同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2016年04月



【女体化】臨界ダクダクあま百合えっちローションなぶり!!【催眠】

サークル「エコーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、普段は男女としてエッチを楽しんでいるカップルが
女体化の催眠をかけてからローションを使った百合プレイを行います。

催眠からエッチに至るまでローションを中心に据えた珍しい作りをしており
彼女はローションが持つどろどろの質感によって催眠状態が深まる感覚を伝えたり
全身にくまなくローションを塗りたくってエッチな気分を高めようとします。
女の子の快感を知るには女の子になるのが一番
彼女に女体化催眠をかけられてからローションプレイをするお話。

「ねぇねぇ 最近なんか エッチがマンネリじゃない?」
彼女は甘く端正な声のお姉さん。
近頃マンネリ気味になっているエッチを改善するための手段として
女の子同士のローションプレイをしようと提案します。

催眠は14分30秒ほど。
ベッドに腰掛け目を閉じてから、まずはローションが入っている綺麗な瓶をイメージします。

「右手を傾けていく 右手のローションに映っていたあなたの姿が 歪んで 崩れて 溶けて…消えて」
彼女はローションを自分の右手に垂らし、それを左手に移し変えしながら
映っているこちらの姿が歪み、意識がぼやけてくる暗示を入れます。
催眠音声ではお馴染みの深呼吸などは一切行わず
ローションを扱ったイメージのみで催眠を進めている
のが本作品の大きな特徴です。

「ローションからの反射で お肌がいつもより つるつるに見えるね 女の子っぽい」
「これ(ローション)は女の子用だから 女の子っぽく映るのかもしれないね」

また彼女はローションを左右の手に移し返す動作を何度も繰り返しながら
その都度少しずつ聴き手が女性になったように錯覚させるセリフを投げかけます。

体→心の順にストレートに女体化を進めていくのではなく
こういった準備的なアプローチを取り入れているのは面白いですね。
拒絶しにくい表現を用いて女性になることへの抵抗感を効果的に和らげています。

「ほら もっともっと大きな瓶 見つめて ウエストも全部映るよ?」
「あっ 華奢で 滑らかで 柔らかな輪郭の すっごく女の子らしい体型だね」

そして最後は十分に温まったローションを主人公の顔に塗りたくり
再び瓶を見つめてどれくらい女性になっているかを確認します。
細い腰、ふっくらした胸などやや曖昧な表現がされてますので
ある程度は聴き手側の好きなようにイメージしてもいいのでしょう。

ローションを見つめたり塗りながら女体化を進める極めて個性的な催眠です。
聴き手を可愛い女の子になりきらせることを目的に
まずは頭の中でローションを見つめさせることで集中力をある程度高め
それに合わせてこちら自身が溶けてしまったような暗示を入れています。

私も最初はどうなることかと不安を抱きながら聴いていたのですが
ある程度進んだ段階で実感できるレベルの意識のぼやけや体の硬直がありました。
ただ一般的な作品に比べて弱かったことを考えると、ややかかりにくい催眠のように思えます。
ですからどちらかと言えば被暗示性が高い人に適した内容ではないかなと。
深呼吸やストレッチといった事前の準備を完全に省略しているのが痛いです。

女体化についてもローションを左右の手に移し変えながら変化を伝えてきます。
この時点では外見が変わったように思わせる点に注力し
本番のローションプレイの最中にそれを強く実感させる2段構えの形になっています。

まとめると、テーマに即したイメージを用いている熟練者向けの催眠です。
ローションをとことん塗りまくるぬるぬるなエッチ
エッチシーンは2パート43分間。
プレイはローション塗り、キス、乳首舐め、クリ舐め、手マン、SEX(正常位?)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃ ローション まずは薄く 全身に塗っていくよ」
催眠を使って主人公を女の子の姿へと作り変えた彼女は
いよいよ女性の快感を教えるためにローションをくまなく塗り始めます。

エッチは最初のパート(約30分)でローションを全身に塗りながら感度を高め
次のパートでおまんこを責めながら連続絶頂を促します。
「ローションなぶり」の名に違わないローションを前面に押し出したプレイです。

「ぬーるぬーる 女の子らしい ほっそりした腕 とろけそうな感覚が広がって 力が 抜けていく」
最初のパートは肩、お腹、太ももなど性感帯でない部分を一通り塗ってから
おっぱいやクリトリスへと至り、その都度気持ちよくなる暗示を入れていきます。
効果音が無いのでプレイの様子はややイメージしにくいのですが
その代わりに「にゅるるー」「にゅーらにゅーら」といった擬音語を数多く用いています。

「愛液とローションが混ざるとね 媚薬効果がどんどん高まるんだよ?」
体の表面をほぼ塗り終わった後も彼女のローションプレイは留まるところを知りません。
おまんこをいじって溢れ出てきた愛液をローションに配合して再び全身を塗ったり
その結果出るようになった母乳も混ぜて全身をぬるぬるどろどろにしていきます。

最中にキスをしたり乳首を舐めたりするシーンも一部あるのですが
基本的にはローションを体に塗りたくるプレイが中心です。

次の絶頂パートはおまんこへの責めがメイン。
ここまでその表面だけを刺激していたのが中へ指を滑り込ませ
「ちゅくちゅく ぐっちゃ」といった擬音語をたっぷり言いながら激しく責め上げます。

「最後に もう1回イっちゃお? あなたのおちんちんで」
特に珍しいのがその最後に登場するSEXシーン。
いつの間にか彼女の股間に生えていた主人公のおちんちんを使って
女性としてそれを受け入れる快感を味わわせてくれます。

テーマの百合から脱線してしまっているのはちょっぴり残念ですが
男性では決して味わえないプレイを取り入れている点は女体化音声として妥当だと思います。

このように、ローションプレイを軸としたあまあまぬるぬるなプレイが繰り広げられています。
コンセプトは面白いのだが
テーマのローションをふんだんに活用している作品です。

彼女は女性としてローションを塗られ、絶頂する快感を味わわせるために
催眠の最初からローションを使ったイメージを取り入れ
エッチについてもローションを塗りながら何かをするほどまでに徹底しています。
催眠音声でここまでローションまみれな作品はそうそうないでしょう。
作品の個性をできるだけ大事にしながらすべてが組み立てられています。

しかし先ほども言ったように催眠の進め方がやや性急なことや
エッチで30分間ほぼ塗りまくるだけに終始していることなど
ローションを持ち上げすぎた結果、催眠音声として疑問を感じる部分がいくつも見られます。
個人的に最も気になったのはローションプレイにおける表現方法。
彼女はエッチにおける感覚の多くを暗示ではなく擬音語で表現しています。

「ぬらぬら ぬらぬら ぬらぬら ぬらぬら ちゃくちゃく ちゃくちゃく ちゃくちゃく」
おっぱいにローションを塗りたくる時の上のセリフに始まり
小陰唇は「ちゅくちゅく」、大陰唇は「ぱちょぱちょ」、SEXのピストンは「ガンガン」など
刺激したときに鳴る音をセリフで表すシーンが多い反面
それらによって得られる快感を暗示で伝えてくれることは残念ながらほとんどありません。

結果的に彼女が何をしているのかをイメージできても
プレイを主観的に捉え、自分自身が参加しているように感じることが難しくなっています。
エコーズさんは元々擬声語を多用してくるサークルさんなのですが
本作品はその割合があまりにも高すぎて正直かなり厳しいです。

擬音語ではなく「股間にムラムラした気分が湧いてくる」とかの擬態語を中心にしていれば
遠まわしな感覚操作として機能し、今とは違うエッチになっていたのかもしれません。

「あぁぁぁぁ (精液)ぶっ掛けるのぉ ゼロっ ゼロっ! ドクドク出てるぅ ゼロっ! セロぉ」
他にも最も重要な最後の絶頂シーンでイカせる暗示を入れず、彼女の様子のみを描写していたりと
催眠音声におけるエッチとして聴いた場合に納得できない部分がいくつもありました。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回は非常に厳しい点数とさせていただきました。
「サークルさんの悪いところが強く出てしまっているな」という印象です。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:03:33

オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

追記
同じキャラで別のプレイを行う他の2作品とセットになったバージョンもあります。
【女体化催眠】ラブだく・臨界・限壊「三つ巴セット」【三周年記念】

本作品は2016年4月22日まで3割引の840円で販売されています。
その場合の点数は4点です

【未来永劫】新型アンドロイドのモニターに参加したら帰る事が出来なくなりました【射精管理】

サークル「こけてぃっしゅ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、一人暮らしの男性をお世話するために作られたアンドロイドが
2種類のプレイで主人公のおちんちんを徹底的に鍛え上げます。

オナサポ+射精管理という非常に珍しいプレイスタイルがとられており
彼女はまずやや長い時間に及ぶ変化に富んだオナニーの指示を出し
その結果によって最大3日間に渡り追加のオナニーをさせながら射精をとことん我慢させます。
ヘタレなおちんちんにとってもハードなトレーニングを
一般家庭用新型アンドロイド「アイス」にオナサポと射精管理をしてもらうお話。

「被験者の目覚めを確認 おはようございます」
アイスは淡々と話す落ち着いた声のお姉さん。
彼女の運用テストのモニターに選ばれた主人公に挨拶すると
これから行う射精管理に関する簡単な説明をします。

彼女は所有者の身の周りをお世話するために作られたアンドロイドなのですが
事前の調査から主人公が一人暮らし、しかもおちんちんがとんでもなく弱いことが判明し
今回は早漏改善によって自分の性能をアピールします。
そんなわけで本作品の主目的はおちんちんのトレーニングです。

そのための具体的な手段として、彼女はまずおよそ50分に渡るオナサポをし
もしそこで無事射精を耐えられればテストは終了。
最中に暴発したり欲望に負けて射精してしまった場合は
そのまま最大3日間の射精管理を受け、その後に再度オナサポへと挑戦します。

つまり聴き手は音声を聴いてる最中ひたすら射精を我慢し続けるわけです。
本作品に彼女が射精を許可するシーンは一切ありません。
そしてオナサポや射精管理中に射精してしまった場合は完全な振り出しへと戻ります。
これがタイトルについている「未来永劫射精管理」の意味です。

オナサポと射精管理は音声作品において既に1ジャンルとして確立されており
今までに趣向を凝らした作品が数多く登場しています。
ですがこの2つを融合した作品は他に聞いたことがありません。
激しい責めを受け続け、尚且つずっと耐え続ける超ドM向けのプレイが楽しめます。

「あなた様のおちんちんが 非常に貧弱で 使い物にならないゴミということが判明しました」
プログラムの進行役を務めるアイスは名前通りの冷徹なキャラ。
出会ったばかりの主人公のおちんちんをいきなり「ゴミ」と貶し
プレイの最中は機械的と呼ぶに相応しい容赦の無い責めを指示します。

彼女が物理的に接触してくるシーンは一切無いのですが
そのハンデを十分補えるくらい体への責めをハードにしています。
オナニーの純粋な時間、する時の体勢、おちんちんをしごく回数、寸止め回数など
体に負担をかける要素が多いため、基本的には休日などゆっくりできるときに聴くのをおすすめします。
射精が決して許されない過酷なエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる4パート72分30秒。
プレイは200/300/500回シコシコ、カウントダウンオナニー、リズム遊びオナニー、腰振りオナニー、乳首オナニーです。
200/300/500回シコシコ、腰振りオナニーの際に効果音が流れます。

「当プログラムは M字開脚を強制します それでは M字開脚をどうぞ」
プログラムの説明を終えたところでアイスは早速主人公にM字開脚する指示を出し
そのまま手始めとして200回おちんちんをしごくように言います。

エッチは終始彼女の言うことに従っておちんちんや乳首をいじります。
一番最初の「射精管理プログラム」パート(約47分間)は彼女のテストを兼ねたプレイ。
手コキっぽい効果音に合わせておちんちんを200回しごき勃起させた後
彼女が繰り出す様々なオナニーを実際に行い、その都度射精を我慢します。
「手始めに200回しごく」と言われるだけでもこのエッチの過酷さがなんとなくわかるんじゃないでしょうか。

ここで登場するプレイはカウントダウンに合わせてオナニーを開始し
0に近づくほど射精に追い込んでから寸止めを繰り返すカウントダウンオナニー。
お馴染みのシコシコボイスに合わせてしごき続けるリズム遊びオナニー。
ベッドに足をつけ、効果音のペースに合わせて腰を突き上げる腰振りオナニーなど様々。
1つにつき7~10分の時間を取り、聴き手が飽きないようどれも変化をつけた指示を出します。

「5 4 3 2 1 1 1 1 1 ストップ」
例えばカウントダウンオナニーは定番の10から数え下ろして1で止まるものや
上のセリフのように寸前で足踏みしてギリギリの状態を維持させるもの
さらに一定数まで数え下ろしたら逆に戻るものなど1回ごとにスタイルが目まぐるしく変化します。

特に素晴らしいのがリズム遊びオナニー。
シコシコボイスのペースや間が1~3コキ程度の短い間隔で切り替わります。
10コキごとにペースが切り替わるくらいの作品はそれなりに見かけるのですが
ここまで細かなリードをしてくれるオナサポは今まで聴いたことがないです。

実際にやってみたところペースが小まめに切り替わるおかげで
得られる性的快感に違いが生まれ、続けるほど射精が近くなってくるのがわかります。
プレイごとの時間は短めだけど聴き手が興奮し、射精したくなるようきちんと誘導しています。
このパートだけでもひとつの作品になるほどレベルの高いオナサポをしてくれています。

オナサポ全編におけるもうひとつの特徴は休憩時間の短さ。
カウントダウンからリズム遊びに移行するときなど、プレイの切れ目に軽く深呼吸するシーンが入るものの
各プレイ内では休憩できる時間がかなり短く設定されています。

継続的に刺激を与える、つまり射精感を鎮めるのが難しい作りになってるので
後になるほど射精を我慢するのが難しく感じるでしょう。
特に後半は他のオナサポ作品ではあまり見られないプレイも登場します。

「これくらいクリアしていただかないと あなた様のおちんちんがゴミのままですので」
最中のアイスは主人公が困らないようどのシーンでも事前に説明し
その後はオナニーの様子を観察したりちょっとした言葉責めをします。

本作品は肉体面への責めが強い反面、精神面への責めはかなりソフトです。
機械が熱っぽく喘いで抜ける雰囲気を作るのもおかしいですし、彼女のキャラを考えてこうしたのでしょう。
おちんちんに与えられる刺激が十分すぎるので射精は余裕でできます。

次から続く3パートはエクササイズに失敗したときのお話。
1日目は300回、2日目は500回のオナニーを
3日目は乳首をいじりながら腰を振るちょっぴり恥ずかしいプレイを行います。
射精管理ですから当然日を分けて聴きますし途中の射精も厳禁です。

「この程度で射精しそうになりますか… 本当にゴミですね」
「しかしまぁ その なんでおちんちん反応しているんですかね? 気持ち悪い」

プレイは1日1個とオナサポに比べればシンプルなものの
最中はアイスがこちらを見下すセリフをちょこちょこ投げかけてくれます。
1回射精していることもあり以前にも増して見下す態度を示します。

1日あたりの時間が7~10分と短いですし、余程溜まってない限り完遂は割と楽です。
特に1日目と2日目は指定された回数をペースに合わせて機械的にしごきます。
オナサポに比べると個性の面でやや物足りないかなと。

このように、2つの手段で射精を耐えさせるトレーニング要素の強いプレイが繰り広げられています。
一粒で二度美味しい作品
音声作品におけるM向けのジャンルを組み合わせた面白い作品です。

アイスは主人公の早漏を改善し、自分の有用性をアピールするため
彼の主に肉体を苛烈に責めながら最後の最後まで射精をしないよう厳命します。
手を変え品を変えたプレイで射精感をひたすら盛り上げようとするオナサポ
オーソドックスながらも比較的刺激の強い射精管理。
どちらもMな人ほど喜ぶようにプレイの要所を押さえて行っています。

システム的に負けることを前提としたエッチになってますので
最後まで無理に耐えて体調を崩すようなことはせず
「もうダメだ」と思った時点で射精するのが最も賢い使い方だと思います。
そして敗北感や背徳感を抱きながら射精管理に挑むといいでしょう。

私はオナサポをなんとか耐えられたのですが特に終盤がきついです。
中盤あたりまで肉体特化の責めをしていたのが
終盤に差し掛かると心を突き崩すタイプの責めへと変化します。
ちょっとしたトラップも仕掛けてあったりしてスリルのあるプレイを最後まで楽しませてくれます。
個人的には射精管理よりもオナサポの方が品質的にずっと優れてると思います。

射精管理は最近の同系統作品に比べるともう少し個性が欲しいです。
1日目と2日目はひたすらおちんちんをしごくだけですし
3日目はそもそもおちんちんに指一本触れないある意味生ぬるいプレイです。

オナサポが厳しいから優しくしたんでしょうけど
言葉責めに力を入れるとか、射精管理ならではの要素がひとつくらいはあるのが望ましいです。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ひたすら無機質に射精をコントロールされる作品です。
射精を我慢するプレイや女性に負かされるシチュが好きな人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:21:05

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ささやき庵 樹奈子

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、和菓子屋の娘でフチコさん集めが趣味という風変わりな小町が
自分の特徴を盛り込んだ癒しとエッチなサービスで常連客をもてなします。

パンツを軸にした擬似SEX仕立てのプレイや甘噛みと髪コキを交えたフェラなど
他のささやき庵シリーズよりもややマニアックなエッチが行われています。
元気系小町はコレクションが大好き
ささやき庵の小町「樹奈子(きなこ)」にエッチなサービスをしてもらうお話。

「樹奈子 入りまーっす!」
樹奈子は明るくて可愛い声の女の子。
ささやき庵で再び自分を指名してくれたお客に挨拶すると
趣味で集めているフチコさんの話を親しげに語り始めます。

本作品は彼女が一緒の布団で添い寝しながら寝物語をするところから始まり
夢の中でちょっぴり変わったプレイをする様子や、目覚めた後にお土産のフェラをする様子を楽しみます。
ささやき庵シリーズの他作品とほぼ同じ流れでサービスを行うわけですが
樹奈子のキャラやエッチの内容においてそれらとは違う個性が見られます。

「いやー 最後の1個がなかなか出なくてねぇ 百円玉じゃらじゃら持って 30分くらいガチャ回してた」
樹奈子は良い意味で店員らしくない性格をしており
冒頭のシーンから実の友達に語りかけるような口調でお客に接します。
フチコさん集めが趣味らしく、彼にも過去にダブったやつをプレゼントしているそうです。

一見すると馴れ馴れしく感じるかもしれません。
しかし彼が彼女のサービスを何度も受けてる常連客なことや
彼女がサービスの合間合間に細かな気遣いを見せてくれることもあり
後になるほど非常に仲の良い客と店員という印象を受けます。
実の兄妹に近い和気藹々とした雰囲気が終始漂っています。

エッチについては次項で詳しく説明しますが
ささやき庵によく見られる小町が自分の体を差し出しながら責めるスタイルに加え
パンツ越しにおまんこをいじらせる、パンツでおちんちんをしごくなど
パンツに焦点を当てたプレイがいくつも登場します。

全体的に捻りを加えたプレイが多いので、マニアックなエッチが好きな人の方が楽しめるでしょう。
これも二人が何度も肌を重ね合った仲だからこそできるサービスと言えます。

一番最初のパートは添い寝した樹奈子が彼を眠らせる非エロのサービス。
ささやき庵最大の魅力とも言える囁き声で語りかけながら
耳を責めたり彼女の実家にあたる和菓子屋のイメージで夢の世界に導きます。
ちなみに本作品の囁き声は総時間の6割にあたる48分ほどです。

「ねぇねぇ 知ってる? おはぎと牡丹餅の違いって」
「プルプルした触感 口の中に広がる優しい甘さ 気持ちが落ち着くね」

冒頭のやり取りが賑やかだったこともあり、彼女の囁き声は余計に静かで落ち着いた感じがします。
お話の内容も音声作品ではあまり聴かないものばかり。
催眠暗示っぽいセリフもほんの少しだけ登場し上手に眠らせてくれます。
安眠まではいかなくともリラックスは十分実感できるでしょうね。
ちょっぴりニッチなエッチ
エッチシーンは2パート44分30秒ほど。
プレイはパンツ観賞、オナニーの見せ合い、パンツコキ、乳首舐め、耳舐め、手コキ、フェラ、おちんちんの甘噛み、髪コキです。
樹奈子のオナニー、手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「見て 樹奈子の衣装 フチコさんだよ? うふふっ」
眠ったお客の夢の中でフチコさんの格好で登場した樹奈子は
自ら足を開いてパンツを見せ、彼にも顔を近づけるように言います。

エッチはどちらのパートも彼女がリードする形で進みます。
最初のパートは夢の中でのエッチ。
彼がパンツフェチなのか、彼女のパンツを至近距離で観察するところから始まり
パンツを穿いたままでの相互オナニーやパンツコキによる擬似SEXなど
どのプレイでも必ずと言っていいほどパンツを絡めてサービスを行います。

「樹奈子の脱ぎたて生パンツで おちんちんシコシコしてあげるね」
中でも後半に登場するパンツコキは彼女がオナニーで一度イった直後にパンツを脱ぎ
愛液で濡れたそれを亀頭に当ててしごいてあげます。
ささやき庵は原則的にSEXが禁止されてますから
間接的に性器を密着させるプレイで二人が繋がってる様子をイメージさせてるわけです。

そして彼にも自分のおまんこをいじらせてエッチな喘ぎ声を漏らします。
専門店にも関わらずお客の側にもある程度責めさせ
小町も素直に乱れる
のがささやき庵シリーズの大きな特徴です。
二人の心の繋がりも感じさせてくれるちょっぴりアブノーマルなプレイですね。
パンツで射精した直後に手でもう一度イかせる連続射精スタイルとなっています。

次のお土産フェラパートは彼女がちゅぱ音をたっぷり鳴らし
それを録音するささやき庵ではお馴染みのプレイ。
ここでも樹奈子はおちんちんを普通に舐めるだけでなく
竿をちょっぴり噛んだり自分の髪でしごいたりして別の刺激を与えます。
といっても噛むプレイは序盤に1分30秒程度やるだけで、メインのプレイはあくまでフェラです。

タマタマを吸う音、竿の根元から先っぽへ舐め上げる音、尿道口だけをチロチロ舐める音など
彼女はおちんちんを隅から隅までじっくりと愛します。
当然のようにちゅぱ音も小まめに変化しますからなかなかにエロいです。
終盤のピストンフェラはペースが速く音も下品で特に抜きやすいシーンと言えます。

このように、アブノーマルな要素を多少取り入れたエッチが繰り広げられています。
優しく軽くいじめてくれる作品
エッチシーンで見られるややM向けのプレイが魅力の作品です。

樹奈子は何度も自分を指名してくれるお客を身も心も癒そうと
最初から人懐っこい態度で接し、エッチでは自分の体だけでなくパンツも差し出して彼をもてなします。
そしてプレイの最中は彼が喜びそうなセリフを投げかけ
さらにほんの少しですがお仕置きする責めも加えて性的興奮を煽ります。

「樹奈子様 おちんぽちゅぱちゅぱしてください」
具体的にはパンツコキの直後に手コキで連続射精させるシーンや
お土産フェラの際に軽い寸止めと復唱をさせているところです。
M向け作品に比べるとごくごく軽い責めに過ぎませんが
癒し重視のささやき庵でこういうサービスが登場するのは珍しいです。

樹奈子については普段は砕けた調子で接し、要所要素で気遣いを見せてくれます。
お客が困らないようにきちんとフォローしてるあたりがプロらしいなと。
ですが最初の段階から二人が親密な関係になっているため
聴き手がお客に感情移入しにくいようにも思えます。
二人が最初に出会ったときのお話もできれば聴いてみたいですね。

射精シーンは全部で3回。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

既存のささやき庵シリーズとはやや異なる色を持った作品です。
囁き声が好き、ニッチなプレイが好きな人におすすめします。

CV:西浦のどかさん
総時間 1:18:35

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年4月22日まで3割引の840円で販売されています。
その場合の点数は8点です


あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ちょっぴりヤンデレをこじらせている好奇心旺盛な彼女が
偶然見つけた催眠術の本に従って愛する人に催眠をかけてあげます。

以前デートした場所のイメージを使って催眠を深めるシーンや
彼の乳首や亀頭といった弱点を責めて一気に射精感を煽るなど
恋人らしさを踏まえたコンパクトなプレイが行われています。
催眠に入りやすくするために大事なもの
図書館で彼女にエッチな催眠をかけてもらうお話。

「ねぇ、じゃーん! こんなもの図書館で見つけたよ!」
彼女は明るくて穏やかな声の女の子。
図書館で催眠術の本を見つけたと主人公に告げると
それを使って彼に催眠をかけてあげます。

本作品はおよそ19分というかなり短い時間の中で
彼女が軽い催眠をかけてから乳首を責めたりオナニーをリードします。
2人が恋人同士なだけあって彼女の態度は最初から人懐っこく
心の距離を感じさせないやり取りが自然なリラックスを提供してくれます。

「催眠術ってのはね、君自身が掛かろうとしてくれると、よりかかりやすいんだって!」
また催眠を開始する前に彼女が持ってる催眠の本を軽く読み上げて
催眠に関するちょっとした心得を伝授するシーンもあります。
彼女によると催眠に入りやすくなるためには「思い込み」が重要で
そうするほどより気持ちいい体験ができるようになる
そうです。

催眠は術者と被験者の信頼関係を前提として行うものですから
術者の言葉を懐疑的に受け止めるよりも
「なるほど」と肯定的な姿勢で取り組むほうが確かに入りやすくなります。
術者も聴き手ができるだけ疑問を感じないように考えながらセリフを投げかけます。

催眠はおよそ6分間。
最初は目を開けたまま彼女の声に合わせて軽く深呼吸します。

「すっごい、リラックスするね。ぼ~っとしちゃう…気持ち、いいよね」
やってることは極めてオーソドックスですが
事前の小話を通じて催眠を無意識的に受け入れやすく感じていることや
合間に投げかけられる彼女のぼんやりした声が心地よい気分を誘います。

「あれ? もう、ちょっと入ってるね? 君は、かかりやすいんだね」
彼女が上のようなセリフを言ってくれるのもいいですね。
先ほど話した「思い込み」ができるように上手に誘導しています。
他にも今いる図書館のイメージからリラックスを促したりと
短い時間の中でできるだけ催眠に入りやすくなる気遣いを見せます。

お次はより深い催眠状態に入るために目を閉じ
以前彼女と行ったスカイツリーのエレベーターをイメージします。

「なんだか…きもちいいね。ゆっくり、ゆっくり、落ちてる…だけなのに」
長めのカウントを適度にペースを変えながら数え
さらに「気持ちいい」「落ちる」といった暗示を適度に入れてくれます。
エレベーターが下に降りるイメージも簡単ですし
聴いてると頭を中心に体の重さを感じるでしょう。

作品の背景や彼女のキャラを踏まえて行うシンプルな催眠です。
聴き手の心を彼女の指示に従いやすい状態にするのを目的に
簡単なラポール構築から入って深呼吸、イメージにカウントを交えた深化と
比較的よく見かける技術をテーマに合わせてアレンジしながら施しています。

時間が短い関係で催眠をある程度経験している人向けの内容ですが
その条件をクリアしているのであれば催眠特有の感覚が多少は実感できます。
女性にちょっぴり意地悪される快感
エッチシーンは8分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ここで、あなたを、気持ちよく、してあげる」
催眠を使って主人公を自分の言いなりにした彼女は
そのまま彼の乳首をいじってもっと気持ち良くしてあげます。

エッチは彼女の指示に従う形で進みます。
プレイの流れは彼女が「さわさわ」「こりこり」と言いながらまず乳首を責め
同時に感度強化の暗示を入れて準備が整ったらオナニー開始。
その後は亀頭責めを加えて射精を促します。
こちらも短時間での射精を想定したシンプルな内容です。

「ねぇ、知ってる?乳首ってスイッチなんだよ? 1回いじる度に感度が1上がるの。わかる?」
そして彼女はここでもカウントをトリガーに定め
それに暗示を絡めて効果的に気持ちを盛り上げてくれます。
乳首開発済みの人の方が楽しみやすいプレイですね。
時間が短いからこそ気持ちよくなる暗示を意識して多めに入れています。

「声もどんどん女の子みたいになっちゃって…すっごいかわいい…もっといじめたくなっちゃう…」
また後半に差しかかると彼女も興奮したのか、ちょっぴりSっ気のあるセリフを言ったりします。
暗示とは別に女性に責められるシチュによっても興奮させてくれるわけです。
オナニー自体は好きにさせて、心への責めを重視したプレイを行っています。

射精についてはカウントではなく彼女のセリフに合わせて行います。
オナニーの純粋な時間が3分程度しかないのを考えると
1日くらいは我慢してから聴いた方がタイミングよく出せるでしょう。
小さくまとまっている作品
短時間にも関わらず完成度の高い作品です。

彼女は催眠術の本に書いてある技術に自分の特性を掛け合わせて
主人公をある程度の催眠状態に誘導し、その上で暗示と物理的な刺激で射精へと導きます。
1時間クラスの作品に比べて簡略化されてる部分が多いものの
暇なときに手軽に、気軽に楽しむ作品として見れば十分なクオリティを持っています。

どちらかというと催眠の方に光るものを感じます。
彼女の気さくな態度やセリフ、催眠に関するお話を利用した導入
デートした場所のイメージを使った深化など
聴き手が主人公になりきって楽しめるいくつかの工夫がされています。

6分程度の誘導だと普通は軽い眠気を催す程度なのですが
今回は深化シーンで実感できるレベルの「落ちる」感覚がありました。
限られた時間内にこれをやり遂げてるところが素晴らしいです。

エッチも引き続き恋人気分を出しつつ彼女に責められるM寄りのシチュにしています。
淫語を多少言う以外は暗示で盛り上げる催眠音声らしいプレイです。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

あまり時間が取れない人でも楽しめるありがたい作品です。
無料ですので興味を持った方は是非お試しください。

CV:ftnrさん
総時間 本編…18:54 寝落ちした場合…2:10

あでぃくしょん
http://ftnr-hyp.blog.jp/archives/47171941.html

追記
「寝落ちした場合」パートはほんの少しだけヤンデレ要素を含んでます。
本編にはそれらしき描写は特にありません。


鈴の緒を引けば

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、古風な言葉使いをする寂しがり屋の巫女が
神社に偶然訪れた主人公を心のこもった耳かきでもてなします。

物語を3つに分けそれぞれで異なるスタイルの耳かきをしているのが特徴で
耳かき棒、梵天、綿棒などが生み出す効果音と
境内に流れる涼やかな川の音や雨音が大きな癒しを与えてくれます。
川の流れる静かな神社で
狐巫女のテンに耳かきしてもらうお話。

「鈴の緒を鳴らす音がするから来てみれば 本当に人がおったわ」
テンは可愛くて落ち着いた声のお姉さん。
散歩中に見つけたとある神社で拝んでいる主人公に声をかけると
退屈しのぎに一緒にお茶でも飲もうと誘います。

本作品は二人が初めて出会った日、しばらくした別の日、そのまた後日の3部構成。
どのシーンも冒頭に縁側で寛ぎながら軽い会話をし
それから日に応じて器具を変えながら彼女が耳かきします。

1日あたりの時間が40分前後と手ごろな長さになってますから
無理に通しで聴こうとせず日を分けて楽しむのがいいでしょう。
1日分だけでも十分過ぎるほどの癒しのパワーを持っています。

とみみ庵さんと言えばニコニコ動画で耳かき音声をいくつも出されているほど
耳かきに並々ならぬ情熱を燃やしているサークルさんです。
今作でも耳かきに合計70分近くもの時間を用意し
その中で専門店よりは家庭に近い多彩で温かなサービスを行っています。
耳かき好きなら間違いなく満足できる作品です。

「うむ 快晴快晴 縁側で茶を飲むにはうってつけじゃな」
耳かきをしてくれるテンのキャラも大きなポイント。
「~じゃ」など特徴的な話し方をするのに加えて
ひと気のない神社を訪れてくれた彼のために一生懸命尽くします。

最初からフレンドリーに接してくれるおかげで尊大さは特に感じられず
和やかで落ち着いた雰囲気が終始漂っています。
またこの神社は境内に川が流れているらしく、縁側に移動すると涼やかな水の音が流れ始めます。

リアルな効果音と環境音、テンの和風で可愛いキャラ。
そういった諸々の要素を上手に組み合わせて物語の世界をリアルに表現しています。
没入感が得やすい点も癒しにプラスに働いていると言えます。
徐々に変化していく環境とテンの態度
一番最初の「出会いの日」はおよそ37分間。
神社に初めて訪れた主人公がテンと出会い少し会話をした後で
元々団小屋だった建物の縁側に移動し、お茶を飲んだり耳かきをしてもらいます。

本作品はシーンごとに環境音が切り替わる凝った演出がされており
二人が縁側に移動する際にも川の音が徐々に近づき大きくなります。
また雨が降る日には最中に雨足が微妙に変化したりもします。

この日の耳かきの時間はおよそ21分30秒間。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒を使って大きな汚れを取り
仕上げに梵天や息吹きをするシンプルなものです。

耳かき棒は「ぞり ずずっ」と細く硬さのある音
梵天は「すすっ しゅっ」と柔らかく広がりのある音が使われており
前者は耳の壁をなぞるようにゆっくりと、後者は軸を持って小刻みに回転させたり掻き出す動きをします。

数々の耳かき音声を作られてるサークルさんなだけあって
音の質、動かし方いずれも文句のつけようがないほどに優れています。
特に耳かき棒は手前と奥で別の音と動きが楽しめます。
梵天も実際に耳に入れられてるようなこそばゆい感触がして面白いです。

「ゆーっくり 入れるからのう」
最中のテンは久しぶりの耳かきで緊張しているのか
あまり多くをしゃべらずに彼の耳を傷つけないよう全体的にゆっくり動かします。
おぼつかないというよりは丁寧にやってる感じです。

そしてセリフがあまりないからこそ効果音や環境音に集中しやすく
聴いてると自然と心が落ち着いたり眠くなるほどの安らぎを感じます。
二人がまだ会ったばかりということでキャラよりは音の方に魅力を感じるシーンです。

2番目の「別の日」は41分30秒ほど。
再び神社を訪れ鈴の緒を引くとテンが現れ
初日よりもずっと人懐っこい態度であれこれお世話します。

「わ、わしの話し相手になってゆかんか? 嫌なら無理にとは言わぬが…」
彼女は立場上なかなか素直になれないところがあり
彼の気持ちを考えながら語りかけるシーンをよく見かけます。
かといって自分の気持ちを完全に隠しきれてるわけでもなく、その不器用な姿には愛らしさを感じます。
ツンデレというよりは恥ずかしがり屋な印象ですね。

縁側に移動した後で始まる耳かきについても
前回とは違い主に綿棒を使って耳を綺麗にします。
一日ごとに別の器具やサービスが登場するのも本作品が持つ特徴のひとつです。

綿棒は「すすっ ずりずり」と耳かき棒より面積が広く柔らかな音が使われており
耳の穴の縁や中の壁を円を描くようにゆっくり動かします。

実際に聴いてみると耳かき棒とまったく違う動きをしているのに気づくでしょう。
音に若干の引っ掛かりがあるのも特徴的です。
器具ごとに最適な音や動かし方をしているあたりにサークルさんのこだわりがよく出ています。

「やむをえんのう そのまま目を瞑っておるのだぞ?」
またこの日は彼女が変わった方法で耳の細かい汚れを落とすシーンが登場します。
今までのどの器具とも違う滑らかな音が鳴りこちらもリアリティがあります。
彼女が彼に対して心を開き始めているのが行為によっても表現されています。

最後の「また別の日」は43分間。
神社で二人が会話を始めた直後に雨が降り出し
雨宿りも兼ねてテンが再度の耳かきをしてあげます。

「耳のな 穴ではなく外じゃ 手ぬぐいで少し拭いておこうと思ってな」
耳かき自体は耳かき棒と梵天を使う1日目とほぼ同じスタイルなのですが
開始前に彼女が手ぬぐいで耳を綺麗にするサービスが追加されています。
神社なので手の込んだことはできないけど感謝の気持ちは伝えたい。
そんな彼女の彼に対する感情が滲み出ているシーンと言えます。

またバックで流れる雨音も1日目とは違った雰囲気を生み出しています。
場所が同じだから当然川の流れる音もするわけで
2種類の水音が自然な癒しを与えてくれます。

このように、日によって異なるサービスや要素を交えたきめ細かい耳かきが繰り広げられています。
ストーリー性のある耳かき作品
耳かきの要である効果音、バックで流れる鳥の声や川の音、テンの優しくて愛らしいキャラなど
ほっとしたり癒される要素を数多く持ってる良作です。

テンは久しぶりに神社にやって来た主人公を気に入ったのか
最初から対等の立場で彼に語りかけ、自分にできる限りのサービスを提供します。
やってることは世間話、耳かき、膝枕による添い寝とシンプルなものばかりなのですが
ちょっとしたセリフや動作に彼女の「彼と一緒にいたい、癒したい」気持ちが表れていて
後になるほど心がぽかぽかしてきます。

そして二人がどんな場所にいるのか、彼女がどのようにお世話しているのかを
様々な効果音を組み合わせてリアルに表現しています。

今回はほとんどのシーンで川の音が流れますからそれだけでも相当な癒しを感じます。
耳かきについても現実さながらの音や動きがされていて隙がありません。
個々の素材に高いクオリティを持たせ、それを損なわないように融合しています。
テンが体を動かすたびに耳にかけてある鈴が鳴るのも実に良いです。

「また会いに来るといい わしはここで待っておるからな」
ストーリーについても二人が親密になっていく様子を和やかに描いています。
サークルさんの別シリーズ「休日屋」のように込み入った展開にもなりませんし
純粋に癒しだけを提供する作りです。

質の高い耳かきと女性の優しさが心に潤いを与えてくれる作品です。
合計2時間でたったの300円とコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。

CV:藤堂れんげさん
総時間 2:02:26(出会いの日…37:38 別の日…41:28 また別の日…43:20)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

射精応援~いっしょにお射精、頑張ろうね♪~【バイノーラル】

サークル「防鯖潤滑剤」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかな性格と大きなおっぱいを持つお姉ちゃんが
とことん甘やかしながらエッチなお世話をします。

シリーズ最大の特徴である応援するセリフに加えて
今回は耳元で囁く、耳を舐めるなどバイノーラル録音ならではの演出が取り入れられており
臨場感の高い声や彼女との距離の近さが心を温めてくれます。
お姉ちゃんが励ましながら射精をお手伝い
姉の「めあ」とあまあまなエッチをするお話。

「おかえりなさい。お仕事お疲れさま♪」
めあは明るくて穏やかな声のお姉さん。
疲れた様子で帰宅した主人公を温かく迎えると
ストレス発散のために彼の射精をお手伝いしてあげます。

本作品は大きく5つのパートに分かれており
仕事で苦労している彼を励まそうと彼女が手、おっぱい、おまんこなどを使い
最初はゆっくり、後のほうになるとやや激しく責めて射精へと導きます。

「頑張れ、頑張れー♪ おちんぽちゃん、頑張れー♪ 頑張っておっきしよーっ♪」
「射精応援」シリーズはサークルさんの看板作品として今回で6作目にあたり
女性がすべてを受け入れ、甘やかし、励ましながらエッチをするスタイルが確立されています。
本作品もその例に漏れず、めあは彼が何をするにつけても褒め称え
プレイ中も上のような応援するセリフを明るい調子でたっぷり言います。

心のもやもやを取り除くためにするエッチですから雰囲気も終始あまあま。
彼女の言葉や態度から「彼をなんとかして元気にしたい」という想いが強く伝わってきます。
性的興奮だけでなく精神的な充実感も得やすい作品です。

本作品ならではの要素として挙げられるのが演出。
シリーズ初のバイノーラル録音ということで彼女がいくつかのシーンで密着しながらプレイを行い
それに合わせて声の位置も一気に近くなります。

今までなかった耳舐めも合計で15分程度の長さが取られてますし
最中は彼女が囁き声で応援、淫語、愛の言葉を投げかけてくれます。
雰囲気的な温かさが従来よりもパワーアップしている印象を受けました。

甘やかし応援するセリフと密着感のあるプレイ。
この2つが本作品の大きな魅力と言えます。
女性の優しさと温かさが詰まったエッチ
エッチシーンは5パート57分ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、キス、授乳手コキ、パイズリ、SEX(騎乗位、対面座位)です。
手コキ、パイズリ、SEXの際に効果音が流れます。

「うふふっ、おちんぽちゃん、はっけーん♪」
彼の服を脱がしまだ勃起してないおちんちんを見ためあは
添い寝して体を密着させ、囁きながらゆっくり優しくしごき始めます。

エッチは最終パート以外は彼女がお世話する形で行い
最終パートだけは彼が彼女を責めて気持ちよくします。
一番最初の「お耳舐めながら、ヌキヌキしてあげる♪」パートは耳舐め+手コキ。
初めは右側、しばらくすると左側に彼女が移動し
どちらも耳舐めしながら合間に応援や淫語を囁きます。

「お姉ちゃん、あなたにたくさん気持ちよくなって欲しいから…して欲しいことは何でも言ってね?」
「疲れてるのに、こんなに立派におっきできるなんて…とっても頑張ったね♪ えらいよ♪」

めあは彼が何かして欲しそうならそれにすぐ応えてあげるし
勃起しただけでもすごいことを成し遂げたかのように褒め称えます。
すべてを包み込んでくれるリードに多くの人が癒しを感じるでしょう。

プレイの際に射精が近くなるまで緩いペースで責める姿にも
彼の体にできるだけ負担をかけまいとする彼女の優しさが現れています。
甘やかし成分が非常に強いエッチですね。

またバイノーラルのおかげで声の位置や臨場感もバッチリ。
囁き声は耳に微かな振動が伝わってくるし、耳舐めも舌の動きがイメージしやすいです。
本作品の長所が最もわかりやすい形で表現されているパートだと思います。

彼女の身体的特徴を活かしたプレイが登場するのは
3番目の「おっぱいま○こでシコシコしてあげる♪ おっぱいに甘えてね♪」パート。
おっぱい大好きな彼のリクエストに応えておちんちんを挟み込み
「ぎゅぽっ きゅぷっ」と弾力のある水音を鳴らしながら比較的緩いペースで動かします。

「お姉ちゃんが、ずっとおっぱいで包んであげるから♪ ぎゅぅっておっぱいで包み込んで、離さないであげるから…だから、寂しがらないでいいんだよ♪ おちんぽちゃん♪」
勃起前のおちんちんを挟む音としごく音、勃起した後にやや激しく責める音など
プレイの様子に合わせて効果音もちゃんと変化するのがいいですね。
彼女がどういう風にお世話しているのかが音だけで伝わってきます。
そしておちんちんに向かって自分の子供のように語りかける彼女の姿も優しさに溢れてます。

二人の絆の強さが最も感じられるのは最後の「あなたと一緒に気持ちよくなっちゃう……♪」パート。
仕事の山場を無事乗り越え上機嫌で帰宅した主人公が
今まで励ましてくれたお礼に対面座位でめあを激しく責め上げます。

「おねえちゃんが、動くのと…ぜんぜん、ちがうよぉ…っ。あなたの、おちんぽちゃん、激しすぎて…っ。腰、抜けちゃいそう…っ」
「好き…好きっ、好きぃ…っ! あなたのこと、好き、好き、大好き…っ! あなたのこと、世界で一番好きぃ…っ!」

今までとはほぼ逆の立場でするエッチに戸惑う彼女の様子や
おまんこを激しく突かれて艶かしい喘ぎ声を漏らす姿がたまらなくエロいです。
お返しに彼女も愛の言葉をたっぷり投げかけたりと
姉弟よりも恋人や夫婦に近いあまあまラブラブなエッチが楽しめます。

このパートだけは応援するセリフが一気に減り
彼の体調が良いのを踏まえて責めるペースも最初から速く激しくしています。
個人的には最も抜きやすいパートだと思います。

このように、女性の優しさや温かさを感じるエッチが繰り広げられています。
心を潤してくれる作品
大ボリュームの応援と甘やかしを中心とした癒しの色が強い作品です。

めあは日々仕事に追われてなかなかリフレッシュできない主人公を気遣って
服を脱がすところから射精後に残り汁を搾り出すところまで
エッチのすべてを自ら進んでお世話する形で行います。
タイトルにもなっている応援のセリフも確かに特徴的なのですが
彼女が見せる細かな気遣いがあるからこそ効果を発揮するのです。

「あなたのおちんぽちゃん、お姉ちゃんのおまんこの中で、受け止めててあげる♪ あなたが寂しくなくなるまで、ずぅっとね♪」
彼女は彼が満足してくれるのなら好きなだけ自分の体を使っていいと言います。
そして何をするにも彼の考えを受け入れ、彼が望むようにリードします。
「おちんぽちゃん」「おまんこ」などの淫語を意識して多く言うのも彼に興奮してほしいからです。
こういった要素が積み重なって作品全体にとても温かい空気が流れています。

聴き終えたときは心がスッキリする思いがしました。
耳かきなどとは違う方向から癒しを与えてくれる作品です。

エッチについては従来の応援スタイルを維持しつつ新要素を盛り込んでいます。
もう少し多めに入れたほうが作品に個性が生まれたようにも思えるのですが
新しい試みということでサークルさんがまだ様子見されてるのかもしれません。
次回作以降でどうなっていくのかが楽しみです。

「おちんぽちゃんすりすり、おちんぽちゃんすりすり♪ おっぱいまんこしこしこ、おっぱいまんこしこしこ♪」
ひとつだけ気になったのがエッチの最初3パート(耳舐め手コキ、授乳手コキ、パイズリ)において
上のようなセリフをひたすら連呼するシーンがそれなりに見られたことです。
淫語のボリュームを増やすためにそうされたのでしょうが
複数のパートで似たようなセリフが続くと聴いてる側は単調に感じます。

授乳手コキなら赤ちゃん言葉で語りかけるとか
甘やかすセリフをもう少し増やすなどセリフ周りに変化がほしかったです。
その一方で最後の対面座位パートは前の4パートとの明らかな違いが出ていて良かったです。
エロさについては最初の耳舐め手コキと終盤2つあるSEXパートが優れています。
耳舐め+手コキ、SEX+キスなど複数のエッチな音を同時に鳴らしているのが大きいです。

射精シーンは全部で6回(うち1回が連続射精)。
淫語多め、くちゅ音それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

年上の女性にたっぷり甘えられる作品です。
精神的に疲れている人には特におすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:21:00

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

姉×妹の添い寝W催眠

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、落ち着いた姉と可愛い妹が添い寝をしながら
安らかな声と優しい言葉を使ってゆっくりと眠りに導きます。

声質の違う2人の女の子が左右から同時に語り掛けてくるのが最大の特徴で
その不思議な音のうねりの中にいると意識がぼんやりするのを感じるでしょう。



女の子2人に囁きかけられる心地よさ
血の繋がった姉妹に添い寝されながら眠りにつくお話。

「ん… まだ起きてる…の?」
姉は明るく端正な声のお姉さん。
「あ…っ お兄ちゃん まだ起きてる」
妹は甘く幼い声の女の子。
どうにも寝付けない主人公の枕元へとやってきた2人は
添い寝をしながら催眠を使って彼を安眠させてあげます。

本作品は「W催眠」とあるように
姉が左、妹が右に声の位置を固定しながら2人同時に語り掛けてくれます。
この手の作品を初めて聴いた人はきっと驚くでしょうね。
催眠音声に詳しい人ならあの双子シリーズを連想するかもしれません。

「寝る時は そんな良い事 楽しい事だけを考えて寝る それが大事」
「眠る時は そんないい事 楽しい事だけを考えて寝る それが一番」

しかし双子シリーズが左右でまったく別のセリフを交互に、あるいは同時に言うのに対して
本作品はほぼ同じ内容のセリフを同じタイミングで言います。
ですからスタイルは似ていても双子シリーズとはまったく別の作品と思ってください。

それでも左右で違った声が同時に聴こえてくると
頭の中が軽く揺さぶられるような心地よい感覚がする場合もあるでしょう。
また姉、妹が個別で語り掛けてくれるバージョンも同梱されており
全部で3通りの楽しみ方ができるようにもなっています。



リラックスできる雰囲気を作り上げていく催眠
催眠はおよそ19分間。
最初は2人のシャンプーの匂いを嗅ぐ形で深呼吸をしながら
合間に聞こえる声に耳を傾けます。

「寝る時は そんな良い事 楽しい事だけを考えて寝る それが大事」
「晴れたお休みの日 公園の芝生でひなたぼっこしてるみたいに ゆったりと心地いい」

姉妹はストレートに「力が抜ける」とか「眠くなる」と言うのではなく
リアルで心が落ち着くシチュを具体的に挙げながらリラックスを促します。
途中から囁き声に変化するのもポイント。
聴き手の眠気を妨げないよう段階的に声を弱めながら語り掛けてくれます。

「なでなで 今日は本当に お疲れ様 なでなで 今日は一緒に寝られて 嬉しかった」
そして適度にリラックスしたところで左右から優しく頭を撫で始めます。
リズミカルな「なでなで」とその後に聞こえる優しい言葉が
心を温め、安らかな眠りへと導いてくれます。

2人の声が流れていてもそれほど眠りの妨げにはならないのですが
ある程度頭を撫でた後に完全な無音の時間も用意されています。
まさに聴き手を眠らせるためだけに組み立てられた催眠と言えるでしょう。



安眠効果が見込める作品
催眠の技術を取り入れた安眠音声と表現するのが妥当な作品です。

姉妹のやることを深呼吸とカウントを絡めながら頭を撫でるだけに留め
その合間にリラックスしたり心が軽くなる暗示を何度も繰り返し入れてくれます。
作り自体は極めてシンプルなのですが、暗示の入れ方やボリュームは申し分なく
なんとなく眠くなってくるような気分を多くの人が感じるでしょう。

ただし多くの催眠音声で味わえるような
体が妙に重たいとか、頭がズーンとする感覚はあまりしないと思います。
それは姉妹が深い催眠状態に導く類の暗示を入れてこないからです。
作品自体の目的が安眠にありますから当然と言えば当然なのですが
あくまで安眠に特化した作品であることだけご留意ください。

作品の最大の売りとなっている左右同時に語り掛けるスタイルについては
私個人はそれよりも個別のバージョンの方が安眠効果を得やすいと考えています。
双子シリーズのようにそれぞれが役割を持って語り掛けてくるわけではありませんし
それなら1対1の方が声に集中しやすいのではないかなと。
皆さんも是非両方を聴き比べていただければと思います。

安眠できるけど催眠的な感覚は味わいにくいと判断し
今回は以下の点数とさせていただきました。
同人側とはちょっと違ったスタイルで安眠させてくれますので
そういうところに興味のある方は体験版をお試しください。

CV:紅月ことねさん
総時間 姉妹…35:55 姉のみ…36:41 妹のみ…33:51
(いずれも10分ほど無音の時間があります)


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年4月22日まで3割引の490円で販売されています。
その場合の点数は7点です




菜月お姉ちゃんVSマゾチ○チン~僕のマゾチ○チンは菜月お姉ちゃんに敗北するのが大好きで菜月お姉ちゃんに屈服しながら一生ドビュドビュ逝きまくる~(バイノーラル音声)

サークル「human chair」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、甘く穏やかな声のお姉さんが左右に陣取り
「負け犬」「マゾチンチン」などM向けの言葉責めをして射精へと追い込みます。

きつめの単語を極めて柔らかい口調で言いながら
負ける気持ちよさを教え込む変わった責めが行われており
こちらのM性を上手にくすぐって射精したい気分にさせてくれます。
負けることが大好きなあなたへ
菜月お姉ちゃんに負かされて射精するお話。

「お姉ちゃんが言葉ひとつでたやすく負かしてあ・げ・る」
菜月お姉ちゃんは穏やかで色っぽい声の女性。
股間を膨らませながら自分に負かされにやって来た主人公に
再度の負けをプレゼントしようと言葉責めを始めます。

本作品は右耳、左耳、両耳の3つのファイルで構成されていて
右耳と左耳はそれぞれに別のセリフで彼を負かすプレイが
両耳は左右の音声が同時に流れる2人がかりの責めが楽しめます。

「マゾチンチンは 菜月お姉ちゃんに負けるしかない マゾチンチンは お姉ちゃんに一生勝てない」
そしてプレイの最中彼女はしきりにこちらに負けを促すセリフを投げかけます。
この「負け」は彼女の言葉責めを我慢できずに射精することを表し
負けた結果彼が罰を受けるといったことは特にありません。

「女性に言葉だけでイかされた」というちょっとした屈辱感を与えて
Mな人がより気持ちよく射精できるようお手伝いをしているような感じです。
現に彼女はプレイの最初から最後まで非常に穏やかな口調で語りかけてくれます。
言葉責めの内容と口調に大きな落差があるのも本作品の面白いところです。
絶え間なくぶつけられる優しい罵声
エッチシーンは2パート20分ほど。
プレイは言葉責めのみです。
エッチな効果音はありません。

「こうやって耳元で囁かれてるだけで すぐに負けちゃう 全然勝負にならないもんね」
主人公が以前からずっとこうやって負け続けていることを軽くあざ笑うと
お姉ちゃんは彼を射精させるためにまずは自分に勝てないことを教え込みます。

エッチは彼女の言葉責めを聴きながら自由にオナニーをします。
右と左でセリフは違うのですが大まかな流れはほぼ同じため
ここではプレイの展開だけを追う形で説明していきます。

「ほーら 僕の負けです 僕の負けです マゾチンチンの負け」
「マゾチンチンいじめてください マゾチンチンもっと負かしてください」

プレイの前半は負けることを受け入れさせる言葉責めが中心。
彼女は「マゾチンチン」などやや下品な淫語を交えつつ
聴き手がもっと言葉で痛めつけられたい、射精をさせてもらいたい気分になるよう誘導します。

彼女の口調が言葉責めと呼ぶには生ぬるすぎるほどに穏やかなため
それがかえって彼女の言葉を拒絶しにくくさせています。
純粋に負けるデメリットがまったくないのもあります。
「別に負けてもいいかな?」と自然に思わせてくれる優しい言葉責めをしています。

「ほーら早く負けちゃいなさい 負けるのは気持ちいい マゾチンチンは負け犬確定」
そして後半は「負け犬」「イケ」など前半に比べるとややきつめのセリフを用意し
それらを連呼することでよりストレートに射精へと追い込みます。
全編バイノーラル録音なので彼女に至近距離で囁かれている雰囲気ができており
実際に責められている気分がとても味わいやすいです。

聴いているとしごきたくなる人は結構いるんじゃないでしょうか。
射精の際もセリフを使ってその様子を実況し
言葉に打ち負かされた事実を深く胸に刻みつけてくれます。
羞恥心や背徳感をちょっぴり感じながら射精することになるでしょう。

両耳のバージョンは左右の声が同時に流れる作り。
セリフは左右個別と同じですが、言葉責めの途切れる時間が極端に短く
片方ずつの時に比べると密度の高さを感じます。

ただし、左右でコンビネーションを取ってきたりはしません。
編集をもうちょっと工夫してそういう部分を出していたらより質の高いプレイになっていたでしょうね。

このように、穏やかな雰囲気できつめの言葉を投げかけるプレイが繰り広げられています。
優しく負かしてくれる作品
優しいお姉さんが少し変化をつけた言葉責めで射精させてくれる作品です。

菜月お姉ちゃんは最初から射精することを「負ける」と表現し
女性に言葉だけでイかされる快感を勝敗の形で教え込みます。
そして準備が整ったところできつめの言葉を使って敗北へと追い込みます。

彼女はほとんどのシーンで「射精しろ」と敢えて言いません。
だけど聴いているとなぜか無性に股間がムズムズし、おちんちんをしごきたくなります。
それは屈辱感にまみれながら射精する気持ち良さを遠まわしに教えてくれるからです。
男性が本能的に勝ちにこだわる生き物だからというのもあります。
リアルではなかなかできないことを実現させてくれる点にも魅力を感じます。

エッチは物理的な接触を一切せず本当に言葉だけでイかせます。
M向けの淫語がそれなりに登場しますから、適正のある人なら普通に抜けるでしょう。
逆にノーマルあたりの人にはあまり心に響かないと思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

短時間ながらも変わった言葉責めで興奮させてくれる作品です。
言葉責めが好きなMの人には特におすすめします。

CV:野上菜月さん
総時間 右耳…10:04 左耳…9:52 両耳…10:04

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年4月7日から22日までの間、3割引の280円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

やさしくってSな風俗嬢にいっぱいいじめられちゃう音声ー筆責め、羞恥プレイ編ー

サークル「サキュネス」さんの同人音声作品。
今年2月に処女作を出されたばかりの新規のサークルさんです。

今回紹介する作品は、柔らかい口調で話すサービス精神旺盛な風俗嬢が
ド変態なお客に一風変わったエッチなサービスを提供します。

体よりも心を責めることに力を入れたプレイが行われており
彼女は彼の痴態をスマホで撮ったり習字に使う筆で文字を書きながら
見られていることを意識させるセリフを投げかけて羞恥心をしきりに煽ります。
見られるのが大好きなお客へのご褒美
風俗嬢に辱められながら射精するお話。

「うふふっ また来てくれたんですか この前のお客様ですよね?」
風俗嬢は甘く柔らかい声のお姉さん。
以前受けたサービスが忘れられず店に再びやって来たお客に
いくつかの器具を使ったとっても恥ずかしいプレイをしてあげます。

本作品は自分の痴態を見られるのが大好きな彼に
彼女がお店のサービスとして羞恥心を徹底的に煽る責めを繰り出します。
具体的には包茎おちんちんを写真に収める、カウパーを筆で掬って文字を書く
プレイの様子を撮影し彼女のブログに掲載するなどです。

彼女が彼の体を直接いじるプレイは手コキくらいしかないのですが
セリフや器具を使った心への責めがしっかりしているおかげで
こういうシチュが好きな人なら十分興奮できる内容になっています。
スリルを味わわせて楽しませる、音声作品ではあまり見かけないタイプのサービスです。

「パンツも満足に下ろせないなんて 可哀想な変態さんですね」
これらを行う風俗嬢は声も態度もとってもあまあま。
「変態」などの軽い言葉責めをするシーンがあるものの
怒鳴ったり冷たく接することは一切なく、彼がより気持ちいい射精を迎えられるよう一生懸命サポートします。

彼の欲望を満たすためにわざと意地悪する感じですね。
プレイは変態的なのですが雰囲気はびっくりするほど穏やかです。
この両者の大きなギャップも本作品の魅力と言えます。
羞恥に特化したアブノーマルなプレイ
エッチシーンはほぼ全編にあたる25分30秒ほど。
プレイは写真撮影、筆責め、手コキ、録音です。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「ほーら テントを作って変色させたマゾ犬さんのパンツ ぱしゃり」
サービスの内容を確認したところで風俗嬢はお客に服を脱ぐ指示を出し
期待ですっかり勃起しているおちんちんを早速写真に収めます。

エッチは終始彼女がリードする形で進みます。
前半に登場するのは羞恥心を与えることに特化したプレイ。
皮かむりのおちんちんをスマホで撮ったり、彼女が画材屋で買ってきた筆で尿道を撫でて
滲み出たカウパーを使いお腹にとある文字を書きます。

「皮の先っぽから 透明なお汁まで垂れちゃってる」
「見てください こうやって 筆を亀頭さんから離すと… こーんなに糸が引いてる」

そしてはこれらを行いながら彼女は自分にその一部始終を観察されていることと
これらを顔だけぼかしてネットに掲載することを告げて羞恥に悶えさせます。
見られる快感や見せつける快感を刺激して興奮させる本作品らしいプレイです。

ちなみにネットに恥ずかしい写真を公開するのはお店のオプションサービスです。
彼女が彼の望みを叶えてるだけですので暗さはまったくありません。
彼も彼女の態度に喜び、おちんちんをさらに硬くしています。

プレイで面白いのはやはり筆責めですね。
カウパーで文字を書くところまではだいたい予想できるのですが
その後にちょっとした仕掛けを用意して恥ずかしい気分を一気に盛り上げてくれます。

そうやって十分準備を整えたところでいよいよメインの手コキが始まります。
プレイ時間はおよそ9分間、速さが違う2種類の効果音が流れます。
ここでも彼女が背後に回り、目の前に大きな鏡を置いて彼に自分の痴態を観賞させながら行います。

「そうそう 頑張って我慢しないと 恥ずかしい声が録音されちゃいますよ?」
さらに彼女は彼にもっともっと喜んでもらえるように
機材を使って彼の喘ぎ声を録音し、その後にももう一歩踏み込んだ羞恥責めを繰り出します。
そして射精の瞬間も「ぴゅっぴゅー」とセリフで精液を吐き出す様子を実況します。
自分の一番情けない姿を見られるのはやはり恥ずかしいものです。

女性に大事な部分を弄ばれ、その様子をじっくり見られながら射精する。
タイトルにもなっている「羞恥」に特化した個性的なプレイが繰り広げられています。
くすぐったい興奮が味わえる作品
風俗嬢が繰り出す多種多様な羞恥プレイが魅力の作品です。

普通のプレイではもう満足できないド変態なお客に気持ちよくなってもらおうと
彼女は主に視線を使った責めで性的興奮を与えます。
彼女が終始観察し続けるだけでなく写真に撮る、それをネットに掲載するなど
リアルでやったらヤバそうな内容を盛り込んでスリルを感じさせます。

ストレートな言葉責めは少なめにしてイメージ力を高めるエッチを心がけています。
音声作品に適してるからか、こういう性癖を持っていない私でも結構興奮できました。
特に後半の鏡の前に立たせて手コキするプレイがとても良いです。
エッチに直接結びつきにくい機材を上手に使って心を盛り上げてくれます。
写真撮影や録音をするシーンで効果音を鳴らしていれば尚良かったです。

しかし、羞恥プレイと並ぶもうひとつの柱である筆責めについては
亀頭を軽くいじって文字を書くあたりの淡白なものになっています。
これに期待して聞くとおそらく肩透かしを食らうでしょう。
手コキしながら乳首や亀頭を撫でるなど、後半のシーンでも筆責めを登場させて欲しかったです。

射精シーンは1回。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

聴いてるだけで心と股間がむず痒くなってくる作品です。
痴態を見られる、あるいは見せつける羞恥プレイが好きな人にのみおすすめします。

CV:山田じぇみ子さん
総時間 29:14

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

アラクネのくすぐり地獄催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、上品で悪戯好きな女子大生が
大学受験に来ていた男の子にエッチなサークル勧誘をします。

彼女が指や糸で体をくすぐってイかせる変わったエッチが行われており
主人公が受験をする様子に様々な暗示を交えてリラックスや集中力を高めた後
「こしょこしょ」「こりこり」などの擬音語に反応する体へと作り変え、たっぷりくすぐってくれます。
大学受験に挑む学生になりきりながら催眠の世界へ
女子大生の先輩にくすぐりエッチをされるお話。

「本校舎の中庭にそびえ立つ別館の4階、ミステリー研究部の部室の隣に、開かずの間と呼ばれる部屋があった」
主人公は上品で落ち着いた声の男性(声質は完全な女性)。
事前に10分程度の準備運動をさせた後
物語の舞台となる「開かずの間」について語り始めます。

本作品はとある大学に受験をしに来た彼が
ミステリー研究部に所属する先輩に開かずの間へと連れて行かれ
そこで拘束されながら敏感な部分をくすぐられる様子を彼の立場になって楽しみます。

音声作品におけるくすぐりは同人音声側でごく一部のサークルさんが作られてるものの
催眠音声では少なくとも私は今のところ他に聴いたことがありません。
エッチシーンで登場するプレイもほぼくすぐりのみという非常に珍しい作品です。
彼女もくすぐられる快感を一人でも多くの人に味わってもらおうと
催眠の技術を使って肌を敏感にしたり特定の言葉に反応するよう誘導します。

催眠はおよそ37分間。
最初の10分間は催眠に入りやすくするための準備運動として
肩幅で立ったまま腕を好きにブラブラさせます。
ちなみに5分間運動する短縮版もあり、どちらか片方を選択して聴きます。

本作品はエッチシーンで彼女が指や手を動かす指示を出すシーンがありますから
腕を十分にほぐしておいたほうがより楽しめます。
バックで流れる水の音も心を落ち着け、催眠に入りやすい精神状態にしてくれます。

本格的な催眠が始まるのはその後から。
最初は主人公が受験会場で精神集中している様子を聴きます。
ちなみにこのあたりから音声終了までシーンの雰囲気に合った癒し系BGMが流れます。

「僕は集中力のある人間だ だからこれと決めたひとつのことに とても集中することができる」
「集中すると問題が解ける 嬉しくて 安心感が出てくる 残っていた緊張も どんどん和らいでいき とてもリラックス状態で 試験をクリアしていく」

軽く深呼吸した後に彼が自分に言い聞かせている言葉を聴いてると
なんだか自分も心が研ぎ澄まされていくように感じるかもしれません。
また試験を受けるシーンでは肩の力が抜けたり頭がスッキリする人がいるでしょう。

本作品の催眠の前半は彼が自己暗示を入れるスタイルで誘導してくれます。
18禁音声を聴く人なら高校や大学受験は経験済みでしょうし
その頃の感覚が自然と蘇ってくるかもしれませんね。
バックで流れる幻想的な音楽も作品の世界に浸りやすくしてくれています。

次のシーンは受験を終えてホッとした彼が大学の中庭で寛ぐ様子を聴きます。

「のんびりと泳ぐ鯉を見つめていると まるで 時間がゆっくり過ぎていくような気がする」
「頬を少し ひんやりとした風が通り過ぎていくのが とても心地がいい そして ここにいいる僕も とても自由で心地がいい」

ぽかぽかとした暖かい日差し、澄み切った青い空、目の前の池で優雅に泳ぐ鯉
そして大学受験という人生の節目を無事乗り切った達成感。
彼の心情に数多くの暗示を込めてさらなるリラックスを促します。

普通の独白に近いセリフが多いので催眠っぽさはほとんどありません。
ですが実際は現代催眠のテクニックを駆使して上手に暗示を入れています。
このあたりから意識がぼんやりしてくるのを感じるでしょう。

「右足をハケで払っていく こしょこしょ 右足がなんだかくすぐったい」
「ゾワゾワした心地よさが 背中から全身へ広がり 頭を真っ白に溶かしていく」

その後は寝ていた彼を偶然見つけた先輩が開かずの間へと連れ込み
小話をしながら深化と特定の言葉を聞くと体がくすぐったくなる暗示を入れます。
エッチのキーとなる部分なだけあってこれらに14分近くの時間を割き
何度も繰り返す形で少しずつ反応できる体へと作り変えてくれます。

実際に聴いてみたところ、特に脇腹や腕の裏にピリピリした感覚がありました。
この時点ではあまりピンと来なかった人でも
エッチが始まると妙にこそばゆいとか、むず痒い感じがするようになると思います。
深化についてもオーソドックスな技法を使って少しずつ確実に落としてくれます。

主人公が先輩と出会うまでのお話に技術を絡めたテーマ性のある催眠です。
彼女の指・糸・言葉にくすぐったさを感じる体にするのを目的に
彼が受験をするシーンでは主に集中力の向上を
試験を終えて芝生で寝転ぶシーンではリラックスに力を入れた誘導をしています。
そして十分準備ができたところで彼女自身が深化とくすぐったくなる暗示を入れます。

サークルさんの過去作以上に思い切った誘導をされているため
聴き始めた段階だと「本当に催眠なの?」と戸惑うかもしれません。
ですが実際は他の催眠音声と同じく手順を踏む形で催眠状態を深めようとしています。
できるだけ大衆性の高いイメージを選んでくれているのもいいですね。
大学受験という節目に誰もが味わう感覚を催眠に上手く絡めています。

まとめると、ストーリーを聴いてるだけで自然と入っていける個性的な催眠です。
むず痒い感覚から快感へ
エッチシーンは24分ほど。
プレイはくすぐりのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「うふふっ とーってもいい表情よ もっとその恥ずかしい顔を見せてちょうだい」
催眠を使って主人公の体を敏感にした先輩は
自分の口から吐き出した糸や指で彼の敏感な部分をくすぐり始めます。

エッチは糸で身動きが取れない彼を彼女が一方的に責めます。
プレイ一覧を見ていただければわかるように本作品で行われるプレイはくすぐり特化です。
フェラやSEXといった一般的なプレイはほぼ登場しません。
その代わり声や言葉で体を優しく撫でられる不思議な感覚をたっぷり味わわせてくれます。
ここからは神々しく壮大な印象の音楽が流れ始めます。

「その極細の糸が 腋や首筋 乳首に触れるたび 鳥肌が体中に広がっていく ゾクゾクっと 体にとろけるように気持ちよさを与えられる」
「その こしょこしょという言葉だけで 体にゾクゾクした快感が駆け巡っていく」

前半のシーンはさらなる感度強化と比較的ソフトなくすぐりプレイ。
脇腹や乳首など敏感な場所をくすぐりながら
「こしょこしょ」「かりかり」のキーワードに体が反応する暗示を入れます。

プレイが始まって少し経つと彼女が耳元至近距離から囁くようになるので
そのあたりから体の一部が妙にむず痒くなるのを感じるでしょう。
言葉が持つイメージとバイノーラル録音特有の微かな風圧でくすぐるわけです。
他の催眠音声で味わうエッチな熱とは明らかに違うこそばゆい感覚です。

「右手の人差し指の爪先で 左手の手の内側を 付け根から爪先まで 触るか触らないかの距離で つつーっと撫でてみて」
「指先で引っかくたび 体がビクンビクンと震えていく 弱い電流を流されているような快感が 体に広がる」 
後半は聴き手により強いくすぐりを味わってもらうために
自分の指を手に這わせる指示を出しながらプレイを進めます。
実際にやってみたところかなりムズムズする刺激が走りました。

ここからはBGM以外に「ブーン」という振動音も鳴り始め
前半以上に声や音に肌と心を揺さぶられる快感が味わえます。
絶頂シーンの直前では股間もムズムズする感覚がありましたし
くすぐりというエロとはやや縁遠いプレイを言葉で性的快感へと変換しています。

このように、とことんくすぐって気持ちよくする変わったエッチが繰り広げられています。
こそばゆい感覚に悶える作品
タイトルにもなっているくすぐりプレイが魅力の作品です。

先輩は偶然見つけた主人公にくすぐりの快感を教えようと
十分な深さの催眠状態に誘導してからキーワードをトリガーに感覚を操作する暗示を入れたり
囁き声や振動音が生み出す微かな刺激でむず痒い感覚を与えます。

他の18禁催眠音声とはプレイの方向性が違うからか性的な絶頂感は弱めでしたが
誰かにくすぐられているような体のムズムズ感はかなり味わえました。
ですから内容を理解した上で聴く分には問題なく楽しめます。
ただし音モノの色がそれなりに強いため、1回目だと得られる快感は弱めかもしれません。
複数回聴いて慣らした後の方がよりハマれるプレイかなと。

エッチの準備にあたる催眠パートも独自性があって面白いです。
特に試験を終えたときの開放感や爽快感でリラックスさせているのが印象的でした。
作中で使われているイメージも多くの人が共感できるものを意識して用いています。

エッチは色んな方法で体をくすぐる尖ったプレイです。
手や指を動かしてもぶつからないように身の回りの物を片付けておくのがいいでしょう。
ムズムズ、ゾワゾワとした不思議な感覚が味わえます。

絶頂シーンは全部で2回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

「くすぐり」という催眠音声ではレアなプレイを積極的に取り入れている作品です。
くすぐり好きはもちろん、新しい性癖を開拓してみたい人にもおすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:14:31

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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