同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2016年06月



【同時バイノーラル収録】犯し屋さんとお菓子屋さん

サークル「DreamLight」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、悪魔的な性格を持つ色っぽいサキュバスが
片思いをしている男性ととってもエッチな契約を交わします。

2人の声優さんがバイノーラルで同時に語りかけてくる作りが最大の特徴で
ほぼ正反対の性格を持つ女の子たちが、それぞれの個性を活かした責めや反応を見せてくれます。
童貞に襲い掛かる悪魔の囁き
サキュバスのエリーナやケーキ屋の店員ありさとエッチするお話。

「あっ おかえりー」
エリーナは上品で色っぽい声のお姉さん。
近所のケーキ屋さんで働くありさに恋心を抱いている主人公に
彼女と仲良くなるチャンスをあげると言います。

本作品は大きく4つのパートに分かれており
最初のパートはエリーナとの契約、それ以降はありさを加えた3人でエッチする様子が描かれています。
彼女によると彼は相当に奥手な童貞で、ありさのことが大好きなのだけど声をかけることができず
ありさをオカズに日々オナニーに励んでるそうです。
それを見かねた彼女がサキュバスの能力を使ってお手伝いをする、といった流れです。

エリーナ「それじゃあ 美味しい美味しいありさがいいかな」
ありさ「お姉さん かっ 顔が近いです…ああっ」
そんなわけで2番目のパート以降はエリーナとありさの2人が登場し、プレイに応じてまったく違う反応をします。
複数の女性と一緒にエッチするシチュ自体は音声作品だとそれほど珍しくはありません。
しかし本作品は2人がどちらも同じ環境のバイノーラルで語りかけてくるという大きな特徴を持っています。

現在世に出ているバイノーラル作品は1人の声優さんが出演するものがほとんどで
複数の女性が出てくる場合も同じ人が声を変えて演じることが多いです。
別の声優さんが登場する場合も別々に録ったものを編集で繋ぎ合わせており
録音環境の違いから声の感じが随分変わる場合があります。

それに対し本作品は同時収録なので声の聞こえ方に違和感がなく
複数人プレイにとって重要な「一体感」のあるエッチが行われています。
そして最中はシーンに応じて声の位置や距離が目まぐるしく変化します。
約6分と短いですがダブル耳舐めも登場します。

エリーナ「あたしと契約してくれたら ありさとエッチできるようにしてあげる」
ありさ「あっ これが 本物の…おちんちん」
2人の性格の違いも大きなポイント。
エリーナはサキュバスらしいエッチに対する積極性と狡猾さを
ありさは普段は明るく純粋に、エッチの時は処女らしく初々しい姿を見せてくれます。

詳細はこの後説明しますが本作品では2人のギャップを際立たせるために
エリーナを悪女と言いますか、かなり意地悪なキャラに仕立て上げています。
一部で人を選ぶ表現も登場しますのでその点だけご注意ください。
キャラの個性を引き立たせた抜き重視のエッチ
エッチシーンは4パート31分間。
プレイはエリーナのキス/フェラ、エリーナとありさのキス、ありさとのSEX(体位不明)、ダブル耳舐めです。
SEXの際にややリアルな効果音が鳴ります。

「お代は先払いってことで …ここはどうなってるかなー」
ここに来た理由を説明し主人公に契約の同意を得ると
エリーナは早速彼に密着し濃厚なキスを始めます。

エッチはどのパートもエリーナにリードされる形で進みます。
一番最初の「犯し屋さん」パートは彼女との契約風景。
サキュバスの食料とも言える精液を彼から搾り出すために
序盤はキス、その後はフェラで彼の体を執拗に責め立てます。
ちなみに彼女の唾液には媚薬効果があるそうです。

プレイ一覧を見ていただければわかるように、本作品のエッチはちゅぱ音を鳴らすものが多いです。
女性が生み出すエッチな音を聴き手が存分に楽しめるようにと
それらのプレイが始まった後は彼女たちのセリフが一気に減ります。

くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といった純粋なエロ要素を集中的に鳴らす抜き重視の作りです。

ちゅぱ音についてもキスの時はコリコリした音の混じったやや平べったい音
フェラになると粘性も水分も高めな頬張る感じの音、といったようにきちんと変化します。
そして彼が射精すると喉を鳴らして美味しそうに精液を飲み干します。
ですがエリーナのキスやフェラはサキュバスにしては下品さに欠けるようにも思えます。

本作品の特徴である同時バイノーラルが登場するのはその後から。
次の日、ありさが働くケーキ屋にやって来たエリーナが彼女にすかさずキスをし
媚薬の力で発情させたところで主人公に処女を奪うように言います。

エリーナ「ほーら おちんぽあてがって」
ありさ「えっ? だっ、だめ 生はだめぇ」
エリーナにキスをされた瞬間声がとろんとしたり
エリーナに促されて恥ずかしがりながらおまんこを見せてあげる姿が可愛らしいです。
しかしいざSEXを始めようとすると彼女は彼のおちんちんを強く拒絶します。

ネタバレすると、ここで彼女が嫌がるのは彼のことが嫌いなのではなく危険日だからです。
しかしエリーナはそれを承知した上で彼に挿入させ中出しまでするよう言います。
「危険日に処女に中出しして妊娠させる」これが先ほど書いた人を選ぶ要素にあたります。
本当に妊娠したかどうかは作中では語られてません。

ありさ「中で…出ちゃってるぅ」
エリーナ「これでありさは お兄さんの精液で孕んじゃったから これから毎日やり放題だよ」
最中にありさが泣き叫んだりはしませんがやはり射精後の様子は後味の悪さを感じます。
エリーナがそれらを強引に推し進め、事後に満足げな表情を見せるのもあります。

正直に言えばもうちょっと円満な形でエッチして欲しかったなぁと。
DreamLightさんは元々耳かきや囁きといった癒し系作品を得意とされてるサークルさんですし
普段の作風とあまり合ってないストーリーではファンも受け入れにくいと思います。
挿し絵の印象よりもずっと暗い展開のエッチをしてます。

このように、サキュバスらしい残忍さを窺わせるエッチが繰り広げられています。
ある意味王道なサキュバス作品
サキュバスが純真な男女をたぶらかす様子をエロく描いた作品です。

エリーナは男性から堂々と精液を搾り取るために、そして自身の別の願望を満たすために
恋に悩む主人公の元を訪れありさとのエッチを持ちかけます。
そして恋人になる過程を飛ばしいきなりエッチさせる形で2人をくっつけます。

「あたし 可愛い女の子がめっちゃくちゃに犯される姿を見るのもだーい好きなんだ」
作中でこう言ってるように、彼女はかなり悪魔的な性格を持つ女性です。
媚薬成分入りの唾液で正常な判断力を失わせてからエッチに持ち込む流れも
2人を本当の意味で恋人にする気が無いことを表します。

彼女に対する評価は人によって分かれそうです。
目的のために手段を選ばないところがサキュバスらしいと思う人もいるでしょうし
ありさの気持ちをまったく考えずにエッチさせるのはひどいと思う人もいるでしょう。
ただ処女喪失はともかく妊娠までちらつかせるのはやりすぎだと私は思います。

ちゅぱ音や喘ぎ声のボリュームが結構あるので抜きやすいはずなのに
このストーリーのおかげでスッキリできないところがあります。
同時バイノーラルの長所をそのまま伸ばしたほうが聴きやすかったのではないかなと。
サークルさんの他作品と雰囲気が随分違うのも引っかかります。

絶頂シーンは主人公2回、ありさ1回。
ちゅぱ音それなり、淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこです。

2人の女性と同時にエッチするややブラックな作品です。
おまけはフリートークとNG集です。

CV:エリーナ…柚木朱莉さん ありさ…こやま はるさん
総時間 57:30(本編…37:20 おまけ…20:10)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
57分で300円とコスパがいいので+1してあります。


黒彼氏にローションであまあまとろんとろんに犯し蕩かされちゃう催眠【全心身はぁド愛撫】

サークル「エコーズ」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、やや乱暴な言葉使いをするとっても優しい彼氏が
恋人になった女性にちょっぴりアブノーマルなエッチをプレゼントします。

ローションのイメージや特性に暗示を絡めて催眠を深めたり
体の隅々までローションを塗りたくって心と体を気持ちよくするなど
タイトルのローションを前面に押し出したサービスをしているのが大きな特徴です。
内気な彼女をねっとり開発
彼氏とローションを使った催眠やエッチを楽しむお話。

「ほら こっちおいでよ」
彼氏はトーンが低くちょっぴり気の強そうな声のお兄さん。
付き合い始めてしばらく経ってもなかなか心を開いてくれない主人公を見て
今日はいつもと違う激しいエッチをしようと提案します。

本作品は内気な彼女の心を開き、女としての自分に自信を持ってもらうことを目的に
彼が特殊な効果を持つローションを体中に塗りながら責めます。
物語の最初から最後まで必ずローションを絡めながらサービスを進める珍しい作りをしています。

サークルさんがこれより半年近く前に発売された男性向け催眠音声
【女体化】臨界ダクダクあま百合えっちローションなぶり!!【催眠】」の女性向けバージョンにあたり
女性が聴いても違和感が出ないようにキャラ設定や細かな言い回しが変えてあります。
本レビューを読んでわからない部分があった場合はそちらも見てみるといいでしょう。
催眠とエッチの基本的な流れはほぼ一緒です。

「え? 今度? だーめ 今オッケーって言ったから今しようぜ」
今回相手をする彼氏は言葉使いがやや乱暴に感じるものの
催眠もエッチもこちらの事を第一に考え、親身にお世話する面倒見のいいキャラです。
一部で強引に迫るシーンがあるのも彼女が内気だからであって
心や体を傷つけようとする意図は一切見られません。
彼女に自信を持ってもらおうと行為の最中には何度も褒めてあげます。

催眠はおよそ13分間。
ベッドに腰掛け目を閉じた状態でまずは彼が手に持っているローションのビンをイメージします。

「たらーん 右手のローションに映っていたお前の姿が 歪んで 崩れて 溶けて 消えて」
ローションをビンから右手に垂らし、さらに左手に移動させる様子を描きながら
彼はしきりに「ぼんやり」「とろーり」など意識の力を弱める言葉を投げかけます。

一般的な催眠音声とは流れが随分違いますから最初は戸惑うかもしれません。
ですがローションのビンやドロドロした質感を通じて暗示を入れているのがよくわかります。
いきなりローションを絡めてくるところも本作品らしさがあって面白いです。

ローションをしばらく眺めた後は彼がそれを塗り始め
同時にビンに映ったこちらの姿を実況します。
主人公が女性としての自分に魅力が無いと思いこんでる背景を考慮し
美しくなった容姿を褒めて心に活力を与えようともします。

「ほら 見て 女の子なお前の 色っぽい唇」
「見つめて 体型が全部見えるよ 滑らかで 柔らかい輪郭の すっごく女の子らしい体型だよな」

彼が「女の子らしい」と何度も言ってくるのが引っかかるかもしれません。
元作品だとここは女体化するシーンなので、女性向けに表現を調整したほうが良かったと思います。

ローションのビンや液体のイメージで落とす個性的な催眠です。
聴き手の閉じた心を開かせることを目的に
ビンに映るローションの美しさや自分の体、ローションそのものの質感や垂れていく様子を描き
合間合間に意識がぼやける暗示をちょこちょこ入れてきます。

イメージが容易なのと彼の状況説明がわかりやすいこともあり
開始からしばらく経つと頭の中が妙にぼんやりする人がいると思います。
ですが聴き手をリラックスさせる準備をするシーンが省略されていることや
イメージの描写に力を入れている一方で暗示が少ないことから
他の作品で味わえるような催眠特有の感覚はそこまで強く実感できないと思います。

「テーマ性はあるのだけど完成度に難がある」というのが正直な感想です。
ローションと彼氏の温かさを感じながら
エッチシーンは2パート47分間。
プレイはローション塗り、キス、手マン、シックスナイン、SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃ ローション まずはうすーく全身に塗っていくぞ」
ローションを手に取り人肌に温めながら主人公を催眠状態に導いた彼氏は
いよいよ彼女の全身にローションを塗り始めます。

エッチは終始彼にリードされる形で進みます。
最初の「ローション塗り塗り催眠」パートは追加の催眠とローションプレイ。
肩、腕、足、乳房と乳首、クリトリス、太もも、脇腹、顔の各部位に至るまで
彼氏が部位ごとにイメージしやすい描写でローションを塗っていきます。

「ぬーる ぬーる 女の子らしい ほっそりした腕 とろけそうな感覚が広がって 力が抜けていく」
本作品のエッチはどちらのパートも擬声語を数多く使用しているのが特徴です。
おっぱいは「ぬるぬる」、クリトリスは「くりくり」、おまんこは「ちゅくちゅく」と
部位ごとに切り替えてくれるおかげで彼がどこをどう責めてるかがイメージしやすいです。

ただしこのパートのメインはあくまでローションを体に塗ることにあり
彼が性感帯を積極的に刺激するシーンは少ないです。
彼にお世話してもらってる気分を楽しむ雰囲気重視のプレイです。

「好き ぬるぬるになって 開かれていくお前の体が 好き」
「こういう大事なところは 特別優しく塗ってやるからな」

プレイの最中に投げかけられる彼氏の言葉もあまあま。
ローションまみれになってる彼女を見下すことなく、むしろ慈しむように体の隅々まで愛撫します。
2人が胸をくっつけて擦り合わせたり、ローションの効果で滲み出た母乳を嬉しそうに飲んだりと
恋人らしい優しさや温かさを感じるシーンが多いです。

2番目の「連続絶頂」パートはローションで温まった心と体を一気に開放します。
前半は手マン+クリ責めで3連続、後半はSEXでもう1回絶頂するややハードなプレイです。

「ほら もっともっとエッチな熱い液が溢れてきて ローションに混ざって もっと粘っこくなって もっとエロい音になってきたよ」
「いやいやって身をよじればよじるほど ここからもっと深く突き入れてやるからな」

彼氏もこのパートだけはちょっぴりSっ気を見せて責めてくれます。
といっても本気で嫌がる彼女を無理矢理犯すのではなく
より気持ちよくなってもらうためのスパイスとしてそうしている節が見られます。
表面的には黒い部分もあるけど内面は真っ白な男性に映りました。

このように、ローションをたっぷり使って愛し合うあまあまなエッチが繰り広げられています。
とろけるように甘い作品
ローションを使ったプレイだけでなく彼氏の優しさも魅力的な作品です。

普段の付き合いでもエッチでもなかなか自分をさらけ出してくれない主人公のために
彼氏が敢えてアブノーマルなエッチを持ちかけ優しくリードします。
ローションのビンや液体から連想されるイメージを用いた催眠
ローションを体に塗りまくって気持ちよくするエッチ。
どちらも作品の長所であるローションを最大限に活用しながら進めます。

ローションを扱う催眠音声自体がなかなかありませんし
珍しいプレイを聴いてみたい人なら楽しめる部分を持っています。

「お前は俺だけのもの 愛してる」
相手をしてくれる彼氏のストレートな愛情表現も心を温めます。
彼が彼女に対してあれこれ世話を焼くのは独占したい気持ちの表れで
今回のエッチも彼女の本当の姿を自分にだけ見せて欲しかったからだと思います。
プレイ中のリードにも強引さが薄く、女性を大事にしようとする態度が見られます。

そんな良い部分を持つ本作ですが、催眠音声としての品質には首を捻ります。
催眠パートの内容が初心者向けにはほど遠く変則的なこと
エッチにおける彼のセリフが極端なほど状況説明に偏ってる点が挙げられます。

「おっぱい ぬるぬるぬるぬるー 乳首 ぬりぬりぬりぬりー」
特に後者は乱発していると言えるほどに擬声語が多く
それに対する感覚操作の暗示をほとんど入れてこないのが痛いです。

本作品のエッチはイメージするのは簡単です。
でも彼に責められたことによって得られる快感をほとんど伝えてくれません。
催眠音声のエッチに重要な部分が明らかに欠けています。

絶頂シーンは全部で4回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

非常に独特な催眠とエッチを楽しませてくれる作品です。

CV:栄人さん
総時間 1:06:36


体験版はこちらにあります

癒されない!?立体音響耳かき のれんわけ -ロリババアと座敷わらしの挟みひざまくら新人研修-

サークル「じゃばらいふ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声も性格もまったく異なる2人のロリババアが
研修を手伝ってもらうお礼に耳のケアやエッチをプレゼントします。

2人の違いを持たせつつパートごとに主役を切り替える濃厚なサービスが行われており
片方は上品かつ慣れた手つきで、もう片方は不慣れながらも一生懸命取り組む姿を
ほぼ同じくらいのバランスで癒し・エロ共にたっぷりと楽しむことができます。
2人のロリババアによる丁寧なご奉仕
ロリババアが座敷わらしの「しき」に男の癒し方を伝授するお話。

「ほれほれ 大人しくしておれ お主のだーい好きなローションマッサージじゃ」
ロリババアは古風な言葉使いで話す可愛い声の女の子。
自分が勤める耳かき店にやって来た主人公を上機嫌な様子で迎えると
右耳→左耳の順にローションマッサージをしながらあれこれ語ります。

本作品はロリババア大好きでいつも指名してくれる彼を見込んで
彼女がとある田舎の古民家に彼を招待し
そこに住むしきが癒しやエッチのテクニックを学ぶ実験台になってもらいます。

しきは座敷わらしとして長い間同じところに住んでるのですが
村の住民がいなくなったことや環境面の事情でここを離れなくてはならなくなり
姉に近い存在のロリババアが都会で生きていくための技術を教える、というのが大まかなストーリーです。
そんなわけで作中は多くのシーンで2人が同時に相手を務めます。

ロリババア「ここはわらわの妹分の家でのう このあたりでも一番大きな…といっても 比較のしようがないか」
しき「お待たせいたしました 今 急須にお湯っこさ注ぎますで」
本作品最大の特徴は2人のキャラ。
ロリババアは「~のじゃ」など定番の言葉使いをするお馴染みのロリババア
しきは青森や岩手あたりの訛りを強く感じる純朴なロリババアと
元々の性格や生きてきた環境を反映してまったく違った個性を持ってます。


特にしきは今まで経験したことがないからか、どのサービスでも初々しい反応をしますし
主人公にご奉仕するときも裏表の無い一生懸命な姿を見せてくれます。
音声作品での方言は京都・大阪・博多などの関西系が多く
東北弁をしゃべるキャラは意外に少ないので彼女の口調はとても新鮮です。

もちろんロリババアも声とテクニックに大きなギャップがあって魅力的です。
ただし今作における彼女はしきを盛り立てるサポート役に回ることが多く
実際に聴いてみるとしきの方が主役に映ると思います。
世間に疎い彼女がサービスを通じて成長していく様子がほのぼのしたタッチで描かれています。
ひとつひとつをじっくりレクチャー
ここからは各サービスについて紹介していきます。

ロリババアが一番最初に教えるのは耳かき(約45分間)。
挿し絵のような挟みひざまくらの上に頭を乗せ
左耳→右耳の順にウェットティッシュで外側の汚れを落とし
耳かき棒で汚れを取ってから最後に軽く息を吹きかけます。

ウェットティッシュは「ずり さす」と若干ざらつきのある摩擦音
耳かき棒は「ずりっ じじっ」と乾いた細い音が使われており
前者は力加減を弱めて小さくゆっくり、後者は穴の奥から手前に掻き出したり壁を引っかく動きを見せます。
じゃばらいふさんは過去に耳かき作品を数多く作られてるだけあって品質はかなり高いです。
特に耳かきは音の鳴る位置が小まめに移動して比較的広い範囲に刺激を与えてくれます。

ロリババア「ウェットティッシュ 濡れた破れにくいちり紙じゃよ 触ってみるか?」
しき「はい…ひゃんっ 濡れててちょっとぐにゃぐにゃしてる えっとつまり おしぼりみたいなもんだべか?」
しかしそれ以上に個性的なのが最中に交わされる2人のやり取り。
しきが耳かき専門店で立派に働けるようにロリババアが手本を見せながらひとつひとつ丁寧に教えます。
そしてそのたびにしきが驚いたり不思議そうな表情を見せます。

今回の耳かきは研修が目的なので最中も彼女たちのセリフが多く
次の工程に移る際にロリババアのレクチャーが入るため、一般的な耳かき音声に比べるとテンポが遅いです。
耳かき音を聞かせるよりは研修風景を主観的に楽しんでもらうことを重視したサービスかなと。
ですがロリババアの教える様子やしきの頑張る姿がほのぼのしていて心が温まります。

ロリババアとしきで耳かき音にはっきりとした違いがあるのもいいですね。
ロリババアはずっとやってきただけあって力まず変化に富んだ手並みを
しきはロリババアに比べるとパワフルで動きが単調です。
あくまでロリババアと比べての話ですから、しきの耳かきも普通に聴けるし楽しめます。

2番目に登場するのはこちらも定番となってる耳舐め(約19分)。
外側を舐めるところから始まって耳たぶを吸う、内側を舐め回すといった責め方を
耳かきと同じくロリババアがまずやってみせ、それに続く形でしきもご奉仕します。

ちなみに本作品の耳舐めは全体のおよそ3分の1にあたる4パート59分ほどあります。
ただし2人が同時に舐めてくれる時間はそんなにないです。

「ところでしき わらわの唾液の味はどうだったかのう?」
責め方に応じてちゅぱ音が変化するのはもちろん
パート後半に入ると唾液交換なんて高度なプレイも登場します。
その時に見せるしきの恥ずかしそうな姿がとても印象的でした。
研修といっても堅苦しい雰囲気はまったくなく3人が楽しんでるのがよくわかります。
エッチな音がぎっしり詰まった濃厚なエッチ
エッチシーンは3パート77分間。
プレイは耳舐め、手コキ、玉揉み、フェラ、SEX(座位)、しきの授乳手コキです。
手コキ、SEX、授乳の際にリアルな効果音が鳴ります。

ロリババア「ここはわらわたちでスッキリさせてやらねばな」
しき「わぁぁ 飛び出してきた これがおちんこだべか」
耳舐めの最中に主人公の勃起を確認したロリババアは
大人の男を知らないしきにズボンとパンツを脱がさせ、今度は手コキのやり方をレクチャーします。

エッチは今までと同じくロリババアがリードする形で2人が彼を責めます。
一番最初の「ダブルロリババア両耳舐め手コキ」パートは名前の通り耳舐め手コキがメイン。
ロリババアが右、しきが左に陣取り手分けしながら彼の耳とおちんちんを同時に責めます。

しき「はぁぁ 耳舐めるとおちんこが反応して 手の中で また膨らました」
ロリババア「お主の硬く滾ったガチガチのチンポが震えて 先っぽから溢れたカウパーが 余り皮の中で ぶちゅぶちゅ可愛い音を立てておる」
ここでもおちんちんの熱さや逞しさに感動するしきに対し
ロリババアは淫語を交えたセリフで彼を弄ぶ対照的な姿を見せます。
ですがしきがこれから勤めるのは耳かき店、つまりエッチなサービスは特に覚える必要が無いこともあり
今までのようにロリババアが細かく教えるシーンは一気に減って好きに責めさせてあげます。

そしてこのパートは耳舐め+手コキですからちゅぱ音とくちゅ音
次のパートはちゅぱ音+くちゅ音+喘ぎ声といったように エッチはどのパートも複数のエッチな音を鳴らす形で進めます。
ここまでが癒し一色だったからこそ意識してエロさを出してるように思えます。
どのプレイも時間が十分に取ってありますからオカズとして大いに役立ってくれるでしょう。

ロリババアが最も輝くのが2番目の「ロリババアの鎮め座位」パート。
手コキの後にしきが行った激しいお掃除フェラにすっかり元気を取り戻したおちんちんを見て
自ら主人公の上に跨りおまんこで2回戦の相手をしてあげます。

「こっ…これはまずい 中をカリで引っかかれて」
今までずっと大人びた態度を見せていた彼女が大事な部分を刺激され
甘く可愛い喘ぎ声を思わず漏らすところが実にエロいです。
SEXの一部始終をしきに見せつけ中出しまで許すところもそそります。
ロリババアの特徴である「ギャップ」を活かして興奮させてくれる艶のあるプレイです。

このように、2人の性格をできるだけ反映した抜き重視のエッチが繰り広げられています。
キャラ重視の重厚な作品
2人のロリババアがそれぞれのやり方で癒しと興奮を与えてくれる充実した作品です。

若々しい声と熟女の魅力&テクニックを持つロリババア。
同じく長生きなんだけど少女のような心を持ち続けているしき。
まったく違う特質を持つ2人のロリババアが人間の男性を心を込めてもてなします。

総時間が3時間以上もあるおかげでどのサービスも十分なボリュームがあり
クオリティについてもリアルな効果音・ちゅぱ音・喘ぎ声を組み合わせて実用性を高めています。
耳かき、エッチどちらを目当てに聴いても多くの人が満足できるでしょう。
キャラ作りがしっかりしていて物語の世界に自然と引き込まれていきます。

中でも典型的な田舎娘キャラのしきの口調やセリフに強い癒しを感じます。
田舎暮らしだからといって都会にコンプレックスを抱くこともなく
ロリババアを実の姉のように慕いまっすぐに成長していきます。

耳かきについてはまだ成長途中に思える部分があるものの
エッチの方は一部のシーンで主人公の体に貪りつく激しい責めを繰り出します。
普段がおっとりしてるからこそ余計に興奮するでしょう。
ロリババアと違う方向性でギャップを意識したサービスを繰り広げています。

エッチは2人で相手しているシチュを活用したプレイが多いです。
耳舐め手コキはもちろんそうですし、ロリババアとのSEXもしきの視線をスパイスにしています。
時間に対するプレイのバリエーションは少なめですが
聴いてて途中でだれる部分も特になく、射精シーンまでイクのを我慢するのに苦労するでしょう。

射精シーンは全部で3回。
くちゅ音とちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声それなりです。

ロリババアの魅力を最大限に引き出している作品です。
3時間30分に対し1000円とコスパも良好。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:ロリババア…このえゆずこさん しき…玉置ひよさん
総時間 3:29:39(本編…3:16:46 フリートーク…12:53)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
コスパがいいので+1してあります。

玉置ひよさんは音声作品初出演とのことですが演技は安定しています。
フリートークの「大切なお知らせ」は良いほうのお知らせです。


ツンデレ幼なじみのすぺしゃるヘッドスパさーびす!

サークル「+ ucca ∫ ucca +」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
声優の和鳴るせさん(18禁ではそらまめ。さん)の個人サークルです。

今回紹介する作品は、表面的には素っ気ないけど実はとっても優しい幼馴染が
頭部にターゲットを絞った4種類の癒しのサービスを行います。

音の質や位置取りにこだわった音フェチ要素の強い作りが特徴で
髪越しに指を擦る音、炭酸水をかける音、シャンプーやドライヤーの音など
パートごとに質感の異なる効果音を上手に鳴らして耳と心に癒しを与えます。
ツンデレ幼馴染のきめ細かなケア
幼馴染にヘッドスパをしてもらうお話。

「ねぇ 麦茶もらっていい? まいいわ勝手にもらうわ」
幼馴染は砕けた口調で話すちょっぴり気の強そうな声の女の子。
主人公の家に来ていきなり麦茶を飲むと
持参したマッサージオイルを見せつけ頭皮マッサージをしてあげると言います。

本作品は先日美容院で受けたヘッドスパに感動した彼女が
彼に頭部のオイルマッサージ、炭酸水マッサージ、シャンプー、タオルドライ&ドライヤーをしてあげます。
癒し系サービスでは定番の耳かきを敢えて取り入れず
頭のケアだけに的を絞った本格的なサービスです。

この手の作品で最も重要な要素は効果音の質です。
本作品はサークルさんがすべての効果音をご自分でバイノーラル録音し
どのサービスも音だけでわかるレベルの特徴的な音を組み合わせてお届けします。

簡単に言うとかなりリアルなサービスを聴かせてくれます。

音そのもののリアルさももちろん大事なのですが
本作品の場合は音の位置に対するこだわりが特に強く
サービスに応じて手や器具の動きが目まぐるしく変化します。
声や音が頭上やや後方から聞こえるので実際にされてる気分が味わいやすいです。

「あっ あんたの裸なんて見たくないし!」
タイトルにもなってる幼馴染のツンデレっぷりもポイント。
付き合いが長いのか最初から親しげに話しかけ
彼が予想外の反応をすると上のようなお決まりのセリフをぶつけてきます。
和鳴さんはナチュラルな演技に定評のある声優さんですからほのぼのした空気を感じるでしょうね。

ただし、作品のコンセプトが「音を聞かせる」ことにあるためセリフのボリュームは控えめです。
一般的な癒し系作品との違いを出すために彼女のキャラを特徴的にしています。
リアルな音を活かした多彩なサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

一番最初に登場するオイルマッサージはおよそ10分間。
座った主人公の後ろにまわりオイルを手で温めた後
左右の手を別々に動かして頭部全体に馴染むように塗り広げます。

マッサージ音は最初は「すりゅっ すーすー」というかなり滑らかな水音
少し経つと「ぞりゅっ じじっ」というざらつきのある音に変化し
頭頂部、こめかみ、首筋と部位を少しずつ下げながらそれぞれをじっくり揉みほぐします。

髪越しに指を擦りつけてるのが音だけでわかるように
ジョリジョリした特徴のある音を鳴らすことが多いです。
動きについても全体を軽く撫でたり、狭い場所を小刻みに擦ったりと変化に富んでおり
その都度音の鳴る位置が微妙に切り替わる凝った演出がされています。

ですが実際のサービスに比べると音と音の間が長いと言いますか
繋ぎ目にやや違和感があるようにも思えます。
手を動かして、少し休んでまた動かすのを繰り返す感じと言えばいいのでしょうか。
個々の音はいいのだけど全体として見れば動きに多少のぎこちなさを感じます。

「痛いところとか もっとやって欲しいなーってところとか 遠慮なく言ってねー」
最中の幼馴染はツンよりもデレが強く、こちらを気遣いながら熱心にお世話します。
サービスに沿った簡単な健康知識や自分のことなど他愛も無い会話が多く
その何気なさが自然な癒しを与えてくれます。
他人行儀なところがまったくないあたりに2人の仲の良さが表れています。

続く炭酸水マッサージは7分間。
頭を下げた彼の後頭部に市販の炭酸水をかけながら指で頭を撫でます。

液体の流れる音と同時に鳴るシュワシュワ、パチパチした音が耳に心地いいです。
そして時間が経つほど泡の弾ける音が小さくなります。
彼女が炭酸水を継ぎ足すとまた大きくなり、小さくなるのを繰り返す感じです。
マッサージ音もオイルに比べると摩擦感が強くジョリジョリした程よい刺激があります。
私個人はオイルマッサージよりもこちらのほうが音に特徴があって好きですね。

3番目のシャワー&シャンプーは12分間。
場所をお風呂場へと移し、シャワーで髪を濡らしてからシャンプーをかけ洗い流します。
ちなみにこのパートだけは幼馴染の声や音が若干反響します。

「頭皮を指の腹で優しく揉んで 泡で汚れを出す感じね」
他のサービスよりも時間が長く取られてるだけあって
シャワー、シャンプーいずれものんびりと行いリアルな音を多めに聴かせてくれます。
特にシャンプーの「わしゃわしゃ しゃくっ」というふんわりした泡音は
直前の炭酸水とは随分違う柔らかさがあります。
こめかみに近づくほど音が大きくなったりと動きについても面白い部分を持っています。

このように、パートごとに違う特徴を持つ音を組み合わせた癒しのサービスが繰り広げられています。
音による癒しを重視した作品
最中に鳴る効果音の質・動き・位置にこだわりを感じる作品です。

幼馴染は心の底でちょっぴり気になってる主人公を癒すために
彼を実験台にする形でいくつかの器具を使った本格的なヘッドスパを行います。
オイルと髪が擦れる音、炭酸水が空気に触れて弾ける音、シャンプーのふわふわした音など
サービスごとに主役になる音を定め、それを鳴らしながら手をリアルに動かします。

こういうタイプの作品だとどうしても音そのものに目が行きがちなのですが
私は彼女の手の動きや位置取りのほうに光るものを感じました。
オイルマッサージとシャンプーでは動きがまるで違います。
左右の手を別々に動かし違った音を鳴らしているのも見事です。

「…付き合ってくれて ありがとね」
幼馴染についてはツンデレの肝とも言える二面性を適度に見せてくれます。
サービス終了後に2種類のエンディングがあるのもそれを意識したのでしょう。
ですが彼女の心情よりもサービスに焦点を当ててますのでやっぱり脇役かなと。
キャラの持ち味をもう少し出せていればより面白いものになったかもしれません。

耳かきとは別の方向から癒してくれる音フェチ向けの作品です。
音重視の作品が好きな人におすすめします。

CV:和鳴るせさん
総時間 1:18:06(本編…56:29 フリートーク…21:37)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
78分で600円とコスパがいいので+1してあります。
フリートークもフリーダム過ぎて面白いです。


朝倉催眠診療所 Vol.02

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第9回目は大人の女性らしい上品な佇まいの催眠療法士が
催眠の技術を使った特殊なエッチで主人公の心と体をリフレッシュします。

声に対する印象操作を駆使した比較的ソフトな調教が行われており
最初は特に何も感じてなかったのが次第に声を聞くほど気持ちが落ち着くようになり
エッチに入ると言葉に合わせておちんちんがムズムズする心地よい感覚が湧いてきます。
心地いい声に包まれながら催眠の世界へ
朝倉さくら先生から催眠を使った治療を受けるお話。

「こんにちは 朝倉さくらです さあどうぞ 椅子にお座りください」
朝倉先生は明るくて整った声の女性。
音声を聴く際の注意点や心構えを簡単に説明すると
主人公を心地いい催眠に導くために深呼吸してもらいます。

本作品は「Wサキュバス」と並ぶサークルさんの看板シリーズ2作目にあたり
彼女がM奴隷の育成をテーマにした言葉による調教を施します。
催眠療法士がすることですからおそらく彼の心の病を治すのが目的なのでしょう。
他の作品で見られるようなキツい表現は一切無く
催眠の技術を駆使して自分から彼女に服従したくなるよう心を上手に操作します。

ちなみに本作品はベッドに寝るのではなく椅子に座って聴くことを想定しています。
催眠に入っても怪我をしないように大きな背もたれのあるものに座るのがいいでしょう。
最中にこの体勢を利用した技術が登場し、そこでは頭がくらくらする不思議な感覚が味わえます。

催眠は5パート26分ほど。
最初は目を開けたまま彼女の声に合わせて深呼吸と脱力をします。

「この音声を聴く上で重要なことは リラックスすることです」
「さあ 普段の嫌なことは 何もかも忘れて 今だけ新しい自分になりましょう」

やってることは至ってオーソドックスですが
それらの合間にどんなことを意識すればいいかを彼女が丁寧に教えてくれます。
各行動の指示もきめ細かく頭を空っぽにしながら取り組むことができます。
行為による純粋なリラックスと彼女の優しさによる安らぎの両方を感じるでしょう。

「今は体を楽に 心を楽にして 私の声に耳を傾けてください」
また彼女は節目節目で自分の声に集中するよう適度に呼びかけます。
彼女の暗示を受け入れやすくなるためには声に対する集中力を高めるのが有効です。
リラックスと集中、催眠にとって重要な要素を彼女は押し付けない形で少しずつ強化します。

本作品はこの「声」に対する印象や感覚を操作することを軸にサービスを進めており
後になるほど彼女の声を聴いてると安心するとか、妙に気持ちいい感覚が湧いてきます。
そして一人でも多くの聴き手がそう感じられるように彼女は順を追って少しずつ感覚をシフトさせます。

催眠・エッチいずれも初心者を意識した丁寧なアプローチがされてますから
催眠に不慣れな人でも普段とは違う不思議な感覚を体験できる可能性がそれなりにあります。
この万人向けの作りも本作品の魅力と言えます。

リラックスできた後は目を瞑りいよいよ催眠状態を深めます。
ここでは息を吸ってから少し止め、吐き出しながら首を回す変わった運動が登場します。

「頭がゆらゆら ふわふわしますね 頭の ゆらゆら ふわふわした感覚が 体にも伝わっていきます」
「水がどんどん落ちていく どんどん落ちていく 落下する 落ちる 落ちる」

実際にやってみると視界がぐらつくような感覚がすると思います。
そうやって心に隙を作りながら彼女はコップの水を水槽に流すイメージを話し
「落ちる」を多く交えた暗示を入れて催眠状態を一気に深めます。

私の場合は特に頭がずーんと一気に重くなるのを感じました。
座った状態なので寝ている時よりも強く実感できると思います。
「水がこぼれる」という誰でもわかるイメージから感覚を伝えている点も実に良いです。

「私の声を聞いていると あなたはとても幸せな状態になります」
「嫌なことも 辛いことも全部忘れて 私の声に耳を傾けて そうすればあなたはいつでも この幸せな時間に浸ることができる」

そして最後はさらなる深化の暗示を入れながら声に対する依存心を養います。
彼女の透き通った声が元々良い印象を抱きやすいことやこれまでの経緯もあって
声を聴いているほうがなんとなく安心する人がきっといるでしょう。
さらに「声に従うと気持ちよくなれますよ」とデメリットよりもメリットを強調する形で言葉をかけてくれます。

催眠そのものの気持ちよさと彼女の声に包まれる気持ちよさ。
この2つの感覚を使って聴き手が自然とこのままでいたいと願うように導きます。

催眠療法士らしい確かな技術と流れるような手つきが光るハイレベルな催眠です。
先生の声に良い印象を抱き、依存したくなる心境にさせることを目的に
深呼吸や軽い運動によるリラックス、回頭法と水のイメージを組み合わせた深化、仕上げの暗示と
シーンごとに明確な目標を定め、それに向けて技術を的確に用いています。

中でも中盤に登場する回頭法は座ってるからこそできる技術で
平衡感覚を失ったかのようなふわふわした感覚がとても味わいやすいです。
水が揺れる、注がれるイメージもこの「意識の揺れ」に近く深化の成功率を上げています。
個性があり実用性もあるところが素晴らしいですね。

声に対する印象についても集中させ、心地よさを感じさせ、離れなれなくするといったように
催眠の進み具合と連動させて段階的に興味が強まるようにリードします。
そしてそのすべてで聴き手が受け入れやすいと感じる言い回しが徹底されてます。
セリフの細かな表現においても優れたものを持っています。
声だけでイかされる快感
エッチシーンは3パート26分ほど。
プレイは主従の契約、声による絶頂、乳首とアナルへの興味を引くです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「さあ これからあなたの心の一番奥に 契約の言葉を刻みこみます」
催眠を使って主人公を自分の声の言いなりにした先生は
いよいよご主人様と奴隷の関係になるためのとある契約を持ちかけます。

エッチは引き続き彼女の声を聴きながらドライオーガズムを目指します。
先生がフェラやSEXをするといった一般的なプレイは登場しません。
ここまで育ててきた声の印象と暗示の力だけで絶頂させる催眠音声らしいプレイが楽しめます。

最初の10分間は調教にとって重要な上下関係を確立するシーン。
主人公が自分の声にすっかり依存している状況を利用し
彼女に命令されることに快感を覚えるよう上手に暗示を入れていきます。

「大丈夫 あなたは何も考えなくていいの 私にすべてを委ね 服従していればそれで幸せ そうでしょ?」
「ご主人様の望む催眠奴隷になりたい ご主人様が望むことなら どんな変態的なプレイでもしてみたい それはあなたの願望 強い願いです」

先生は本当の意味での女王様ではありませんから
こちらに無理なことを押し付け苦しめるようなことは決してしません。
今まで通りの穏やかな口調で自分に従うことで得られる安心感や満足感を伝えます。
そして「命令に従ってやった」という正当な理由で変態的なことだってできると告げます。

セリフの方向性を切り替えながらゆっくり丁寧に進めてくれますから
それほどM性が無い人でも後になると「奴隷になってもいいかな」と多少は思うかもしれません。
肉体への刺激は一切与えず、精神的な快楽のみを追求した優しい調教と言えます。

主従の契約が成立した後はお待かねのご褒美(約12分間)。
引き続き声を起点におちんちんが気持ちよくなる暗示を入れ
準備が整ったところでカウントを使い連続絶頂へと導きます。

「脳がとろとろに溶けて とろけるような感覚が 全身に広がっていく」
「私の声が あなたの脳に届くだけで 射精するような快感が 全身に広がっていくよ?」

彼女が催眠状態を上手く維持してくれることもあり
この時点で頭の中がドロドロになったような感覚があると思います。
その気持ちよさを全身に広げ、さらにおちんちんの快感にも繋げて性的快感を盛り上げます。

私が聴いた時も淫語をほとんど言ってこないのに股間がムズムズしっぱなしでした。
おちんちんに一切触れてないのにオナニーしてる時に近い快感が走ります。
ここまで時間をかけて声に対するイメージを操作してきた成果が現れています。

最後のカウントで0の時に追い込み暗示を入れてこないところだけが残念ですが
それまでの誘導が上手ですし、ドライもしくはそれに近い快感は十分に味わえます。

「あなたは アナルで気持ちよくなることを想像するだけで 妖しい快感に包まれます」
残りの2パート4分間はアナルと乳首に興味を抱くよう彼女が呼びかけます。
何かプレイをするのではなく後々に向けて勉強してねと言うだけです。
朝倉催眠診療所 Vol.03」は乳首を、「朝倉催眠診療所 Vol.04.1」はアナルを責めるエッチをするので
それらを楽しみやすくする準備だと思います。

このように、声や言葉によって感覚を操作する独特なエッチな繰り広げられています。
催眠重視の良作
シチュやプレイではなくほぼ催眠の技術だけで絶頂させる王道型の作品です。

上品で透き通った声を持つ催眠療法士のお姉さんが
何らかの悩みを抱えた主人公をちょっぴり刺激的な催眠とエッチで癒します。
テーマのM化や調教からはやや遠い穏やかな雰囲気が終始漂っており
先生も女王様よりは面倒見のいい姉のような優しい口調と態度で接します。

彼女が自分の考えを押し付けてくるシーンがほとんど無いので
最中はリアルの嫌なことから解き放たれたような爽快感や安らぎを感じると思います。
そして心が緩みきってるからこそ彼女の言葉をすんなり受け入れられます。
結果的には調教されるのだけどその道筋が催眠にマッチしていてとても面白いです。

実は私は前回のレビューでもこの作品を「王道」と評しています。
その理由は催眠が持つ力をストレートかつ最大限に使ってドライオーガズムに導くからです。

一般的な18禁催眠音声は何らかの背景やストーリーがあったり
現実世界で男女がするプレイをリアルに体験させてそこから快感や絶頂へと繋げます。
しかし本作品は先生との物理的な接触がなくエッチするイメージも登場しません。
その代わり声に対する様々な暗示を入れて徐々に気持ちを盛り上げます。
このスタイルや過程がとても洗練されていて催眠のすごさを改めて思い知らされました。
誰にでも聴けることを強く意識したアプローチも大変魅力的です。

エッチは奴隷になり命令に従うことに快感を覚えさせる独特なものです。
リアルでご主人様になってくれる女性はなかなかいないでしょうし
その手の願望を叶えるという意味では立派なプレイと言えます。
契約後のドライも適度に焦らして最後の瞬間にイきやすくしてくれます。

絶頂シーンは全部で3回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声でしかできない調教をしてくれる作品です。
その古風で堂々とした作りや実用性の高さを考慮し前回から1点プラスさせていただきました。

CV:早乙女 碧さん
総時間 57:44

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
シリーズ4作をまとめたセットパックも販売されてます。
バラで買うより600円ほどお得です。
朝倉催眠診療所SET PACK


FANZA版はこちら「朝倉催●診療所SET PACK

あなたをダメにするばぶばぶプレイ 癒しの赤ちゃんがえりトレーニング

サークル「いないいないばぁ」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、母性漂うあまあまなお姉さんが
リアルでストレスを抱えている男性を濃厚な幼児プレイで癒します。

赤ちゃんになりきることを目指した本格的な幼児プレイが行われており
彼女は優しい言葉をかけたり抱きしめたりしてこちらをとことん甘やかしながら
本物の赤ちゃんにするお世話をステップアップする形で丁寧に行います。
本当の赤ちゃんになるトレーニング
回帰堂の店員「いろは」から幼児化トレーニングを受けるお話。

「大人授乳室・回帰堂にようこそ」
いろはは明るくて穏やかなお姉さん。
赤ちゃんに戻りたくてこの音声を聴いてる主人公を温かく迎えると
赤ちゃん言葉を交えながらこれから行うトレーニングの魅力を説明します。

本作品は成人している男性が一時的に赤ちゃんの心に戻れるように
65分以上に渡って合計3つのトレーニングを行います。
幼児プレイは音声作品ではこのところ非常に人気のあるジャンルで
女性が赤ちゃん言葉で優しく語り掛けたり、授乳手コキで気持ちよくするなど癒しに特化してるのが特徴です。

「ボクちゃんも ママにたくちゃん 褒められたいでちゅかー?」
本作品もその例に漏れず、彼女は音声開始直後から彼を「ボクちゃん」と呼び
「~でちゅね」などの特徴的な口調で話しながらとことん甘やかします。
擬似プレイではなく本物の赤ちゃんに接するようにトレーニングしてくれますから
後になるほど心が満たされる、安心するといったプラスの感情が強く湧いてくるでしょう。

ちなみに製品版には音声だけのもの以外にオルゴールBGMが流れるものがあります。
私はオルゴールバージョンの方がより大きな癒しが得られると思います。

本作品が他の幼児プレイ系作品と大きく違う部分はトレーニング内容。
オムツの装着、ばぶばぶの練習、ハイハイ、カンガルーケア、お漏らしなど
抜くことよりも赤ちゃんになりきることを強く意識したプレイを行います。

18禁音声の中でもストレートなエロ要素が控えめになってますから
赤ちゃんになって母親に甘やかされる充実感を得たい人にこそ聴いて欲しい作品です。

ただしサービス自体は相当に本格的です。
その証拠に彼女はプレイをする前にオムツや赤ちゃん用の衣服を用意するよう呼びかけます。
(なくてももちろん聴けますがオムツはあったほうがずっと楽しめます)
内容を理解した上で聴く分にはきっと大きな満足感が得られるでしょう。
タイトル通り本気で赤ちゃんにかえるためのトレーニングをしてくれます。
少しずつレベルアップする濃厚な幼児プレイ
エッチシーンは3パート65分ほど。
プレイは赤ちゃんの真似、オムツ装着、授乳手コキ、カンガルーケア、放尿、オムツの交換、キスです。
手コキの際に効果音が流れます。

「いいでちゅよー ママが赤ちゃんにちてあげまちゅよ 心行くまでママに甘えてくだちゃいね」
音声を聴く際の注意点や準備物を確認したいろはは
主人公の心を赤ちゃんに戻すための最初のトレーニングを開始します。

エッチは彼女が実の母親になってあれこれお世話します。
一番最初の「トレーニングその1」パートは幼児プレイをしやすい環境づくりを目的としたプレイ。
裸のまま仰向けに横になり、脚と腕を曲げてばぶばぶしたり彼女にオムツを穿かせてもらいます。
エッチの最中は彼女が100%赤ちゃん言葉で話し掛けてくれます。

「はーい ごろんちょごろんちょー あーよくできまちたー ボクちゃんいいこでちゅねー」
「1、2 おいっちに あんよはじょうず あんよはじょうずー」

プレイだけを見るとえらくソフトに感じるでしょうが
彼女は実の子供に対するようにそれぞれを丁寧に説明し
彼が言う通りに横になっただけでも手放しで褒めるほどの甘やかしっぷりを見せます。

雰囲気に浸ることを重視したトレーニングですね。
セリフの表現が非常に独特で聴いてると頬が自然に緩んできます。
一部で声を出すシーンがありますから実際にやってみるとよりプレイにハマれるでしょう。

唯一の射精シーンがあるのは次の「トレーニングその2」パート。
赤ちゃんになりきる心構えができたところで
ご褒美にいろはが幼児プレイでは定番の授乳手コキをしてくれます。

「いっぱいちゅっちゅちて ママの愛をたくさん感じてくだちゃいねー」
「ボクちゃん頑張れ ボクちゃんの象さん頑張れ ばぶばぶ頑張れ 頑張れー」

ここでもいきなり授乳手コキに持っていくのではなく
まずは大きなおっぱいでぎゅっと抱きしめる形で、少し経つと添い寝スタイルで授乳をし
十分に勃起したところでオムツの中に手を差し込んでしごき始めます。
そして最中はおちんちんを「象さん」と呼びながら精一杯応援します。

敢えてオムツを脱がさずに手コキするところがいいですね。
赤ちゃんにはできないことを聴き手にできるだけやらせないよう気をつけながらプレイを進めます。
この細かな気遣いがより赤ちゃんになりきりやすい環境を整えてくれます。

最後の「トレーニングその3」パートはより踏み込んだプレイに挑戦します。
母親の胸と直接肌を合わせて抱き合うカンガルーケアから始まり
オムツへの放尿、オムツ交換と進み最後はいろはとたっぷりキスをします。

「まっきっきになったおむちゅは 赤ちゃんであることの印だからね すべてのプライドを捨て去った証」
中でも放尿は大人の男性にはなかなかできないプレイなだけに
実際にやった後は気恥ずかしさと達成感の両方が味わえます。
また前のパートで吐き出した精液をミックスするという変態性も兼ね備えてます。
幼児プレイとしては王道なのだけど多少のエロさも感じるシーンかなと。

「ママがボクちゃんのことたっくちゃんあまやかちて ボクちゃんのちたいこと 全部させてあげる」
そしてそんな彼に一切引かず、むしろ積極的に甘やかすいろはの姿に強い愛を感じます。
オムツの中に放尿するのは赤ちゃんなら当たり前。
だから何も考えず好きなだけ甘えていいからね。
最後までちゃんと面倒を見て甘やかす彼女の姿はまさしく母親と呼ぶに相応しいです。

このように、リアリティをとことん追求した幼児プレイが繰り広げられています。
心安らぐ作品
幼児プレイを癒しの側面から描いた質の高い作品です。

いろはは現実世界でストレスに苦しんでる主人公を解放するために
自身が母親になるだけでなく彼も本物の赤ちゃんになりきらせるスタイルでトレーニングを行います。
濃厚な甘やかし、赤ちゃん言葉、授乳手コキといった幼児プレイでは定番の要素を押さえつつ
オムツを使ったプレイ、ガラガラを鳴らして赤ちゃんの真似をさせる、実践形式での放尿など
より本物に近づけたプレイを取り入れ個性を打ち出しています。

最近幼児プレイがクローズアップされ始めてるのもあって私もよく聴くのですが
それらとはかなり違う方向性を持った面白さがあります。
そう感じる最も大きな理由は「射精にこだわっていない」ところだと思います。

60分以上あるプレイ時間の中で明確な射精表現があるシーンはひとつだけです。
それ以外は現実世界で親子がするような行為を聴き手が実際にやる形で進めます。
後になるほど彼女に甘えることに幸せや安らぎを感じるのではないでしょうか。

性欲の発散にはやや不向きですが、それを補って余りあるレベルの癒しのパワーを秘めています。
「射精とかどうでもいいや」って思えるくらいに充実した気分に浸ることができます。
ただしこの内容なら最低でもオムツくらいは用意して欲しいです。

「今日一日 よく頑張りまちたね えらいえらい いいこいいこ」
トレーニングをリードするいろはの存在ももちろん大きいです。
赤ちゃん言葉だけでなく細かな言い回しにも気をつけて語りかけてくれます。
何をするにも甘やかす、褒める徹底したご奉仕っぷりも魅力です。
バイノーラル録音だったらもっと臨場感が出て良くなってたでしょうね。

射精シーンは1回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

本格派の幼児プレイが楽しめる作品です。
幼児プレイ好き、女性に甘えたい願望を抱く人におすすめします。
おまけはトレーニング後の挨拶です。

CV:秋野かえでさん
総時間 1:36:00(本編…1:33:01 おまけ…2:59)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

無感情毒舌娘『伊万里』のペニス検査

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、感情をほとんど表に出さない仕事熱心な女の子が
自分の体を使って主人公のおちんちんを隅々まで検査します。

終始淡々とした声と態度でおちんちんを容赦なく責める事務的プレイが魅力で
彼女は手、口、足、おまんこと検査ごとに使用する部位を変えながら
愛情を一切込めず採点基準をクリアしてるかどうかだけを精密かつ大胆に測定します。
残念ペニスの烙印を押されないために
伊万里から5種類の検査を受けるお話。

「こんにちは ペニス検査を受診するのはあなたですね?」
伊万里は淡々とした口調で話す可愛い声の女の子。
検査を受診しに来た主人公を興味なさそうな様子で迎えると
それらの内容をひとつずつ丁寧に説明します。

本作品は彼女が5パート65分近くに渡って彼のおちんちんの性能をあれこれ検査します。
検査にはそれぞれ2つの審査基準が設けられており
その両方をクリアすれば2点、片方だけなら1点、失敗したら0点をつけます。

そして10点満点のうち1点以上ならクリア、もし0点だった場合は「残念ペニス」の称号を与えられ
おちんちんにそれがわかる印をつけられることになります。
SEXする時は当然裸になりますから、それを見た女性はきっとエッチを拒否するでしょう。
それはオスとしての存在価値を否定されることと一緒です。

「別にじっくり見ても構いませんよ ただそれで興奮しているようでは この先は少し厳しいかもしれませんが」
そんな背景を踏まえて伊万里はプレイの最初から最後までとことん事務的に接します。
裸同然の衣服を身にまとい、主人公が自分のおっぱいやおまんこを見ようとしても一切気にせず
プレイ中もこれがあくまで検査に過ぎないことを何度も言います。
そして彼が気持ちいいかよりもカリキュラムを優先して無慈悲に責め続けます。

無感情キャラなので彼女がこちらをあからさまに嫌ってくるシーンはありませんが
心の距離を感じさせる態度を取ったりセリフを言うことは非常に多いです。
特におちんちんの弱さを指摘する言葉責めが多いですから
女性に自分の大事な部分を貶される、見下されるシチュが好きなMの人ほど大きな興奮が得られます。

個人的には伊万里の声を三森愛乃さんが担当されてるのもポイントだと思います。
彼女は同人よりも催眠音声のほうで活躍されてる声優さんで
他の作品だとあまあまなキャラを演じることがとても多いです。
今作ではその甘さをできるだけ抑えた冷静なキャラを上手にやられています。
雰囲気と責め方にギャップのあるエッチ
エッチシーンは5パート65分ほど。
プレイはおちんちんの観察、触診、手コキ、フェラ、足コキ、SEX(正常位、騎乗位)です。
触診、手コキ、足コキ、SEXの際に音量控えめな効果音が鳴ります。

「この検査では 目視でペニスを検査します」
これから行う検査の目的や具体的な流れを説明し終えると
伊万里は主人公に服を脱いでもらい、おちんちんに顔を近づけて形状や匂いを観察し始めます。

エッチは検査なのでどのパートも彼女にリードされながら行います。
一番最初の「目視検査」は手始めと呼ぶに相応しいかなりソフトなプレイ(約4分)。
彼女がおちんちんを眺めたりゴム手袋をつけた手で優しく愛撫します。
ここでの採点基準は「おちんちんは清潔か」と「触られて勃起するか」です。

「剥いた瞬間に濃厚な匂いが漂ってきました この匂い…精液が蒸れた匂いですよね?」
「あぁ どんどん大きくなっていきますね 恥ずかしい勃起過程 私に見られてますよ?」

彼女は事務的ですが仕事に対しては非常に熱心な性格をしてます。
だから好きでもない男の包茎おちんちんから漂う精液の臭いを指摘したり
カリ首などに指を這わせてどれくらい敏感なのかを入念に確認します。

こんな風に彼女はキャラとは正反対の積極的な姿勢でプレイに取り組みます。
彼女の声のおかげで雰囲気は落ち着いてるのですが
責め方やちゅぱ音は「抜き」を意識した下品なものが多いです。
ですからMな人ならパート内に1回射精するくらいは普通にできます。

もちろん事務的プレイらしさも十分に持ち合わせてます。
2番目の「我慢検査」は彼女が手コキをし、射精しそうになったら寸止めするのを繰り返します。
そして時間内に寸止めが3回未満なら2点、5回未満なら1点がつきます。

「寸止めペニスが敏感で辛いのは あなたのペニスが弱いからです 弱いペニスが悪い それだけです」
「女の子の予想通りに射精宣言して 寸止めしてもらいましたね? とても恥ずかしいことだと自覚してください」

「くしゅ くち」という水分控えめな効果音をゆっくり鳴らしながら
すぐさま射精しそうになる彼のよわよわおちんちんをいつも通りの口調で何度も貶します。
そして女性に射精をコントロールされてることも思い知らせます。

2番目以降のプレイはすべてコンドームをつけて行うのがいいですね。
決して地肌で触れ合わないことや精液をゴムで受け止める事実が
2人の心だけでなく体の距離も感じさせます。
彼女がゴムに溜まった精液を見せつけて検査をクリアできなかったことを教えるシーンもあります。
音声作品では生ですることが多いですし、事務的感を出す重要なアイテムと言えます。

先ほど書いた伊万里の積極性が最も強く出ているのが3番目の「早漏検査」(約18分)。
彼女がゴム越しにフェラをするのですが、その際に鳴るちゅぱ音が下品かつパワフルです。

「今度はバキュームで責め立てます」
中でも1回射精した直後に始まるバキュームフェラは
「びりゅっ ぶぶぶぶぶぶぅ」という感じの吸い上げる音を緩めのペースで鳴らします。
フェラ音の水分が全体的に高いので聴き始めた瞬間は驚くのではないでしょうか。
そして聴き続けるうちにオナニーしたくなる人が続出するはずです。

普段が落ち着いてるからこそ、ちゅぱ音が引き立っていて強烈なエロスを感じます。
まさに「搾り取る」といった感じの破壊力のあるフェラですね。

このように、事務的感を出しつつ激しく責めるエッチが繰り広げられています。
充実した事務的作品
かなり高いクオリティを持つ事務的作品です。

異性としての愛情を一切感じない無機質な女の子が
予め用意されたルールに従い男性のおちんちんだけを淡々と責め続けます。
2人が出会った経緯やエッチの目的から心の距離を感じるシーンが非常に多く
そんな女性に何度も射精させられる屈辱感や快感が大いに味わえます。

さらに面白いのがパートごとにプレイの方向性を明確に切り替え
どれも聴いてて興奮できる、抜ける要素をしっかりと盛り込んでることです。
具体的には言葉責め、ちゅぱ音、効果音などが挙げられます。

事務的プレイは女性に淡々と性欲処理されるシチュが大きな抜き要素だと思うのですが
本作品ではそれを維持しつつ他の部分も充実させてさらに抜きやすくしています。
この手のプレイが好きな人ならまず満足できるだろうと言えるくらいに優れてます。

個人的にはコンドームの扱いの上手さが最も印象的でした。
一般的には避妊具として使われるものを敢えてSEX以外のプレイにも取り入れ
それによって女性とエッチしてるのにゴムでさえぎられてる状況を作り上げています。

「精液入りコンドーム また増えましたね 恥ずかしいおたまじゃくしがたっぷりです」
また射精後に口やティッシュですぐさま処理されてしまう精液をゴムの中に残し
それによって彼が彼女に敗北した事実を思い知らせます。
事務的プレイの要所を押さえつつ独自の要素を盛り込むあたりがさすがB-bishopさんだなと。

エッチは最初の目視検査以外はどのパートも十分な抜き要素があります。
紹介できなかった終盤の2パートも女性に打ちのめされる展開のハードなプレイが楽しめます。
でも私はやっぱりフェラが一番好きですね。

射精シーンは全部で8回。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

王道かつ個性的な事務的作品です。
事務的プレイが好きなMの人には強くおすすめします。

CV:三森愛乃さん
総時間 1:12:21

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

※2020年10月24日追記
ダウンロード元のブログが削除されておりもう入手できません。


願望消火栓さんで配布されている無料の催眠音声作品。
催眠音声のスクリプトを書かれてるササジマさんのブログです。

今回紹介する作品は、ミステリアスな雰囲気漂うお姉さんが
鏡をテーマにした催眠とエッチで普段とは違う性的快感を提供します。

鏡の中にいる触手に複数の性感帯を同時に犯されるややハードなプレイが魅力で
乳首はブラシ状、アナルはアナルビーズのような形状、おまんこはおちんちんと似た触手を用意し
ストレートな快感だけでなく鏡を通じて見られていることも意識させて心と体を盛り上げます。
不思議な鏡に魅せられて
お姉さんに女体化催眠をかけられ触手とエッチするお話。

「鏡って 何か不思議な力を持っているように よく言われると思いませんか?」
お姉さんは淡々とした口調で話す穏やかな声の女性。
自己紹介など前置きにあたる部分はすべて省略し
早速物語のテーマとなる鏡に関するお話を始めます。

本作品はタイトルにもなっている「鏡」と「触手」をキーワードに
彼女が総時間の半分以上の時間をかけて催眠を施し
それから複数同時責めによる連続絶頂を軸にしたハードなエッチを行います。

ササジマさんが台本を担当された前作「Masked ball(TS)」に比べるとキャラやストーリーは弱まってるものの
催眠・エッチいずれも実用性が向上しており、特に催眠の感覚が味わいやすくなってます。
進め方がすごく丁寧ですから皆さんも比較的入りやすく感じるのではないでしょうか。

ちなみにこの音声はテスト用に作成されたもので、声優さんではなくボイスロイドが声を担当しています。
声のペース、強弱、抑揚がある程度調整されてますからそこまで強い違和感はないと思います。
少なくとも私は暗示に合わせて感覚が敏感に変化する体験を普通に味わえました。

催眠は2パート26分30秒間。
最初は2分ほど深呼吸してから主に手足を脱力してリラックスします。

「心地よさがさっきよりもどんどん大きくなって、あなたはそれに浸ることができます」
「右手と同じように少しずつ左腕の先が重くなっていくのを、あなたは感じられるでしょう」

多くの催眠音声で用いられる分割弛緩法という技術なのですが
彼女は各パーツごとに「重くなる」などの暗示を入れるだけでなく
「さっきよりも重くなる」「右手と同じように重くなる」といった具合に
生まれた感覚を比較させたり他の部位に伝播させる形で脱力を促します。

彼女がリラックス重視で進めてくれることや暗示の入れ方が上手いので
多くの人がどこかの部位がちょっぴり重くなる感覚を抱くでしょう。
あとはそれを他にトレースするだけですから非常に簡単です。
こうやって彼女は聴き手がやりやすいと感じるように上手くリードします。

「もこもこのセーター、ふわふわの毛布、ずっしりとした布団。それらの全てはあなたに重みと暖かさを与えてくれます。だから、あなたの重くなった手足は、どんどん暖かくなっていく」
手足に適度な重さを感じた後はよりリラックスできるようにそれらを温めます。
ここでも普段自分が寝ているときのイメージを取り上げ
先ほど感じた重さを布団にリンクさせながら自然に温かくなるよう誘導します。
これも日本人なら誰でもできる非常に簡単なイメージです。

私個人は脱力感よりもこちらの方が実感しやすかったです。
彼女の言葉に合わせて全身がはっきりわかるレベルで熱くなりました。
具体的には手のひらにちょっぴり汗をかくくらいです。
温感操作をしてくる作品は多いですがここまで急激に変化するのは珍しいです。

「下に行けば行くほど、気持ちの良いまどろみに包まれる。考えるのが面倒になってくる」
十分な準備が整った後はいよいよ鏡のある部屋へと移動します。
階段を下りるイメージに合わせてカウントを数えるオーソドックスなものですが
数える回数が多めに設定されてるため、後になるほど頭が重くなったり意識が沈む感覚が強くなります。
特に一番最後のカウントでそう感じる人が多いのではないでしょうか。

2番目のパートはエッチに向けての準備がメイン。
鏡の前にいる女の子をイメージしながらお姉さんのお話に耳を傾け
最終的には自分自身が女の子になりきります。

「また部屋が明るくなり、人影の輪郭がはっきりしてくる。小さめの背に、細い体。そして、長い髪」
「鏡に手を伸ばせば、彼女も同じように手を伸ばして、鏡の上で手が重なる。そして微笑みかければ、彼女はあなたに向かって可愛らしい笑みを返す」

蝋燭を灯すたびにはっきり見えてくる女の子の姿
そしてその場にいる自分と鏡に映る自分。
「鏡」というアイテムが持つ特質を活かし段階的に女体化を進めてくれます。

基本を大事にしながらじっくり進める手堅い催眠です。
聴き手を鏡の前にいる女の子へ変えることを目的に
最初のパートは自律訓練法の流れに沿った古典催眠の技術を
次のパートは「散りばめ」など現代催眠の技術をある程度取り入れた深化&女体化を施します。

「もちろん、望むなら、後から動かしてもいいですし、今動かした後にまた位置を調整しても全く問題ありません」
特に最初のパートは聴き手にある程度の選択肢を与えて余裕を持たせたり
先ほど説明した簡単に感じさせるアプローチが上手く効果を発揮しています。
彼女の言葉につられて体が重くなったり温かくなる可能性は十分にあります。
その後の階段を下りるイメージもよく使われてるだけあって効果的です。

2番目のパートは深化は上手くいってると思うのですが
最後の女体化がやや性急と言いますか、なりきらせるには弱いかなぁと。
いきなり女体化にもっていかずにまずは聴き手と女の子の間に何らかの共通点を設け
それから同化させたほうが自然な流れになったように思えます。

例えば女の子が息を荒げている描写がありましたから、それをこちらの呼吸と同調させるとかでしょうか。
もう一工夫あったほうがより万人向けの誘導になりそうです。
弱点を乱暴に弄ばれながら
エッチシーンは20分ほど。
プレイは触手による乳首、アナル、おまんこ、クリトリス責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「彼女が自分の乳首をいじるたびに、あなたの乳首から甘い快楽が生まれる」
鏡を使った催眠で主人公を女の子の姿に変えたお姉さんは
そのままおっぱいや乳首をいじらせてまずは女性の快感を楽しませてあげます。

エッチは彼女自身との物理的な接触はせず
この後すぐ登場する数種類の触手に体を拘束され4つの性感帯を責められます。

序盤から中盤は乳首とアナルにターゲットを絞ったプレイ。
乳首にはブラシのように毛の生えた触手、アナルには凹凸のある触手をあてがい
それらに責められる様子をわかりやすく実況しながら彼女が気持ちよくなる暗示を入れます。

「触手はあなたを立ったまま両腕、両脚を開かせ、鏡の前で操り人形のように宙吊りにします。あなたは大事なところを隠すこともできず、綺麗に閉じているおまんこが鏡に映しだされます」
ここでのポイントは自分が鏡の前で責められてることを意識させてくること。
普段のエッチでは見えない自分の犯されてる姿を観賞する形になり
責められる立場を維持しながらイメージもしやすくなっています。
もちろんお姉さんにその様子を見られる快感も楽しめます。

「触手があなたを貫く、ずっと溜められていた快感が爆発して、あなたは強い絶頂に達する、イク、快感がどんどん湧きだしてイキ続ける!」
プレイについても相手が触手ということでやや乱暴に責めるシーンが適度に登場します。
中でもアナルは適度に焦らしてからピストンする落差のある責めがされており
わかりやすいイメージや暗示の効果もあって股間を中心にたまらない熱と快感が沸いてきます。
本作品のドライは脳イキよりは股間でイく感じになると思います。

アナルで連続絶頂を決めた後はいよいよ女性の大事な部分を責められます。
おちんちんとそっくりな形状の触手をおまんこに挿入され
クリトリスには乳首と同じタイプのものが襲い掛かります。
そして他の2つの部位にも引き続き刺激を与える4箇所同時責めです。

「触手が動くのでは無く、まるでオナホールを使用するようにあなたの体が上下に動かされ触手に貫かれ、快楽に満たされます」
ここでも触手たちはまるで騎乗位させるかのような激しい責めを繰り出します。
触手に弱点を同時に責められる快感、乱暴に扱われる快感
そしてその一部始終を自分で見たりお姉さんに見られる快感。
興奮できる、気持ちよくなれる要素をいくつも組み合わせてドライへと追い込みます。
アナルに比べて絶頂回数は少ないのですがイキやすさではこちらの方が上でしょう。

このように、触手に体中を犯されるハードなエッチが繰り広げられています。
入りやすくイキやすい女体化作品
催眠特有の感覚や快感が比較的味わいやすい作品です。

お姉さんは現実世界では決して味わえない体験を主人公にさせてあげようと
最初は手堅い技術を組み合わせた導入で確実にリラックス感を強め
その後にテーマの鏡を用いた女体化を施します。

中でも最初のパートにあたる導入部分は完成度がとても高く
手足にうまく力が入らないとか、何もしてないのに妙に熱い感覚が鮮明に味わえます。
自律訓練法がベースと言いましたが他の技術と上手に組み合わせてますし
セリフや暗示の表現もアレンジされていて楽しく聴くことができます。
過去2作に比べて明らかにレベルアップしています。

エッチも触手の特性である形状の違いや同時責めをきちんと取り入れ
そのすべてをできるだけイメージしやすい描写にしながら進めます。
一部でやや乱暴に責めているのも人間との違いを出すためでしょう。
といっても痛い、辛いと感じるシーンはなく純粋な快楽責めの色が強いです。
個人的にはドライを味わいやすいプレイだと考えています。

絶頂シーンは全部で5回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠の世界に浸れるし気持ちよくもなれるバランスの取れた作品です。
無料ですので興味を持った方は是非お試しください。

CV:VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 51:48

願望消火栓
http://blog.livedoor.jp/sublimating_d/archives/7222889.html

オナ禁して二人のお姉さんに精液搾り取られるオナサポボイス

サークル「ダチュラスクリプト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、外見は清らかだけど内面はドSなお姉さんが
奴隷として飼っている男性にとっても意地悪なご褒美をあげます。

ちゅぱ音の質と量にこだわったエッチをしてくれるのが特徴で
彼女たちは耳舐め、フェラ、アナル舐めなどパートごとに責める部位を切り替えながら
水分高めでパワフルな音をゆっくり鳴らしてエッチな気分を盛り上げます。
清純派お姉さんの密かな趣味
さやかとあやかのお口でハードに責められるお話。

「あら? 今日もちゃんといい子にしてたのね」
さやかは穏やかで上品な声のお姉さん。
全裸でがに股になり両手を上げてる主人公を面白そうに眺めると
ご褒美にエッチな意地悪をしてあげます。

本作品はペットとして飼われることを自ら願い出た彼を
彼女が射精管理をベースとしたプレイで調教する様子が描かれています。

最近の作品では聴き手が実際に射精管理を楽しむものもありますが
本作品ではオナ禁から7日目、30日目、90日目とダイジェスト形式でプレイが進みます。
またタイトルについてるオナサポボイスとしての色は薄く
作中で彼女がこちらにオナニーをさせるシーンはありません。
オナニーのオカズに使えるボイスと捉えてください。

本作品における最大の特徴はちゅぱ音のボリュームがとんでもなく多いこと。
耳舐め、フェラ、ダブル耳舐め、フェラ&アナル舐め、耳舐め+イラマチオ、といった具合に
どのパートも必ずお口で舐めるプレイが登場します。

「こうして舐め上げられるの 好きだよね?」
さらに部位ごとにきちんと別タイプの音を鳴らしたり
バイノーラル録音の特性を活かして鳴らす位置も切り替えるなど
実際のプレイにより近くなるよう質の面でもこだわって責めてくれます。
最中のセリフも最低限のものに抑えてありますからちゅぱ音だけをたっぷり楽しめます。

もうひとつの特徴はプレイスタイル。
前半にあたる7日目と30日目はとことん焦らして寸止めを
最後の90日目は連続射精で一滴残らず搾り取る責めを繰り出します。


同じ耳舐めでも焦らすのとイかせるのとでは責め方が随分変わります。
そうやってちゅぱ音を鳴らし続けることから生まれるマンネリ感を取り除いてるわけです。
30日目まではさやかのみ、90日目は友人のあやかと協力して責めるのもポイント。
プレイ自体はシンプルにしてその中で多様性を持たせながらエッチを進めます。
耳や股間をたっぷり舐め舐め
エッチシーンは5パート59分30秒ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、フェラ、ダブル耳舐め、アナル舐め、イラマチオです。
エッチな効果音はありません。

「今日もちんちんをすりすり撫でまわしながら 君のお耳を 舐めちゃうよ」
オナ禁開始から1週間後、射精したくておちんちんをビクビクさせてる主人公に対し
さやかはまだまだ我慢させると告げてからゆっくり耳を舐め始めます。

エッチは無抵抗な彼を彼女たちが一方的に責め続けます。
一番最初の「オナ禁7日目」パートは耳舐めがメイン。
右耳→左耳の順に位置を変えながら水分高めのパワフルなちゅぱ音をゆっくり鳴らします。
ちなみに本作品の耳舐めは全パート合わせて30分30秒近くあります。

「金玉もぷっくりしちゃってる でも 射精しちゃダメだからね」
シチュだけを見るとかなり辛そうに感じるでしょうが
さやかの口調や態度は終始穏やかでそれほど凄惨さはありません。
ドMな彼の欲望を満たそうとちょっぴり意地悪なご奉仕をしてあげます。
同時に行う手コキについては軽く「しこしこ」と言うくらいで完全なおまけです。

主役のちゅぱ音はどのパートも「抜き」にこだわったものばかり
「ぐぎゅっ ずびっ」と下品な音を意識的に多く鳴らし、後になるほどペースや力強さが増していきます。
さやかの声や態度とちゅぱ音に大きなギャップを感じるのではないでしょうか。

次に登場する「オナ禁30日目」パートはフェラ。
中央やや遠くに彼女が陣取り、耳舐めよりも頬張る感じでエッチな音を鳴らします。

「大丈夫 ギリギリまで我慢できたら ご褒美に イかせてあげちゃうかもだよ」
「言ったでしょ? イかせないって」

ここまで来ても彼女に彼を射精させようとする気はまったくありません。
おちんちんを激しく舐めながらちょっとだけ希望を与え
直後に寸止めで地獄に突き落とす過酷な責めを繰り出します。

さらにパートの終盤にさしかかると今まで以上に激しいバキュームを始めます。
「ぶぶぶぶぶぅぅ ぎゅぽっ」という感じでひとつひとつの音が長く
口の中でもぐもぐさせる責めと組み合わせるかなりハードな音です。
彼女のドSな性格が最もよく出ているパートと言えます。

状況が一変するのは最後の「オナ禁90日日」。
さやかが面白い奴隷を飼ってると聞きつけてやってきたあやかが加わり
3パート30分に渡って彼の耳と股間を手分けして舐めまくります。

あやか「可哀想な飼いマゾ君 おちんぽ奴隷にされた生活はどう?」
中でも最初に登場するダブル耳舐めは
さやかが右、あやかが左に陣取り左右で別々のちゅぱ音が同時に鳴らす濃密なひと時が味わえます。
ちゅぱ音の途切れる時間がほぼなく、全身を包まれてるような感覚がするでしょう。
時間が約6分と短いもののクオリティはかなり高いです。

声優さんは2人とも同じなのですが、さやかは今まで通りゆっくり粘液質な音
あやかはややペースが速く合間の吐息を多めにして違いを出しています。
他の2パートについてもあやかは色っぽさを感じる責めをしてくることが多いです。
パートごとに射精シーンがあるおかげで30日目までよりも抜きやすい点も魅力です。

このように、2人の女性が主にお口で責めまくるエッチが繰り広げられています。
ちゅぱ音まみれの作品
女性が生み出すエッチな音を浴びるほど聴ける作品です。

女性にすべてを支配されながら射精したいドMな主人公の気持ちを汲んで
さやかは最大90日に渡るオナ禁を命じ、最中は焦らしに力を入れたプレイと寸止めをプレゼントします。

そのための具体的な手段にお口を使った責めを数多く用いています。
定番の耳舐めやフェラはもちろん、現在でもあまり見かけないダブル耳舐めや
おちんちんとアナルを同時に舐めるアブノーマルな責めもありバリエーションに富んでます。
バイノーラル録音のおかげで音質も良く、音の位置取りや距離もしっかりしています。
ちゅぱ音が好きな人ならまず間違いなく満足できるクオリティを持った作品です。

2人が合意の上で今回のプレイに挑戦することや
さやかとあやかがドSとは思えないほど優しい性格なため雰囲気は本当にマイルドです。
ちゅぱ音に比べて言葉責めが少なく、表現も意地悪なあたりに留まってるのもあります。
プレイがハードだからこそサークルさんが敢えてこうされたのかもしれませんね。

エッチはどこを聴いてもちゅぱ音が流れる尖った作りです。
個人的にはフェラよりも耳舐めの方が生々しくてエロさを感じました。
逆に90日目の2番目に出てくるフェラ+アナル舐めはいまいちかなぁと。
2人の音の位置がほぼ同じで音だけだとどう責めてるのかがわかりにくいです。

射精シーンは全部で3回。
ちゅぱ音大量、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

音声作品における定番のエロ要素を広く深く掘り下げた作品です。
ちゅぱ音好きな人には特におすすめします。

CV:柚木桃香さん
総時間 1:24:01(本編…1:16:39 フリートーク…7:22)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【192kHzハイレゾ+DHマイク】眠れない夜は・・・音々さんに耳舐め手コキしてもらお?

サークル「新花街」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ボイスドラマだけでなく実演作品にも出演されてる声優の音々さんが
短時間の耳舐め手コキで射精のお手伝いをします。

リアリティをとことん追求したプレイを楽しめるのが特徴で
音質・声や音の位置と距離・息遣い・責め方など、プレイを構成する要素のすべてが自然で臨場感があり
彼女に実際に舐められてる気分が味わいやすくなっています。
すべてにこだわったあまあまなサービス
音々さんに耳舐め手コキしてもらうお話。

「こーんばーんわっ」
音々さんは素朴で穏やかな声のお姉さん。
彼女にエッチなことをしてもらいたくてやって来た主人公に声をかけると
左手至近距離に寄り添いながら耳舐め手コキをしてあげます。
(右側に密着するバージョンもあります)

本作品は彼女がおよそ20分に渡り前半は手コキを、後半は耳舐め手コキを行います。
キャラやストーリーなど背景部分は極力カットし
彼女がご奉仕してくれている雰囲気を大事にした実用性重視の作りです。
簡単に言えば生々しい耳舐め手コキが楽しめる作品です。

そう感じる最も大きな要因は音質の良さ。
バイノーラル録音+ハイレゾ音源と現時点における最高レベルの環境を用意し
手コキ音や耳舐め音、そして最中の彼女の息遣いに至るまで
すべてを実際に責めてるかのような自然な流れで行います。

音々さんは以前実演作品に出演されたことのある方ですし
プレイの途中に入るローションを継ぎ足すシーンで軽い物音が鳴ることも考えると
おそらくはディルドなどを直接しごきながら演技されてるのだと思います。
音そのものの品質だけでなく動きについてもこだわったプレイが楽しめます。
シンプルながらも変化に富んだプレイ
エッチシーンはほぼ全編にあたる21分間。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「今から 君のおちんちんに ローションかけるよね?」
挨拶を終えてからローションを垂らしおちんちんを握ると
音々さんはちょっぴり熱っぽい吐息を漏らしながら手をゆっくり動かし始めます。

エッチは彼女に密着された状態で責められます。
前半は耳舐めを行わず手コキだけで責めるシーン。
おちんちんにローションを馴染ませてからしごき始め
彼がすぐ射精しないようにペースや動きを小まめに変化させてコントロールします。

「こんな風に 手首を捻りながらしごくの どう? 気持ちいい?」
「くちゅっ にゅちっ」という粘液質の水音がやや遠い位置で鳴るのですが
ローションをおちんちんに塗る音、しごく音など手の細かな動きにまで違いがあり
さらに通常とは少し違う手コキも交えてそこでも音と動きが変わります。

実演してないと出せないタイプの自然な音と動きです。

「おちんちん 気持ちいいね…あんっ」
そして最中は彼女がおちんちんの様子を実況したり優しい言葉をかけます。
女性上位のプレイですが意地悪な部分は一切無く
後になるほど熱く色っぽい声を漏らして射精を応援します。
責めながら一緒に興奮してくれる感じです。

対する後半はいよいよ耳舐めが登場し2箇所同時に責め始めます。

耳舐めは舌をやや速いペースで大きく動かすシーンが多く
音質が良いおかげでどんな風に動かしてるかが音だけである程度イメージできます。
ちゅぱ音も粘性が高いものの水分はそれほどでもなく
わざとらしさのない音を心がけて演技されてるのがわかります。

他にも手コキ音に比べて位置が近く音量も大きかったり
セリフの量を一気に減らして2種類の音を楽しみやすくするなど
実際に聴いてリアルかつエロいと感じる責めをしっかり行っています。
比較的レベルの高いプレイと言えます。

このように、音の良さや動きにこだわった臨場感のあるプレイが繰り広げられています。
自然なプレイが楽しめる作品
現実世界で行われている耳舐め手コキをそのまま切り取ったかのような作品です。

優しくてエッチに積極的なお姉さんが終始体を密着させながら耳とおちんちんを責めてくれます。
プレイ内容や流れはシンプルですがどちらもクオリティが高く
この手のプレイが好きな人なら十分に満足できるものを持っています。

個人的に一番印象的だったのは音の動きです。
耳舐めはもちろん、手コキの際に鳴る細かな音にも明確な違いがあります。
手コキ音は現在でも特定の効果音をループさせる作品が多いですし
こういう演出はプレイの品質を高めるのに大いに役立っています。

耳舐めはエッチシーンの約半分にあたる10分間行います。
最初から耳舐め手コキでも良かったとも思うのですが、聴き手が途中で飽きるのを危惧したのかもしれません。
唇で挟んで動かしたり吸い上げたりする音はあまり鳴らさず
舌で舐める音をとにかく多く聴かせてくれます。
合間に息吹きもしてくれたらもっと面白いプレイになったかもしれません。

射精回数は最後に1回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

耳舐め手コキをひたすら磨き上げた作品です。
耳舐め好きな人には特におすすめします。

CV:音々さん
総時間 22:25

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

↑このページのトップヘ