり続けるよりも色んな刺激を与えたほうが感じやすいですからね。
乳首舐めはさすがに無理でしょうけど、唾液やローションを垂らしてやればある程度代用できます。

もうひとつ、最終パートに射精シーンが用意されてるのも初心者向けの配慮と言えます。
本作品はドライオーガズムを迎えるシーンもありますが
乳首だけでそれを達成できる人はたぶんそれほどいないでしょう。
乳首とおちんちんを一緒にいじったほうが乳首の気持ちよさを実感しやすいです。

白「しばらく来ない間に 感度も鈍くなってるかもしれないからねー」
黒「あーあー お兄さんの乳首 もうぴんっぴん 乳輪 鳥肌立っちゃってまちゅよー」
2人についてはギャルらしい明るいキャラに描かれてます。
白ギャルはほぼノーマル、黒ギャルはややSと属性に多少の違いはあるものの
彼とまるで友達のように接してリラックスできる雰囲気を作ります。

サービスもかなり手厚いですし、ギャルと店員の特徴を兼ね備えてます。
声を聴いた感じだと黒ギャルは前作の終盤に登場したギャル友と同一人物のようです。

乳首を重視したエッチと未経験者に向けた配慮の数々。
前作の良いところを継承しつつ多少の変化をつけた明るくて個性的な作品です。
変化に富んだエッチ
エッチシーンは5パート34分間。
プレイは胸板を撫でる、乳首責め(指、ブラシ)、乳首オナニー、両耳舐め、おちんちんオナニー、乳首舐めです。
ブラシ責め、おちんちんオナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

黒「前いじった時から どれだけ変わってるのかなー どれどれ」
主人公と軽く雑談して今の状況を確認したギャルたちは
早速左右に分かれて彼の胸部を指で優しく撫でまわします。

エッチはお店のサービスなので終始彼女たちがリードします。
最初の2パート15分間は準備運動に近いプレイ。
「1.来店~ギャル子2人による再感度チェック」は胸と乳首のフェザータッチ
「2.おはようございますのギャル2人による押しかけ!?乳首ブラシプレイ♪」は指サックを使った乳首責めで感度を以前のレベルに戻します。

黒「お兄さん 今すっごい可愛い顔しちゃってんよ」
再会した直後は少し不機嫌だった2人もエッチが始まると普段のノリを取り戻し
「くるくる」などの擬音語を織り交ぜながら彼の感じる姿を嬉しそうに眺めます。
彼が乳首の快感を求めてることを知ってますから見下すセリフはほとんどありません。
2人とも微笑交じりに「可愛い」と言って没頭できる状況を作ります。

個性的なのは2番目のブラシ責め。
指サックを装着してから彼女たちの唾液を垂らして左右へ小刻みに往復させます。
「じゅっぷっ」見たいな若干粗さのある音が鳴りますが
彼が痛がってないところを見るとかなりソフトに責めてるのでしょう。
前のパートとは違い焦らす要素はなくしてストレートな乳首開発をしてくれます。

続く3パート19分間は絶頂に向けて本格的に責めるシーン。
後日、お店の方針でナース服に着替えた2人が乳首オナニーや乳首舐めをします。
そして「4.チクニー指示後の追加サービス耳舐めプレイ」は乳首によるドライオーガズム
「5.ギャル2人からのチロチロ♪チュ~チュ~♪乳首舐めされながらのセルフ射精♪」は
乳首とおちんちんを同時に刺激しドライと射精の両方を目指します。

白「ちなみにー 今日のパンツの色は…」
黒「こうやって 脚を組み変えたりすると あ、こっち見た お兄さんちょろすぎー」
引き続き乳首を重点的に責める中でパンツをチラ見せして興奮を煽ったり
彼に乳首オナニーさせてる間に両耳を同時に舐めるより多彩なプレイを繰り出します。
舐め方は2人ともほぼ一緒でしたがバイノーラル録音なので質感はリアルです。

本作品は乳首イキと射精の両方をやりますから
乳首をいじるだけよりもこうして純粋なエロを提供したほうが達成しやすいです。
4番目と5番目のパートはちゅぱ音の量が豊富で前半よりも内容が濃く感じました。

作品を聴いた感想ですが、乳首に関するプレイが充実していて満足できました。
定番の指を使った責めはもちろん、ブラシ責めという作品独自のプレイも登場してなかなか多彩です。
最初の2パートは乳首のみ、次の3パートはそれに耳舐めやおちんちんオナニーを加えることで
より絶頂しやすい状況を作ります。

乳首責めや乳首オナニーの指示だけだとどうしてもエロさが不足してしまうので
2人同時に耳や乳首を舐めるシーンを設けてそれを補ってます。
ずっと舐めてる時もあれば片方が舐め、もう片方がしゃべることもありました。
乳首メインだけど射精もできるように調整されてます。

このように、乳首の快感を味わわせながらおちんちんも気持ちよくする和やかなエッチが繰り広げられてます。
乳首好きに捧げる作品
比較的短い時間で乳首プレイが楽しめる作品です。

2人のギャルはお店を久しぶりに訪れた主人公を気持ちよくしようと
ギャルらしい気さくな態度で話しかけながら乳首とその周辺を色んな手段でいじります。
そして前半は感度上昇、後半は絶頂と異なる目標を掲げ
それぞれに合ったやり方で責めて2種類の絶頂を味わわせます。

ギャルのイメージにぴったりな明るい女の子たちが乳首開発をサポートするややM向けのシチュ
最初から最後まで乳首をいじり続けるテーマに沿ったエッチ
パンツを軽く見せたり乳首や耳を舐めて興奮しやすくする後半シーン。
乳首作品の要所を押さえたうえで別のプレイも盛り込み幅広さを出してます。

中でも2番目は本作品の鍵になる要素ということで
時間はもちろん、内容も結構こだわったものになってます。
乳首ブラシや乳首舐めは自分でやるのは難しいでしょうけど
普通に指でいじるだけでもそれなりに気持ちよくなれます。

時間に対するパート数が多い関係で、ひとつひとつのプレイが軽くなってる点だけは気になりましたが
全体を通して見れば「乳首を開発しイかせる」という一貫性があります。
もう少しオナニー重視の構成にしてればより使い勝手が良くなったでしょうね。

絶頂シーンはドライ2回、射精1回。
淫語それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

「乳首メインでおちんちんも気持ちよくなれたらいいな」と思ってる人には特におすすめします。

CV:こやまはるさん
総時間 45:19

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年3月4日まで50%OFFの495円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。
期間中は前作も50%OFFになってます。

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