サークル「クッキーボイス」さんの同人音声作品。
ハロウィンにあたる本日に紹介するこちらの作品は
主人公に密かな恋心を抱いている風紀委員の女の子が
ワーウルフ(人狼)のコスチュームを身にまといエッチなイタズラをします。
押し倒して匂いを嗅ぐ、体を擦らせてマーキングする、獣のように吼える喘ぎ声を漏らすなど
人狼の特徴とも言える野性味を上手に盛り込んだ特徴的なエッチが行われています。
お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ
「と、トリックアトリート! さあ 悪戯をされたくなかったら お、お菓子をだしなさい!」
優風はちょっぴり気が強くて大人しそうな声の女の子。
とある魔法使い店で人狼のコスチュームを手に入れた彼女は
ハロウィンにちなんで主人公の家に行き、お菓子をくれるように言います。
このコスチュームはハロウィンの期間中にのみ販売されている特別な衣装で
身につけた者の性格を一定期間本物のモンスターにしてしまう効果があります。
彼女は普段は風紀委員の立場上だらしない彼に対してやや厳しい態度を取ることが多いのですが
心の底では一定以上の恋愛感情を抱いており、今回めでたく結ばれることになります。
そんなわけで本作品では人でありながら狼でもある彼女が
彼とまさしく獣のような激しいエッチを繰り広げます。
単なるコスプレとは違うことを強く印象付けるために
最中は人狼らしさを感じるプレイや描写が数多く登場します。
「だ、だから まったくそんなことがないだろう わたしが来たの あなたがハロウィンをよく知らないと 危険かも知れないからっ」
しかしいかに人狼のコスチュームを身につけたからといっても、彼女自身は根っからの奥手。
彼の家に来た理由を「他の女の子に襲われたら大変だから」と誤魔化したり
エッチが始まっても最初は恥ずかしそうにする仕草を随所で見せます。
そんな彼女が興奮していくにつれて徐々に理性を失い
最後のほうになるとメス犬のようなあられもない姿を見せるようになります。
彼女の性格と人狼の特性の割合を少しずつシフトさせながらエッチをしているわけです。
これによって生まれる彼女の態度の大きな落差がより興奮を高めてくれます。
恥ずかしがってる女の子が大胆になるシチュにはやはりグッとくるものがあります。
ハロウィンらしいプレイと彼女のキャラ、この2つが本作品の大きな魅力と言えます。
獣らしさを前面に押し出した愛のあるエッチ
プレイは耳舐め、全身舐め、素股、キス、フェラ、手コキ、パイズリ、シックスナイン、SEX(バック)、尻尾コキです。
エッチな効果音はありません。
「だ だからいまあなたと交尾したくてたまらないのっ わ、わたし 経験がない 処女なのに…おまんこびしょびしょで」
お菓子をくれない彼にイタズラすることを宣言し了承された優風は
部屋に移動すると我慢できなくなって彼を押し倒し、その体を舐め始めます。
エッチは最初の2パートは彼女が、3番目のパートは彼が責める形で進みます。
最後のパートは後日談として6分程度フェラをするだけなので
今回は本編にあたる3パートを中心に紹介していきます。
エッチの全体における大きなポイントは彼女の息遣い。
プレイ開始直後はまだ人間としての理性を保っていた彼女が
だんだんと熱い吐息を漏らすようになり、やがて切ない声を上げたり
一部のシーンでは狼のように吼えるなんていう変わった乱れ方をしてくれます。
彼女の興奮っぷりが感覚的に掴みやすくなっています。
一番最初の「発情イタズラまーきんぐ」パートは部屋に入った彼女が
そこに漂うオスの匂いにすっかり発情し、彼を押し倒して爪で上着を破り上半身を舐めてから
お互いの性器を服越しに擦り合わせる形で最初の絶頂を目指します。
匂いを嗅ぐ、爪、マーキングと早速人狼らしい要素がいくつも登場します。
「まずは 本能がずうずしてるからシャツは爪でや、やぶくけど あとでちゃんと 服プレゼントするから…」
しかし人狼になったといっても彼女は彼への思いやりを決して忘れません。
コスチュームのおかげで制御が効かなくなっていることを謝りながら
彼が気持ちよくなれるようにと心を込めて体を舐めます。
恋人同士のエッチに獣要素を織り交ぜた感じですから雰囲気は終始あまあまです。
「はああっ いい いいっ 大好きな男の子にまたがっての マーキング ああ マーキングオナニー すごいのぉ♪ ああ ああ♪」
プレイをしていくうちに彼女の気持ちが素直になっていくところもいいですね。
理性より感情が上回り始める中盤あたりから自分の気持ちをポロっと漏らし始めます。
エッチの様子と並行して2人の感情の変化も描いているから作品に没入しやすく
彼女に対して萌えを感じる人がきっといるでしょう。
「あふっ くふっ ああ 声あげたい はあ ああっ ぜんしんうずうずする おお おあ おおおおんっ♪ おおおんっ あおおおんっ♪」
彼女が最初に吼え始めるのはパート後半の素股シーン。
腹から搾り出すような低く鈍い声ではなく、子犬のような甲高く可愛い声を上げます。
あくまで感極まった時についつい出てしまうくらいの頻度ですから
本当の犬のように吼えまくることはありません。
そこまで人を選ぶ声でもないかなと。
彼女の獣らしさが最も強く現れているのは3番目の「遠吠えわんわんセックス」パート。
事前にフェラやパイズリで3回連続射精させ、自身も1回絶頂してもまだまだ収まらない彼女が
自らお尻を突き出しおちんちんを入れて欲しいとおねだりします。
「んうぅううっ! はあぁ しっぽしこしこっい いいぃっ あうっ あおおっ♪」
「あぁ やみつきセックスぅっ けだものこーびぃっ♪ ああおんっ ああん あああんっ♪」
このパートは彼女の理性がすっかり吹っ飛んでいることもあり
プレイ中は彼女の喘ぎ声のボリュームがかなり多くなっています。
処女にも関わらず自分から挿入をおねだりし、責められて喜ぶ姿はまさしく獣。
終盤にはとうとう「孕ませて欲しい」とまで言い出すほどに乱れてくれます。
好きな相手に自分の気持ちをなかなか伝えられなかった女の子が
ハロウィンというイベントを機にまるで違う淫靡な姿を曝け出し、想いを遂げる。
テーマやキャラを活かした甘く個性的なエッチが繰り広げられています。
変わった趣向の純愛作品
様々な魅力を持つ総合力の高い作品です。
前者はハロウィンモノということでコスプレプレイをするのかと思いきや
人狼ならではの野性味をしっかり踏まえたプレイをしています。
特に興奮を抑えきれずに吼える姿は他の音声作品ではほとんど見られないですし
優風の気持ちの高まり具合をわかりやすく表現するのに役立っています。
アヘ声をこの作品なりの形で表現している感じですね。
「…えーと ハ、ハロウィンの魔力を浴びると ケダモノになって襲っちゃうくらい好き!!」
後者は普段は男性との性愛にあまり縁の無い彼女が
コスチュームの力を借りて女性として一皮剥ける様子が微笑ましいです。
最終パートの後日談を聴く限り、彼女はこういうきっかけでもなければ
おそらく自分の気持ちを伝えることはできなかったでしょう。
それくらい控えめな女性が大いに乱れてくれるからいいんです。
彼女のこの性格抜きで本作品の魅力は決して語れません。
人狼が持つ積極性とのギャップを有効に活用し、エッチに個性を持たせています。
キャラがものすごく立っている、活き活きしている作品だなと。
エッチは吐息や喘ぎ声の割合をかなり増やして彼女の興奮具合の推移を描いています。
ただ素股やSEXの際にできれば効果音が欲しかったです。
ピストンの変化に合わせて喘ぎ声が激しくなったほうがプレイがリアルになります。
絶頂回数は主人公6回、優風3回。
喘ぎ声多め、淫語とちゅぱ音それなりです。
季節感のあるあまあまラブラブな作品です。
恥じらう女性が好き、喘ぎ声や吐息を聞くのが好きな人には特におすすめします。
CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:26:56
オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点
体験版はこちらにあります