同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年09月

   ● 先生催眠
   ● ミミアイブ!3


変態オナニーサポートサービス~上級者コース~

サークル「ナイトフレンド」さんの同人音声作品。

サークルさんの処女作にあたるこちらの作品は
お姉さんから電話越しに指示を受けながらドM向けの変態的なオナニーをします。
上級者コースの名に恥じない屈辱的なプレイや羞恥心を煽るための言葉責め
さらにシチュを利用した度重なる復唱シーンが心身を徐々に熱くしていきます。

作品を聴く前にベッドや布団の下に敷くタオルをご用意ください。



普通のオナニーでは満足できないドMのために
オナサポコールセンターのスタッフ「アヤネ」に指示を受けながらオナニーするお話。

「こんばんは オナニーサーポートサービスのご利用 ありがとうございます」
アヤネは明るく清らかな声のお姉さん。
サービスを初めて利用する主人公のために
3分ほどを使って詳しい内容の説明と選択するコースの確認をします。

このサービスは出張ではなくすべてを電話越しに行っており
優しく射精させてくれる初心者コース、初心者に亀頭責めや言葉責めを加えた中級者コース
そして今回行う上級者コースの3つが用意されています。
いきなり上級者を持ってきたということは他の2つは製品化されないのでしょう。

「このサービスを 一度でもご利用してしまうと 二度と人間に戻ることができませんので よくお考えになってからお選びください」
アヤネは上級者コースを選んだ主人公に何度も確認をしながら
「悪いことは言わないから他のコースを選んだ方が良いよ」みたいな雰囲気を漂わせます。

普通の人ならちょっとした恐怖を覚えるところでしょうけど
M度の高い人ならこの後何をするのか逆にワクワクするのではないでしょうか。
コースが決まった直後に軽いため息を漏らす彼女の様子がプレイの過酷さを物語っています。



理性を奪うプレイの数々
エッチシーンはほぼ全編にあたる35分間。
プレイは変態ポーズ、土下座、パンツ被り、尻振り、乳首オナニー、おちんちん握り、スパンキング、オナニーです。
エッチな効果音はありません。

「もしもし? ちゃんと言われた通り がに股で 手を頭の後ろに組んで ベロ出して座ってる?」
先ほどとはまるで違う高圧的な声やセリフに変化したアヤネは
上のセリフのような体勢をしている主人公を貶してから彼を奴隷に変える指示を出し始めます。

プレイはオナサポらしく終始彼女の指示に従いながら行います。
オナサポと言うと細かい指示を出しながらおちんちんをしごく作品が多いのですが
本作品はそれに加えて聴き手の理性を取り除くことを目的としており
そのために普通の人ではまず完遂できないレベルのハードなプレイを行います。
かなりぶっ飛んだプレイばかりですのでそれなりの覚悟を持って臨んでください。

「そうだ そこにあなたのパンツ落ちてるじゃない? それ 被ってみようか」
最初に行うプレイは土下座をして自分の穿いていたパンツを頭に被り
さらに舌を出してパンツを舐めながらお尻を振る
、というもの。
そのうえで「人間以下の奴隷に落としてください」と大声で何度も復唱します。

…この時点でかなりの人が脱落するのではないでしょうか。
作中では電話越しのプレイであることを想定して声を出す指示を頻繁に受けますので
社会的に死なないために聴く際の環境にはくれぐれもご注意ください。

「うわっ 気持ち悪 どっからどう見ても変態じゃない」
「ほら もっと頭空っぽにしろよ アンアン大声出して 涎垂らして 快感だけになれよ」

最中にアヤネが放つ言葉責めも忘れてはいけません。
彼女は「気持ち悪い」「変態」といったM男向けの単語を意識的に織り交ぜながら
吐き捨てるような言い方で様々な罵声を浴びせかけます。

作品説明に「ナチュラルボイスで徹底的に蔑む」とあるように
言葉責めのタイプは怒鳴るのではなく詰る場合がほとんどです。
だから途中で投げ出したくなるほどのどぎつい印象は受けないでしょう。
セリフの内容も聴き手を軽く凹ませようとしてくるものが多いです。

プレイの様子はと言うと、最初に屈辱的な体勢で奴隷宣言を行った後
そのまま両手で乳首をいじりながらアンアン喘いだり
おちんちんをしばらくにぎにぎしたりと比較的弱めの刺激を与え続けます。

しばらくは頭・肘・膝などで体を支えながらプレイを行うため
日頃運動をしていない人だとかなりの体力を消耗することになるでしょう。
実際やった感じだと結構きついです。
厳しい場合は横向きに寝て行うなど皆さんなりに工夫しながら行ってください。
休憩させてくれるシーンも一応あります。

「女性に誰も相手にされない変態は こうやって一人で惨めにオナニーするしかないんだね」
そして一番最後に行うオナニーシーンは極め付け。
「パン パン」の声に合わせておちんちんをしごきながら自分のお尻を叩きます。
スパンキング自体がなかなか珍しいのですが、こういう複合的なプレイは初めてです。
前と後ろの両方を刺激することで痛気持ちいい感覚が味わえるでしょう。

このように、ド変態向けならではのぶっ飛んだプレイが繰り広げられます。



強烈な個性を持っている作品
精神的にも肉体的にもかなり容赦のないプレイを要求される作品です。

「このサービスを行うともはや人間には戻れない」とアヤネが事前に言っている通り
普通の神経ではまずできない様々な行為を行うことになります。
半端な気持ちで挑んでもまず完遂できません。
しかし無事やり遂げられたのなら相当な達成感や幸福感が味わえるのではないでしょうか。
射精がもたらす性的快感だけでなく、精神的な快感も取り入れているのが印象的です。

同時に複数の命令を実行させるところも個性的です。
最初は声を出すだけだったのが手を動かすようになり
さらに体を痙攣させたりと命令内容がどんどん追加されていきます。
最終的に4つ同時に実行するため、余計なことを考える心の余裕がなくなり
結果的に彼女の命令に従うだけの存在に生まれ変わります。

しかし命令の数をもう少し減らさないと性的快感に没頭しにくいようにも思えます。
人間の脳は複数の行動を同時に行うのが苦手ですし
最大でも2つくらいが妥当ではないでしょうか。
個々のプレイはすごくいいのに一気に詰め込み過ぎているところが少々残念です。

エッチはモルモットストリップさんや吟遊夜会さんの作品に近い尖ったプレイが面白いです。
体力的に厳しいことを考えて時間を短めにしているところも心遣いを感じますし
女性に土下座をしてパンツを被りながらおねだりするシチュにもゾクゾクします。
人を選びますがハマる人はとことんハマるでしょうね。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

処女作ながらも異彩を放っている大変興味深い作品です。
現在の音声作品は癒しの色が非常に強く、こういった作品はなかなか出てきません。
需要は必ずありますから、今後もサークルさんらしい作品を作り続けていってほしいものです。

CV:紅月ことねさん
総時間 38:07


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ゴッデス悠美子の共感覚催眠

サークル「ネイティファス」さんの催眠音声作品。

同人音声メインのサークルさんですが今回は催眠音声です。
本作品は謎の女性ゴッデス悠美子にカウンセリングを受けるような形で
色をテーマとした珍しい催眠をかけられます。
催眠音声で色をイメージさせる作品は数あれど
それを中心に進める作品はちょっとお目にかかったことがありません。

エッチも女性の部位を色になぞらえて
その色に近づくことで彼女と接触する様子を描いています。
彼女との距離をカウントで表現している点などは
いかにも催眠音声らしいと言えるでしょう。



共感覚セラピー?
ゴッデス悠美子の催眠で気持ちのいい世界へ行くお話。

「はい お掛けになってください」
ゴッデス悠美子は明るく落ち着いた声の女性。
世の中のすべての人を幸せにしたい、そんな思いを抱く彼女の元へ
主人公はその力を借りるためにやってきました。

「あなたの体から発せられる色 それを見ればわかります」
ゴッデス悠美子はいかにも女神様っぽい名前ですがどうやら人間のようです。
しかし彼女には人の気持ちを色として見られる能力があり
主人公が色々と悩んでいる様子を瞬時に理解します。
作中でもそういった色の持つイメージを使うことで意識をぼやけさせています。

催眠導入及び深化はおよそ9分間。
まずはソファーに座った主人公の背中をゴッデス悠美子がマッサージします。

「あなたは生まれ変わる 私の手で 生まれ変わる」
背中を指圧されている様子を思い浮かべながら
彼女の指から伝わる「白」、清潔なイメージを吸収していきましょう。
体に伝わった白は次第に上へ上り頭も真っ白にしていきます。

「0の色は白 0と言われると 幸福感に満たされる」
続く深化はカウントを中心にして進められています。
何度も刻まれる彼女の数字を聞きながら
先ほど受け取った頭が真っ白になる感覚を強めていきましょう。

催眠前の自己紹介やら何やらで7分近くが使われているおかげで
実際の催眠は短くシンプルにまとめられています。

「色を体に送る」「白に近づく」などの表現にサポート的な説明が特になかったり
(例えば「白に近づくと頭の中が心地よい気分に包まれます」とか)
いきなりカウントをしてその後に暗示を入れてくるなど
催眠音声として考えた場合に疑問となる点がいくつか見られました。



カウントが近づくほどに距離も近づく
エッチシーンは17分ほど。
プレイはおっぱいタッチ、キス、捕食されての絶頂?です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「綺麗 女神様 好き 女神様」
彼女の催眠で頭が真っ白になった主人公は
カウントが0になるのと同時に彼女のおっぱいへと顔をうずめます。

エッチでもおっぱいは朱色、唇はピンクと体の部位を色に例えることで意識させています。
ここではそれに加えてカウントによって距離感を演出しているのが特徴と言えるでしょう。

「女神様にキスする直前でシャットアウト うふふっ」
おっぱいに触れた後のキスシーンでは10カウントをしながら9で止めることによって
彼女の目の前まで行ったのに唇には触れられない
そんなもどかしさを感じる方がいるかもしれません。
その後も「7 8 9   7 8 9  8 9  9 9 9」こんな感じで生殺しにしてきます。
女神様の唇ですから、そう簡単には渡せないということでしょうか。

「白い液体が 滴り落ちてくる ぬるっとした気持ちいい 全身を濡らす 女神様の神聖な液体」
最後の捕食シーンは文字通りゴッデス悠美子に呑み込まれます。
色々とセリフに不明瞭な部分があるのですが、私にはそう解釈できました。

彼女の口から入り、粘膜を伝ってお腹の中に入る様子が
こちらもカウントを増やしていく形で描かれています。
グロい表現はほとんど出てきませんし、気分が悪くなることはないでしょう。

「女神様 素晴らしい 女神様 女神様」
最後は彼女の体内の色であるピンクを頭に思い浮かべながら
意識と存在を溶かして絶頂を迎えます。
カウントに適性の高い方ならちょっとした快感をもしかしたら味わえるかもしれません。

このように、他のどの作品でも聴いたことのない不思議なエッチが楽しめます。



色々な部分が突き抜けている作品
ゴッデス悠美子の奇妙なキャラから始まって、色を使った催眠、そしてエッチと
催眠音声としてなかなかお目にかかれない個性を持ち合わせている作品です。

序盤のやり取りはネイティファスさんの力が発揮されていて面白かったし
催眠やエッチもパレットの絵の具を混ぜていくような表現が
非常に独創的で印象的でした。

しかし、残念ながら催眠音声として考えた場合
とてもとても厳しいと言わざるを得ません。
本作品を聴いて催眠状態に入れる方はそこまで多くないでしょう。
かく言う私が入れませんでした。

最大の理由は暗示のボリュームが極端に少ないからです。
彼女は事前に感覚やらイメージに対する暗示を軽く一言言う程度で済ませています。
だから彼女の言いたいこと、やりたいことを理解できても
我々聴き手が主人公になり切れないのです。
おそらく2人のやり取りを外から眺めている感じになります。
同人音声なら別に構いませんが、催眠音声でこれはいけません。

エッチもカウントを中心に進めていながら
肝心のカウントに対するイメージの刷り込みが甘いため
こちらで類推しながらお話を聴いていくことになります。
プレイの内容はとても興味深いものなのですが
かなりファンタスティックなものだからこそ、入念な暗示が欲しかったなと。
淫語少々、ちゅぱ音と喘ぎ声ごくわずかです。

今回は一部でかなり痛烈なことも書かせていただきました。
でもそれは惜しい作品とも思ったからなのです。
これがもししっかりと催眠をかけてきっちり導くように作り上げられていたら
きっと面白い作品になっていたに違いありません。
少なくとも私は聴いていて強くそう感じました。
アイデアが優れているのに形になり切れていないから、もったいないから言うのです。

「どうしてこうなった?」
まったくもって残念でならない作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 39:00


オススメ度
■□□□□□□□□□ 1点


体験版はこちらにあります

ベタあまねーちゃんの寝る前セックス予行練習

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。

本作品はあまあまなお姉ちゃんが布団で一緒に寝ながら気持ちよくしてくれます。
ベタあまねーちゃんの寝る前オナニーサポート」という作品の続編になるのですが
元々ストーリー重視の作品ではありませんのでこちらから聴いても問題ありません。

実の姉らしく常に愛情を持って接してくれる彼女の声がとても温かく
聴いていると心がぽかぽかしてくるような安らぎを感じるでしょう。



今日の抱き枕はお姉ちゃん
お姉ちゃんと布団の中でエッチな事をするお話。

「はい どうぞ 起きてるわよ」
お姉ちゃんは甘く優しい声の女性。
彼女と一緒に寝たくて部屋にやってきた弟を温かく迎えると
安心して眠れるように自分が彼の抱き枕になってあげることにします。

「好きなように抱きしめてくれて いいのよ お姉ちゃんのこと ぎゅってして いいよ」
彼女は相手が血の繋がった弟なこともあってか
普通に抱きしめることはもちろん、そのまま胸を揉ませてあげるなど
行き過ぎた内容でなければ基本どんなお願いもきいてくれます。

声や雰囲気も終始とってもあまあまですから
年上の女性に徹底的に甘やかしてもらう気分が味わいやすいでしょう。
さらに総時間に対してエッチシーンがかなり長く取られています。
心も体も満たされる、おねショタ系が好きな方にはもってこいの作品です。



今日の抱き枕はお姉ちゃん
エッチシーンは2パート37分30秒ほど。
プレイはお姉ちゃんへの乳揉み/乳首責め、手コキ、素股、お掃除フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ほら 触ってごらん? お姉ちゃんの おっぱい 遠慮しなくていいよ?」
後ろから抱き着いてすかさずおっぱいを揉み始めた弟を軽くたしなめると
お姉ちゃんは向かい合う形になってから改めて好きなように揉ませてあげます。

エッチはおねショタらしく彼女がリードする形で進められるのですが
最初のパートは弟、次はお姉ちゃんとパートごとに攻守が入れ替わります。

「いいよ 色々いたずらしてごらん? 指でつまんで こりこり くりくり」
最初のパートは女性の体をよく知らない弟が困らないように
お姉ちゃんがおっぱいや乳首のいじり方を優しく教えてあげます。
責めが上手いときはきちんと褒めたり、気持ちいいときは可愛い喘ぎ声を漏らしたりと
彼の男を立てながらプレイを進めているところがいいですね。

「ここよ このとろとろ濡れ濡れのエッチな隙間に 勃起おちんちん差し込んで」
プレイは最後に行う素股が一番のポイント。
彼女が仰向けの体勢になり弟が上からお股へ挿入します。
ここでは興奮して余裕のなくなった彼女がリードではなくおねだりをするシーンが多く
気持ちよさで言葉を詰まらせたり言葉の端々から荒い息が漏らす様子も相まって
一気に淫靡な雰囲気が広がり自然な興奮が得られます。

元々が清楚系と言いますか、あまりエッチに堪能そうに見えないキャラだけに
自分からおねだりするようなセリフを言われると一層ドキッとします。
おねショタなのに彼女がきっちり乱れてくれるところにも個性を感じました。

「お礼として 優しく 優しく お口で おちんちんをお掃除してあげる」
対する後半は彼女が主にお口を使っておちんちんを刺激します。
彼女的にフェラチオはNGとのことで名目上はお掃除フェラなのですが
「ききゅー っぶぶっ」とやや下品な唾音を鳴らしながらゆっくりと執拗に舐める様子には
明らかにおちんちんを手放したくないという意思を感じます。

「精液出したら フェラチオになっちゃうでしょ? お姉ちゃんのお口 おまんこの代わりにしちゃ ダメよ」
特に上のセリフを言った直後に一気に責めが激しくなるのが印象的でした。
彼女も理性ではこれ以上やってはいけないとわかっているのでしょうが
男性を強く求める女性としての本能には勝てなかったようです。
結果的にフェラチオは成立し、近親相姦特有のややブラックな雰囲気が湧きあがります。

このように、一般的なおねショタとはちょっと違ったプレイが繰り広げられます。



あまあま+αな作品
正統派のおねショタ展開を押さえつつ、それにちょっとした要素を加えることで
純粋なエロさをパワーアップさせている作品です。

お姉ちゃんは今回の行為を家族同士のスキンシップと捉えており
胸を直に触る程度のプレイに対しては「好きに触っていいのよ」と積極的に応じます。
しかし弟にとっては性行為としての意味合いが強く
後半になるほどエスカレートしていく彼の要求に彼女が戸惑う様子も見られます。
そして最終的にはやってはいけないことをやってしまう、と。
こういったイレギュラーな要素が興奮を絶妙に高めてくれました。

「いい? 仕方なくしてあげるんだからね? 自分でオナニーできるようになるまでの間だけよ? 分かった?」
しかし、お姉ちゃんはそんなことで弟を嫌いになることは一切なく
今回の行為を許したうえですべてを受け入れてくれます。
最後の最後であまあまなハッピーエンドを迎えていることによって
上で述べたブラックな要素が上手い具合に中和されています。
ですから基本はあまあま、ちょっぴりブラックと表現するのが妥当でしょう。

プレイについては前半が喘ぎ声、後半がちゅぱ音とメインの要素を切り替えています。
プレイ中の会話量が割と多いため、それらだけを集中して聴くのは難しいのですが
プレイの様子やお姉ちゃんの心理がわかりやすくイメージしやすいです。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそこそこです。

前作に比べるとあまあま度は若干落ちたようにも思えますが
それでもなお十分な甘さを持っている作品です。

おまけはお姉ちゃんの寝息とふぁんさんのフリートークです。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…46:21 おまけ…17:51


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

智美先生の早漏とれーにんぐ♪

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

本作品は早漏を改善する授業を行っている学校の先生が
少しずつステップアップする形でおちんちんをトレーニングしてくれます。
シロクマの嫁さんと言えば耳かき音声で有名なサークルさんなのですが
今回は敢えてそちらをサブに留めた抜き重視の作品に仕上がっています。

合計2時間もの大ボリュームを誇るエッチシーンには
ちゅぱ音やくちゅ音といったエッチな音が大量に登場し、股間を大いに熱くしてくれます。
また作品説明文には特に何も書いてありませんが
ローション、アイマスク、オナホ、タオルを用意しておくとプレイをより楽しむことができます。

作品構成の関係で今回はエロ→非エロの順に紹介していきます。



女教師との優しくエッチなトレーニング
智美先生に指導を受けながら早漏改善に努めるお話。

「あなたの早漏トレーニングの授業を担当する 智美です」
智美先生は甘く穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く主人公に対して身長や血液型だけでなく
バストのサイズや下着の色など際どいところも含めた自己紹介をします。

本作品はメインパートの早漏トレーニングと耳かきなどの非エロパートで構成されています。
時間が前者は2時間20分、後者は45分とかなりエッチに傾倒しており
プレイやシチュも非常に多彩なことから抜かせてくれる作品という印象が強いです。

時間が長すぎると危惧する人もいるでしょうが、これはあくまで総時間であって
1ファイルごとの時間は4~14分とかなり細かく分けられています。
何度も聴けるようにとバージョンがいくつか用意されていますので
皆さんのニーズに合わせて自由にカスタマイズするのがいいでしょう。

「この音声CDを使って 毎日トレーニングをして 自分のペースに合わせた特訓をしていきましょう」
智美先生は基本的には言葉遣いの丁寧な先生らしい女性なのですが
プレイに入ると我を忘れて突っ走るどん欲さも持ち合わせています。
こういう学校の先生をするくらいですから元々エッチは好きなのでしょう。
普段とエッチのまったく違った姿が一層興奮を掻き立ててくれます。



後になるほどプレイも雰囲気もハードになるエッチ
エッチシーンは137分とかなりの長時間。
プレイは耳舐め、オナニー、フェラ、ローションを使ってのオナニー、パイズリ、オナホコキ、キス、SEX(騎乗位、正常位)、パンツコキ、足コキ、手マン、写真撮影です。
オナニー、パイズリ、オナホコキ、パンツコキ、足コキ、手マン、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「一番最初は 亀頭への刺激に慣れるところから始めます」
挨拶の後ズボンと下着を脱ぐ指示を出した智美先生は
早速主人公の耳を舐めて彼のおちんちんを勃起させます。

エッチはレベル1~3まであるトレーニングを聴きながらオナニーをし
最後まで射精を我慢できたらご褒美パート、できなかったらお仕置きパートを聴きます。
またトレーニングは準備運動と本編の2つのパートがあり
準備運動でおちんちんを勃起させてから本編へと進みます。

トレーニングはレベル1が手でのオナニー、レベル2がローションを塗ってのオナニー
レベル3がオナホでのオナニーといったようにレベルが上がるほどプレイがハードになります。
そしてプレイの最中はほぼ必ずと言っていいほどちゅぱ音やくちゅ音が流れるため
おちんちんを刺激しながら多種多様なエッチな音を思う存分楽しむことができます。

例えばレベル1だと準備運動の音声開始30秒の時点でもう耳舐めが始まります。
シロクマさんと言えば当然バイノーラル録音ですから臨場感たっぷり。
ちゅぱ音の合間に漏れる吐息に温もりを感じるほどリアルです。
準備運動と思って舐めて聴いていたらここだけで抜きたくなりました。
時間だけでなくエロの密度についてもかなりのクオリティを持っていると言えます。

またエッチな音を幾重にも重ねて聴かせてくれるシーンが非常に多いのも特徴です。
レベル1では手コキ+両耳舐めの2種類だったのが
レベル2だとローションコキ+右耳舐め+フェラ音
レベル3になるとオナホコキ+両耳舐め+キスの4種類にまで増えます。
まさにエッチな音まみれの空間が形成され、否が応にも興奮を高めてくれます。

プレイの様子はというと、準備運動である程度心と体を火照らせてから
本編はまず先生の「シコシコ」の声に合わせてゆっくりとおちんちんをしごき
しばらくすると代わりに耳舐めやフェラのちゅぱ音を聴きながら行うようになります。

「もし途中でイきそうになったら 無理をせず 休憩をすることも大事です」
トレーニングの目的が早漏を改善することにありますから
先生は最中の射精を絶対に許してはくれません。
しかし寸止め地獄を味わわせるような手厳しいことは行わず
こちらの無理のないペースで刺激を与えてもいいと言ってくれます。

全体的にペースがゆっくり目ですし、時間もそれぞれ7分程度と短めですから
苦しまず、かといってだれることもなくプレイに取り組むことができます。
ですがちゅぱ音やくちゅ音がかなりエロく、気を抜いていると暴発する可能性は大いにあります。
しごくペースも終了1分前に差し掛かるころにはかなりの速さとなりますし
トレーニングらしい容赦のない一面も持っています。

「今日は日頃のトレーニングの成果をテストするために 直接学校に来てもらいました」
またトレーニング以外にもテストとして先生と実際に手合せするパートもあります。
彼女が直接行ってくれる時点で何をするかは想像できると思います。
今までの要素に喘ぎ声が加わった最高難度の責めを頑張って耐えてみてください。

トレーニング後に聴くパートについては
ご褒美がM、S、ノーマルと各パートの属性を分けているのに対して
お仕置きはややM、ドMとかなり偏った内容になっています。

「ほら 足で踏んであげるから 今すぐ勃起させなさい」
「このド変態! まるでオナニーを覚えたてのサルのようですね」

中でもM紳士向けお仕置きパートは
おちんちんを踏まれたりきつめの罵声を浴びせられるMなら大喜びするプレイが登場します。
演者の伊ヶ崎さんが優しいお姉さん系のキャラを数多くやられているだけに
こういったS女の演技は非常に珍しく、より一層ゾクゾクするものがあります。

たまたまを踏みつぶされるような痛いプレイもありませんし
女性にちょっときつく当たられる心地よさを純粋に味わうことができます。
人によってはお仕置きよりもむしろご褒美になるかなと。



音を中心とした癒しのひととき
「トレーニングお疲れさまでした 本日もぐっすりと 快適な睡眠が取れるよう ご協力させていただきます」
非エロのパートはサークルさんが得意とされている耳かきや
手足のマッサージが癒しを与えてくれます。

メインとなる耳かきは2パート24分ほど。
最初の「智美先生の耳かき」パートはおよそ15分を使って
指での簡単なマッサージ、耳かき棒で耳の外側→穴の手前→奥のお掃除
綿棒に切り替えて細かい汚れを落として耳垢水で洗浄
乾いた耳かきと梵天を使い合間に息を吹きかけて仕上げるかなり本格的なもの
もう一つの「耳かき体験!」パートはそれをもう少し簡略化したものです。

耳マッサージは「スシュッ ジジー」と滑らかな音
耳かき棒は外側が「ズッズッ ゾリッ」とやや尖った軽い音
穴の手前は「ジッ ズー」とざらつきのある細くて乾いた音
奥は手前よりも低い彫りのある音といったように個別の効果音が用意されており
それらが耳の形状を踏まえて主に上下に往復するような動きを中心に動き回ります。

さすが数々の耳かき音声を出されているだけあって
流れるような見事な手際と質の高い効果音が光っています。
おまけ的な位置づけにするにはもったいないレベルの耳かきです。

「この耳介と呼ばれている部分 お掃除しないと すぐに汚れてしまいますので まめにお掃除してくださいね」
また最中の智美先生は「~をします」といった説明をする以外はほとんどしゃべらず
おかげでリアルで多彩な効果音だけを集中して楽しむことができます。
かなり音フェチ好きのするシーンではないかなと。
ただし「耳かき体験!」の方はそれらに加えて上のような耳かきに関する小話をしてくれます。

もう一つの目玉であるマッサージは13分間。
まずは「スイー スリュー」という非常に滑らかな音を鳴らしてハンドクリームを塗り込み
その後事前に足湯で温めておいた足に片方ずつアロマオイルを塗り込んでから
最後に拳や手の甲で首や肩をほぐします。

こちらも耳かき同様別々のマッサージを音を使っているのはもちろん
足湯から足を出す水音や智美先生がハンドクリームを手に馴染ませる音まであったりと
サービスをできるだけセリフを使わず効果音のみで表現しているのが印象的です。
音についてもリアルさを追求して全体的に控えめにしてありますし
短時間ながらも質の高いサービスが行われていると言えます。



細かい部分にまで創意工夫が見られる作品
一言で言うと何度も抜ける作品です。

エッチな音をふんだんに盛り込んだ多種多様なプレイがとにかくエロく
ちょっと聴いただけで簡単に勃起できるほどのパワーを持っています。
音自体も全体的にゆっくり、ねっとりしたいやらしいものばかりで
智美先生の声や雰囲気とはややかけ離れているからこそ
そのギャップが尚のこと心を盛り上げてくれます。

シロクマさんは過去にも抜きを重視した作品をいくつか出されているのですが
それらには伊ヶ崎さんのいつものイメージに近い上品さが残っています。
しかし今回は良い意味で吹っ切れているといいますか
普段よりもかなりエロく、下品な演技を徹底されています。

癒しメインのサークルさんだとどうしてもエロは苦手なイメージを抱くものなのですが
この作品に限って言えばそういった考えは一切通用しません。
抜き目当てでガンガン使える実用性満点な作品です。

個々のプレイに対して内容を変えるだけでなく密度も上げているところが素晴らしいです。
具体的にはちゅぱ音などのバリエーションを増やしているのがそうです。
元々ダブル耳舐め+フェラなんてプレイをやられていたサークルさんなのですが
その長所を純粋にパワーアップさせてこういう形に持って行ったところも面白いです。

エッチな音が多い反面淫語が少ないかな?とも思えるのですが
これはサークルさんが意図的にそうされたのかもしれません。
淫語控えめでここまで抜かせてくれるところもこの作品の凄いところだと思います。
くちゅ音とちゅぱ音大量、淫語と喘ぎ声そこそこです。

非エロ要素についてはエッチが強烈だからこそおまけ的な印象が強いです。
といってもトップクラスの品質を持っていますからこちらももちろん楽しめます。
ただ耳かきは時間に対してやることがかなり多く慌ただしさを若干感じました。
片耳7分ならもう少しやることを減らしたほうが落ち着いて聴けると思います。

サークルさんの底力を見せつけられた名作です。
これだけの品質とボリュームでありながら価格が700円というのも信じられません。
本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

おまけは伊ヶ崎さんのフリートークです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 トレーニング…50:37 ご褒美…1:16:51 お仕置き…9:52
癒し…29:39 全年齢特別版…17:22 合計…3:04:21 おまけ…5:41


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります


わりと親切な催眠音声 -オナホ支援編-

サークル「トランスイノベーション」さんの催眠音声作品。

本作品はいつもより気持ちいいオナニーを体験してもらうために
お姉さんの指示に従いながらオナホを使っておちんちんを慰めます。

サークルさんとしては処女作にあたるのですが
作品のシナリオを催眠音声研究所さんの中の人が担当しており
今からおよそ4年前に発売された「わりと親切な催眠音声 手コキ支援編」の続編として
短時間ながらも比較的強力な催眠を味わわせてくれます。

エッチはほぼすべてのプレイでオナホを絡めています。
オナホを使う催眠音声は非常に少なく、他だと「奴隷属~どれいぞく~」くらいしかありません。
プレイの方もただ単にオナホをしごくのではなく
イメージを使って彼女と一緒に気持ちよくなっていく個性的なものです。



気持ちよくなるためにはまずリラックス
お姉さんに催眠をかけられてからオナホを使ってオナニーするお話。

「それでは準備を進めていきましょう」
お姉さんはやや低く落ち着いた声の女性。
まずは彼女の話を聴きながら、自分が作品を聴ける環境にあるかどうかを確認します。

確認する内容は以下の3点です。

1、オナホの中にローションを垂らす(多めが望ましい)
2、ローションや体液を拭うティッシュやタオルを用意する
3、横になれる場所を確保する(布団やベッド)

こんな感じで本作品はオナホありきでお話が進められます。
一応作中でお姉さんが「想像力で補えるなら無くてもいい」みたいなことを言ってくれますが
催眠はともかくエッチはオナホに何かをするプレイばかりですので
相当な事情でもない限りは用意してから聴くのを強くお薦めします。
(持ってない人用に作品とオナホをセットにしたバージョンもあります)

催眠は2パートあり、合わせて16分ほど。
最初は催眠に関する軽いお話を聴きます。

「漫画の中で催眠術が使われると 体がピクリとも動かなくなったり または 自分の意思とは無関係にエッチな事をしたり そんなお話を読んだことがあるかもしれません」
お話の内容は催眠に対するイメージや催眠状態下で味わえる体験について。
主にテレビのショー的催眠や漫画の事例を具体的に挙げながら
これから聴き手自身もそれらと同様に気持ちいい感覚を味わうと自信を持って語ります。

催眠を知らない人ほど催眠は胡散臭いと思っているでしょうから
相手の疑念を解き、催眠に対して前向きに取り組める環境を整えるのは大事なことです。
この先のシーンでも彼女は暗示の最後に「必ずそうなります」と何度も言っており
とにかく聴き手に不安を抱かせないよう、信じてもらえるように振る舞うことを心がけています。
初心者をかなり意識したアプローチと言えるでしょう。

「左足から力が抜けていきます 左足からすーっと力が抜けていきます 重力に引っ張られるようにして 力が抜けていきます」
その後は催眠音声でよく見かける深呼吸や全身をパーツごとに分けての脱力を行います。
やり方は下から上に少しずつ行っていく割とよくあるタイプなのですが
彼女はそれぞれで少しずつ表現を変えながら何度も何度も「力が抜ける」と言ってきます。

私の場合はまず足がピリピリしてきて、その後言われた部分が順々に重くなっていきました。
暗示の密度が濃いので皆さんも同様の感覚を得られる可能性は高いと思います。

「あなたのおちんちんが暴発しないようにおまじない」
そして最後はカウントを数えてさらに催眠状態を深め
この先にエッチで楽しむためのおまじないをかけられます。
作品のキーとなる部分なだけあって、時間は短いながらも表現は非常に細かく
事前に彼女の声に逆らえなくなる暗示を入れられていることも手伝って
なんとなく抗えないような雰囲気を感じました。

冒頭のお話がちょっと珍しいですが、それ以外は至ってシンプルな催眠です。
エッチで彼女の声に操られながら気持ちよくなれる環境を整えるために
まず信頼関係を築き、それから暗示を使って声に従いやすくなるよう心を導いています。
深呼吸や脱力に半分以上もの時間を費やしていることから
心が落ち着くとか体にうまく力が入らない感覚がかなり得やすいです。

その先、脳みそがとろとろになったり何も考えられなくなる感覚については
時間が短いことやそれらに関する暗示がそこまで強くない関係から
皆さんの素養に左右されることになると思います。

体が動かなくなるだけでも催眠を未体験の方にとっては衝撃的なのではないでしょうか。
器具を使ってプレイを行うため、初心者にはあまりお薦めしません。



オナホをお姉さんと思いながら
エッチシーンはおよそ29分間。
プレイはオナホいじり、オナホでのオナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「ほら あなたのすぐそばに あなたの大好きなオナホがありますよ」
催眠によって主人公の体をコントロールできるようになったお姉さんは
彼を半覚醒状態にして目を開かせてから
まずは予め用意したオナホを手で包んで温めるように言います。

エッチは催眠音声らしく彼女の指示に従いながら行います。
プレイは簡単に言えばオナホにおちんちんを挿入してしごくわけですが
それではつまらないだろうと思ってか、お姉さんはイメージを使って
実際に彼女とSEXをしているかのようにプレイを進めていきます。

「あなたがオナホを刺激すると その快感は 私のおまんこへ流れていきます」
暗示を使ってオナホと彼女のおまんこをリンクさせたり
オナホに指を這わせたり指を挿入する際に艶めかしい喘ぎ声を上げるなど
彼女はプレイをしながら常にオナホを彼女自身と思うように仕向けてきます。

最初はただのゴムの塊だと思っていたオナホに対して
それ以上の親しみや愛着がだんだんと湧いてくるかもしれません。
肉体的な面だけでなく精神的にも充実することによって
いつもより気持ちいい射精をさせようとする意図がみられます。

メインとなるオナホでのオナニーは14分間。
1回、3回、5回と回数やペースを徐々に激しくしながら彼女の声に合わせて刺激を与えます。

「私がいいよと言うまで そのまま手を動かしてはいけません 腰だけを使って おちんちんを突き上げてください」
ここでも疑似SEXをしているかのように
手を動かすのではなく腰を持ち上げる指示を与えてくるシーンがあるのが面白いですね。
固定しない状態で腰を振るのは大変でしょうが
そこまでパンパンさせずに1回1回をゆっくりと行ってくれますので
腰の弱い人でもなければ無理なくこなせると思います。

ちなみに挿入後は射精するまでオナホを抜くことはできません。
ですからあまりに溜まっている人が挑戦すると途中で暴発する可能性があります。
手のように強さを自由に制御できるものでもないですし
彼女の声に合わせて射精を迎えるのは難しいように思えます。
私はやや刺激の強いタイプのオナホを使っていたため失敗しました。

このように、オナホでのオナニーではなく疑似SEXを想定したプレイが繰り広げられます。



ちょっと変わったエッチを楽しませてくれる作品
催眠の技術を使ってオナホでのオナニーをいつもより充実したものに変えてくれる作品です。

オナホを使うのだから感度を上げる暗示を入れてくるのだろうと思いきや
まったく違った視点でプレイを進めてくれたことに非常に驚きました。

オナニーを行っている最中は気持ちよさで幸せになれるのですが
射精後はどうしても心に渇きを感じる人がいるのではないでしょうか。
お姉さんは一緒に気持ちよくなるスタイルを取ることでプレイのレベルを一段階上げ
事後の寂しさをある程度和らげようとしてくれます。
プレイをしながら一緒に喘いでくれたり荒い息遣いを聴かせてくれることから
彼女との一体感はかなり得やすいと言えます。

催眠については導入を時間内でしっかりと行い
その後はお姉さんとのSEXを臨場感を持って味わえるように
運動や感覚系の暗示を適度に入れてきます。
彼女がこちらの責めでイクシーンなんかもありますし
一方的に操られるといったタイプとはちょっと異なります。

特に脱力する際の暗示の入れ方が本当に印象的でした。
言い回しはシンプルなのですが心に見事に突き刺さって体が動かなくなります。

エッチはオナホを彼女のおまんこだと思い込ませてくるアプローチが実に入念です。
割と早い段階から彼女が快感に乱れる声が聴けますから
心も体も興奮した状態で聴き続けることができるでしょう。
声優さんも数々のアダルトゲームに出演されているだけあって演技がとても上手です。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

作品を聴いていて個人的に気になった点は2つ。
1つ目は両手の脱力を解除しないままエッチを進めていることです。
今回はやや入念に脱力を行うことから、手を動かしたくない気持ちが結構強くなります。
そこへいきなり「手が勝手に動きます」とさらりと言われても
前の感覚が邪魔をして指示に従いにくいのではないでしょうか。

2つ目はエッチを開始する際に目を開けさせていることです。
本作品のエッチは疑似的なプレイを行うためイメージ力が結構重要になります。
だから目を開けて行うのはマイナスに働くのではないかなと。
やることは寝たままオナホをいじったり挿入するだけですし
別に目を閉じたまま行ってもそれほど危険ではないと思います。
覚えている限りでは途中で目を閉じるような指示はありませんでした。

オナホを使った個性的なプレイが光る作品です。
時間的にも内容的にもエッチを重視している作品ですから
催眠音声にエロさを求めている人には特にお薦めします。

CV:渋谷ひめさん
総時間 52:20


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

あなたと彼女と彼女の耳かき①

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

こちらはちょっぴりおっちょこちょいなお姉さんが丁寧な耳かきをしてくれる作品です。
タイトルに1が入っているようにシリーズ化されていて
現在第5話までがニコニコ動画で公開されています。

時間が15分程度と非常に短いながらも耳かきのレベルは高く
音のリアルさだけでなく鳴らし方や方向といった動かし方にも気を配っています。



お姉さんの耳かき訪問サービス
お姉さんに耳かきをしてもらうお話。

「こんにちはー このたびは耳かき処 とみみ庵の耳かきトレーニング研修にご応募くださいまして ありがとうございます」
お姉さんは明るく優しい声の女の子。
耳かきの研修をするために主人公の家を訪れたところ
そんな応募はしていないと言われ、改めて用件を訊かれます。

本作品は2分30秒の会話パートと11分の耳かきパートに分かれており
会話パートでは彼女が耳かきをするに至る経緯がコミカルなやり取りを通じて語られています。
耳かきパートから聴くのもいいですが、彼女がなかなか面白いキャラをしてますので
初回くらいは通しで聴いたほうが感情移入度も上がってより楽しめるようになるはずです。

「えーっと 書類がー 書類が… えへへっ 忘れてきましたぁ」
彼女はしっかり者に見える挿し絵の雰囲気とは違って結構ドジっ子。
「研修に協力すればお金がもらえる」と言って話を打ち切ろうとする彼の気を引いたのに
肝心なところでミスをやらかして危機に追い込まれます。
仕事熱心なんだけど空回りしているようなキャラですね。



手前と奥をしっかりお掃除
その後の耳かきはおよそ11分間。
主人公を床に横向きに寝かせて右→左の順にまずは外側をおしぼりで拭き
耳かき棒で手前と奥のお掃除、梵天で仕上げて最後に軽く1回息を吹きかけます。

おしぼりは「スッ スッ ズズッ」と軽くて摩擦感のある音
耳かき棒は「ズジー ジョッ ズリッ」とやや尖った軽く硬い音
梵天はざらざらパチパチした心地よい音が使われており
実際に聴いていただければわかりますが、どれもかなりリアルです。
特に器具によって音の鳴る面積がまったく違うのが素晴らしいですね。

「あっ! 痛かったですか? ごめんなさい」
また同じ耳かき棒でも奥をお掃除するときは、手前に比べて音が低く重たいものに変化します。
奥を掃除している最中、お姉さんがミスをしてガリッと音が鳴るシーンがあるのですが
ちょっぴりビクッとしてしまうほどの音の近さを感じました。
そうやって体が反応するということは、それだけ音がリアルであることを表します。

他にも耳かき棒は実際にかき出しているかのように
主に耳の下から上へと縦方向に動いたり
梵天は細かい汚れを絡め取るように小刻みに動かす、といったように
音の動かし方についても器具ごとにきちんと考えて違いを出しています。

有料の耳かき音声でもループ音を鳴らしている作品がちらほらあるくらいですから
無料とは思えないほどの高いクオリティを持っていると言えます。

「反対はちょっと失敗でした 今度こそ 気持ちよーく…」
耳かき中のお姉さんは基本的にはほとんどしゃべらず黙々と行ってくれます。
効果音を集中して聴いてほしいという意図もあるのでしょうが
彼女にとっては今回が初めてということで、心に余裕がなかったのかもしれません。
シリーズを追うごとに彼女がどういった変化を見せるかも一つの楽しみになるでしょう。

このように、主に音のリアルさを追求したハイレベルな耳かきが楽しめます。



きめ細かい作品
作品のメインとなる耳かきの作りの細かさが光る作品です。

それぞれの器具の1回1回の動きにまできちんと考えながら音が作られており
音の質や鳴らすタイミングなどをとことん追求したリアルな耳かきを味わわせてくれます。
縁側でまったり耳かきとお昼寝」を先に聴いていたので技術レベルは把握していたのですが
それでも新しい発見があって新鮮な気持ちで聴くことができました。
色々聴いてきましたが耳かき音声ってやっぱり奥が深いなぁと。

中でも梵天のクオリティがダントツで優れています。
耳の中を優しくくすぐられる感覚がかなり味わいやすいです。
この音だけのために聴いても絶対に損はしません。
なんというかクセになる音ですね。

お姉さんについては音フェチ系作品だからか脇役の印象が強いです。
彼女の声や雰囲気よりも音に癒しを感じる系統の作品であることだけご注意ください。
これ自体が悪いと言ってるわけではありません。

「無料でこれほどの耳かきが聴けるのか」と時代の流れを感じた作品です。
第2話以降についても興味があれば是非聴いてみてください。

CV:績利さん
総時間 お話パート…2:41 耳かきパート…11:26

お話パート
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24083917
耳かきパート
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24083949
シリーズマイリスト
http://www.nicovideo.jp/mylist/44587779


先生催眠

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

当サイトではおよそ11か月ぶりと久々の紹介となるサークルさんの新作は
学校の教室で優しいお姉さん先生とあまあまなエッチを楽しみます。
催眠音声としては珍しい幼児退行をテーマに
彼女が当時の様子を思い出させるようなアプローチを何度も行ってくれますから
一時的に小学生に戻った感覚を味わう人もいるでしょう。



楽しかった子供の頃に戻ってみよう
お姉さんの催眠で小学生に戻り教室でエッチするお話。

「ねぇ 聞こえてる? 聞こえてるんでしょ?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
現実とは別の世界にいる彼女は、主人公に自分のそばへと来てもらうために
甘い言葉をかけながら言う通りにするよう願いします。

催眠は4パート64分30秒と長時間。
深呼吸をしながら彼女の長いカウントを聴いてリラックスしてから
学校でよく見かけるような黒板を目の前にイメージします。

「黒板の隅っこには その日の日付や天気 日直の人の名前が書いてあったり 先生がその日の連絡事項を メモの代わりに書いていったりしたよね?」
学校に置かれている黒板をそのままイメージさせるために
そこに書かれているものなどを細かく表現してくれています。
社会に出てからの月日が長い人ほど懐かしい気分がより強く湧いてくるでしょう。

「こくご さんすう りか しゃかい えいご」
実際に黒板に文字を書くイメージをさせてくるシーンがあるのは面白いですね。
単に風景を描写するだけでなく自分がそこにいるかのような感覚を味わわせ
それによって幼児退行を進めやすくする。
催眠誘導の段階からテーマに即した内容を絡めてくるのが一つの特徴です。

作品の要となる幼児退行シーンは18分ほど。
先ほど思い描いた教室に小学生の子供たちを登場させながら
より本物の学校らしい雰囲気を作り上げ、そこに聴き手がいることを自覚させます。

「足が速くて 女の子に人気があった? 毎日本を読んでいて 頭のいい委員長タイプ?」
小学生と言えば個性が出始める時期なだけあって、色々なクラスメイトがいたと思います。
彼女が様々な子供のタイプを列挙してくれるのに合わせて
その頃の記憶をより鮮明にしていきましょう。
基本的には彼女から明確なイメージを押し付けられるのではなく
こちらが自分で思い出すようなアプローチがされています。

「ほーら落ちていく落ちていく 深いところへ落ちていく」
そして最後の最後に教室にいるお姉さんと手を繋ぎながら
深い深い催眠状態へと落ちていきます。
カウントを数回刻んで段階的に落とすような進め方がされていることから
そのたびに軽く立ちくらみするような感覚が襲ってくるかもしれません。

前半はカウント、後半は学校でのイメージを中心に据えたやや珍しいタイプの催眠です。
前半はリラックスだけを目的に彼女が意識的にゆっくりかつ間を開けて話しかけてくれており
そこから生まれる雰囲気によっても心落ち着くものを感じます。
カウント自体が長いこともあって途中で寝落ちする人がきっといるでしょう。

対する後半は舞台となる教室やそこにいる生徒をできるだけ具体的に描きながら
同時に聴き手自身もその一人であるように思わせてきます。
聴く前は聴き手の精神的・肉体的な幼児化に力を入れるスタンスと予想していただけに
この展開は少々驚きましたし感心もしました。

今回はお姉さんが先生、自分が小学生とある程度の具体像を設けていますし
かなりイメージしやすいのではないでしょうか。
私も聴いていて「あぁ こんな子がいたなぁ」と忘れていた記憶が蘇ってきました。

しかし全体的に暗示のボリュームが少ないため、ある程度意識がぼやけることはあっても
催眠状態に入ったりそこに漂うような感覚は得にくいかもしれません。
深化パートでカウントの前後や最中にこれといった暗示を入れてこないのが一番の原因です。
ここできっちり暗示を使って落としていれば、その後の感覚も随分変わっていたでしょう。

他には退行パートでお姉さんが「思い出して」と終盤まで何度も語り掛けてくるのですが
ある程度幼児化が完了した後にもそう言ってくるのはマイナスに働くように思えます。
小学生になった自分が小学生の頃を思い出す必要はありませんから。
そこまでいったら教室の様子を生き生きと描写していく方向に転換してほしかったです。

枠組みや進め方は面白いのですが、完成度は残念ながらあまり高くないと私は考えています。



先生と2人きりの世界で
エッチシーンは5パート29分ほど。
プレイは指での愛撫、先生の指舐め/乳首舐め、性器の擦りあわせ、耳舐め、SEX(騎乗位)です。

SEXの際に若干リアルな効果音が流れます(無しも選択可)。
セルフは無しですが射精表現があります。

「これからお姉さんが あなたを可愛がってあげちゃう」
クラスメイトがいる教室から2人だけの教室へと移動すると
お姉さん改め先生は指を使って主人公の体を優しく撫で始めます。

エッチシーンは一番最初の「お話」パートだけが本編扱いで
その後の「指」「おっぱい」「挿入」「絶頂」パートはボーナストラックとなっています。
本編は額に指を添えられるだけの極めてソフトなプレイですから
エッチを十分に楽しみたいのならボーナスも合わせて聴くことを強くお薦めします。

「あなたは子供 心も体も 子供」
プレイは若干焦らしながら少しずつハードにしていくおねショタらしいスタイル。
2番目の「指」パートは彼女の指、その次の「おっぱい」パートは乳首を舐めながら
今度は心の方を子供へと作り変えていきます。

自分の指をしゃぶっている赤ちゃんはよく見かけますし
プレイそのものから幼児化を自覚させる面白いアプローチと言えます。
こちらも暗示が全体的に少ないのが残念なのですが
被暗示性の高い人なら赤ちゃん気分を味わえると思います。
先生の母親のような柔らかい声もそれをうまくサポートしています。

「擦れば擦るほど 気持ちが高まり 欲望が大きくなる 快感を求めて感度が上がる どんどん敏感になっていく」
山場となるのは一番最後のSEXシーン。
主人公の上に跨って性器を擦りあわせたり耳舐めをしながら感度を高めた後
カウントに合わせて一気に挿入します。
カウント後のスピード感溢れる暗示が股間を大いに熱くしてくれるでしょう。

挿入から絶頂までの時間が9分と長めに楽しめますし
バージョンによってはくちゅ音+喘ぎ声を同時に聴くこともできます。
催眠音声的にどうかな?と思うところもあるのですがかなりエロいです。
フィニッシュの熱く切ないイキ声やその後の追い込み暗示も印象的でした。

このように、年上の女性に甘やかされるタイプのエッチが繰り広げられます。



コンセプトは素晴らしいのだが
催眠音声の中でもやや難しいジャンルに挑戦した催眠風ボイスドラマです。

幼児退行をテーマにした作品と言えば
ホワイトピンクさんの「幼児化あまあま催眠」を初めごく少数しかありません。
しかも本作品は赤ちゃんではなく小学生をターゲットにしています。
赤ちゃんに比べると記憶を掘り起こせる可能性が高い分
より多くの人がその頃に戻った気分を味わえる可能性を秘めています。

また教室やクラスメイトの描写が生活感に溢れています。
黒板の様子だけでなく「生徒の机の大きさは体格に合わせてまちまち」とか
「やんちゃな生徒のランドセルはボロボロ」など細かい部分にまで焦点を当て
当時の教室の風景やそこに通う子供たちの姿をわかりやすく描いています。

ある程度具体的に表現しつつ、それを決して押し付けようとしてこないのもポイント。
彼女のセリフをトリガーに、こちらが自発的にイメージできるよう進められています。

しかし純粋な催眠音声として本作品を見た場合
どうしても首をひねってしまう部分がいくつかあるのも事実です。
暗示のボリュームを上げ、カウントの数え方にもっと気を遣われていれば
作品のクオリティは今よりずっとずっと高くなっていたに違いありません。

エッチについても先生の指で体をなぞられる時には
「触れられた部分が温かくなる」といった暗示を軽く入れてきますが
彼女の指や乳首を舐めている最中はその様子を客観的に描くに留まっています。
これが催眠音声ではなく催眠風ボイスドラマと表現させていただいた理由です。
ノーハンドでの射精を目指しているところにも疑問を感じます。
淫語、ちゅぱ音、喘ぎ声ごく僅かです。

総合的に見て、テーマは非常に興味深いのですが形になりきっていない作品と判断しました。

CV:野上菜月さん
総時間 本編…1:22:49 ボーナストラック…42:45 合計…2:05:34


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

TSヒロイン寸止め拷問01『寸止め洗脳調教に屈服する美少女(変身前は少年)戦士「メタモルセーラーマサミ」』

サークル「カオティックブリード」さんの同人音声作品。

こちらは妖魔に敗れたヒロインが7回にも及ぶ寸止め調教によって
徐々に彼らの奴隷へと堕落していく様子が描かれている作品です。
彼女は普段は男の子だけど変身すると女の子になるというちょっと変わった性質を持っており
プレイの最中に性別が変化するといった珍しいシーンも登場します。



妖魔に捕まった男の子 その正体とは
私立天祐学園に通う男子生徒「不破正美(ふわまさみ)」が
妖魔の苛烈な寸止めによって快楽奴隷に堕ちるお話。

「くっ 離せよ! こんな辱め受けるなら もう一度戦って負けて 殺される方がましだ!」
正美はやや言葉遣いの悪い勇ましい声の男の子。
メタモルセーラー・マサミとして妖魔ヴァンキューレと戦っている彼が
妖魔幹部との戦いに敗れて捕まり、調教を受けるところから物語は始まります。

正美は普段は男の子なのに変身すると女の子になることや
女の子になってもおちんちんだけは残り続けるといった変わった特徴を持っています。
作中ではそれを活かしてプレイ中に性転換する大変珍しいシーンも登場し
男女両方の正美を楽しむことができます。

といってもこちらがきちんと抜けるように女性版のほうを長くしてありますから
男性版は女性版の引き立て役あたりに留まっています。
催眠ではよく見かけますが同人でのTSは非常に珍しく、作品としての個性にもなっています。

「寸止め洗脳調教一段階目 今 おちんちんに塗られてる 洗脳用媚薬の効果で 今後絶頂寸前に達するたびに 心に精神支配の暗示が刻み込まれる」
今回行われる調教は平たく言えば手によるおちんちんへの寸止め責め。
1分40秒ほどおちんちんをしごき続けた後、20秒のインターバルを置き再開
これを8セット行いながら暗示を入れて段階的に彼の心と体を奴隷化していきます。

サークルさんが意識してそうされたらしく
実際のプレイもほぼ2分ごとに寸止めが行われています。
正美と一緒に寸止めを行うことで作品をより楽しむことができるでしょう。
間接的に指示を受けるオナサポ的要素を持っているのも特徴です。



2分ごとに壊されていく正美
エッチシーンはおよそ18分間。
プレイは寸止め手コキのみです。
エッチな効果音はありません。

「もうっ 始めてんのかよ いきなり人のチンコ掴みやがって」
妖魔に命令されて嫌々ながら自分の正体や今回行う調教の内容を正美が読み上げていると
開始時間になったのか妖魔が早速彼のおちんちんをしごき始めます。

エッチは前述通り2分1セットの寸止めを7回行い、その後射精する極めてシンプルな作りです。
それぞれの寸止めにきちんとした目的が設けられており
その結果彼女がヒロインから性奴隷へと堕ちていく様子を順を追って楽しむことができます。

「随分ご都合主義丸出しな口上だな そんな暗示 かかるわけが…あっ」
1回目の寸止めで正美に入れられる暗示は「妖魔に対して丁寧口調で話すようになる」。
彼はこの時点だとまだ男の子なのと元々の性格から抵抗する様子を見せるのですが…

「2回目の 寸止め…調教です おちんちんを妖魔様に握られて ゆっくり シコシコされてます」
寸止めが終わるとこのように言われた通りの口調に変化します。
この先も1回ごとに別の暗示が用意されており
2分ごとにがらりと変化する正美の様子が聴いていて非常に面白いです。

最初のターニングポイントは2度目の寸止めを迎えるシーン。
ここではいよいよ彼が強制的にメタモルセーラー・マサミへと変身します。

「んんっ いいっ イきたく…ない イク寸前までいったら はあんっ」
中性的だった彼の声が一気に女の子らしい可愛いものへと変化し
小動物のような切ない喘ぎ声を漏らし始めます。
この豹変っぷりを聴いたら多くの人が勃起するでしょうね。
3度目以降についても正美が少しずつ性奴隷になっていく様子を違和感なく描いています。

もう1つの特徴は喘ぎ声のボリュームとバリエーションが豊富であることです。
まずボリュームはインターバルの20秒を除くとほぼ責められ続けている関係で
正美はセリフを言いながら言葉の端々で気持ちよさそうな吐息を漏らしたり
後半になると逆転してほとんど喘ぎ声しか上げなくなります。

ちゅぱ音を中心に抜かせてくる音声作品が多いだけに
短時間ながらもこれだけの喘ぎ声を聴かせてくれる作品はかなり貴重と言えます。

バリエーションも最初の男の子な正美が漏らすちょっぴり苦しそうな声から始まって
女の子になった時点、さらに女の子から従順な性奴隷へと成り下がる過程でも
快楽を拒絶する声、受け入れる声、積極的に求めていく声と
シーンに応じてかなり細かく演じ分けられています。

「ああっ イクイク ああっ 出るっ ああっ 出るよぉ」
特に終盤のだらけきった、快楽に溺れた声が大いに興奮させてくれました。
彼女の心が堕落していく様子が喘ぎ声だけでも伝わってきます。
射精した後の満足げな息遣いも非常に印象的でした。

このように、プレイにキャラの特徴や心理を絡めた興味深いエッチが繰り広げられます。



様々な個性を持った作品
TSヒロインの段階的な調教をかなり抜きを意識しながら描いた作品です。

開始3分でエッチへと突入する抜き重視の作りに加えて
暗示を変えながらより抜きやすいエロい雰囲気へと変えています。
最初あんなに勝ち気だった正美が自分からおねだりするほど淫乱になる展開も
その大きな落差が股間を自然と熱くしてくれます。
喘ぎ声の使い分けも素晴らしいです。

「堕落させられながらの 寸止め調教 狂っちゃうくらいにゾクゾクして 最高です」
結局のところ正美は性奴隷へと成り下がるわけですが
彼女自身がその変化に満足していることもあって
展開の割にはあまりブラックな雰囲気を持っていないのも
後味を気にせず抜けるという意味で良いと思います。

サークルさんがTSと並ぶもう1つの売りとして掲げているオナサポ要素については
さすがにこの内容だとちょっと厳しいかもしれません。
聴きながら自分も一緒になってしごける作りはいいのですが
オナサポとなるとしごく強さやペースについてもある程度指定するのが望ましいです。

具体的にはくちゅ音を入れて、それを寸止めの回数ごとにある程度変化させていくと
オナサポ色がより強くなるのではないかなと。
でもそうすると折角の喘ぎ声が楽しみにくくなりますし、なかなか難しいところです。
このへんは次回作以降どうなるかを見守りたいです。
喘ぎ声多め、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

やや扱いの難しいジャンルをエロく上手に整合させた作品です。
プレイの最中ほぼしごき続けるややハードなスタイルですから
ある程度の性欲を持ってさえいれば時間内に普通に抜けると思います。

CV:天方美那さん
総時間 21:39


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ミミアイブ!3

サークル「藤和工場」さんの同人音声作品。

ご耳愛部!」と並ぶサークルさんの看板シリーズ第3弾にあたるこちらは
弟のことを心の底から愛しているあまあまなお姉ちゃんが
お風呂で耳かきとちょっと変わったエッチのサービスをしてくれます。
お姉ちゃんはちょっぴり暴走気味なところもあるけどいつも元気いっぱい。
気落ちしている弟を必死に励ますひたむきな姿に自然と勇気が湧いてくるでしょう。

ここ最近サークルさんが力を入れられている効果音もポイント。
夏の終わりにを思わせるセミの鳴き声やお湯の揺れる音など
細かい部分にまで専用の効果音を用意し、サービスやプレイに臨場感を持たせています。



3度目のお姉ちゃんタイム
お姉ちゃんとお風呂でバカンスを楽しむお話。

「あらあら どうしたの 弟ちゃん そんなに慌てて」
お姉ちゃんは明るくて元気な声の女性。
突然の台風で飛行機が欠航し、旅行に行けなくなって気落ちしている弟のために
自宅のお風呂を改造したお姉ちゃんリゾートへと招待します。

本作品は冒頭以外の全てのシーン
つまりエッチだけでなく耳かきまでもお風呂で行うというちょっと変わった設定がされており
お風呂らしさを演出するためお姉ちゃんの声に控えめなエコーがかかったり
窓を少し開けている関係でツクツクボウシなどの晩夏に鳴くセミの声も流れます。

どちらかというとお姉ちゃんのキャラを前面に押し出すタイプの作品なため
環境音や効果音は脇役的な位置に留まっていますが
それでも舞台の雰囲気をリアルに演出する役割を見事に果たしています。

「いけません! これは お姉ちゃんレスキューの出番だわ!」
そして何より一番の特徴はこの強烈な個性を放つお姉ちゃんにあります。
彼女は傍から見てもわかるほどの極度のブラコンで
弟を元気づけるために脳をフル回転してすぐさま舞台をセッティングするなど
彼のことになると凄まじい行動力を発揮します。

こういうキャラだと行き過ぎてヤンデレっぽくなる場合もあるのですが
お姉ちゃんは根本的に明るい性格をしているので溺愛と表現するのが妥当でしょう。
かなりハイテンションなキャラですから、声を聴いているだけで自然と元気になってきます。

最初のサービスである耳かきはおよそ27分間。
左→右の順に耳かき棒のみでお掃除し、仕上げに息吹きをするシンプルなものです。
ちなみに湯船で彼女に後ろから抱き着かれる体勢で行います。

耳かき棒は「チリ ジョリ」という軽くて乾いた音が使われており
10秒くらいの短い間隔で小まめにペースを変えながら
奥から手前に小刻みにかき出したり内側の壁を擦るように動きます。
カリっとしたざらつきのある音で一カ所を集中攻撃されることが多いため
ゾクゾクっとする感覚が耳に伝わりやすいでしょう。

普段はよくしゃべるお姉ちゃんも耳かきの最中だけは押し黙り
耳かき音、お湯の揺れる音、セミの鳴き声の3種の効果音だけを聴かせてくれます。
どの音も耳に優しく、本当に静かで心落ち着くひと時を過ごすことができました。

「お姉ちゃんのちんちんさわさわに耐えながら ミミアイブも楽しむのよ」
しかし、20分以上もの間ずっと押し黙っているお姉ちゃんではありません。
耳かきの合間に適度に休憩をしながらその都度こちらにちょっかいを出してきます。
今回は密着しながらのプレイということで、耳舐めや息吹きに加えて
もう片方の手を使っておちんちんを優しく撫でるなど、ちょっぴり変わったシーンも登場します。

といってもお風呂に入っているわけですから基本的にはセリフのみで
湯船がいつもより少し揺れてるかな?と思う程度の演出に留まっています。
サークルさんとしてはこれによってエッチな気分を盛り上げるよりも
2人が密着している雰囲気を出すのを目的に取り入れたのかもしれません。

耳かきをしながら体を激しく動かすのは極めて危険ですし
サービスに個性を出すためのちょっとしたスパイスあたりに思えます。



石けんを使って愛のペインティング
エッチシーンは2パート23分ほど。
プレイは石けんでの文字書き、パイズリ、潜望鏡、騎乗位素股です。
潜望鏡を除いたすべてのプレイでリアルな効果音が鳴ります。

「まずは ぴたぴたパンツの上から 先っぽが覗いちゃいそうになってる ちんちんを救助です!」
耳かき中ずっとおちんちんに軽い刺激を受け続けて興奮した弟を鎮めるため
お姉ちゃんは向かい合う体勢になってから自慢のおっぱいで挟み込みます。

エッチは前半が湯船に浸かった状態、後半が出た状態と場所を変えながら行われます。
プレイの内容を見ればわかるようにくちゅ音の鳴るシーンが多く
似たプレイもきちんと別の効果音を用意して音だけでその様子を楽しませてくれます。

「弟ちゃん専用おっぱいで ちんちんさんをきゅぎゅーっと 抱っこしちゃうの」
中でも前半のメインとなるパイズリは、肌がこすれ合う控えめな水音の合間に
パーンと肉同士のぶつかり合う音が鳴り響きます。
この音が実にリアルで、お姉ちゃんが挿し絵通りの巨乳であることがよくわかります。
動きに合わせて湯船がきちんと波立っているところも印象的でした。

プレイはお風呂場であることを最大限に利用して石けんを絡めているのがポイント。
前半のパートでは弟がお姉ちゃんに、後半はその逆の立場で
お互いがその体に自分の想いを文字として書き上げます。

プレイ自体は至ってソフトなのですが、「サスっ コスコス」という音と
描かれる短い文字に2人の絆の強さが感じられました。

「これは慎重に洗わないと つるんっと準備万端おまんこに入っちゃう」
一番最後に行う騎乗位素股も非常に個性的なプレイです。
お姉ちゃんが水着をずらしてそこにおちんちんを差し入れるのですが
石けんや体液でぬるぬるしているため、気を抜くと挿入する危機をはらんでいます。
そんなスリルに興奮したのか喘ぎ声を大いに漏らして乱れる彼女がたまりません。

石けん混じりの普段よりざらついたくちゅ音とリズミカルな肉のぶつかる音も
2人の激しく交わる様子に臨場感を与えています。
音声だけで表現するのが難しいプレイだけに苦労されたのではないでしょうか。

このように、お風呂ならではの珍しいプレイを大いに楽しむことができます。



お姉ちゃんの愛に溢れている作品
あまあまなお姉ちゃんとのやり取りが心を満たしてくれる作品です。

彼女は弟にいつも笑っていてほしいと願っている献身的なキャラで
それこそ身を粉にして彼のために尽くし続けます。

「お姉ちゃんね 弟ちゃんのために 必死で両利きになったのよ」
ちょっとやりすぎかな?と思えるシーンも無くはないのですが
弟もそんな彼女を同様に愛しているため、聴いていて重さを感じることもありません。
2人が肉親として愛し合っている様子がストレートに、そして綺麗に表現されています。

結局のところSEXに至らないまま終わりを迎えるのもその理由の一つです。
ここまで際どいプレイをしていれば一線を越えるのは難しいことでもないのに
それをしなかったのはお姉ちゃんなりに考えがあるのでしょう。

3作目まで出ているのなら当然続編を予定されているはずです。
この先2人にどんな展開が訪れ、どういった結末を迎えるのか
ストーリー面にも興味深い部分を持っている作品です。

耳かきについては音そのものをリアルながらも割とシンプルなものにして
環境音や2人のやり取りなど別の部分で個性を出しています。
このへんは別シリーズの「ご耳愛部!」と明確な差別化を図っているそうですし
耳かきの一つの形として普通に有りではないでしょうか。

エッチはくちゅ音に対する力の入れようが伝わってきました。
プレイとしての個性を出すために、フェラなどを敢えて控えめにする作品が増えてきていますが
なかなか形になりきれていないケースがそれなりにあります。
その点本作品はかなりのクオリティを持っていると言い切れます。
パイズリが特に素晴らしいですね。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

キャラ、シチュ、プレイと総合的な面で面白いものを持っている作品です。
心に潤いを求めている人には特に聴いてみて欲しいです。

おまけは野上さんによるフリートークです。

CV:野上菜月さん
総時間 本編…1:04:42 おまけ…5:37


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

りふれくどーる

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

こちらは癒し+調教と正反対のテーマを併せ持った作品で
優しいお姉さんがたっぷり時間をかけて極上の射精へと導いてくれます。
エッチシーンでもプレイと並行して深化を行う珍しい展開が特徴で
催眠状態を維持するのが苦手な人でも彼女に操られている感覚を長時間に渡って味わえます。



癒しを得るためには入念なリラックスが不可欠
マッサージ店のお姉さんにエッチな催眠をかけてもらうお話。

「ようこそ いらっしゃいました ここは リフレクソロジーエリアと呼ばれています」
お姉さんは穏やかな声の女性。
癒しを求めてお店へとやってきた主人公に60分コースのサービスを行います。

催眠はおそよ23分30秒間。
まずは腕、胸、お腹など体をいくつかのパーツに分けてそれぞれを脱力します。

「脳がお休みの状態になる でも 私の言葉はすーっと脳の中へ入ってくる」
体は「~の力がすーっと抜ける 力が消えていく」と一通りなぞるような簡素な脱力なのですが
最後に行う頭だけは時間をかけて様々な方向から入念に脱力を進めていきます。
体が脱力している段階である程度の心地よさは感じているでしょうから
それに浸りながら彼女の声を聴き、心地よさをさらに大きくしていきましょう。

「あなたは私の声を聴き続けていると だんだんと心が どこか深いところへ沈んでいきます」
お次は催眠状態をより深めつつ彼女の声に夢中になるようにしていきます。
一旦催眠状態を解除してから入り直したり、数を段階的に増やしながらカウントを刻んだりと
アクションの前後における感覚の違いを強く実感させながら進めてくれます。
経験の浅い人でも催眠に入った感覚を掴みやすいのではないでしょうか。

最中に2度ほど無音になるシーンがあるのもポイント。
その間は自分の内面にのみ意識を向けることができますから
催眠状態特有の心地よさを認識し、それを自分の無意識に覚え込ませることができます。
本作品のみならず、後日別の作品を聴いたときにも良い影響を与えるアプローチです。

作品のテーマに即したリラックス重視のシンプルな催眠です。
心身の脱力におよそ半分の時間をかけて十分に暗示を受け入れやすい環境を整えてから
いくつかの古典的な催眠法を織り交ぜて段階的に催眠状態を深めていきます。
かなり手堅い進め方と言えるでしょう。

中でも終盤3→5→10→20とカウントを増やしながら刻んでいくところが非常に印象的でした。
この段階である程度催眠に入っている人なら
少ないときにはストン、多いときはずぶずぶと落ちていくのが感じられるでしょうし
入りきれていない人は最初の深化が体験できます。

サークルさんがそう意図されているのかはよくわかりませんが
結果的に色んな聴き手に対応できているシーンになっています。
このへんがすごく面白いですね。

また比較的初期の作品だからか、現在の作品とは進め方が大きく違うのも興味深いです。
今は「~すると~になる」というように、暗示を繋げて感覚をシフトさせていくことが多いのですが
今回は一般的な催眠音声にかなり近い進め方をされています。
サークルさんの作品を数多く聴いている人ほど不思議な新鮮さを感じると思います。



徐々にお人形へと変えられていく感覚
エッチシーンは3パート43分ほど。
プレイはおちんちん握り、オナニー、掃除フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「では お待ちかねの 性欲処理です」
催眠によって主人公に心地いい感覚を与えたお姉さんは
さらなる気持ちよさをもたらすために、おちんちんを握るよう指示します。

エッチは最初の2パート11分間は催眠の延長として声に対する依存心の強化を行い
最後のパートで声に心身を操られながらオナニーをします。
プレイをしながら人形化のための暗示も入れてくるところが一番の特徴です。

「勃起チンポ 大人チンポ 太くて硬くて 赤黒くて むくむくと 勃起が止まらない」
催眠の延長といってもエッチシーンですから当然エッチな表現が至るところで登場します。
上品な声に反して上のような下品なセリフをぶつけてくるシーンもありますし
おちんちんを握っているだけでもある程度の興奮が得られます。
そしてオナニーをなかなか開始させてくれないことにもどかしさを感じるでしょう。

オナニーは最初にカウントを数えてから「はじめ」の合図で行い「やめ」で停止するルール。
その間は射精しない範囲でこちらが好きな強さやペースでしごくことができます。
最初と最後だけを区切った比較的縛りの緩いプレイですね。

「そうね あと少し…やめ! 手を離しなさい」
最初のオナニー開始から射精までの時間がおよそ27分と長めに取られており
その間にお姉さんは何度も何度も開始と終了の合図をしてこちらの行動を制御してきます。
通常の心理状態の場合、射精したくなったところで停止されるとストレスになるのですが
催眠に入った状態で言われると「従わないと」という強い衝動が湧くでしょう。

少なくとも彼女の言葉に反してしごき続けることにためらいを感じるはずです。
それが彼女が我々に行った催眠の結果なのです。
まるで彼女の操り人形になったかのような感覚が味わえる面白いシーンです。

「おちんちんから 白いエキスがいーっぱい もう止まらない 射精が止まらない」
そして最後の最後でようやく待ちに待った射精の許可が出ます。
ここまで心身両面でスッキリしない状態がしばらく続いていただけに
それらが解消されたこと、そしてお姉さんの指示に従い続けられたことによって
性的快感、達成感、幸福感といった複数の感情や感覚が同時に訪れるかもしれません。

ただ単に自分でオナニーをして気持ちよくなるのではなく
他人にオナニーをさせてもらうからこそ味わえる感覚と言えます。

このように、催眠の技術を上手に組み込んだ非常に個性的なオナニーが繰り広げられます。



人に従うことの安心感を再認識できる作品
時間だけ見ると1:2とエッチが優勢に見られがちですが
実際は催眠、エッチの両方にバランス良く力を入れている作品です。

多くの催眠音声がエッチでは運動や感覚を操作する暗示を中心にするのに対して
本作品では引き続きプレイをしながらさらに声の虜になるよう働きかけ
オナニーの制御による人形化も推し進めています。

実際のところ、お姉さんにとっての催眠が完成するのは射精の4分前あたりで
それまでは何らかの形で常にそういったアプローチをしてきます。
これが催眠とエッチのバランスが良いと言った一番の理由です。
そしてこれは聴き手がエッチで催眠状態を維持するための手助けにもなっています。
表面的な部分の面白さだけでなく、作者さんの思いやりも感じられるプレイと言えます。

エッチそのものについてはおちんちんを握り続けてからオナニーするだけと至ってシンプル。
結構頻繁に中断されるため最中はちょっぴりやきもきするかもしれませんが
淫語もそれなりにあって性的興奮を維持しやすい作りになっています。

普段はおちんちんと言ってる彼女に咄嗟に「チンポ」と言われるとゾクリとしますね。
性的な意味での心の煽り方についても工夫がされています。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はごく僅かです。

催眠は私の場合脳がとろとろになる感覚が長時間に渡って味わえました。
オナニー中も命令に反しようとすると落ち着かない気分がしたのを覚えています。
カウントを刻む回数がさすがに多すぎかな?とも思うのですが
10から20に増える、またはその逆といったように
数える数字の増減によって得られる感覚がそれなりに変わるところがとても面白いです。

癒されるし女性に弄ばれる感覚も味わえる作品です。
中でもエッチの内容や進め方が非常に個性的ですから
初心者はもちろん、様々な作品を経験している熟練者でも楽しめると思います。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:14:19


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2020年10月1日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/83977589.html

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