同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年12月

   ● Synergism Duet Echo
   ● 人間椅子催眠


ご主人様のお人形さん化催眠

サークル「国屋敷」さんの催眠音声作品。

国屋敷さんと言えば「マゾ犬ペット化催眠2」のような屈辱的なプレイで有名ですが
今回は至ってノーマルな万人向けの作品を紹介します。

本作品はお姉さんに導かれて心と体が空っぽの人形になります。
ここでのお姉さんはとてもとても優しい方で
変態的なプレイは一切行わず、人形になった聴き手を慈しむように絶頂させてくれます。
力でねじ伏せるのではなく説き伏せるような形での人形化ですから
こういうプレイに抵抗を感じる方でも比較的取り組みやすい作品だと思います。



シンプルでわかりやすい催眠
お姉さんの催眠で人形にされてイクお話。

「あなたは 気持ちよくなること 幸せになることは好きですか?」
お姉さんは丁寧で穏やかな声の女性。
オナニーをするのは気持ちいい、でも自分でやるのは結構大変
そんなデメリットを挙げながら彼女の人形になるように勧めてきます。

「人形」という言葉を聞くと、操られて好き放題される印象があるかもしれません。
本作品はそんな不安を丁寧な暗示で少しずつ取り除いていきます。
国屋敷さんの作品は優しい雰囲気でのド変態プレイが多いのですが
今回は初期の作品だからかプレイもかなりソフトです。

催眠は2パート37分30秒とやや長め。
深呼吸、脱力、暗示による深化の3つで構成された至ってシンプルな作りです。

「女の子の声に従って 深呼吸をするのは とても幸せなことです」
深呼吸の「吸ってー 吐いてー」やカウントと同時に暗示を入れてくるのが特徴で
これによって元々長く時間を取っているのにさらに密度も高めています。

暗示も「お姉さんの声に従って深呼吸をするのが気持ちいい」から始まり
彼女の声に従うことを当たり前の状況に持っていきながら、頭を空っぽにしていきます。
最初に敢えて「お姉さんの声に従って」と言っているのがポイント。
人間は誰でも深呼吸をすれば気持ちよくなるのですが
彼女の声をそれに結びつけることで「彼女の声=気持ちいい」に自然に誘導しています。

「あなたの体は 少しずつお人形さんへと変化していきます」
脱力は17分もの時間をかけて、8つの部位をそれぞれ20カウントしながら行います。
特に意識しなくても両手両足はかなりの確率で重さを感じることでしょう。
これもカウントと同時にそうなるような暗示をかけてくれるからです。

「最後の仕上げとして あなたの心を お人形さんの心に変化させましょう」
そして最後は長めのカウントを取って心の脱力をしていきます。
合間に聴き手に彼女への忠誠の言葉を復唱させたり
最後に念を押すように彼女の言うことに同意させたりと
本当に丁寧に服従心を刷り込んでいきます。
ここまでやられると強く拒絶しない限りは従えるようになっているはずです。

噛んで含めるような非常に親切な催眠です。
やることを少なくし、かつそれを入念に進めていくことで
聴き手の心を確実にとろけさせていきます。
特に初心者の方に向いている内容と言えるでしょう。



心も体も操られる感覚
エッチシーンは2パート合計で20分。
プレイは声による絶頂とオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「これからあなたは 私の声を聞いて 心で感じてしまうの」
心と体を完全に空っぽにされた主人公は
お姉さん改めご主人様の声に従って気持ちいい感覚を味わいます。

初めにドライでの絶頂、その後にオナニーでの射精が続くやや珍しいタイプです。
国屋敷さんはこれがデフォルトで、どちらかを選択するわけではありません。

「あなたの一番大好きな人に おちんちんを可愛がってもらえるなんて 幸せだね」
ご主人様になってもお姉さんの声はとても穏やか。
彼女の温かい声に包まれていると体が自然に温かくなってくるかもしれません。
たとえ温かくならなかったとしても、とりあえずフリだけはしてみてください。
そうすることで催眠がより安定し、彼女に従うことが快感へと繋がるようになります。

フィニッシュはどちらもカウントに合わせて行います。
自分の中で「イキたい」という感覚を蓄えながら、ご主人様の許可を待ちましょう。
どちらも絶頂シーンを長めに取っているおかげで合わせやすいはずです。

他にも聴き手に復唱を促すなど、かなり催眠を意識したエッチです。
調教モノとしてはとんでもなくソフトで罵倒もごくわずか。
ノーマルな方がMの心境を味わうのに丁度良いプレイだと思います。



かなり初心者 向けな作品
催眠部分がしっかりと作られているおかげで、催眠特有の感覚を割と楽に味わえます。
催眠もエッチもとにかく暗示にこだわってるなと感じました。

自分が他人の言う通りにさせられることを好む人はおそらく少ないでしょう。
それをわかっているからか、回り道をするようにごまかしながら
聴き手を少しずつ「何もしなくていいなら楽だな」と思わせるように誘導しています。
これが催眠の「流れ」というやつで、最も重要で最も作るのが難しい部分なのです。

国屋敷さんは割と暗示の組み立てが上手なサークルさんかなと思うのですが
本作品の暗示はその中でも特に優れています。

催眠は大きめのカウントを交えながら絶え間ない暗示で心を縛ってきます。
色々な作品を聴いている方にとってはやや新鮮味に欠けるかもしれませんが
催眠オナニーを始めたばかりの方には親しみやすい内容と言えます。
催眠の威力はそこそこ強い方ではないかなと。

エッチは催眠の流れを継続した形で
彼女に操られることに幸福を感じながら絶頂を目指します。
ご主人様に優しく見られているのを意識するのがいいでしょう。
淫語若干、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

こういうストレートな作品は基本に立ち返る大切さを教えてくれます。
メインターゲットはあくまで初心者ですが
「最近どうもかかれない」などのスランプに陥っている方が聴くのも良いと思います。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:05:34


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
体験版に入っている3つ目のファイル(5秒程度のやつ)は
絶頂シーンの抜粋で、いきなり開くとたぶんびっくりします。
聴く際は心の準備をしてから再生してください。


S専用オナニー用ボイスドラマ 気弱な牝サンタを裏路地に連れ込んで壊れるまでしゃぶらせ犯したお話

サークル「裏橋製作プラス」さんの同人音声作品。
オカズとしての実用性を重視した作品を作られているサークルさんです。

今回は時期に合ったクリスマスものを選んでみました。
本作品はサンタコスの女の子が、別の意味でのホワイトクリスマスを迎えます。
S向けはエロボイスでも最近あまり見かけません。
催眠なんかは特にそうなのですが、音声作品好きにはMが多いみたいです。

凌辱モノらしくイラマチオなどの無理矢理行うプレイが多いのが特徴で
女の子が口・おっぱい・おまんこを犯され、精液で汚されていく様子が
彼女のもがき苦しむような声と悲鳴で上手に描かれています。
殴るなどの暴力シーンはありませんから、ハッピーエンドにはならないものの
聴き終えてそこまでブラックな気分になることもないでしょう。



仕事着のまま帰る途中で
牝サンタが男たちに犯されるお話。

「サンタの衣装でケーキを売る クリスマスのアルバイトが終わり 私は夜の街を
一人で歩いていた」

牝サンタは若々しいが少し陰のある声の女性。
家がバイト先の近くにあるため、サンタ服を着たまま帰っていたところを
後ろから男に抱きかかえられ路地裏へ連れていかれます。

作品の流れとしては牝サンタが男の言う通りに嫌々奉仕を続け
次第に逃げられないことを観念し、やがて心を壊していきます。

「いや いやっ そんな汚いもの近づけないでください!」
最初はこんな感じで激しく拒絶していた彼女が
どのようなタイミングで諦め、快楽を貪るだけの人形になり下がるか。
このあたりが物語のポイントになるでしょう。

凌辱をテーマとしているだけあって、牝サンタは割と頻繁に大きな声を上げます。
特に絶頂シーンでは悲鳴を上げることもありますから
聴く際のボリュームにはご注意ください。



下品なちゅぱ音のオンパレード
エッチシーンはほぼ全編にあたる59分30秒ほど。
プレイはイラマチオ、フェラ、パイズリ、SEXです。
エッチな効果音はありません。

「あなたの おちんぽ しゃぶらせてください」
最初に無理矢理おちんぽをねじ込まれて苦しい思いをした牝サンタは
「口で射精させてくれたら開放する」という男の約束を信じて自分から舐め始めます。

プレイのバリエーションが4つありますが
パイズリは追加で先っぽを舐めるし、SEX中も同時に別の男のモノを咥えるため
フェラによるちゅぱ音がエッチの中心になっています。
パイズリもSEXも効果音無しだと色々厳しいのでこのへんは妥当かなと。
複数人から同時に犯される方が凌辱っぽさも出ますしね。

牝サンタはフェラ初体験ながらもテクニックはある方で
「ぶぶぶっ ずびっ」と下品な音を鳴らしてしゃぶったり
「ずるびゅ きゅいいぃぃ」と勢いよく吸い上げたりと
意図的に爆音をまき散らすようなプレイで聴き手の興奮を煽ってくれます。
舐める位置を適度に変えることで音への飽きも防いでますし
そのへんは色々考えられていると思います。

「イキそう 出そうで っおおるろうるぅ」
もちろん凌辱ならではのシーンもあります。
フェラでは満足できなくなったのか、男がいきなりイラマチオに切り替えて
そのまま口の中に射精する
ところはいいですね。
牝サンタが咥えながら泣き叫ぶような声で懇願しても当然無視。
後で苦しそうにのどに詰まった精液を吐き出す様子もリアルです。

「いやっ! 下着おろさないで そんな そんなところ見ないでください」
手を尽くしてなんとか守ってきたおまんこも、最後の最後で男たちに汚されてしまいます。
ここでは代わる代わる口とおまんこを犯されていくスタイルで
口が塞がれているおかげで喘ぎ声は少なめですが
絶え間ないちゅぱ音を聞くことができます。



背徳感が十分に感じられる作品
牝サンタの演技がその場にある切迫感や緊張感を見事に演出しています。
泣き叫んだりうめいたりと、同人音声ではあまり聴けない系統の声が出るのもいいところ。
彼女が抵抗し、諦め、堕ちていく様子がよくわかります。
会話を中断して無理矢理ぶち込むシーンも非常に新鮮でした。

ただ肝心のプレイに目を向けるとほとんどフェラなのが残念です。
パイズリやSEXシーンに効果音があればもっと幅広くなったのですが…
特に射精音の有無は背徳感に大きな違いが生まれると思います。
シチュがいいだけに、できればそのへんまでこだわってほしかったなと。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声わずかです。

S向けは作品数的に少ないですから個人的にも応援しています。
桃華れんさんの演技も好印象でした。

体験版は14分と長めです。

CV:桃華れんさん
総時間 1:08:56


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2015年08月06日追記
本作品は2015年08月05日から2015年08月17日の間、DMMにて半額で販売されています。
S専用オナニー用ボイスドラマ 気弱な牝サンタを裏路地に連れ込んで壊れるまでしゃぶらせ犯したお話

上記ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/36419653.html#comments

Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

以前紹介をさせていただいた「Synergism Duet」の続編にあたる作品で
世間では「双子2」と呼ばれることもあります。
その名の通り声のトーンが若干違う2人の女の子が左右に陣取って
あるいは交互に、あるいは同時に語り掛けてくるのが特徴です。

今回は性的にスッキリさせるのではなく安眠が目的。
聴き手を無駄に疲れさせないように、ドライでの絶頂を1回だけに留めて
その後はゆっくりと眠りに落ちていきます。
時間が30分程度とお手軽ですから、寝る前にちょろっと聴くのに丁度いいでしょう。



わかりやすい指示の間にこっそり潜ませた暗示
双子に催眠で心地よい気分にさせてもらいながら寝るお話。

「せーの こんばんはー」
双子はどちらも甘く可愛い声の女の子。
うまく寝付けない主人公のために、添い寝しながら催眠をかけてくれます。

この双子形式は催眠音声の中でもかなり独特で
初めての方だと、どういう姿勢で聴けばいいのかがわからないかもしれません。
それらについては前作の方でやや詳しく書かせていただいてますので
まずは↓こちらをお読みください。
「Synergism Duet」

催眠導入は21分ほど。
まずはゲームをしたりお風呂に入るなど、自分が楽しいと思うシチュをイメージしながら
長めの時間をかけてゆっくりと脱力していきます。

「重い ずーんと重い 重くて沈む 左手が重くて どんどん沈んでいく」
双子は左右から交互に「重い」「沈む」を何度も繰り返して脱力を促します。
経験の浅い方ほど「そんな事を言われただけで重くなるかよ」と思うでしょう。
もちろんただ繰り返すだけではなくて、そうなるように誘導してくれるわけです。

人間は心地よい気分になると心に隙が生まれ、暗示にかかりやすくなります。
そして、そのような状況に持っていった上でかける暗示は効果が抜群なのです。

「息を吐きながら 深く深く入って 気持ちのいい世界に落ちていって」
脱力の後は双子の声に従うように更なる暗示を聞いていきます。
ここでは敢えてストレートに催眠にかけようとはせずに
目を開けて動かしたり、手を握りしめたりといった指示の合間に
催眠にかけるための暗示を仕込んでいる
のが面白いですね。

しかも2人はほとんど間を置かずに、畳みかけるように左右から語り掛けてきます。
こうすることで聴き手に「指示に従うべきか?」などの余計なことを考える暇を与えずに
指示や暗示をスッと受け入れるように誘導しているのです。

実際聴いてみると「なんだか色々言われて忙しいなぁ」と思うでしょう。
でも目を動かしたり手を握るのはフェイクで
双子が本当に言いたいのは「声に従って心を深く沈めてほしい」なのだと私は思います。



感じるだけの体になっていく
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイはキス、声に導かれてのドライ絶頂になります。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「感じる準備はできたかな? じゃあいくよ」
導入の最終段階で主人公にちょっとした細工を施した双子は
全身にキスしながら少しずつ感度を上げていきます。

本作品のエッチは非常に催眠を意識した作りで
双子が淫語を連発したり喘いだりするタイプではありません。
プレイ中に適度に暗示を絡めてくれるおかげで
催眠状態をかなり維持しやすいと言えるでしょう。

「今日だけは 恋人気分でいちゃいちゃしようね」
双子が添い寝している様子をイメージして、その体温や甘い匂いを感じながら
リップ音の鳴った部位が温かくなるのを感じてみましょう。
私の場合は股間のあたりが何やらむず痒く感じるようになりました。

最後はカウントに合わせて絶頂を迎え、頭が真っ白になったまま眠りにつきます。

やろうと思えば「双子のい・い・な・り」のような連続絶頂も目指せそうなのに
敢えて1回で終わらせたのは主人公の体を気遣ってのことでしょう。
軽く疲れさせて心地よい疲労感の中、ゆっくりと眠りに落ちていく。
作品の目的をしっかりと意識した作り手の心遣いが感じられました。



心と体がとろとろになる作品
双子形式を十二分に生かした流れるようなシナリオが光っています。
非常にクオリティの高い作品と思いました。

双子の声だけでも結構頭がぽわんとする感覚が味わえるのに
2人の声のかけるタイミングや内容が見事にかみ合っていて
その相乗効果でより高い領域へと上り詰めています。

湯船に浸かっているような全身が心地よくなる感覚
手足がピリピリする感覚、頭の中が左右に引っ張られるような感覚など
うまく流れに乗ることができれば色々な感覚が味わえるでしょう。
人によってはもっと別の感覚が味わえるのかもしれません。

催眠音声において名作と呼ばれるものはどれも暗示が丁寧です。
たった一つの暗示を時間をかけて何度も何度も刷り込みます。
さらに素晴らしいのが聴き手にそれを悟らせず、かつ飽きさせずに行っているのです。

私も作品を聴いている最中はここまであれこれ考えずにぼーっとしてました。
そして聴き終わった後、改めて作品の流れを追ってみて
「ああ、こういうことだったのか」と納得し、感心しました。

「双子といえば声が特徴」
当サイトで私はこれを何度も言ってきました。
でも本当はそうじゃなくて、声とストーリーが特徴的なのです。

初心者から経験者まで誰でも楽しめる名作です。
まだ聴いていない方は是非一度聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 37:15

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側、上から4番目の「Synergism Duet Echo」が本作品になります)


対魔忍ユキカゼ催眠CD~ゆきかぜの甘い囁き~

サークル「Lilith [リリス]」さんの催眠音声作品。
数多くのアドベンチャーゲームを作られている商業系のサークルさんです。

本作品はリリスさんの人気作品「対魔忍ユキカゼ」に登場するキャラを使った物語で
すくりぷてっどこねくしょんさんの中の方が、シナリオ等を全面監修されています。
つまりキャラ以外はほぼすくりぷさんが作られているわけで、にわかではありません。

内容も暗示を中心としたすくりぷさんらしい進め方で
ゆっくりと時間をかけて聴き手の頭をとろとろにしていきます。
元作品は結構エロエロな展開のゲームのようですが
こちらは非常に催眠を重視した作りの作品ですから
催眠特有の心地よい感覚を十分に楽しむことができるでしょう。



ゆきかぜとの甘いひと時
水城ゆきかぜに催眠をかけてもらい、その後エッチな事をするお話。

「このお話は 私があなただけのために一晩一緒に過ごす そんなお話」
ゆきかぜはちょっぴり気の強そうな声だが、口調は優しい女の子。
射精のような刹那的な快楽では終わらない、濃密なSEXをするために
催眠を使って主人公が彼女の事をより深く愛せるようにしていきます。

元ネタのある作品につきまとうキャラや背景への事前知識については
本作品では特に必要を感じません。
「対魔忍ユキカゼ」未プレイの私でも違和感なく聴けました。
忍法を使ったりもしませんし、ほんとキャラと声優さんが同じだけって感じです。

催眠は24分30秒ほど。
まずはお馴染みの深呼吸と脱力をすることで、催眠に入りやすい状態を作っていきます。

脱力は両腕、両足を左右別々に行っていく「分割弛緩法」というよく使われる方法で
右腕「血液の流れとともに すーっと力が抜けていく 抜けていく どんどん抜けていく」
左腕「血液の流れに従いながら すーっと力が抜けていく 自然に抜けていく」

このように同じ腕でも暗示の内容を微妙に変えてあるきめ細かい作りです。
さすがすくりぷさんといったところでしょうか。

「力の抜けていく感覚がわからなければ だらーんとしてればいいから」
また、初心者を意識したセリフを織り交ぜてあるのもいいところ。
この作品で初めて催眠音声に触れる方もおそらくいるでしょうから
そういった方への配慮を欠かさない点は素晴らしいです。

「嬉しい ただ嬉しい 声を聞いているだけで嬉しい」
軽く全身を脱力した後はイメージ誘導に移ります。
光の輪を体の上から下へ通すことで心を浄化させ、不安を消し去りましょう。
最初にうまく脱力できなかった人も、この辺で手足に重さを感じ始めるはず。
そんな心地よい感覚に包まれながら、徐々に彼女の声を体に染み込ませていきます。

「いいの 何も見えなくて 私だけを見ていてほしい」
そして最後は先ほどとは違ったイメージをさせて軽く不安を煽ってから
救いの手を差し伸べるかのように彼女が優しく語り掛けてきます。
彼女の声を聞くと安心、だから彼女の言うことはすべて聞いてしまう。
そうなりやすい状況をわざと作り上げることで、聴き手を無意識に誘導しています。
私の場合ここで延髄のあたりに何か温かいものが下りていく感覚がありました。

ここまでをすべて暗示のみで行っている、まさにすくりぷさんそのものな催眠です。
今回はいつもにも増して噛んで含めるような丁寧な運びとなっており
聴き手の心理を流れるような手際で操りながら
要となる「彼女の声を聴くのは気持ちいい、幸せ」という暗示を刷り込んでいきます。

たとえシナリオ担当の名前が伏せてあったとしても、少なくとも私にはわかったでしょう。
それくらい特徴的な作りをしています。



全身に流れるピリピリとした痺れ
エッチシーンはおよそ15分間。
プレイはSEXのみです。
(エッチなプレイとしては他に催眠導入部分で1分程度の軽いキスシーンがあります)

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「いいよ 気持ちよくなろう もっともっと気持ちよく」
暗示の力で主人公の頭の中をとろとろにしたゆきかぜは
もっともっと気持ちよくなるために、更なる暗示で感度を上昇させていきます。

エッチシーンも引き続き暗示を重ねていく催眠重視なプレイです。
うまく催眠状態に入っていれば体中をピリピリとした痺れが襲うでしょう。
長時間正座をした時に足が痺れる感じに近いです。
途中で試しに手を指で突いてみたら「パチッ」と軽く電流の流れるような感覚が走りました。
あくまでは「私は」ってことで、皆さんとは違った感覚なのかもしれません。

「あなたの上に乗っかる 温かい太ももが あなたの腰に触れる」
本格的なSEXシーンは8分ほど。
客観的な描写とゆきかぜ自身のセリフを織り交ぜる形で進められています。
だから直接的なエロとは若干違う感じですね。

プレイはぎゅっと抱き合ってお互いの鼓動を感じたり
挿入後も最初は敢えて動かさずに、性器の密着具合を確かめ合う愛のあるSEXで
今まで蓄積されてきた感覚が大きいほど、心に湧きあがるものがあるはずです。
更にここでもゆきかぜの声に対する暗示を軽く入れるなど
催眠状態を維持させるための配慮がされています。

「す す す す 凄いぃぃひぃぃ おまんこ壊れちゃうぅぅ」
しかしピストンが始まると一転してエロの割合が高まり
ゆきかぜの荒い吐息と艶めかしい喘ぎ声が股間を刺激します。
さすが商業系エロゲーメインの声優さんなだけあって演技力が高いなと。

「イっちゃう イっちゃうぅぅぅ びゅるびゅるびゅるぅ」
そして最後は彼女に中出しする形でのフィニッシュを迎え
心も体も繋がったままで深い眠りへと落ちていきます。

とても催眠音声らしいエッチと言えるでしょう。
客観的な描写の中にもきっちりと暗示を組み込んで心を縛ってきますし
プレイ中も女体の温かさを連想させたり
敢えて無音の時間を入れることでその余韻に浸らせたりします。

ちなみにエッチシーンでもカウントは一切行いません。
このへんもすくりぷさんならではですね。



暗示の秀逸さが目を引く作品
最近よくある催眠風音声作品などではなく
催眠を非常に重視した丁寧さの光る紛うことなき催眠音声です。

すくりぷさん最大の武器である暗示を十二分に活用しながら
体の自由を奪い、頭を心地よい感覚で満たし、感度を上昇させ、絶頂へと導いてくれます。
暗示同士の連結も問題なくきちんとした流れがありますし
編集だけリリスさんがやられたとのことで、事前に唯一懸念していたセリフの間も大丈夫。
催眠効果を期待して聴くのならば、まず間違いなく楽しめます。
作中で一度もカウントを挟まないのも見事としか言いようがありません。

催眠経験者向けにもっとわかりやすく言うと
すくりぷさんのフリー作品「はぴねすひゅぷの」に作りや表現方法が似ています。
同作品が好きな方なら尚楽しめるでしょう。

エッチは感度上昇からのドライ絶頂と催眠を意識した作りです。
催眠でできあがった心地よい感覚を甘い抱擁で十分に味わわせてから
ゆきかぜの声に押される形で少しずつ高みに上り詰めていきます。

フィニッシュがカウントではないため、合わせるのに若干慣れが必要かもしれませんが
イク瞬間は半ば叫ぶような声でパワーを与えてくれますし
股間を中心に突き抜けるような快感が走りやすいのではないでしょうか。

…と、ここまでは催眠音声としての良い点をピックアップさせていただいたのですが
この作品に水城ゆきかぜを登場させる必要性については疑問を感じます。
キャラものならファンは彼女らしい催眠の手法やプレイを期待して聴くのではないかなと。
そういったオリジナリティが見られなかったことだけが残念です。

注意点が一つ。
本作品の最後は眠りにつく描写となっており、解除音声らしいことは行われません。
そのため、寝る前に聴かれる場合以外は
別作品から解除音声を調達してきちんとそれを聴いてください。
特に聴いた後に出かける用事などがある方は絶対にそうしてください。

CV:氷室百合さん
総時間 43:58


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は8点。
コスパを考慮して-1してあります。
もしこの作品がキャラものでなかったら+1してました。

あと総評部分にある「はぴねすひゅぷの」は12/20時点ではレビューを閲覧できません。
私が忘れないようにリンクを貼っているだけで、割と近い未来に公開されます。


シロクマ耳かき店へようこそ!2&シロクマの湯。

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

DL数5200と耳かき音声のみならず、音声作品全体としても驚異的な人気を誇る
「立体音響♪シロクマ耳かき店へようこそ!」の続編が出ました。

今回は前作と似た通常の耳かきサービスに
リニューアルオープンした貸切温泉でのひと時を綴ったお話を加えた2部構成。
どちらも癒しあり、エッチありと比較的短時間ながらも盛りだくさんな内容で
過去作で培ってきたバイノーラルの技術やリアルな効果音はもちろん
キャラやプレイでもきっちりとした個性を打ち出しています。

特に温泉シーンでの効果音は実際に録りに行かれたそうで素晴らしいです。
お湯の流れる音を聴いているだけで、自然に心が落ち着くのを感じることでしょう。



和やかで温かさを感じる耳かき
シロクマ耳かき店とシロクマの湯でお姉さんからサービスを受けるお話。

「いらっしゃい また来てくれたんですね」
お姉さんは甘く可愛い声の女の子。
お店の客として顔なじみである主人公に対して
店員よりはお友達に近いような親しげな態度で接してくれます。

本作品は2つのシチュエーションで構成されており
最初は正当な続編としての耳かき、その後は温泉でのサービスが
登場人物を変えずに描かれています。
耳かきは両方のシチュにあって、その他のエッチシーンなどが違う感じです。

耳かきは耳かき店が10分30秒、シロクマの湯が7分30秒の合わせて18分間。
専門店らしく耳かき棒、綿棒、梵天などを用途に応じて使い分ける丁寧なタイプです。

耳かき音は「ぞり ぞり」と尖った軽快な音
梵天は「さり ざり」と若干ざらつきのある音など効果音のレベルはかなり高く
特に耳かき棒は耳の外縁をなぞる時は「しゅりり」とやや滑らかになったり
奥の方をお掃除する際は「ごりっ」としたやや重たい、こもった音になるなど
同じ器具でも使う場所に応じて音を細かく変化させているのが特徴です。
全体的に見てとてもリアルと言えるでしょう。

「シェーバーによる処理なので 怪我はしませんよ」
今回は通常の耳かきに加えて耳の産毛を取るサービスがあるのもポイント。
電動カミソリのような「ウィーン」という音を軽く上下に動かしながら
それぞれ1分ほどをかけて綺麗にしてくれます。
実際聴いてみると耳が軽くくすぐったくなるような感覚を受けました。
こちらはシロクマの湯でのみ登場します。

「耳かきの事になると ついつい 熱く語ってしまうんです」
耳かき中はお姉さんが耳垢のタイプとか、おすすめの器具などを教えてくれます。
とにかく耳かきに対して色々と研究しているようで、そのひたむきな様子を聴いていると
「ああ、この人は本当に耳かきが好きなんだな」って思えて心がほっこりしました。
技術と知識があって心のケアもしてくれる、まさに理想的な耳かき店員と言えるでしょう。

…と、この他にもまだまだ書けるほど色々な部分が優れている耳かきです。

耳かき店パートは右を掃除する際はやや饒舌に、左は意識して寡黙にと
雰囲気を楽しみたい方と効果音を楽しみたい方の両方に対応されていますし
シロクマの湯パートでは「こり こりっ」とセリフに擬音語を織り交ぜて可愛さを演出するなど
同じ耳かきシーンでも微妙な変化を与えて聴き手を飽きさせないようにしています。
各工程のインターバルを短くして自然な流れを作り上げているのもいいですね。



喘ぎ声、ちゅぱ音、くちゃ音による複合的な責め
エッチシーンは耳かき店が18分30秒、シロクマの湯が9分で合計27分30秒ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、フェラ、SEX、パイズリです。
手コキやパイズリをするシーンでリアルなくちゃ音が流れます。

「これは 耳かきをする前の下準備ですからね」
耳かき店パートでは来店早々の主人公を半ば襲うような形で
耳の汚れを浮かせるために耳舐めでご奉仕してくれます。

エッチはどちらのパートも複数個所への同時責めにこだわっており
喘ぎ声、ちゅぱ音、効果音を複合的に聞かせることで聴き手を興奮させてくれます。

「立体音響だからこそできる リアルな3点責めをお楽しみください」
その中で最も破壊力があるのは、左右からの耳舐めとSEXによる3点責めでしょう。
これはヘッドホンを装着してちゅぱ音を聴きながら
お姉さんがサービスをしてくれるというもので
前作ではフェラだったのが今回はフェラ+SEXにパワーアップしています。

実際聴いてみると頭の中がいやらしい声と音で満たされていく感じで
なんというかとても不思議な感覚を受けます。
内緒のサービスなこともあって、隣の部屋に聞こえないように
お姉さんが声量を抑えたかすれた喘ぎ声を漏らすのがいいですね。

「寒すぎるといけないから 人肌で温めてあげますね」
一方シロクマの湯パートでは露天風呂での開放的なプレイが楽しめます。

このパート最大の特徴は温泉らしくお湯の流れる効果音が聞こえてくること。
終始流れ続ける「じょろ じょろ」と温泉にお湯が流れ込む音はもちろん
お姉さんがかけ湯をする際にも別途水音が鳴るなどとてつもなくリアル。
男女が裸でお風呂に入っているエッチなシーンなんですけど
その環境音を聴いているとなんだか心が和んでしまいます。

「せっかくの温泉だし いつもとは違うこと してみたくないですか?」
プレイの方はパイズリしながらのフェラがメインで
ここでもパイズリのくちゃ音とフェラのちゅぱ音の複合攻撃が聴き手に襲い掛かります。
人目をはばかる必要がないためお姉さんも普通に喘いでくれますし
主人公が若干反撃するシーンで乱れたりと、耳かき店よりはストレートなエッチです。
シチュ的に非常に珍しいのもポイントでしょう。

このように、ちゅぱ音を主体にしながらもリアルな効果音で見事に差別化ができています。
特に露天風呂でのエッチは音声作品で初登場ではないでしょうか。
効果音もリアルですし、事前にちょっとしたやり取りを挟んで誘ったりと
エッチの流れ自体にもメリハリがあってとても良かったです。



2013年における耳かき音声の集大成
エロよりは若干癒し寄りな名作です。

シロクマさんお得意の耳かきはもちろん
今回はエッチでも面白いシチュやプレイを取り入れていますし
エロ、非エロそれぞれのシーンにそこだけの要素をしっかりと散りばめています。
おかげで個々のシーンの密度が高く感じました。

耳かきは個々の時間が短めですが、2つ合わせれば十分な長さでしょう。
効果音の鳴らす間隔を縮めることによって音の連続性を生み出しています。
お姉さんの流れるような手際にリズムを感じました。

エッチは前作で好評だった3点責めはもちろん
それ以外でも粘液質のリアルな効果音を使ってエロさを演出しています。
バイノーラルならではの位置取りや距離感もバッチリ。
終盤はきっちりペースを上げて抜けるように追い込んでくれます。

今回もこの内容とボリュームで500円と価格も良心的。
文句なしの満点の作品です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間
シロクマ耳かき店へようこそ!2
本編…30:41 おまけ…21:02
シロクマの湯。
本編…20:44 おまけ…3:34
(内容が重複する「03 耳かき音少し大きめver」を除いた時間です)


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
おそろしくサラサラと記事が書けた作品。
私は毎回聴いた感じとその後の記事の進み具合で最終的な点数を決めています。
理由は聴いた後の余韻なども評価対象にしているからです。
それで、記事がすんなり書けるものはだいたい名作です。
この作品は書き始めの段階で何も考えなくても手が勝手に動いたので
割と早くに満点と決めました。

本編以外で個人的にグッときたのは「(おまけ)没耳舐め音」。
2分弱と短い時間両耳を舐められるだけの音声なのですが
伊ヶ崎さんの普段の耳舐めに比べて余裕の無いがっついた感じが印象的でした。


魔女の誘惑淫語

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。
今回はサークルさんの処女作を選んでみました。

本作品はこぼれるようなおっぱいとむちむちな太ももを持つ魔女が
少年を誘惑してダークサイドに落としていく様子を描いています。

ネイティファスさんの作風が背徳的なのは有名ですが
初期の作品なだけあって、そこまでえげつない表現は登場しません。
雰囲気はむしろ甘めですからノーマルな方でもおそらく大丈夫でしょう。



声と体で誘惑する魔 女さん
魔女を討伐しに行った少年たちが、逆に骨抜きにされてしまうお話。

「あら どうしたの坊やたち そんなに怖い顔して」
魔女は挿し絵に比べるとずっと大人っぽい声の女性。
村の外にある森に住んでいる彼女は、村の若い男を誘惑して食い物にしているらしく
この問題を解決するために少年たちが討伐にやってきました。

「こんな開いた服で おっぱい大きくて 太もももむちむちして はぁん」
魔女にとってはこういう事態など日常茶飯事なのでしょう。
特に動揺するような素振りも見せず、自慢のエロボディで早速誘惑してきます。
魔女役が色っぽい大人の女性の声を非常に得意とする伊東もえさんなだけあって
その声には男の股間を熱くする力を感じました。

お話は最初の12分ほどがエッチに至るまでのやり取りに費やされています。
音声作品は初期と最近のものを比べると、作風に違いがある場合が多いのですが
ネイティファスさんは最初からストーリー重視なのに少々驚きました。

エッチで主人公になりきるためには、お話の背景を知ることも重要です。
その点この作品は時間が十分に取られているおかげで
感情移入はかなりしやすいほうと言えるでしょう。



大きくて柔らかいおっぱいに包まれて
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイはキス、パイズリ、フェラとなります。
エッチな効果音はありません。

「いいよ 悪いおちんちんは このおっぱいで救ってあげる」
誘惑催眠魔法を耐え抜いた一人の少年を籠絡するために
魔女は自分の肉体を駆使して極上の快楽を与えます。

プレイは彼女の最大の武器である大きなおっぱいに特化しています。
メインはパイズリとフェラになっていますから
おっぱい好きには向いている内容ですね。
パイズリは音声作品ではややレアなプレイでもあります。
ただし効果音が無いため、どのように扱いているのかがわかりにくいのは残念です。

「乳ハメチンポ 乳ハメチンポ 乳ハメチンポ 乳ハメチンポ」
またタイトルである「誘惑淫語」の通り、魔女はやや下品な淫語を連発してくれます。
おっぱいの圧力、隙間から飛び出している亀頭へのフェラ、そして淫語に喘ぎ声と
彼女は4方向から確実に少年を追い詰めていくわけです。
このへんはさすが大人の女性といったところでしょうか。



筋の通った作品
処女作として見たらかなり完成度の高い作品です。
ストーリーはきちんと組み立てられているし
エッチも独自性のあるプレイを取り入れるなど
要所要所を押さえた作りだと思います。

ただ作品自体の時間が22分と非常に短いため
ストーリーを真面目に追っていくあまり、エロが足りなくなるジレンマに陥っています。

「お話は面白いんだけど、尺が足りなくてなんか抜ききれない」
エロボイスを聴く目的を考えた場合、これはマイナスなのではないかなと。
個人的にはエッチシーンがもう5分欲しかったです。
淫語それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音若干といった感じです。

ストーリーの方は最終的に少年は魔女の責めに屈してしまうわけですが
その後のお話が描かれていないため、あまりダークにならずに終わります。
雰囲気なども考えるとおねショタものに近いかもしれません。

CV:伊東もえさん
総時間 22:53


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

【耳かき】耳かき安眠店 道草屋  すずしろ【耳舐め】

サークル「桃色CODE」さんの全年齢向け同人音声作品。
ストーリーのある音声作品は今回が初となるサークルさんです。

耳かき音声は割と飽和状態にあると思える昨今において
耳かきは初製作っぽいのにえらく人気が高い。
そんなわけでこの作品は結構気になっていました。

本作品はおっとりとした女の子が耳かきと耳舐めで癒してくれます。
女の子のキャラと雰囲気づくりが特徴で
前者は基本的には丁寧だけど所々に天然っぽい部分を見せてくれる点
後者は細かい効果音や音の距離を上手に活用している点に表われています。

耳かき音声で耳かき音が大事なのはもちろんですが
それを取り巻く部分も大事な構成要素です。
そんな作品全体に漂う癒しの空気が、聴き手の心を自然に温めてくれることでしょう。



いやし系ボイスの女の子
道草屋の店員「すずしろ」に耳かきなどのサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 本日はお越しいただき ありがとうございます」
すずしろは癒しを感じる優しくて可愛い声の女の子。
耳かき+睡眠コースを選んだ主人公の担当として
まずはサービスを行うお部屋へと案内してくれます。

本作品のイメージは挿し絵の通り「和」。
部屋に移動する際も「パスン パスン」と控えめな足音だったり
部屋に入る際に襖を開閉するような効果音を鳴らすことで
落ち着いた雰囲気を演出しています。
こういう耳かきに関係のない部分の音にまでこだわっているのはいいですね。

「今夜は 日々の生活を忘れ 心行くまで 癒されていってくださいね」
すずしろの声も作品の雰囲気にぴったりな温かさを感じます。
主人公は確かにお客ではありますが、癒しを求めてやってきているわけですから
あまりに他人行儀では心を休ませることができません。
だから彼女はある程度の礼儀正しさを表に出しながらも
時折女の子らしい可愛さを見せることで心をほぐしてくれます。

「まずは 温かいおしぼりで お耳を温めさせていただきますね」
耳かきに入る前に、すずしろは膝枕をしながら冷えた耳をおしぼりで拭いてくれます。
この際両方を同時に拭いてくれるのですが
左右から聞こえてくる布の擦れる音が別々なのがいいところ。
両手でそれぞれを拭くわけですから、当然耳に聞こえてくる音も違うのが自然です。

音のボリュームも手前になる効果音を大きく、奥のすずしろの声を小さめにすることで
主人公視点での音の距離感を作っています。
桃色CODEさんは耳かき音声の製作は初めてのはずなのですが
こういった細かい部分での気配りがしっかりしているなと感じました。



耳かきと特別サービス
メインとなる耳かきシーンは左右どちらも8分ほどで合計16分。
耳かき棒と専用の綿棒を使ってお掃除してくれます。
(耳かき棒は作中で明言されていないため音の感じで判断しました)

耳かき棒は「ザリザリ ガリッ」とかなり乾いたざらついた音
綿棒は「サリサリ プスン」と少しざらついた軽い音が使われており
耳かき棒の方はややリアルさに欠けますが、綿棒の方はしっかりしています。
耳に伝わってくる感覚はそこそこ。

「よいしょっと ふんっ ふぅ」
ここではすずしろが時折漏らす吐息や掛け声が聴き手を和ませてくれます。
特に左耳を掃除する際に「ふんふ ふんふ ふーん」と鼻歌を歌うのがいいですね。
きちんと耳かきをしているのだから手抜きではありませんし
彼女自身が耳かきを楽しんでいて、その結果出たような自然さがあります。

「お客様のお耳って とって可愛い形をしておりますね」
それぞれの耳かきを終えた直後に耳舐めのサービスがあります。
全年齢を意識してかちゅぱ音はかなり大人しい部類で
聞いていてエロさを感じるほどではありません。
実際そうすると18禁になってしまいますから、まず妥当かなと。

そして最後はすずしろに見守られながら、ゆっくりと眠りにつきます。



キャラや雰囲気に癒 しを感じる作品
すずしろの声や仕草が聴き手をホッとさせてくれます。
物語の雰囲気もしっとりしていて終始落ち着いて聴けるでしょう。

一方耳かきはというと、現在の効果音では厳しく感じます。
というのも、耳かきをする前におしぼりで耳を拭いていますから
その後の耳かき音はやや湿った、しっとりとしたものになるのが自然です。
ですから今回のようなパリッとした音だと違和感があるかなと。
事前に耳を拭かないのなら今の音でもそこまで問題は感じません。
要は作品の流れに合った音かどうかということです。

耳舐めは私は敢えて入れる必要を感じないのですが、このへんは賛否両論でしょう。
特別サービスを入れることで、次回以降の作品への布石にしているようにも思えますし
ライトな、上品なちゅぱ音に一定の需要があるのもわかります。

「お客様の耳たふ 柔らかいれふ」
あと耳舐め中のこのセリフは非常に萌えました。
いやらしさではなくて可愛さを演出する方向の耳舐めはとても良いと思います。

今回はやや手厳しいことも書かせていただきましたが
それは耳かき以外の効果音がしっかりしていて
耳かき音もきっと良くなると思ってのことです。
作品の雰囲気づくりなどはきちんとしていますから
今後どのようなものを作られるのかに期待しています。

おまけは右→左の順に耳舐めパートを繋げた音声です。

CV:餅よもぎさん
総時間 本編…37:02 おまけ…10:39


オススメ度
■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
1作品目として見た場合、完成度は恐ろしく高いです。
今後にすごく期待が持てるサークルさんですね。
耳かき音を他サークルの素材に頼っていないのも好印象。


人間椅子催眠

サークル「ボイスワールド」さんの催眠音声作品。

本作品は人間の形をした椅子「人間椅子」にエッチな事をされる
なかなか珍しいシチュが楽しめます。
リアルの人間椅子はSMに使われる用語で
奴隷を四つん這いにして、ご主人様がその背中に座って楽しむそうです。
世の中には本当に色々な趣向がありますね…

作中ではこの人間椅子に抱きすくめられるような形で座ります。
椅子と言っても姿かたちは女性そのもの。
女性ならではの柔らかさ、温かさを感じながら心身の凝りをほぐしていきましょう。



女性に包まれる気持ちよさ
人間椅子とエッチな事をするお話。

「あなたは今 椅子あるいはベッドの上で 横たわっています」
ナレーターのお姉さんは淡々と話すかっこいい声の女性。
最初の7分ほどは彼女の進行によって
主人公がどういった形で人間椅子と出会うかが綴られています。
実際は出会うというか運ばれてくるわけですが。

「椅子専門の鍛冶職人 フェイカーさんに作られた 人間の姿をした椅子です」
人間椅子は言語を話せるし体温も持っているまさに人間そのものの椅子。
声はナレーターと同じで、主人公に早速座るようにと促してきます。

座る時の体勢は彼女が椅子に座っている姿勢になって
その上に主人公が座るような感じです。
人間椅子が空気椅子状態になるわけですが、椅子だから平気なのでしょう。

催眠はおよそ14分30秒。
まずは深呼吸をしながら人間椅子の柔らかさや温かさをイメージします。
お尻から伝わる太ももの感触や、背中に当たるおっぱいの弾力など
挿し絵のような肉感のある女性に、後ろから抱きしめられる感覚を思い浮かべましょう。

「いいですね 今から私が 体をゆっくりとほぐしていきます」
人間椅子は後ろから主人公の肩を揉み始めます。
「とんとん とんとん もみもみ」と擬音語を発しながら丹念に揉みほぐす声を聞きながら
電動マッサージチェアあたりに座っている感覚をイメージしてみてください。
イメージに浸れば浸るほど、体の凝りやストレスが少しずつ抜けていくはずです。

さて、心も体もリラックスしたし、催眠にかかる準備が整いました。
ですが、残念ながらここで催眠は終わってエッチに突入します。
催眠にとって肝心な暗示をかけてもらえないため、催眠効果はごくごくわずかでしょう。



背後から襲い掛かる快感
エッチシーンは18分30秒ほど。
プレイは登場順に皮むき、亀頭責め、耳舐め、オナニー、SEX(騎乗位)、手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありとなしを選択できます。

本作品のエッチは最初の皮むき~オナニーが共通で
そこから騎乗位SEXと手コキのどちらか一方を聴き手が選択します。
時間は共通パートが11分、騎乗位が5分、手コキが2分30秒です。

「ご主人様 なんだかくねくねして とっても可愛いですよ」
勃起した主人公のおちんちんを慰めるために
人間椅子は後ろからそれに触り、一気に包皮を剥くと亀頭を刺激し始めます。

人間椅子に後ろから責められるシチュを利用して
ここでは見えない位置からの予測できない責めを意識させるように進めています。

「おちんちんシコシコされながら 耳をいっぱい舐められてるね」
特に耳を舐められるシーンは音が片方だけになりますから
右→左→右と適度に動く声にゾクゾクっとするかもしれません。

「そのビンビンになったあなたのペニスを 私のあそこに挿入します」
唯一の例外が騎乗位SEXで
ここだけは彼女を上に座らせて主人公が下から突き上げていきます。
人間椅子にも性感帯はあるらしく、甘く切ない喘ぎ声が興奮を盛り上げてくれます。

ちなみに、手コキシーンは主人公のオナニーに彼女が手を添える形ですから
プレイとしてはセルフに当たるでしょう。



催眠音声として見るには厳しい作品
前作「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」は割とまっとうな催眠だっただけに
今作の内容はただただ残念でなりません。

催眠はリラックスさせるところまでは良いと思うのですが…
以前別の作品でも書かせていただいたように、リラックスだけでは催眠にはなりません。
そこから術者が何らかの暗示をかけて、聴き手をそうなるように少しずつ誘導していく。
そこまでやってこそ初めて催眠音声として成り立つわけです。

このシチュだと例えば女性の柔らかさや温もりに包まれることで
心地よい気分に浸るように入念に誘導して、背後からの愛撫と耳舐めで感度を上昇。
そこから彼女に後ろから見られながらのオナニーに持っていったり
騎乗位や手コキでもうちょっと刺激を強くしてドライを狙うとか。
色々とやり方はあると思うのですが、とにかく流れが欲しいかなと。

エッチはフィニッシュを選択できるのがいいですね。
ドライとセルフを聴き手の気分で決めることができます。

人間椅子に半ば拘束されるような形になりますからややM向けですが
雰囲気はかなりあまあまで落ち着いて楽しめます。
個人的にSEX時のましろさんの喘ぎ声にはグッときました。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はごくわずかです。

総合的に見ると、催眠音声としてはうーん…な作品です。
人間椅子というテーマは素晴らしいと思います。

CV:紗藤ましろさん
総時間 導入…32:54 騎乗位編…10:58 手コキ編…8:09


オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

おやすみ。~優しい姉との甘い夜~

サークル「Atelier Honey*」さんの同人音声作品。
同サークルさんが2番目に発売した作品になります。

野上菜月さんと言えば今やバイノーラル音声で有名な声優さんですが
今回は敢えてバイノーラルではない作品を選ばせていただきました。
私個人もこの手の野上さんの作品を聴くのは初めてです。
去年までバイノーラルは本当にレアだったんですけどね…
この1年の間によくここまで普及したなぁと。

本作品はお姉ちゃんと一緒のベッドに寝るひと時の様子が描かれています。
弟を甘やかすキャラが定番となっているいつものお姉ちゃんと違って
この作品では寂しい気持ちを打ち明けたり、自分から抱き着いたりと
ちょっぴり子供っぽい可愛いキャラとなっています。

でもエッチの時はしっかりとお世話してくれますから
お姉ちゃんに甘えたい人、逆に甘えられたい人両方に適した作品と言えるでしょう。



なんだか放っておけないお姉ちゃん
お姉ちゃんと一緒のベッドで話をしたりエッチな事をするお話。

「もう寝ちゃったかと思ってたんだけど 一応来てみたの」
奈月お姉ちゃんは聴いているだけでホッとするような、柔らかい声の女性。
2人とももう大人に近い年齢のようですが
久々に一緒に寝たくなって主人公の部屋へとやってきました。

本作品のお姉ちゃんは、全編を通じて言葉を細かく区切りながら話しかけてきます。
これによって普段より無音となる時間が多めに生まれ
夜の寝る時間にふさわしい静かな雰囲気を演出しています。
聴く側としても心を落ち着けて聴けるのがいいですね。

「もうちょっと くっついてもいい? だって 隙間があると寒いでしょ?」
また、お姉ちゃんは寂しがりやなのか時折このようなセリフを漏らします。
音声作品のお姉ちゃんは「任せなさい」的なキャラが多いだけに
こういう弱さを見せて甘えてくるお姉ちゃんは新鮮に感じました。
年上の女性が甘えてくるというのも、男としては結構嬉しいのではないかなと。

本作品は大きく2つのパートに分かれており
最初の「らぶらぶねんねパート」は非エロで癒しを
その後の「とろとろふぇらパート」はエッチを担当しています。

「ふにふにってしてるでしょ? これが お姉ちゃんの形」
非エロといっても作り自体はかなりエッチを意識しており
お姉ちゃんとぎゅっと抱き合ったり、おっぱいを背中に押し付けられたり
おっぱいに顔をうずめたりと、弱いながらも性的興奮をうながしてきます。
だから非エロよりは微エロと言ったほうがいいかもしれません。

「あっそうだ お姉ちゃんが耳掃除してあげよっか?」
癒しの面では綿棒を使って耳かきをしてくれます。
「ポリ ショリ」とやや硬い音が使われており、音自体はリアルなほうだと思うのですが
両耳合わせても3分程度と非常に時間が短いため、やや物足りなく感じました。
あくまでおまけといったところでしょうか。



3種のちゅぱ 音を織り交ぜた下品なフェラ
エッチシーンはおよそ26分。
プレイは耳舐め、手コキ、フェラ、玉舐めとなっています。
エッチな効果音はありません。

「太ももにね 当たってるわよ あったかいの 熱いの 熱くて硬いの」
お姉ちゃんの柔らかさと温かさに包まれて興奮した主人公を鎮めるために
主にお口を使ってたっぷりとお世話をしてくれます。

エッチは耳舐め6分30秒、フェラ12分30秒、玉舐め3分30秒と舐めを重視しているため
ちゅぱ音を思う存分楽しめるのが特徴です。
あまりハードな雰囲気を出さないように、ペースは全体的にゆっくりになっています。

ちゅぱ音だけを聞かせていく場合、どうしてもマンネリになるのがネックです。
その点を考慮して、耳舐めは吐息を多くすることで声の近さを感じさせたり
フェラは意識的に唾音を鳴らして搾り取るようなイメージを持たせたりと
色々と工夫されている様子がうかがえます。

ちゅぱ音もただ似たようなものを鳴らすのではなくて
「ぢゆっー っぱ」と唇の裏側を使った一般的な音
「ひた ぴた」と舌が肌を撫でる際に出るかすかな水音
「ぴぶぶぶぶぶ っぱ」と唇の間で唾液を震わせて出す音と
3種類の音を複合的に鳴らすことで、聴き手を飽きさせないようにしています。
実際どんな音なのかは体験版でご確認ください。

「熱くて おっきくなってる あなたの おちんちん」
もちろんちゅぱ音だけではなく、淫語でも盛り上げてくれます。
声は非エロパートと同じ柔らかさですから
その声と下品なちゅぱ音とのギャップが際立っていて、そこにエロスを感じました。

あからさまに淫語を連発するようなタイプではなくて
要所で口に出すことで適度に煽っていく感じでしょうか。
お姉ちゃんは淫乱にはほど遠いキャラですし、ほどよい淫語の量だと思います。

このように、甘い雰囲気を保ちながらも
下品なちゅぱ音できっちり抜かせてくれるエッチが聴けます。
絶頂回数は1回です。



ちゅぱ音好きにはたまらない作品
メインのエッチシーンにおける唾液音がとても優れています。

激しく責め上げるようながっついた音ではなくて
柔らかく包み込んでゆっくり絞り上げるようなねっとりとした音です。
敢えてペースを遅くすることで徐々に感度を高めて
最後に気持ちのいい射精をさせようというお姉ちゃんの思いやりが感じられます。

「寂しいから 手 繋いでてもいい?」
その一方で女性として男をしっかりと頼ってくれる。
2人の絆の深さが感じられることで、射精時の心の満足感を高めてくれます。
強いお姉ちゃんも別に嫌いではないのですが
こういう「守ってあげたい」と思えるお姉ちゃんのほうが私は好きです。
(あくまで音声作品の中での話です。リアルは別で…)

「野上さんと言えばバイノーラル」
こう思っている方は多いと思います。
私もそうでした。

でもバイノーラルなんてなくても十分心に伝わるし、しっかり抜ける。
そんな割と当たり前な事を再確認させてくれた、非常に良い作品でした。
ちゅぱ音大量、淫語それなり、喘ぎ声少々です。

おまけは野上さんによるフリートークです。

CV:野上菜月さん
総時間 本編…50:33 おまけ…8:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
今回この作品を選ばせていただいた理由の一つに
「バイノーラル録音をされている声優さんの作品は、いつも音ばかり着目している」
こんなレビューの幅の狭さを感じて、一旦離れてみようと思ったのがあります。

実際そうしてみると、野上さんはちゅぱ音が面白いのがよくわかりました。
いつも「声に臨場感がある。声の熱を感じる。」ばかり書いていたので
こういう違った長所を発見できたのは収穫です。

機会があれば声優さんの新たな良さを発見できるような作品を
今後も少しずつ発掘していければと思っています。


催眠のお部屋~お姉さんと・・・~

サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。
今から約4年前とかなり昔に発売されたものです。

本作品はお姉さんと恋人のように密接な関係になって
心も体も一つに溶け合っていく甘いプレイを経験させてくれます。
ただSEXのように合体するわけではなく、暗示によってリンクさせていくタイプで
ジャンルとしてはオナサポがもっとも近いでしょう。

お姉さんはかなり丁寧に指示を出してくれるし
こちらが感じるのに合わせて甘い声で喘いで興奮をサポートしてくれます。
自分のオナニーを見られるMの要素と、彼女を責めるSの要素。
この2つを同時に味わえるのが醍醐味です。



とっても一途でエッチなお 姉さん
麻衣お姉さんの指示に従ってオナニーするお話。

「あっ 来てくれたんだ お久しぶり…だね」
麻衣は甘く可愛い声の女性。
いきなりおっぱいを触られても怒らないくらい主人公とは親しい間柄で
今日は気持ちのいい射精をするためのお手伝いをしてくれます。

「あなたの今日のイキ顔が 私の明日のオカズになるんだから」
麻衣は主人公をオカズにオナニーをするエッチな子で
催眠に入る前のやり取りでも淫語をそれなりにぶつけてくれます。
口調がやや恥ずかしさを帯びているからか
あからさまに言われるよりもグッとくるものを感じました。

催眠導入はおよそ5分間。
深呼吸をしながら彼女の言葉を体に染み込ませていきます。

「あなたはオナニーが好きなの 今までよりも ずっとずっと好きなの」
今回の目的が気持ちよくオナニーをすることなだけに
麻衣は目の前でオナニーをすることへの恥ずかしさを取り除いていきます。

主人公はオナニーが好き、オナニーも主人公が好き
そして麻衣と主人公もお互いのことが好き、だからその声に従いたくなる。
お互いに対する愛情を形にすることで、心を近づけていきます。

時間が非常に短いだけあって、ここだけで催眠に入るのはさすがに難しいでしょう。
一応エッチの最中も暗示で心を誘導していくように作られていますから
この部分は本当に下準備程度の位置づけだと思います。



わたしはあなた あなたはわたし
エッチシーンは24分間。
プレイはオナニー(おちんちん、乳首)一本に絞られています。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今さっきパンツをおろしたその手で おちんちんに 触って」
麻衣は主人公を操るように細かい指示を与えながら
気持ちのいい絶頂へと導いていきます。

「小指をたまたまの下の方に当てて? うん そう 人差し指はカリの所
ちょっとこすってみて そう そうそう ぴくんびくんって刺激が来るわよね?」

彼女はこのように扱う指や具体的に刺激する場所まで細かく指示してくれます。
でも扱くスピードや強さについてはそこまで制限を受けませんから
丁度良い縛り具合と言えるでしょう。
スタイルや開始/終了のタイミングを指示する形のオナサポです。

「あなたのおちんちんは今 私のおっぱい そして 私のクリトリス」
エッチでの最大の特徴は、こちらが感じるのに合わせて麻衣も感じてくれることです。
暗示によってお互いの心と体がリンクしていることを意識させ
セリフでオナニーと同時に彼女が乱れている姿をイメージさせています。
麻衣は指示者であるのと同時にオカズでもあるわけです。

「私も感じてる 乳首がぐにゅってされるの 感じてる」
後半はおちんちんと乳首を同時にいじる形に変化。
麻衣の声もだんだんと熱を帯びて艶めかしくなっていきます。
敏感な部分をいじった際に漏れるややアヘった声がいいですね。
心も体もしっかりとサポートされています。

絶頂回数はラストで2人同時に1回です。
最後は彼女が切ない喘ぎ声を上げながらカウントしてくれます。
オナサポというと相手は落ち着いた感じで接してくるものがほとんどなだけに
こういうスタイルのプレイは新鮮に感じました。



優秀なオナサ ポ作品
短い時間内で十分にオナニーを楽しめる作品です。

オナサポとしての要所はきちんと押さえられていますし
どちらかというと心理面へのサポートの方が強く感じますが
肉体的にも普通に抜ける内容と言えます。
喘ぎ声もそうですが、淫語を意識して適度に織り交ぜているのもいいところ。

催眠は最初は軽めに抑えて、エッチ中に心を縛るような暗示を入れてきます。
一部で女性の快感を意識させるシーンが登場することから
女体化音声を経験しているとより楽しめるでしょう。

心のリンクについては若干強引さを感じる部分もあります。
だから麻衣の言うことを無理にすべて受け入れようとはせずに
ある程度受け流すくらいの軽い気持ちで臨んだほうが楽しめるかと。
しっくり来ない表現に対して前向きになるといっても限界がありますから
無理なものは無理、そう割り切ってしまうのも一つの手です。

催眠音声特有の脳がとろけるような感覚を味わうのには難がありますが
エッチは聴き手を抜かせるように考えられた作りになっています。
属性的には麻衣に見られているのを意識すればM向き
麻衣を感じさせていることを意識すればS向きになる珍しいタイプ。
淫語それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音皆無です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 37:18


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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