同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2014年01月

   ● しまぱん!


あでぃくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。
主に女性向け催眠音声の読み手をやられているftnrさんが
ご自身で読まれた作品を置かれているサイトです。

本作品はサークル暗中模索さんが公開されている台本をftnrさんが読まれました。
「(男性向け)」とあるように女性向けのバージョンもあります。

内容の方は図書館で司書さんに催眠をかけてもらうというもの。
かけ方は一般的な古典催眠とほぼ同じなのですが
催眠に入る流れが普通の会話をするようになっているおかげで
ちょっぴり現代催眠っぽい要素も兼ね備えているのが特徴です。

司書さんは深呼吸や脱力を行った際の感覚を想起させるような形で進めてくれますから
催眠の経験があればあるほどより深い催眠状態に入りやすいでしょう。

※現代催眠とは
よくある「あなたは~になる」といった暗示を使わずに
普通に会話をするような形で被験者を催眠状態へと誘導していく催眠。
被暗示性の低い方でもかかれるのが最大の強み。
催眠音声だと「現代催眠風」が特に有名。



明確な区切りを設けない特徴的な催眠
司書さんに催眠をかけてもらうお話。

「あなたは 本を返しに来たんですね」
司書さんはとても柔らかい声の女性。
主人公はとある古い図書館で催眠に関する本を借りており
今日はその返却にやってきました。

最初の4分間は彼が向かう図書館の特徴や
本を返却した際の司書さんとのやり取りの様子が描かれています。
彼女も催眠が好きなので共通の話題に花を咲かせる、といった感じです。

催眠はおよそ17分間。
まずは司書さんが催眠にかかった際の感覚を口に出すことで
聴き手にもそれを意識させてきます。

「お腹の奥の方に 空気が流れ込んでいくかのような 深い呼吸をしていくと
体の内側から 綺麗になっていく感じがしませんか?」

本作品最大の特徴は、この会話と催眠の継ぎ目がとても曖昧なことです。
司書さんは「これから催眠を始めます」といった開始の合図を一切しません。
上のセリフのように自分が催眠にかかるとどういう感覚になるかを言うだけです。

「頭の奥が 重くなって ぐーっと沈んでいく ぐーっと 沈んでいく」
お話は深呼吸から脱力、そして意識をぼんやりさせる方向へと進められます。
彼女からこれといった指示を受けることはありませんから
催眠音声をいつも聴いている方はその時の様子を思い出しながら
彼女が自分自身の体験に基づいて口に出す感覚を
自分が暗示を受けているように置き換えて意識してみてください。

こうやって文字にするとかえって分かりにくく感じるかもしれませんが
やってることは本当にいつもの催眠で、言い回しが少し違うだけです。
だからあまり難しく考えずいつも通りに聴いてみてください。

「どこまでも深く沈んでしまいそうになるほど とても気持ちいい」
リラックスできた後はイメージ誘導です。
ここでは図書館の倉庫へと向かう際に下りる階段に合わせて
催眠状態をより深くしていきます。
形式はよくあるカウントと暗示を絡めたものですから取り組みやすいでしょう。
冷たさと温かさを併せてイメージさせているのも催眠らしさを感じます。

催眠の手法はとてもわかりやすい古典催眠ではありますが
会話を通じて催眠にかけていくスタイルは現代催眠っぽいです。
聴いているうちに自然と意識がぼやけていくのがわかるでしょう。
かけている時間以上の催眠効果が十分にあると言えます。



女性のシンボルに近い男性の器官とは
催眠の後はエッチの前準備として5分ほどをかけて女体化します。

「それなら アナルを膣にしてしまいましょうか」
女性の膣は股間にある筒状の器官ということで
男性にとって膣に最も近い似たような器官である
アナルを変化させていくのは面白いですね。
役割がまったく違う点は置いといて、イメージは比較的しやすいと思います。

女体化は10カウントを数えながら彼女の暗示を受け入れていきます。
今回は時間が非常に短いからか、変化させる部位を膣のみに絞っているのも特徴的。
お尻のあたりに熱い感覚を湧きあがらせていきましょう。

「マン汁だらだら流しちゃって はしたないおまんこですね」
エッチシーンは約4分とかなりの短時間で、プレイはディルド挿入のみ。
彼女のおまんこを責め上げる声を聞きながら感覚を高めていきます。
「おまんこ」を意識して連呼してくるおかげで興奮は高めやすいかなと。

エッチシーンが極端に短いのは
他作品のエッチシーンと差し替えて聴くことも想定しているからです。
何かお気に入りの女体化音声を持っている方は
本作品のエッチシーンではなくそちらを聞いてみるのもいいでしょう。



意識する力を磨ける作品
短時間ながらもかなりの深さまで入ることができる作品です。
明確な区切れがないおかげでとても自然に催眠状態に移行できました。

司書さんの声が元々眠気を誘うような声であるのに加えて
聴き手が自分の力で催眠に入りに行くように仕向けられた作りになっています。
催眠に対する抵抗心が低い方ほど、頭がとろとろになる感覚を味わいやすいでしょう。
私は解除音声をしっかり聞いた後も1時間くらいこの感覚が続いていました。

一方女体化とエッチは極めてシンプルに作られているため
この内容だと不満を感じる方がいるかもしれません。
でもこちらはあくまで無料の作品ですから、すべてを求めるのは酷な話です。
他の音声と差し替える選択肢もきちんと用意されていますし
作りに特に問題があるとは思えません。

ftnrさんの読みも催眠らしくぼんやりとしていて好印象でした。
催眠特有の感覚を簡単お手軽に楽しめる優秀な作品と言えます。

CV:ftnrさん
総時間 33:03

あでぃくしょん
http://ftnr-hyp.blog.jp/archives/35440287.html
司書催眠(女性向け)
http://ftnr-hyp.blog.jp/archives/34555148.html


現代催眠についての補足
「現代催眠風」は厳密に言うと現代催眠とはちょっと違うものです。
というのも、現代催眠自体に決まりきった型が無いといいますか
術者が被験者に合わせてリアルタイムにかける内容を変えていくのが現代催眠なのです。
もうまんま会話するようなものです。
催眠音声はシステム的に術者の話す内容を途中で変えられませんから
現代催眠を実現するのは不可能なのです。


癒し処耳かき店~耳撫屋~

サークル「音撫屋」さんの同人音声作品。

同サークルさん久々の全年齢向けとなる本作品は
耳かきの「音」そのものに焦点を当てた、耳かき好きにはたまらない作りが魅力です。
一般的な耳かき音声と比べて効果音のボリュームがかなり多くなっており
軽く体を動く際にもリアルな音が流れるなど、とにかく音にこだわっています。

サービスの方もまさに至れり尽くせり。
耳の洗浄、マッサージ、産毛剃り、耳かき、耳舐めと
あらゆる方向から耳を徹底的に癒してくれます。
全体的に静かで落ち着いた雰囲気の中進められますから
聴いている途中で眠気を催す方もきっといるでしょう。



随所に細かい気配りがみられる効果 音
耳撫屋であやねという店員にサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ ようこそお越しくださいました」
あやねは物腰柔らかな艶っぽい声の女性。
初めて来店した主人公にサービスの書かれた冊子を見せながら
まずは耳撫屋のシステムについて説明します。

作品説明文にも書いてあるように、本作品は効果音がとってもリアル。
加えてメインとなる耳かき音以外にも冊子のページをめくる音や
膝枕で頭の向きを変える際に生まれる布のこすれる音など
音の鳴りそうなほぼすべてのシーンに効果音が用意されているのも特徴です。

このように音だけであらゆるものを表現できる環境が整っているため
あやねがそこまで多くを話さなくても雰囲気を十分に感じ取ることができます。

「リンパをマッサージして 血行を良くしますよ」
部屋へ案内された後、最初に行うのはお耳の洗浄とマッサージ。
濡れたタオルで拭いたり泡をまぶしたりしてから
専用のオイルを手に垂らして指で揉み解してくれます。

タオルで拭く際は「シャー ススッ」と布が擦れるような音
泡をつける時は「ポポリ ポリリリ」と軽さと硬さを感じる音
マッサージは「スィユィ ピチッ」と何かをこねくり回すような滑らかな音
それぞれに用意されてい臨場感のある音が耳を楽しませてくれるでしょう。

特に耳の内部をマッサージする音が素晴らしく
本当に耳に何かを差し込まれているように思えるほど音が近づいたり遠ざかったりと
耳の部位によってきっちりと音の距離を感じることができました。

「お耳に生えた 細かい産毛を剃ることで お耳のごわごわをなくしたりしますよ」
前作「癒やしのサキュバス」でも登場した耳毛剃りも外せません。
「プスズズズッ ジジッ」と粗く摩擦感のある音が心地よい感覚を与えてくれます。
このサービスを取り入れている作品は今のところほとんどありませんから
気になった方はとりあえず体験版でご確認ください。



眠ってしまいそうになるほど静かで落ち着いた雰囲気
物語のメインとなる耳かきパートは左右あわせて29分30秒とかなりの長時間。
耳拭き→耳かき(手前)→耳かき(奥)→綿棒(手前)→綿棒(奥)→梵天+息吹きかけ
と専門店らしいきめ細かなお掃除をしてくれます。

リアルの器具から音を録ったと言うだけあってこちらもとてもとてもリアル。
耳かき棒のやや尖った音、綿棒のざらついた引っかかるような音
そして梵天の小刻みに揺れる軽い音が順番に耳を癒してくれます。
息を吹きかけられた際も軽くゾクッとする感覚が味わえるでしょう。

今回は工程を耳の手前と奥に分けているだけあって
手前はストロークの長いやや開けた音、奥は小刻みに動かすややこもった音と
耳の構造に即した音が別々に用意されているのが実に素晴らしいですね。
耳の奥を掃除した際の音が表現されている耳かき音声はそこまで多くありません。

「さあどうぞ ご遠慮なく頭を乗せてください」
また、耳かきの最中は反対側の耳に「プスプス」という音が聞こえてきます。
最初は「ノイズかな?」と思っていたのですが、そうではなくて
膝枕の体勢で頭が微妙に動く際にあやねの膝とこすれた音なのです。

あやねは耳かき中も何をするかを伝える程度であとは吐息くらいしか漏らしません。
耳かきとそれを取り巻く音をたっぷりと味わわせる作りだからこそ
このような細かい音が活きるわけです。
実際聴いてみると無いときに比べて結構違った印象を受けると思います。

「ありがとうございます 追加オプションの 耳舐めをご利用ですね」
最後のサービスはオプションとなる耳舐め。
全年齢向けを意識してか唾音の水分を控えめにしたり
吐息も熱っぽさ、艶めかしさを抑えた比較的健全なサービスに留めています。
おかげで股間よりも耳に意識を集中して音そのものを楽しめることでしょう。
ここでも耳の穴の中に舌を突っ込んだ際の音の近さが印象的でした。



効果 音主体の良作
前作までのキャラの個性を前面に押し出す作風から一転して
ストレートに耳かきのクオリティで勝負している意欲作です。

あやねはあくまで進行役のような位置に留めて
主役である効果音を存分に楽しめるようなスタイルに作られています。
セリフが少ない分効果音に非常にこだわっているのがよくわかりました。
おそらく作るのに色々と苦労されたのではないでしょうか。
でもそれに見合った結果は十分に出ていると言い切れます。

上で作風が変わったと言いましたが
サークルさんのテーマである「癒し」は微塵も損なわれていません。

あやねの声は慈愛に満ちていてそれだけでも癒されますし
効果音もノイズが一切なく本当に落ち着いて聴けます。
特に耳かきパートは目をつぶって聴いているとそのまま寝てしまう方もいるでしょう。
私も記事を書く目的がなかったらきっと寝てました。
時折聞こえるあやねの吐息や息を飲む音も静寂感を見事に引き立てています。

サービスも専門店らしく実に行き届いたおもてなしがされています。
各工程の合間にあやねが準備をしている音もきちんと入っていますし
本当にその場にいるような感覚がかなり味わいやすいと言えるでしょう。
個人的に産毛剃りと綿棒の効果音が特に秀逸に感じました。

耳かきというサービスを家にいながら実体験できるくらいにまで洗練された良作です。

CV:かの仔さん
総時間 1:07:18


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
そこにある/いる様子を効果音で表現しているのが見事。


陵辱技術研究センター評価試験部FILE01

サークル「ケチャップ味のマヨネーズ」さんの同人音声作品。

本作品は椅子型の快楽製造マシーンに繋がれた女の子が
激しい責めを受け続けることで人間として壊れていく様子が描かれています。
コンセプトが「自虐オナニー大好き少女~機械に壊される私~」に近いものの
こちらは女の子が無理矢理責めを受ける分よりブラックと言えます。

2人の人物が登場するのに掛け合いが一切無いのも特徴で
快感にもだえ苦しむ彼女の様子を女性社員が冷やかに見つめつつ淡々と進めていきます。
本当に一切光の差し込まない展開の作品ですから
聴く場合はある程度気持ちが暗くなることを覚悟しておいてください。



多彩な責めで女性の性欲をサポート
椅子型拘束オナニーマシーン(仮)の動作テストをするお話。

「えーっと 今日の試作品は ふーん 椅子型の拘束機か」
女性社員はくだけた話し方をするやや低い声の女性。
彼女の会社は女性向けの大人のおもちゃを開発しており
今回新たに開発された機械の動作をテスト人形を使って確認します。

「ちょ ちょっと! 誰か! 誰か助けて!」
テスト人形は元気で気の強そうな声の女の子。
陸上部に所属する学生さんで、誘拐されてここへ連れてこられました。

本作品はこの2人がテストに取り組んでいる様子を聴いて楽しみます。
といっても2人は同じ場所にいながら一切会話を行いません。
もっとわかりやすく言うとテスト人形の声を女性社員が100%無視します。
完全にモノとして扱われることになりますから、彼女の要望は一切通りません。

マシーンは名前と挿し絵の通り座った状態で使います。
機能はローター、ブラッシング(ソフト)、ブラッシング(ハード)、ピストン、スピン、微電流。
ブラッシングはブラシでクリトリスを磨くプレイ、微電流は体に一瞬だけ電流を流します。
とにかく女性の股間を中心に複合的な快感を与える凝ったマシーンです。
ところで微電流って性的に気持ちいいのでしょうか…



泣いて、もがいて、苦しんで、壊れる
エッチシーンは5パート25分30秒。
プレイはおまんこへの機械責めです。
それぞれの機能を動作させる際にリアルな機械音やくちゃ音が鳴ります。

「さーて まずは基本的な動作テストを 一通りしてみましょうか」
必死に拘束を解こうとするテスト人形には目もくれずに
女性社員は早速マシーンのテストを始めます。

プレイの流れは最初に一通り機能を確認して
その後強度調節のある機能についてはリミッターを外して安全性を調べたり
想定以上の時間連続で動かしても途中で止まったりしないかをテストします。
このへんは家庭用電化製品の品質チェックなんかとほぼ同じ感じでしょうか。

「いやぁぁぁぁ やめてっ いやぁぁぁぁぁ」
「んー大きさは悪くないんだけど イボイボが鋭くないかしら?」

プレイ中は様々な性的刺激を受けて反応を示すテスト人形と
それらを本当に聞こえていないかのようにスルーして淡々とテストを続ける
女性社員との温度差が非常に際立っています。

「熱い! 熱い熱い熱い熱い熱い熱い!」
「まあ ローションも出てるし 火傷しないでしょ」

特にバイブを高速で動作させた際に熱暴走を起こしているにも関わらず
平然としている女性社員の姿が素晴らしく残酷でした。
過去にも同様のテストをして何人も廃人にしているようですし
そういった情けはとうに捨てているのでしょう。

また、後になるにつれてテスト人形の声が変化していくのも特徴と言えます。

「いやぁぁぁはぁぁぁぁ ぐうぅうぅぅ うあっ あはぁぁぁ いぃぃぃぃ」
最初は普通の女の子らしく激しく拒絶して逃れようとしていたのが
弱い部分へ立て続けに与えられる様々な刺激に悶え苦しむようになり
「あはぁ ひやっ ほぉぉっ」
最後には呆けた声で軽く鳴くだけの本当の人形に成り果てます。

こういう作品の場合、逃れられないことに絶望した後で壊れるケースもあるのですが
本作品の場合は負荷をかけすぎてそのままぶっ壊れます。
テスト人形が最初から人扱いされていませんし
彼女の心理の推移よりはテストそのものを描写の中心に据えて
その結果もたらされる彼女の反応を並行して描いています。

ただ本作品の場合、ぶっ壊れた後も責め続けるところが突き抜けています。
聴いていて「もうやめてあげてー」って何度も思いました。
ちなみに絶頂回数は確認できる限りでは2回です。



容赦のない作品
女性が性的に感じて喜ぶ姿ではなく泣き叫ぶ様子を聴いて楽しむ作品です。
最初から最後まで一切の夢も希望も与えられません。

正直に言うと久々に心が少し痛みました。
色々な作品を聴いているからそういう感情を抱きそうになるケースもあるのですけど
実際にそう感じたのはこれが2作目です。
(1作目は「ヤンデレ彼女に愛されてしまう音声」。エンディングがグロくてかなりキます。)

こういう事を書くとマイナスに捉えられるかもしれません。
でも音声だけで聴き手に何らかの感情を抱かせるのは大変な事だと思うのです。
それがたとえ悪い方向であったとしても。
サークルさんの作風がハートフル一直線ですから
この手の感想はおそらく褒め言葉と受け取っていただけるのではないかなと。
(ここでのハートフルは「hurtful」。「苦痛を与える」「有害な」という意味。)

プレイは女性を徹底的に凌辱する展開ですからS向けでしょう。
物理的な責めはもちろん、試作品ならではのトラブルを利用して
精神的にも揺さぶることで確実に心を壊しにきます。
「なんとか耐え抜いた」と思ったときに「まだ半分だから」と言われるこの絶望感。
軽く気が抜けている状態だからこそ、その先にある苦しみは計り知れません。
悲鳴を含めた喘ぎ声多め、淫語若干、ちゅぱ音はありません。

ブラックな雰囲気のしっかりした作品と言い切れます。

CV:女性社員…波野 夏花さん テスト人形役…君島 りささん
総時間 31:54

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【催眠音声】淫乱妖精の同化快楽

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。

同サークルさん2作目の催眠音声となるこちらは
妖精と同化してエッチな感覚を共有する珍しいプレイが繰り広げられます。
女体化ではなく同化する作品は正直他に聞いたことがありません。

挿し絵のように妖精は複数人登場し、様々な方向から語り掛けてきます。
右へ左へと飛び回る声を追っていくと
徐々に意識がぼんやりとしてくるのがわかるでしょう。



妖精たちの世界へ
妖精たちと同化してエッチな事をするお話。

「私たちは あなたたちの言葉で言うと そう 妖精」
妖精は幼さを感じる可愛い声の女の子。
主人公から大好物の精液をいただくために
彼を彼女たちの住む世界へと連れていきます。

妖精たちは最初3人いるようで
左右と中央から声の位置を頻繁に変えながら話しかけてきます。
声質がすべて同じであることと、セリフを重ねてくるケースがほとんどないため
双子形式とは違った声の使い方です。
ちなみに声にはすべて軽いエコーがかかっています。

催眠は2パート12分30秒。
最初の導入パートは深呼吸、脱力にちょっとしたイメージでリラックスします。

「心まで静かに 穏やかに だらーんと そう だらーん」
中央から呼吸の合図、左右から交互にイメージを投げかけてくる形で進められていますから
声の聞こえてくる位置に意識を向けながら聴くといいでしょう。
脱力は軽く運動をさせることで体に負荷をかけ、自然な脱力を促しています。

「今からあなたを 私たちの世界と繋げるの」
次の深化パートは暗い洞窟を抜けて妖精の世界へ行く様子が描かれています。
バックに吹き荒れる風の音を流して、出口に近づくたびに音を大きくするなど
イメージをなじませるための演出に力が入れられているのはいいですね。
そしてたどり着いた後は彼女たちの笑い声を聞きながら
自分の心をより幸せな感覚に満たしていきます。

複数人いることを利用して声の方向を適度に変えてきたり
音響効果や効果音を取り入れるなど演出面に特徴のある催眠です。
指示と暗示を同時に行うことで密度の上昇と時間の短縮が図られています。

ただ、深呼吸の際の暗示と間が長めで人によっては息が苦しくなったり
脱力部分がやや駆け足だったりと細かい部分で粗も見られます。
個人的にこの作りならもっと深呼吸の時間を長くして
深呼吸をしながら暗示で脱力させた方がいいと思うのですが…



心と心を繋ぎ合わせて
エッチシーンは2パートにわたっており、合計で17分ほど。
プレイは妖精と同化しながらの愛撫とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ そろそろあなたに 気持ちよくなってもらおうかな」
妖精の体は透明になっており、人間と直接肌を合わせることはできません。
そのため妖精の一人が主人公と同化することで感覚を共有し
そこからエネルギーをいただくことにします。

プレイは主人公とイチャイチャするのではなく、妖精がオナニーをするような感じで
彼女の感じる声などに合わせてこちらも快感を掴み取っていきます。
ファンタジーものらしい珍しいエッチと言えるでしょう。

ドライパートでは体に触れるたびに「カキーン」という音が鳴ったり
セルフパートではバックで妖精たちの喘ぎ声が響き渡るなど
ここでも音響効果がふんだんに使われているのが特徴です。
同化した際の妖精の声にも特有の音響効果をつけるなど、色々と工夫されています。

「すごい これが男の人の感覚」
ドライは首筋などを軽く触れる程度のかなりソフトな愛撫。
触れた際の艶めかしい喘ぎ声がやや興奮を誘います。
ただ「カキーン」の音がけたたましく鳴り続けるのはイマイチかなと…

「今から 私たちの言うとおりに動きなさい」
セルフは妖精たちが次々と同化していき
彼女たちの声に包まれながらオナニーをします。
色々な方向から様々な声に包まれ、快感を高めていきましょう。
最後はカウントではなく声に合わせての絶頂になります。

このように、他の作品では見たことのない独特なエッチが繰り広げられます。



オリジナリティは大いにあるのだが
うーん…色々と物珍しい点が見られる面白い作品なのですが
内容が聴き手をとても選ぶようにも思えます。

音響効果や効果音を数多く使用しているおかげで
一番肝心な妖精たちの声(=暗示)に聴き手が意識を向けにくくなっています。
結局催眠音声は術者の暗示が最も大切で、それ以外は脇役にすぎません。
本作品においてはその脇役が目立ちすぎている印象を受けました。

催眠は声の位置取りを頻繁に変えて軽くびっくりさせることで
徐々に意識をぼやけさせるように進められています。
元々の時間が短いためそこまで深い催眠に入ることはできませんが
頭がぽわぽわとする感覚を味わえる方もそれなりにいるでしょう。
深化部分前半の洞窟を抜けるシーンはストーリー性があって楽しめました。

エッチは感覚を共有するあまり見ることのできないプレイです。
発想自体は素晴らしいのですが、このようなプレイの場合
同化した際に生まれる感覚をもっと念入りに刷り込んでいかないと
十分な快感が得られないものと思われます。
この一点が残念でなりません。

あと催眠とエッチでマスターボリュームが違うのもなんとも。
やや叫ぶような喘ぎ声であることを考慮して小さくされたのでしょうが
こういった変化を気にする方は結構いますし
音量調節は聴き手に任せてボリュームは合わせたほうがいいと思います。

総合的に見るとオリジナリティに溢れてはいるのですが
催眠音声として形になり切れていない作品です。
この内容を聴き手に十分に感じ取らせるためには
かなりしっかりとした催眠をかける必要があるでしょう。
もっと催眠の時間を長く取っていれば、また違った感想になったのかもしれません。

おまけは作中で流れる妖精たちの喘ぎ声です。

CV:雨月紅羽さん
総時間 本編…35:39 おまけ…4:45


オススメ度
■■■□□□□□□□ 3点


体験版はこちらにあります

射精エアライン ~お客様、ご気分いかがですか?お抜きいたしましょうか?~

サークル「GREENWAY」さんの同人音声作品。

今回の作品は飛行機内で性的なサービスを受けるという変わったシチュです。
当然お相手を務めるのはCA(キャビンアテンダント)さん。
お客様である主人公の性欲を発散させるために
あの手この手で射精のお手伝いをしてくれます。

GREENWAYさんの作品と言えば多彩な淫語を使うのが特徴。
今回も「精子」「ザーメン」「チン汁」など適宜単語を変えることで
聴き手を飽きさせずに射精へと追い込んでくれます。



快適な空の旅をお送りいただくために
飛行機の中でCAさんから様々なサービスを受けるお話。

「失礼いたしますお客様 お飲物 何にいたしましょうか?」
CAさんは端正だが温かみを感じる声の女性。
飲み物や新聞を出す通常のサービスに加えて
この機内では男性向けの嬉しいサービスも行っています。

内容は搭乗コース3話と緊急業務コース4話で構成された短編集。
搭乗コースは最初に効果音を織り交ぜた2分ほどのリアルな離陸シーンがあり
その後13~15分にわたる長めのエッチパート
緊急業務コースはその後に続く形の7~10分ほどの短いエッチパートです。
担当するCAさんはすべて同じ方でパートによる声の違いはありません。

作品説明にもあるように、搭乗コースをどれか1つ聴いた後に
緊急業務コースを1つもしくは複数つなげて聴く形になります。
搭乗コースはすべて離陸シーンがあることを考えると
これらを連続で聴くにはちょっと向かないでしょう。

あと機内の臨場感を出すために全パートで「ゴー」という振動音がバックに流れます。
わざと入れているのでノイズの類ではないのですが
そういうのが気になる方はとりあえず体験版でどんなものかを確認してみてください。



淫 語を散りばめた様々なプレイ
エッチシーンは7パート合計で68分30秒ほど。
プレイは搭乗コースが手コキとオナニー、緊急業務コースはオナニーとSEX(バック)です。
手コキとSEXの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「もしよろしければ おくつろぎ頂くために こちらの方 お抜きいたしましょうか?」
離陸後に主人公の顔色が優れないのを見て取ったCAさんは
性欲を発散してもらうためにおちんちんを擦り始めます。

短編集かつ全体的に時間が短いこともあって
どれも事前のやり取りは最低限に留めて手早くエッチに入ってくれます。
元々実用性重視の作品を作られているサークルさんですし
サクッと抜きたい方に合わせた作りですね。

「鋼のようなぶっといチンポコ コキコキすっごく気持ちいいですよね」
「猛々しいお客様のデカマラチンポ センズリぶっこいて どっぴゅん射精しちゃいます?」

本作品もGREENWAYさんらしい淫語をふんだんに使ったプレイが特徴的で
よく聴くものからかなり下品なものまでを上手に織り交ぜながら
聴き手の興奮を確実に盛り上げていきます。

「失礼いたします お客様 おチンポの中の 溜まった精液を お抜きいただくお手伝いをさせていただきますね」
今回は淫語を言ってくる女性がCAさんなのがポイント。
そのおおらかで整った声から発せられる淫語にはなかなかの破壊力があります。
前半はおちんちん、後半はチンポと興奮するにしたがって下品になるのも魅力を感じます。

プレイの方は大きく分けて3種類とやや少な目ながらも
シチュを変えることでまるで違った方向性を演出しています。

「素敵です お客様のオナニー とっても素敵です」
例えば「緊急業務:オネダリ」ではオナニーをする主人公を励ましているのに
「いつもシコってばかりで 恥ずかしくないんですかお客様」
「緊急業務:言葉責め」では同じ口調ながらも見下すようなセリフで羞恥心を煽ってきます。

前者はノーマル向け、後者はM向けにセリフをセッティングすることで
同じプレイでも差別化を図っているわけです。

手コキ2パート、オナニー4パートとこちらが受けにまわるプレイが多い中で
唯一CAさんを責める形になるのがSEXパート。
ここでは機内の狭いトイレの中で彼女に後ろから挿入します。

「使い捨てのオナホールみたいに CAの肉穴の中に 乱暴にザーメン ぶちまけてください」
作品内の属性的なバランスを整えたかったのか、かなりS向けのシチュとなっており
肉棒が膣内に侵入していく様子を観察させたり、そのまま中出しするように懇願するなど
「女性を思うさま犯して自分のモノにする」そんな征服欲を満たしてくれます。
種付けされた後に震えるような声で喜ぶ様子もたまりません。

このように、売りである淫語を中心としながらも
聴き手のニーズに対応できるように様々なシチュとプレイが用意されています。



SでもMでも聴ける作品
飛行機内でCAに性処理をさせるという発想自体が優れているのに加えて
狭い機内を有効利用したプレイにも個性を感じる作品です。

CAさんはこの手の業務に慣れているのか、基本的にはいつも通りに振る舞います。
そんな様子とド淫乱なセリフやプレイとのギャップが性欲を掻き立ててくれました。
おちんちんを敢えて手袋をつけたまましごいて
精液をそれで受け止め、その匂いを染み込ませている点にもこだわりを感じます。

プレイについてはある程度差別化に成功しているものの
7パートで3種類はさすがに少ないかなと…
1パートだけ射精後の精液を飲み干してくれるシーンがあって
その際のちゅぱ音と喉を鳴らす音が下品で良かっただけに
1つくらいはフェラシーンを入れてほしかったところです。

サークルさんが淫語を得意としている以上、フェラと相性が悪いのもよくわかるのですが
短編集はプレイのバリエーションを増やせるのもメリットの一つですし
フェラでなくてもパイズリとか、オナニーの見せ合いとか
もう少し変化があれば尚良かったです。
もちろん、今のままでも十分に抜ける作品と言えます。

「この便はオマン航空 1919便 ニューチンカース行きでございます」
おまけは淫語を故意に盛り込んだ機内放送です。
どちらかというとエロよりは「こんな放送ありえねぇ」と笑わせるような作りです。

CV:kokkoさん
総時間 本編…1:23:01 おまけ…10:17


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2014年4月14日追記
作者様が作品を再アップロードしてくださいましたので
現在は下記の方法を使わなくても普通にダウンロードが可能です。

2017年1月11日追記
Side Effectは現在eelサーバーのみダウンロード可能です。
Tablet Caseはどのサーバーでも大丈夫なはずです。


雑談です。

Listenable pharmacyさんで配布されている催眠音声作品のうち
Side EffectとTablet Caseが正常にダウンロードできないケースが以前から発生しています。
今回はこれの解決方法についてSide Effectを例に図解付きで説明させていただきます。
(特に何も書いてない場合、画像のブラウザはすべてOperaです)

1、サイト(http://www.nct9.ne.jp/d3online/)へ飛び下から2番目のリンクをクリック
sideeffect7-1.jpg

2、指定されたパスワードと英数字を入力
キーワードは「フィナーレ」、英数字は画面に書いてあるものをその通りに入力
sideeffect8

3、「<ダウンロードする | click here to start download. >」をクリック
(サーバーの混み具合によってはリトライなどの確認画面が出てきます)

sideeffect9.jpg

4、「保存」ボタンをクリックしてダウンロード

sideeffect10.jpg

…なのですが、このままだとダウンロードに失敗します。
理由は破損しているファイルのサーバーに接続しているからです。

説明すると、このaxfcローダーには多くのファイルサーバーがあります。
例えば上の画像だとcrabですが、他にもtunaやscallopなど
魚介類の名前がついたサーバーが数十単位であります。
で、そのほとんどのサーバーにおいてSide Effectのファイルは破損しているようなのです。
これが最近正常にダウンロードできない理由です。

じゃあどうすればいいか。
破損していないサーバーに接続して、そこからファイルをダウンロードすればいいのです。
ここから先はそのやり方について説明します。
4のようにcrabサーバーに接続されたところからの続きです。

5、ブラウザの戻るボタンやBackspaceキーを押して
「<ダウンロードする | click here to start download. >」が表示されている画面に戻る

6、再度「<ダウンロードする | click here to start download. >」を押す
ここでeelサーバー以外に繋がったら5に戻ってやり直す

7、eelサーバーに接続が確認されたらダウンロード

sideeffect11.jpg

あとはファイルを解凍すれば聴けるはずです。
ちなみにeelサーバーへの接続にかかる時間ですが、かかってもせいぜい10分程度です。
やや手が疲れるかもしれませんが根気よくリトライしてみてください。
ファイルが破損しているかどうかの目安は容量です。
51.4MBあたりが正常で48.3MBとかだと破損しています。

Opera使い以外の方のためにIEとFireFoxでの画面も掲載しておきます。
Chromeはサーバー確認画面が出ないままダウンロードが開始されますので
IE、FireFox、Operaのいずれかで行ってみてください。

IEの場合(ページ下部に表示)

sideeffect12.jpg

FireFoxの場合(ページ中央に表示)

sideeffect13.jpg


※2017年1月27日追記
この記事を書いた当時よりaxfcローダーのサーバー数が増えた関係で
リロードを繰り返す方法だとかなりの時間がかかるようになってしまいました。
そこでeelサーバーに直接繋ぐ方法を紹介します。
6番目から先の話です。

7、「<ダウンロードする | click here to start download. >」を押した先にあるページで
以下の部分のURLをコピーし、その先頭部分をeelに書き換えたところへ遷移する。



これをやると直後にダウンロードを開始するか確認するメッセージが表示されるはずです。

催眠性感マッサージ~アラクネ編~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

スライム、アルラウネに続く催眠性感マッサージの3作目はアラクネです。
女性とクモが合体したモンスターで、洋風RPGでちょこちょこ見かける感じでしょうか。
もちろん催眠音声では初登場になります。

本作品はそのアラクネがマッサージとエッチのお相手をしてくれます。
普通にマッサージをしながらかける催眠に加えて
クモらしく足や糸を使ったプレイも登場しますから
催眠音声のみならず一風変わった物語としても楽しめることでしょう。



8本の足を使った独特のマッサージ
アラクネにマッサージとエッチなサービスを受けるお話。

「はぁい こんばんは アラクネのマッサージ屋さんにようこそ」
アラクネはのんびりとした優しい声の女性。
お店を初めて利用する主人公が安心してサービスを受けられるように
まずは深呼吸でリラックスさせます。

本作品はマッサージしながら催眠をかけていく独特のスタンスが取られているため
作中で「催眠」の単語が一度も出てきません。
でもやってる事は立派な催眠ですから
聴いていくうちにおそらく頭がぼんやりしてくるでしょう。

催眠はおよそ18分。
3分ほどの深呼吸をしながら体がほんのり温かくなる暗示を受けた後
手で軽く全身を揉むことで体の凝り具合をチェックされます。

「温かい手で触れられるだけでも気持ちいいのに こんな風に揉まれたら 凄く気持ちいいでしょ?」
実際にお店でマッサージを受けたことのある方は、その時の様子を思い出しながら
彼女の言う部分に温かさや心地よさを感じていきましょう。
優しい声を聞いていると心も温まってくるかもしれません。

「ちょっと疲れすぎみたいだから 特別なマッサージ してあげよっか?」
お次はアラクネならではのマッサージとして
8本の足を別々のツボに当てて同時に刺激していきます。
これといった効果音も無いため若干イメージしずらい部分もありますが
彼女の言う体勢を思い浮かべながら、体が健康になっていくのを感じてみてください。

アラクネはモンスターではありますがかなりの癒し系キャラ。
彼女の暗示には心と体を委ねてもいいと思えるような力があります。

このように、マッサージのシチュに沿った催眠が繰り広げられます。
肉体的なリラックスや感覚のイメージに特化した作りですから
特に脱力感や温かさを感じやすいと思います。
精神面での暗示はエッチシーンできちんと行ってくれますし
聴いていて違和感のないわかりやすい催眠と言えます。



糸に巻かれると動けないけど気持ちいい
エッチシーンは19分ほど。
プレイは糸巻き、キス、愛撫、フェラ、SEX(たぶん騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「なんだか もっともっとサービスしてあげちゃいたくなるな」
一通りマッサージを終えた後は追加のサービスとして
媚薬効果のある特殊な粘糸を主人公の全身に巻き付けていきます。

「体を 心を いやらしい感覚が エッチな欲望が 侵していく」
糸巻きプレイはエッチの前段階として感度上昇の役割を担っています。
ねばねばとした温かい糸に包まれながら気持ちいい感覚を育てていきましょう。
同時に体の自由を奪う暗示も入れることで臨場感を増しています。

フェラでも別の角度から感度上昇の暗示を入れていくなど
前半での遅れを取り戻すかのような精神面重視の暗示が印象的でした。

「いいよ 私のおまんこで あなたのおちんちん 食べてあげる」
そうやって心と体をがんじがらめにして準備を整えてから
メインとなるSEXシーンへと突入します。

ここでは「犯してあげる」などやや挑発的なセリフも登場しますから
M属性がある程度あった方がおそらく興奮できるでしょう。
ただアラクネのキャラ自体はそこまで変わらず、軽く意地悪する程度に留まっています。
彼女の喘ぎ声も快感の上昇をうまく手伝っているのがいいですね。

ちなみに最後は彼女のイク声に合わせて絶頂することになります。
常に催眠を意識した巧みな誘導が光るエッチと言えます。



流れるようなストーリーが目を引く作品
アラクネによるマッサージというファンタジー色の強いお話なのに
聴いていて2人の様子が割と手に取るようにイメージできたことが一番の驚きでした。

催眠音声としても最初に癒し系の声で聴き手の興味・関心を引き付けて
本当に催眠らしさを感じさせないマッサージをする形でのリラックス。
そして暗示を適度に入れながら性的欲求と感覚を押し上げてくれています。

あくまでマッサージをメインに据えているおかげで
意識がとろとろになるような感覚にはたどり着けないかもしれませんが
彼女に言われた通りの感覚を比較的味わいやすいのではないかなと。

エッチはアラクネらしいオリジナリティ溢れるプレイが登場します。
ややイメージが難しい点については否定できませんが
糸と彼女の体温で体が温かくなる感覚は得やすいと思います。
絶頂についても私にはきちんと股間に揺れるような感覚が湧きあがってきました。
ハードなエロよりは癒しの方を強く感じるかもしれません。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

人外をテーマにした催眠音声は聴き手に違和感を抱かせないことが大事だと思うのです。
その点をあっさりとクリアしている本作品は見事と言うほかありません。
「催眠を楽しみつつストーリーも楽しみたい」
そんな欲張りな方にとっては丁度良い作品と言えます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 42:21


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

博多弁で囁き@かなせ

サークル「黒月堂」さんの同人音声作品。

本作品はとっても元気な博多っ子が耳かきやエッチをしてくれます。
方言を扱った作品は最近ちょこちょこ見られるようになったものの
作品数はまだまだ少数です。
生まれも育ちも東な方は外国語のような不思議な感覚を受けることでしょう。

耳かきは左右合わせて20分強と十分な時間が取られており
特徴的な耳かき音が耳に確かな感触を伝えてくれます。
耳かき中は軽い掛け声が聞こえる程度で効果音をたっぷり楽しめますから
会話に煩わしさを感じるような方には特に向いている作品と言えます。



元気な博多っ子
かなせに耳かきやエッチな事をしてもらうお話。

「明太子! きゃはは! ビックリした?」
かなせは明るくて元気な声の女の子。
仕事で失敗して気落ちしている主人公に立ち直ってもらうために
耳かきのサービスをしてあげます。

「もうちょっとくさ からーっと元気良くいけんと?」
タイトルの通り、本作品はかなせが終始博多弁をしゃべってくれます。
方言を使う耳かき音声は他だと
「和み旅館~はんなり若女将につまみ食いされる音声~」のみですから非常にレアです。

実際聴いてみると砕けていると言いますか
標準語に比べて彼女が親しげに語り掛けてくれているように感じました。
関東だとテレビくらいでしか聞けない言葉ですし
単純に博多弁目当てで聴いてみるのもいいでしょう。

耳かきは右9分30秒、左11分30秒で合わせて21分間。
耳かき棒でお掃除してから息を吹きかけ、その後梵天で仕上げる家庭的な耳かきです。

耳かき棒は「ササッ ザリザリ」とざらつきを感じる音が使われており
それが多種多様なストロークで動き回ります。
正直この音だと耳かき棒よりも綿棒に近いかもしれません。
ただ素早くささっと動かしたり、耳垢がこびりついているのか力強く前後に動かしたりと
音の使い方については素晴らしいものがあります。

また耳かき中はかなせのセリフが極端に減るおかげで
効果音だけに集中して聴くことができます。
もちろん雰囲気作り程度の会話はちゃんとしてくれますから
本当に終始無言というわけではありません。



耳と股間を同時に攻撃
エッチシーンは1パート18分間。
プレイはキス、耳舐め、手コキです。
手コキの際にリアルな効果音が流れます。

「舌入れても よかよ もっと キミを感じたいと」
不意打ちのような形でキスを食らわせてきた主人公に
かなせはもっと濃厚な口づけをするように迫ってきます。

エッチはプレイのライトさをちゅぱ音のボリュームで補っています。
特にキスシーンが3分30秒と長めに取られているのがいいところ。
唇を貪るような下品なタイプではなく
お互いを確かめ合うようなしっとりとしたキスが繰り広げられます。

「じゃあ お耳を舐めながら おちんちんをシコシコしてあげよっか」
プレイのメインとなるのは手コキシーン。
耳を舐めるのと同時に行う感じで、中央の手コキ音に加えて
バイノーラルを有効活用した適度に左右に位置を変える耳舐め音が同時に楽しめます。
特に後半から登場するハイペースな耳舐め音が責めの激しさを感じさせてくれました。

「よかよ ほら どっぴゅんしんしゃい」
そして最後の射精シーンもきっちり博多弁で〆てくれます。
普段の元気いっぱいな声と、エッチでの囁き声とのメリハリがしっかりとしていて
それがかなせの魅力をうまく引き出しているように思えました。



元気を分け与えてくれる作品
最大の売りである博多弁はもちろん
耳かき、エッチにもしっかりとした個性を持っている作品です。
私にはエロよりも癒し寄りに感じられました。

かなせの明るいキャラと和気あいあいとした耳かきシーンの相性は抜群で
一生懸命に耳かきをしてくれる彼女の様子を聴いていると
何やら心が晴れやかになってきます。
最近リアルでよくないことがあったとか、気分が沈みがちの方にとっては
いいリフレッシュの材料になると思います。

耳かきは過去作「六の湯 手揉みの間へようこそ」に比べてかなりパワーアップしました。
特にストロークがとても自然で聴いていて飽きがきません。
左耳パートの梵天の音がなぜか右から聞こえてくるなど詰めの甘い部分があるものの
耳かき音声として申し分ないレベルに達していると言えます。

エッチは一転してしっとりとした雰囲気になりますが
ちゅぱ音や効果音がそこまでねっとりとはしていないおかげで
やや明るさも感じるようにまとめられています。
こちらも耳かき同様音を楽しませるような作りです。
ちゅぱ音多め、淫語少々、喘ぎ声ごくわずかです。

博多弁は音声作品で初めて聴いてとても新鮮でした。
次回作以降もまた何らかの形で登場することを期待したいです。

体験版は9分ほどのダイジェストが聴けます。

CV:かなせさん
総時間 50:41


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

しまぱん!

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。
有料としては3作品目にあたります。

本作品は妹のパンツを盗んだことへのお仕置きとして、彼女に調教を受けます。
エッチの系統はきつめの射精管理。
年下の女の子に見下される形で延々と射精できない苦しみを味わいます。
途中でしまぱんを使った変態的なプレイが登場することから
M度が高いほどより楽しめると言えるでしょう。

変態的なプレイに没頭するためには催眠の力が不可欠です。
催眠は暗示を中心としたとても丁寧な作りで
導入・深化はもちろん、エッチの最中でも言葉を使って心を縛ってきます。
妹の命令に従う喜びを噛みしめながら
心身両方でいつもと違った快感を感じ取ってみてください。

今回は本編に追加配信された射精パートを加えたフルバージョンでのレビューとなります。



お兄ちゃんはしまぱんが大好き
妹に催眠をかけられてお仕置きを受けるお話。

「ねぇねぇお兄ちゃん ちょっといいかな? お話があるんだけど」
妹は幼さを感じる可愛い声の女の子。
お兄ちゃんが彼女の入浴中にしまぱんを漁っていたことに気づいて
過去にもパンツが紛失している事と合わせて詰問してきます。

催眠導入は10分30秒ほど。
軽く深呼吸をしてから目を開けたまま横になり、妹の声を聞いていきます。
時間が短いことを考えてリラックスには多くの時間を割かずに
割と序盤から暗示をかける形で進められています。

「お兄ちゃんが一番気になること それはお兄ちゃんが一番望むこと」
まずは彼女の声が気になるようにするところから。
他に気になるものがあったらそちらに意識を向けてもいいと言いつつ
さらりと声に対して「気持ちいい」とか「癒される」といったイメージを植え付けます。

「頭の中が ほわーり ほわーり 気持ちいい」
声に集中する姿勢ができたらお次は頭をぼんやりとさせていきます。
彼女の声は癒しの声、だから聞いていると気持ちよくなり体が勝手に脱力する。
よくある部分ごとに意識させるような脱力ではなく、暗示に織り交ぜて行うことで
自然な形で筋肉の弛緩を促すのと同時に時間の短縮にも成功しています。

「ずーんと落ちていく 心と体が 深いところへ落ちる」
そして目を開け続けるのが辛いだろう頃を見計らって
閉じる指示と同時に素早い暗示を入れて一気に落としてきます。
文字通り体全体が物理的に落ちていくような感覚が味わえるでしょう。

ほぼ暗示だけで催眠状態へと持っていく、いかにもすくりぷさんらしい催眠です。
文章だけだとリラックス部分が不十分に感じる方もいるでしょうが
事前に3分ほどのやり取りが行われているおかげで、お兄ちゃんに感情移入しやすく
その結果自然と妹の催眠を受け入れる環境が整えられています。

催眠音声を聴く場合、聴き手が主人公になり切れるかどうかは非常に大事です。
主人公になりきれた場合と、2人のやり取りを外から見る立場に立った場合では
前者の方が圧倒的に催眠に入りやすくなるからです。
だから聴いてみると10分という時間以上に深く催眠に入っていることに気づくはずです。



とてもとてももどかしい感覚
エッチシーンは3パート32分30秒。
プレイは登場順にオナニー、乳首オナニー、パンツ装着、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

一番最初のエロパートは29分ほどあるのですが
序盤は催眠の深化と性的感度の上昇にあてられていて、エッチシーンはその後始まります。

「お兄ちゃんが大好きな 私のパンツで いーっぱいいじめてあげる」
お兄ちゃんのオナニーが見たくて彼に催眠をかけた妹は
準備が整うと早速目の前でおちんちんをしごくように命令します。

コンセプトが罪を犯した兄へのお仕置きということで
妹に徹底的にいじめられる形でお話は進みます。
年下の女性にけなされる屈辱感を噛みしめながら興奮を高めていきましょう。

「奴隷は飼われる 私に飼われる 言うことを聞く 命令に従う それが気持ちいい」
プレイ中も催眠音声らしく数多くの暗示が登場します。
彼女の命令に従う喜びを感じ、彼女の言うとおり更に感度を高めていきながら
許可をもらえないおかげで絶対に射精できない。
そんな気持ちよくも非常にもどかしい感覚をずっと味わうことになります。

「こんなダメチンポは お仕置きが必要でちゅねー」
プレイで特徴的なのはパンツの装着。
変態系漫画のように頭にパンツをかぶった状態で
妹のフェラに耐え続けることになります。

実際用意する必要はありませんがイメージだけはしてみてください。
そうすれば背徳感がぐっと増して作品により没頭できるはずですから。



変 態の世界へ連れ込まれそうになる作品
性的快感より言いなりになる気持ちよさを楽しむ作品です。

全編を通じて常に暗示を入れ続けてくれるおかげで催眠状態を維持しやすく
その結果ややぶっ飛んだプレイに対しても前向きに取り組むことができます。
催眠がしっかりしているからこそエッチが充実する。
そんな催眠音声にとって大事なことを再認識させてくれました。

最初のやり取りを聴いた限りでは結構優しい調教なのかな?と思いきや
実際はかなり手厳しいプレイが繰り広げられます。
合間に軽く飛び出す赤ちゃん言葉も馬鹿にされているようでいいですね。
年下にいじめ抜かれたい願望のある方ならきっと満足できるでしょう。

催眠は導入だけでも結構な威力なのにエッチシーンでも嫌というほど暗示をかけてきます。
特にカウントや「ほら」の掛け声の後に続く暗示の
声のスピードや間が絶妙なおかげで吸い込まれるような感覚を味わえました。
それぞれの暗示に連続性があってするすると催眠に引き込んでくれます。

エッチは本編だけだと結局射精できません。
ただファンから要望があったのか、その後射精パートが追加されて
そこでようやく射精を迎えることができます。
作品のコンセプトに合ったややハードなプレイですから
体力に自信のある方は完遂に挑戦してみてください。
淫語とちゅぱ音少々、喘ぎ声はありません。

上の射精パートについて注意点。
このパートは体験版にのみ収録されていて、製品版には入っておりません。
だから本作品を聴く際は体験版も必ずダウンロードして
解除パートの直前に射精パートを入れてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…56:26 射精パート…11:27


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

だめいも~ダメ人間で半ニートな駄妹は働きたくなくて兄に養わせようと画策する!~

サークル「USA WORKS」さんの同人音声作品。

同人音声では数多く登場する妹の中でも、今回はちょっと変わったタイプを紹介します。
本作品の妹はまっとうな生活を送らず怠けているダメな子。
お兄ちゃんに世話を焼いてもらうために色々と考え、そして行動します。
そこそこの行動力があるのに方向性が間違っているところが面白いですね。

そんなダメな彼女ですが、エッチでもダメというわけではありません。
彼に対して一定以上の愛情を持っており、心をこめてご奉仕してくれます。
全体的にやり取りに力が入れられている作品ですから
聴き終えた時は性的快感に加えてほっこりとした気分が味わえるでしょう。



楽をするためなら頑張れるいもうと
妹に色々と性的なサービスを受けるお話。

「お兄ちゃんって 漫画の趣味はなかなかいいよなぁ」
妹はさばさばとした感じの明るい声の女の子。
半ばニートと化している彼女はこの日も学校をサボって
兄である主人公の部屋から持ち出した漫画を読みふけっています。

「あぁー 働きたくないー」
タイトルにもあるように本作品で登場する妹はダメ人間です。
お兄ちゃんを財布代わりに使うし、将来にわたって面倒を見てもらうつもりでもいます。
ですがこの妹はすべてをめんどくさがる無気力なキャラではなくて
自分が楽をするために色々と画策するようなキャラに描かれています。
「必要最低限の労力で世渡りをしたい」そう考えている賢いダメ人間です。

お話の冒頭には3~5分の非エロパートがあり
そこではエッチに至るまでの2人の簡単なやり取りが描かれています。
妹のセリフが全体的に砕けているおかげで結構コミカルですから
ボイスドラマとしても割と楽しめると思います。



近親相姦なのに明るい雰囲気の漂うエッチ
エッチシーンは3パートにわたっており、合計で33分間。
プレイは手コキ、フェラ、手マン、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキとSEXをする際にリアルな効果音が流れます。

「はぁーい こんにちはおちんちんさーん…ってうわ滅茶苦茶元気じゃん」
学校をサボったことをお兄ちゃんに口止めしてもらうために
妹は手を使って彼のおちんちんを慰めてあげます。

ダメ人間だからエッチもマグロなのかな?と思いきや、妹は思った以上に積極的で
どのプレイも少なくともだるそうな様子は見られません。
もちろんサービスの内容にケチをつけられたくないのもあるでしょうけど
なんだかんだいって彼女もお兄ちゃんの事が好きなのです。

「私の手コキで 気持ちよくなってくれてるんだなーっていうのが 伝わってきた方が
やっぱり嬉しいしね」

その様子がよくわかるのが一番最初の手コキシーン。
シスコンのお兄ちゃんに上のようなセリフをぶつけて興奮を煽ってきます。
射精のトリガーとなるセリフも妹好きにはたまらないでしょう。
精液の量が多すぎて服にかかっても彼女は怒ったりしません。

「今日は私のあそこで お兄ちゃんのおちんちん 射精させてあげるからね」
エッチ面で最も興奮できるのは一番最後のSEXシーンでしょう。
ここでは普段の様子から一転して可愛い声を上げて乱れる妹を存分に楽しめます。
特に手マンでの泣くようなイキ声がたまりません。

挿入後も腰を振りながらディープキスをするなど愛に溢れたエッチが繰り広げられます。
血のつながった兄妹のSEXには背徳的な空気が付きまといがちですが
本作品では妹のキャラが軽く明るいおかげでそういったこともなく
割と和やかな雰囲気を漂わせながら交わっている様子が印象的でした。

お兄ちゃんも妹を他の男に取られるくらいなら
自分の手元に置いて養っていきたい思っているのかもしれません。
2人の仲の良さが十分に伝わってくる温かいエッチです。



仲睦まじいやり取りが目を引く作品
エロよりはキャラやストーリーの方に優れた部分が見られる作品です。

妹は何も対価を払わずに利益は得られないことをよくわかっており
お兄ちゃんを満足させるために一生懸命ご奉仕してくれます。
お兄ちゃんは妹にまともになってほしいと思っていながらも
可愛いからつい甘やかしてしまう、そんなキャラがよく描かれています。

エッチは基本的に妹がしてあげるプレイが多いだけに
一般的な作品とほぼ同じと思ってください。
エッチまでだるそうにされたらこっちも萎えますし
きちんと抜かせる方向で作られているのは良いと思います。
「体好きにしていいからお金頂戴。あ、私漫画読んでるから頑張ってね」
みたいなプレイはありません。

妹のフェラテクが処女の割に長けている点についても
以前から行っていた設定があるおかげでそこまで気になりません。
SEXではちゃんと処女らしく振る舞ってくれますし
キャラ付けはしっかりしているんじゃないかなと。

どのプレイも事後に3分程度の簡単なやり取りが入っているのもポイント。
多くの同人音声が射精して精液の処理をして終わるケースが多いだけに
射精後の心地よい感覚を持続させるためのアフターケアに感じ入りました。
後戯ってエッチではとても大事だと思っているもので…

程よいダメっぷりが聴き手にほっとけない感を湧きあがらせる
とってもほのぼのとした作品です。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 59:11


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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