サークル「はちみつジョイスティック」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、お兄ちゃんに肉親以上の好意を寄せてる妹が
疲れや性欲の解消を手伝いながら胸に秘めた想いを伝えます。
彼女の魅力を全面に押し出したキャラ重視のサービスが行われており
多くのセリフを彼女の視点と心情を中心に描きながら
声の位置や距離を小まめに動かしてお世話されてる気分を出します。
最初は清楚だったのがエッチに入ると一気に大胆になるのもポイントです。
お兄ちゃんのためなら何でもする妹
「あっ お兄ちゃん! お兄ちゃん お帰りなさい」
妹は明るくて可憐な声の女の子。
疲れた様子で帰宅したお兄ちゃんを嬉しそうに迎えると
あれこれお世話して彼に元気を注入します。
本作品は大好きな彼を癒しつつ自分の気持ちを伝えるために
彼女がおよそ100分に渡って色んなことをします。
非エロ33分、エロ54分と時間だけを見れば後者のほうが優勢ですが
前者も2人が肉体関係を結ぶまでの経緯を描く重要な役割を果たしてます。
「ううん 私がそうしたいの お兄ちゃんが帰ってくるまで 私 すごく心配してるんだよ?」
彼女はとことん一途でピュアな女性。
彼のことを純粋に心配しつつ自ら体を密着させて優しい言葉をかけます。
しかしある程度物語が進むと欲求を抑えることができなくなり大胆な行動を取り始めます。
セリフの多くが彼女の内面描写に割かれてますから
各シーンで彼女が何を思ってお世話してるかが手に取るようにわかります。
エッチに入ると喘ぎ声を積極的に漏らしてくれますしキャラ萌え成分の強い作品と言えます。
その一方で言葉責めは極端に少なくお兄ちゃんへの感情移入度は低めです。
最初の4パート30分間は非エロのサービスが中心。
マッサージ(11分)、ハグしながらの甘やかし(4分)、軽い耳舐め(5分)、汗で汚れた体を拭く(10分)など
当初の予定通り彼の心と体を癒す方向でお世話を続けます。
マッサージは肩、首、背中など疲れの溜まりやすい部位を中心に指と手でほぐします。
「さすさす」と体を撫でる音が入っており、その位置や距離が状況に応じて切り替わるリアルなものです。
彼女の声ともきっちり連動していて音声作品処女作とは思えないほど作りが丁寧です。
「うんっ お兄ちゃんの匂い い…いつまでくっついてるんだろうね 私」
最中の彼女は彼と密着できたことに幸せを感じつつ一生懸命取り組みます。
セリフや仕草がどれもストレートで初々しく感じました。
まだ始まったばかりということで興奮してる様子は特に見られず2人の時間を素直に楽しみます。
そして普段が清楚だからこそエッチで見せる乱れっぷりがよりエロく感じるわけです。
愛と快感を共有する甘いエッチ
プレイは手コキ、耳舐め、クンニ、SEX(騎乗位、正常位)、キス、乳首責めです。
クンニの際にちゅぱ音が、SEXの際に効果音が鳴ります。
「おちんちん あったかーいタオルで ごしごししてあげるからね」
お世話してる途中に寝入ったお兄ちゃんが汗で汚れてることに気づいた妹は
温かいタオルを用意し大事な部分も含めて念入りにお掃除します。
エッチはシーンによって責め手を変えながら愛し合います。
2人が肉体関係を結ぶきっかけになったのは「05.【体、拭いてあげるね?】」パート(約15分)。
上半身や足の指を拭き終えた後、彼女がズボンとパンツを脱がせて気持ちいい刺激を与えます。
同パートの前半はエッチな描写が特にないため非エロ扱いとさせていただきました。
「あっ なんか動いた ふにふにしたの当たった これって睾丸 玉袋って呼ばれてるのだよね?」
彼女は今まで一度もエッチしたことがないので男の体をほとんど知りません。
だからおちんちんや金玉の見た目と触り心地を確認しながら慎重に手を動かします。
寝てるとはいえ好きな人の大事な部分に触れるのは相当に刺激的なことのはずです。
最初は綺麗にするだけのつもりが少しずつ大胆な行動へエスカレートします。
彼女の表情や仕草をオカズにして抜くパートですね。
射精シーンも一応ありますが責めっぷりはソフトなのでシチュがカギになります。
直後にするお掃除フェラも含めて初々しさや健気さを大事にしてます。
2人が最後の一線を越えようとするのは「08.【そこに顔入れたら耳かきできないよ】」から(約16分)。
先ほどのエッチをした少し後、今度はお兄ちゃんが妹の部屋を訪れ
軽い耳かきを経てから彼女のおまんこを指と口で味わいます。
そして十分気持ちを高めた後にいよいよ初SEXへと進みます。
「お兄ちゃんそれ変態っぽいよ でも 変態のお兄ちゃんでも 私は大好きだから」
最初のエッチを終えて吹っ切れたのでしょう。
彼がエッチな悪戯を始めても恥ずかしがるどころか堂々と受け止め
クリトリスやおまんこを責められるたびに可愛い喘ぎ声とイキ声を漏らします。
感じやすい体質なのかこのパートだけでも彼女が5連続絶頂をキメていてなかなかハードです。
「私のあそこは お兄ちゃん専用…なんだからね」
終盤のSEXも「09.【エッチ、してください】」は騎乗位、「10.【まだするの!? うん……いいよ】」は正常位と
対等な関係を維持したまま2人同時の絶頂を目指します。
彼女は処女だそうですが痛がる様子は特に見せず空気混じりの水音をリズミカルに鳴らします。
09パートの中盤で初めてまともなキスをするところが印象的でした。
エッチを通じて2人が兄妹から恋人になったことをわかりやすく表現してます。
このように、体だけでなく心の繋がりも大事にしたあまあまラブラブなエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の作品
妹はお兄ちゃんが少しでも元気になれるようにと最初から親しげな態度で接し
マッサージや体を拭く際も彼の気持ちを第一に考えながら丁寧に続けます。
しかしエッチが始まると自分の想いや欲望を曝け出して感じるようになります。
一途な妹がひたすらお兄ちゃんに尽くす純愛系のシチュ
その一部始終を彼女の視点で描いた作り、そして非エロとエロで見せる大きなギャップ。
パートナーにあたる彼女の魅力が引き立つように作品を組み立ててます。
「お兄ちゃんは 私を幸せにしてくれてるんだよ? だから大丈夫 大好き」
最初は彼を癒すためにお世話してたのが
ある程度進むと彼女もその影響を受けて幸せそうな表情を見せるのが良いです。
大好きな人なら変態なところも含めて全部受け入れられる。
年下の女性の中にある母性や包容力が垣間見えます。
エッチは彼女の心情描写に力を入れた結果プレイ自体がやや淡白になってます。
具体的にはフェラや耳舐めでちゅぱ音をあまり鳴らさずに終えたり
「08.【そこに顔入れたら耳かきできないよ】」でほんの少しいじっただけで彼女が何度も絶頂するなどです。
この作品において彼女の存在が大きいのはわかります。
でも全部のシーンを心情描写ばかりにしてしまったらサービスの臨場感が落ちてしまいます。
メリハリと言いますか、パートごとのセリフのバランスにもう少し気を配れば随分違ったのではないでしょうか。
あとはお兄ちゃん=聴き手に働きかける要素がもっと欲しいです。
絶頂シーンはお兄ちゃん4回、妹7回。
喘ぎ声それなり、淫語・くちゅ音・ちゅぱ音そこそこです。
以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:星羅あかねさん
総時間 1:47:30
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
追記
2018年7月16日まで90%OFFの90円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。