同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年08月

   ● 明晰淫夢
   ● Side Effect


明晰淫夢

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

本作品は聴き手に明晰夢を見せることをテーマに
お姉さんが安らかな眠りへ導いた後、しばらくしてから様々な暗示で気持ちよくしてくれます。
過去に奇想天外な作品を数多く世に送り出しているサークルさんですが
今回のテーマも他に類を見ない非常にユニークなものです。

悪夢で起こされた後「自分の夢を自由にコントロールできたら」と
思ったことのある方もいるのではないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれる、まさに夢のような体験を味わわせてくれる作品です。

今回の記事は一度起きた状態で内容を一通り確認した後
実際に寝た状態で聴いてみてどうだったかの感想を交えたレビューとなります。



寝てからのお楽しみ
お姉さんに寝かされてから気持ちいい体験をするお話。

「さて では堅苦しいお話はもう無しにして 今日はもう 眠っちゃいましょうか」
お姉さんは穏やかで可愛い声の女性。
音声を聴くにあたっての諸注意を軽く説明した後
早速主人公を催眠ではなく睡眠状態へと導き始めます。

まずはこの作品がどういったものかについて説明すると
最初に10分程度の安眠音声を聴いて実際に寝てから
約90分後のレム睡眠(体は眠り脳だけが活動している状態)の時に
エッチな音声や暗示を聞いて気持ちいい気分を味わいます。

サークルさん曰く、レム睡眠時と催眠状態は非常に似た性質を持っており
対面でレム睡眠時の被験者に暗示を入れてみたところ反応があったそうです。
またレム睡眠時に目覚めた直後も意識が混濁していて暗示を受け入れやすいとか。

つまり催眠の技術でわざと眠らせ、その状態を利用して暗示を入れてくれるわけです。
ほぼすべての催眠音声がしっかり催眠誘導を行ってから暗示を入れてくるだけに
まさに前代未聞の非常に挑戦的な試みと言えます。

安眠誘導は10分30秒ほど。
最初は軽く深呼吸を行ってから数回全身の力を入れる→脱力を行って体をリラックスさせます。
脱力は全部で4回行うのですが、1回目は何も言わずに全身を
2回目は特に腕に向けて、3回目は脚に向けてと意識する部位を変えながら行います。

深呼吸や脱力はただなんとなく行うより意識しながら行ったほうがずっと効果が上がります。
4回目の脱力を行った時、1回目よりもずっと体がほぐれているのを感じるでしょう。
彼女はそうやって聴き手を自主的に催眠に参加させるように導きます。

「あなたの体重はなくなっていき あたり一面は 真っ白な世界に変わっていく」
そして今回のテーマである夢にちなんだイメージを交え
催眠が深まる暗示を軽く入れて終了します。

時間的にも内容的にも一般的な催眠音声に比べてかなり淡白に感じるかもしれません。
でもこのパートの目的は聴き手が眠りにつきやすい環境を整えることですから
きちんとリラックスさせてあげさえすればそれでいいのです。
「何が起こるかは寝てからのお楽しみ」そんな期待感を抱かせる誘導ですね。



エッチな夢を見るもよし、気持ちよくなるもよし
レム睡眠時の暗示パートは46分ほど。
実際にエッチを行うパートで登場するプレイはSEX(騎乗位)と耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「あなたの脳みそは 自然とエッチな夢を作り出し 興奮していく」
安眠音声から90分経ちレム睡眠の状態に入った主人公に対して
お姉さんはエッチな夢を見せるために優しく語り掛け始めます。

睡眠後のパートは全部5つあり、1回につきその中から1つを選択して聴きます。
詳しい説明は製品版付属のPDFファイルにすべて書いてありますが
聴くパートによって安眠誘導および解除音声とのインターバルを
同梱されている無音ファイルを使ってこちらが調節します。

また5つのパートは大きく2つの用途に分けられており
「明晰淫夢」「明晰淫夢 付き添い」「明晰淫夢 自由」の3つは完全に寝た状態で
「明晰淫夢 まどろみ」「明晰淫夢 痺れ」は軽く起こされた半覚醒状態で聴きます。

「あなたの脳みそは 自然とエッチな夢を作り出し 興奮していく」
「ほら 夢が切り替わって 頭の中にエッチな夢が ぶわーっと広がっていく」

前者は暗示を使って聴き手の夢の軌道をちょっぴり修正するのがコンセプト。
具体的なシチュなどは描かず「エッチになる」「気持ちよくなる」といった感覚を刷り込み
それによってこちらが軽い興奮状態になるよう導きます。

レム睡眠とはいえ寝ている状態であれこれ言っても的確に反応するとは思えませんし
エッチな雰囲気づくりをしてあとは聴き手に任せるような流れです。
「明晰淫夢 付き添い」だけは憧れの異性がすぐ近くにいるイメージを持たせていますから
これを聴く場合は寝る前にターゲットを思い浮かべておくといいでしょう。

「あなたは体の自由を奪われ 女の子のなすがままにされてしまっている」
一方半覚醒状態で聴くパートはどちらもかなり手の込んだ内容。
唯一直接的なプレイの描写がある「明晰淫夢 まどろみ」では
お姉さんが最初から騎乗位の状態で腰を打ち付けてきます。

拘束されての逆レイプを想定して、彼女が暗示を使って何度も体を動けなくしてくるため
金縛りにあったかのような不思議な感覚がするかもしれません。
でも声の質は相変わらず優しく雰囲気もとっても穏やか。
女性にちょっぴり意地悪に弄ばれる感覚が味わいやすいシチュと言えます。

「いやらしい吐息が あなたの耳にかかり 全身に鳥肌が ゾクゾクと逆立つよね?」
そして後半に登場する耳舐めがたまりません。
ややコリっとした水分の高いちゅぱ音が耳に心地よさと熱を与えます。
バイノーラル録音のおかげで彼女の吐息もとっても近くてリアルに感じられました。
時間が10分、しかも最中はセリフほぼ無しで舐め続けてくれるエロに傾倒した舐めです。

絶頂の瞬間も声量を押さえたエロ可愛いイキ声を聞かせてくれますし
暗示を受け入れやすい状態にあれば十分にドライを狙えるプレイと言えます。

「あなたは金縛りにあったように 動かない でも そんな状態で 頭の中はどんどん痺れていく」
一方「明晰淫夢 痺れ」は催眠的な感覚を重視したパート。
名前の通り主に体に気持ちいい痺れを感じる暗示を入れて聴き手をそのように導きます。
「あなたは~する」といったやや押さえつけるような言い回しに加えて
力強い語気が声に逆らい難い雰囲気を自然に作り出しています。
「明晰淫夢 まどろみ」よりもこちらのほうが体が動かない感覚をより強く味わえるはずです。

過去に催眠で手足が痺れる経験をした方がいるのではないでしょうか。
このパートではそれを全身に広げて心地よい痺れを味わわせようとしてきます。
エッチな表現が無いぶん感覚に集中しやすいですし
被暗示性が低い人でも催眠状態特有の感覚を味わえるかもしれません。

このように、主に3つの目的を持った個性的なプレイを楽しむことができます。



発想力と技術が光る作品
「寝ながら聴く」という催眠音声初のスタイルが面白いのはもちろんですが
暗示の表現や入れ方といった技術面でも優れたものを持っている作品です。

レム睡眠状態は人間なら誰でも毎日体験しているものですから
被暗示性の低い方でも作品を通じて催眠状態と似たような体験ができる可能性があります。
そういう意味では本当に万人向けの作品です。
「色々聴いてるんだけどどうも上手くいかない」とお悩みの方に特にお薦めしたいです。
やることも聴きながら寝るだけと非常に簡単です。

「あなたは深呼吸をすると 物事がリセットされるのを知ってるかもしれません」
技術面については作品のほぼ全編を通じて
「~かもしれない」「~することもできます」といった許容的な表現が使われています。
同じくエロトランスさんがシナリオを書かれた「うでまくら」もそうだったのですが
この柔らかい言い回しが眠りにつきやすい雰囲気を生み出しています。

それが「明晰淫夢 痺れ」では打って変わって表現をわざときつめにして
心身をお姉さんに支配されたような感覚を強く印象付けてきます。
シーンやプレイに応じて催眠のタイプをきっちり切り替えているところに
サークルさんのレベルの高さを感じました。

表現を極端に変えると普通は作品としての統一感がなくなるはずなのに
この作品では違和感なくそれが成立しています。
しばらく聴き続けてようやく「あれ?よく聴いたら違うぞ」と思ったくらいです。
本当に上手くカムフラージュされているなと。

「次に耳を舐められると おかしくなっていっちゃうの」
エッチは耳舐めを開始して以降、ちゅぱ音をカウント代わりにしているのが非常に印象的でした。
伊ヶ崎さんの舐めが熱を感じるほどにとんでもなくリアルで
素の状態で聴いても抜けるんじゃないかと思えるくらいのエロのパワーを持っています。

時間も一番長いですし、この作品で抜きたい・感じたい方は
迷わず「明晰淫夢 まどろみ」をお聴きください。
他のパートはほぼエロ要素無しでイクにはちょっと厳しいです。
ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

ここからは実際に寝た状態で聴いてみての感想です。
今回は皆さんが一番気になっているであろう「明晰淫夢 まどろみ」を試してみました。

安眠音声と無音を100分セットして寝たところ
まどろみパートの初期の段階で音声を認識できるくらいに意識が戻りました。
その時点で体を何かに押さえつけられているような感覚がかなりありました。
寝覚めでだるくて動かせないのとは明らかに違った感覚です。

で、そのまま聴き続けていたのですが
ある程度のところ(どんなシーンかは覚えてません)で体全体が一気に火照り始めました。
具体的にはタオルケットと薄手の毛布をかけて寝ていたのを
両方剥ぎ取らないとまともでいられなくなったくらいです。
普通ではありえないレベルの急激な感覚変化ですから、やはり暗示が原因なのでしょう。
エッチな音声に無意識が勝手に興奮したのかもしれません。

そして最後、お姉さんが絶頂する段階で脳がピリピリ、おちんちんがビクビク痙攣し始めました。
収まるまでの時間は1~3分と結構長めだったと思います。
他の作品で味わったドライの直前段階に似た感覚で
それほど強烈ではありませんが実感できるレベルの気持ちよさがありました。
しばらくすると体の不自由感や火照りも収まって普通に寝ることができています。

「イき切れなかったけど満足」というのが率直な感想です。
正直初回で催眠的な感覚が十分に味わえるとは思っていなかったので
心身にここまではっきりとした変化があったことにかなり驚いています。

ドライできなかったのもたぶんボリュームが大きかったのが原因でしょう。
いつも聴いてる時より音量を一回り以上下げたほうがうまくいくと思います。
あとは無音の時間をもう少し調節してみるといいかもしれません。
何にせよ「聴いてよかった」と思えるレベルの満足感が得られたのは事実です。
回を重ねればもっと面白い感覚が味わえそうな可能性を感じました。

エロトランスさんの場合、アイデアが奇抜すぎて暴走してしまうケースもあるのですが
今回は個性が見事に結果に結びついている作品と判断しました。
男性声も用意されていますので女性の方も興味があればお試しください。

この作品はレム睡眠時にタイミングよく暗示パートを聴くのがカギになります。
ですから1回聴いてうまくいかなかったとしても決して諦めないでください。
暗示パートが複数用意されていますし、少しずつ無音の時間を調節しながら
自分にとっての最適なタイミングを探してみてください。
睡眠に入るまでの時間を考慮して10~20分長めに取るのがいいでしょう。

CV:女性声…伊ヶ崎綾香さん 男性声…あきらさん

女性声:共通パート…14:31
明晰淫夢…7:20 明晰淫夢 まどろみ…23:58 明晰淫夢 付き添い…5:07
明晰淫夢 自由…3:12 明晰淫夢 痺れ…6:28 音声総時間…1:00:36

男性声:共通パート…12:55
明晰淫夢…6:11 明晰淫夢 まどろみ…18:48 明晰淫夢 付き添い…4:32
明晰淫夢 自由…2:48 明晰淫夢 痺れ…5:44 音声総時間…50:58


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2014/08/31追記
一部不適切な文章があったため訂正しました。
失礼しました。


自虐オナニー恥辱少女 羞恥拷問椅子に晒される私

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

三角木馬、奴隷娼婦衣装に続く自虐オナニーシリーズの3作目は
拷問椅子に体を固定された女の子が非常に苛烈な責めを味わいます。
前々からかなりハードなプレイを売りとしていたシリーズなのですが
今回はそれに加えて心への責めも大幅にパワーアップしており
機械はとんでもなくえげつない方法で彼女を確実に破滅へと追いやります。

恥辱にまみれながらも人間としてなんとか理性を保ち続けていた彼女が
どのタイミングで心が折れ、肉奴隷へとなり下がるのか。
彼女の心の変遷を軸にしたブラックな展開も大きな興奮を与えてくれます。



見た目はクール、中身は変態
水瀬彩芽(みなせ あやめ)が拷問椅子で自虐オナニーを楽しむお話。

「私は水瀬彩芽 どこにでもいる女の子よ」
彩芽は冷静沈着な声の女の子。
ごく普通の女の子として日々学校へと通っている彼女の元へ
とある機械のテスター募集の案内が届いたところからお話は始まります。

「欲を言うなら 無機質な機械に無茶苦茶にされて 恥も外聞も無く 涙流しながら謝らされたい」
彩芽は声の印象からクール系が最も近いキャラなのですが
実は機械を使ってオナニーするのが大好きな淫乱女。
過去に体を拘束したまま2時間ぶっ続けで機械責めを楽しんだこともあり
更なる刺激を求めて今回のテスターに応募します。

機械姦と言うと無理矢理器具を装着されて快楽地獄を味わう展開の作品が多いのですが
このシリーズは女の子が元々自虐願望を持っており
まずは自ら進んで機械に犯されに行き、その強烈な快感を楽しみます。


これによって最初は余裕たっぷりだった彼女が
ハード過ぎる責めに次第に耐えられなくなって弱音を吐き始め、許しを請い
ついには心と体を壊されるゾクゾクする展開が楽しめるわけです。
天国から地獄に突き落とされた時の彼女の反応も大きな聴きどころと言えます。

今回登場する機械の名前は「羞恥拷問椅子」。
挿し絵の通り手足と腰を固定されて強制的に大股開きの恰好になり
乳首とクリトリスを常にローターでいじられながら5つの質問に答えます。
そして質問に正解すれば変化無し、間違えると追加の快楽拷問を受けるシステムです。

「使用者は この羞恥拷問椅子に座った時点で 破滅が決定しているのです」
これだけだとクイズ形式を除けばごく普通の機械姦と大差ありませんが
羞恥拷問椅子には他にも様々なトンデモ機能が備わっています。
この機械がなぜ「羞恥」拷問椅子と命名されているのかを
彩芽だけでなく我々も嫌と言うほど思い知らされることになります。



心をへし折る容赦のないプレイの数々
エッチシーンは33分間。
プレイは乳首・クリトリスへのローター責め、痴態配信、膣内開帳&配信、特殊バイブ挿入です。
それぞれの機械の作動時にリアルなモーター音が鳴ります。

羞恥拷問椅子「了解しました ごゆっくりお楽しみくださいませ 身体の拘束開始」
機械を起動して名前などのデータをインプットした後
彩芽はそのままプレイの開始を宣言し、ローターによる責めが始まります。

エッチは機械姦のセオリー通り彼女が機械に終始責められます。
ローター責めが開始から終了まで常に行われることもあって
プレイ中はセリフを言う時以外ほぼずっと喘ぎ声が流れ続けます。
展開に応じて甘いものから耳を覆いたくなるものへと徐々に変化していくため
色々なタイプの喘ぎ声を沢山聴きたい人にはもってこいと言えます。

心「私は知らなかった この拷問が 私を壊すためのものだということを」
喘ぎ声ばかりだとその場の状況がわからないことを考慮して
要所で彼女の心の声が流れるのもポイント。
激しい喘ぎ声に対してこちらは淡々と落ち着いた声をしており
その落差が彼女の絶望の大きさを何よりも強く物語っています。

プレイの序盤は1問目が自分の名前、2問目が機械の名前と簡単な質問で
刺激も弱めなローターのみなため彩芽も自虐オナニーを楽しんでおり
普段とは違ったエロ可愛い喘ぎ声を聞かせてくれます。

「ひいぃぃぃぃん 乳首と クリと あぁぁぁぁぁぁ」
しかしもっと刺激が欲しくなった彼女が2問目をわざと間違えたところから一気にハードに変化。
機械の厳しい責めに軽く絶叫するような声を漏らし始めます。
この時点で人によっては聴くのが耐えられなくなるかもしれません。

「ペナルティ WEB撮影 残り 2問」
そして何よりどぎついのが2問間違えた段階で課されるペナルティ。
羞恥拷問椅子はカメラとモニタを取り出し、彼女の痴態をネットで配信し始めます。
機械に拘束されて局部を前面に晒し、弱点を責められて絶頂する
その一部始終を世界中の男性に見られるのは年頃の女の子に耐えられることではありません。
堪らず彼女はプレイの中止を懇願しますが聞き入れられずまだまだ続きます。
最中に機械が時折現在の視聴者数を報告してくるところもエグいですね。

しかもこのシーンで出る質問が1問目と同じ彼女の名前ときています。
全裸で快楽に悶えている状態で名前を公開したらタダでは済みません。
当然彼女は不正解を重ね、拷問はさらにエスカレートしていくわけです。

「ペナルティ 局部開帳 および撮影 残り 1問」
「やめろっ 広げるなぁ そ そこは 女の子の 大切な 場所なんだからぁ」

次なるペナルティの膣内開帳も聴き逃せません。
クスコのようなもので彩芽の処女まんこを押し開き、内部の様子を同じく全世界に中継します。
この前の段階でも十分ヤバいですが、こんなことをやられたら二度と立ち直れないでしょう。
このようなとことんまで羞恥にまみれさせるプレイによって
機械は彼女の心を確実に折りにかかります。


ちなみにこの機械は5問終わった時点で終了する設定がされており
最後の1問は前と同じく彼女の名前を訊いてきます。
そして彼女は当然のように答えず時間切れで不正解し、最後のペナルティを受けて終了します。
しかし5問目が終わる時間が22分頃、つまりまだ3分の2に過ぎません。

これが何を意味するのか、最後のペナルティとは何なのか。
ペナルティの内容を聞いたときに彼女がどのような反応を見せるのか。
そしてどのように壊れていくのか。
できれば少しだけでも公開したいところなのですが今回は敢えて伏せます。
非常に面白い展開ですので気になった方は是非お聴きください。

このように、心の責めに特化したぶっ飛んだプレイの数々が楽しめます。



心の強さが試される作品
一言で言うとかなり心にくる作品です。
聴いている最中は何度もイヤホンを外したくなりました。

開始前の宣言通り、彩芽は今回のプレイの結果破滅へと追いやられます。
プレイの展開だけでなくその結末にも一切光はありません。
この後彼女がどうなったのか、想像するだけでも恐ろしいです。
まさに公開処刑ですね。

「終わり? 終わっちゃった… 全部 明日から…どうなるんだろう あははっ」
多くの大切なものを失った末にようやく解放された彼女が呟く上のセリフがすべてです。
ちょっとした遊びのつもりで手を出した機械に人生を滅茶苦茶にされる。
その絶望感を本当にリアルに、そして強烈に聴き手に思い知らせてくれます。
結構きつめの作品も定期的に聴いていますが、ここまで心が凹んだのは久しぶりです。

機械による絶え間ない責めも十分に激しく強烈に感じるのですが
それに輪をかけて心に計り知れないダメージを与えてきます。
事前に作品説明文などである程度プレイの内容を把握していたにも関わらず
実際に聴いてみるとここまでダメージがあったということは
それだけセリフ周りや声優さんの演技が優れていたことを表します。

「聞いてないぃぃ そんなのぉぉ いやぁぁぁぁぁ」
「いぎぃあぁぁぁぁうぅぅ 奥まで入って いやぁぁぁぁぁ」

喘ぎ声は後のシーンに進むほど悲痛なものへと変化します。
半ば叫ぶような声なので人を選ぶでしょうが臨場感は抜群で
彼女が必死になって助けを求めている様子がひしひしと伝わってきます。

中でもWEB公開が始まるシーン、膣内を配信されるシーン
特殊バイブでGスポットを徹底的に責められるシーンは圧巻です。
体験版でもどういったタイプの声かくらいは確認できます。
喘ぎ声大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

ブラックな方向で飛び抜けて高いクオリティを持っている作品です。
ここまでを読んでいただければわかるように万人向けとはとても言えません。
ですが喘ぎ声・プレイ・展開とあらゆる面で優れたものを持っています。
以上を踏まえて今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:桃華れんさん、口谷亜夜さん
総時間 51:51


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

Succubus Hypnosis Vol.02 -Wサキュバスの射畜催眠-

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

先日の「OMRS.」と同じくコミックマーケット86で発売されたこちらの作品は
妖艶なお姉様と可愛らしいロリっ娘の2人のサキュバスが搾精してくれます。
2人が交互に暗示を入れてくる通称「双子システム」が採用されており
位置や質が小まめに切り替わ声を聞いているだけでもかなり心地よくなれます。

エッチは今回バイノーラル録音が行われているのを利用して耳舐めに力を入れており
そのリアルで立体的なちゅぱ音が股間を大いに熱くしてくれます。
しかし彼女たちは意地悪に振る舞ってなかなか射精を許してくれません。
だからこそ念願の射精を迎えた瞬間、いつもより大きな快感を味わうことができるわけです。



左右から襲い掛かる声で深い催眠の世界へ
サキュバスのアリアとミリアに精液を搾り取られるお話。

「んふふっ また 会えたのう」
アリア(挿し絵右)は厳かな言葉遣いをする妖艶な声の女性。
「はぁーい ミリアだよ またミリアたちの射畜になりに来ちゃったのかな?」
ミリア(挿し絵左)は幼さの残る可愛くて元気な声の女の子。

主人公は前作「Succubus Hypnosis Vol.01 -Wサキュバスの射畜催眠-」で
2人にたっぷりと精液を搾り取られた経緯があり
顔見知りの関係ということで挨拶もそこそこに早速催眠を開始します。
(前作とは内容が独立してますのでこちらから聴いても大丈夫)

催眠は2パート23分ほど。
まずはミリアの息に合わせて深呼吸をしながらアリアの暗示を聞いてリラックスします。

ミ「全身から力が抜けて なんだか眠くなってくる」
ア「眠気で わらわたちの言葉が 意識の奥底 無意識の中に沈んでいく」

本作品はアリアが右、ミリアが左に陣取って
時には左右から交互に、時には2人同時に暗示を入れてきます。

暗示の入れ方も文章ごとに区切る時もあれば、1つの文章を2人で分担することもあって
本当に音の変化に富んだ催眠が繰り広げられます。

声が左右に移動するということは、その都度自然と意識も揺さぶられることとなり
音声開始から割と早い段階で頭がぼんやりしたりぽわぽわしてくるのがわかるでしょう。
また2人の声がクリアかつ立体的で至近距離から語り掛けられる感覚も味わえます。
「いい声だから聴いていたい」そんな気持ちにやんわりと誘導してくれているわけです。

ア「お主は わらわたちの思い通りに変わっていく」
ミ「君は今 深いふかーい催眠状態」

ある程度リラックスできたところで2人は催眠状態へと引きずり込み始めます。
先ほどに比べてセリフのペースが一気に速まり、間も短くなった畳みかけるような暗示が
全身の力と思考力を一気に奪います。

直後にわざと無音の時間を長めに用意しているのもポイント。
ここで催眠に入った感覚を自分自身で反芻し、結果的により催眠が深くなります。
ぬるま湯に浸かっているような心地よさが全身に広がるのを実感しました。

ミ「ミリアたちの命令に従うだけ」
ア「従うだけっているだけで気持ちよくなれる」

そして十分な深さの催眠状態に入ったところで
2人はようやく彼を服従させ射畜にするための暗示を入れ始めます。
まさに暗示漬けと呼ぶにふさわしい左右からの絶え間ない声の攻撃が
脳を溶かして何も考えられないような状態へと作り変えます。

途中でキーワードを2つ用意して主従関係をさらに強化していたりと
雰囲気づくりにも力を入れているのがいいですね。
主人公は2人の奴隷になるわけですから、上下関係を明確にしておくのも大事なことです。
文字通り彼女たちの操り人形になったかのような感覚が味わえるでしょう。

最大の長所である左右からの暗示を継続的に入れながら
時折古典的な技術を織り交ぜて適度に強化してくる手堅い催眠です。
催眠者が2人いる利点を活用してかなり頻繁に声の担当を入れ替えており
似たような内容の暗示を何度も何度も入れて確実にそうなるように導いていきます。

暗示の内容も軽く眠りを誘うところから始まって、声に気持ちよさを感じ
良いイメージを十分に刷り込んでから隷属へと繋いでいます。
普段は片方ずつ話しかけてくるのですが、要所では2人同時に同じセリフや暗示を言って
聴き手に強く印象付けているところも非常に効果的に感じました。

段階的に落としながらその感覚を実感させる間も用意されていますし
多くの方が催眠に入った時の心地よい感覚を味わうことができるでしょう。
音のリアルさにもきっとびっくりするはずです。



じっくり溜めて一気に放出
エッチシーンは2パートあって、合計で41分30秒。
プレイは耳舐め、手コキ、尿道責め、アナル責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

ア「お主は今 わらわたちの声に従順に従う快楽人形」
催眠によって主人公を声の言いなりになる操り人形へと作り変えた2人は
良質な精液を搾り取るための準備として彼の耳を舐め始めます。

エッチは心身の自由を奪われた状態で2人に体を弄ばれます。
40分以上の間様々な責めで焦らしに焦らされながら性感をとことん高め
最後の最後で一気に爆発させる心身両面でハードなプレイが繰り広げられます。

最初のパートは主に感度のアップを目的としており
ここでは比較的長時間に渡る耳舐めを体験できるのがポイントです。
断続的に10分流れ続けるのは催眠音声だとかなり長い方です。

体験版にも収録されていますがこれがかなりエロくて
この音だけでもビンビンに勃起するほどのパワーを持っています。
アリアはゆっくりねっとり、ミリアはがっつくようにハイペースとちゅぱ音の質も違いますから
2人から舐められている感じを大いに楽しめるでしょう。

私個人はアリアの方が吐息も多めで興奮できると思ってます。
基本的には片方が舐めてもう片方が話すスタイルで、同時に舐めるシーンはありません。

ア「ほら どんどん咥えこんでいく 尿道を擦りあげる 異物の感覚が どんどん入っていく」
その後に登場する尿道責めもユニークなプレイと言えます。
ミリアの尻尾を尿道に差し入れるのですが
暗示の効果も手伝って亀頭のあたりが一気に熱くなるのを感じました。

プレイの内容的にピリッとした痛みが走る人もいるかもしれません。
ですがきちんと気持ちよくなるように暗示を入れてくれますから
そう感じたとしても後々になれば気にならなくなるでしょう。
個々のプレイについてはどれも気持ちよくする方向で進められています。

ちなみにこのあたりから手コキも同時に行っていて
作品説明文にある通りサテンロンググローブを着けて行うとより楽しめます。
でも独身男性だとまず持ってないでしょうし素手でも問題はありません。
作中でもアリアがどちらか好きな方を選ぶようにと言ってきます。

ミ「ズリズリ ズリズリって おちんちんの中 犯されていっちゃう」
ア「ほれ ケツマンコが押し広げられるほど 快感も大きくなる」

2番目のパートは尿道責めにアリアが主人公のアナルを責めるプレイが加わります。
尻尾がお尻の穴にゆっくりと入っていくシーンを聴いていると
お尻に熱が集まってくるのを感じずにはいられません。

抜き差ししながらゆっくりと射精へと追い込むわけですが、尿道にはミリアの尻尾が入っており
それをしきりに言ってこちらを射精できない心理へと追い込んでくれます。
イきたいけどイけない感覚を味わいながら許可が下りるまでじっくりと耐えましょう。
期待通りと言いますか、アリアはカウントを何度も中断してなかなか出させてくれません。

そして最後の最後、ようやく迎える射精の瞬間はかなり大きな快感を味わうことができました。
単純に我慢する時間が長いのもありますが
その間に何度か不完全なドライ絶頂を促すようなシーンがあり
消化不良気味だった気持ちがスッキリできたのも一つの理由です。

「搾り取る」と言うと何度も射精させるようなプレイがメジャーに思えるでしょうが
この作品は催眠音声ですから聴き手に決して無理をさせてはきません。
あくまで誰でも完遂できて気持ちよくなれる優しいプレイを目指しています。

このように、サキュバスのキャラを活かしたとってもエッチで個性的なプレイが味わえます。



声の虜になる作品
現在ではほぼ作られていない双子システムを有効に活用して
催眠に入る感覚とリアルなエッチの両方を楽しませてくれる作品です。

双子の最大の売りである声の多彩さを十分に生かすために
内容を暗示重視にして常に交互に語り掛ける形で催眠を進めています。
今年出た中では確か初の双子作品にあたるため
過去作を聴いていない人なら相当な衝撃を受けるのではないでしょうか。

またシーンに応じて声のかけ方やペースを適度に切り替えており
特に落としにくるシーンでは何も考えられなくなるほどに気持ちいい感覚が味わえます。
暗示の内容もあれこれやらずにきちんと絞られていますし
双子無しでも普通に聴けるほどの催眠のクオリティも持っています。

一方エッチはと言うと、暗示のボリュームを先ほどから一気に減らし
プレイの様子をわかりやすく描いてイメージしやすいようにしています。
アナルはともかく尿道責めはなかなかお目にかかれないプレイですし
それがどういったものかをしっかり伝えることはとても大事です。
そして挿入時など要所ではしっかり暗示を入れて感覚を伝えてくれています。

前作もそうだったのですがエッチシーンはどちらかというとエロを追求した作りで
「ケツマンコ」などの下品な淫語をさりげなく言ってきたり
ちゅぱ音や喘ぎ声を意識的に多く流して聴き手に自然な興奮を与えています。
催眠音声と言うと良くも悪くもエロくない印象が強いだけに
「こういう作品もあるのか!」と嬉しい驚きを感じる人もきっといるでしょう。
一般的な催眠音声に比べるとかなりエロいです。

ただプレイのコアとなる手コキ、尿道責め、アナル責めに効果音が一切無いため
人によってはプレイの様子をイメージするのが難しく感じるかもしれません。
催眠音声でくちゅ音は無いのが当たり前なのですが
この内容なら有りのバージョンも入れて選択させてもよかったかなと。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

前作と同じく「落ちて抜ける」作品です。
昨年発売された「ヒプノマルチボイス」もそうでしたが、双子とバイノーラルの相性は抜群で
声を聴いているだけで自然に物語の世界へと引き込まれていきます。
現在は双子系の製作者がほぼいない厳しい状況なだけに
サークルさんには今後もこういった作品を是非作り続けていってほしいものです。

CV:東十条 真里亜さん
総時間 1:13:07


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

フェラチオ喫茶男の娘明良編

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。

同人側では久々となるみじんこさんのこちらの作品は
「フェラチオ喫茶」の名の通りフェラのみをとことん楽しませてくれます。
総時間が15分とかなり短い作品なのですが
プレイが1つに絞られているため、時間以上に多彩なちゅぱ音を楽しむことができます。

そして今回お相手を務めるのは男の娘。
彼は男性ですからどうすればおちんちんが気持ちよくなるのかを熟知しており
女性では味わえない心の行き届いたハイレベルな舐めを繰り広げます。



お相手は男の娘
フェラチオ喫茶で男の娘の明良(あきら)にフェラをしてもらうお話。

「いらっしゃいませ 当店のご利用は 初めてでしょうか?」
受付係のお姉さんはトーンの低い端正な声の女性。
最初は彼女にお店のシステムや指名できる女性たちについての説明を受けます。

フェラチオ喫茶はフェラチオに特化したお店でそれ以外のプレイは一切ありません。
事前のやり取りに3分程度を費やす以外はほぼフェラシーンですから
短時間でサクッと抜きたい人にもってこいな作りと言えます。

「先ほどの一例でも申し上げましたが 彼女…と言いますが 男の娘なんです 彼」
そして本作品最大の特徴はサービスをしてくれるのが男の娘なことです。
音声作品で男の娘は表現が難しいこともあってほとんど見かけません。
私がこの作品を聴いたのもそのあたりに興味があったからです。

詳しいところはこの先のエッチで説明しますが、男の娘要素も作中にきちんと盛り込まれており
彼だからこそできるような責めも登場します。
容姿と声がほぼ女の子なのでアレな感じもしませんし
可愛い女の子を相手にしているのと同じ雰囲気で楽しむことができるでしょう。



じっくりねっとり責める心得たフェラ
エッチシーンは11分ほど。
プレイはフェラと玉舐めです。
エッチな効果音はありません。

「それじゃ 失礼します パンツ 脱がせまーす」
明良は男とは思えないほどに甘いが、若干低く男性っぽい部分も感じられる声の男の娘。
プレイルームへ移動した主人公と軽くやり取りをしてから
パンツを下ろして彼のおちんちんを舐め始めます。

エッチは明良がおちんちんの色々な部位を舌で丁寧に刺激します。
フェラチオのみだからじゅぼじゅぼしまくるのだろうと思いきやそうでもなく
実際のフェラに近い流れのあるプレイが繰り広げられます。

「焦らしてますからね じれったいというか もどかしいでしょ?」
もう少し具体的に言うと、序盤は亀頭へのソフトなキスから始まって
裏筋の溝をぺろぺろしてから吸い付いたり
先っぽだけ咥えて尿道からカウパーを吸い上げたりと亀頭のみを責め続けます。
ちゅぱ音も本当にそれらしい音を鳴らしていてとってもリアルです。

「舌先で(裏筋の溝を)ほじられるの 気持ちいいですよね?」
中でも裏筋への刺激は舌の動きがかなり速いですし
吸い付きも下品で聴いていたら自然と腰に力が入っていました。
弱いところをピンポイントで責められる感覚が味わいやすいシーンと言えます。
このへんは同性ならではですね。

咥えこんで以降は全体を満遍なく刺激するスタイル。
舐め・吸い・すすりの音を小まめに変化させながら段階的にペースを上げて
少しずつ聴き手を射精へと追い込んでいきます。
途中から「じゅっ びゅいっ」とリズミカルに鳴り響くピストン音も股間を熱くしてくれるでしょう。

「じゃあ 唇をカリに引っかけてしごきながら 舌で尿道をチロチロしてあげます」
さらに射精直前の責めは圧巻で
吸い音を鳴らしながら舌を高速で左右に動かして一気に興奮を高めてくれます。
ペースがゆっくりな時間が長めだからこそ終盤の追い込みがより激しく感じられ
その結果いつもより充実した射精感が得られるわけです。

このように、短時間ながらも非常に濃厚なフェラが楽しめます。



様々なちゅぱ音が楽しめる作品
プレイがフェラ1本に絞られているだけあって
その命とも言えるちゅぱ音にかなりのこだわりを持って作られている作品です。

それぞれの舐めが本当に個性的で被っているシーンがほとんどありません。
そして事前にどこを舐めているかを言われなくてもある程度想像できるくらいにリアルです。
言葉を使わず唾液音だけでプレイを表現できているところが実に見事です。

またこれは私の個人的な感想なのですが
ちゅぱ音のタイプが面よりも点を重視していて、言われた部位に感覚が伝わりやすいです。
言い方を変えれば「このへん」じゃなくて「ここ」が気持ちいい感覚を味わえます。
色々な作品を聴いていますがこういう感覚は初めてでとても新鮮でした。

またセリフとちゅぱ音が別々に固められていて
序盤は半々、後になるにつれてちゅぱ音の割合が増える抜き重視の作りをしています。

明良については男の娘をアピールするようなわざとらしいセリフは少な目で
主に男の気持ちいいところを熟知した責めによってそれを表現しています。
声質も中性的で男らしい部分も十分に感じられますし、レベルの高い描写と言えます。
プレイが舐められるだけですから誰でも普通に聴けます。

女性の口が生み出す音の魅力と威力を改めて思い知らされました。
15分で600円はお高い感じもするでしょうが
それに見合うだけの十分なクオリティを持っている作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 15:21


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

こちらはちょっと気の強いゴスロリ少女に命令されながら気持ちよくなる作品です。
時間・内容の両方において催眠よりもエッチを重視した作りとなっており
M向けの罵声とややハードなプレイが心と体をバランスよく責め続けます。

エッチは彼女と一緒にオナニーを楽しむことになりますから
彼女の視線を感じ、彼女の痴態をイメージしながら聴くとより興奮できるでしょう。



体を捨てて心だけの存在に
ゴスロリ少女からエッチな命令を受けるお話。

「さあ始めましょう これから始めるのは 気持ちのいい催眠体験」
ゴスロリ少女は挿し絵よりずっと大人びた穏やかな声の女性。
事前にお話をしながら催眠に適した環境が整っているかを確認すると
主人公を催眠に入りやすいリラックス状態へと導き始めます。

催眠はおよそ9分と短時間。
最初に1回だけ短めのカウントを刻んでから、彼女の声に合わせて深呼吸を行います。

「ほのかに明るさが増し 体が もっと軽くなっていくわ」
深呼吸はイメージを絡めて行うやや珍しいもので
水面に浮かんだ体が息を吐く時に沈み、吸うときに持ち上がるのを意識します。
他の催眠音声でも水中に沈む様子をイメージしながら深化するシーンがありますし
誰にでも思い描けるやりやすい方法ではないでしょうか。
意識を上下させながら徐々に沈んでいく展開も軽い混乱が誘えて良いと思います。

「周りから色が落ちて 深く青い世界に沈んでいく」
ある程度の深さまで沈んだところで彼女は一旦催眠を解除し
すぐさま改めて催眠へと戻すことで、聴き手により催眠状態の感覚を実感させてきます。
被暗示性の高い方ならここでストンと落ちる感じがするかもしれません。
そうやってさらに意識をぼやけさせて己を精神だけの存在へと作り変えていくわけです。

「まずは陶器のように白い肌 黒いフリル付きの服 リボン オーバーニーのストッキングに 薄い色の髪の毛」
そして最後は彼女とエッチをする2人だけの世界をイメージします。
長方形の部屋に窓や家具、そして小物が点在し、目の前には彼女がいる。
挿し絵の通りの姿ですからイメージはとても簡単です。
気持ちよくなる願望を彼女に叶えてもらうために、そのイメージにどっぷり浸かってみてください。

この先のエッチに聴き手を集中させることを目的に
古典系の技法を数種類繋げて誘導しているオーソドックスな催眠です。
およそ半分の時間を深呼吸に費やすリラックス重視の作りで
息を吸う/吐くたびに毎回イメージを絡めた暗示を入れて催眠も同時に深めてきます。

個々のセリフが呼吸に対して長く、言う通りに行うと息が苦しくなるのが玉に瑕ですが
暗示の表現はどれも丁寧でわかりやすく、おかげでその世界に浸りやすいです。
割と早い段階で意識がぼんやりする感覚が味わえました。

しかしその先、カウントで一旦半覚醒させてから再度催眠に戻す際にカウントを刻んでおらず
結果的にどのタイミングで催眠状態に入り直せばいいのかがわかりにくくなっています。
あまり催眠に慣れていない人だと素の状態でエッチを聴く可能性すらあります。
前半が割と良かっただけに残念でなりません。



2人で一緒に気持ちを高めるエッチ
エッチシーンは30分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーの見せ合い、足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ最初に あなたの感度を確認しておきましょう」
催眠を使って主人公と2人きりの環境を作り上げたゴスロリ少女は
さらにエッチな感覚を増幅させるために、主人公に指を舐める指示を与えます。

エッチは終始彼女に指示を受ける形で進められます。
催眠音声だから感覚を操作する系統の暗示で責めてくるのかと思いきや
そうではなく普通のエロボイスのようにプレイそのものを楽しみます。
心身を操られるのを期待して聴くと肩透かしを食らうでしょう。

「あなた手が ペニスをしごくたびに あたしの指が おまんこを出入りしているわ」
プレイの方は前半で乳首や亀頭を撫でまわしながら適度に感度を上げて
後半はオナニーで一気に発散する王道的なものなのですが
同時に彼女もオナニーをして一緒に気持ちよくなるところがやや珍しいです。
自分からおまんこを開いて割れ目を見せつけたり、指を入れながら切ない声を上げたりと
エロがなかなかに強力で、一気に股間が熱くなるのを感じます。

「背骨を駆け上がるような快感を感じたんでしょ? このド変態」
M向けということで罵声の存在も忘れてはいけません。
彼女は「変態」を織り交ぜたセリフを何度も投げかけながら
こちらの羞恥心と興奮を適度に煽ってきます。
演者がこの手のキャラが大得意なことねさんですから、罵声好きならたまらないでしょうね。
語調は詰る程度の比較的ソフトなものです。

そして本作品のエッチにおける最大の特徴は
1回目の射精を迎えた後にも更なるプレイが待ち構えていることです。

「ドMのド変態のくせに あたしの服を汚すなんて許されないわ 罰をくれてあげなきゃ」
オナニーで快感を高めてカウントに合わせて射精した直後に
彼女は罰としてオナニーを続行する指示を出しながら足でおちんちんをいじめ始めます。
人ではなく犬呼ばわりする罵声まで加わるやや厳しい環境下で
痛むおちんちんを必死にしごきながら再度の射精を目指してみてください。
まさにM向けと呼ぶにふさわしいとてもハードな結末となっています。

このように心は適度に、体はたっぷりいじめてくれるプレイが繰り広げられます。



エロボイスとしてなら…な作品
純粋な催眠音声よりも催眠効果のある同人音声に近い作りの作品です。

世に言う催眠音声はエッチに入っても暗示で行動や感覚を操作するのですが
この作品は催眠誘導を行った後はあまり縛らず
聴き手の好きに感じさせようとする意図が見られます。
催眠的な感覚を得にくい一方で純粋なエロさはやや高く
終盤の珍しいプレイも相まって抜ける作品に仕上がっています。

代表作「ヤンデレメイドの監禁催眠」をはじめとする他の作品もこの傾向が強いため
これがサークルさんの作風と考えるのが妥当でしょう。
抜ける催眠風ボイスドラマを目指して作られているように思えます。

しかし、催眠誘導が結局のところ不完全な形で終わっていることから
催眠風ボイスドラマとしても微妙と言わざるを得ません。
内容的にそこまで深い催眠状態へと持っていく必要のない場合においても
聴き手のことを思いやりながらきちんと催眠へと導く必要があります。

「では ゆっくり息を吸いながら 透明な水面を思い浮かべなさい」
また序盤の段階から上のセリフのような命令口調をしてくるところもネックです。
催眠は聴き手にできるだけ抵抗感を抱かせないことが大切になるため
ある程度の深さに入る前の段階では語尾を柔らかくするのが賢明です。

敢えてきつめの言い回しをして、それを逆手に取るような作者さんも中にはいるのですが
そういうタイプの催眠を完成させるためには相当な腕が要求されます。
そして残念ながら本作品においてそういった意図は見られませんでした。

エッチはこちらに指示を与えながら彼女の痴態も描いています。
途中で催眠が解けるかもしれませんが普通に抜ける内容かなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見るとうーん…な作品です。
催眠部分が完成していたらまた違った感想になったのかもしれません。
体験版に全編の台本が入ってますので、もっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はセットをお求めになることを強くお薦めします。
AshCollection 催眠パック

CV:紅月ことねさん
総時間 47:33


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は3点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+1してあります。


耳掻きマッサージ専門店「大和撫子」技術指導音声「耳掻之作法」快楽十三手

サークル「JON」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

本作品はとても穏やかな声のお姉さんが13種類の耳かきテクニックで耳に癒しを与えます。
この「大和撫子」シリーズは有料耳かき音声の元祖と言われており
前作「耳掻きマッサージ専門店・大和撫子~癒しこの夜☆聖夜の安眠SPECIAL~」から
実に1年8か月ぶりと本当に久々の新作なこともあって
私を含めた多く人が発売を心待ちにしていたのではないでしょうか。

今回は主に綿棒を使った様々な音の動きが繰り広げられています。
その多彩かつきめ細かい効果音によって耳を中心に面白い感覚が味わえるでしょう。



見習い小町へ技術を伝授
大和撫子の耳小町、綾乃さんが実演形式で耳かきの指導をするお話。

「こんにちは ご協力ありがとうございます お客様」
綾乃さんは素朴で優しい声の女性。
新人研修用の耳掻き指導DVDを製作する際のモニターに選ばれた主人公を気遣いながら
今回使用する器具や耳かきを行うにあたっての心得を説明し始めます。

「お客様に 協力していただくような気持ちで ちゃんとリラックスした体勢になってるかどうか しっかりと確認してください」
本作品は彼女が耳かきを行いながらテクニックを教える講義形式が採られており
モニタの向こうでこれを観ている新人たちに語り掛けるようなセリフが随所に登場します。
こういうスタンスの耳かき音声は今まで聴いたことがありません。
それでいて耳かき音声としてちゃんと楽しめるようにも作られています。

今回登場する耳かきのテクニックは全部で13+1種類。
最初の7種は耳の外側、次の4種は内部、残り3種はその他のケアを行います。
さすがに全部を細かく紹介していくのは文字数的に厳しいので
どんなことをやるかについては作品ページのサンプル部分にある画像をご覧ください。
この先は画像にある用語を交えながら説明していきます。



1つ1つを丁寧に指導する綾乃さん
耳かきシーンは2パートあり、合計で78分と長時間。

「では こちらの 膝枕に 頭を乗せる形で 横になっていただけますか?」
事前の説明を一通り終えたところで
いよいよ綾乃さんは主人公を仰向けにして膝枕をしながら実演指導に入ります。

耳かきは個々のテクニックを1つ1つ紹介しながら
具体的に何を行うのか、その際どんなことに気をつければいいのかを
彼女がわかりやすく説明しながら進められます。

また説明→実演→説明→実演といった感じでセリフと効果音がある程度分けられており
実演している最中はあまりしゃべらず効果音を重点的に聴かせてくれます。

これが先ほど言った「耳かき音声としても楽しめる」理由の一つです。
ただ毎回説明が入るので一般的な耳かきに比べるとテンポが悪く感じるかもしれません。

耳の外側のお掃除は最初の27分間。
冷たいおしぼりで耳全体を拭き(露払)、指で揉んで血行を良くしてから(揉出)
耳専用の指圧棒(突圧)と極細綿棒を使って綺麗にします(道沿~裏霞)。

耳拭きは「ズズズッ プス」と引っ掛かりのある軽い音
耳の指圧は「こす すっ」とボリュームの控えめな柔らかい音
指圧棒は「ぐぐっ ぎゅっ」と圧力を感じる音
綿棒は「ジジジッ ズズー」とやや尖った引っ掛かりのある音、といったように
器具ごとに別々のリアルな効果音が用意されていて
それらが施術の内容に適した様々な動きをします。

特に綿棒は工程によって消毒液に浸すか否かを判断し
それらの音に聴いてわかるレベルの差をつけているところが見事です。
動かし方も全体を撫でる時は長めの緩やかなストロークで
汚れている部分を重点的にお掃除するときは小刻みに力強くとメリハリがあって
同じ道具なのに聴いていて飽きが来ません。
こういった細かい部分にまで気を配っているところに老舗サークルさんの底力を感じます。

「では お耳のつぼについて 説明していきますね まずは 飢点(きてん)から」
10個のツボを指圧棒で押すシーンも耳かき音声ではかなりレアです。
残念ながらツボによって音の位置が細かく移動するわけではないのですが
それでも雰囲気は出ていますし、何より指圧棒の音を長めに楽しめます。
結構特徴的な音ですからハマる人もいるのではないかなと。

「いよいよ お耳の穴の中に 綿棒を差し入れていきますね」
主人公の耳が十分にほぐれたところでようやくメインの中の掃除に入ります。
進め方はここまでと同じですが個々の時間が長めに取られていて
綿棒が生み出す様々な耳かき音を存分に楽しめます。

最初の口撫は「ズジジッ スッスッ」と初めは長く、後は短く刻む円を描くような動き
次の壁撫は「ジッジッ ズイッ」と力強い音 最初は左右に、続いて上下に
こんな感じで掃除の仕方や耳の中の位置に応じて本当に目まぐるしく音が変化します。
綾乃さんは軽く掛け声を上げる程度でほとんど話しかけてきませんし
音だけに集中していたらいつの間にか寝ていた、なんて人もいるに違いありません。
それくらい静かで落ち着いた空間が形成されています。

「今回は 特別付録としてですね 前回紹介した十三手以外の 特別な手法を紹介したいと思います」
2番目のパートは14番目の技術の紹介。
贔屓にしてくださっているお客様への特別サービスとして耳舐めを伝授します。
8分と短めですが「ちゅぱ ちゅぴ」という控えめなちゅぱ音が
そこはかとない安らぎを与えてくれました。

このように、長時間に渡って繰り広げられる濃厚な耳かきが楽しめます。



熟練の腕が冴えわたる作品
綾乃さんの流れるようなテクニックを多彩な音の動きによって見事に表現している作品です。

専門店と言うと様々な器具が登場するのが定番になりつつありますが
本作品では工程の多くを綿棒のみで行っています。
しかしそれぞれを音の動きだけで本当にリアルに表現しており
現在の主流となっている耳かき音声とはまた違った面白さを生み出しています。

綾乃さんは冒頭にセリフでそう言っているのですが
施術によっても「道具に頼るのではなく腕を磨け」と教えてくれています。
耳かき音声も現時点で音のリアルさについてはかなりの水準に達していますし
今後は細かい部分の動かし方にも力を入れた作品がどんどん出てくるのかもしれません。
個人的な観測ですけどそういった先々への展望も予見させてくれるような作品です。

しかし音質面では残念ながら現在の一線級の作品に及びません。
動かし方はリアルでも音の立体感ではバイノーラルが一歩リードしており
それらを日常的に聴いている人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
昨年の夏に発売されていたらおそらく私も大絶賛してました。
でも今の時代に一流の耳かき音声と呼ばれるにはどうしてもそれが求められます。

綾乃さんについてはテーマの関係で説明するセリフがほとんどです。
でも彼女の声には異常なほどの癒しのパワーがありますし
多くの方が安らぎを感じるのではないでしょうか。
毎度思うのですが秋葉さんの声に備わっている癒しのオーラは凄まじいです。
この声が気に入った方は他の作品も是非お試しください。
JONさんの作品はすべてレビューを掲載済みです。

本編1時間20分、おまけも合わせると3時間近くの大ボリュームに対して
価格がたったの500円とコスパが半端なく優れています。
音フェチ系として面白い要素を持っていますし、そういうのが好きな方には特にお薦めします。

おまけはNG集とニコ生で放送された「30分耐久耳掻き放送」3本です。

CV:秋葉よいこさん
総時間 本編…1:21:22 おまけ…1:37:30


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

えっちでかわいくてさびしがりやな妖狐

サークル「めがみそふと」さんの同人音声作品。

先日開催されたコミックマーケット86に合わせて発売されたこちらの作品は
気品を感じる妖狐の女の子がちょっぴり意地悪をしながら愛してくれます。
サークルさんの過去作と同様にストーリーやキャラづくりが非常にしっかりしており
2人の心の距離が少しずつ近づいていく様子が手に取るようにわかります。

最初は素っ気ないように感じる彼女にだんだんと親しみを覚え
終盤になると抱きしめたくなるようなたまらない可愛さを感じるようになるでしょう。
そして彼女に感情移入しているからこそエッチでより大きな興奮と満足感が得られるわけです。



主人公に課された奉仕の内容とは?
漫画家志望の妖狐「ナナ狐(ななこ)」の漫画製作を手伝うお話。

「部室に来るのも久しぶりね まったく あの子には面倒事を押し付けられたものだわ」
ナナ狐は落ち着いた気品溢れる声の女の子。
主人公が「善行部」の部室の前に立っていたところを彼女が発見し
中でその理由を問い詰めるところから物語は始まります。

お話の簡単なあらすじを説明しますと、主人公はテストで赤点を取り
罰として善行部で1か月間活動をするよう命じられます。
しかし善行部の部長であるコン狐は謹慎中のため目立った部活動ができません。
そこで代わりにナナ狐が現在製作している漫画を読んで
エロ漫画として抜けるかの感想を言ったり体を取材されることになります。

「和名類聚抄(わみょうるいじょしゅう) 平安時代の文献から既にそういうものとして私達は存在しているの」
ナナ狐は妖狐の中でも希少な部類に属する黒狐なだけあって気位が高く
主人公が言うことを聞かないときは術を使って屈服させたりします。
おそらく最初の段階では近づきがたい雰囲気を感じるでしょう。
声質も手伝ってかなりクールなキャラという印象を受けました。

「えぇ 本当に好きよ エロ漫画 だから あなたの言葉はちゃんと受け止めるわ」
しかし彼女はエロ漫画の製作に対して本当に真剣に取り組んでおり
主人公がハッキリ「抜けない」と言うとそれを怒ったりせず素直に意見を求め
それを参考に作品を作り直すといった妖狐らしからぬ一面も見せてくれます。

そして彼と意見を交換したり体を重ねるうちに自然と恋に落ちていく。
気高い彼女が不器用ながらも少しずつ心を開いていき
深い絆で結ばれていく様子が非常にわかりやすく、そして面白く綴られています。


「そもそもなぜ妖狐が学園で部活動をしているのか?」といった根本的な部分についても
作中できちんと説明されており、キャラだけでなく物語の背景についても
聴き手が違和感なく楽しめるように考えながら作られています。
正統派ボイスドラマの製作者として定評のあるサークルさんですから
聴いているうちに自然と物語の世界に引き込まれていくのを感じることでしょう。



取材目的から愛情表現の手段へ
エッチシーンは7パートあり、合計で100分30秒ほど。
プレイは手コキ、素股、フェラ、オナホ、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキ、素股、オナホ、SEXの際にリアルなくちゅ音が流れます。

「喜びなさい 早速あなたが役立つ時が来たようね 助手さん」
最初に描いた漫画を主人公に全否定されたナナ狐は
次なる作品を描くための資料として彼におちんちんを見せるように言います。

エッチは男の体に興味津々な彼女が彼を術で金縛り状態にし
その生態を観察するようなスタイルで思うさま弄びます。
また全体的にハードで、6パート中4パートで連続射精をさせられるシーンがあります。

序盤のナナ狐は主人公を単なる研究材料としてしか思っておらず
おちんちんを見ても性的興奮ではなく感心するような仕草を見せます。

「これが男の子のおちんちん なるほど こういう形になっているのね」
「これが精子 白くてネバネバしてるわ 匂いは…イカ臭いってのは本当なのね」

彼に包茎設定がされているおかげで包皮を剥くシーンがあるのもポイント。
女性に皮を剥かれてその内側まで調べられるシチュにはゾクゾクするものがあります。
射精後に精液の感触・匂い・味をまじまじと観察されるシーンもたまりません。
そういった細かい表現を積み重ねて聴き手の興奮を少しずつ高めていくわけです。

「ほらっ ぬぷぬぷと入っていくわ おちんちんがぐにぐにと奥まで進んでる」
弄ばれている感覚がもっと味わえるのはやはり8話のオナホコキでしょう。
彼女はネットで購入した高級オナホを使って抜かずの3連続射精へと追い込みます。
これだけだと延々としごき続けて搾り取るようなイメージを抱くでしょうけど
1回目は普通に、2回目はにぎにぎしながら、3回目は回転させながらといったように
毎回責め方を変え、その都度くちゅ音も変えているところが素晴らしいです。

もう少し具体的に言うと初回は「ぴちゅ ぴち」とお馴染みの音
2回目は「ずちゅ ぬちゅ」と粘液質たっぷりの音、3回目はその中間くらいの水音を鳴らします。
オナホコキ自体が音声作品ではあまり見かけないのもありますが
ここまでこだわったプレイを聴かせてくれる作品はそうそうありません。
ペースも適度に変化しますし、かなり抜けるシーンと言えるでしょう。

「ほら もういじめないから 泣かないの」
しかし3発目を出した直後、ナナ狐は今までにはなかった労わりのセリフをかけてくれます。
やり取りやプレイを重ねるにつれて彼女のデレを感じるセリフがだんだんと多くなり
彼のことを単なる研究材料ではなくパートナーとして
あるいは異性として意識し始めている彼女の心の変化が伝わってきます。
つまり後になればなるほどより愛のあるプレイが繰り広げられるわけです。

「安心して この前みたいにいじめたりしないわ」
その変化を最も強く感じ取れるのが13話のフェラシーン。
ここでは漫画を描きすぎて疲れたナナ狐が同じく3連続で搾り取って栄養補給をします。
プレイ自体はハードな部類に属するのですが、以前の強引に奪い取るようなスタイルとは異なり
主人公の体調を考えて時折ペースを落としながら気持ちよく出せるように刺激を与えます。
思いやりを感じる分、気持ちよさに加えて幸福感や満足感も得られるでしょう。

肝心の舐めっぷりについてもレベルが高く、1回目は亀頭を中心に舌を這わせながら
2回目はピストンフェラ、3回目はバキュームフェラとちゅぱ音に明らかな違いを持たせています。
特に最後のバキュームフェラの「ずぴぴぴぴっ しゅりっ」という音には
股間ごと持っていかれるような強いパワーとエロスを感じました。

「いいじゃない あなたと別れるのが 寂しかったのよ」
「私を あなたの女にして」

2人が初めて1つになるSEXシーンも大きな山場の一つです。
ここまでくるともうナナ狐は主人公にベタ惚れな様子で
男が聞いたら喜ぶようなセリフを随所に交えながら激しく彼を求めます。

出会った当初のクールな印象が強烈だからこそ
終盤のデレた彼女の仕草がとても愛おしく感じられます。
様々な過程の末に結ばれることで快感はより大きなものとなり
抜いた後で「あぁ 聴いてよかったなぁ」という
音声作品における一番の醍醐味を味わえるわけです。

このように、プレイに至る背景までも大事にした重厚なエッチが繰り広げられます。



心揺さぶられる作品
ストーリー・キャラ・エッチとすべての部分が魅力的な作品です。

ボイスドラマとして大切な物語の部分に十分すぎるほどの時間が取られており
総時間の半分近くに及ぶ2人の非エロのやり取りを通じて
ナナ狐のこと、善行部のこと、漫画製作のことについても綿密に描いています。
総時間が長い関係で今回紹介できなかった部分が他にも数多くあり
そこでは彼女がデレに至るまでの様々なエピソードが登場します。

物語のターニングポイントとなるのはオナホコキのパート。
これ以降はナナ狐の口調が一気に柔らかくなり
彼女が彼を単なる道具ではなく正式なパートナーとして認めたのが窺えます。
体にかなりの負担がかかるプレイを受けても一切不平を漏らさず
責め苦に耐え抜いた彼を頼もしく思ったのかもしれません。
それを表すかのように、この後彼女は何度も積極的なアプローチをしてきます。

「ありがとう 話を聞いてくれて嬉しかったわ」
個人的には10話の河川敷でデートをした時に言う上のセリフが最も印象的でした。
思い入れのある場所でちょっとした決意を述べた後に出る何気ないセリフなのですが
妖狐っぽさがすっかり抜けた普通の女の子に近い口調で
彼女の中で何かが吹っ切れたのがなんとなく伝わってきます。

こういった一つ一つのセリフに感銘を受けるのは
やはりボイスドラマとしての完成度が高いからなのだと思います。
3時間超の時間に見合った様々な感動や興奮を与えてくれる作品です。

「待って 行かないで お願い…だから」
「馬鹿 寂しいに…決まってるじゃない」

ナナ狐についてはやっぱりデレた後の仕草がたまらなく魅力的です。
序盤から凛と振る舞う中にも一抹の寂しさを抱えていたのですが
主人公というかけがえのない存在を得てそれが一気に噴出します。

人づきあいが苦手で「嫌いじゃない」と回りくどい表現をよくするキャラですが
大事なところでは素直に感謝を述べていて好感が持てます。
能力を鼻にかけるようなタイプでもありませんし、単に不器用なだけでしょう。

今回は恋人になったところで終わりを迎えます。
この後もっともっとお互いを知ればまた違った顔を見せてくれるのかもしれません。
そのへんは続編に期待したいです。

エッチは非エロ部分の長さを補って余りあるほどにしっかりしていて
個々のプレイだけでなくシーンによっても目まぐるしい変化を見せます。
同一のプレイの中でもきちんと変化が感じられるのが実にいいですね。
プレイ中は無駄なセリフを極力削ってエッチな声や音のボリュームを増やしてますし
十分に抜けるレベルのエロさを持っています。

「回想シーン」というエッチシーンだけを盛り込んだファイルも存在します。
とりあえず1回通しで聴いて、その後お好きなシーンで抜くのが正しい使い方かなと。
淫語・ちゅぱ音・くちゅ音多め、喘ぎ声そこそこです。

唯一残念だった部分を述べさせていただきますと
エッチシーンでもうちょっとナナ狐が乱れるシーンが欲しかったところです。

回を重ねるごとに雰囲気は穏やかになっていくものの
ナナ狐が主人公を責める基本スタイルは変わりません。
デレた彼女を大いに乱れさせるシーンが1つくらいはあってもよかったのではないでしょうか。
立場逆転の要素にもなりますし、普段がクールだからこそ
2人きりの時だけに見せるもう1つの顔としての演出にもなります。

ややMをメインターゲットとしたハイレベルなボイスドラマです。
時間に対して1200円と非常に高いコスパも魅力的。
サークルさんのファンはもちろん、作品を未経験の方も
少しでも興味が湧いたのなら是非手に取ってナナ狐との幸せな時間をお過ごしください。

おまけはナナ狐とコン狐のやり取りです。

CV:ナナ狐…ちゆさん コン狐…藍沢夏癒さん(おまけにのみ登場)
総時間 本編…3:02:40 おまけ…8:56


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

Listenable pharmacyさんで配布されている無料の催眠音声作品。

こちらは催眠音声として非常に有名な双子シリーズの最終作で
可愛い声の双子が左右から別々に話しかけながら少しずつ催眠へと導いてくれます。
(世間的には「双子F(ファイナル)」と呼ばれることの方が多いです)

催眠誘導は催眠に不慣れな人でもしっかりかかれるようにと
時折こちらの状態を確認しながら少しずつ丁寧に進めてくれます。
本当に様々な要素が込められた他に類を見ない変則的な誘導法で
その複雑さや奥深さに多くの人が感銘を受けることでしょう。



双子がくれる最後の快感
双子の女の子に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

右「ほらぁ ゆっくり沈んでいく とーっても気持ちがいい」
左「んっ はぁ」

双子は声質に若干の違いがありますが、どちらも優しくて可愛い声の女の子。
右の子が左の子に催眠をかけていたところへ現れた主人公のために
一旦催眠を解除してから改めて催眠をかけ始めます。

Synergism Duet」「Synergism Duet Echo」といった
双子シリーズ未経験の方に説明をしますと
この作品は一般的な催眠音声とはまったく違った作りをしていて
双子が左右に位置を固定した状態で時には別々に、時には同時に語り掛けてきます。

「お布団や ベッドの上に横になってもいいし」
「楽な姿勢が座れるような椅子に 腰かけてもいいから」

こんな感じで1つのセリフを文節ごとに分けて話すシーンが多く
その都度声の位置が入れ替わるため、頭の中を軽く揺さぶられるような感覚が味わえます。
どんな感じなのかは実際に聴いていただくのが一番早いです。
一言で言うと「気持ちいい」 そんな感覚です。

催眠は33分30秒ほど。
最初は深呼吸を交えながら脱力する感じを意識します。

「右足がおもーくなってくるのが わかるかな?」
「左足もね ずーんと重くなってるんだけど わかる?」

脱力と言うと「手足が重くなる」といった暗示をかけてくる場合が多いのですが
双子は持ち場を分担しながら常にこちらに問いかける形で語り掛けてきます。
なんとなくでいいので言われた部分を気にしてみてください。
そうすることで一気に重さを感じるようになるかもしれません。

「右から響く私の声は 特に 大きな波紋を作り どんどん強い快感を あなたの中に送り込んでいくわ」
「私の声は 小さく 細かい波紋になって あなたの体に 頭に 心に 自然に溶け込んでいくの」

お次は双子の声に気持ちよさや心地よさを感じていきます。
元々右の声は元気で整った、左の声は大人しく優しいイメージを持っており
2人の言葉の内容も印象にぴったりでしっくりくると思います。

同時に「気持ちいい」「落ちる」「沈む」といった催眠に関わりの深い言葉が多く登場し
声を聞いているとなんとなくいい気分になるのを感じるはずです。
催眠に入るためには2人を信じ、その声にすべてを預けるのが必要不可欠。
そのための準備を十分な時間を取ってゆっくりと行ってくれます。

「ほら 自分のすぐ隣に 自分と同じ 気持ちよーく催眠状態に浸っている人を感じると もっと さらに 心が落ち着いて 催眠状態が深くなるよ」
「1人じゃないって 大事なこと 嬉しさを 気持ちよさを 共有する人がいるって とっても素敵よね?」

そしていよいよここからもっともっと深い催眠状態へと落ちていきます。
本作品では冒頭の影響で左の子が途中でつられて催眠に入ってしまい
主に右の子の暗示を聴きながら2人で一緒に催眠を深めていきます。
双子でないとできない奇抜な展開ですね。

深化は右の子が同意を求めてきたら「はい」と頷き
復唱を求めてきたらその前のセリフを口ずさむといった協力して行うスタイル。
一見するとあまり意味のない行為にも見られそうですが
こうすることで自分で自分に暗示を入れる形になり
彼女に言われるよりもずっと深く催眠に入ることができるようになります。

右「今 どんなふうに気持ちいいか答えて?」
左「なんか ふわふわして 手足や 背筋がぞくぞくして 気持ちいい」

左の子が現在の感覚をわかりやすくつぶやくシーンがあるのもポイント。
彼女は自分のことを言っているに過ぎませんが、こちらと似たような感覚を受けているため
セリフが間接的な暗示となって聴き手にも同じ感覚をもたらします。
催眠の経験の浅い人でも催眠状態がどういったものかを実感しやすくなりますし
展開の面白さだけでなく催眠的な効果も狙った非常に手の込んだ誘導となっています。

「複雑怪奇」と表現するにふさわしい、色々と考えられている高度な催眠です。
リラックスして、声に興味を持ってもらい、声で落としていく、と進め方はシンプルなのですが
その手法がとにかく凝っていて、双子システムを利用した左右からの暗示に始まり
聴き手に催眠の感覚を自覚させることを重視したアプローチや
片方を同じ立場に立たせて共感覚性を持たせながら間接的に暗示を入れてきたりと
他の作品と被る要素が少なく新鮮さに溢れています。

そしてすべての行為に明確な意味や意義を持たせ
そうなるようにセリフや声の調子、そして間が練りに練られています。
感覚を刷り込む際、例えば「重い」なら本当に重たい感じで語り掛けてきますし
落とそうとするときは息もつかせぬ暗示の連射で思考する余裕を奪ってきます。
他には「ずーんと上へ沈んで」「気持ちよく下へ浮かんで」と
普段持っているイメージとは真逆の言葉を繋ぎ合わせて混乱を誘ってきたりもします。

双子効果でおそらく多くの人が初期の段階で意識のぼやけを感じるでしょう。
その状態で上のような効果的な催眠をかけられるのですから、かからないわけがありません。
催眠特有の頭の中がとろとろになる気分を思う存分味わえます。
最後の復唱部分が若干くどいかな?とも思えるのですが
それは初心者向けにチューニングされているからなのでしょう。
そういう意味では経験が浅い段階に聴いたほうがいい作品と言えます。



2人で一緒に気持ちよくなる感覚
エッチシーンはおよそ15分。
プレイは暗示による疑似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「2人で催眠に入って 2人で深いところに落ちていって 2人で気持ちよくなったあなたたちはね お互いの快感を交信させて 2倍 気持ちよくなっていくことができるの」
入念な催眠で主人公と左の子を深い催眠状態へと導いた右の子は
2人の感覚をリンクさせながらエッチな気分を高めていきます。

エッチは引き続き暗示を聞いて感覚を変化させる流れで
催眠の心地よさを性的な快感に切り替え、エッチをしたい気分へと誘導してから
イメージの中で左の子と結ばれます。

「今度はどういう風に気持ちいいの?」
「体の中がどんどん熱くなって 背筋がゾワゾワするの」

最初の感度強化は催眠の深化部分と同じく復唱や確認を行いながら
左の子が言う感覚を暗示として受け入れることで気持ちよさを高めていきます。

こういうタイプの暗示の入れ方をする作品が少ないため戸惑う方がいるかもしれません。
でも無理に「気持ちよくなろう」なんて思う必要はまったくないのです。
ここまでの段階で聴き手の無意識は双子の声に従うように作り変えられています。
だからただ声を聴いているだけで自然と股間を中心に体が熱くなってきます。

「カリに ひだひだが何度も引っ掛かり 全体を 頭を優しく でも力強く 何度も撫で上げる」
疑似SEXは右の子が行為の様子とその結果得られる感覚を説明し
左の子はその快感を受けて喘ぎ声を漏らします。
一応2人が密着して一つになる、といった表現が登場するのですが
途中で主人公の体が動けるように暗示を解いていないことから
イメージの中での疑似SEXと思われます。

それでもここまで様々な感覚操作の暗示を入れられて
心も体もある程度の熱さを持っているでしょうから
2人の声を聞いていれば体の中で何かが盛り上がってくるのが感じられるはずです。
それが所謂ドライオーガズムの兆候で、右の子の許可が下りるまでじっと耐え
最後の瞬間に開放すれば射精とは違った気持ちよさが得られるでしょう。
ドライの感覚は割と得やすい方だと思います。

このように、暗示によってイかせる催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



奥深い作品
催眠に入る、催眠状態にいる感覚がとても味わいやすい名作です。

作者さんが最後に「催眠状態を覚えることができました」と締めくくっているように
催眠の感覚を知らない人でも楽しめるようにと様々な心遣いが随所に見られます。
時間的にも内容的にも催眠に非常に寄った作りで
じっくりと催眠を楽しんでみたい方にはまさにもってこいの作品と言えます。
催眠の技術もトップクラスできっちり、がっつり催眠に入ることができるでしょう。

この方の作品はレビュワー的に読み解くのが非常に難しいものばかりで
今回の記事を書くのにも普段に比べておよそ2倍の時間がかかっています。
理由はちょっとした行為や言い回しにも必ず何らかの意図が込められており
それらを慎重にひも解いていかないとレビューとして形にならないからです。

それぞれが恐ろしいほどまでに洗練されていて
1つ1つの要素を解き明かすたび、その素晴らしさに何度もため息が漏れました。
この人でないと作れない独特の催眠を展開されています。
他にもいくつか無料の作品がありますので是非聴いてみてください。

催眠は双子システムを軸に、主に暗示を繋げて少しずつ心をシフトさせていきます。
彼女たちが催眠に持っていく、というよりは自分自身で催眠に入るような作りで
そうなるように2人が声で様々なサポートをしてくれます。

「自分で入る」と書きましたが基本的にこちらがやるのは声に耳を傾けるだけで
それ以外だと心の中で頷いたり復唱するくらいです。
声も常に優しく穏やかで親しみを感じるでしょう。
初心者から玄人まで誰が聴いても大丈夫。

エッチは実際に合体して果てるまでが3分とかなりソフトです。
喘ぎ声はそれなりに流れますが淫語は極端に少なく
エッチな要素ではなく雰囲気や暗示でイかせようとする意図が見られます。
でも一定以上の性的快感は味わえるのではないかなと。
喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

催眠音声を知るすべての人に聴いてほしい作品です。
コンセプトの奇抜さ、催眠の素晴らしさ、どこを取ってもハイレベルで隙がありません。
無料ですのでこの素晴らしさを是非ご自身の耳で確かめてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:00:08

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、下から2番目の「Side Effect」が本作品になります)


2017年01月13日追記
音声ファイルが置いてあるAxfc UpLoaderからダウンロードできないという報告をいただいてます。
そういう場合は以下の記事をご覧ください。
「Side EffectおよびTablet Caseの落とし方」
http://doonroom.blog.jp/archives/32142030.html

強欲♪女将さん ~吸い尽くされたボク~

サークル「地獄のエルドラド」さんの同人音声作品。

本作品は美人の女将さんが勇者に性的な快楽を教えながら
彼の精液だけでなく財産までも根こそぎ奪い取ってしまいます。
こう書くと彼女の悪女っぷりにスポットを当てた作品に思われるかもしれませんが
実際はおねショタ&筆おろしをテーマにしたとってもあまあまな作風で
ストーリーよりもエロを濃厚に描いたがっつり抜ける作りをしています。



女将がしてくれる特別サービスとは
冒険者の宿の女将さんに筆おろしをされるお話。

「いらっしゃいませ ようこそ 冒険者の宿へ」
女将さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
諸国を旅する途中に宿へとやってきた勇者を温かく出迎えると
彼のためにエッチなサービスをしてあげることにします。

挿し絵を見ればわかるように、この勇者はまだ少年と呼べるくらいの年齢で
SEXはおろかオナニーすら一度もしたことがありません。
そんな彼に女将さんはおちんちんのしごき方から始まって
手、口、おっぱい、そしておまんこと徐々にグレードを上げながら
長時間に渡ってたっぷりと女の素晴らしさを教え込んでいきます。

典型的なおねショタ展開ですから、その手のシチュが好きな人はもちろん
単に年上が好きな人でもかなり満足できる作品と言えます。

「この 勇者様がはめてる ゆ・び・わ これをいただければ 大丈夫 最高の快楽を与えてあげますよ」
しかし、ここはお金を払って泊まる宿屋。
勇者といえどもタダでサービスを受けることはできません。
そこで彼女は程よいところで金品を要求し、彼の財産を少しずつ奪っていきます。

勇者は当然貴重な武具やアクセサリーもいくつか持っており
それらの重要性も十分すぎるほどに理解しています。
彼女が彼にどのようにして貢がせるかも作品における一つのポイントと言えるでしょう。



あまあまラブラブだがちょっぴり裏もあるエッチ
エッチシーンは7パートあり、合わせて104分30秒と長時間。
プレイは女将さんとの乳首舐め、乳揉み、キス、手コキ、疑似SEX、フェラ
パイズリ、性器の擦りあわせ、SEX(正常位、バック)
サキュバスとのキス、クンニ、SEX(騎乗位)
です。
手コキ、パイズリ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「自慢の温泉 満足いただけて嬉しいです では 失礼して…」
温泉に浸かって寛いでいる勇者のもとへタオル1枚の姿でやってきた女将さんは
彼の体を洗いながら、その瑞々しい体をいやらしく愛撫し始めます。

エッチは最初の6パートが女将さん、残り1つがサキュバスを相手に
基本的には女性に優しく責められる形で進められます。
プレイを見ればわかるようにノーマルなものは一通り行われており
かつそれぞれに均等な時間を割いてバランスよく楽しませてくれます。

「こう シュッ シュってオナニーしてね エッチな気分が膨らむと イっちゃうの」
「ほら 私のおっぱいに がっちり押さえこんで 最高のぴゅっぴゅをさせてあげる」

最初のプレイは射精を1回もしたことが無い勇者のおちんちんを
女将さんが手でゆっくりとしごいて精通させてあげます。
初めて味わう快感に戸惑いを見せる彼を柔らかいおっぱいで包み込みながら
1回1回丁寧にしごく姿に快感と幸福感の両方が得られるでしょう。
たっぷりと甘やかされながら気持ちよくしてくれるタイプのエッチです。

こんな感じでエッチは段階的にステップアップしながら徐々にハードなものへと移行します。
相手が勇者ということで女将さんの接し方が若干丁寧ですが
普通の性教育モノと捉えて差し支えないほどにあまあまな空気に満ちています。

しかし彼女は100%善意でこれらを行っているわけではありません。
3番目のフェラチオをするパートのあたりから
彼に対してアクセサリなど価値のあるものを要求するようになります。

「考えて これ(舌)が 敏感な裏筋さんに近づいて べろんってするところ」
彼の指を実際に舐めて自分のフェラテクを披露するところもあざといですね。
性に対する興味をある程度植え付けられた状態で
もっと気持ちいいプレイがあることをほのめかされたら
その誘惑を断ち切るのはなかなかできる事ではありません。
当然のように勇者はこの後次々と持っているものを彼女に貢いでいきます。

「さぁ勇者様 ガチガチになったおちんちんを この いやらしい肉穴に 差し込んでください」
そうした様々なやり取りを経た後、ようやく2人は肉体的に結ばれます。
ここでも女将さんがまず勇者の指をおまんこへと導き
その感触をある程度味わわせてからゆっくりと挿入
中の具合を楽しませてから引き抜かせるなど
初めてらしい丁寧なプレイの様子が非常にわかりやすく描かれています。
本当に彼女と恋人同士になったかのような気分を味わえるでしょう。

「しゅご しゅごいぃ 全身 あぢゅいよぉ」
ここまでおっぱいをいじられて喘ぎ声を出すくらいだった彼女が
おちんちんで突かれると一気に乱れる様子がたまりません。
普段の整った声とのギャップが非常に大きく
その若干アヘったエロ可愛い喘ぎ声が股間を大いに熱くしてくれるに違いありません。
筆おろしとこの後のバックで繋がるシーンは彼女の痴態が存分に楽しめます。

このように、非常に甘いプレイに少々ブラックな要素を織り交ぜた濃厚なエッチが楽しめます。



ちょっぴり珍しいタイプの抜きボイス
一般的なおねショタモノに近い雰囲気の、抜きをかなり重視した作品です。

女将さんは勇者に対しては常に優しい姿勢を取り続けており
彼が射精後に何度も失神してしまうほどの極上の快楽を与え続けます。
プレイの雰囲気も年上の女性特有の温かさや柔らかさが伝わってくるシーンばかりで
パートごとにメインのプレイも異なり、最初から最後まで飽きずに聴くことができます。

そしていつもの落ち着いた声とは正反対の甘く可愛い喘ぎ声や
男を知り尽くしているかのような下品なちゅぱ音が自然な興奮を誘います。
キスシーンを適度に挟んでこれらを意図的に多く聴かせてくれるのがいいですね。
プレイ時間の長さもあって抜きどころがとても多いです。

ストーリーについては結局勇者は色々なものを失ってしまうわけですが
女将さんが悪女らしい部分をほとんど見せずに終わるため、結構マイルドな印象を受けます。
ブラックな部分をあまり押し出しては来ないサークルさんの作風もあるのでしょうけど
「ああ、やっちゃったよ」くらいのちょっと残念に思うくらいに留まっています。
あくまでエロを盛り上げるための補助的な役割と思ってください。

エッチは前半やられっぱなしだった勇者がだんだんとエッチに目覚めていき
後半では逆に彼が責めて女将さんを乱れさせるシーンなんかも登場します。
プレイのバリエーションの多さからもわかるように
間口をとにかく広くして、色んな人に楽しんでもらえるようにとの心遣いが見られます。
属性的にはややS~ややMでしょうか。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、くちゅ音はそこそこです。

ちょっぴり変わった要素を持ったおねショタ作品です。
この時間で900円とコスパが高く、興味を持った方ならまず損はさせません。
抜き場が多いことから数回に分けて聴くことをお薦めします。

CV:椎那天さん、津軽りんごさん
総時間 2:25:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

少しえっちなお姉さんの安眠催眠

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

同サークルさん初の全年齢向け有料作品にあたるこちらは
優しいお姉さんが聴き手を見守りながらゆっくりと眠りへ導きます。
短時間かつ安眠を目的とした作品だけに極めてシンプルな内容となっており
声に耳を傾けているだけで頭が空っぽになって自然と眠くなる感覚が味わえます。



わかりやすい表現を用いた効果的な脱力
お姉さんの声を聞きながら眠りにつくお話。

「もうっ いつまで起きてるの? そろそろ寝ないと 明日寝坊しちゃうよ」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
純愛モノの本もしくはドラマに熱中してなかなか寝ようとしない主人公のために
最近勉強している催眠の技術を使って安眠のお手伝いをします。

催眠はほぼ全編にあたる20分間。
仰向けに横になって彼女の話を聞きながらまずは肩→お腹→脚の順に脱力します。

「水の流れに沿って 肩から ゆっくりと 力を 抜いていく」
脱力は彼女が指定した部位に意識を向ける要領で行います。
左右の区別がある部位についても敢えてそれを指定しておらず
聴き手自身が自由なスタイルで脱力することをある程度許容してくれます。
また上のセリフのように具体的な例えを用いてどう脱力すればいいかも教えてくれます。

私の場合は左肩だけが一気に重くなったのですが
逆に右肩が重くなる人もいるだろうし、両方そうなる人もいるでしょう。
比較的緩い暗示が心身にゆとりを生み出しリラックスしやすい環境を整えてくれます。
押さえつけるような催眠だと安眠するには窮屈でしょうし
老舗のサークルさんらしい聴き手に対する心遣いが見られます。

「今の感じでどんどん 体をリラックスさせて来ると じわじわと楽しさがこみ上げてくるの」
また脱力と並行してそれに気持ちよさや心地よさを感じる暗示も入れてきます。
この時のお姉さんの声が本当に幸せそうで
つられて心が温かくなったり盛り上がる感じのする人がきっといるはずです。

安眠するのに不安は大敵。
体を休めながら心の方も安眠するための準備を着々と進めてくれるわけです。
この時点で催眠の兆候の一つである手足の痺れを私は強く感じることができました。

「すーっと意識が消えていく どんどん 消えていく ふかーく深く 闇の底へ」
体が十分にほぐれたのを見計らって、お姉さんはいよいよ頭の脱力に取り掛かります。
文節を区切ったゆったりとした雰囲気の中で放たれる様々な暗示が
意識を徐々に溶かして頭の中がとろとろになる感覚を与えてくれます。

何度かカウントを刻みながら行ってくれますので
意識のぼやけが段階的に強くなるのを実感できます。
彼女の温もりを感じながら幸せに包まれていつもと違った眠りの感覚が味わえるでしょう。
音声終了後に流れ続ける彼女の寝息にも大きな安らぎを感じました。



心身をバランスよく休ませてくれる作品
リラックスして幸せな気分へ持っていき、その状態を維持したまま暗示で寝かせる
目的である安眠へ一直線に導いてくれる実用性を重視した作品です。

時間が非常に短いことを考えてやることをしっかり絞り込み
その分暗示のボリュームを増してきっちり眠りへと感覚を操作してくれます。
「操作」と書きましたが表現的にやらされてる感をかなり薄めてありますから
声に対する抵抗を感じずに割とあっさり催眠に入ることができます。

「力が すーっと抜けていく」
また全体的にセリフの緩急が強いのも非常に印象的でした。
例えば上のセリフだと「力」をしっかり、その後はゆっくりぼやけた調子で発音しています。
言葉の持つ意味に加えて、イメージを声の抑揚を使って文節単位で無意識へと伝えており
実際に聴いてみると脱力感や幸福感がかなり強く味わえます。
短い作品だからこそ、細部にまで本当にこだわられているなと。

タイトルに「少しえっちな」とあるのと声優さんから
私はてっきり作中でお姉さんが耳舐めをしてくれるものと予想していたのですが
そういったプレイは一切無く暗示のみで安眠へと導いてくれます。
催眠とあまり相性の良くないプレイですし悪いと思ってるわけではありません。

堅実な作りの作品と言えます。
最近は本作品以外にも「うでまくら」「通常版催眠音声」といった安眠音声が結構出てますので
それらを聴き比べて自分に合った音声を探してみるのもいいでしょう。

CV:かの仔さん
総時間 28:21


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
バイノーラルで有名な声優さんを起用していますがバイノーラル録音ではありません。
あと聴いた直後に寝ることを想定している作品のため解除音声がありません。
出かける用事などがある方は必ず解除音声をお聴きください。

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