同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年06月



黒催眠 ~操られて~

サークル「Night Avenue」さんの催眠音声作品。
比較的ハイクオリティな催眠音声を作られているサークルさんで
本作品はその処女作にあたります。

わりと親切な催眠音声 手コキ支援編」の時にも書きましたが
今から4年近く前と、やや昔に発売された作品だけあって
導入部の注意から、催眠導入やエッチに至るまで
非常に丁寧に作られているのが特徴です。



感覚を研ぎ澄まし、無意識の扉を開く
お姉さんに催眠をかけられ、体を支配されてしまうお話。

お姉さんは挿し絵のイメージよりも
ずっと穏やかで落ち着いた感じの女性。
行間は短いですが、ゆったりとしたペースの口調で
聴き手を催眠の世界へと導いていきます。

催眠導入はおよそ11分間。

「無意識とは あなたの中に眠る 欲求や抑圧の事です」
催眠に入る前の心構えから始まり
催眠中はゆっくりと頭の中をからっぽにして
お姉さんの声にだけ集中できるようにしていきます。

本作品の特徴は、お姉さんのセリフにリズムを持たせていること。
「私の声は 気持ちいい 私の声が あなたの中で動き出す」
このように、文頭を揃える形のセリフがとても多かったり
同じセリフを何度も繰り返して、聴き手に強く印象付けるなど
シナリオだけでなく、言葉そのものにも「流れ」を感じます。

実際に聴いてみると、これが軽く韻を踏んでいるようで
なかなか耳に心地よいです。

無意識をある程度完成させた後は
体の下の方から順番に、全身を脱力していきます。

「手の甲に おもりを乗せたように 重たくなります」
ここでも割と具体的な表現を用いて
イメージのサポートをしているところに丁寧さを感じます。



あなたには 私の声しか 聞こえない
エッチシーンはおよそ19分間。
プレイ内容はオナニーのみで、効果音はありません。

「おかえりなさい 私の可愛いマリオネット」
ここではお姉さんに体の自由を奪われた状態の中
彼女の意のままに自分の手を動かされ、オナニーをすることになります。

内容的に彼女との接触も一切なく、当然喘ぎ声もないため
エロ的には淡泊に思われるかもしれません。

「金玉の中が熱い 精子の脈動を感じてください」
「射精した時の快楽を想像しながら 噴き出す精液の 一滴一滴を想像しなさい」

ただ、意外にお姉さんがやや下品な淫語を連発してくれるため
催眠状態も相まって、結構性的に興奮できるように作られています。

「あなたには 私の声しか 聞こえない」
「あなたの手は 私の意思 あなたの無意識」

エッチシーンに入っても、お姉さんの暗示はさらに続きます。

深化+感度アップの役割も兼ねてありますので
導入部で少ししか入れなかったとしても
ここでしっかりサポートしてくれます。

最後の射精シーンは、作中で教えてもらうキーワードに合わせるという
ちょっと珍しい形で行われます。
タイミングとなる時間が、30秒程度と長めに用意されていますから
合わせるのはそんなに難しくはないでしょう。



懇切丁寧な催眠音声作品
全体的に基本に忠実と言いますか、きめ細かい作りの作品です。

内容的にM向けかと思いきや
お姉さんが命令口調ながらも、声がとっても穏やかなおかげで
きつさをまったく感じません。
S寄りの方でもいけるんじゃないでしょうか。

催眠については、初心者向けと言えるでしょう。
ほぼ全編が催眠に使われているおかげで
短い時間ながらも、それなりに深いところまでは入れます。

うまく催眠状態に入ることができれば
お姉さんからのキーワードを聴いただけで
会陰部のあたりがきゅいーんとしてくる…はず。

中上級者にもできれば聴いてみてほしい作品です。
初心を思い出させてくれるような、とてもいい作品でした。

CV:ゆづき ひな。さん
総時間 34:40


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

2017年3月25日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/69892353.html


お姉ちゃんの「ちょっとHな」添い寝。

サークル「JON」さんの同人音声作品。
同サークルさんの最新作で、今回はエッチな要素も含まれています。

JONさんといえば、耳かき音声の傑作「大和撫子」シリーズにある通り
「癒し」の面で優れた作品を作られているサークルさんです。

本作品はその「癒し」要素を十分に備えながらも
的を絞った密度の高いエッチを織り交ぜることで
心も体もスッキリさせてくれる作品に仕上がっています。



お姉ちゃんに色々甘えてみよう
寝付けない弟がお姉ちゃんの部屋に行き
ベッドで一緒に寝ながら、エッチな事もしてしまうお話。

「いいよ こっちおいで 一緒に寝ようか?」
お姉ちゃんはおっとりあまあまな声の女性。
甘えてくる弟をとても可愛いと思っており
頭を撫でたり、ぎゅーっと抱きしめたりしてくれます。

JONさんの作品ということで、今回も声の担当は秋葉よいこさん。
ちょっとかすれた、とても素朴な声で聴き手を大いに癒してくれます。

一番最初の「お姉ちゃんのあまあま添い寝」はエッチ要素がないため
若干時間が短いものの、寝る前に聴けばきっと安眠に役立つでしょう。

最後のパートである「お姉ちゃんの寝息」も
タイトルの通り、静かな空間にほぼ寝息だけが聞こえてきます。
非常にゆっくりと時が流れるように感じられて
心を落ち着けるには最適な音声となっています。



ゆっくりと優しく射精させてくれます
エッチシーンは合計で35分ほど。
プレイの内容は手コキとフェラに絞られています。
プレイ時の効果音は、手コキシーンのみ手コキ音と射精音が流れます。

「エッチな気分に なっちゃったの?」
「しょうがないなぁ ほら お姉ちゃんに見せてみて」

実の姉に欲情してしまう弟に、若干呆れながらも
お姉ちゃんは結局すべて許してしまい
弟の願いを叶えてあげることにします。

手コキは13分、フェラは22分とやや長めに時間がとられており
どちらもゆっくりとしたペースで進められるため
心を落ち着けて、作品の雰囲気にどっぷりと浸かることができます。

お姉ちゃんの態度はエッチシーンでも変わらず
「よしよし可愛い子 なでなで」
弟のおちんちんに対しても、いつも弟に接するように
非常に優しく、丁寧にいじってくれます。

包皮をゆっくり剥いてくれるシーンもありますから
包茎の方にはたまらないのではないでしょうか。

エッチシーンで特に印象に残ったのが
手コキ時に流れる効果音が、非常に控えめであること。
場の雰囲気を壊さないようにと、適度に音量が抑えられています。

この音量が本当に丁度良く
メインである音声のいい引き立て役に徹しています。

「ほら いくよ おちんちん 口でぺろぺろしちゃうからね」
フェラについては、最初はパーツごとに軽く焦らすように
後半はずっぽりと咥え込んで激しく扱きあげるようにと
順を追って色々なタイプのちゅぱ音が楽しめます。

特に後半は一気にセリフの量が減って
部屋の中には「きちゅ」「ぶほっ」という律動的な音に混じって
時折、やや苦しそうなお姉ちゃんの吐息が流れるようになります。

ちゅぱ音にのみ専念できるようになっているのはいいですね。

どちらのシーンもクオリティは高めですが
個人的には手コキシーンの方が好きです。



色々な意味で安心して聴ける作品
期待していた通りの安定した癒し効果と
密度の高い、ハイクオリティなエッチを楽しむことができます。

ストーリーもとってもあまあま。
お姉ちゃんが若干焦らすことで、弟の反応を楽しむシーンがあるものの
すぐに許してくれて、弟のすべてを受け入れてくれます。
内容的には万人向けと言えるでしょう。

お姉ちゃんは、合間合間に漏れる「んっ」という吐息や
軽くあくびをしてしまう可愛い部分がある一方で
エッチの時は声が艶っぽくなったり
興奮してくると、しっとりとした荒い吐息をもらすなど
聴き手を十分に楽しませてくます。

と、まさにべた褒めな作品なのですが
残念ながら、作中で自動車のエンジン音がそれなりに流れます。
この音が気になるかどうかは、本当に人それぞれですので
作品に興味を持たれた方は、とりあえず体験版で確かめてみてください。

CV:秋葉よいこさん
総時間 55:07


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【女体化】限壊ギリッ★ラブ百合すんドメ生殺し恥獄!【催眠】

サークル「エコーズ」さんの催眠音声作品。

ほぼ女体化モノ1本で通されているサークルさんで
以前「【女体化】激あま百合愛撫され尽くし催眠【全心身ま○こ化】」という
別の作品を紹介させていただきました。
今回も例に漏れず女体化をテーマにしています。

あくまで個人的な体感ではありますが
女体化モノの催眠音声というのは、エッチ面でソフトな作品が多いです。
一番の理由は想像しにくい点にあるのでしょうけど
キスや愛撫を中心に据えている作品をよく見かけます。

本作品はそういった傾向とは相反して
結構ハードなプレイが登場してきます。



もっと深く愛し愛されたい
彼女に催眠で女の子にされた後
結構ハードなレズプレイをするお話。

彼女はちょっと気の強そうな声の女の子。
「愛っていうのは もっと こう…どこまでもどこまでも 求め合い続けるっていうか」
どうも最近主人公とのSEXに淡泊さを感じているようで
別方向からもっともっと深く愛し合うために
主人公を女性へと変えていきます。

催眠導入は18分ほど。
深呼吸を交えながら、体の上の方から少しずつ女体化していきます。

まずは心と体をリラックスし、女性になることへの抵抗心を削いだ後
「あたしに愛されて とっても可愛い女の子の顔になった」
彼女がキスをした部位が女の子になっていくという流れです。

どちらかというとイメージをさせるというよりは
「なり切る」タイプの女体化
女体の特徴である丸みとか柔らかさとか
具体的な身体の形とかを、描写していくことはほとんどありません。

最終段階で女体化した自分を確認するシーンもあることから
「自分が女の子になったらこんな感じかな?」
というのを、ある程度自分で自由に想像させるように作られています。
どちらかといえば経験者向けの内容ではないでしょうか。



本当に直前での寸止めを繰り返す
エッチシーンは合計で54分間。
プレイの内容はキス、耳舐め、指マン、アナル愛撫
バイブ/ディルド挿入、SEX(受け)
と非常に多彩です。

プレイ時の効果音はありませんが
くちゃ音が発生する場面では、彼女が擬音を発してくれて
その声にはエコーがかかっています。
例えば、おまんこに指を入れた時は「くちゅ くちゅ」といった感じ。

本作品のエッチシーンは、順番通りに聴いた場合
連続絶頂をさせられた後、寸止め地獄を味わうという
まったく正反対のハードなプレイをすることになるのが特徴です。

もう少し具体的に言うと
前半の連続絶頂では、たった3分間で4回の絶頂を迎えます
後半の寸止めでは、最低でも12回は直前で寸止めされることになります。

寸止めの方は特に手厳しくて
「今度こそ 本当にイかせてあげるからね」
という言葉を何度も繰り返しながらも
カウントダウンの最後の最後
「0」の「ゼ」を言った瞬間にストップ、これを徹底的に繰り返してきます。
ここまで直前というのはちょっと珍しいかも。



ハードなレズプレイを楽しめる作品
愛情たっぷりのハードなプレイが楽しめます。

寸止めパートでは、ややどぎついセリフを浴びせられるものの
彼女の「より深く愛し合いたい」という目的から外れているとは思えません。

実際、最後の最後は彼女も我慢ができなくなり
2人でラブラブな絶頂を迎えることになります。
愛しているからこそ意地悪したくなる、ということなのでしょうか。

催眠については、初心者にはちと厳しく感じます。
後のプレイを女性になり切って、十分に楽しんでもらうためには
ある程度別の作品で経験を積んでからの方がいいでしょう。

総合的に見ると、エッチ方面に力を入れている催眠音声です。
エッチはいい意味でえげつなくて、とてもいいですね。

エコーのかかった擬音を聴きながら
カウントダウンで連続寸止めをされると
股間がキュンキュンしてしまいます。

CV:霜月優さん
総時間 1:19:02


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【耳かきエッチ幻想譚】剣乙女の御持て成し性儀!【安眠催眠風】

サークル「pure voice」さんの同人音声作品。

耳かき、囁き、エッチ、催眠と色々な要素を含んでいる
盛りだくさんな内容の作品です。

「催眠風」というタイトルから、最初どちらに分類すべきか迷いました。
実際聴いた感じでは、催眠要素は極めて薄いと判断しましたので
当サイトでは非催眠の同人音声として紹介します。

和風ファンタジーという
音声作品では比較的珍しいジャンルをテーマにしている所が特徴です。



お那火の御持て成し
無念夢想流居合術の剣乙女、那火(なほ)に色々なおもてなしを受けるお話。

那火は挿し絵のイメージにぴったりの
凛とした雰囲気漂う礼儀正しい女性。

「いらっしゃいませ ここまで来られるには 随分難儀されたことでしょう」
戦国時代あたりを舞台に設定しているのか
やや古い言い回しを使います。

主人公は本来、那火と真剣で手合せをするために来たのですが
「異性とは戦ってはいけない」という流派の掟があるそうで
彼女と別の方法で手合せをすることになります。

まずはリラックスしてもらうために、耳かきをしてくれます。
耳かきパートの特徴としては
耳かきをしている位置によって、音の大きさが変わること。

耳の外側をかいている時は小さめの音
鼓膜の近くをかいているときは大きな音
音量によって遠近感が演出されています。

ただ、元々の音が若干小さ目なため、耳を軽くくすぐられるような
耳かき音特有の心地よい感覚は得にくいかもしれません。



ゆっくりと焦らすようなエッチ
エッチシーンは合計で47分ほど。
プレイ内容は全身愛撫、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)です。
プレイ時には控えめな音量の効果音が流れます。

「男子のお体は 過剰に高ぶっているのが常
私めが鎮めさせていただいても よろしいでしょうか?」

耳かきによって心身をリラックスさせた後は
主人公の体を戦場に見立てて
那火がエッチな攻撃を仕掛けてくることになります。

シーンのおよそ半分が全身愛撫に割かれていたり
手コキも激しく扱くのではなく、竿を握りしめるだけだったりと
全体的にかなりソフトに作られています。

全身愛撫は梵天(耳かきの後ろについているふわふわ)でさわさわする
というかなり珍しいプレイが繰り広げられます。

最初は感度を上げるためにわざと焦らすように
その後は全身を一気に快感が突き抜けるように
剣乙女としてのありとあらゆる技術を駆使して
主人公を快楽へと導いてくれます。
効果音付きですので、比較的感情移入はしやすい方でしょう。

「私の女陰は あなた様の剣の鞘でございます お収めください」
ラストのSEXシーンも聴きどころで
主人公の男根を少し入れて、少し戻してを繰り返しながら
非常にゆっくりと挿入していきます。


那火はまだ性の経験については浅いのでしょう。
やや苦しそうな様子を見せながら
このシーンだけは一人の女として、主人公の「剣」を受け入れます。
ただ、時間が4分程度と短めなのが残念です。



変わったテイストの耳かきを味わいたいのなら
和風であることを最大限にアピールするために
仏教語を織り交ぜるなど、那火のセリフに独特なものを感じます。

一応深呼吸をしたり、脱力を行うシーンがあるため
100%催眠ではない、とは言い切れないのですが
内容としては「催眠」よりは「安眠」に近い形で作られています。

耳かきシーンは那火のセリフが多めになっていて
耳かき音自体は、一般的な耳かき音声と比べると少な目です。

エッチはどちらかというと、シチュエーション重視で作られている感じです。
個人的に一番印象に残ったのは「参 柄に見立てて愛撫」。
聴く際には、是非那火の言う通りにやってみてほしいです。

体験版では「零 始まり」をフルで聴くことができます。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:10:42


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2015年08月06日追記
本作品は2015年08月05日から2015年08月17日の間、DMMにて半額で販売されています。
【耳かきエッチ幻想譚】剣乙女の御持て成し性儀!【安眠催眠風】

上記ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/36419653.html#comments
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わりと親切な催眠音声 手コキ支援編

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

お姉さんが聴き手の手コキ
つまりオナニーを手伝ってくれる作品です。
お姉さんが手コキをしてくれるわけではありません。

「わりと親切な」というタイトルの通り
催眠でもオナニーでも、描写が比較的細かいのが特徴です。

催眠音声というのは、発売時期が昔になるほど丁寧な作品が多くなります。
今ほど催眠オナニーが浸透していなかったからでしょうか。



お姉さんが明るくオナニーをサポート
お姉さんに催眠をかけられ、指示を受けながらオナニーするお話。

お姉さんは明るい雰囲気のある、やや子供っぽい声の女の子。
「さぁ オナニーの時間ですよ!」
聴き手が気持ちの良い射精ができるようにと
割と爽やかな口調で導いてくれます。

催眠導入は開始9分後あたりから始まり、時間はおよそ23分間です。
まずはとても広い部屋に自分がいることをイメージ。
これは催眠という自分だけの世界に入り込むための
下準備といったところでしょう。

催眠では18分間という大部分の時間を、脱力に費やすことになります。
本作品の特徴は、脱力において手や腕の力は抜かないこと。

今回の催眠は、あくまで聴き手がオナニーで気持ちよくなるために行います。
だから聴き手がオナニーをできるように
手や腕には力を残した状態で進められるわけです。
むしろ他の部分で脱いた力を、手や腕に集めていく形で進められます。

また、催眠パートからお姉さんの声が右へ左へと動きます。
今から2年半前と、かなり昔に発売された作品でありながら
バイノーラル編集が施されているのも特徴です。

ただ、当時はまだ技術が確立されていなかったのか
音自体はあまり立体的には感じません。
このへんは仕方の無い事だと思います。



カウントに合わせてシコシコします
エッチシーンは合計しておよそ33分間。
プレイ内容はオナニーとお掃除フェラです。
プレイ時の効果音はありません。

「手を動かしてください 私が じーっと 見ててあげる」
お姉さんから出される指示に従いながら
おちんちんの感度を少しずつ高めていくことになります。

お姉さんの指示はとても細かく、おちんちんの触り方はもちろん
同時に行う乳首への愛撫においても
具体的に指をどのように動かすかまで、詳しく教えてくれます。

オナニーの際に乳首をいじらない方でも
問題なくついていける内容だと思います。

ちょっと珍しいのが射精直前のシーンで
お姉さんのカウントダウンに合わせて、おちんちんを扱きます。
ここでもできるだけ感度を上げるために
最初はゆっくり、その後は早めに、といったように
緩急をつけながら何度も寸止めを繰り返します。

力を溜めに溜めた後に行う射精は
きっといつもとは違った感覚を味わえることでしょう。



じっくりとオナニーを楽しみたい方向けの作品
たった1回の射精のために、お姉さんがたっぷりと時間をかけて
「わりと親切」どころか「とても親切」に導いてくれます。

乳首を同時にいじるシーンもあることから
最近「ラビットストラテジー」等の影響を受けて注目されている
乳首オナニーを試すきっかけとしても向いています。

催眠についてはやや変則的ではありますが
別に手の力を残そうとか、余計な事を考える必要はありません。
催眠にかかっていれば手が勝手に動いてくれる、そんなものです。
初心者が聴いても大丈夫な内容だと思います。

エッチはある程度オナ禁をした状態で聴いた場合
途中で暴発してしまうかもしれません。
作品の冒頭でお姉さんが言うように
うまくコントロールして、射精しないように気を付けてください。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:07:47


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2017年3月1日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/69450666.html


いつでも冷静で面倒見のいいあね

サークル「MooNSHINeR」さんの同人音声作品。
多種多様な女性のタイプやシチュエーションで
比較的長編のボイスドラマを作成されているサークルさんです。

MooNSHINeRさんの作品全般に言えるのは
作品説明に、プレイの内容がしっかりと記載してある事です。

まず作品の詳細をきちんと確認してもらって
納得した上で買ってもらおうと考えているようです。
それはつまり、作品自体に自信を持たれているということなのでしょう。

また、ボイスドラマと銘打っているだけあって、作品に流れがあります。
本作品においても、登場する姉弟が少しずつ歩み寄っていく様子が
とてもきめ細かく描かれています。



何でも面倒を見てくれる姉
主人公の弟が、その姉にエッチな面倒を見てもらうお話。

姉は学生にしてはとても落ち着いていて、優しい声の女性。
「あなたの面倒は ずっと私が見てきたのだから これからも見続けてあげるわ」
小さい頃から弟の面倒を見ているようで
今日も家庭教師として、弟の勉強を見てあげています。

ストーリーとしては、性に興味を持ち始めている弟に対して
大事な勉強の妨げにならないようにと
姉が性欲処理をしてあげることになります。

これ自体は別に作品説明を読めばわかる事ですし
私も聴く前は、そういう流れになるだろうことは予想していました。
ただ、実際のところは若干違います。

確かに基本的には弟が性的な快楽を求めて
姉への要求をエスカレートさせていくことにはなるのですが
それ以上に姉の快楽への欲求がエスカレートしていきます。

つまり、結果的には姉の方がずっとのめり込んでしまうわけです。
本作品では関係がより親密になるにつれて
冷静だった姉が淫乱になっていく様子を聴くことができます。



愛する弟にすべてを捧げる姉
ほぼ全編がエッチシーンとなっていますが
結構やり取りに時間を費やしているおかげで
実際のエッチシーンは1時間20分くらいです。

プレイ内容はキス、手コキ、フェラ、クンニ、シックスナイン、SEXととても豊富。
プレイ時には効果音の有無を選択できます。

登場人物が未成熟な男女ということもあって
姉が手コキをする際に、弟にやり方を聞いたりするなど
エッチシーンの際には、2人の性に対する非常に初々しい様子が窺えます。

「あーあ 私だって勃起に興味あったんだけどな…」
姉はクールな様子とは裏腹に、それなりに性への関心を持っています。
弟と一緒にお風呂に入るのは、彼の背中を流す以外に
おちんちんを直に見てみたかったからかもしれません。

「初めて嗅ぐ匂い でも嫌いじゃないわ きっとあなたの精液だからね」
他にも初めて精液を見た際に、熱心に匂いを嗅いだり
味を確かめてみたりなど、貪欲な部分を見せてくれます。

「せっくすぅ 弟とせっくすぅ」
そして、最後は弟との禁断の恋に堕ちてしまいます。
普段の冷静な様子とのギャップがたまりません。

さらに、近親相姦という背徳的なシチュが
2人の関係をより燃え上がらせています。
「禁断の恋」というフレーズには、どうしても興奮してしまうものを感じます。



近親相姦モノとしてかなり楽しめる作品
終始暴走気味の弟を何とかなだめようとしている姉ですが
結局は弟にいいようにされてしまいます。

「SEXだけは、近親相姦だけはなんとしても避けないと」
姉弟としてのけじめをつけるために、この一線を守り続けてきた姉も
最後の最後で弟に処女を捧げることを決心し
その後はSEXの快楽に溺れていきます。

弟が姉を好きである以上に、姉は弟を愛している。
その気持ちが強く伝わってきました。


個人的に気に入っているシーンは05と06です。
05は初めて異性に自分の一番大事な所を見られて、とても恥ずかしがる姉の様子が
06は性的快感に初めて触れた時の、姉の戸惑う様子がとても可愛いです。

プレイの幅も広いため、別に姉ショタ好きでなくても
色々な属性の方に聴ける内容だと思います。

抜きどころが色々とある作品ですが
各シーンごとに音声ファイルが分割されているおかげで
お気に入りの場面へすぐ飛べるのもいいですね。

CV:めひこだぉさん
総時間 1:47:13


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

されるがまま!~満員電車でOLさんに~

サークル「Ak Voice」さんの同人音声作品。
声優の紅月ことねさんが、個人で運営をされているサークルで
昨日発売されたばかりの最新作になります。

本作品は電車内での痴漢行為という
割とマニアックなシチュが楽しめるのが特徴的です。

つい最近紹介をさせていただいた
『立体音響!電車で、電話で、お部屋で♪おねぇさんにイタズラされる音声』
内容的には似ている部分があるものの
登場する女性のタイプによって
音声作品としての明確な違いが打ち出されています。



隙を見せて誘い込むOLさん
満員電車の中で、OLにエッチな事をされてしまうお話。

OLはとても色っぽい声の女性。
帰宅ラッシュの時間帯ということもあって
電車内は人混みの熱気でかなり暑くなっています。

そんなごく自然な状況を利用して、ターゲットに近づき
「あぁ すいません 胸元開けちゃって だらしないですかね?」
自然に隙を作ることで、まずは相手の興味を惹こうとします。

作中には駅の発車ミュージック、ドアの閉まる音、駅構内のガヤ音など
電車内でのひと時として、場を盛り上げる効果音が登場します。

「立体音響~」と違って
電車が走っている際の騒音は流れませんので
本作品の方が、音声自体は聴き取りやすくなっています。



主導権を常に握り、まさにされるがまま
エッチシーンはおよそ30分間。
プレイの内容は耳/鎖骨/乳首舐め、手コキ、性器の相互愛撫です。
効果音は手コキ音だけあります。

「見たいんなら 見てもいいんですよ」
主人公の反応から、こういった行為を望んでいると見抜いたOLは
とても大胆にアプローチをかけてきます。
そして、基本的にはOLが一方的に責め続ける形になります。

プレイの特徴としては、タイトルの通り「されるがまま」であること
おちんちんを手で弄ぶOLに興奮して
主人公がそのたわわなおっぱいに触れようとすると
「どうしてあなたなんかに 私の胸を触らせてあげないといけないの?」
彼女はやや語気を強めて激しく拒絶します。

このように、主人公はOLからの許可がおりない限り
自分のやりたいと思うことは一切やらせてもらえません。
あくまで痴漢行為をするのはOLであって
主人公はその言うことに従う、という主従関係のようなものが存在しています。

さらに、OLはここが電車内であることを
その都度主人公に告げたり
自分たちの痴態が周りに知られ始めていることを、敢えて教えることで
「ここでお姉さんに射精させてもらえたら きっと気持ちいいだろうな」
という快楽への欲求と
「周りの人にばれたら変態と思われて 最悪通報されてしまう」
という危機感との板挟みにすることで
彼自身に内在する背徳感をさらに煽り立てます。

実際にこういうことをやっていた場合
捕まるのは大抵男性側ですしねぇ…

手コキ音については、粘液質のリアルっぽい水音ではありますが
所々に「ジョリ ジョリ」という音が入るため、やや硬い印象を受けます。



心と体を一方的に弄んでくれる作品
邂逅から別れの時まで、まさに「痴女」と呼ぶにふさわしい
OLの流れるような手腕が光ります。

主人公が絶対に拒絶できないとわかっていながら
敢えて「逃げ出してもいい」と突き放すなど
「立体音響~」に比べると、その言動はずっと露骨で作為的です。

プレイの内容もあくまで自分が楽しむことを第一にしており
一種のプロ意識のようなものを感じます。
内容的にかなりM向けの作品と言えるでしょう。

シチュも同人音声としては少ない部類ですし
良作と言える作品だと思います。
ただ、総合的に見て「立体音響~」と比べた場合
やはり及ばないとも思います。

CV:紅月ことねさん
総時間 41:27


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

万引きJKのペットにされてしまった僕

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。
「背徳」を前面に押し出した作風で有名なネイティファスさんの
今回のテーマはJKです。

音声作品でJKモノというのは何故か少ないです。
色々と厳しくなっているご時世ですから、仕方がないのでしょうけど…
制服を着た女性の写真を掲載していたら
サイトごと削除されてしまうらしいですし。



万引きJKはとっても無邪気
コンビニ店員の主人公が、捕まえた万引きJKに言いくるめられ
最終的にはマゾペットにされてしまうお話。

JKは気の強そうな声の女の子で
「そんなこと わたし しませ~ん」
万引き現場を押さえられ
バッグから見つかった商品を突きつけられているにも関わらず
最後までしらを切ろうとします。

敢えて語尾をのばしたセリフや
若干バカっぽい言い回しがいかにもJKっぽいです。
声はフルトラさんの「双子」シリーズとほぼ同じです。

JKの印象としては、小悪魔というよりは無邪気と言った方がいいかなと。
確かに作為的に主人公を陥れてくるシーンがあるのですが
その声や行為自体にはあまり悪意を感じません。
自分の行っている事の重大さを、十分に認識できていないように見えます。



「お兄さん」から「マゾ豚」へ
エッチシーンは合計すると40分ほど。
プレイ内容はキス、足舐め、足コキ、オナニーです。
プレイ時の効果音はありません。

「ねぇ 脚フェチのお兄さん わたしの前に跪いて」
早くから主人公の脚フェチとマゾ体質を見抜いていたJKは
そこを突くことで窮地を脱し、逆に彼を従わせようとしてきます。

主人公の属性を生かして
「脚/足」に注目したプレイがあるのが本作品の特徴です。
服従の証としては定番となっている足舐めはもちろん
JKの踏み付けで射精してしまったり
おいしそうな太ももと、ちらりと見えるパンティを見ながらのオナニーなど
テーマをうまく絡めた演出が光ります。

格付けがついたあとは徹底的にペットとして扱われるため
主人公は彼女の体に触れる事すら許されません。
そういう意味ではかなりソフトなエッチではありますが
JKの脱ぎたてパンティを、自分が履いてオナニーするなど
数々の変態的な羞恥プレイが、M方向の興奮を掻き立ててくれます。

調教につきものの言葉攻めについては
ご主人様がJKということもあってか、そこまで厳しくはありません。

所々で「変態」や「マゾ豚」を連呼するシーンがあるものの
「ほら どんどんドキドキする JK様に心を支配されてる」
どちらかというと催眠をかけていくような感じで
主人公の心を屈服させようとしてきます。



シチュエーション重視の羞恥系作品
「JKに調教されて、ぶざまな醜態を晒しながら射精する」
Mにはたまらないシチュエーションを楽しめる作品です。

直接的な刺激よりは、羞恥心による精神攻撃に注力されています。
裏を返せば、これらに興味関心があるかどうかで
本作品に対する評価は大きく変わるでしょう。

後半のプレイは犯罪が絡んでくることによって
かなりの背徳感が演出できていると思います。
ただ、ちょっと展開がJKにとって都合よく進みすぎじゃないかな?と…
Jkの狡猾さよりも、主人公の迂闊さの方に目が行ってしまいます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 53:08


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

催眠性感マッサージ~アルラウネ編~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。
もうシリーズと言っていいほどに数多く作り出されている
同サークルさんの人外モノの催眠音声です。

今回はアルラウネという、やや珍しいモンスターが登場します。
RPGなんかだと中盤あたりに出てくる敵で
眠りとか麻痺とか、状態変化を得意とするイメージでしょうか。

本作品では植物系モンスター特有の
やや珍しいエッチが楽しめるようになっています。



穏やかな物腰でのお願い
突然やってきたアルラウネさんに催眠をかけられ
優しく精液を吸い取られてしまうお話。

アルラウネはややおっとりした感じの、優しい声の女性。
「私はね アルラウネ あなたを気持ちよくしに来たのよ」
主人公に対して害意のないことをはっきりと伝えた後
気持ちよくする代わりに、精液をくれるように交渉します。

誰得さんの作品ということもあって
特にモンスターに喰われるような展開になる心配もなく
終始穏やかな雰囲気の中、ゆっくりと進められます。

催眠導入はおよそ11分間。
軽く深呼吸をして心身を落ち着けてから
自分がお風呂に浸かっていることをイメージ。
湯船でゆったりとしている様子を想像しながら
心と体を解きほぐしていきましょう。

最初は「ここでなぜお風呂?」と疑問に思っていたのですが
その後のエッチシーンが平たく言うとローションプレイでして
「何か温かいものに全身を包まれる」という感覚をイメージするために
お風呂という現実にあるものを用意したのでしょう。



淫靡で温かい蜜に包まれ、とろとろに
エッチシーンは合計で42分ほど。
プレイ内容は蜜による全身マッサージ、花コキ
前立腺マッサージ、同化
と異色のラインナップ。
プレイ時に効果音はありません。

「まずは たっぷりの蜜で 全身を とろとろにしてあげる」
アルラウネは彼女だけが分泌する特殊な蜜を
主人公に塗り付けることで、より気持ちよくなってもらい
より美味しい精液を大量に吐き出せるようにしていきます。

この蜜によるマッサージが実に長くて、時間にして22分もあります。
内容的には催眠深化の役割も担っており
導入部分で掴みかけている感覚を、よりはっきりとさせるため
温かくてにゅるにゅるな蜜を、体のパーツごとにゆっくりと、丹念に塗り込むことで
全身を気持ちよく脱力させ、性感帯に変えていきます。

リアルだとAVあたりで見かけるローションプレイですね。
あのへんを観たことがある方なら、より簡単に想像できるでしょう。

花コキや同化というプレイは、アルラウネならではと言ったところ。
花コキは文字通り手コキの花バージョン
蜜のたっぷり滴る花弁を使って、おちんちんを扱いてくれます。
イメージとしてはオナホで扱かれる感じでしょうか。
花弁で亀頭を刺激しながら、ゆっくりと射精へ導いてくれます。

同化は名前の通りです。
といってもブラックな展開にはなりませんから、そのへんは大丈夫。



心も体もあったか、にゅるにゅる、とろとろになる作品
蜜を使ったローションプレイという
やや特殊なエッチシーンを聴くことができます。

アルラウネもとっても優しくて温かいキャラ。
その声を聴いているとホッとして、意識がぼんやりしてしまいます。

催眠はイメージ中心で進められますが
全身マッサージの時間も合わせると、37分とかなり長いことから
比較的深いところまで入れると思います。
聴き終わって1時間くらい経った今でも、頭の中がぽわぽわしています。

エッチは内容的にやっぱり効果音が欲しかった。
この内容でくちゃ音が無いのはもったいない気がします。

アルラウネ自身が作中で「体調を整えてあげる」と言っていたように
エッチよりも、心身のリフレッシュをメインにしている作品と思われます。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:01:21


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ヤンデレ彼女に愛されてしまう音声

サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。
以前紹介した「ヤンデレメイドに愛されてしまう音声」の続編にあたる
久々のヤンデレモノになります。

前作はヤンデレと言うにはやや表現がソフトで
サークルさんにもそういった意見が、リスナーから送られていたそうです。
今作はその点を踏まえた上で作られました。
実際のところ、前作よりはヤンデレ度がパワーアップしています。

まず一つだけ注意点。
本作品の製品版には、それなりにグロテスクな表現が登場します。
音声作品ですから、トラウマになるようなことはさすがにありませんけど
とりあえず食事前にだけは聴かない方がいいでしょう。



まっすぐに好意を寄せてくれる彼女
ヤンデレな彼女「狂歌」と一緒にお昼を食べながら
エッチな事もしてしまうお話。

狂歌は挿し絵と比べると、ちょっと幼い声の女の子。
愛する主人公のために日々料理を勉強し
今日は大好物の肉じゃがを食べさせてくれるそうです。
学生時代にごく一部の方だけが経験できるイベントですね。
羨ましい。

「大好きだから いつでも一緒にいたいの」
狂歌は主人公のことが大大大好き。
異常なほど彼に夢中になっており
2人でいる時は自分の気持ちを素直に告げてくれます。

狂歌の第一印象は「とても健気な女の子」といったところで
ヤンデレっぽい要素は、最初の時点ではあまり感じません。
ただ、所々で独占欲の強い部分を見せてきたり
軽くヤンデレモードに入って、声のトーンが落ちるシーンがあります。
この声のギャップには、ちょっとした悪寒を感じてしまうかも。



自分だけをずっと見ていてほしい だから…
エッチシーンはおよそ31分間。
プレイの内容はキス、耳/首筋/乳首舐め、性器の擦り合わせ、SEXです。
プレイ時の効果音はありません。

「じゃあ あなたのこと食べちゃうね」
主人公がエッチの好きな女の子が好き、ということを知っている狂歌は
ここでも彼の欲求に応えるために淫らに振る舞ってくれます。

プレイの特徴としては、前半のキス~舐めのシーンのウェイトが大きいこと。
特にキスと耳舐めがとても長く
「この人は私だけの物 その証を体に刻み付けたい」
ヤンデレ特有の独占欲を、強烈に印象付けるようなプレイが行われます。

SEXシーンにおいては、クリトリスと亀頭を擦り合わせるシーンが珍しいかも。
残念ながら効果音はありませんが
2人のとろとろになった粘液が吸い付き合って
ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てている様子が想像できて興奮を誘います。

ふぁんさんお得意のアヘ声ももちろん登場します。
「せっくすきもひいぃぃ せっくす せっくす せっくすぅぅぅぅ」
主人公に挿入されると、涎を垂らしながら歓喜の声を上げ
今日は安全日であることを強調してから
「一番奥 子宮に 赤ちゃんの素 注いでくださいぃぃ」
男の喜びそうなセリフで中出しを懇願します。

このように、エッチシーンにおいても基本ラブラブな展開が繰り広げられます。



最後の最後で一気に叩き落される作品
ここまで読んだ方の中には
「別にヤンデレと言うほどの内容でもないんじゃね?」
「ヤンデレ彼女」というタイトルに
疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。

違うんです。
この作品の最大の山場は、エッチ終了後の最後の6分間にあります。
率直なところ、想像以上にグロい内容でした。

私は洋ゲーを結構プレイしているおかげで
首を切断されるとか、内臓が飛び出るとか
ある程度グロには耐性がある方だと思っています。

それでも本作品を聴き終えた後、軽い嘔吐感がこみ上げてきました。
精神面に自信の無い方は、エッチが終了する40分あたりで
再生を停止することをお薦めします。

本当に最後の最後で一気にブラックになる同人音声作品です。

恒例のおまけ音声には、本編のネタバレが大量に含まれています。
必ず本編を聴き終えてから聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…46:15 おまけ…14:05


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります
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