同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年07月

   ● agravic world


催眠淫語~年下の女の子に可愛がられる快楽編~

サークル「アイロンウェアー」さんの催眠音声作品。
「催眠淫語~お姉さんの癒らし催眠編~」の後に発売された作品で
今回は年下の女の子が癒しとエッチを与えてくれます。

本作品は前作と同様に、催眠パートの後に「オナニー」「ドライ」「添い寝」の
3つのシチュエーションが用意されており
聴き手がその中から1つを選択することになります。

その中でも特に今回初登場となるドライパートは特徴的で
できるだけエッチの直接的な表現を避けながら
心の奥底を犯すという、精神攻撃に特化した作りになっています。



女の子は勉強熱心
女の子に催眠をかけてもらい、3種類のプレイを楽しむお話。

「私最近催眠術の練習してるんだ お兄ちゃん 実験台になってよ」
女の子は甲高い声の元気な少女。
とても親しげに話しかけてくることから、兄妹のようにも思えるのですが
作中では敢えて「年下の女の子」と表現がぼかされています。

催眠の時間はおよそ34分。
深呼吸や脱力といった、オーソドックスな方法を中心として
女の子の催眠に関する話を聴いていくことになります。

甲高い声だと、催眠の時に耳に障ると思う方がいるかもしれません。
しかし本作品の場合、女の子は催眠になると
意識して声を抑えた、囁くような声になってくれますので大丈夫でしょう。

「重たくなったふりをしてみて そうしたら お兄ちゃんの脳がだまされてくれるかも」
女の子は思っていた以上に催眠に詳しく
合間合間に催眠に関する様々なノウハウを話してくれるなど
かなり初心者を意識して、丁寧に作られているのが特徴です。

3年前だと今ほど催眠音声に対する認知度は高くありませんから
そのへんを踏まえて、きちんと聴き手に配慮してくれているのはありがたいですね。

また、30分超という十分な時間があるおかげで
脱力をするだけでも12分を費やすなど
女の子はとてもとても丁寧に催眠を進めていきます。

そのおかげで、割と早い段階で意識がぼんやりとし始め
人によっては体が勝手に動く感覚を味わえるかもしれません。

アイロンウェアーさんは催眠/非催眠を問わず
作品のクオリティの高さには定評があります。
本作品も期待に漏れず
催眠パートだけでも十分にその良さを実感できることでしょう。



オナニーは初心者向け、ドライは中級者向け
エッチシーンの時間は合計で49分ほど。
プレイの内容はオナニーとドライオーガズムの誘導になります。

効果音はドライパートでのみ粘液質のくちゃ音が流れ
聴き手側でその有無を選択することもできます。

「ほら 扱いてごらん おちんちん 擦るんだよ」
オナニーパートは女の子の指示に従いながら
おちんちんを扱くことになります。

ここでは女の子が敢えて進行を遅らせたり、焦らしたりと
わざと意地悪に振る舞うことで、お兄ちゃんの体を弄ぶのが特徴です。

お兄ちゃんが自分の命令に従う事に喜びを感じるのを知っているのに
オナニーの命令をする一方で
「ねぇ 恥ずかしくないの?」
と軽く羞恥心を煽ってためらわせるなど、精神面での攻撃も行ってきます。

このように、オナニーパートはややM向けな内容になっています。
でも最後にはちゃんと甘えさせてくれるから大丈夫。

また、アイロンウェアーさんの作品ということでおなじみの
「ぴゅっぴゅー どぴゅどぴゅ」
射精音を女の子が言ってくれるシーンも登場します。

「お兄ちゃんを心の底から 頭の芯から蕩けるような
はじけるような快楽で犯してあげる」

一方のドライパートは、お兄ちゃんの心の奥底
一番大事な所をとあるものに見立てて、それを女の子がいじくりまわします。

ここでは直接的なエッチの表現が極端に減り
まさに心を犯すような
脳味噌を直接こねくり回される感覚を味わえるかもしれません。

そして最終的にはドライオーガズムを目指すことになります。
内容的に初心者だといまいち掴みにくい部分があるため
このパートはそれなりに経験を積んだ方向けだと思います。



幅広いニーズに応えられる良作
3種類のまったく別のシーンを用意することで
色々なタイプの楽しみ方ができるように作られています。

雰囲気としては全体を通してあまあまであるものの
部分的にはソフトMなシーンもあり、守備範囲は割と広いです。

「年下の小さい女の子に甘えられる」という
意外と少ないシチュであることも、かなりのポイントでしょう。

催眠部分も非常にしっかりとしていますし
万人向けのとても総合力の高い作品と言えます。

一つ説明を忘れていました。
添い寝パートは女の子に抱かれながら眠りにつく、ただそれだけのパートです。
「エロとかどうでもいい。ただただ癒されたい」という方は
エロ要素一切なしのこちらを聴いて、たっぷり癒されてください。

CV:涼貴涼さん
総時間 47:18(共通パート) 25:58(オナニー) 22:58(ドライ) 9:00(添い寝)


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2019年8月12日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/80654147.html

雑談です。
7月も今日で最終日となりました。

上旬の雑談で申し上げた通り
今月から無料の作品も扱うようになりました。
目標である1月3本をなんとかクリアできたことから
とりあえずこの点ついては、及第点と考えています。

ただ正直これ以上のペースは厳しいかもしれません。
無料を増やすということは、その分有料を減らすことになりますから。
1日1本というペースを崩す気はありません。
これ以上のペースは物理的に不可能です。

掲載した作品を振り返ると
発売当日にお送りできた作品が1本あったものの
属性だとか、サークルさんを気にしすぎて
あまり新作をお送りできなかったのが不満点です。

やっぱり旧作の方が時間が経っている分
DL数などの情報がある程度出ており
書く側としては安心して買うことができます。

でも考えてみると、ここを訪れる方々は
むしろ情報の少ない新作の方こそ、求めているのではないかなと。
そんなわけで掲載作品については
来月はもっと発売1か月以内くらいの、新作の割合を増やします。
最低でも5、できれば8くらいまでいきたいですね。

今月は一言で言うと、飛躍の月となりました。
利用者数が劇的に増え、ご連絡もちょこちょこいただくようになっています。
4か月目にしてようやく形になってきた、というところでしょうか。

でも当サイトはまだまだ始まったばかりです。
これからももっと記事の数を増やして
サイトの規模を大きくしていきます。

最低でも最初の1年間は毎日更新でいきますので
今後ともよろしくお願いいたします。

あと、私のレビューを読んだ上で作品を購入された方の中には
「書いてあることと違うじゃないか!」
内容に疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。

そういう方は遠慮なくご連絡ください。
誤解が解けるよう説明をさせていただきます。
結果的にそちらの言い分が正しいと判断した場合は
記事の内容を訂正させていただきます。

私は少なくとも嘘は絶対に書きません。
嘘を書くことで一時的な人気を得たとしても
長い目で見ると、それが確実に損になることをわかっているからです。

また、当サイトは小なりといえどもマスメディアですから
このような形で世間に情報を発信する以上
その内容に対して、一定の責任を持つ必要があると自覚しています。

ただ、催眠にかかりやすいかどうかとか
「~と感じました」といった、主観的な感覚に頼っている部分については
本当に人それぞれであるため、保証できないのも事実です。

特に催眠は、その時々の体調や精神状況、また住環境などが
かかる/かからないに大きく影響してしまいます。
そういう部分については、申し訳ございませんがご了承ください。


卒業するまで先生のおもちゃ♪

サークル「ドット*ハーフ」さんの同人音声作品。
声優の月宮怜さんが運営をされているサークルさんで
ジャンルとしては癒し系をメインに作られています。

本作品は女教師が登場するということで
内容もそうですが、個人的には挿し絵が妙に気になっていました。
やっぱり挿し絵がしっかりしている作品には
自然と目がいってしまいます。

内容の方はソフトなM向けというだけあって
主導権は終始先生が握っているものの、それほどSでもないおかげで
とてもとても優しくいじめてくれることになります。



罪を不問にする見返りとして
主人公の少年が、女教師にエッチなおもちゃにされてしまうお話。

「あらあら 先生がいない間に なーにしてるのかな?」
先生はちょっと軽い感じで話してくる、かわいい声の女性。
少年が女子用のパンツを密かに盗もうとしていた所を発見し
そのことを秘密にする見返りとして
先生のおもちゃになることを要求します。

「あーあ あなたの学生生活 この一件で全部台無しになっちゃった」
先生はこの件がばれたらどうなるかをやや大げさに話すなど
状況としては少年を脅迫しているように見えます。

ただ、先生の口調がかなり軽いおかげで
若干陰ができそうな内容でありながら
お話は思いのほかコミカルに進められていきます。



とっても甘い主従関係
エッチシーンは冒頭部分を除いた44分間。
プレイの内容はオナニー、手コキ、フェラ、キス、SEXとなります。
エッチの効果音はありません。

「さっきの先生の脱ぎたてパンツ かぶせてあ・げ・る」
先生は少年の目の前でおもむろにパンツを脱ぎ捨てると
それをオカズにオナニーするように命令します。

設定上、先生と少年は主従という関係にあるため
少年は先生の指示に従ってエッチな事をすることになります。

ただ、先生にそこまでSっ気がないおかげで
ごくわずかに焦らして意地悪するシーンがあるものの
プレイは終始甘い雰囲気で進められていきます。

また、少年の様子を観察して楽しむことに重点が置かれており
「あなたが想像している女性器は おまんこは 一体どんな形なのかしら」
ノーパンになった状態で少年の前に座り、わざと足を何度も組み替えるなど
女性に興味のあるお年頃の彼を、性的に挑発してきます。
こういうところは確かに「おもちゃ」状態ですね。

最後の「大人の男になりなさい♪」だけは若干様子が変わって
大人の女性が、男の子の筆おろしをするシーンが繰り広げられます。

「先生慣れてるから 君のおちんちんくらいで 声を上げることはありません」
先生自身が宣言しているように
このシーンではSEXをしているにも関わらず、先生の喘ぎ声はほとんどありません。
その代わりとして
体を動かすたびに漏れる、彼女の熱い吐息をたっぷり楽しむことができます。

ピストンをしている間にはほとんどセリフが無く
「はぁ はぁ」とリズミカルに吐き出される、荒い息遣いだけが聞こえてきます。
一般的な音声作品では、喘ぎ声と吐息はほぼセットになっていますから
吐息だけをピンポイントで聴けるというのは、なかなか珍しいかもしれません。



オリジナリティを感じる作品
「おもちゃ」という表現がぴったりの内容で
少年は先生にいいように弄ばれてしまいます。

そして、そういう雰囲気を漂わせながら
なんだかんだで先生は、順を追って「女」を教えてあげています。
少年も後々この事実に気が付くのではないでしょうか。

プレイ自体はとてもとてもソフトなMといったところです。
だからノーマルな方が聴いてもまったく問題はありません。

エッチについては、オリジナリティのある項目に注目してみましたが
個人的にはフェラシーンが一番抜けると思います。
童貞の少年が暴発しないようにと、ややゆっくりとしたペースで
唾が泡立つような音が節々に聞こえてくる
ねっとりとしたちゅぱ音を聴くことができます。

ストーリー的にも暗い部分はかけらもありませんし
心も体もスッキリとした状態で、聴き終えることができるでしょう。

CV:月宮怜さん
総時間 49:05


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

Last remote islandさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
今までに3つの無料作品をを発表されており
本作品は一番最初の作品となります。

作風としては、一般的な作品と比べるとストーリー性があって
順を追って聴いていくうちに、世界に引き込まれていく感じです。



あなたの願望をかなえてくれる世界
快楽だけの世界へ行き、少女とエッチをするお話。

「人はみんな 心の奥に何かしらの願望を秘めながら 暮らしているもの」
最初はナレーターのような位置づけで、淡々とした口調の落ち着いた女性が
主人公を少女のいる世界へと導いていきます。

催眠は4分間とかなり短め。
とある洞窟を探検するストーリー仕立てになっており
特に「落ちる」感覚に焦点が当てられています。

「落ちていく落ちていく 果てしない暗闇の中に 落ちていく」
何度か実際に落ちるシーンが登場しますので
別の催眠作品で味わったことのある方なら
それをイメージしながら聴いていると、すーっと催眠に入れるかもしれません。

ただ、時間が短すぎることもあって深くは入れないと思います。
事前に軽く自分の願望を増幅させるシーンはあるものの
形として心身のリラックスをすることはなく
いきなり冒険の世界へ飛び出すことになります。



少女と合わさり混ざり合う
エッチシーンはおよそ16分。
プレイの内容はフェラとSEXで、効果音はありません。
フェラとSEXは別々の音声ファイルとなっており
SEXシーンでは話すキャラがあどけない声の少女に代わります。

「この世界は あなたと私が 気持ちよくなるためだけの世界」
視覚や聴覚、さらに重力すらなく、快感だけが存在する世界で
主人公が望む姿かたちの少女と結ばれることになります。

「あなたのおちんちんの 竿の周囲をなぞるように 刺激が走る」
エッチシーンは行為の様子を伝えていくような
やや客観的な描写を主体としているため
少女が淫語を口走るシーンが若干あるものの
喘ぎ声やちゅぱ音はほとんどありません。

その一方で、むしろそれに徹しているからか、描写自体は非常に細かいです。

特にSEXシーンでは
「小さくずぷっという音を立てて あなたのおちんちんが 入り口の割れ目を押し広げる」
「おちんちんの先端が 割れ目の中に入ると やけるような熱に包まれる」
「さらに力を込めると あなたのおちんちんが ゆっくりと 私の体内に沈んでいく」

おちんちんがおまんこと触れ合って膣内に侵入し
最終的には亀頭の先端が子宮口とキスをするところまでを
少女が語る形で事細かく聴かせてくれます。

他にも精液が噴き出して、少女の子宮を白く汚す様子なども描かれていたり
何やら官能小説を聴いているかのような感覚を受けてしまいます。

そして最終的には何もない世界で少女と混ざり合い、一つになります。



小説っぽい催眠風ボイスドラマ
前半で登場する女性が、セリフを箇条書きを読むかのように進めていたり
少女も自分の痴態を客観的に伝えてくるなど
小説を朗読しているような形で物語が進められています。

さらに舞台が真っ暗な何もない世界であることから
聴き手の想像力が、それなりに要求されることになるでしょう。

催眠についてはさすがに時間が厳しいです。
エッチシーンで暗示をかけてくるようなこともありませんし
被暗示性の相当高い方ならなんとかってところでしょうか。
初心者が催眠状態に入る確率はかなり低いと思います。

エッチは客観的な描写が重視されており、こちらもイメージ主導です。
ただ有料のエロボイスと比べても細かく感じます。

亀頭と子宮口がキスするシーンなどは
漫画だとそれなりに描かれることはあるものの
音声作品で表現として登場するのはごく稀です。

総合的に見ると「聴く官能小説」といった感じです。
催眠音声としてみるのはさすがに難しいかなと…

他の2作品も追々記事にしていく予定です。
近々有料の新作を出されるようですし、そちらも楽しみですね。

CV:秋穂さん
総時間 32:05

Last remote island
http://lastremoteisland.cheap.jp/contents/
(「公開中の作品」一番上の「agravic world」が本作品になります)


ささやき庵 刹那

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。
言わずと知れた「ささやき庵」シリーズの1作品で
今回登場するのは、メインキャラである双葉の先輩に当たる方です。

夢神楽という、ささやき庵で最高ランクのささやき小町である彼女は
幻想的なお話によって、癒しの世界へ導いてくれる一方で
ベテランならではの、男心をよく心得た性のテクニックも兼ね備えており
お客様の心と体を大いに満足させてくれます。

そして、今回はお店で禁止されている本番シーンがあるのも特徴です。



落ち着いていながら、子供っぽい一面も見せてくれる刹那
ささやき庵でささやき小町の刹那にお世話してもらうお話。

「お初にお目にかかります 夢神楽 刹那でございます」
刹那は落ち着いた声の、大人っぽい女性。
今日は生憎双葉がお休みとのことなので
代わりに彼女が主人公のお相手を務めることになります。

刹那は現在のささやき庵で最も経験が豊富だそうで
非常に手慣れた感じで、主人公とのやり取りを行います。
しかし、声が挿し絵のイメージに比べてやや高いおかげで
ベテランという割には、とても若いキャラになっています。

本作品は、一番最初の26分が導入部分と癒し目的のお話(エロ要素なし)
残りの4パート46分がエッチシーンになります。
そして、本シリーズの売りである囁き声は、時間にして合計60分ほどあります。
今回も囁き声をいっぱい楽しめることでしょう

「眠っているお客様の夢の中から お客様の望むものを 読み解きます」
お話のシーンは刹那の名前の由来から始まって
星空、海、花など、自然をテーマにした内容になっています。
途中意識して深呼吸をしたり、イメージをするように指示を受けるなど
若干催眠風に作られているのが特徴的です。


ここではエロい内容が一切出てこないことと
刹那が意識して一字一句を区切って話してくれるおかげで
時間がゆっくりと流れているように感じられて、とても心が落ち着きます。

安眠効果はかなり高い方ですから
寝る前にここだけ聴いておく、という使い方も十分ありだと思います。



夢の力で最後まで
エッチシーンの時間は、先に触れた通りおよそ46分間。
プレイの内容はキス、全身舐め、手コキ、性器の相互愛撫、フェラ、SEXです。
効果音はありません。

「何をしてるかって? よ・ば・い ですよ」
前パートのしっとりとした雰囲気とは打って変わって
刹那はとってもエッチに主人公を求めてくるようになります。

エッチシーンで特に耳についたのは
刹那が男心をくすぐるようなセリフを、ピンポイントでぶつけてくることです。

例えば、シックスナインの体位で性器をいじり合うシーンがあるのですが
パンツを履いた刹那の股間が目の前にある状態のときに
「この薄い布一枚向こうには あなたの見たいものがあるのよ」
敢えて主人公が思っているであろうことを口に出すことで、相手を挑発してきます。

さらに
「刹那がフェラでイかせようと思ったのに 先にイかされちゃった…」
恥ずかしさをにじませた敗北宣言をすることで、相手の興奮を誘ったりもします。
このへんはさすがベテランといったところでしょうか。

また、目玉となるSEXシーンではセリフをかなり絞っており
上下左右に音が揺れるような、囁き状態での熱い吐息を聴くことができます。
この音が揺れるというのがポイントで
耳の色々なツボを、吐息が軽く叩いてくれるような感覚がとても心地よいです。

他にもちゅぱ音が唾液音の大きい、相手を貪るような激しい音であったりと
エッチに関するクオリティも、全体的にとても高いものがあります。



癒しもエッチも十分に楽しめるかなりの良作
癒しとエッチのメリハリがはっきりとしており
そのおかげで、刹那のまったく違った2つの顔を見ることができます。

どちらの要素もとてもとてもクオリティが高く
特にエッチシーンでは、本シリーズのネックとなっていた
SEXシーンが盛り込まれているところが大きいです。

「あまり時間をかけずにさっさと抜きたい」という方のために
一番最後のお土産パートが用意されているのもいいところ。
ここは刹那が子供をあやすような感じで相手をしてくれますから
甘えたい方にも丁度いいと思います。

総合的に見てかなりの良作と言えるでしょう。
若干お値段が高くも感じますが、満点とさせていただきました。

それにしても、このシリーズは安定してますな…
内容的にマンネリ化するかと思いきや
微妙にオリジナリティを加えて、きちんと作品ごとに差がつけられています。

CV:涼貴涼さん
総時間 1:13:21


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

白催眠 ~癒されて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。
先月紹介をさせていただいた「黒催眠 ~操られて~」と同時に発売された作品です。

作品名が白と黒、と対になっていることからもわかるように
命令を受けるような形で進められる黒催眠に対して
本作品は基本的にはあまあまな雰囲気で、意地悪をされるシーンもなく
聴き手側の好きなようにエッチを進めることができます。

そういう意味では、こちらの方がより万人向けと言えるでしょう。



白いイメージに包まれて
お姉さんに添い寝をしてもらいながら、エッチな事をするお話。

「おつかれさま 今日も色々と大変でしたか?」
お姉さんはおっとりとした口調の、穏やかな女性。
疲れた主人公を気遣っているのか
添い寝をして癒してくれることになります。
声の感じは黒催眠とほぼ違いはありません。

催眠導入はおよそ14分間。
まずは催眠に関する簡単な心得を説明してから
作品名にちなんだ「白」に焦点を当てて、イメージ誘導をしていきます。

深呼吸をさせたり、カウントダウンをしたりと
ごく一般的な催眠における要素も含まれているものの
全体を通してイメージ主導で進められていくのが、本作品の特徴です。

時間がかなり短めであるため
ここだけでは深い催眠状態に入るのは難しいかもしれません。

ただ、お姉さんの口調が非常にゆっくりとしており
特にカウントダウンの時は、10カウントを行うのに5分もの時間を使うなど
作品そのものがゆったりとした雰囲気に溢れているため
心と体をリラックスさせることはできると思います。



扱くペースも扱き方もお好きにどうぞ
エッチシーンはおよそ19分間。
プレイの内容はオナニーとSEXで、効果音はありません。

「悶々として 溜まっちゃってるものを 吐き出しちゃおう」
主人公がムラムラとしているのを感じ取ったのか
お姉さんがオナニーのサポートをしてくれることになります。

最初にお姉さんからオナニー開始の指示を受けた後
催眠/非催眠を問わず、一般的な音声作品だと
お姉さんから射精のタイミングを、ある程度指定されることになるのが普通です。

「私がぜーんぶ見ててあげるから あなたのペースで おちんちんを扱きなさい」
ですが本作品の場合、オナニーシーンに限っては
射精のタイミングを聴き手が自由に決めても構いません。
一応カウントに合わせてイク場面はありますが
どちらかというとドライでの絶頂を示唆するように作られています。

また、お姉さんがいつでもイけるようにと
「血管の浮き出た 勃起したおちんちん 赤黒く膨らんだ おちんちん」
「精液が飛び出ちゃうところ じーっと見ててあげるから」

「おちんちん」「オナニー」「おっぱい」といった淫語を
意識的にかなり多めに言ってくれます。

このように、聴き手を甘やかすかのように
これといった縛りを設けず
自由奔放にエッチを楽しめるようになっているのが特徴です。

ただ、これだと特に初心者は困るだろうということで
SEXシーンではきちんとした射精のタイミングが設けられています。

エッチシーンでも暗示をかけるなど、催眠的な要素は継続されますので
お姉さんと文字通り一つになることで
いつもと一味違った射精感を味わえるかもしれません。



聴き手側に裁量が大きく委ねられている作品
催眠がイメージ中心であったり
エッチで「いつでも射精していいよ」とお姉さんが言ってくれるなど
聴き手側のスタイルによって、楽しみ方が変わる作品です。

それは裏を返すと、自分である程度判断する必要があることになりますから
あまり初心者には向いていないのかもしれません。

雰囲気は予想通りといいますか、とってもあまあまです。
心が痛むような思いをする方は、まずいないでしょう。

エッチは淫語は多いものの
実際のプレイというよりは、状況説明的なセリフが多いです。
そのため喘ぎ声はほとんど登場しません。

最後に、同時に発売された黒催眠と比較した場合
黒催眠の方が、催眠音声としてずっとオーソドックスに作られています。
私個人は黒催眠の方が優れていると思いました。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 38:22


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ふたなり★オナホソムリエおなほってちゃん

サークル「あぐふぐヴェッチャーズ」さんの同人音声作品。
同サークルさんが最初に発売された作品になります。

「ふたなり少女がオナホの実演販売をする」という
かなり珍しいコンセプトをいきなり持ってくるところには
サークルさんのチャレンジ精神を感じます。

テレビでおなじみの通販番組のような形式を取ることで
聴き手に作品の雰囲気をわかりやすくしているのはいいですね。



ふたなり少女はオナホソムリエ
ふたなり少女のおなほってちゃんが、オナホの実演販売をするお話。

「はーい おちんぽボーイの皆さん こんばんはー」
ほってちゃんは明るくて元気な女の子。
オナホールの通信販売をするテレビ番組の司会・進行を務めており
今回もとあるオナホを己の体を使って紹介してくれます。

作品のコンセプトが「ジャパネットたかた」のような通販番組ということで
冒頭に簡単なBGMが流れたり、必要な所でちょっとした効果音も鳴ります。
ただ、あくまで雰囲気作り程度のレベルにしてありますので
エッチが絡む場面で流れて、邪魔になったりすることはありません。

視聴者からのお便りを読むコーナーや
ちょっとしたミニコーナーがあったりすることから
番組の構成自体は、テレビ番組よりはラジオ番組に近いものがあります。



カメラの前で堂々とオナニー
エッチシーンは合計で25分30秒ほど。
プレイの内容は手とオナホを使ってのオナニーになります。

効果音は挿入や射精など、くちゃ音が鳴るタイミングでのみ流れるタイプです。
全体的にねっとりとしたリアルな音ではありますが
射精音だけはちょっと水っぽくてイマイチかなと…

「オナホちゃんしっかり味わうために まずは一回 ここで 抜いておきまーす」
メインであるオナホの紹介をする前の準備として
ほってちゃんは、その可愛い声には不釣り合いな巨大なおちんぽを
カメラの前でおもむろに扱き始めます。

本作品は、エッチのプレイがオナニー1本に絞られているため
ほってちゃんが自分のおちんぽに与えられる刺激に
必死に耐えて射精を我慢する様子をたっぷり楽しむことができます。

彼女が早漏気味ということもあって
暴発しそうになるシーンが多いのもいいところです。

「はうぅぅぅ」とか「ふぐぅぅぅ」とか「ひぎぃぃぃ」とか
女の子が快楽の刺激に耐えようとする声には
やはりぐっとくるものがあります。

それが特に顕著なのが、メインとなるオナホを紹介するシーンで
「きつ きちゅぅぅぅぅ」
声を押し殺して、オナホの刺激で暴発しないようにゆっくりと扱きます。

ここでは、最初の挿入から、一度の抜き差しをするまでに4分間を費やすなど
おちんぽがオナホを押し広げて、その感覚を体になじませるまでを
非常に細かく描写しているのも特徴です。



オナホへの愛に溢れている作品
「オナホは生きている」「オナホと一緒にお風呂に入ってあげよう」と言ったり
紹介するオナホに自分で名前を付けるなど
ほってちゃんがオナホを本当に大切に思っていることが伝わってきます。

彼女のキャラのおかげで雰囲気はとっても明るく
終始リラックスした状態で聴くことができるでしょう。
属性的には、ふたなりに抵抗さえなければ万人向けです。

エッチについては、喘ぎ声が多めになっています。
おちんぽのどこをいじっているかを、きちんと説明してくれますから
彼女がオナニーで乱れる様子を想像して興奮することはもちろん
彼女と一緒に同じところを刺激して楽しむこともできます。
このへんは、ふたなりならではですね。

残念な点を挙げるとすれば
ほってちゃんが、おちんぽしかいじらなかったことです。
ふたなりというのは男と女、両方の快感を味わえるのが利点ですから
おちんぽを扱く一方でおまんこに指を入れるなど
そういうプレイが1つくらいはあっても良かったかなと。

体験版では冒頭からの9分間を聴くことができます。

CV:五十嵐ナナコさん、伊都あいなさん
総時間 42:55


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります
続きを読む

【8/20まで500円】ヴァーチャル電気拷問催眠

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。
主に無料の催眠音声を頒布されているサークルさんで
本作品が最初の有料作品になります。

またご自身でも催眠音声について
作り手ならではの辛口のレビューを書かれていました。
(現在はなぜかそのほとんどが削除されており、閲覧はできません)
催眠オナニー・同人音声の日記
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/

本作品はタイトルの通り、電気ショックによる拷問プレイという
他に類を見ない異質なジャンルがテーマとなっています。

また、作中で聴き手側に叫ぶことを要求してきます。
一応心の中で叫ぶだけでもいいとはありましたが
よりよく体感できるようにと、私はそれなりの音量で叫んでみました。



あくまで「ごっこ遊び」
お姉さんに催眠をかけられた後、拷問ごっこをするお話。

「おや どうしたんですか? 初対面みたいな顔をして」
お姉さんはちょっと残虐性の漂う、ねばっこい声の女性。
過去にSMプレイなどをしたことを忘れてしまっている主人公に対して
今回は拷問プレイを提案してきます。

声の担当がみる☆くるみさんということで
お姉さんは「搾精催眠」「ザーメンミルク催眠」とほぼ同じ感じの
嗜虐性を漂わせながらも、口調がとても丁寧なキャラです。

催眠に入る前に、まずは準備運動ということで
作中で実際に使われている、電気の流れる音を聴くことになります。
まさかリアルで電流を流されたことのある人なんていないでしょうから
そのための配慮でしょう。

電流に合わせて反応するように言われますが
うまくできなかったとしても、あまり深くは考えずに
「へーこんなプレイが後で出てくるのか」と
頭に入れておく程度でもいいと思います。

催眠導入はおよそ20分間。
深呼吸をしながら、お姉さんのお話を聴いていく形で進められます。

「拷問は 何か目的があってするもの それに至る 単なる手段なんです」
内容は主に拷問に関する話題で
拷問の意義とか、拷問における人間の心理を説明しながら
自分が実際に拷問に遭う場面をイメージすることになります。

そして、主人公にある「拷問をされたい」という
潜在的な意識を刺激していく。
一種の誘導みたいなもので、お姉さんの声が徐々に心を侵食していき
最後のシーンで、一気にすとーんと落とされることになります。

「聴いてたらいつのまにか催眠にかかっていた」というタイプで
こちらは本当に話を聴くだけという、ある意味都合のいい催眠です。
お話の内容も作品のテーマに沿ったものですから
本作品を聴くような方なら、退屈することはないでしょう。



拷問を受け、叫び声を上げるのは気持ちいい
エッチシーンは25分ほど。
プレイの内容は電気ショックによる拷問プレイです。
前述の通り、電気を流すシーンでは「ビリビリ」というリアルな電気音が流れます。

「それじゃ 拷問ごっこ 始めましょうか」
お姉さんは悪の組織の女幹部という設定で
正義のヒーローである主人公から、秘密を聞き出そうと拷問にかけます。

本作品には、フェラとかSEXといった直接的なエッチシーンはありません。
本当にプレイと呼べるものは拷問だけです。
そのため、淫語が若干出てくるものの
女性の喘ぎ声や吐息やちゅぱ音は一切出てきません。

つまり、実際に自分が拷問をされている所を想像して興奮する
いわゆる「なりきる心」が重要になってきます。

また、これはあくまで「ごっこ」ですから
実際の拷問を思い浮かべるような、どぎつい表現は出てきません。
お姉さんも当初とほぼ同じく丁寧な口調で
雰囲気は思ったよりマイルドになっています。

「言えと言われて それをしない その行為があなたをより深い
精神の坩堝に引きずり込んでいきます」

エッチシーンに入っても催眠は続きます。
彼女の命令に反抗すればするほどに
より意識が混濁していくのを感じるでしょう。

「あなたは 自分の快感のためなら何だってする 人間以下の存在」
お姉さんは「変態」を連呼するなど、やや厳しい言葉責めを交えながら
主人公の体に電流を流していきます。

それに合わせて聴き手は絶叫をすることになるのですが
なんというか、声を出していると不思議な開放感に満たされていきます。
体の中にある悪い空気が外に出ていくかのような…

それに加えて、電気のほとばしる音に脳を犯されていきます。
このへんは音を主体とした催眠音声が好きな方なら
時間が短いながらも大いに楽しめるのではないでしょうか。

このように、エッチ面はかなりぶっ飛んだ内容になっており
正直なところ、言葉にするのが難しい部分が多々あります。



一風変わったプレイや快感を味わえる作品
かなり異色の作品です。

平易な文章で書かれた専門書を読んでいるかのような
部分部分の意味自体はわかるのだけど、全体としてはうまく表現できないといった
とらえどころのないものを感じます。

催眠については、ほぼ全編を通して行われているだけあって
かなり深いところまで入ることができるでしょう。
私自身はエッチシーンの方が催眠要素は強いと思ってます。
相反する思考を要求されることによって
脳味噌をこねくり回されるような感覚を味わうことができました。

エッチについては完全に人を選びます。
直接的なエッチではなく、状況をイメージして
それに浸りきることで感じるという
ドライオーガズムを目指す方向で作られています。
作中には射精シーンも登場しません。
もちろん完全なM向けで、ノーマルな方が聴くのはさすがに厳しいでしょう。
ただ完成度は高いと思います。

総合的に見ると、催眠に特化した面白い作品という印象です。

初心者には…お薦めしません。
色々な意味で上級者向けの作品かなぁと。

本作品にはオプションファイルとして
猿轡を装着するシーン、「拷問2」パートの別バージョンが2パターン
あと別作品の追加ファイルが同梱されています。

CV:みる☆くるみさん
総時間 55:18(本編) 18:49(おまけ特典)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2017年5月28日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/71029775.html
続きを読む

【100円!ボイス34分】もの凄いアヘ声vol.3  地獄に落ちたオタクが女体化させられてアヘりたおされる罰を受け続けるボイス

サークル「黒月商会」さんの同人音声作品。
アヘ顔、アヘ声、ふたなりと、かなりニッチなジャンルの作品を
メインで作られているサークルさんです。

アヘ声というのは簡単に言えば
「喘ぎ声のぶっ壊れたバージョン」と表現すればいいのでしょうか。
「あぁん」という女性特有の甘い声ではなく
「おほぉぉぉ」とか「イっぐぅぅぅ」のような
トーンが低めの、咆えるような感じの声が多いです。

本作品はこのアヘ声に加えて
ぶっ飛んだシチュやプレイでも、聴き手を楽しませてくれます。



地獄に落ちた少年に対する重い罰
地獄に落とされたオタク少年が、体を女の子にさせられた後
エッチな地獄巡りをするお話。

「あれ? 僕は一体…」
「私は地獄の水先案内人 シキです」

男っぽい話し方をする少年と
彼の水先案内人である、丁寧な話し方ながら
ちょっと間の抜けた感じのシキという少女が登場します。
本作品は主人公である少年もしゃべります。

本編の音声ファイルは7つに分かれており
1トラック3~6分と、かなり短い時間で別々のプレイが楽しめます。

「エッチな」という単語がついてはいるものの、舞台は地獄ですから
少年は基本的には悶え苦しむことになります。
罪を償うべき人間が、楽しんでしまってはいけませんから。
その悶え苦しむ様が、アヘ声で表現されているのが特徴です。

ただ、内容が痛い部類の罰ではないことと
案内役のシキがとってもぽわぽわしたキャラであるため
地獄から想像できるような、暗いだとか、重々しいだとか
そういったマイナスのイメージは
聴いていてあまり沸いてくることがありません。

そういう意味では、結構聴ける層は広いのではないかなと。



もううまく聴き取れません
エッチシーンは時間にして28分ほど。
プレイの内容は肉体改造、乳首射精、全身に精液を注入、真空パック
淫魔スライム装着、エッチなおまる装着
と、とてもとてもぶっ飛んでいます。
効果音はありません。

「すぐエロゲみたいに 快楽で何も考えられなくなっちゃいますから」
案内役であるシキに連れられながら
少年は生身の人間ではまず耐えられないレベルの
過酷な快楽地獄をいくつも味わうことになります。

プレイの内容があまりに異質であるからか
シキが事前に割と丁寧な説明をしてくれます。
おかげで実際のプレイは、ちょっと短めになってしまっているかも。

本作品最大の特徴は、言うまでもなく「アヘ声」でしょう。
少年が感じる時の声のほとんどは、喘ぎ声でなくアヘ声になります。

「おぉほぉぉぉぉぉう んほぉう おぉほぉぉぉん」 
「ぢんぢゃう゛ぅ がんじずぎで ぢんぢゃう゛ぅぅぅぅ」
「イっでるどに イっぐぅぅぅぅぅ」

なんというか、聴き取る側も結構大変なほどにセリフが混濁しており
それが罰の厳しさを物語っています。

「さらに絶望に染まる顔が 見たいからですよ」
シキにSっ気がそれなりにあることと
少年が徹底的にイき狂わされるという展開から
Mの方のほうがより楽しめる内容だと思います。



アヘ声まみれな作品
少年が既に死んでいるという設定があるおかげで
数十年、数百年というとても長い期間に及ぶ
非常に過酷な快楽地獄を受けることになります。

アヘ声は通常のプレイに取り入れた場合
やや大げさに感じることもあるのですが
本作品はプレイがぶっ飛んでいるおかげで、そこまで違和感はありません。

ただやっぱり人を選ぶ作品ではあります。
面白いとは思うけど、抜けるかと言われると、うーむ…

値段がこの時間で100円と驚異的なコスパを誇ります。
アヘ声が好きな方なら、損をすることは絶対にありません。

本作品にはおまけとして、藤野あいさんのインタビューが同梱されています。
5分弱と短いですが、その声と仕草にはとても癒されるものを感じました。

CV:藤野あいさん
総時間 34:41(本編) 4:41(インタビュー)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

おねだり命令ボイス~幼稚園の先生風~

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。
幼児プレイという、やや珍しいジャンルの作品となります。

本作品に登場するお姉さんは、職業が幼稚園の先生ということで
いわばこの道のプロです。
ただ、今回はお仕事でしているわけではなく
恋人の要求に応えて行う、つまり疑似的なものにすぎません。

徹頭徹尾幼児プレイをするわけではない、という所が特徴です。
お姉さんの仕事の顔と、素の顔の差を楽しめるのは面白いですね。



恋人からのお願い
幼稚園の先生をやっているお姉さんが、恋人と幼児プレイをするお話。

お姉さんは大人しくて優しい声の女性。
「職場で子供に話しかけてるみたいな感じで いじめてほしいの?」
以前彼氏の言うことを一つだけ聞く、という約束をしたため
今回は彼の願いを叶えるという形で
恥ずかしがりながらも了承してくれます。

このように、割とこの手のジャンルでは多いケースである
「成人限定!大人の保育園」のような、実際の仕事風景を描いているのではなく
風俗で行うような「なり切りプレイ」をするのが特徴です。
そのため、ごくわずかではありますが
プレイ中の彼女の言動には「照れ」を感じます

「じゃあボク おめめ 閉じてみようか」
「つむってくれると すごーい嬉しいな」

実際のプレイが始まると、そこはさすがプロといったところで
お姉さんは本当の幼児に接するかのように
とても優しくて、丁寧で、温かい言葉で包み込んでくれます。

ただ、彼女のセリフには
「~でちゅね」といった、いわゆる赤ちゃん言葉は登場しません。
こだわりのある方もいるでしょうから、この点はご注意ください。



年端もいかぬ少年に、大人の世界を手引きする
エッチシーンはおよそ21分間。
プレイの内容は手コキ、オナニー、フェラ、SEXです。
効果音はありません。

「じゃあ おちんちん 先生が触ってあげるね」
大人なお姉さんが、少年に性教育をするような形で進められます。

「おちんちんは ばっちい所だから 触っちゃダメなの」
「じゃあ 先生が舐めて ばい菌 追い出してあげるからね」

ここでは、少年でも理解できるようにと
お姉さんがやや言葉を選んで説明しているところが特徴的です。

また、タイトルの「おねだり命令ボイス」の通り
作中では、いくつかこちらに復唱を指示する場面が登場します。
環境的にいけるようでしたら
実際に声に出してみた方が楽しめるでしょう。
セリフ自体はとても柔らかい表現になっています。

もちろん、男としての興奮を盛り上げるためのエロ要素もきちんとあり
フェラシーンでは「ぴた ぴた」という軽めの舐めから
「ずずー」っとすすったり、「くちゃ くちゃ」と唾液をかき混ぜたりと
セリフを少な目にして、ちゅぱ音を楽しめるように作られています。

最後のSEXシーンも、口調は変わらないながら
お姉さんの震えるような喘ぎ声を存分に楽しめます。

「おんな教えたばかりの 童貞チンポに イかされちゃうぅぅ」
このような、年端もいかない少年にイかされてしまうという
背徳感たっぷりの、ゾクゾクするようなセリフも言ってくれます。

そして、プレイが終了すると普通の女の子へと戻り
自分のしてきたことを思い出したからか、とても恥ずかしがります。
このギャップが実に可愛くてたまりません。



幼児プレイのお手本のような作品
テーマを明確に定め、基本的にはそれに従う形で進めながらも
「あくまで疑似プレイである」という、ちょっとしたスパイスを絡めることで
作品としての幅を広げています。

また、幼児と接するにあたって効果的とされている
「秘密の共有」をするシーンを取り入れているなど
よりリアリティを追及している姿勢も窺えます。

プレイ中の雰囲気は当然あまあまですし
終了後も恋人同士の仲睦まじい、和やかな空気が流れ続けますから
きっと安心して聴き終えることができるでしょう。

この手のジャンルの作品として
かなり手堅く作られていると思います。

個人的には、お姉さんがやや上気した声で
自分のおまんこを実際に見せながら
彼におまんこの説明をするところが、ぐっときました。

総時間に比べてお値段が割高のため
その分点数をマイナスさせていただいています。

おまけは恒例のふぁんさんによる雑談となります。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 24:34(本編) 7:58(おまけ)


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

↑このページのトップヘ