同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年11月

   ● Powerful Drug
   ● 妹催眠
   ● ちちのひ2013ver


Listenable pharmacyさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
一般的には「処方箋」の呼び名のほうが有名かもしれません。

本作品はうまく催眠にかかれない方のために
催眠にかかりやすくするためのトレーニングをしてくれます。
そういった内容ですから、エッチな表現は一切ありません。

本当にお手本と言えるくらい基本に忠実で
リラックス→催眠→深化の流れを時間をかけて丁寧に行ってくれます。
古典催眠系の作品としてはこれ以上ないほどにわかりやすく
誰が聴いても問題ない内容と言えるでしょう。



一つずつ順を追いながらかけるわかりやすい催眠
お姉さんに催眠のトレーニングをしてもらうお話。

「催眠状態 トランス状態というのは 本来誰でも入っていくことができる精神状態です」
お姉さんは丁寧な言葉遣いをする、やや甘い声の女性。
催眠状態になかなか入れない主人公に催眠をかけるために
まずは簡単な被暗示性のテストをしてくれます。

このテストはお姉さんの示すものから湧くイメージを頭に描きます。
別にお姉さんの言うとおりにならなかったとしても、気にする必要はありません。

催眠はメインパートのすべてに当たる41分間。
最初は下準備ということで、お馴染みの深呼吸と脱力を行います。

「息を吐くときに 今日あった嫌な事 忘れたいことを 漠然と吐き出しましょう」
「まるで空気が抜けたように つま先から力が流れ出ていきます」

上は深呼吸、下は脱力の際に言われるセリフですが
それぞれの行程では必ず何らかのイメージを持ちながら行うことになります。
これによって、ただ行うよりもずっと効果的にリラックスすることができるでしょう。

そして、リラックスして頭がぼーっとしてくると
体のあちこちに温かさを感じることになります。
他にも手足がとても重たくなったり、ピリピリしたりする方もいます。
そういった症状を感じ取ることができたら
もう半ば催眠状態に入っているのと同然です。

力が抜けると頭と体がぼーっとしてくる。
ぼーっとしてくると気持ちいい。
気持ちいいと温かくなる。
温かいと幸せ。

このような一連の流れを、聴き手が掴み取りやすいように作られています。
だからあまり催眠音声に慣れていない方でも
頭や体にちょっとした変化を感じ取りやすいのではないでしょうか。



「落ちる」感覚を少しずつ染み込ませていこう
「では これから2人で あなたの心の深いところ
ずーっと深いところに 降りて行ってみましょう」

催眠状態にある程度入った後は、それをより深くしていきます。
お姉さんと手を取り合って階段を下りながら
自分の意識が沈んでいくのを感じてみてください。

この階段を降りる表現は催眠音声でよく使われています。

なぜ使われるのか、論理的に説明することはできませんが
感覚的にどちらも「降りる」ものであるため、イメージをリンクさせやすいことと
階段を降りる際、足が宙に浮いて段を踏むまでの間に頭に受ける感覚が
催眠に入っていく感覚に似ているからだと私は考えています。
よく言う「すーっと落ちる」というやつですね。

「私さえいれば 何も怖いことはありません 私がいれば」
やや足元の暗い中を、2人で手を繋いで降りていく様子を思い描いてみてください。
階段を降り切るまでに10分ほどの長い時間が取られています。
ここでゆっくり、じっくりと「落ちる」感覚を養っていきましょう。

私の場合、頭はややぼんやりしたという程度でしたが
足の裏が床に張り付いたように動かなくなりました。
催眠によってもたらされる変化は人それぞれですが
そういった日常生活ではあまり巡り会えない感覚を
割とあっさり体験できるのが催眠の面白いところです。

催眠に入るための練習はここまでで
最後はスムーズに催眠状態に戻るための練習を行います。

カウントダウンで覚醒、その後カウントアップで催眠
これを何度か繰り返すことで、その状態に移行するのに体を慣れさせます。
といってもそこまで瞬時に切り替えられる人はそうそういませんから
今は頭の中でそういった感覚を抱くだけで十分です。

催眠に移行する際、私は延髄のあたりを
上から下へ何かが通っていく感覚を覚えました。
そういう感覚を育てていくことが、催眠にかかりやすくなることなのだと思います。



催眠音声の教科書のような作品
一言で言うと名作です。

催眠トレーニングの名の通り
全編が聴き手に非常にわかりやすく、かつ丁寧に進められています。
進めている最中の説明も小まめに行ってくれますから
何をやればいいのかわからない状況に陥る可能性はかなり低いでしょう。
聴いていてすごくやりやすいのがよくわかります。

催眠状態にするだけではなく、この作品を聴いた後のことも考えて
最後に催眠に入る感覚を何度も練習させるのがいいですね。
ここまでしっかりと導いてくれる作品はそうそうありませんから
聴き手がきっかけを感覚で掴んでおくことは、とても大切だと思います。

処方箋の名は伊達じゃありません。
催眠に悩んでいるすべての人にとって、この作品はまさに「良薬」に値します。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 47:06

Listenable pharmacy
http://www.nct9.ne.jp/d3online/
(画面左側一番上の「Powerful Drug」が本作品です)

追記
もしこの作品でも催眠状態にならなかった場合は
現代催眠風」を聴くことをお薦めします。
スタイルはかなり違いますが、非暗示性の低い方でもかかれる催眠です。


2018年10月7日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/77476467.html

小悪魔ミニィの誘惑技いっぱい使ってあげる

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

今回はサキュバスのような大物ではなく、小悪魔が頑張るお話です。
戦闘力皆無なミニィは、持って生まれた可愛い声とマニア向けの体を駆使して
男どもをなんとか屈服させ、色々なものを貢がせていきます。

この前の「インプの性態~あたしより弱い奴に会いに行く!~」もそうですが
大物でないからこそ、目的のために努力したり工夫したりします。
そのあたりの過程がコミカルに描かれているのが本作品の特徴です。



技を何度も使って心を射止める
冒険者たちが小悪魔ミニィに心を奪われ、金品を貢いでしまうお話。

「こりゃ大変だー 怖そうなお兄ちゃんたちが いっぱいだー」
ミニィは少女らしい可愛いしぐさをする、とても甲高い声の女の子。
とあるダンジョンに住む彼女は、屈強な冒険者たちに発見されると
一人では勝てないことをわかっているのか、早々に降参して道案内を買って出ます。

展開は冒険者が彼女に誘惑されるシンプルな流れながらも
その誘惑させる方法が小悪魔ならではになっています。

「揺れるお尻! 誘う太もも! そして 食い込む下着!」
サキュバスのようにフェロモンでねじ伏せる事ができない彼女は
まずその特徴的な声で相手の注意を引きつけ
そこに小技を重ねることで、ようやく誘惑にかけ始めます。

ここが一般的な人外モノとの決定的な違いでしょう。

彼女に力があまり無いのもそうなんでしょうけど
体もそこまで魅力的に育っていないだけに
流し目やポーズを何度も取って、一生懸命惹きつけようとしている様子は
聴いていて「なんだか大変そうだなぁ」と。

ただ、そうやって頑張っているのが面白いところでもあります。
わざとらしいほどにわかりやすい泣きまねや命乞いをするところなどは
なかなか人間味のあるキャラだと思いました。



無茶苦茶にされるのが好き
エッチシーンは4パート合計で33分ほど。
プレイはフェラ、イラマチオ、尻コキ、パイズリ、SEX、アナルSEX、言葉責めです。
効果音はありません。

「今からミニィの得意技 ミニィのミニミニフェラ 使っちゃうからね」
冒険者の誘惑に成功したミニィは、彼を完全な下僕とするために
更に強力な快感を体に刻み付けようとします。

相手をする冒険者が複数だったり、ミニィ自身に凌辱願望があるため
前半の2パートでは彼女が割と乱暴に扱われるシーンが聴けます。

特に最初のフェラシーンでは、おちんちんを喉奥まで咥えこんでいるのか
「んぶうっ」と苦しそうな声を時折上げながら、かなり速いペースで扱いてくれます。
後半になるとそのままイラマチオに移行しますから
女性を滅茶苦茶にするのに興奮を覚える方は喜ぶことでしょう。

「ミニィと大乱交 エロエロSEX はーじまっちゃーう」
また、続く2番目のパートでは4人の冒険者を同時に相手します。
フェラ、パイズリ、SEX、アナルSEXの同時進行はかなり珍しいですね。

状況だけ聴くと大変そうに思う方もいるでしょうが
ミニィ自身が結構ノリノリでやっていますから、それほどでもありません。

他にもコスプレしてのエッチなど、プレイのバリエーションは幅広いです。
ただその弊害として、個々のプレイ時間は短めになっていますから
その点だけはご注意ください。



軽いタッチのストーリーを楽しめる作品
抜き目的よりは、やり取りの流れや雰囲気を楽しむ作品です。
ネイティファスさんの作品なだけに、完成度はかなり高いと言えます。

ミニィは時には冒険者から攻撃をされながらも
めげずに自分にできることをやり続けます。
そんな彼女の一生懸命頑張っている様子は微笑ましく思えます。

エッチはサークルさんの作風から予想できるように時間は短めです。
抜くとしたら、ちゅぱ音が沢山聴ける最初のフェラではないでしょうか。
その独特の音から、搾り取られるような感覚を味わえます。
全体としてはちゅぱ音と淫語がそこそこ、喘ぎ声はごくわずかです。

最近本作品のような、下級モンスターが工夫して人間を陥れる作品が出てきました。
モンスターに一方的に犯される王道作品も面白いですが
多様性が出るという意味で、こういった作品も今後増えていってほしいものです。

CV:涼貴涼さん
総時間 1:02:17


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

妹催眠

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

本作品は妹に催眠をかけられながらイチャイチャする正統派な作品です。
Es_Labさんは乳首やアナルなどのアブノーマルな分野も結構やられているおかげで
こういう素直な作品は逆に珍しく感じてしまいます。

物語の全編を通じて甘く温かい雰囲気に満ち満ちているため
催眠もエッチも心満たされるものを感じることでしょう。
属性がノーマルな方はもちろん、Mだけど調教モノを聴きすぎてちょっと疲れた方にも
息抜き的な作品として丁度いいと思います。



自分の想いを伝えるために
妹に催眠をかけられ、そのまま一線を越えてしまうお話。

「お兄ちゃん 起きてる? 入るよー」
妹は明るくて元気な声の女の子。
主人公のことが大好きな彼女は、朝倉催眠診療所の先生から催眠を習ったらしく
彼にその実験台になるようお願いします。

作中に登場する朝倉催眠診療所は
Es_Labさんの別の催眠音声シリーズにあたります。
そちらを聴いていなくても特に問題はありません。

催眠はおよそ21分間。
彼女の呼吸に合わせて深呼吸を行ったあと
カウントダウンに合わせて一緒に眠ることになります。

「ふぁぁ なんだか私のほうが先に寝ちゃいそう」
妹も主人公と一緒に寝ている状況からか
カウントを数える声がとても眠そうで、合間に可愛いあくびを漏らしたりします。
その静かでのんびりとした雰囲気につられて、こちらも眠気を催すことでしょう。

本作品の催眠は、この眠る→起きるを繰り返しながら進めていきます。
催眠と覚醒を交互に行うことで深い催眠状態に持っていく作品がありますが
こちらは普通に眠りに誘っているようにも思えて
それらとは若干違うものを感じます。

ただ、人は眠くなると自然に気持ちよくなってきますから
目指しているところはどちらも同じなのでしょう。

「お兄ちゃんのこと ずっと好きだったんだよ」
頭の中がぼんやりとしてきた主人公に対して
妹はここぞとばかりに愛の言葉を投げかけます。
「好き」「愛してる」こんな言葉を可愛い声で投げかけられたら
じんわりと温かい感覚が湧きあがってくるのを感じずにはいられません。

このように、とことんまで聴き手の心を甘くとろかしてきます。
甘い声、甘い雰囲気、そして甘い言葉。
これらが合わさることで、聴き手はふわふわと温かい感覚を味わうことになります。



これ単体でも普通に抜けるハイレベルなエッチ
エッチシーンは27分ほど。
プレイはキス、乳首責め、手コキ、フェラ、SEXです。

効果音はありません。
セルフもありません。

「いっぱい教えてあげるね そして 一緒に気持ちよくなろうね」
心地よさで頭の中が真っ白になった主人公のために
妹が少しずつ気持ちいい感覚を刻み込んでいきます。

見出し部分でも書いたように
本作品のエッチは、エロボイスとして非常にしっかりと作られています。

催眠音声と言えばエッチはやや淡白、そんな印象を受けている方もいるでしょう。
その点こちらはプレイ内容の通り、普通のエッチが聴けますから
純粋にエロの力で聴き手を興奮させてくれます。

「いいよ キス して」
ここでの2人は完全に恋人同士。
最初のキスは軽く触れ合うところから始まって
舌を絡めながら唇を重ねるディープなものまで、およそ7分もの時間が割かれています。

「ききゅきゅー」っと控えめな吸引音を出すところも
妹の年齢と場の雰囲気を考えれば、合っているのではないかなと。

「気持ちいいぃ おちんちんが当たって ぐりぐりってするのぉ」
最後のSEXシーンでは妹が甘く切ない声でたっぷりと喘いでくれます。
ここまでしっかりと喘いでくれる催眠音声はかなり珍しいですね。
触っていなくても股間にビンビン来るものを感じました。

…といった感じでエロいのですが、射精の指示はありません。
じゃあ実際聴くとどうなのかというと、割とドライでもイケます。

絶頂シーンは手コキとSEXの2回。
最初の手コキはカウントダウンに合わせて行うタイプですから
ドライ経験者ならイクのはそこまで難しくないと思います。
私はイケました。

後のSEXシーンではカウントは無いのですが
やや叫ぶような感じで妹が絶頂を迎えてくれますので
それをトリガーにしてドライでイクことはできます。
絶頂後の妹のセリフが「いっぱいイっちゃったね」であることも考えると
サークルさんも完全にドライ狙いで作られているようです。



心と体が甘い気持ちでいっぱいになる作品
健気で一途な妹と心地よいひと時を過ごせます。
催眠、エッチ共にすべてが甘いおかげで、心身両方が満たされるでしょう。
コンセプトがわかりやすいと、聴き手も気持ちを合わせやすいのがいいですね。

催眠は一気に落とすようなタイプではなく
じわじわと少しずつ心を浸食されていくことになります。
このタイプとしてはやや時間が短いため
催眠の深度は中くらいあたりまでではないでしょうか。

あまりに深く入ってしまうと、「心地いい」とか「幸せ」とか
そういう感覚すら見失ってしまうような気もしているので
私は丁度いいと思っています。
ぬるま湯に浸かってぷかぷか浮かんでいるような感覚を味わるでしょう。
経験の浅い方が聴いても問題はありません。

エッチはドライでもウェットでもイケるような内容です。
心地よい気分を崩さないためにか、全体的にゆっくりとしたペースで進められています。
ドライで聴き終えた方も、その後抜きたい気分になるのではないかなと。
ちゅぱ音、喘ぎ声、淫語いずれも催眠音声としては多めです。

おまけはクリスマスをテーマにしたボイスドラマです。

CV:いちるさん
総時間 本編…55:44 おまけ…5:29


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2017年9月24日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/72674377.html


すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている、無料の催眠音声作品。

同サークルさんの無料作品としては最新のものになります。
6月第3日曜日の「父の日」とおっぱいの「乳」を掛け合わせた
乳首オナニーに特化した作品です。

すくりぷさんと言えば催眠音声サークルの老舗ですから
もちろん催眠部分も非常にしっかりとしています。
お姉さんの甘い声で頭をとても気持ちのいい状態にした後
乳首を中心に電流が走るような快感を味わうことになるでしょう。



「間」を上手に利用した流れるような催眠
お姉さんに催眠をかけてもらい、一緒に乳首で気持ちよくなるお話。

「こんにちは もしくは こんばんはかな?」
お姉さんははきはきと礼儀正しく、可愛い声の女の子。
主人公に対してとても親しげな様子で接してくる彼女は
催眠をかける前にとある問題を出してきます。

内容がお姉さんに導かれての乳首オナニーであることに加えて
月宮さん特有のあまーい声が、場の雰囲気をとっても温かくしてくれています。
終始落ち着いた気持ちで、安心して聴くことができるでしょう。

催眠は時間にしておよそ24分30秒。
ゆっくりと深呼吸をした後、お姉さんの声に従いながら
時間をかけて少しずつ意識を沈めていきます。

「私の声を聴いててほしい そのまま ゆーったりとしたまま」
お姉さんはその声に意識を向けるようにと語り掛けてきます。
でも無理にそうしようとは思わずに、ぼーっとしながら彼女の声を聴いてみてください。
何もないところに彼女の声だけが聞こえるのなら
勝手にそちらに意識が向くはずですから。

本作品はお姉さんが声の「間」を非常に大切にしています。

例えば、落ち着いて声を聴きたいときに矢継ぎ早に話しかけられたら
聴き手としてはあまりいい気分はしないでしょう。
お姉さんはそういう聴き手の心理を気遣って
必要に応じて適度に話し方を変えてくれます。

「声が聴こえるたび 楽しくなる 楽しくなればなるほど 笑顔になる」
お姉さんは一つずつ順を追って丁寧に主人公を導いていきます。
「楽しい」「幸せ」そういう前向きなイメージを抱いていけば
自然と顔がほころんで、よりリラックスした状態になります。

やっていることはとても単純なのですが
先に説明した「間」と、セリフに一連の流れがあるおかげで
聴いているととてもリズミカルに感じました。
初心者から上級者まで誰でも聴ける、とても優しい催眠です。



お姉さんの声と体温を近くに感じながら
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイは乳首オナニー、お姉さんとの乳首擦りあわせです。

効果音はありません。
セルフは有りですが射精はしません。

「もっともっと気持ちよくなりましょう 私と一緒に ね?」
お姉さんの催眠で頭の中に幸せをいっぱい詰め込まれた主人公は
彼女の目の前で上着を脱ぎ、敏感になった乳首をまさぐり始めます。

プレイはとにかく乳首1本に絞られています。
開発済みならもちろん楽しめるでしょうけど
そうでない方も、催眠のおかげでちょっと面白い感覚が味わえるかもしれません。

「さぁ 我慢する必要はないですよ 乳首をいじって いじって いじりまくって」
ここでもお姉さんが「間」をうまく使って
急き立てるようなリズムで語り掛けながら、主人公の興奮を高めてくれます。
催眠の段階で波に乗ることができていれば、心が高ぶるのを感じるでしょう。

「勃起した乳首がツンって 私のおっぱいに当たってる…」
お姉さんと抱き合うような形で乳首をすり合わせるプレイはとても珍しいですね。
彼女の喘ぎ声と荒い呼吸がとても艶めかしくて、股間が熱くなってしまいます。

絶頂は最後の最後に1回行うことになります。
準備から絶頂までの時間が若干短いのが気になりますが
ドライ経験者なら問題なく合わせられるかなと。



乳首の気持ちよさを再認識させてくれる作品
40分弱とやや短めの時間ながらも、催眠が非常にしっかりしているおかげで
きちんとドライでの絶頂が目指せる作品になっています。

とにかく催眠が水の流れるように自然で、聴いていて実に心地よいです。
聴き手に拒絶反応を起こさせるような表現を極力排することで
すんなりと彼女の声に従えるように工夫されています。
お姉さんの声が作品とマッチしているのも大きいです。

エッチは乳首をいじることもそうですが
お姉さんが合間合間の暗示で感覚を誘導してくれるおかげで
聴き手に余計なことを考えさせないようにしているのもいいところ。
頭を空っぽにして快感だけに没頭することができます。

催眠音声を聴いていて常々思うのが
聴き手に疑念や違和感を抱かせないことは、とても大事だなって。
本作品はそれを聴き手に悟られないように、ごくごく自然に行っています。
そこがこの作品の優れている理由なのです。

個人的には月宮さんが催眠を読まれている点もポイント。
彼女が出演している催眠音声はかなり少ないですから。

CV:月宮怜さん
総時間 38:49

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-entry-166.html
(エントリー上部「ちちのひ2013」をクリックすると、ダウンロードページに飛びます)


射精ストーカー ~ヘッドホンの中から貴方の自慰を誘導する女~

サークル「GREENWAY」さんの同人音声作品。

ジャンルとしてはオナサポに属する作品で
4つのシチュエーションそれぞれに2つの分岐を加えた
合計8パターンの音声で構成されています。

タイプはスタンダードなものから、幼児プレイや匂いプレイなど
かなりアブノーマルなものまで色々揃えられていますから
守備範囲のかなり広い欲張りな作品と言えます。
GREENWAYさんということで、淫語がとても多いのも特徴ですね。



男のオナニーを見るのが大好き
お姉さんの声を聴きながらオナニーするお話。

「うふふっ 外の音をシャットアウトしたわね」
お姉さんは上品だがいやらしさを感じる声の女性。
どうやらヘッドホンに住み着いている妖精的な存在らしく
主人公が家で使っているそれにとりつき、彼に語り掛けてきます。

お話は誘惑・挑発・お願い・奴隷の4つのテーマに
それぞれノーマルとアブノーマルなバージョンが用意されています。

時間は11~16分と手ごろですから
一度に全部聴こうとはせずに、小分けにしたほうがいいでしょう。
声質にそれほど差もありませんので、一気に聴くのはもったいないです。



バリエーション豊富な淫語とプレイ
ほぼ全編がエッチシーンになっています。
プレイは基本的にオナニー(手コキ、オナホ)のみで
お話によって言葉責めやお掃除フェラが登場します。
エッチな効果音はありません。

「ヘッドホンを通して 匂ってくるのよ 臭ーいあなたのちんちんから出た
白くていやらしいミルクの乾いた香り」

オナニー大好きな主人公の部屋に漂う精液の匂いを嗅ぎつけると
お姉さんは彼に目の前でオナニーをするように言ってきます。

プレイは確かにオナニー1本なのですが
聴き手が飽きないようにと、様々な方向性から責めてくれます。

まず全体を通して言えるのが、淫語がとてつもなく多いことです。
声だけでオナニーをサポートする場合、やはり叩きつける言葉が重要になります。
お姉さんは主人公をできるだけ興奮させるようにと
比較的下品な言葉を中心にたっぷりと艶めかしく語り掛けてくれます。

そして、それぞれのセリフがとにかく長いです。

「どぴゅー どぴゅーって 白いのが出てきそうになったら
すぐにこのお口でかぷって食らいついて ずーっとじゅぽじゅぽ扱きながら
あなたのしこりたてのザーメン 食べてあげる」

「我慢汁だらだらの 勃起ちんぽをシコシコこきまくって プルプルの固形状の
精子粒がびっちり詰まった臭ーいゲル状ザーメンを
ブビューブビューって だらしなーくぶちまけてしまったら」


こんな感じで1行に収まらない長さのセリフが数多く登場します。
見ていただければわかるように
それぞれに淫語をしっかりと詰め込んでありますから
それが声として耳に届いたとき、嫌でも股間が熱くなってしまうことでしょう。

他にはシチュのアブノーマルなパターンが割とぶっ飛んでいます。

「ほら ボクちゃんは ママが見ててあげまちゅから いっぱいシコシコして
白くてばっちいばっちいミルクを ぴゅっぴゅーって 飛ばしていいんでちゅよ?」

「汗とおしっことおりもの汚れが混ざった くっさい女の匂いは
飽きたらずにあなたのザーメンを一滴残さず どんどん搾り取るわ」


赤ちゃんプレイや汚物の匂いを嗅がせるマニア向けのものから
オナホを使った疑似SEXを行うラブラブなものまで
幅広いニーズをカバーしています。

「チンポコ手淫して 勃起チンポシコって シコシコーってセンズリして」
「マスカキチンポからこってりジューシーザーメン発射してぇ」
「オタマジャクシうようよのこってりザー汁ひりだしてぇ」

個人的に特に印象に残ったのは奴隷の「激言葉責め」。
射精が近くなると、16行ほどの淫語たっぷりのセリフを立て続けにぶつけることで
聴き手の感度をより高めてくれます。

「どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!」
そしてその後、とどめと言わんばかりに射精音を連発してくれます。
比較的長時間に渡って言い続けてくれますから
焦らずタイミングを見計らって、彼女の声と一緒に絶頂してみてください。

このように、とことんまでオナサポに徹底したエッチが味わえます。



淫語好きにはたまらない作品
とても淫語に特化した作品です。

「ちんぽ」「ザーメン」「金玉」など、男性器に関する淫語が大量に出てきます。
それもただ連呼したりするわけではなく
文脈に応じて「スペルマ」や「種汁」など別の単語に切り替えることで
聴き手の興奮度を持続させようとしている作り手の心遣いを感じます。
淫語好きなら値段分はまず間違いなく楽しめるでしょう。

淫語の質がどれも下品なのがいいですね。
「精液」じゃなくて「ザーメン」「スペルマ」「ザー汁」なのがいい。
女性が淫語を言ってくれるだけでも十分興奮できるものはあるのですが
聴いているこっちが恥ずかしくなるくらいに下品な言葉を使ってくれると
ギャップがより大きくなって、色々と盛り上がってしまいます。

注意点としては、それぞれのお話は完全に独立しているわけではなく
共通部分から始まって途中で分岐すること。
それぞれに4~7分が共通部分に当たるため
ファイルとしての総時間より、オリジナルの時間はやや短くなります。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:47:15(重複部分を除くと1:21:53)


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
こういう短編集は記事にするのが結構難しい。
全部紹介していくとどうしても長くなるし
かといって端折るとどんな作品か分かりにくくなる。

今回はテーマがカッチリしていたから簡単な方だったけど
それぞれにタイプのまるで被らないものとかは
どこをピックアップしていくか本当に悩む。


催眠メルトダウン

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。
同サークルさん最初の有料作品になります。

本作品はお姉さんの暗示を受け続けることで
聴き手は徐々に心を動かされ、屈服させられていくことになります。
このじんわりと体の芯を侵されていく様子は
確かに「メルトダウン」の名に恥じないと言えるでしょう。

頭がぼんやりととろけた先には、数々の羞恥プレイが待ち構えています。
それを一つずつクリアするたびに心が開放され、マゾに目覚めていく。
すべてを聴き終えたとき、何かを達成した喜びと同時に
何か大切なものを失ったような感覚を受けることになります。



催眠と覚醒を繰り返しながら、徐々に落ちていく
お姉さんに催眠をかけられ、羞恥プレイをさせられるお話。

「ゆったりと 楽な体勢で 楽な呼吸で聴いてください」
お姉さんは丁寧な口調で語り掛けてくる、甘さの漂う声の女性。
催眠にかかるための割と細かい諸注意を行った後
無心になってその声に耳を傾けるように言ってきます。

催眠は2パートに分かれており、合計で18分ほど。
まずは特に意識して深呼吸などをせず、ただぼーっとするように指示をしてきます。

ぼーっとしろといっても、本当にそうする必要はありません。
心身をリラックスさせるために、自分が楽だと思える姿勢で聴いてみましょう。
そうすることで自然とほぐれていきます。

「あなたは 私の言葉の言うとおりに 変化していきます」
程よく心地よい気分が全身に行き渡った後は
カウントダウンを小まめに行い、催眠と覚醒を繰り返すことで
徐々に心と体を沈めていくことになります。

このカウントダウンがとてつもなく多いのが特徴で
合間合間に少しずつ暗示を加えていくことで
じわじわと主人公の中を彼女の声が侵していきます。

本当にびっくりするほど多いため、最初はくどいようにも思えたのですが
3歩進んで2歩下がるくらいの
とてもゆっくりとしたペースで暗示にかけていく流れを把握すると
そんなに不自然さも感じなくなっていました。

キャンドルマンさんだからどんなタイプかなと、期待と不安半々で聴いてみたら
かなりオーソドックスに進めてくれています。

「あなたは~になりました」などの
一方的に決めつけるようなセリフがそこそこ登場するため
被暗示性のかなり低い方や、経験の浅い方が聴くと抵抗を感じるかもしれませんが
そのへんをクリアできさえすれば、結構どっぷりと浸かれるのではないかなと。



一歩ずつ変態への階段をのぼっていく
エッチシーンは3パート合計で28分30秒。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。

「今からめいっぱい辱めて マゾの快楽の味をたっぷりと
心と体に教え込んであげます」

彼女の声に従って恥ずかしい行為をするのが大好きになった主人公は
オナニーの準備をするために服を脱がされることになります。

本作品のエッチは、わざと立ち止まったり焦らしたりしながら
少しずつ進めることで、聴き手の心理を責めてくる
のが特徴です。

この「少しずつ」がポイントですね。
服を脱がせるにしても、一気に脱がさずに
見えるか見えないかのところまでもっていって、そこで一呼吸を置く。
そうすることで「あとちょっとで見えてしまう」危機感を煽ることができます。

「あなたのマ・ゾ・チ・ン・ポ ぜーんぶ見えてますよ」
そして見えてしまったら敢えて口に出すことで辱め、そのことを意識をさせる。
このようにして聴き手の理性を徐々に溶かしていきます。

オナニーをする際も、いきなり扱かせるようなことはしません。
男には弱すぎる刺激を少しだけ与えることで、もどかしい感覚に悶えさせます。
寸止めプレイなどを好む方にとって、かなり相性のいいプレイと言えるでしょう。

30分近くの時間がありますが、射精はたったの1回です。
それだけ色々と我慢させられることになりますから
男としては辛いと思う部分もあるでしょうけど
最後の最後に得られる快感は、いつもとはちょっと違ったものになるはずです。



「~させられる」快感に目覚めさせてくれる作品
お姉さんの声に従わされ、服を脱がされ、射精させられる。
自分の意志ではなく、他人の命令によって何かを行うことに
喜びや安心感を得るようになる作品です。

スタンスが完全にM向けですから、Mならかなり楽しめます。
途中でマゾ認定するために復唱するシーンなどもありますし
そこで声に出すことができれば、より感情移入できるようになるかなと。

催眠は敢えて呼吸や脱力を最初から意識させないのが面白いですね。
そうすることで、よりお姉さんの声だけに意識を向けることができます。
ただ後半のカウントを絡めた暗示部分を考えると
すんなりと彼女に心を預けることができるかどうかで
催眠に対するかかりやすさが大きく変わるでしょう。

エッチは羞恥心を徹底的に刺激してきます。
自分の恥ずかしい所、恥ずかしい姿を見られる恥ずかしさを意識すればするほど
心と股間に熱いものを感じ、同時に理性やプライドが崩れていきます。
ラストが意外にあっさりしているようにも思えたのですが
それは彼女なりの優しさなのかもしれません。

処女作であることを考えてか、割と無難な作りながらも
きちんと光るものを内包している作品です。

なぜキャンドルマンさんが現在も根強い支持を受けているのか。
この作品を通じて、その理由を私なりに感じ取ることができました。

CV:みる☆くるみさん
総時間 57:29


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2018年1月31日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/74479780.html

やわらか淫語R~ロリババア魔王編2~

サークル「アイロンウェアー」さんの同人音声作品。
前作から実に1年振りとなる最新作になります。

数多くの名作を生み出してきたアイロンウェアーさんが帰ってきました。
中の人が入院されていたらしく、随分とご無沙汰していましたが
ともかく活動を再開されたとのことで、ファンの一人として素直に嬉しく思います。

今回は以前発売された作品の続編として
勇者が魔王様と様々なエッチをすることになります。
世間一般的には敵同士でお馴染みの2人ですが、ここでは相思相愛の仲。
5種類のシチュエーションで、お互いの恥ずかしい姿を存分に見せてくれます。

※冒頭で前作のあらすじを軽く教えてくれますので
前作を聴いていなくても問題はありません。



世界平和のために結ばれる2人
勇者と魔王様が愛し合うお話。

「久しぶりだな 坊や こうやって顔を合わすのも久しぶりじゃな」
魔王様は落ち着いた口調で話す、可愛い声の女性。
魔王城にたどり着いた勇者を返り討ちにした彼女は彼を好きになり
彼の望む世界平和のために、魔族の代表として彼と結婚をすることになります。

一応形式上は政略結婚をすることになるのですが
Sの魔王様とMの勇者は相性がとても良く、お互いを愛しています。
だからエッチシーンでもややアブノーマルな要素はありますが
普通の恋人同士のようなラブラブなプレイが繰り広げられます。

「まったく 愛い坊やよの」
魔王様はタイトルにあるように、典型的なロリババアで
自分を「わらわ」と呼び、語尾に「~じゃ」をつけて話します。
以前はちょこちょこ見かけていたキャラなのですが、最近はかなり減りました。
口調は厳かなんだけど、声はとっても可愛い。
そんなギャップが彼女の魅力の一つと言えるでしょう。



濃厚で飽きのこないエッチ
エッチシーンは5パートあり、合計で1時間53分30秒ととてもとても長時間。
プレイは登場順に睾丸揉み、睾丸舐め、尻尾型搾精器への挿入、皮むき、手コキ
授乳、キス、パイズリ、アナル舐め、アナル指挿入、アナル触手挿入
乳首責め、SEX(騎乗位、正常位)
と非常に多種多様です。

手コキやSEXなど音の鳴りそうな主だったプレイで(睾丸責めを除く)
リアルなくちゃ音やピストン音がペースに合わせて鳴ります。

「さて 今宵は坊やに 婿としての心構えを叩きこんでやろう」
最初の4パートは結婚前、最終パートは結婚後の2人のエッチな営みが描かれています。
属性上魔王様が一方的に責める形で、勇者は彼女に弄ばれることになります。
各パートの時間が24分~31分と長めにとられていますから
それぞれのプレイを思う存分楽しむことができるでしょう。

どのプレイでも共通して言えるのは、心と体をバランスよく責めてくることです。

「坊やの恥ずかしい勇者おちんちん 今日も魔王様に負けてしまうのか?」
2番目の添い寝手コキシーンでは、勇者が魔王様のおっぱいをしゃぶりながら
短小包茎のおちんちんをシコシコされます。
その際、手での刺激と並行して劣情を煽る言葉を投げかけることで
聴き手により射精しやすい環境を整えてくれます。

ただ2人が恋人同士で、お互い同意の上で行っていることですから
調教モノのような厳しい雰囲気ではなく、甘い空気に満ち満ちています。

「悪かった悪かった 意地悪が過ぎたよ」
魔王様の性格から過度に意地悪になってしまうシーンがあっても
彼女はちゃんと謝って、後でいっぱい甘やかしてくれます。
ノーマルな方でも問題なく心も体も満たされることでしょう。

そして何よりも一番の特徴は愛情に満ち溢れていることです。

例えば睾丸責めのシーン。
男性なら睾丸がどれだけデリケートな部分かよくわかっていると思います。
それをまったくの無防備な状態で女性の目の前に差し出し、その手に委ねる。
よほど相手を信頼していなければできることではありません。
それ以前にまず恥ずかしいですしね…

「不安がることはないぞ わらわが坊やに 痛いことなどするわけがないのだから」
魔王様もその信頼に応えるように、優しく刺激を与えてくれます。

「坊やが相手なら どんな恥ずかしい姿でも 愛せる自信があるぞ」
また、勇者はプレイの過程で数々の醜態を晒すことになります。
でも魔王様はそれらを見てもまったく怯まず
むしろ嬉しそうにすべてを受け止めてくれます。

他人に見せられないような姿を見せるのは、その人に安心しているからです。
愛する人のすべてを知りたいし、すべてを知ってもらいたい。
魔王様も同様に、最後のSEXシーンで恥ずかしい姿を見せながら
子宮で彼の精液を受け止めることで、彼への愛を証明してくれます。

このように、単なるエロに留まらない
心の通い合った者同士ならではの濃厚なプレイを楽しむことができます。



抜けるだけでなく心も満たしてくれる作品
素晴らしい作品です。

エッチ中に交わすセリフや行動だけで、2人の愛の深さが見事に表現されています。
プレイは幅広く時間も長いから抜きどころがたくさんありますし
セリフもストレートで温かいものが多く、心にしっかりと突き刺さって残ります。
パイズリやSEXシーンではほろりと泣けてくる方がいるかもしれません。
非常に総合力の高い作品と言い切れます。

魔王様は確かにSっ気の強い性格ではありますが
勇者の嫌がるようなことは絶対にしません。
それどころか彼のために身を粉にして精一杯ご奉仕してくれます。
軽く自分の胸の平たさにコンプレックスを持っているなど
人間味に溢れた、声も性格も可愛い女性です。

「ぴゅっぴゅっ どぴゅどぴゅ ぴゅっぴゅっぴゅー」
言い忘れていましたが、アイロンウェアーさんお得意の射精時のセリフも健在です。
睾丸愛撫編、添い寝手コキ編、パイズリ編で聴くことができます。
エッチは淫語大量、ちゅぱ音それなり、喘ぎ声若干といった感じです。

価格については2時間半で1200円なら文句なし。
まさに完全復活と呼ぶにふさわしい満点の作品です。

CV:彩瀬ゆりさん
総時間 2:38:31


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
心の底から聴いて良かったと思えた作品。
エロもかなり抜けるんだけど、それ以上に心がすごく満たされた。
やっぱり愛情表現って単純な方がグサッと来ますな。
そんな言葉を素直に言えて、素直に受け止めてくれる相手がいるのは
とても素晴らしいことだと思う。


カット×彼女×シャンプー

サークル「ドット*ハーフ」さんの同人音声作品。
2週間ほど前に発売された、同サークルさんの最新作(全年齢向け)になります。

サークルさん自身が「音フェチ作品第一弾!」と銘打っているように
本作品は登場人物の声よりも
何かをする際に発生する音を聴かせることに重点を置いているのが特徴です。

今回は美容院を舞台に、髪を切ったり洗ったりする音を聴くことになります。
このあたりをテーマにした作品は非常にレアですから
音好きにはかなり楽しめるのではないでしょうか。

最近耳かきが注目されるに従って
音声作品でも効果音に力を入れた作品が増えてきました。
女の子の可愛い声を聴くのはもちろん好きですけど
こういった方向性の作品にはもっと増えてほしいものです。



彼女さんは美容師さん
美容師をやっている彼女にお店で髪を切ってもらうお話。

「いらっしゃいませ お待ちしておりました 本当に来てくれたんだ」
彼女は明るくて甘い声の女の子。
プロの美容師として働いており、その仕事風景を見せるために
この日は彼氏をお店に招待して髪を切ってあげることにします。

「本日はどうしますか? …カタログとか見る?」
おそらく2人の関係は他の美容師も知っているのでしょう。
彼女はお店にも関わらず、割とくだけた調子で話しかけてきます。
ただ所々で丁寧な言葉遣いになるのが
接する際の距離感を掴み切れていない感じがして面白いですね。

本作品最大の特徴、それはもちろん「効果音」です。
主にシャンプーをするパートとカットするパートで聴くことができますが
どの音も非常にクリアでリアルと言い切れます。

最初のシャンプーは洗面器に頭を乗せて行うお馴染みのスタイル。
聴き始めたときに驚いたのが、シャワーをかける際に鳴る音が
お湯の音だけでなくお湯が洗面器に当たる音や
お湯が流れていく際に排水溝に
「ごぼ ごぼ」と飲み込まれていく音まで入っていることです。

髪を洗う際の音も「しゃわ しゃわ」とややざらつきのある音など
3種類程度のリズムの音が用意されており
それが右へ左へ位置を変え、音の強弱も変えながら流れます。

若干撫でている対象が、頭ではなく平らな板っぽい音な気もするのですが
髪を洗っている音として十分認識できるほどにリアルと言えます。



飛び回るハサミの音が心地よい
次のカットパートでは、彼女が数種類のハサミを使い分けて髪を切ったり
肩のあたりをマッサージしてくれます。

カット音は「しょり しょり」「かちん かちん」「しゃく しゃく」と
どれもハサミで紙を切るような小気味良い金属音が使われており
それが頭の全方向を適度に動きながら鳴ることで
頭に程よい感覚が伝わってきます。

特にもみあげのあたりを切る時が一番音が耳に近づきますから
最もその感覚を味わいやすいシーンと言えるでしょう。

また、カットをしている最中は彼女のセリフが極端に減るおかげで
効果音だけに集中できる
のもいいところ。
静かな空間に時折鳴り響く効果音だけを聴いていると
なんだか自然と心が落ち着いてきます。

「かっこいいと思うよ 私好みだと思う」
もちろん恋人らしい親しげなやり取りも登場します。
仕事をきちんとこなしつつ、心のケアも忘れない。
彼女の細かい心配りを随所で感じ取ることができました。



音を通じて雰囲気を感じ取れる作品
物語の中で効果音を聴かせるタイプの作品ながら
そのリアルさや使い方によって、効果音が十分に存在感をアピールできています。

音自体はステレオなため、バイノーラルのような立体感には欠けるのですが
バイノーラル特有の反響音が無いおかげで、音をしっかりと味わうことができます。
音の強弱や位置取りがきちんとしてるのもあって
下手なバイノーラルよりずっとリアルです。

セリフや口調から2人の仲の良さも伝わってきますし
幸せ成分も十分に補充できるのではないかなと。
月宮さんの声自体がとってもあまあまですから
それだけでも十分ほっこりできると思います。

…と、ここまではべた褒めなのですが
最後のパートが個人的には少し残念でした。

ここではカット後にファストフードで軽く食事をする風景が描かれています。
ハンバーガーの袋を開ける音などの他に
それらを食べる際に咀嚼音が鳴るシーンがあるのですが
音量が小さいためにやや聴き取りにくくなっています。

確かに下品な部類に属する音ではありますが
そういった音だからこそ、聴きたい方もいるのではないかなと。

シリーズ化するようですし、今後どういったシチュを持ってくるかが楽しみです。

CV:月宮怜さん
総時間 36:22


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

保健室の先生に学ぶ催眠プレイ

サークル「パルプヒプノティズム」さんの催眠音声作品。
今作が処女作となる新規のサークルさんです。

それにしても、新規のサークルさんが本当に多いですね。
夏以降だけでも音撫屋さん、びおらんてさん、俺だけが得する音声工房さん
MASOINWASHさん、そして今回と5つのサークルさんが参入されています。
実際はもうちょっと多いのかもしれません。

本作品は保健の先生が勉強や運動で疲れた生徒の心と体を癒してくれます。
全体的にカウントと暗示がかなり頻繁に使われており
エッチシーンでも、催眠音声らしく暗示を中心に進められていますから
ある程度催眠にかかれた場合、比較的その状態を維持しやすいと思います。



一緒に気持ちよくなりましょう
黒川 咲先生が催眠を使ってスッキリさせてくれるお話。

「いらっしゃい 保健室によく来たわね」
黒川先生は安心感のある、落ち着いた声の女性。
気持ちよくなりたい、そんな願望を抱いている主人公のために
ベッドに寝かせてから彼女の言うことを聞くように約束させます。

催眠は2パートあり、合計で17分ほど。
最初は6分ほどをかけて深呼吸と脱力を行っていきます。

「君が気持ちいいと 私も気持ちいい気分になっていく」
先生は催眠は2人の共同作業であると言うなど
お互いの気持ちがリンクしていることを意識させてきます。
催眠は術者の言葉に素直になった方がずっとかかりやすいですから
自分の心が抵抗を感じない範囲で、彼女の声に耳を傾けていきましょう。

「とっても楽になって 頭が真っ白になる」
その後は彼女のカウントダウンを織り交ぜた暗示を聴きながら、心を沈めていきます。
全編を通してこの「暗示→カウントダウン」の形が非常に多いのが本作品の特徴です。
事前にどういったことを意識すればいいのかをハッキリ教えてくれますから
聴き手としては非常にわかりやすい進め方だと思います。

ただ時間が3分程度とかなり短いのと、カウントダウンでわざと0を数えないため
催眠状態に持っていく部分がやや弱く感じました。

カウントダウンで0を数えない作品は他にもあるにはあるのですが
催眠状態に落とすような重要な場面では
きちんと区切りをつけるためにも、0をカウントした方が良いと私は考えています。



先生のおちんぽバイブ
エッチシーンは28分30秒ほど。
プレイは疑似乳舐めと疑似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「じゃあ 君は自分の指を 私のおっぱいだと思って しゃぶりなさい」
先生の催眠によって彼女のおちんぽバイブになり下がった主人公は
彼女を楽しませるために、そのおっぱいを舐め始めます。

「大好きな私に従うのは気持ちいいから 君は我慢し続ける」
エッチは暗示を中心とした客観的な視点で進められています。
導入と深化で築いてきた催眠状態を維持しやすい作りと言えるでしょう。
プレイも自分一人でできますから、感情移入しやすいのではないかなと。

「じゃあ そろそろ 私のおまんこに おちんぽバイブを入れてみよっか」
プレイのメインとなるのは、21分ほどある疑似SEXシーン。
ここでは先生のおまんこに挿入していることをイメージしながらオナニーをします。
扱くペースについては特に何も言われませんから
指示通り射精だけはしないように、うまくコントロールしていってください。

ちなみに、先生は休憩なしで4回連続の絶頂を求めてきます。

疑似SEX扱いですが、実際はオナニーをするわけですし
「全身を震わせて 溜まっているものを出しなさい」
このようなセリフが出てくることから、本当に射精を想定しているようです。
とてもとてもハードなプレイと言えるでしょう。



被暗示性の高い方向けの作品
とても催眠音声らしく作られている作品です。

催眠部分は基本を押さえようとしているのがよくわかりますし
催眠をかけた後の暗示による深化も、カウントを交えながら少しずつ行われています。
エッチシーンではさらに暗示を加えていくことによって
彼女の声に従うように自然に聴き手を誘導しています。

ですが、残念ながら深く催眠に入れるかと言われると疑問を感じます。
他のパートの時間を削ってでも
リラックスから催眠へと追い込むための時間をもっと作ってほしかったです。
催眠音声としての形が整っている作品なだけに、非常にもったいなく思いました。

催眠はリラックスを重視して、最後の最後でカウントを使って軽く落としてきます。
被暗示性の高い方なら、それなりのところまでいけるかなと。

エッチは催眠にかかっていればかなり楽しめると思います。
先生の指示に従うことに幸せを感じながら、彼女とのプレイをイメージして己を慰める。
軽くなじられるシーンがあるものの、雰囲気はとっても穏やかです。
彼女の甘く切ない喘ぎ声に導かれながら、一緒の絶頂を目指してください。
連続4回の射精はまず無理ですから、最後の1回に合わせる感じでしょうか。
淫語それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音は無しです。

CV:水嶋せあさん
総時間 54:38


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

睡魔の誘惑~Sweet Dream~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

誰得さんお得意の人外シリーズ、今回登場するのは「睡魔」です。
リアルで時々「睡魔に負けるな」と自分に言い聞かせる場面があったりしますが
実体化しているところはなかなか見かけません。
催眠との相性は確かに良さそうですね。

本作品では挿し絵のイメージにぴったりな、柔らかい睡魔が
柔らかい声と柔らかい体でたっぷりと癒してくれます。
純粋な催眠ではなく、安眠も目的としているような作品ですから
寝る前に軽く聴くと心安らかに寝付けることでしょう。



疲れた体に適度な睡眠
睡魔とエッチをしたり一緒に寝たりするお話。

「こんばんはー 私? 私は眠りを司る者」
睡魔はのんびりとした口調に、おっとりした声の女性。
仕事とストレスで神経がすり減っている主人公を見かねて
彼に睡眠を与えてリフレッシュさせるためにやってきました。

「はー 落ち着くー 気持ちいいー」
睡魔は意識的に語尾を伸ばしながらゆっくりと話してくるため
その声を聴いているだけで普通に眠たくなってしまうでしょう。
自然と与えられる情報量が少なくなりますから
頭を空っぽにしやすいのもいいですね。

催眠は48分30秒とかなりの長時間。
2人そろってお布団に入った後、時間をかけてゆっくりと体を脱力させていきます。

元々の時間に余裕があるからか、脱力だけで20分近くかけるなど
睡魔のキャラと同じく、催眠ものんびりと進められていきます。
仕事で疲れた後などに聴いた場合、そのまま寝落ちしてしまうかもしれません。
体験版ではこの脱力までをフルで聴くことができます。

「ふんわりと気持ちよかった感覚が 淫らな感情に 侵されていく」
眠気に耐えた主人公に、睡魔は一転して淫らな気持ちを植え付けていきます。
ここでも時間をかけてゆっくりと心を落としていってくれますから
「気持ちよくなりたい」という心を蓄積させながら
彼女の言うイメージを頭に描いてみましょう。

まるでぬるま湯に浸かっているかのような、まったりとした催眠です。
急激に落とすようなドラマチックな展開はありませんが
底なし沼に飲み込まれていくかのような、少しずつ沈む感覚を味わえます。
個人的にはこの長さでカウントが一切無いことに若干驚きました。



珍しいプレイと下品なちゅぱ音
エッチシーンはおよそ27分間。
プレイは掛布団による全身愛撫、キス、フェラ、パイズリです。

パイズリの際に控えめな音量の、ややリアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「それじゃあそろそろ 掛布団 掛けてあげるね」
2人だけの世界にたどり着いた主人公は
そこにあるベッドの掛布団の感覚に身をよじらせることになります。

「掛布団で全身愛撫って何よ?」
ここは簡単に言うとドライパートです。
裸で掛布団をかけられ、敏感になった肌でそれを感じながらイキます。
このシーンだけは上級者向けかなと。

メインとなるのは睡魔との肉体的接触です。
ここではセルフの指示が無いのですが
結構エロいので自分で扱いて出してしまった方がいいでしょう。

「ほら やわらかいーいおっぱいが あなたのを 挟んでるよ」
一番のポイントはやはりパイズリです。
催眠に限らず、音声作品では本当にお目にかかれません。
表現がやや難しいプレイですが、きちんと効果音が入っていますから
状況をかなり把握しやすいと言えるでしょう。

エッチ全体を見た場合、プレイの性質上ちゅぱ音をたっぷり聴けます。

キスでは唇をついばんだり、吸い付いたりする音
フェラは竿を咥える前は、すすりながら舐める音
合間に軽く玉を舐める際は吸い込むような音など
舐める部位に応じて舐め方に明確な差をつけているのに加えて
全体的に音が下品です。

特にフェラで竿を咥えこんだ後に
「すびるわうっ」という感じの唾音を盛大に鳴らしながら
なかなかのハイペースで舐めてくれるシーンがたまりませんでした。
キャラがおっとりしているから、その分余計にエロく感じます。

パイズリでもおちんちんを挟み込みながら先っぽを舐めてくれます。
ここまでちゅぱ音ずくしな催眠音声は珍しいと言えるでしょう。



安眠目的だが、抜かせてもくれる作品
かなり癒しを重視した作品です。
睡魔のキャラが色々な意味で柔らかく、眠気を誘ってきます。

エッチの後に5分ほどのピロートークが入っていることも考えると
聴き手の心のケアを一番大切にしているのかなと。

ただエッチが思っていたものよりずっとエロいです。
睡魔の雰囲気はエッチに入っても相変わらずなのですが
それこそ精根尽き果てるまで吸い取るかのような
淫らなちゅぱ音を鳴らしてくれます。

催眠は前半は脱力による安眠誘導、後半はイメージによる感度上昇と
かなり正反対の性質をあわせ持っています。
威力自体は弱めで、途中にそこそこ抽象的な表現も出てくるため
ある程度場数を踏んでいる方のほうが向いているでしょう。

エッチはキスシーンが5分とやや長いのも特徴です。
普通のキスから抱き合っての濃厚なキスまでを
合間にセリフを交えながらゆっくりと聞かせてくれます。
ちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声はごく僅かです。

CV:霜月 優さん
総時間 本編…1:30:07 おまけ1…32:39 おまけ2…30:47
(おまけは体験版とほぼ同じ内容。2は1の少し短くなったバージョンです。)


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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