同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年12月

   ● Tablet Case
   ● 休日彼女。


Listenable pharmacyさんで配布されている無料の催眠音声作品。

2014年の最後を飾る今回の作品は
お姉さんの入念な催眠で深い催眠状態に入ってから
乳首やおちんちんをいじって大きな快感に酔いしれます。

Powerful Drug」と同じく初心者をかなり意識した作りをしており
音声を聴く際の心構えや最中のセリフの細かい表現方法など
聴き手のことを第一に考えた親切さが催眠への入りやすさを感じさせてくれます。



すべてを許容し受け入れる大らかな催眠
お姉さんに催眠をかけてもらってからオナニーを楽しむお話。

「リラックスするために ちょっと 肩や首をほぐしてみましょう」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
最初に2分ほど作品を聴く際の心得などを説明してから
催眠に深く入るための準備を始めます。

催眠は5パート31分ほど。
最初はリラックスと被暗示性のテストを兼ねて腕を前ならえのように伸ばし
それから目を瞑って別の両腕をイメージします。
ちなみに本作品は仰向けに寝るのではなく座った状態で聴きます。

「閉じられた瞼の向こう側で イメージの両腕が あなたの本当の両腕を 左右に開いていく」
彼女の声に従って架空の腕が本物の腕を押し広げるイメージをしていると
腕の内側にプルプルするような圧迫感があるかもしれません。
彼女も「外へ」「開く」を何度も言ってそうなるように後押ししてくれます。

「たとえ開かなかったとしても あなたは自分の体がしっかり制御できる 素晴らしい素質を持っています」
催眠に不慣れだったり被暗示性の低い人はそうならない場合もあるでしょう。
でも彼女はそういう人を決して見捨てたりせず
むしろこの先の催眠でそれが有利に働くことを説明して励ましてくれます。
こんな感じで彼女は聴き手のすべてを受け入れながら催眠を進めています。

お次はお馴染みの深呼吸や全身の脱力をしてさらにリラックスします。
深呼吸は一緒に呼吸をしながら心身をスポンジに例えてイメージしやすくし
脱力は体を上から下、下から上と何度も往復するように言われた部位に意識を向けます。

「(目を閉じるのを)我慢すればするほど 目を閉じた時に気持ちよく ふかーい催眠状態に入っていくことができます」
深呼吸の最後の方でしばらく瞼を閉じるのを我慢させるシーンがあり
十分にリラックスしていた場合はきっと瞼がとても重く感じるでしょう。
そして彼女の合図に合わせて目を閉じた瞬間
文字通り高いところから飛び降りているような落下感が全身を襲います。
いわゆる「催眠に入る」感覚を実感しやすいシーンと言えます。

軽く催眠に入った後はその状態をより強めるために
カウントを交えながら目を覚ました状態と催眠状態を何度も往復します。
直前に催眠に入る感覚を体験しているだけに
2つの状態に明らかな違いがあるのを実感しやすいのではないでしょうか。

「さっきまでの深い催眠状態を思い出します 思い出すとともに ゆっくり感覚が蘇ってきます」
それを後押しするかのように
彼女は先ほど味わった感覚を反射的に呼び起こすようなアプローチをしてくれます。
無意識を有効活用した実に催眠らしいセリフですね。

「その幸せな感覚に浸るだけがすべて その気持ちいい感覚に沈むことだけがすべて」
そして最後の最後は今まで培ってきた心地よい感覚にどっぷり浸ります。
この時点で相当頭はぼんやり、体はぐったりしてるでしょうから
彼女の「ゆらゆら」の声に合わせて体が勝手に左右に動くかもしれません。
意識はあるのだけど眠っている最中のように気持ちいい
そんな催眠特有の感覚が心と体を癒してくれます。

大まかな進め方は古典催眠、細かい言い回しやアプローチは現代催眠を意識した
ハイブリッドなタイプの催眠です。

冒頭の諸注意やストレッチで心と体の凝りをほぐしてから
パートごとに明確な目的を定めて段階的に催眠を深めてくれます。
作りがオーソドックスなのに加えて進め方が非常に丁寧ですし
多くの人が取り組みやすいと感じることでしょう。

深呼吸をしてから分割弛緩→揺さぶり→イメージ誘導へと繋ぐ展開は
他の催眠音声でもそれなりに見かける比較的ありふれたものです。
しかし個々の進め方や暗示の入れ方・内容はオリジナリティに溢れています。
ですから多くの作品を聴いてきた強者でもきっと新鮮味を感じながら聴けます。

「自然にかるーく 目を開けていてください …はい よろしいですか?
そしてお姉さんのセリフが実際に対面しているかのように生き生きとしています。
催眠音声はシステムの関係上一方的に話しかけるスタンスになることから
文語的と言いますか、余計に感じるセリフを省く傾向が見られます。
しかし催眠は基本的に被験者と催眠者が面と向かって行うものです。
その雰囲気、つまり彼女が目の前にいる感じをセリフで見事に醸し出しています。

催眠にがっつり入れるし面白さもある極めてハイレベルな催眠です。



集中しているからこそ得られる一段上の快感
エッチシーンは3パート18分間。
プレイは乳首オナニーとオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「気持ちいいことがすべて 気持ちいいことだけに集中すればするほど 催眠が深くなり 快感が研ぎ澄まされていきます」
入念な催眠によって主人公を深い催眠状態へと導いたお姉さんは
暗示を使って気持ちを高めながら彼にオナニーするよう指示します。

エッチは最初に感度を高めてから乳首→おちんちんの順にいじります。
時間が短いためそこまで凝ったプレイを行うわけではありませんが
催眠が深ければ深いほどいつもとはまったく違った快感が味わえます。

「ほら あなたの中にどんどん どんどん 溜まってきた快感が 今溢れ出してきます」
一番最初の感度上昇はストレートな淫語を敢えて言わずに
彼女が暗示の力だけで心身にエッチな火照りを与えます。
さすがにフル勃起するほどまでは興奮できないかもしれませんが
股間に先ほどとは違った熱が湧きあがるのを感じる人は結構いるはずです。

その後に行われるプレイも催眠を非常に重視したものばかり。
ここでは冒頭でイメージしたもう一つの両手を再度登場させ
聴き手にリアル/イメージどちらの手で刺激してもよいと選択権を与えています。
上手くいった人もしくはドライでイケる人はイメージ
腕が動かなかった人やセルフが好きな人はリアルに刺激を与えるのがいいでしょう。

「乳首気持ちいい 前立腺がゾクゾクする 脳がどんどん快感を受け入れて ただそれだけに集中する」
もちろんプレイの最中も感覚支配の暗示でより気持ちを高めてくれます。
乳首未開発の人はそう感じるかわかりませんが
私は乳首に軽く指を触れただけでピリッとした気持ちよさが全身を駆け巡りました。
ここまでの準備の甲斐あって時間の割にはかなりの満足感が得られます。

「(初めて勃起したときの事を)思い出すと あなたのおちんちんは その時の快感を思い出します」
一番最後のオナニーはこちらの自由におちんちんをしごきながら
自分が初めてオナニーした時の様子をイメージします。

男性ならいくつになっても初射精の体験を鮮明に覚えているのではないでしょうか。
その時味わった新鮮で強烈な快感を思い起こしながらオナニーすることで
いつもとは違った充実した快感が得られるに違いありません。
私も脳にモヤモヤ、股間にピリピリとした十分な気持ちよさが味わえました。

このように、無意識の力を活かして気持ちを高めるハイセンスなプレイが繰り広げられます。



催眠の楽しさを教えてくれる作品
「Powerful Drug」よりもさらに洗練されている印象を受けた初心者向けの名作です。

聴き手を常に気遣いながらゆっくりと丁寧に進めてくれる催眠
催眠状態下で発揮される集中力を上手に活用したコンパクトなエッチ
いずれも催眠音声としてこの上なく優れており
催眠の経験が浅い人でもリラックスや感覚の変化を体感しやすいと思います。
私も聴いている時間があっという間に感じられるほど音声に集中できました。

今回は「イメージの力」をテーマにイメージによる感覚の変化に挑戦されています。
こう言われると難しく感じるかもしれませんが、やってる事は至ってシンプル。
ただ彼女の声に従って聴き進めているだけで不思議な感覚が勝手に湧いてきます。
要所で何をすれば、何を考えればいいのかをきっちり教えてくれますから
妙に落ち着くとか、やりやすいといった安心感を覚えるでしょう。

「あなたが望むなら あなたは自分の頭の中を 真っ白にすることができるでしょう」
それはお姉さんが聴き手に適度に委ねながら催眠を進めているからです。
催眠と言うと彼女の言った通りに体を操られるようなイメージを抱きがちですが
本来は被験者の無意識に眠っている力を活性化させる行為に過ぎません。
本作品を通じて催眠という行為のあり方を改めて思い知らされました。

催眠は双子シリーズに比べると奇抜さに欠けるものの
作者さんらしい独特なアプローチが個性を生み出しています。
1本目として聴いてもおそらく大丈夫でしょう。

エッチは暗示による感覚の変化を感じさせながら気持ちよくなります。
捉え方によってセルフ/ドライどちらとも取れるプレイですから
皆さんのお好きなスタイルで取り組んでみてください。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声を知るすべての人に一度は聴いてみて欲しい作品です。
序盤のシーンが特に優れていて思わず涙がこぼれるほどに感動しました。
まだ聴いたことのない方は是非お試しください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:08:51

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、上から6番目の「Tablet Case」が本作品になります)


今年最後の雑談です。

早いもので2014年も本日をもって終わりを迎えます。
過去2日に渡って同人音声、催眠音声の総括をしてきたわけですが
最後は当サイトおよび私自身の今年の感想と来年の予定などを語ります。



今年のこと
当サイトは2013年3月22日に産声を上げ、かれこれ1年と9か月が経ちました。
現在掲載されているレビュー数は671、うち今年掲載したのは374本にのぼります。
毎日更新を続けてましたのでほぼ1日1本ずつ掲載したことになります。

この数字を改めて見ると「随分遠いところまで来たもんだ」と感慨深いです。
元々確たる指標も無く「とりあえずやってみよう」程度の気持ちで始めたものですから
私自身がここまで続いているとは思っていませんでした。
「継続は力なり」という言葉の意味を改めて痛感しています。

昨年と同様に今年も毎日1作の更新ペースで続けてきたわけですが
実は昨年は純粋な意味での毎日更新は行われていません。
開設当初、具体的にいつだったかは忘れましたが
レビューの代わりに雑談を掲載してその日の更新としたのが何回かあります。
しかし今年はすべての日にレビューを掲載することができました。
そして私自身もリアルで引っ越した日以外の364日間毎日作品を聴き続けました。

サイトの規模は昨年の時点でも結構な大きさだったにも関わらず
今年に入っても順調に増え続け、現在は毎日数千人の方が訪れています。
そして規模の拡大に伴い多くの閲覧者やサークル関係者からお声をいただきました。
昨年は「記事だけ書いてればいいや」みたいな部分もあったのですが
そういったやり取りが飛躍的に増えたのが今年の大きな変化です。

現在も相変わらず記事の選定や作成、サイトの管理運営は私一人で行っています。
ですが以前に比べると外部の方から様々な形でパワーをいただいてるのを実感します。
こうして無難に続けられているのもそういった要素があったればこそだと思います。
この場を借りて皆様には改めて「ありがとう」と言わせていただきます。



レビューのこと
昨年から私の記事を読んでいた方ならわかるでしょうが
今年に入ってから催眠音声のレビューの書き方がガラリと変わりました。
これは私が本やビデオなどを観て本格的に催眠を勉強するようになったからです。

勉強を始めた当初は目から鱗が落ちることの連続でした。
記事を書き続けていて疑問に感じていたこと、うまく文字にできなかったことが
確固たる根拠を持って表現できるようになったからです。

「ここがいいですね」よりも「ここはこうだからいいですね」と言ったほうが
理解し納得する人は多いはずです。
今年はその「こうだから」=理由をできるだけ書くようにしています。
そしてそれは製作者さんが作品を通じて伝えたかった意思や意図にも繋がります。

また当初は催眠の技法に目を向けることが多かったのですが
最近はその先にあるものを汲み取って文字にするよう努めています。
催眠音声はすべての行為はもちろん、ちょっとしたセリフにまで何らかの意味があります。
そしてそれを読み解くことは難しくもあり面白いことでもあります。

私はレビューを通じて作者さんの「心」を皆さんに伝えることを目標にしています。
これが現時点における私なりの結論です。



来年のこと
…何やら堅苦しい内容になってしまったので気を取り直して
ここからは来年当サイトでやってみようかな?と思っていることを書いていきます。
どの案も本格的に始まるのは2周年を迎える2015年3月22日以降と思ってください。

1、女性向け催眠音声のレビュー
これは昨日の催眠音声の総括で触れた男性向けと女性向けの距離が縮まっていることや
男性向けの旧作はだいたいレビューを書き終えていること
あとは私個人が単純に聴いてみたいと思っているからです。

最近女性向けから男性向けにリメイクされた作品をいくつも聴いてみて
やはり男性向けには無いものがあるのを感じています。
それが何なのかがわかればもっと良い記事が書けるようになるかもしれません。

ただレビューの具体的な書き方は検討中です。
ある程度の案は立ててますが実際に聴いてみないことには何とも言えません。
継続して書いていくかも最初の数作を聴いたうえで決めます。
更新は1か月に1本程度の緩やかなペースを予定しています。
男性向けがメインであるのは変わりません。

2、初期に掲載したレビューのリライト
同人は最初の3か月くらい、催眠は2013年に書いた作品全部を予定しています。
点数は基本いじらずに内容だけ書き換えて追加で掲載する感じです。
しかし記事は新規でも過去に掲載した作品の再掲載ですから
皆さんにとってはあまりメリットが無いようにも思えます。
優先順位はかなり低いと思ってください。

3、レビューの音声化
「音声作品なんだからレビューも音声化しようぜ!」というストレートな案です。
もちろん作品に出演されている声優さんが声を担当されます。
文字版との同時公開形式で同じく無料になります。

なにぶんお金がかかることですし、声優さんの都合もありますから
安定して公開するのは難しいでしょうね。
とりあえず1本やってみて、その反応を見てどうするかを決めることになります。
個人的には結構面白いんじゃないかなって思います。

あとは個別でドライオーガズムに関する質問をいただくことが多いので
考えがまとまったらそれの講座を書くかもしれません。

以上の3つ+αが今のところやる予定のある企画です。
もちろんうちはレビューサイトですからレビューの更新が大前提。
それに障らないレベルでやっていきます。
皆さんの方でこれがいいとかありましたらコメントをください。

随分と長くなりましたがこれで今年最後の挨拶とさせていただきます。
来年も引き続き毎日更新していきますので、これからもよろしくお願いします。


ぼっちでかわいくてほっとけない妖狐の耳かき

サークル「めがみそふと」さんの同人音声作品。

2014年最後の同人音声の紹介となる今回は
同サークルさんで最も人気のあるキャラの第2弾。
寂しがり屋で甘えん坊な妖狐の女の子が耳かきとエッチをしてくれます。

タイトルに「耳かき」が入っているように今作は耳かきに大変力を入れており
80分もの大ボリュームを2回に分けて、1回目は初心者らしい拙さを感じる耳かき
2回目は熟練された安定感のある耳かきを披露してくれます。

耳かき後に行われるエッチもプレイを絞っているおかげで密度や濃度が高く
彼女に優しくいじめてもらったり、逆に責める様子がエロさたっぷりに描かれています。



平常心を高めるには耳かきが一番
妖狐のコン狐に耳かきやエッチのサービスをしてもらうお話。

「いっちぜーん はーい 師匠 今日もゴミ拾いお疲れ様」
コン狐は明るくて元気な声の女の子。
とある学園にある善行部に所属する彼女は
同じ部員であり彼氏でもある主人公とゴミ拾いをしながら楽しく過ごしています。

前作「ぼっちでかわいくてほっとけない妖狐」を知らない人のために簡単に説明しますと
この学園は人間界にありながら妖狐が関わっている特殊な施設で
コン狐を初め何名かの妖狐が人間の生徒に混じって生活をしています。
しかし彼女は妖狐としての能力がまだ低く、人間の友達もほとんどいません。
そこへたまたま入部してきた主人公とあれこれあった末に恋人同士になりました。
(当サイトに前作のレビューはまだありません)

彼女が彼のことを「師匠」と呼ぶのは人づきあいが自分より上手いからで
明確な師弟関係にあるわけではないようです。
一種のあだ名みたいなものでしょうか。

「私 師匠の彼女だもん 甘えるのは私の特権なのです! ほら師匠 頭撫でてー」
そんな彼女は主人公のことを非常に大切に思っており
物語の最初からテレビを見ながら彼の膝に頭を乗せて甘えまくります。
彼女自身の声質も手伝って物語は全編に渡りとってもあまあま。
耳かきと愛のあるエッチが心と体を嫌と言うほど温めてくれます。
ブラックな要素一切無しの誰でも聴ける作品と思ってください。

「最新の研究で耳かきは心を穏やかにする効果があると分かりました」
そんな幸せな日々を送っているコン狐ですが、心の底では能力を伸ばしたいと思っており
合格するために必要となる平常心を磨く方法をあれこれ考えていました。
そこへたまたま観ていたテレビの通販に上のようなキャッチフレーズがあり
なけなしのお小遣いをはたいて購入し、練習に励む。
これが本作品で耳かきが行われるまでの大まかな流れです。

耳かき音声の多くがお姉さんがいきなり耳かきをする中で
こういう筋道を立てながらお話を進めてくれるのが、めがみそふとさんの大きな特徴です。
普通にボイスドラマとしても面白い作品ですから
3時間近くの長さであっても飽きずに楽しく聴けるでしょう。



経験や実力の差が感じられる2回の耳かき
本作品で行われる耳かきは計2回。
最初は耳かきが届いた直後、2回目はその1か月後です。
そしてコン狐の努力を反映するかのように
1回目と2回目ではまったく違った耳かきが繰り広げられます。

1回目の耳かきはおよそ30分間。
左耳→右耳の順に耳かき棒のみを使って
耳の外、穴の入り口、穴の奥を掃除し最後に梵天をかけます。

耳かき棒は「ぞりっ ずっ」という乾いた軽い音が使われており
手前はクリアに、奥に行くほど重く籠った感じに変化しながら
下から上へかき出すような動きを何度も繰り返します。
音の質感はかなりリアルなのですが、動きについては単調に思えるかもしれません。

「何かちょっと取れてる気がする 確か外は窪みのところが気持ちいいんだよね」
また最中のコン狐は初めての耳かきなこともあって
1つ1つを手探りするように確認しながら行います。
耳かきの1かき1かきの間隔がやや長く、何やらおぼつかない感じがするでしょう。
それを反映するかのように彼女の漏らす吐息にはやや緊張感が見られます。

「耳かき大分手に馴染んできた気がする 強さの加減もわかってきたし 私の才能あるかも?」
しかし無事左耳を終えて右耳に差し掛かるころには
彼女が先ほどより少しだけ耳かき棒を上手に扱えている部分も垣間見えます。
この先の2回目の展望が窺える面白い演出と言えるでしょう。
まとめるとストーリー性を持ったやや拙さを感じる耳かきですね。

しかし、様々な特訓を経て迎えた1か月後
改めて行われるコン狐の耳かきは見違えるほどに上達しています。

2回目の耳かきは51分とかなりの長時間。
最初にお湯に浸したおしぼりで耳を拭ってから指を使ってマッサージ
それから耳かき棒で内外を一通り掃除し、綿棒で細かい汚れを取り除き
梵天で仕上げてから最後に息を数回吹きかけます。
これだけでも1回目とはかなり違うのがなんとなくわかっていただけるはずです。

ちなみに膝枕してくれるバージョンと尻尾に頭を乗せるモフモフバージョンがあります。
主な違いは主人公が頭を動かした時に鳴る音で、サービス内容はほぼ同じです。

おしぼりは「すっすっ ずりっ」という若干ざらつきのある音
マッサージは「ずっ ずっ」と若干弾力のある乾いた音
耳かき棒は「ずりりっ じょっ」と尖った軽い音
綿棒は「サッ ススッ」と柔らかく滑らかな音などそれぞれに専用の効果音があり
1回目と同様にその器具や掃除方法に適した動きをしてくれます。

そして何より大きな違いは器具の動かし方にあります。
1回目では途切れ途切れに鳴っていた効果音も2回目には連続性があり
コン狐が文字通り流れるような手つきで耳かきをこなしているのがよくわかります。
音の鳴らし方によって彼女の「慣れ」を表現しているわけです。

「モフモフはね 毛先に方向があるんだよ それを中で合わせてあげると 気持ちいいでしょ?」
また耳かき中のコン狐は何をやるかを説明するセリフが中心で
それ以外は落ち着いた吐息のみを漏らすシーンが多いです。
めがみそふとさんらしからぬ効果音を中心とした静かなひと時が送れるでしょう。

このように、1回目と2回目でまったく違った耳かきを楽しむことができます。



耳かきに負けない濃厚なエッチ
対するエッチシーンは3パート57分間。
プレイは耳舐め、手コキ、手マン、SEX(後背位)、潜望鏡です。
手コキ、手マン、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「お耳スッキリしたら 今度はおちんちんもスッキリしたくなっちゃったの?」
耳かきのあまりの心地よさに主人公が勃起しているのを確認したコン狐は
おちんちんを鎮めるために耳を舐めながら手でしごき始めます。

エッチは最初の2パートが耳かきの直後
残りの1パートはその次の日にお風呂で行います。
各パートのプレイを耳かき+手コキ、SEX、潜望鏡と1つに絞り込み
個々の時間をできるだけ長く取ることで密度を濃厚にしています。

一番最初のパートは軽く耳を舐めてから手コキが加わります。
耳舐めをおよそ29分も行ってくれるだけでも十分驚きなのですが
耳を耳たぶ、窪み、裏と3つの部位に分けて
それぞれにきちんと舐め方を変えながら水分たっぷりのちゅぱ音を鳴らします。
手コキ音もそれに負けないほどにエッチな音ですから
これらの音だけでもかなりの性的興奮が得られると思います。

「おちんちん気持ちよすぎて我慢できないの? でもまだ 師匠はもーっと気持ちよくなるんだよ」
もちろんそれらを行ってくれるコン狐の存在も忘れてはいけません。
主人公が最高の射精を迎えられるように時折手コキをストップさせながら
耳元で優しい言葉をかけて幸せな気持ちで満たしてくれます。
元々優しい声なのですが、ここだけはまるで母親のような包容力も感じました。

「だめっ あっ あっ あっ はうんっ そこっ 気持ちいい」
「子種汁どぴゅどぴゅ出てる あっ 種付け気持ちいいよぉ」

一方2番目のSEXパートは主人公が責めにまわる展開。
およそ15分の間突きまくり、コン狐の膣内に5回も中出しするハードなプレイが行われます。
先ほどから一転して彼女が大いに乱れる姿が楽しめるわけです。
回を重ねるほどに声が震えたりアヘったりしてくるのがいいですね。

このように、恋人同士らしい愛のこもった濃厚なエッチが繰り広げられます。



癒しもエッチもたっぷり楽しめる作品
癒しの耳かきとハードなエッチのメリハリがハッキリしており
そのどちらも高いレベルを持っている良作です。

前者は物語のおよそ3分の2にも及ぶ長い時間を2つに分け
最初は危ういながらも頑張る様子を、次は落ち着いた安心感のあるサービスを
主に効果音の質や動かし方を使って見事に演出しています。

私は先ほど1回目の耳かきをイマイチだと言いましたが、それは2回目と比べての話です。
音も動き方も十分耳かきらしさがありますし、力強いから耳にも伝わりやすいです。
耳の中をわざと傷めるようなシーンもありません。
彼女が恐る恐る慎重に取り組んでいるのがよくわかります。

そして2回目は専門店に近いきめ細かいサービスや
彼女の落ち着き払った態度がしっとりとした雰囲気を作り上げています。
器具の種類や使う順番も理に適っていて隙がありません。
寝る前に聴けば安眠効果抜群です。

エッチは癒しのパワーを覆すようなエロエロな雰囲気に満ちています。
最初のパートはくちゅ音+ちゅぱ音で甘やかされながら
次は喘ぎ声を中心に獣のようなエッチとスタイルをまったく別のものにし
より多くの人が抜けるように組み立てられています。

文字数の関係で触れられなかった最後の潜望鏡パートも
ピストンフェラやバキュームフェラといったエロさを重視したものばかり。
癒し重視の作風ですがきっちり抜かせてもくれます。
このへんのバランス感覚が実に見事です。
ちゅぱ音多め、くちゅ音と喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

「師匠 大好き♪」
そして自分のすべてをストレートにぶつけてくれるコン狐もたまりません。
彼女の言葉や行為のすべてが思いやりや愛情で満ち溢れています。
聴き終えた時は精神面での満足感もかなりのものになるでしょう。
私は前作を聴いていないのですが、彼女の人気の理由がなんとなくわかりました。
傍にいてくれると安心するような温かみのある女の子です。

個性的なキャラ、充実したサービス、濃厚なエッチなど数々の美点を持つ作品です。
3時間以上の時間に対して価格が1100円とコスパも抜群。
誰にでも聴けるとっつきやすさも踏まえて、本作品を同サークルさん初の満点としました。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 3:09:55


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

昨日に引き続いての催眠音声編です。
こちらは無料作品が多数公開されたこともあり
同人音声とは随分違ったラインナップとなりました。



2014年発売の催眠音声ランキング

第1位 「Sulfur Dioxide

双子シリーズの生みの親である四九八苦さんの最新作。
緻密で重厚な暗示をこれでもか、というほどに重ねて確実に深い催眠へ誘導してくれます。
進め方についても作者さんらしい面白いギミックを織り交ぜるなど
聴き手を楽しませることを忘れない遊び心に溢れています。
文字通り頭が真っ白になれる精巧美麗な一作。

第2位 「射精管理・催眠貞操帯

射精管理・催眠貞操帯

1週間のオナ禁を催眠でサポートしてくれる変わった趣向の作品。
初日に柔軟な催眠で聴き手の心をがっちり掴み
2日目以降は数々の変態的なプレイを行いながら徹底的に焦らします。
プレイ内容も作者さんらしいぶっ飛んだものばかり。
何より最後の射精の瞬間に訪れた快感は想像を絶する気持ちよさでした。
心を上手に縛って勇気に変えてくれる一作。

第3位 「幼児化あまあま催眠

幼児化あまあま催眠

催眠音声ではほとんど見られない幼児退行をテーマとした作品。
催眠の段階から赤ちゃんに因んだイメージを取り入れてしっかりと世界観に浸らせ
その後のエッチも授乳、お漏らしと一貫したプレイで子供心に帰らせてくれます。
ことねさんの赤ちゃん言葉も破壊力抜群でした。
一時的な現実逃避を計るのに最適な一作。

第4位 「雨恋~misty drop~

雨恋~misty drop~

恋人が梅雨時に仲睦まじく結ばれる様子を描いた作品。
物語のほぼ全編で流れる雨音を上手に使ってリラックスやエッチな気分を引き出し
さらに作品のテーマに合わせてしっとりとした美しい暗示で催眠へと導きます。
エッチもあまあまラブラブな心満たされるプレイが多く
心の渇きを少しずつ確実に潤してくれます。
ノーマルをターゲットとした安定感のあるドライ系の一作。

第5位 「うでまくら

うでまくら

シナリオをエロトランスさん、声を紗藤ましろさんが担当された全年齢向け安眠音声。
現代催眠寄りの言い回しを使って眠りやすい柔らかな雰囲気を形成し
そのうえで眠らせるのではなく聴き手自身が眠りたくなるようなアプローチをしてくれます。
安眠音声自体は無料を中心に数多くの作品が公開されているのですが
こういうタイプの作品は非常に少なくとても実用的に思えます。
いつの間にか眠くなる心地よい一作。

第5位 「moderato

無料側で活躍されている2人の製作者さんが組んで生まれた作品。
最近めっきり見かけなくなった2人の術者を交互に語らせる双子スタイルや
正反対の質を持つ暗示で別方向から性的興奮を促す独特なアプローチなど
同人活動らしい数々の躍動感に溢れた挑戦的な試みが込められています。
学校の生徒会を舞台にしたストーリーも非常に独特。
数多くの作品を経験した聴き手でも新鮮な気持ちで楽しめる一作。

…以上の6作をノミネートさせていただきました。
皆さんの予想はいかがだったでしょうか?
順位はともかく作品のラインナップはある程度予測できたのではないかと思います。

1位は作品を聴いた1月の段階で
「これを超える作品を作るのは至難の技だろうなぁ」と正直思ってました。
しかし2位の催眠貞操帯がそれに迫る勢いを持っていたのも事実です。
この作者さんにしか作れない同人活動そのものを表すかのような一作でした。
3位と4位についてもサークルさんの持ち味が十全に発揮されています。

5位が2作あるのは私の中で甲乙つけがたかったからです。
方向性はまるで違うのですがどちらも新たな事に試みるチャレンジ精神が見られます。
特に後者を作られたftnr×kuroko.ぷろじぇくとのお二人は来年も大いに期待できます。



業界の流れと来年の展望
今年活躍されたサークルさんは省略させていただきまして
ここからは今年の催眠音声業界の大まかな流れや
来年予想される展開について私なりの考えを述べていきます。

まず全体的な感想としては
大手のサークルさんが夏冬を中心に安定した活動をされる一方で
主に無料系の作者さんが様々な面白い作品をリリースされるといったように
「有料は比較的安定、無料はいい意味で波乱が多かった」とみています。

有料についてはキャンドルマンさんが予想通り動きなしだったのがいささか残念ですが
すくりぷさん、エロトランスさん、催眠日記さん、Es_Labさん、Hypnotic_Yanhさんなど
そうそうたる面々が創意を尽くした様々な有料・無料の作品をリリースされました。
作品の品質や本数も申し分なく、聴く作品に困った人はほとんどいなかったはずです。
今年活動開始ながらも質の高い作品をリリースされたF・A・Sさんも忘れてはなりません。

そんな中、昨年から男性向けで活動を開始されたHypnoLifeforMENさん
秋以降に作品をリリースされたTuberosekissさん、Lotophagosさんなど
女性向けをメインに活動されていたサークルさんが続々と参入されました。
男性向けだとやや勝手が違うので品質的にどうかな?と不安も感じてたのですが
その予想を覆すような斬新な切り口の作品ばかりで大いに驚いています。

この男性向けと女性向けの垣根が下がったことが
2014年の催眠音声業界における最も大きな変化と私は考えています。
それを後押しするかのように今度は男性向けの作者さんが
女性向けも一緒に製作するといった逆の流れも見られ始めました。
来年この動きがどういう結果をもたらすかが非常に楽しみです。

対する無料作品は先ほど紹介したftnr×kuroko.ぷろじぇくとさん
有料もリリースされている「.␣(Dot-Space)」さんなど新規に活動を開始された方や
少女デパート2014、新3弾など過去の名作がリメイクされるといったように
新旧様々なスタイルの活動が見られました。

男性向けは有料での販売がかなり形になっていることもあって
最近は無料作品の新規リリースはあまりふるわなかった感があるのですが
ここにきて新しいことに挑戦する場として
無料での製作が見直されているように思えます。

有料に比べると色々な意味でフリーダムな界隈ですので明確な予測はできません。
ですが当サイトを訪れている人が飛躍的に増え続けていることを考えると
催眠音声のユーザー数はある程度の増加傾向にあるとみられます。
それは作品を聴いて自分も作ってみようと思う人が出てくる可能性も示しています。
ですから総合的に考えると明るい未来が待っていると期待交じりにみています。

以上をもって今年の催眠音声部門の総括とさせていただきます。
来年も多くの名作が世に送り出されることを期待しています。


休日彼女。

サークル「DreamLight」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、休日の昼間に甘えん坊な彼女から
添い寝、マッサージ、そしてエッチなサービスを受けます。

恋人らしい親しさを感じる彼女の安心しきった声と仕草
口移しでお菓子を分け合う行為など全編があまあまラブラブな雰囲気で満ちており
バイノーラル録音による臨場感も手伝って彼女との距離の近さも感じられます。
添い寝をしながら耳舐めをしてくれるシーンが非常に多いのもポイント。
その独特の甘く温かいちゅぱ音が心と体を蕩かせてくれます。



休日は可愛い彼女とまったり、のんびり
休日を彼女と家で一緒に過ごすお話。

「…もしかして 寝ちゃってたのかな」
彼女は明るくて温かみのある声の女の子。
休日の昼下がりに昼寝を楽しんでいた彼女は
すぐ隣に寝ている同棲中の主人公を起こそうとちょっかいを出し始めます。

本作品は日頃お世話になっている主人公への恩返しとして
彼女が耳舐めやマッサージを中心に癒しを、SEXで性欲を満たしてくれます。

総時間43分のうち非エロが2パート35分間
エロが1パート8分間とかなり癒しを重視した作りになっているのですが
その分彼女との仲睦まじいやり取りが濃厚に描かれており
精神面での幸福感はかなり得やすくなっています。

別作品でもエロのボリュームを比較的少なくする傾向にありますし
これがサークルさんの作風なのだと思います。
といってもエロはエロできっちり抜かせてくれるプレイをしてますので
癒されながら1発抜きたい方にはかなり向いている作品です。

「あっ 起き上がってとは言ってないよ もうちょっとイチャイチャしようよー」
彼女は同棲するほど主人公を愛しているだけあって
常に砕けた口調で甘えるようなセリフを言いながら接してきます。
音声作品は台本を読み上げる性質上セリフが硬くなるケースもあるのですが
彼女役の柚木朱莉さんはこういうナチュラルな演技を非常に得意とされています。
その飾らない姿がホッとした気分にさせてくれるでしょう。



変化に富んだ耳舐めを中心にした癒しの空間
一番最初に彼女がしてくれるサービスはキスと耳舐め。
いずれも主に密着して耳元で囁きながら行います。
この次のパートもそうですが、非エロパートはちゅぱ音をたっぷり聴けるのが特徴です。
耳舐めだけでもおよそ15分間もあります。

「じゃあ わたひが今くわへているこれ 奪ってみて」
キスは浅く口づけを交わすソフトなものから始まって
挿し絵で彼女が持っているグミを口移しで食べる珍しいプレイも登場します。
最初は彼女が悪戯するようにやっていたのが、後になると主人公もやり返すなど
恋人同士でしか行えない行為にちゅぱ音を上手に織り交ぜています。
ただキスをし続けるのではない演出方法が面白くていいですね。

対する耳舐めはキスとは違うコリコリとした感覚のあるちゅぱ音を
ほぼセリフなしにたっぷりと鳴らして彼女の温もりを感じさせてくれます。
最初のパートではペースがゆっくり、水分控えめと癒しを重視した舐め音なのですが
これが次のマッサージパートへの伏線にもなっています。
詳しくはこの後説明しますが、2つのパートで耳舐め音が微妙に違うんです。

「うつ伏せになって 肩とか背中とか マッサージしてあげるからね」
続く2番目のパートで行うサービスはマッサージと耳舐め。
主人公をうつ伏せにして肩や背中を手でほぐし
膝枕の体勢で頭を指でほぐしてから耳を指ではなく舌を使って丹念に刺激し始めます。
やってることは同じ耳舐めなのですが目的は少し違う感じです。

マッサージは「すすっ さすさす」と布が微かに擦れるような音が使われており
それがスライドするのではなく軽く上下するように動きます。
音声作品のマッサージというと擦るイメージが強いのですが
本作品のは揉んだり押したりしているような音に聞こえます。
あまり大きくは鳴らさない結構控えめな音と思ってください。

しかしその後のヘッドマッサージでは
「ジョリジョリ ズズッ」とざらつきのある軽く乾いた音が耳と頭に心地よい刺激を与えます。
摩擦感のある音もそうなのですが、やや面積が狭く尖っているため
実際に誰かに頭を指で撫でられているような感覚が得やすいです。
音の質感や動かし方、鳴らす位置まで綿密に計算されているハイレベルなサービスです。

「あなたのお耳 犯し尽くしてあげるから 覚悟してね♪」
そしてお待ちかねの耳舐めは最初のパートに比べてペースが早く水分もたっぷり。
さらに合間に意識的に熱い吐息を漏らしてエッチな気分を盛り上げてくれます。
やってることは非エロなのですが、エッチへの下準備的な意味合いが強いプレイです。

中でも最初のパートでは登場しなかった
耳の穴の中に舌を入れてほじくる責めは非常に個性的。
「こりゅこりゅ くりゅん」というなちゅぱ音が彼女の舌の存在を感じさせてくれます。
シーンに応じてスタイルをきっちり切り替える考えられた耳舐めですね。



彼女の乱れる姿を楽しみながら
最後のエッチシーンはおよそ5分間。
プレイはキス、SEX(騎乗位)です。
プレイ中にややリアルな効果音が鳴ります。

「さっきは エッチな事 無しって言ったけど なんか…その 私が我慢できなくなってきちゃった」
ここまで癒しを重視しエッチな行為を頑なに避けてきた彼女ですが
サービスをしているうちにすっかり興奮し、自分から生でおちんちんを飲み込み始めます。

エッチは時間が非常に短いこともあってプレイが絞られています。
そしてここでは今までとは打って変わって主人公が責める側にまわり
彼女がその快感に大いに乱れる姿を楽しむことができます。

「ああうっ ああっ ああああああううぐっ あはっ」
特に終盤の絶頂シーンで流れる彼女の長めのイキ声は絶品。
今までとはまったく違った展開もあって一気に愛おしく感じるに違いありません。
喘ぎ声も彼女の幸福感が伝わってくるようなエロ可愛いタイプです。

このように、短時間ながらも愛のあるプレイが繰り広げられます。



エッチな雰囲気のある癒しを与えてくれる作品
ストレートにエッチをする時間はかなり短いのですが
非エロパートで多めに流れるちゅぱ音が適度な興奮を誘ってくれる作品です。

男性の場合エッチをすると著しく体力を消耗することから
彼女は性感帯への直接的な責めを極力避けつつ
特に耳に対して執拗なまでの舐めを行います。
しかしバイノーラルによる声や音の近さ、それと彼女のまっさらな姿が
じわじわと少しずつ心と体に温かいものを流し込んでくれます。

この「温かいもの」とは満足感でありエッチな気分でもあるわけですが
それによる充実感がエッチでの抜きやすい環境を整えているように思えます。
これが最初の方で「きっちり抜かせてくれる」と言った理由です。
エッチ自体も時間に対する濃度はかなり高いと言えます。
ちゅぱ音多め、喘ぎ声そこそこ、淫語とくちゅ音ごく僅かです。

一方非エロの要素ではやはりヘッドマッサージが最も秀逸です。
そのジョリッとした音、指の動かし方、位置取りなどどれもリアル。
耳かきやマッサージに強いサークルさんの底力が発揮されています。
時間はおよそ4分間、残念ながら体験版では確認できません。

癒しに傾倒しているように見えて実はエッチな要素も散りばめられている作品です。
エッチな要素たっぷりのエロエロなプレイを楽しみたい人には不向きなため
基本的には癒しを好む人、女性に構ってほしい人にお薦めします。

CV:柚木 朱莉さん
総時間 43:32


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

雑談です。

今年も残すところあと2日となりました。
そこで今年発売・公開された作品の中で特に印象に残ったものを
昨年に引き続きランキング形式で紹介していきます。
まずは同人音声編、早速いってみましょう。



2014年発売の同人音声ランキング

第1位 「雨恋女の子守唄

雨恋女の子守唄

雨の日にだけ登場する心優しい幽霊のお姉さんが耳かきなどをしてくれます。
梅雨時にふさわしいしっとりとした柔らかい耳かき音や雨音によるリラックス効果のみならず
優雨役の野上菜月さんが織りなす儚さのこもった演技が深く心に染み入りました。

2人の会える時間がどんどん減っていってるからこそ
そのひと時がとても貴重に、濃密に感じられます。
ここまで泣ける作品はそうそうありません。
心の汗を洗い流してくれる珠玉の一作。

第2位 「智美先生の早漏とれーにんぐ♪

智美先生の早漏とれーにんぐ♪

シロクマの嫁さんの新しい可能性を感じさせてくれた作品。
耳かき音声でメジャーなサークルさんだけにエッチは大人しい印象が強かったのですが
この作品では長時間に渡って下品で濃厚なプレイを繰り広げています。
トレーニング形式を採用してプレイを段階的にハードにするなど
聴き手が継続的に興奮できるような配慮も随所に見られました。
抜き目的なら絶対に損をさせない一作。

第3位 「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】

【耳なめ】道草屋  すずしろ 連夜【マッサージ】

効果音を巧みに使った演出が光る作品。
敢えてセリフを減らしリアルな効果音のみで状況を表現したり
何も言わずに突如エッチを開始し、さらに抜ける雰囲気を構築するなど
音声作品の新たな方向性を切り開いてくれました。

これ以前の桃色CODEさんはキャラを売りにするような作風だったのですが
これ以降は効果音をパワーアップし、環境音を導入する音重視の作風へと変貌します。
道草屋シリーズの一つの原点となっている興味深い一作。

第4位 「ダミーヘッドマイクの音声を生配信してみた

ダミーヘッドマイクの音声を生配信してみた

ネットの生放送を音声化した非常に珍しいスタイルの作品。
全編をアドリブにした自然な会話風景の中
リスナーと対話しながら徐々にプレイをエスカレートさせていきます。
紅月ことねさんの作品を数多く聴いてきましたがこんな演技は初めてです。
世相を反映した見事な発想力が光る一作。

第5位 「半自動オナサポソフト シコリーダー!

半自動オナサポソフト シコリーダー! Ver1.1

まったく新しいタイプのアプリケーション形式作品。
痒い所に手が届く柔軟なカスタマイズ性、音声の豊富なバリエーションなど
聴き手にオナニーを楽しんでもらおうとする心遣いが至るところに垣間見えます。
その作りの細かさには度肝を抜かれました。
オナサポ系では一歩先の時代を行っている一作。

…以上の5作品を紹介させていただきました。
皆さんのランキングと比較してみていかがだったでしょうか?
「雨恋女の子守唄」が強く印象に残った人は多いでしょうが
並み居る18禁作品を押しのけてまでトップに据えた人はそこまでいないと思います。



2014年注目のサークル
お次は個人的に特に目立った活躍をされていると感じたサークルさんの紹介です。
あまり多くしてもアレなのでこちらは3つに絞らせていただきました(敬称略)。

桃色CODE

【田舎耳かき】道草屋 すずしろ-縁側 【あまがみ】

今年発売された10作品すべてが1000本オーバーという驚異的な実績を誇るサークルさん。
その人気の第一はハイクオリティな効果音や環境音が生み出す独特の雰囲気と
それぞれに別々の癒しの個性を持った店員たちにあります。
前者は癒しにとって必要不可欠な現実逃避できる環境を形成し
後者は男性が無意識的に常に求めている女性への依存心を満たします。
音声作品における声と音の比重を逆転させた作りも大きな特徴です。

妹すたー

お兄ちゃんは妹のオナホ奴隷~搾精調教編~

妹がオナホを使って精液を搾り取ってくれる作品だけを作り続けているサークルさん。
好きなシチュを音声にしただけあって内容はどの作品も非常にハードで濃厚。
特にオナホの効果音は1コキ1コキまで微妙に違っており
音声作品全体を見てもトップレベルの抜けるクオリティを誇ります。
作り手の魂を感じる作品ばかりでした。

B-bishop

自虐オナニー恥辱少女 羞恥拷問椅子に晒される私

M向けのブラックな作品を数多く送り出しているサークルさん。
昨年までは機械人形シリーズというどぎつい作品に注力していたのが
今年は比較的多くの人が聴ける様々なシチュに挑戦し、その多くで成功を収めています。
その底なしの発想力や表現力が大きな感銘を与えてくれました。

他にも今年活躍をされたサークルさんは数多くいらっしゃいます。
その中でこの3つを選んだのは実績を大きく伸ばされたことや
今までの作風を大きく転換されたといった変化が見られたからです。
とりわけ妹すたーさんには同人活動そのものを表すようなすさまじい情熱を感じました。
来年どういった活躍をされるのかが楽しみなサークルさんばかりです。



業界の流れと来年の展望
ここからは2014年に生まれた同人音声界隈の大きな動向について説明していきます。

昨年はまさに耳かきの年と呼べるほどに数多くの耳かき音声がリリースされました。
しかしそのブームも今年に入ってからは収束する方向へと向かっています。
半ば氾濫していたものが競争の結果整理されたわけですが
その一方で耳かきを含む癒し系音声の新たな可能性が切り開かれていきました。

1、癒し系音声の多様化
癒し系要素として昨年不動の地位を築いた耳かきですが
今年は耳かきに加えてマッサージやヘッドスパといった
別タイプのリラクゼーションサービスを織り交ぜた作品が数多く登場しています。
しかし他とは違った耳かき音声を作るための一つの手段として端を発したこの行動が
今度は逆に耳かきを切り捨ててマッサージをメインにするなど
耳かき以外の癒し系作品が生まれる土壌になりました。

来年も引き続き大手のサークルさんを中心に数多くの耳かき音声が出される一方で
耳かき以外のサービスによる癒しが模索される可能性は大いにあります。
もし耳かきに代わる新たな癒しが確立されたら再びブームが巻き起こるかもしれません。

2、全年齢向け作品の台頭
昨年までは「同人音声=エロボイス」の色が非常に強く
エロとは正反対の属性を持つ耳かき音声ですら
その多くが耳かきの後にエッチをするハイブリッドな作品形態を持っていました。
しかし今年に入ってからは声だけでなく効果音までもバイノーラル録音が施されるようになり
エロが無くても十分な魅力を持つ作品が数多く世に送り出されています。

それを最も如実に表すのが全年齢向け作品のリリース数。
調べてみたところ2013年には141本だった有料作品が
2014年は265本と倍近くにまで膨れ上がっています。

これだけでも全年齢向け作品の認知度がどれだけ上がっているかがわかるはずです。

その傾向が一気に強まったのが今年の6月。
シロクマの嫁さんを初め、この月は1000本超えの全年齢向け作品が3本も出ています。
私もこれ以降全年齢向けのウェイトをかなり重くしました。
少なくとも昨年のようにエロを優先させるわけにはいかないほどの存在感を持っています。
「雨恋女の子守唄」を一位に据えたことがこの情勢を何よりも物語っています。

…以上の2点がレビューを書き続けていった中で特に強く感じた変化です。
全年齢と18禁が両立できるなんて去年は露ほども思いませんでした。
大手のサークルさんがこぞって全年齢向けをリリースされたのも大きな要因です。
この「癒しとエロの分化」は来年もおそらく継続するでしょう。
裏を返すとハイブリッド作品にこそ活路があるのかもしれません。

随分と長くなってしまいましたが以上で今年の同人音声部門の総括とさせていただきます。
色々な事を書きましたが全体を見ると業界の規模が大きくなりつつあるのを感じます。
以前は平日は0、休日に3本くらいリリースされていた新作が
現在は平日でも2~3、休日は多い時だと5本以上出ることもあります。
そして聴き手の耳が肥えたのか、生半可な作品では大ヒットになりにくくなりました。

作り手にとってはやや厳しい情勢かもしれません。
でも裏を返せば一つの工夫で一気に駆け上がる可能性も秘めています。
レビューサイトの管理者として、また一人の聴き手として
来年も魅力溢れる作品が一つでも多く世に送り出されることを願っています。


見習いサンタからのクリスマスプレゼントfor men

サークル「Tuberose kiss」さんの無料の催眠音声作品。

本日紹介するこちらの作品は、現在修行中の見習いサンタのお姉さんが
クリスマスに催眠とエッチなサービスをプレゼントしてくれます。
オーソドックスながらも冬の寒い日にちなんだ温かさを重点的に感じさせる催眠
大人な主人公にぴったりなおもちゃを使ったプレイなど
テーマ色を出しながらしっかり催眠オナニーを楽しませてくれる作りが魅力です。

合計3名の声優さんが思い思いの演技をされているのもポイント。
好みの声優さんを選ぶのもいいですし、全部を聴き比べるのもいいでしょう。
今回は最も時間の長い綾瀬桂吾さんのバージョンを紹介します。



一緒の布団で温まりながら催眠の世界へ
見習いサンタに催眠を扱ったクリスマスプレゼントをもらうお話。

「メリークリスマース! …って あら? 折角プレゼント持ってきたのに まだ寝てないの?」
見習いサンタは明るく可愛い声の女の子。
子供ではなく大人な主人公にプレゼントを渡しにやってきた彼女は
その儀式を正しく行うために彼を催眠を使って眠らせようとします。

「んー… 悪いんだけど ちょっと眠ってくれない? あっ フリだけでいいのよ フリだけで」
今回お相手を務める見習いサンタは結構ハイテンションなノリの軽いキャラ。
初対面の主人公に対してもかなり砕けた口調で親しげに語り掛けます。
何かをする際に「んしょ」とか「よいしょ」と軽い掛け声を出すのも可愛らしいです。

聴き始めた時は「催眠にやや不向きな声かな?」とも思ったのですが
催眠が始まるときちんとリラックスできる落ち着いた声に変化します。

催眠はおよそ24分間。
最初の5分間は彼女の「すってー はいてー」の声に合わせて深呼吸をします。

「体中に新鮮な酸素が行き渡って血行が良くなる 血行が良くなると手足の指先からじんわりとした温かさを感じるようになる」
「温かさが心地よくてぼぉーっとしてくる 体中がぽかぽかして気持ちがいい」

深呼吸の最中に時々彼女が声をかけてくるシーンがあるのですが
上のセリフのように主に体の温かさに意識を向けるアプローチがされています。

寒い季節であることや、直前に彼女がこちらの布団に潜り込み
温かそうに寛ぐシーンがあるのも手伝って
聴き進めていくうちにだんだんと手足の先がじんわりするのを感じるでしょう。
ストレートにクリスマスのイメージを絡めるのではなく
その時期の雰囲気を盛り込んだ催眠を行ってくれます。

「温まった指先の体温が血管を通って じーんわりと手のひら 肘、二の腕を通って肩の方まで広がっていくのを感じる」
お次は体を右腕、左腕、右脚、左脚、胴体の5つのパーツに分けて
それぞれに更なる温かさを感じさせながら脱力を促します。

先ほど生まれた感覚を流用するから温かさが実感しやすいですし
どのパーツも意図的に暗示の言い回しを同じにして
頭を空っぽにしたまま声に集中できるようにしてくれています。
私は言われた部位がリアルタイムではなく1つ遅れたタイミングで
温かさが少しずつ広がり、その後妙に体が重くなるのを感じました。

「ただぼぉーっとしながら沈んでいく 沈めば沈むほど体の力は抜けて 力が抜けるほど意識は深く沈んでいく」
そして最後は「沈む」を意識的に多く織り交ぜたセリフで更に催眠状態を深めます。
深呼吸と脱力におよそ20分もの時間を費やしたこともあって
心も体も十分に暗示を受け入れやすいリラックス状態になっていると思います。

そんな中彼女の声を聴いていると
布団に自分の体が吸い込まれていくような感覚がするかもしれません。
すとーんと落ちるのではなくずぶずぶと沈む形で催眠に入ることになるでしょう。

プレゼントあげるために眠らせることを目的に掲げ
分割弛緩法を中心にしっかり催眠を深めてくれる安定感のある催眠です。
やること自体が至ってシンプル、かつ体を動かすシーンも一切ありませんし
寝たまま声を聴いているだけで勝手に体がぽかぽかしたり意識がぼんやりしてきます。

リラックス重視の内容ですから途中で寝落ちする人もきっといるでしょうね。
それくらいにとても落ち着いた気分で気持ちよく取り組むことができます。

カウントなど明確なトリガーが無いことから「深化がやや弱いかな?」とも思ったのですが
実はエッチの序盤に催眠に入る感覚がガッツリ味わえるシーンが用意されています。
そういった2段構えの体勢にも、より多くの聴き手に催眠を楽しんでほしいという
作者さんのきめ細かな心遣いを感じます。

季節モノとしての面白さもありますし、初心者にも自信をもってお薦めします。



大人のおもちゃで快感の世界へ
エッチシーンは25分ほど。
プレイはローター責め、乳首舐め、オナホコキです。

ローター責めの時に控えめなボリュームの振動音
オナホコキではくちゅ音が鳴ります。(効果音無しも選択可能)
セルフはありません。

「それじゃ 今からいい事して遊ぼっか」
丁寧な催眠によって主人公を深い催眠状態へと導いた見習いサンタは
プレゼントの大人のおもちゃの使い方を教えると称して彼を責め始めます。

エッチは彼女に2種類の器具を使って全身を責められます。
最終的には3個以上のローターとオナホを同時に使う結構ハードなプレイなのですが
彼女の声が相変わらず明るいことや、プレイのレベルを段階的に上げる流れから
ノーマル~ややM向けの雰囲気に留まっています。

一番最初に登場するのはローター責め。
その独特の鈍い音を響かせながら首、鎖骨、乳首、そして股間に
序盤はパジャマやパンツ越しに、しばらくすると直接押し当てます。

ローター音のボリュームが小さいと思う方がいるかもしれませんが
作者さんが催眠状態の維持にやや不適な音と判断し、わざとそうされたのでしょう。
私もこれくらいのボリュームが丁度いいと思います。

「乳首 気持ちいいよね ローターの振動を感じる度に ゾクゾク快感が込み上がってくるの 乳首が気持ちいい 気持ちいい」
そしてバックでローター音を鳴らしながら
見習いサンタは感覚操作の暗示を使って気持ちよさをダイレクトに心に刻み付けます。
乳首は開発度合いで感度に大きな差が出るためその効果は保証できかねますが
妙に熱さが集まってくる、みたいな感覚の変化は比較的掴み取りやすいと思います。

「乳首と会陰に与えられている振動が急激に強くなる 強制的に快感が高められて抑えきれなくなる」
中盤で登場する会陰責めも珍しくて面白いプレイです。
(会陰…おちんちんの付け根と肛門の間あたりのこと)
会陰オナニー経験済みな私は声に合わせて会陰のあたりがきゅんきゅんしました。
男性の場合前立腺に近いのもあって、軽く圧迫するだけでも結構気持ちよくなれます。

「全身へ広がった快感が膨らんで高まって また頭の中は快感でいっぱい 全身が快感で満たされる 気持ちがいい」
一番盛り上がるのはもちろん最後のオナホコキシーン。
中に触手がたっぷり詰まっている特注オナホと刺激を強めたローターの振動
さらにやや語気を強めた見習いサンタの声が一体となって心と体を責め立てます。

彼女が意図的にエッチな声に変えてこないからこそ
暗示だけで感覚を操られる気分がかなり味わいやすくなっています。
射精の直前に来るような、体の中から熱いものがせり上がってくる感覚でした。
じっくり時間をかけて気持ちを高めてくれますし、比較的ドライは狙いやすいと思います。

このように、大人のおもちゃを使った催眠重視のプレイが繰り広げられます。



体の熱さを感じやすい作品
催眠音声ではあまり見かけない季節ネタを絡めたドライ系の良作です。

見習いサンタというクリスマスならではのキャラを使って雰囲気を出しながら
サークルさんらしい古典系のしっかりした催眠をかけてくれます。
こういう系統の作品だと無理矢理クリスマスネタを当てはめる場合もあるのですが
催眠音声にとって大事な「しっかり落とし、気持ちよくする」ことを守りながら
作品を組み立てているところに大きな感銘を受けました。

エッチは子供へのプレゼント=おもちゃを大人に当てはめ
それらを前面に押し出しプレイの様子を描きながらしっかり暗示を入れてくれます。
催眠パートで温かさを重点的に伝えてくれることもあって
それがそのままエッチな熱へと変わっていくのが感じられました。
プレイについてもローター責めや会陰責めで十分な個性を打ち出しています。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

作品を聴き終えた直後の最初の感想は「作りがえらく丁寧だなぁ」でした。
記事を書くにあたって付属の台本を読んでみたら
「深呼吸の吸う息の間隔を4秒、吐く息は6秒にする」とまできちんと書かれています。

なんで吐く時の方が長いのかを説明すると脱線するので省略しますが
そういったかなり細かい部分にまで気を配りながら作品が作られています。
そしてそのすべてが理に適っているからこそ催眠に入りやすく感じるのです。

季節ネタだからといって手を抜いている部分は一切ありません。
ガチで催眠に入れるし気持ちよくなれるハイレベルな作品です。
若干過ぎてしまいましたが寒い時期ならいつでも楽しめますので是非一度お試しください。

CV:綾瀬桂吾さん、三森愛乃さん、ふくぱんさん
総時間 綾瀬さんver…1:00:46 三森さんver…50:51 ふくぱんさんver…56:40

あのん・Lyricism・
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
女性向けもあります
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-78.html


貴方は勇者様ではありません!

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

暴走メイドの妄想!?日記」と同じ日に発売されたこちらの作品は
勇者ではなくモブキャラとしてファンタジーの世界に飛ばされた主人公が
そこで個性的なモンスター娘たちに一方的に弄ばれます。

サークルさんの作品では初となる豪華ゲスト声優さんを迎える試みや
それぞれのキャラを活かした個性的なプレイが別々の興奮を与えてくれます。
その一方で最後の最後には安定感のある耳かきをしてくれるなど
エロにも癒しにも対応したオールマイティな作風が一番の持ち味です。



モンスター娘VSひ弱なモブキャラ
サキュバス、スライム、人魚の3人のモンスター娘に精液を搾り取られるお話。

「ちょっと そこの貴方 貴方よ」
サキュバスはおっとりとした妖艶な声の女性。
現実世界で普通の生活を送っている主人公の目の前に突如現れた彼女は
その魅力的な声やボディで彼を誘惑し、巧みなテクニックで精液を搾り取ろうとします。

本作品は大きく3つのシーンに分かれており
かの仔さん演じるサキュバス、野上菜月さんのスライム娘、そして伊ヶ崎さんの人魚と
豪華3名の声優さんがキャラの持ち味を活かした責めで抜かせてくれます。

このお3方の共通点はご自分でサークルを運営されているだけでなく
バイノーラル録音を施した作品に数多く出演されていることも挙げられます。
それを反映するかのように、作中では至近距離で囁いてくれるシーンが非常に多いです。
音の位置や近さだけでなく熱までも感じられるでしょうね。

またお話自体は完全に独立していて3名が直接絡むことは無いのですが
全体には一つのストーリーがあり、順番に聴き進めていくことで
主人公がなぜ彼女たちと出会うことになったのかがわかるようになっています。
ですからお好きな声優さんがいる場合でも最初から順に聴くのをお薦めします。



抜きのサキュバス、キャラのスライム、ストーリーの人魚
エッチシーンは3パート60分間。
プレイはサキュバスが耳舐め、パイズリ、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)
スライムが耳舐め、オナホコキ
人魚が耳舐め、全身舐め、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)です。
パイズリ、手コキ、オナホコキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

エッチはモンスター対人間ということで、主人公が終始彼女たちに責められまくります。
シロクマの嫁さんといえば耳かきで有名なサークルさんなこともあって
過去作ではM系の作品でもやや大人しさを感じるプレイが多かったのですが
今回はファンタジーな世界観をたっぷり楽しんでもらうために
いつも以上にハードかつブラックな雰囲気を心がけながらプレイが行われています。

聴いた限りだとややM~Mをターゲットにしているように思えます。

そして全体的なプレイの特徴は一覧を見ていただければわかるように
耳舐めをするシーンが必ずあり、かつボリュームも多いことが挙げられます。
バイノーラルとの相性が非常に良いこのプレイを
たっぷり聴きたい、楽しみたい方にはまさにもってこいの作品と言えます。
声優さんごとの舐め方や舐め音の違いを比べてみるのも面白いでしょうね。

ここから先は各シーンの大まかな特徴を説明していきます。

「もっと 気が狂いそうになるほど 気持ちよくしてあげるわ」
一番最初に登場するサキュバスは大人の魅力たっぷりなお姉さんキャラ。
精液大好きな種族にふさわしい男を虜にする艶めかしい声や
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声を惜しげもなく振りまくプレイが
ストレートに抜きたい衝動を駆り立ててくれます。

本格的にプレイを開始する前に耳元でわざとちゅぱ音を鳴らすシーンがあるのですが
それだけでも十分オカズになるほどの破壊力を持っています。

そして何より強力なのが、それらの音を同時に鳴らしながら責め立ててくることです。
具体的にはパイズリフェラや耳舐め+手コキといった
くちゅ音とちゅぱ音を同時に鳴らすシーンが多いです。
最後のSEXでもピストンしながらしっかり耳を舐めて熱い吐息も漏らしてくれます。

淫語を連発するシーンは無いので上記2つの音と喘ぎ声がメインの抜き要素です。
これらが好きな人はもちろん、そうでない人もがっつり抜けるに違いありません。
ストレートに抜きたいなら断然お薦めのパートです。

「まっ 待ちなさい そこの一般人!」
続くスライムは幼さを感じる甲高くて可愛い声の女の子。
自分が愛する魔王様へ主人公を献上するために
その柔らかい体の一部をオナホの形へと変えておちんちんを責め上げます。

スライム編最大の魅力は彼女のキャラそのものにあります。
そのロリっぽい声や後先考えずに行動する頭の弱さ、飽きっぽさなど
非常に子供っぽい性格が強烈な個性を生み出しています。
さらにこのキャラをお姉ちゃん役で有名な野上さんがやられているのも驚きです。

「あはははっ 足も腰もガクガクしてる 気持ちいいんだ」
「うふふふっ おもしろーい どれくらい耐えられるかな?」

もちろんプレイの方も彼女らしさが十分以上に反映されています。
主人公をおもちゃ扱いしながら何度も寸止めをし
その都度無邪気な笑い声を漏らすシーンはなかなかに残酷。
意地悪な責めを受けたいMな人ほどより大きな興奮が得られるでしょう。

「お目覚めですか? 愛しの王子様」
最後に登場する人魚はお淑やかで優しい声の女の子。
海岸に打ち上げられていた彼を住処である海底洞窟へと運び
舌を使って全身をくまなく舐めながら永遠の愛を誓います。
背景に時折水滴の落ちる音を流して洞窟らしさを演出しているのがいいですね。

「裏切ったら許さない 絶対に逃がさないから」
彼女は前の2人に比べるとそこまでSっ気の無い大人しいキャラなのですが
異常なまでに独占欲や嫉妬心が強く、彼を拘束して逃げられない状態にしてから
切迫感のある声で何度も何度も自分のモノになるように語り掛けます。
ヤンデレキャラと表現するのが最も妥当でしょう。
伊ヶ崎さんがこういう役をやられているのはとても意外です。

「大好き 大好き 愛してるわ あなた ずっと ずっと一緒よ」
プレイについては全身を愛おしそうに舐めまわしてから繋がるあまあまな雰囲気。
やや下品なちゅぱ音をゆっくり鳴らしたり激しく下半身を打ち付けながら
彼の心を掴み取ろうと何度も何度も愛の言葉を投げかけてきます。

将来子供を何人設けるとかやや暴走するセリフも登場しますが
彼女が彼に心酔しているのが強烈に伝わってきます。
この後の総評部分で説明する耳かきパートでのやり取りも含めて
プレイをしながら2人の心の繋がり具合を描いているのが大きな特徴です。

このように、3人の特徴を踏まえた多彩なプレイが繰り広げられます。



飽きの来ない作品
3つのシーン、3人のキャラ、そして3人の声優さん
これら3つの要素が個別の面白さを持っているバラエティーに富んだ作品です。

かの仔さんはいくつもの作品でやられている安定感のあるサキュバス
一方野上さんはあまりやられないロリキャラで強烈なオリジナリティを
最後のご自身はその中間といったように
各声優さんの持ち味を引き出す配役やプレイ配分がされています。
サークルさんの中の人が声優さんだからこそできることです。

そして3人に明確なシチュの違いを設けつつ、耳舐めという共通のプレイも置くことで
音声としての違いと聴き比べる楽しさの両方を提供しています。
他のサークルさんの作品でも複数の声優さんが出演される場合がありますが
プレイがまったく同じかまったく違うかのいずれかのケースが多く
こういうどちらも味わえる作品は非常にレアに思えます。
全体を通じてのバランス感覚の絶妙さも本作品の大きな特徴と言えるでしょう。

エッチはどのシーンもちゅぱ音を鳴らすシーンが多く
くちゅ音、喘ぎ声、淫語と続きます。
射精シーンはいずれも最後に1回と人外モノの中では少なめですが
きっちり追い込んで抜かせてくれますから実用性は抜群です。
ちゅぱ音大量、くちゅ音多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

一番最後に本作品唯一の非エロパートとなる
「04 私から逃げないで・・・(人魚ちゃん) 」の説明をします。
ここは作品説明文にもあるように耳かきがメインでエッチな要素はほとんどありません。

耳かきはおよそ19分間。
耳かき棒で大きな汚れを取り、その後綿棒と梵天で細かいところを綺麗にします。
人魚が初めて耳かきをする設定からか、シロクマさんの中では極めてシンプルです。

耳かき棒は「ずりずり じじっ」とややざらつきのある乾いた音を
奥から手前へかき出すように何度も動かしながら合間に軽く息吹きをし
綿棒は「ザリッ ズジョッ」とざらつきのある軽い音を
耳の壁を擦るようにゆっくり前後に往復させたり円を描き
梵天はふわふわとしたほんのり圧迫感のある音を回転させながら動かします。

音質・音の使い方いずれもかなり高いレベルにあると言えます。
「暴走メイドの妄想!?日記」とほぼ同じ耳かき音と思ってください。

「あなたの気持ちよさそうな声 たくさん聞きたい」
またエッチシーンでは色々と強引だった人魚もここでは幾分落ち着き払って
時折愛の確認をしてくるものの基本的には熱心に黙々とお掃除してくれます。
目的である癒しに合わせて雰囲気が随分柔らかくなったように思えました。

総合的に見て抜きを重視した個性溢れる作品と判断しました。
作品自体のクオリティと、この3名が一堂に会するレア度の両方を考えて
本作品を同サークルさんの中では5本目となる満点とさせていただきました。

おまけはフリートークと挿入歌です。

CV:人魚…伊ヶ崎綾香さん サキュバス…かの仔さん スライム…野上菜月さん
総時間 本編…1:30:21 おまけ…8:33


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

先日レビューを掲載した「不幸食淫魔の最低なクリスマス調教♪」につきまして
一番下の部分に追記をさせていただきました。
本文は一切変更しておりません。
同作品のことが気になっている方は是非一度目を通していただけますようお願いします。

http://blog.livedoor.jp/doonroom/archives/32142489.html


【アイヌ系】道草屋 すずな 囲炉裏の音【うたた寝音声】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今年大活躍した同サークルさんのトリを飾る作品は
過去に2回登場した素朴な小町が2日間に渡る癒しのサービスをします。
1日目は冬らしさを感じさせるパチパチとした囲炉裏の音
2日目は麗らかな陽気を感じさせる鳥の鳴き声や微かな喧騒を鳴り響かせて
音だけでその場の雰囲気を感じ取らせてくれます。

お相手を務める女の子も以前登場したアイヌの民謡や散髪で個性を発揮。
キャラと音を駆使した臨場感抜群の空間が自然な癒しを提供します。



静かで耳に心地よい囲炉裏の音を聞きながら
道草屋の店員「すずな」から耳かきや散髪のサービスを受けるお話

「旦那様 お待ちしておりました お寒いですので ご挨拶は後ほど…」
すずなは優しくて可愛い声の女の子。
雪道を遠路はるばるやってきたお客を店の外で出迎えると
冷えた彼の手を自分の手で温めながら部屋へ案内します。

本作品は同シリーズのすずしろ、芹に続く3人目の連泊方式として
1日目は雪の降る静かな夜に耳を中心としたケアを
2日目は翌日の昼間に縁側で散髪する様子が描かれています。

2日に分かれているのはメインのサービスが違うからだけではありません。
それぞれの時刻や場面に適した控えめなボリュームの環境音を鳴らし
さらにすずな自身も接し方を明確に切り替えて別方向の癒しを与えてくれます。

通しで聴いた場合、1日目と2日目で雰囲気にかなりの違いがあるのを感じるでしょう。

「板に ついてきましたか? うふふっ」
今回お相手を務めるすずなはお客と既に相当の顔なじみ。
基本的には丁寧な言葉遣いながらもその端々には親しさがにじみ出ており
きめ細かなサービスも相まって全編が真心に溢れています。

過去2作を聴いた限りでは新人ならではの拙い部分も感じられたのですが
本作ではそれとは違う成長した彼女を楽しむことができます。



しっとりとした専門店らしさのある1日目
1日目のサービスは布団に入ってまずはほっぺを手で、耳を口で温めてもらい
それから耳かきや子守唄を唄って眠りへと導かれます。

「囲炉裏の お部屋です」
1日目の最大の特徴は背景音として囲炉裏の音が鳴り続けることです。
そのチリチリ、パチパチとしたうるささを感じない心地よい音を聞いていると
自分が本当に道草屋にいるかのような感覚が得られます。
電気や石油ストーブでは絶対に出せない自然な音ですね。

「こそばゆくないよう できるだけゆっくり お含みいたしますね」
サービスの方も囲炉裏の雰囲気を壊さないしっとりとしたものばかり。
右→左の順におよそ12分間行われる甘噛みは
動きはゆっくり、水分控えめ、吐息も艶めかしくは感じない落ち着いたちゅぱ音です。
最中のすずながほぼしゃべらず舐めに専念するため
2種類の違った音だけが流れ続ける静かで落ち着いた空間が形成されます。

メインのサービスとなる耳かきは12分間。
左→右の順に耳かき棒のみを使ってお掃除するシンプルなものです。

耳かき棒は「ぞりりっ ずずっ」とやや尖った軽い音が使われており
最初は穴の入り口から奥へ長めに動いていたかと思えば
しばらくするとかき出すように小刻みに動いたり、奥からゆっくりと手前に動くなど
耳の形状を考えた変幻自在の動きを見せます。
耳かき音についてもリアルかつ耳に優しい柔らかさを感じるものばかり。
聴いている最中は眠くて眠くて仕方がない人が続出するに違いありません。

「襖が どこかで開いたり ざふっ ざふって 雪の足音が聞こえたら お布団に 顔を ひっこめるんですよ」
そして耳かき音によってもたらされる眠気を後押しするように
すずなが長めに間を置いた当たり障りのないお話をしてくれます。
囲炉裏の音、耳かき音、そして彼女が放つ声という音
この3つの音の絶妙なバランスが癒しの効果を高めているように感じました。

「ホー ロ ロ ノ ノ ノ ナー」
一番最後に登場するアイヌの民謡も彼女ならではのサービスです。
【耳かき】耳かき安眠店 道草屋 すずな【甘がみ】」と同じ唄だったのが残念ですが
こちらを聴いたことがない人にとっては新鮮な感覚を受けるでしょうね。
すべてのサービスが安眠へと収束していて統一感があります。



和気藹々とした家庭的な2日目
続く2日目はお客の髪が伸びているのを気にしたすずなが縁側で散髪をしてくれます。
こちらは囲炉裏の代わりに3~4種類の鳥の鳴き声を使って
穏やかな冬の午後らしさを演出しています。

サービスは上半身を布で覆ってから肩たたきをし
霧吹きで髪を濡らして散髪、最後に梳きバサミで形を整えます。

「とん ぽすん」というやや重みのある肩たたき音
「シャク シャク」という小気味よい音を小まめに移動させる散髪と
こちらも1日目同様サービスのほとんどをリアルな効果音で見事なまで表現しています。
音の質のみならず感覚までも耳や頭に伝わってくるのがわかるでしょう。

「師も走るほど忙しいって書いて 師走ですけど ここの師(=芹)は寝てばっかりです」
そして1日目との一番の違いはすずなの態度そのものにあります。
正式なサービスではないのもあるでしょうが
友達に話しかけるような砕けた和やかな口調へと切り替わり
それが専門店よりは自宅にいるような温かい雰囲気を醸し出しています。

丁寧だけどやや堅苦しさを感じた1日目よりも
こちらのほうがよりすずならしさを感じました。
ちょっぴり間の抜けた普通の女の子といったところでしょうか。

このように、様々な部分を上手に切り替えながら癒しに満ちたサービスを行ってくれます。



雰囲気重視の作品
田舎にある静かな宿にいる気分を声と音だけで味わわせてくれる作品です。

シリーズではもはや定番となった環境音を邪魔にならない程度に置き
その中でシーンに応じたリアルで適切な効果音とすずなの声を配置しています。
そしてこの2段構えの空間を1日目と2日目でガラリと変化させることで
時間だけでなく雰囲気の違いも明確に打ち出しています。
2日に分けられていますが、それぞれがそれぞれをしっかりと支え合っています。

「ご迷惑でなかったですか? 私あんまり役に立たないですから こんなことでも お役に立てて嬉しいです」
そして常連であるお客に満足してもらいたいと願うすずなの献身的な姿も
作品に癒しや温かさを強く与えています。
彼女は歳も若くキャリアも比較的浅いため、そこまで手の込んだもてなしはできません。
だからこそ自分のできることを模索しながら精一杯に心を尽くします。

技術的に優れているのももちろん大事なのでしょうが
結局のところおもてなしは心だと思うのです。
そういうところを重視しているのが本作品の大きな持ち味です。

サービスについては王道の耳かき、すずならしさを出すためのアイヌ民謡
そして今回初登場した散髪と要所を押さえつつ挑戦もしているバランスが光っています。
個人的には散髪にもう一工夫欲しかったところなのですが
効果音の質や鳴らし方はまさにトップクラスです。

今年の締めくくりを飾るにふさわしい安定感のある作品です。
癒しを求めるすべての人にお薦めします。

CV:藤堂れんげさん、雁庵うずめさん(2日目に背景音としてのみ登場)
総時間 1:32:34


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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