サークル「ナイトフレンド」さんの同人音声作品。
サークルさんの処女作にあたるこちらの作品は
お姉さんから電話越しに指示を受けながらドM向けの変態的なオナニーをします。
上級者コースの名に恥じない屈辱的なプレイや羞恥心を煽るための言葉責め
さらにシチュを利用した度重なる復唱シーンが心身を徐々に熱くしていきます。
作品を聴く前にベッドや布団の下に敷くタオルをご用意ください。
普通のオナニーでは満足できないドMのために
「こんばんは オナニーサーポートサービスのご利用 ありがとうございます」
アヤネは明るく清らかな声のお姉さん。
サービスを初めて利用する主人公のために
3分ほどを使って詳しい内容の説明と選択するコースの確認をします。
このサービスは出張ではなくすべてを電話越しに行っており
優しく射精させてくれる初心者コース、初心者に亀頭責めや言葉責めを加えた中級者コース
そして今回行う上級者コースの3つが用意されています。
いきなり上級者を持ってきたということは他の2つは製品化されないのでしょう。
「このサービスを 一度でもご利用してしまうと 二度と人間に戻ることができませんので よくお考えになってからお選びください」
アヤネは上級者コースを選んだ主人公に何度も確認をしながら
「悪いことは言わないから他のコースを選んだ方が良いよ」みたいな雰囲気を漂わせます。
普通の人ならちょっとした恐怖を覚えるところでしょうけど
M度の高い人ならこの後何をするのか逆にワクワクするのではないでしょうか。
コースが決まった直後に軽いため息を漏らす彼女の様子がプレイの過酷さを物語っています。
理性を奪うプレイの数々
プレイは変態ポーズ、土下座、パンツ被り、尻振り、乳首オナニー、おちんちん握り、スパンキング、オナニーです。
エッチな効果音はありません。
「もしもし? ちゃんと言われた通り がに股で 手を頭の後ろに組んで ベロ出して座ってる?」
先ほどとはまるで違う高圧的な声やセリフに変化したアヤネは
上のセリフのような体勢をしている主人公を貶してから彼を奴隷に変える指示を出し始めます。
プレイはオナサポらしく終始彼女の指示に従いながら行います。
オナサポと言うと細かい指示を出しながらおちんちんをしごく作品が多いのですが
本作品はそれに加えて聴き手の理性を取り除くことを目的としており
そのために普通の人ではまず完遂できないレベルのハードなプレイを行います。
かなりぶっ飛んだプレイばかりですのでそれなりの覚悟を持って臨んでください。
「そうだ そこにあなたのパンツ落ちてるじゃない? それ 被ってみようか」
最初に行うプレイは土下座をして自分の穿いていたパンツを頭に被り
さらに舌を出してパンツを舐めながらお尻を振る、というもの。
そのうえで「人間以下の奴隷に落としてください」と大声で何度も復唱します。
…この時点でかなりの人が脱落するのではないでしょうか。
作中では電話越しのプレイであることを想定して声を出す指示を頻繁に受けますので
社会的に死なないために聴く際の環境にはくれぐれもご注意ください。
「うわっ 気持ち悪 どっからどう見ても変態じゃない」
「ほら もっと頭空っぽにしろよ アンアン大声出して 涎垂らして 快感だけになれよ」
最中にアヤネが放つ言葉責めも忘れてはいけません。
彼女は「気持ち悪い」「変態」といったM男向けの単語を意識的に織り交ぜながら
吐き捨てるような言い方で様々な罵声を浴びせかけます。
作品説明に「ナチュラルボイスで徹底的に蔑む」とあるように
言葉責めのタイプは怒鳴るのではなく詰る場合がほとんどです。
だから途中で投げ出したくなるほどのどぎつい印象は受けないでしょう。
セリフの内容も聴き手を軽く凹ませようとしてくるものが多いです。
プレイの様子はと言うと、最初に屈辱的な体勢で奴隷宣言を行った後
そのまま両手で乳首をいじりながらアンアン喘いだり
おちんちんをしばらくにぎにぎしたりと比較的弱めの刺激を与え続けます。
しばらくは頭・肘・膝などで体を支えながらプレイを行うため
日頃運動をしていない人だとかなりの体力を消耗することになるでしょう。
実際やった感じだと結構きついです。
厳しい場合は横向きに寝て行うなど皆さんなりに工夫しながら行ってください。
休憩させてくれるシーンも一応あります。
「女性に誰も相手にされない変態は こうやって一人で惨めにオナニーするしかないんだね」
そして一番最後に行うオナニーシーンは極め付け。
「パン パン」の声に合わせておちんちんをしごきながら自分のお尻を叩きます。
スパンキング自体がなかなか珍しいのですが、こういう複合的なプレイは初めてです。
前と後ろの両方を刺激することで痛気持ちいい感覚が味わえるでしょう。
このように、ド変態向けならではのぶっ飛んだプレイが繰り広げられます。
強烈な個性を持っている作品
「このサービスを行うともはや人間には戻れない」とアヤネが事前に言っている通り
普通の神経ではまずできない様々な行為を行うことになります。
半端な気持ちで挑んでもまず完遂できません。
しかし無事やり遂げられたのなら相当な達成感や幸福感が味わえるのではないでしょうか。
射精がもたらす性的快感だけでなく、精神的な快感も取り入れているのが印象的です。
同時に複数の命令を実行させるところも個性的です。
最初は声を出すだけだったのが手を動かすようになり
さらに体を痙攣させたりと命令内容がどんどん追加されていきます。
最終的に4つ同時に実行するため、余計なことを考える心の余裕がなくなり
結果的に彼女の命令に従うだけの存在に生まれ変わります。
しかし命令の数をもう少し減らさないと性的快感に没頭しにくいようにも思えます。
人間の脳は複数の行動を同時に行うのが苦手ですし
最大でも2つくらいが妥当ではないでしょうか。
個々のプレイはすごくいいのに一気に詰め込み過ぎているところが少々残念です。
エッチはモルモットストリップさんや吟遊夜会さんの作品に近い尖ったプレイが面白いです。
体力的に厳しいことを考えて時間を短めにしているところも心遣いを感じますし
女性に土下座をしてパンツを被りながらおねだりするシチュにもゾクゾクします。
人を選びますがハマる人はとことんハマるでしょうね。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
処女作ながらも異彩を放っている大変興味深い作品です。
現在の音声作品は癒しの色が非常に強く、こういった作品はなかなか出てきません。
需要は必ずありますから、今後もサークルさんらしい作品を作り続けていってほしいものです。
CV:紅月ことねさん
総時間 38:07
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります