サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、明るくて人懐っこいクリスマスの妖精が
寂しい思いをしている主人公にエッチなプレゼントを届けます。
密着しながら囁いたり耳を舐める、心を込めてご奉仕するなど
彼の状況を踏まえて彼女が「一緒にいる」気分になれる様々な演出がされており
バイノーラル録音によるリアルな声も手伝って充実したひと時が送れます。
クリスマスを好きになってもらうために
「らんらんらーん らんらんらーん らんらんらーららーん はぁい お届け物でーす」
アンジュは明るくて優しい声の女の子。
クリスマスを一人寂しく過ごす主人公の元にやってくると
最初のプレゼントに軽いキスをします。
本作品はおよそ2時間15分にも及ぶ大ボリュームの中
彼女が耳を舐める、フェラをする、オナニーを披露する、SEXするなど
パートごとにメインのプレイを切り替えながら多種多様なサービスをしてくれます。
前半がクリスマスの夜、後半が次の日の朝と2部構成になってますから
通しで聴くのが難しい人はそのあたりで区切ると違和感無く楽しめるでしょう。
自己紹介や彼女がここに来た理由の説明といった冒頭のやり取りが済むと
そこから先はほぼずっと何らかのプレイをする抜き重視の作りになっています。
抜きどころが多いという意味でも一気に聴かないのが賢明です。
全体を通じて言える大きな特徴は囁き声のボリュームがとんでもなく多いこと。
調べてみたところ総時間の8割強にあたるおよそ113分間
彼女は彼に対して囁き声で語りかけています。
シーン3以外はもう全部囁き声だと思ってもらっていいです。
ですから囁き声が好きな人なら相当に満足できる作品と言えます。
アンジュ役が柚木朱莉さんということで全編バイノーラル録音なのもポイント。
リアルな声の数々が彼女と実際に一緒にいる雰囲気を醸し出しています。
「私は ぼっちな君に クリスマスプレゼントを届けに来た サンタクロース…みたいな感じ?」
今回お相手をするアンジュはやや砕けた口調で話す人懐っこいキャラ。
彼がクリスマスを楽しく過ごせるようにと本物の恋人のような親しい態度で接し
エッチの際には彼の体を隅から隅まで愛す献身的な姿を見せてくれます。
中でもプレイの関係からちゅぱ音を鳴らすシーンが多く
部位や舐め方に応じて小まめに変化するエッチな音が自然な興奮を呼び起こしてくれます。
サークルさんが作品の売りとしてアピールされている耳舐めは合計で21分30秒ほど。
総時間の長さを考えると少なくも感じますが、十分存在感のあるプレイにはなっています。
抜ける要素をふんだんに盛り込んだエッチ
プレイはキス、耳舐め、オナニー、フェラ、手コキ、素股、全身舐め、玉舐め
アナル舐め、アンジュのオナニー、SEX(騎乗位)です。
手コキ、素股、アンジュのオナニー、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。
「体の中心が 徐々に熱くなって来るよ?」
自分が主人公にクリスマスを好きになってもらうためにやって来たことを告げると
アンジュは彼に寄り添い弱点である耳をゆっくり舐め始めます。
エッチは童貞な主人公に彼女がご奉仕する形で行います。
プレイ時間が非常に長くバリエーションも多いため
今回は個人的に印象的だったパートを前半から2つ、後半からは1つピックアップして紹介します。
前半はシーン4までの4パート。
一番最初に登場するシーン1は耳舐めだけをする結構ソフトなパートのですが
本作品の魅力である密着感や彼女の温もりが実感しやすいです。
「え? おっぱいが当たってる? …当たってるんじゃなくて 当ててるんだよ?」
「アンジュのことが どんどん好きになるよ?」
その原動力となっているのがリアルな耳舐め音と彼女のセリフ。
前者はフェラなどとは違うコリコリとした水分少な目の音が耳元で鳴り響き
後者は彼女がすぐ近くにいて好意を抱いているのを感じさせてくれます。
耳舐めはちゅぱ音だけでなく合間に漏れる吐息も実に生々しいです。
耳に軽い風圧が伝わりほんのりとした温かさも感じられます。
声や音の質が高いからこそ一緒にいる気分が味わえるのだと思います。
もう1つの聴きどころはシーン3。
彼女の指示に従いオナニーで1度射精した後、精液まみれのおちんちんを咥えて綺麗にし
それから手コキ→パンツ越しの素股で再度の射精へと追い込みます。
「すごいね はぁ はぁ おちんぽとクリちゃん 擦れてるよ」
パート終盤に登場する素股をするシーンでは
クリトリスを擦られて息遣いを荒くし
ややアヘった声を漏らすアンジュの艶かしい乱れっぷりが拝めます。
彼女は彼を楽しませるためにやってきたわけですが
2人で一緒に気持ちよくなることもテーマの「一体感」には重要です。
ここまで登場しなかった喘ぎ声が聴ける点でも抜きやすいパートと言えます。
後半はシーン6から8までの3パート。
定番のお目覚めフェラで1回射精し、休憩中に彼女が自分のオナニーを披露したところで
いよいよ最大の山場となる初めてのSEXシーンへと突入します。
「ほら ちゃんと見て? 君は今 アンジュと合体してるんだよ?」
「気にしないでね 中で出しちゃっても 全然構わないよ」
童貞な彼がちゃんと卒業できるように自らおまんこを見せつけて挿入し
腰をスライドさせる彼女の姿は優しさと淫靡さの両方に溢れています。
やや遠くから控えめなボリュームで鳴る効果音もリアルでとても良いです。
このパートはSEXを連続で2回行うのですが
1回戦は彼女が筆おろしする形、2回戦は彼に好きに動いてもらうといったように
同じプレイでもスタイルを変えて違いを出しています。
特に2回戦は今まで以上に彼女が激しい乱れっぷりを見せ
彼の精液を子宮で受け止める男性にはたまらないシーンも登場します。
女性が心を込めてご奉仕してくれる幸福感と女性を気持ちよくできた幸福感。
この2つの幸せを様々なプレイを通じてたっぷりと感じさせてくれます。
心を温めながら抜ける作品
ちゅぱ音や喘ぎ声をたっぷり盛り込んだ濃厚なエッチが体を満たしてくれる作品です。
アンジュは主人公がクリスマスを幸せな気分で送れるように
最初から恋人のような親しい態度で接し、自分のすべてを捧げて彼を気持ちよくします。
単にエッチをするのではなく、彼女の温もりを感じさせながらしているのがとても良いです。
タイトルの「ぼっち」を視野に入れたサービス構成が光っています。
もうひとつの柱であるエッチそのものについては
耳舐めやフェラといったちゅぱ音と彼女の吐息・喘ぎ声を上手に使い分けています。
プレイのバリエーションも豊富ですし、どのパートにも違った持ち味が出ています。
私がどちらかというとSなので喘ぎ声のほうに興奮を覚えたのですが
Mな人にとっては彼女に舐められるプレイの方が股間に響くかもしれませんね。
ややS~ややMあたりの幅広い属性に対応している点も魅力です。
「気持ちいいね ゆっくり 気持ちよくなろうね?」
ただし、シーン2のオナサポだけは正直イマイチに感じます。
パンツ越しにおちんちんを指で撫でたり引っかいてから手を入れ
最初の5分くらいはゆっくりしごき、その後は彼女のカウントに合わせてペースを変化させます。
流れは別にいいと思うのですが、カウントが100から0までストレートに数え下ろすのではなく
48~42→26~3→38~21→44~34みたいに不規則に変化するものでして
聴いてる側からするとどういう感じにしごけばいいのかがわかりにくいです。
これなら普通に「しこしこ」でペースを指示してくれたほうがよかったかなと。
他のパートは良いのだけど、ここだけはどうしても引っかかりました。
絶頂回数は主人公・アンジュいずれも5回。
ちゅぱ音多め、淫語・くちゅ音・喘ぎ声それなりです。
季節感を出しながらしっかり抜かせてくれる作品です。
囁き好き、ちゅぱ音好き、癒し系の抜きボイスが好きな人におすすめします。
おまけは「アンジュのクイックオナサポ」です。
CV:柚木朱莉さん
総時間 本編…2:15:07 おまけ…2:16
オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点
体験版はこちらにあります
追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。