あのん・Lyricism・さんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。
今回紹介する作品は、楽器の演奏で使われるメトロノームを鳴らしながら
お姉さんが催眠を使って心地よい眠りへと導きます。
メトロノームの音の間隔を少しずつ緩やかに切り替えながら
お姉さんの声もそれに合わせてセリフの間を長くする、といったように
全編に渡ってリズムにとてもこだわった作りをしているのが特徴です。
メトロノームを聞きながら安らかな眠りへお姉さんの催眠で寝かせてもらうお話。
「ねぇねぇ さっきからなんだか寝返りばっかり打ってない?」
お姉さんは素朴で穏やかな声の女性。
何か不安を抱えているのか寝付けない主人公のために
メトロノームを使った安眠誘導を施します。
催眠はほぼ全編にあたる16分ほど。
まずはタイトルにもなっているメトロノームの音を聞きながら深呼吸します。
皆さんもどこかで聴いたことがあると思うのですが
「カチ カチ」というリズミカルな音が耳に心地よく
これだけでもなんだか妙に気分が落ち着いてきます。
最初はだいたい1秒に1回のペースで鳴り続けます。
「ほら 音に合わせて呼吸をしてみて? 音に合わせる事で意識は更に集中していくよ」
もちろんお姉さんもそれをただ聞かせるわけではありません。
言葉を使ってこの音に集中し、それに合わせて深呼吸をするよう促します。
この声と音のコンビネーションが絶妙なテンポを生み出し
音だけを聴いている時よりもずっとリラックスできる雰囲気を生み出しています。
ちょっとした音楽を聴いているような感じがするでしょうね。
最初の3分を聴いただけでも意識がぼやけてくる人がいると思います。
深呼吸の後も引き続きメトロノームと彼女の声を聴くのですが
ここからはメトロノームの音が1回ずつ左右に位置を切り替えながら鳴るようになります。
しかも先ほどより1段階ゆっくりとしたペースで鳴りますから
なんだか時間がゆっくり流れているような感覚がするかもしれません。
こうやって少しずつ眠りに適したリズムへと移行していくわけです。
「右に…左に… 意識が揺れて… 右に…左に… 意識が揺れると 頭がぼーっとし始めて」
お姉さんのセリフもメトロノームを邪魔しないように
意識的に語句を短く区切りながら「揺れる」を何度も言ってきます。
ある程度音に集中できていれば自然とそれを追うようになるでしょうから
頭の中を軽く揺さぶられるような不思議な感覚が沸いてくると思います。
「頭が重くなると 考える事も億劫になって メトロノームの音が心地よく響いて 音を聴いているだけでぼーっとして もう何も考えたくない」
そして最後は声に合わせて両手、両足、頭の中を脱力します。
先ほどよりさらにもう一段階ペースが落ちた緩やかなメトロノームの音と
眠気を誘うぼんやりとしたお姉さんの声を聞いていると
特に両腕が妙に重いとか、動かしたくなくなるのを感じるでしょう。
体はぐったり、頭はぼんやり。
これから眠るのに適した心身の状態を催眠によって上手に作り上げています。
リズミカルな作品全編を通じて流れ続けるメトロノームのリズムに声のリズムを合わせ
さらに眠りやすい状態に導く暗示を的確に入れている精巧な作品です。
催眠のペース作りをメトロノームに任せ
それをできるだけ邪魔しないようにお姉さんが考えながら声をかけています。
例えば深呼吸は4拍(約4秒)で1回するように指示していたり
中盤以降はメトロノームの合間に収まるようセリフを3~4文字で区切っていたりと
それこそ1秒単位で催眠が細かく精密に組み立てられています。
そして声と音がお互いを尊重し、引き立て合っているからこそ
2種類の楽器を同時に演奏しているような調和が生まれています。
音感的な心地よさがあるからリラックスできるということです。
もちろん暗示の組み立てについてもかなり練られています。
一番最初はメトロノームの音に集中するよう呼びかけ
深呼吸をしながらそのリズムを感覚的に掴んでもらい
それから音を左右に揺らしながらこちらも最初は音の位置に意識を向けさせ
徐々に体が重くなったり意識がぼやける暗示へとシフトします。
メトロノームの音を鳴らすだけでも十分リラックスできるのに
それに甘えず活用しながらきちんと暗示を入れているところが実に見事です。
このような作品はそう簡単に作れるものではありません。
催眠音声としての完成度は極めて高いと言い切れます。
声や音に心地よさを感じながら眠りにつける作品です。
安眠特化ということで解除音声は入っていませんから
基本的には寝る前にのみ聴くのをお薦めします。
CV:ふくぱんさん
総時間 16:19
あのん・Lyricism・
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
(ページ中ほど、「12/21追記」部分にあるリンクの一番下が本作品になります)
今回紹介する作品は、楽器の演奏で使われるメトロノームを鳴らしながら
お姉さんが催眠を使って心地よい眠りへと導きます。
メトロノームの音の間隔を少しずつ緩やかに切り替えながら
お姉さんの声もそれに合わせてセリフの間を長くする、といったように
全編に渡ってリズムにとてもこだわった作りをしているのが特徴です。
メトロノームを聞きながら安らかな眠りへ
「ねぇねぇ さっきからなんだか寝返りばっかり打ってない?」
お姉さんは素朴で穏やかな声の女性。
何か不安を抱えているのか寝付けない主人公のために
メトロノームを使った安眠誘導を施します。
催眠はほぼ全編にあたる16分ほど。
まずはタイトルにもなっているメトロノームの音を聞きながら深呼吸します。
皆さんもどこかで聴いたことがあると思うのですが
「カチ カチ」というリズミカルな音が耳に心地よく
これだけでもなんだか妙に気分が落ち着いてきます。
最初はだいたい1秒に1回のペースで鳴り続けます。
「ほら 音に合わせて呼吸をしてみて? 音に合わせる事で意識は更に集中していくよ」
もちろんお姉さんもそれをただ聞かせるわけではありません。
言葉を使ってこの音に集中し、それに合わせて深呼吸をするよう促します。
この声と音のコンビネーションが絶妙なテンポを生み出し
音だけを聴いている時よりもずっとリラックスできる雰囲気を生み出しています。
ちょっとした音楽を聴いているような感じがするでしょうね。
最初の3分を聴いただけでも意識がぼやけてくる人がいると思います。
深呼吸の後も引き続きメトロノームと彼女の声を聴くのですが
ここからはメトロノームの音が1回ずつ左右に位置を切り替えながら鳴るようになります。
しかも先ほどより1段階ゆっくりとしたペースで鳴りますから
なんだか時間がゆっくり流れているような感覚がするかもしれません。
こうやって少しずつ眠りに適したリズムへと移行していくわけです。
「右に…左に… 意識が揺れて… 右に…左に… 意識が揺れると 頭がぼーっとし始めて」
お姉さんのセリフもメトロノームを邪魔しないように
意識的に語句を短く区切りながら「揺れる」を何度も言ってきます。
ある程度音に集中できていれば自然とそれを追うようになるでしょうから
頭の中を軽く揺さぶられるような不思議な感覚が沸いてくると思います。
「頭が重くなると 考える事も億劫になって メトロノームの音が心地よく響いて 音を聴いているだけでぼーっとして もう何も考えたくない」
そして最後は声に合わせて両手、両足、頭の中を脱力します。
先ほどよりさらにもう一段階ペースが落ちた緩やかなメトロノームの音と
眠気を誘うぼんやりとしたお姉さんの声を聞いていると
特に両腕が妙に重いとか、動かしたくなくなるのを感じるでしょう。
体はぐったり、頭はぼんやり。
これから眠るのに適した心身の状態を催眠によって上手に作り上げています。
リズミカルな作品
さらに眠りやすい状態に導く暗示を的確に入れている精巧な作品です。
催眠のペース作りをメトロノームに任せ
それをできるだけ邪魔しないようにお姉さんが考えながら声をかけています。
例えば深呼吸は4拍(約4秒)で1回するように指示していたり
中盤以降はメトロノームの合間に収まるようセリフを3~4文字で区切っていたりと
それこそ1秒単位で催眠が細かく精密に組み立てられています。
そして声と音がお互いを尊重し、引き立て合っているからこそ
2種類の楽器を同時に演奏しているような調和が生まれています。
音感的な心地よさがあるからリラックスできるということです。
もちろん暗示の組み立てについてもかなり練られています。
一番最初はメトロノームの音に集中するよう呼びかけ
深呼吸をしながらそのリズムを感覚的に掴んでもらい
それから音を左右に揺らしながらこちらも最初は音の位置に意識を向けさせ
徐々に体が重くなったり意識がぼやける暗示へとシフトします。
メトロノームの音を鳴らすだけでも十分リラックスできるのに
それに甘えず活用しながらきちんと暗示を入れているところが実に見事です。
このような作品はそう簡単に作れるものではありません。
催眠音声としての完成度は極めて高いと言い切れます。
声や音に心地よさを感じながら眠りにつける作品です。
安眠特化ということで解除音声は入っていませんから
基本的には寝る前にのみ聴くのをお薦めします。
CV:ふくぱんさん
総時間 16:19
あのん・Lyricism・
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
(ページ中ほど、「12/21追記」部分にあるリンクの一番下が本作品になります)