サークル「qpStudio」さんの同人音声作品。
前作「射精寸止めボイス3 男子は女子生徒のオモチャになる校則がある学校♪」から
およそ1年半ぶりの新作となるこちらの作品は
表面はお淑やか、中身はドSと正反対の特徴を併せ持つ女の子が
激しい手コキと言葉責めをしながら聴き手の射精を徹底的に管理します。
アプリケーションソフトを起動させて聴く珍しいスタイルを取っており
その中で聴き手が飽きずにオナニーを楽しめるようにと
彼女がシーンに応じて多彩な反応を見せたり
終盤には展開の読めないランダム性を持つカウントダウンをしてくれます。
システム的にすべての音声を聴くのが困難なため
今回はソフトの機能、プレイの大まかな流れ
実際に使ってみた上での感想あたりを中心にレビューしていきます。
可愛いお嬢様に隠された裏の顔
「あのー この呼出しの手紙を下さったの あなたですか?」
あやかは丁寧な言葉遣いをする素朴な声の女の子。
先輩にあたる主人公に突然告白されて戸惑うと
恋人は無理だがそれとは別の関係なら良いと言います。
彼女は挿し絵の通り見た目は至って普通の女の子なのですが
中身は男性が射精を我慢し、苦痛に悶える姿を見るのが大好きなドSです。
そんなわけで主人公に奴隷として付き合うことを提案し
安易に受けてしまった彼がこの後のプレイで苦しい思いをする、というのが概要です。
今回行うプレイのルールはたった1つ。
「彼女におちんちんを責められながら、許可が出るまでひたすら射精を我慢する」です。
オナサポ系の作品としては割とよくあるものですが
本作品のそれはとてもとてもハードな部類に属します。
下手をすると1時間以上射精を我慢し続ける羽目になるケースすらあります。
相当過酷なものになるのを覚悟したうえで聴いてください。
「さっさと童貞チンポ晒せよ このクズ」
あやかは育ちの良いお嬢様なだけあって、プレイ中もかなり丁寧な言葉遣いをします。
ですが主人公が時折言うことをきかないと本性を現し
上のセリフのようなきつめのセリフを低めのトーンで言ったりもします。
「死ねばいいのに」とか言われるシーンもありますので基本的にはドM向けです。
ソフトを使ってオナニーをがっちりサポート
音声もついてきますが、全部で189ものファイルに細かく分割されており
プレイ自体がランダム性を売りにしているため単体で聴くのは難しいです。
まずはプレイの大まかな流れを追いながら
このソフトがどういったものなのかを説明します。
ソフトのファイルを起動すると上のような画面が表示されます。
(画像をクリックすると拡大表示されます)
スタートを押すと先ほど説明した2人が主従の関係を結ぶいきさつや
プレイのルールとその内容の説明(およそ14分間)が行われ、その後プレイが始まります。
2回目以降のために冒頭部分はスキップできるようになっています。
本格的なプレイは大きく2つのシーンに分かれており
前半はあやかに手コキや亀頭責めをされながら言葉責めを受け
後半は引き続き手コキをされながら彼女にカウントを数えてもらいます。
射精回数は1回のみ、しかも彼女がカウント0を言った瞬間しか許されません。
無事我慢し続けたとしてもそのタイミングで射精できなければ失敗となります。
前半の手コキ+言葉責め(12ファイル合計48分30秒)が始まってしばらくすると
上の画像のような2つの選択肢が表示されます。
「イキそうです」はあやかに射精が近いことを告げて手加減をおねだりするボタンで
これを押すと彼女が少し休憩を挟んでくれたりします。
プレイを無理なく続けるクッションにもなるし、寸止めを楽しむのにも使えます。
そして再び手コキ+言葉責めの音声へと戻ります。
「あっ…イクっ…!」はそのタイミングで射精するボタンです。
直後に主人公が射精し、その不甲斐なさを彼女が叱責してから
お仕置きのための追加プレイへと移行します。
前半は後半への繋ぎですので
「あっ…イクっ…!」ボタンを押さない限り射精が一切できません。
射精感が高まってきたら「イキそうです」ボタンを押し一息つく、これを繰り返します。
ですが手コキ+言葉責めは音声が一通り流れ終わらないとカウントダウンに進みません。
つまり「イキそうです」を1回も押さないと、ここだけで約50分間射精を我慢することになります。
「もしかして そんなおチンポ拷問を受けることを想像して興奮したんですか? ふーん やっぱり先輩ってどうしようもない変態なんですね 気持ち悪い」
しかもあやかの責めは心身共に容赦がありません。
開始時に自分の唾液でおちんちんを濡らし、にちゃにちゃという音を立てながら
最初は竿を、しばらくすると亀頭のみを責め続けます。
そしてご主人様らしいこちらを見下すセリフを数多くぶつけてきます。
ドMが楽しめるレベルのきつい責めを長時間に渡って行う
この時点で本作品のプレイがいかにハードかがある程度わかっていただけるはずです。
しかもこれが前半ときているから驚きです。
いつ訪れるかわからない射精の瞬間を待ちながら
30カウントを刻み、0になったら射精という至ってシンプルなプレイなのですが
その合間にあやかは何度もセリフを挟んで射精のタイミングを先延ばしします。
ここで面白いのが彼女がいつどんな内容の言葉責めをするかが
完全にランダムになっていて予測できないことです。
私も試しに何回か聴いてみたところ、25カウントくらいでセリフが入ったかと思えば
その次はそれ以外のカウント後に入るなどほぼバラバラでした。
セリフの内容も長かったり短かったりとまちまちです。
ただし射精の直前、1桁あたりになるとセリフのボリュームが増えていた気がします。
一番きついところを必死に我慢してもらうための配慮でしょう。
「さて じゃあ30から数え直しましょうか」
それだけではありません。
彼女は0が近くなるとカウントを忘れたなど適当な理由をつけて
再び30から仕切り直したりもします。
これも1度もやらなかったり2回やったりしたのでランダムなのでしょう。
最後の最後まで射精の許可がいつ出るのかまったくわかりません。
だからこそ彼女に自分の射精を完全にコントロールされている気分が味わえます。
ちなみに後半だけを楽しみたい人のために
設定変更でカウントダウンオンリーモードを選択できるようになっています。
カウントダウン難易度は「厳しい」を選ぶ方がよりハードなプレイになるそうですが
私が試してみた限りではあまりよくわかりませんでした。
合間の言葉責めや仕切り直しの回数が増えるのだと思います。
このように、ドMにターゲットを絞った過酷なプレイが繰り広げられます。
M性が高ければ高いほど楽しめる作品
基本的にはあやかに手コキと言葉責めを受け続ける流れなのですが
前半と後半で責めのスタイルをガラリと切り替え
さらにいつ射精できるかわからない不安感をとことん煽ってくれます。
男性の場合絶頂の上り下りに大きな落差があるだけに
いつでも射精できる状態を維持し続けるのは非常に困難です。
それを敢えて長時間に渡ってやらせるところに過酷さを感じます。
でも逆に言えば無事やり遂げた時の達成感は相当なものでしょう。
私も実際に挑戦してみたのですが
開始20分程度で射精感が抑えきれなくなりました。
プレイの最中に鳴る効果音の水分と粘性が高くてエロイのと
羞恥心や被虐心を煽る言葉責めのハードさでどうしても気分が盛り上がってきます。
それで「イキそうです」を使って騙しながら続けていた結果
カウントダウンが始まる少し手前、開始から35分くらいでギブアップしています。
これだけハードな内容だと前半で1発、後半で1発くらいが丁度いいです。
だからこそカウントダウンだけのモードがあるのでしょう。
「信じられない もうおチンポ限界なんですか?」
射精が近づいてボタンを押した時に
あやかがこちらの心理状態に合わせた反応をしてくれるのがいいですね。
バリエーションも多く1回のプレイでは被りにくいですし
彼女と一緒にプレイをしている気分が味わいやすいです。
くちゅ音大量、淫語多め、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
アプリケーション形式だからこそできるランダムな責め、反応、結末
そしてプレイの全体的なハードさを踏まえて今回は以下の点数としました。
システム的に何度も聴けるところもポイント。
女の子にいじめられるシチュに興奮を覚えるドMの人に最もお薦めします。
CV:秋川ひなたさん
総時間 2:17:58
(すべての音声を合計した時間です。実プレイ時間は30分~1時間30分くらい)
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります